JPH04297309A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH04297309A JPH04297309A JP3087465A JP8746591A JPH04297309A JP H04297309 A JPH04297309 A JP H04297309A JP 3087465 A JP3087465 A JP 3087465A JP 8746591 A JP8746591 A JP 8746591A JP H04297309 A JPH04297309 A JP H04297309A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- raised
- mark
- embossed
- carcass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004760 aramid Substances 0.000 description 1
- 229920003235 aromatic polyamide Polymers 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 239000002964 rayon Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤのサイドウォー
ル部に形成する浮出しマークを改善し、タイヤの縦バネ
定数を小さくして乗り心地を向上しうる空気入りタイヤ
に関する。
ル部に形成する浮出しマークを改善し、タイヤの縦バネ
定数を小さくして乗り心地を向上しうる空気入りタイヤ
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にタイヤのサイドウォール部には、
商標、商号、品番等の表示のために、もしくは装飾用と
して文字、記号又は図形等の浮出しマークが表示されて
いる。この浮出しマークは、通常、加硫金型内でタイヤ
を加硫する際、予め金型に設けられた浮出しマーク形成
用の凹部によって形成される。
商標、商号、品番等の表示のために、もしくは装飾用と
して文字、記号又は図形等の浮出しマークが表示されて
いる。この浮出しマークは、通常、加硫金型内でタイヤ
を加硫する際、予め金型に設けられた浮出しマーク形成
用の凹部によって形成される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年の車
体の軽量化、乗り心地等の観点から、サイドウォール部
のゴム厚さを可能な限り小とし、縦バネ定数を減じてい
るため、サイドウォール部表面の前記浮出しマークは、
この縦バネ定数に影響を与え、サイドウォール部の変形
を不均一としかつ乗り心地にも悪影響を及ぼす。
体の軽量化、乗り心地等の観点から、サイドウォール部
のゴム厚さを可能な限り小とし、縦バネ定数を減じてい
るため、サイドウォール部表面の前記浮出しマークは、
この縦バネ定数に影響を与え、サイドウォール部の変形
を不均一としかつ乗り心地にも悪影響を及ぼす。
【０００４】本発明は、浮出しマークにタイヤの周方向
にのびる凹溝を形成することを基本として、サイドウォ
ール部の不均一な変形を防止するとともにタイヤの乗り
心地を改善しうる空気入りタイヤの提供を目的としてい
る。
にのびる凹溝を形成することを基本として、サイドウォ
ール部の不均一な変形を防止するとともにタイヤの乗り
心地を改善しうる空気入りタイヤの提供を目的としてい
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の空気入りタイヤは、トレッド部からサイドウ
ォール部をへてビード部のビードコアで折返すラジアル
配列のカーカスコードを用いたカーカスを具え、かつ前
記サイドウォール部に、該サイドウォール部の表面から
隆起し文字、記号もしくは図形を表示する浮出しマーク
を形成するとともに、該浮出しマークに、前記隆起高さ
の０．４倍以上かつ１倍以下の深さを有ししかもタイヤ
の周方向にのびる凹溝を半径方向に１以上かつ４以下形
成している。
に本発明の空気入りタイヤは、トレッド部からサイドウ
ォール部をへてビード部のビードコアで折返すラジアル
配列のカーカスコードを用いたカーカスを具え、かつ前
記サイドウォール部に、該サイドウォール部の表面から
隆起し文字、記号もしくは図形を表示する浮出しマーク
を形成するとともに、該浮出しマークに、前記隆起高さ
の０．４倍以上かつ１倍以下の深さを有ししかもタイヤ
の周方向にのびる凹溝を半径方向に１以上かつ４以下形
成している。
【０００６】
【作用】浮出しマークに、この浮出しマークの隆起高さ
の０．４倍以上かつ１倍以下の深さかつ１〜４個のタイ
ヤ周方向にのびる凹溝を形成している。従って、浮出し
マークは半径方向に分割されることにより、前記浮出し
マークによる縦バネ定数の増大を防止でき、サイドウォ
ール部の変形を均一化し乗り心地を改善しうる。
の０．４倍以上かつ１倍以下の深さかつ１〜４個のタイ
ヤ周方向にのびる凹溝を形成している。従って、浮出し
マークは半径方向に分割されることにより、前記浮出し
マークによる縦バネ定数の増大を防止でき、サイドウォ
ール部の変形を均一化し乗り心地を改善しうる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図において空気入りタイヤ１は、トレッド部２から
サイドウォール部３をへてビード部４のビードコア（図
示せず）で折返すラジアル配列のカーカスコード５を用
いたカーカスプライ６からなるカーカス７を具え、かつ
前記サイドウォール部３に、文字、記号もしくは図形を
表示する浮出しマーク９を形成するとともに、該浮出し
マーク９に、凹溝１０が形成されている。
る。図において空気入りタイヤ１は、トレッド部２から
サイドウォール部３をへてビード部４のビードコア（図
示せず）で折返すラジアル配列のカーカスコード５を用
いたカーカスプライ６からなるカーカス７を具え、かつ
前記サイドウォール部３に、文字、記号もしくは図形を
表示する浮出しマーク９を形成するとともに、該浮出し
マーク９に、凹溝１０が形成されている。
【０００８】前記カーカス７は、タイヤ内側から外側に
巻き返す折返し部を有し、本例では、該カーカス７は、
内外２層のカーカスプライ６Ａ、６Ｂからなる。なおカ
ーカスプライ６Ａ、６Ｂは、タイヤ赤道に対して６０〜
９０°の角度で傾くラジアル構造のカーカスコード５を
具え、又カーカスコード５には、スチールコードの他、
レーヨン、ポリエステル、ナイロン、芳香族ポリアミド
等の有機繊維コードを用いうる。
巻き返す折返し部を有し、本例では、該カーカス７は、
内外２層のカーカスプライ６Ａ、６Ｂからなる。なおカ
ーカスプライ６Ａ、６Ｂは、タイヤ赤道に対して６０〜
９０°の角度で傾くラジアル構造のカーカスコード５を
具え、又カーカスコード５には、スチールコードの他、
レーヨン、ポリエステル、ナイロン、芳香族ポリアミド
等の有機繊維コードを用いうる。
【０００９】さらにサイドウォール部３に形成した前記
浮出しマーク９は、文字等の識別性を高めるため該サイ
ドウォール部３の表面から隆起し、その隆起高さＨは３
ｍｍ以下、より好ましくは０．５ｍｍ〜２ｍｍの範囲、
さらに好ましくは０．８ｍｍ〜１．５ｍｍ程度である。 ０．５ｍｍよりも小のとき浮出しマーク９の鮮明さが不
足し、又３ｍｍをこえるのは不要でありかつサイドウォ
ール部３の肉厚変動を過大とする。これらの値は、サイ
ドウォール部３のゴム厚さの８〜３０％の厚さの範囲と
しても設定される。又浮出しマーク９は、タイヤ半径方
向の長さＬを１０〜５０ｍｍの範囲としている。又前記
浮出しマーク９は加硫金型内の凹部により形成され、か
つ前記凹部を分断することにより形成される前記凹溝１
０は、前記隆起高さＨの０．４倍以上かつ１倍以下の深
さＤとする。しかも、前記凹溝１０はタイヤ円周方向に
のびることによって浮出しマーク９を横切らせる。なお
本例では平行かつ等間隔を隔てて２本の凹溝１０…が形
成されている。
浮出しマーク９は、文字等の識別性を高めるため該サイ
ドウォール部３の表面から隆起し、その隆起高さＨは３
ｍｍ以下、より好ましくは０．５ｍｍ〜２ｍｍの範囲、
さらに好ましくは０．８ｍｍ〜１．５ｍｍ程度である。 ０．５ｍｍよりも小のとき浮出しマーク９の鮮明さが不
足し、又３ｍｍをこえるのは不要でありかつサイドウォ
ール部３の肉厚変動を過大とする。これらの値は、サイ
ドウォール部３のゴム厚さの８〜３０％の厚さの範囲と
しても設定される。又浮出しマーク９は、タイヤ半径方
向の長さＬを１０〜５０ｍｍの範囲としている。又前記
浮出しマーク９は加硫金型内の凹部により形成され、か
つ前記凹部を分断することにより形成される前記凹溝１
０は、前記隆起高さＨの０．４倍以上かつ１倍以下の深
さＤとする。しかも、前記凹溝１０はタイヤ円周方向に
のびることによって浮出しマーク９を横切らせる。なお
本例では平行かつ等間隔を隔てて２本の凹溝１０…が形
成されている。
【００１０】なお前記凹溝１０により分割された浮出し
マーク９の夫々の部分９Ａ、９Ｂ、９Ｃの半径方向の長
さは、隆起高さＨがサイドウォール部３のゴム厚さの１
０〜２０％程度の場合、かつ凹溝１０の深さＤが隆起高
さＨである場合において、３ｍｍ以上かつ１５ｍｍ以下
、より好ましくは５ｍｍ以上かつ１０ｍｍ以下の範囲と
している。３ｍｍよりも小とするとき浮出しマーク９が
不鮮明となりやすく、又１５ｍｍをこえるときには縦バ
ネ定数の均一化の効果に劣る。
マーク９の夫々の部分９Ａ、９Ｂ、９Ｃの半径方向の長
さは、隆起高さＨがサイドウォール部３のゴム厚さの１
０〜２０％程度の場合、かつ凹溝１０の深さＤが隆起高
さＨである場合において、３ｍｍ以上かつ１５ｍｍ以下
、より好ましくは５ｍｍ以上かつ１０ｍｍ以下の範囲と
している。３ｍｍよりも小とするとき浮出しマーク９が
不鮮明となりやすく、又１５ｍｍをこえるときには縦バ
ネ定数の均一化の効果に劣る。
【００１１】凹溝１０は、図２のＡ−Ａ断面図である図
３に示すように、断面形状は略Ｕ字状をなし、その深さ
Ｄは前記のごとく隆起高さＨの０．４倍以上かつ１倍以
下としている。前記深さＤが前記隆起高さＨの０．４倍
より小とした場合、縦バネ定数を減じる効果に劣り、乗
り心地を充分に改善しえない。
３に示すように、断面形状は略Ｕ字状をなし、その深さ
Ｄは前記のごとく隆起高さＨの０．４倍以上かつ１倍以
下としている。前記深さＤが前記隆起高さＨの０．４倍
より小とした場合、縦バネ定数を減じる効果に劣り、乗
り心地を充分に改善しえない。
【００１２】さらに凹溝１０のタイヤ半径方向の巾Ｔは
、前記浮出しマーク９の半径方向の長さＬの０．１倍以
上かつ０．４倍以下、より好ましくは０．２倍より大か
つ０．４倍以下の範囲とし、しかも２ｍｍよりも大に設
定する。前記巾Ｔを２ｍｍ以下とすると、凹溝１０の底
部に応力集中がおこりクラックが発生しやすい。なお凹
部１０の前記底部上下縁に、深さＤと同一寸法程度の円
弧を付与し、クラックを防止する。
、前記浮出しマーク９の半径方向の長さＬの０．１倍以
上かつ０．４倍以下、より好ましくは０．２倍より大か
つ０．４倍以下の範囲とし、しかも２ｍｍよりも大に設
定する。前記巾Ｔを２ｍｍ以下とすると、凹溝１０の底
部に応力集中がおこりクラックが発生しやすい。なお凹
部１０の前記底部上下縁に、深さＤと同一寸法程度の円
弧を付与し、クラックを防止する。
【００１３】
【発明の効果】叙上のごとく本発明の空気入りタイヤは
、浮出しマークにタイヤの周方向にのびる凹溝を形成し
たため、サイドウォール部の変形を均一化でき乗り心地
が向上しうる。
、浮出しマークにタイヤの周方向にのびる凹溝を形成し
たため、サイドウォール部の変形を均一化でき乗り心地
が向上しうる。
【図１】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図２】浮出しマークを拡大して示す正面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図である。
３ サイドウォール部
５ カーカスコード
７ カーカス
９ 浮出しマーク
１０ 凹溝
Ｄ 凹溝深さ
Ｈ 隆起高さ
Claims (1)
- 【請求項１】トレッド部からサイドウォール部をへてビ
ード部のビードコアで折返すラジアル配列のカーカスコ
ードを用いたカーカスを具え、かつ前記サイドウォール
部に、該サイドウォール部の表面から隆起し文字、記号
もしくは図形を表示する浮出しマークを形成するととも
に、該浮出しマークに、前記隆起高さの０．４倍以上か
つ１倍以下の深さを有ししかもタイヤの周方向にのびる
凹溝を半径方向に１以上かつ４以下形成してなる空気入
りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3087465A JPH04297309A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3087465A JPH04297309A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04297309A true JPH04297309A (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=13915644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3087465A Pending JPH04297309A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04297309A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012001031A (ja) * | 2010-06-15 | 2012-01-05 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| WO2021193824A1 (ja) * | 2020-03-26 | 2021-09-30 | 日本電産リード株式会社 | 基板検査装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58185584A (ja) * | 1982-01-11 | 1983-10-29 | サウザ−ン・リサ−チ・インスチチユ−ト | ピリド〔２，３−ｄ〕ピリミジン |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP3087465A patent/JPH04297309A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58185584A (ja) * | 1982-01-11 | 1983-10-29 | サウザ−ン・リサ−チ・インスチチユ−ト | ピリド〔２，３−ｄ〕ピリミジン |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012001031A (ja) * | 2010-06-15 | 2012-01-05 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| WO2021193824A1 (ja) * | 2020-03-26 | 2021-09-30 | 日本電産リード株式会社 | 基板検査装置 |
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