JPH04298325A - 横延伸装置 - Google Patents

横延伸装置

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JPH04298325A
JPH04298325A JP8585091A JP8585091A JPH04298325A JP H04298325 A JPH04298325 A JP H04298325A JP 8585091 A JP8585091 A JP 8585091A JP 8585091 A JP8585091 A JP 8585091A JP H04298325 A JPH04298325 A JP H04298325A
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pulleys
stretching
belt
pulley
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Jin Nouchi
野内 甚
Yukihiro Noguchi
野口 幸▲廣▲
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Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばネットなどの
網状体を横(幅)方向に延伸する横延伸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性樹脂からなるネットなど
の網状体を横方向に延伸して横方向の強度を増加させる
横延伸装置が知られている。
【0003】このような横延伸装置として特公昭57−
30368号公報に開示されたものがある。これは、ほ
ぼ同一平面内で互いに逆回転する左右一対のプーリとそ
の回転方向に互いに末広がり円弧軌道を取る半円外周に
沿って案内される1組の循環ベルトを有する横延伸装置
である。この横延伸装置では、上記左右一対のプーリの
中間に膜・繊維材を導入し、その両耳端部を左右のプー
リの外周部とベルトの間に挾んで把持しプーリの末広が
り軌道に準じて膜・繊維材を横方向に延伸する。膜・繊
維材の両耳端部を確実に把持するために、ベルトとして
はVベルトが多く用いられ、プーリの外周部にはこのV
ベルトが入るV溝が設けられている。膜・繊維材の耳部
は、Vベルトの張力によりプーリのV溝内に押圧され把
持される。
【0004】別の横延伸装置として特開昭62−978
25号公報に開示されたものがある。これは、同一平面
内または一定角度で末広がり軌道を持つように配置した
左右の円盤の中間に網状体を導入し、その両耳端部を左
右円盤の外周部で把持し、左右円盤の末広がり軌道を進
ませて網状体を横方向に延伸する装置である。両耳端部
を把持する方法として円盤外周に多数本のピンを備え、
このピンで網状体の両耳端部を引掛けて把持する態様が
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特公昭57−3036
8号公報に開示された横延伸装置では、延伸する膜・繊
維材の剛性が大きいと、膜・繊維材がプーリのV溝およ
びVベルトに沿って変形し難くなる。そのため、膜・繊
維材を押さえ難く、また押さえた膜・繊維材の両耳端部
が外れやすい。延伸する膜・繊維材としてネットなどの
網状体を用いた場合も同様である。一旦外れてしまった
膜・繊維材の両耳端部を再度横延伸装置に把持させるの
は作業上大きな手間となり、生産性も低下しコストアッ
プにつながる。
【0006】特開昭62−97825号公報(該公報の
第1,2図)に開示された横延伸装置では、「ハ」の字
状に配置した円盤の開き角を大きくすると、網状体がピ
ンから外れる。ずなわち、開き角が小さく円盤が平行に
近い状態では、円盤の半周にわたって網状体を引掛ける
ことができるが、開き角が大きくなりほぼ90度以上(
特に開き角が180度に近付き円盤がほぼ同一平面内に
ある場合など)となると、ほとんど1/4周しか網状体
をピンに引掛けることができない。したがって、延伸倍
率が大きくできない。
【0007】本発明はかかる従来技術の問題に鑑みてな
されたものであり、横延伸しようとする網状体の剛性の
大小にかかわらず、網状体の把持を外すことなく横延伸
できる横延伸装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、帯状の網状体を幅方向に延伸する横延伸
装置において、一対のプーリと、これらプーリにそれぞ
れ掛け渡され、上記プーリとの間に網状体の幅方向端部
を挟持して網状体を末広がりに搬送する一対のベルトと
、上記プーリとベルトのうちの少なくとも一方に設けら
れ、網状体の幅方向端部を掛止する突起とを具備したこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【作用】網状体の幅方向端部をプーリとベルトで挟持す
るとともに突起で掛止する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜3を参照し
ながら説明する。
【0011】図1中、符号1は例えば横方向に沿うスリ
ットを有し高密度ポリエチレン層と低密度ポリエチレン
層を有する多層熱可塑性樹脂フィルム等からなる網状体
(横方向に多数のスリットが形成されたもの)としての
ネット2を横方向に延伸する横延伸装置を示している。 この横延伸装置1は、温水等の浴液3を貯留する温浴槽
4を有している。この温浴槽4内には、一対の延伸プー
リ5a,5bが所定間隔離間して設けられている。各延
伸プーリ5a,5bの周囲には、複数のガイドプーリ6
a,7a,8a,9a,6b,7b,8b,9bが設け
られている。各延伸プーリ5a,5bおよびその周囲の
ガイドプーリ6a,7a,8a,9a,6b,7b,8
b,9b間には無端延伸ベルト10a,10bが掛け渡
されている。すなわち、この無端延伸ベルト10a,1
0bは、延伸プーリ5a,5bのほぼ下半分の外周を経
て左右対称に循環するようになっている。これにより延
伸プーリ5a,5bと無端延伸ベルト10a,10bと
によって末広がり軌道が形成される。この軌道部分は温
浴槽4中の浴液3に浸漬されている。延伸プーリ5a,
5bの外周部にはピン(突起)20が多数設けられてい
る。
【0012】図2は、図1の一方の延伸プーリ5aと無
端延伸ベルト10aを示す。図3は、図2のX−Xまた
はY−Y断面図を示す。延伸プーリ5aの外周面22に
はV溝が設けられておらず平坦となっている。この外周
面22上のプーリ5aの一面13に近い端部にピン20
aが、外周面22上の円盤5aの他面14に近い端部に
ピン20bが、それぞれ多数設けられている。ベルト1
0aはピン20aとピン20bの間に入り込むようにな
っている。
【0013】図1〜3を参照して、この実施例の装置の
動作を説明する。
【0014】導入されたネット2の左右両端の耳部は、
図1のb点およびb′点において無端延伸ベルト10a
,10bと延伸プーリ5a,5bとの間に把持される。 ネット2は約 100℃の温水等の浴液3中で加熱され
ながら延伸プーリ5a,5bの外周に沿って末広がりに
搬送されつつ6 〜10倍程度横軸方向に延伸され、軌
道の末端のc点およびc′点で解放される。このとき、
図2,3に示すように、b点で把持されたネット2はd
点に至るまでは図3の符号21に示すように位置し、矢
印Aのように引張られ延伸される。ネット2の耳部は平
面状態のまま(すなわち従来のようにV溝とVベルトに
沿って変形することなく)ピン20aとピン20b(特
に20a)に掛止されベルト10aにより押さえ付けら
れているので、外れることがない。同様に、ネット2の
耳部がd点からc点に至るとき、ネット2は図3の符号
22に示すように位置し、矢印Bのように引張られ延伸
される。このときもネット2の耳部は平面状態のままピ
ン20aとピン20bに掛止されベルト10aにより押
さえ付けられているので、外れることがない。ネット2
のもう一方の耳部もベルト10bと延伸プーリ5bによ
り同様に把持されるので説明は省略する。
【0015】以上のようにして延伸されc点およびc′
点で解放されたネットは延伸済みのネット11としてガ
イドロール12a,12bにガイドされ導出される。
【0016】図4〜6は、延伸プーリに設けるピンとベ
ルトの別の実施例である。他の構成は図1と同様とする
。図4は、プーリ5aの外周面上のネット2端部の側(
プーリ5aの一面13に近い側)にピン31を設け、こ
のピン31に沿うようにベルト32を配置した例である
。図5は、プーリ5aの外周面上の中央部付近にピン3
2を設け、このピン32の両側に2本のベルト34,3
5を配置した例である。図6は、プーリ5aの外周面上
の中央部付近に溝39を設け、ベルト36の内周の中央
部付近に溝39に入込むようなピン38を配置した例で
ある。いずれの例においても、ネット2の耳部がb点か
らd点に至るときネット2は符号21に示すように位置
し、d点からc点に至るとき符号22に示すように位置
して、延伸される。それぞれ、ネット2の耳部は平面状
態のままピン31,33,38に掛止されベルト32,
34,35,36により押さえ付けられているので、外
れることがない。
【0017】本発明は延伸プーリを「ハ」の字状に配置
した横延伸装置にも適用することができる。図7は、こ
のような横延伸装置の例を示す。この横延伸装置40は
筐体41を有する。この筐体41内には、一対の延伸プ
ーリ42a,42bが「ハ」の字状に配置されている。 各延伸プーリ42a,42bの周囲には、複数のガイド
ローラ43a…,43b…が配置されている。これらガ
イドローラ43a…,43b…には無端状の延伸ベルト
44a,44bが掛け渡されている。この延伸ベルト4
4a,44bは、さらに延伸プーリ42a,42bのほ
ぼ半周に亘って掛け渡されている。これら延伸プーリ4
2a,42bおよび延伸ベルト44a,44bとによっ
てネット2の両側縁を狭持搬送する末広がり軌道が形成
される。ネット2はこの末広がり軌道に沿って搬送され
ることにより横方向に延伸され、延伸済みの網状体11
となる。末広がり軌道の基端側には、導入ロール45が
配置され、末広がり軌道の末端側には延伸プーリ42a
,42bと延伸ベルト44a,44bとの狭持を解除さ
れた網状体11を延伸プーリ42a,42bから導出す
る導出ロール46が配置されている。さらに、筐体41
内に熱風を供給する熱風発生装置(図示しない。)が設
けられている。延伸プーリ42a,42bの外周に設け
るピンおよび延伸ベルト44a,44bとしては、例え
ば上記の図3,4,5,6に示したようなものが用いら
れる。
【0018】上記の各実施例によれば、ネットの耳部は
変形されることなく平面状態のまま延伸プーリの外周面
とベルトにより把持され押さえ付けられる。したがって
、ネットの剛性が大きくても、ピンで掛止しているので
ネットが外れることがない。また、ベルトの張力を弱く
することができるようになる。さらに、ピンがあるため
ベルトが外れることも防止できる。
【0019】なお、本発明は剛性の小さい網状体にも適
用することができる。この場合、V溝を設けたプーリと
Vベルトの組み合わせにピンを設けてもよい。
【0020】また、突起は、プーリおよびベルトの双方
に設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プーリの外周部または循環ベルトの内周部に網状体を掛
止するための突起を具備しているので、網状体を変形す
ることなく平面状態のままプーリと循環ベルトで挟み押
さえられる。したがって、被延伸材である網状体の剛性
の大小にかかわらず網状体の把持が外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例に係る横延伸装置の斜視図
【図2】  図1の横延伸装置の延伸プーリと延伸ベル
トを示す図
【図3】  図2のX−XまたはY−Y断面図
【図4】
  延伸プーリに設けるピンとベルトの別の実施例
【図5】  延伸プーリに設けるピンとベルトの別の実
施例
【図6】  延伸プーリに設けるピンとベルトの別の実
施例
【図7】  延伸プーリを「ハ」の字状に配置した横延
伸装置の斜視図
【符号の説明】
1…横延伸装置、3…浴液、4…温浴槽、5a,5b…
延伸プーリ、6a,7a,8a,9a,6b,7b,8
b,9b…ガイドプーリ、10a,10b,32,34
,35,36…無端延伸ベルト、20,20a,20b
,31,33,,38…ピン(突起)、39…溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  帯状の網状体を幅方向に延伸する横延
    伸装置において、一対のプーリと、これらプーリにそれ
    ぞれ掛け渡され、上記プーリとの間に網状体の幅方向端
    部を挟持して網状体を末広がりに搬送する一対のベルト
    と、上記プーリとベルトのうちの少なくとも一方に設け
    られ、網状体の幅方向端部を掛止する突起とを具備した
    ことを特徴とする横延伸装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014208016A1 (ja) * 2013-06-26 2014-12-31 日東電工株式会社 延伸フィルムの製造方法及びその製造装置
JP2015217528A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 トヨタ自動車株式会社 膜材搬送方法および膜材延伸装置

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