JPH04297201A - 靴中敷 - Google Patents
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- JPH04297201A JPH04297201A JP14891491A JP14891491A JPH04297201A JP H04297201 A JPH04297201 A JP H04297201A JP 14891491 A JP14891491 A JP 14891491A JP 14891491 A JP14891491 A JP 14891491A JP H04297201 A JPH04297201 A JP H04297201A
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、靴中敷本体がゴムで構
成されている靴中敷に関する。
成されている靴中敷に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の靴中敷としては、スポンジ製又は
プラスッチック製の靴中敷が挙げられる。しかし、スポ
ンジ製の靴中敷は、薄いと強度が低くなりすぎるので、
一般にぶ厚くなる傾向にある。また、プラスッチック製
の靴中敷は、薄くできるが、薄くしても固いため、履き
心地が良くない。スポンジとプラスッチックとを貼り合
わせると、薄くてもある程度の強度を保持し、履き心地
も向上する。しかし、この場合、貼り合わせ工程が必要
になり、生産工程が複雑になる。
プラスッチック製の靴中敷が挙げられる。しかし、スポ
ンジ製の靴中敷は、薄いと強度が低くなりすぎるので、
一般にぶ厚くなる傾向にある。また、プラスッチック製
の靴中敷は、薄くできるが、薄くしても固いため、履き
心地が良くない。スポンジとプラスッチックとを貼り合
わせると、薄くてもある程度の強度を保持し、履き心地
も向上する。しかし、この場合、貼り合わせ工程が必要
になり、生産工程が複雑になる。
【0003】一方、ゴムは弾力性があり、強度、耐摩耗
性に優れていることから、ゴム製の靴中敷が注目されて
いる。
性に優れていることから、ゴム製の靴中敷が注目されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ゴム製の靴中
敷は、図12に示すような問題がある。すなわち、靴1
を履いている状態で、足がゴム製の靴中敷2の前部踏付
部3に全面接触している場合(図12(1))、靴中敷
2が足を引き出す力(図中、矢印方向)に引っ張られて
(図12(2))、中央部付近で屈曲する(図12(3
))。このことは、ゴム製の靴中敷2が薄い程、柔らか
くなるため顕著である。
敷は、図12に示すような問題がある。すなわち、靴1
を履いている状態で、足がゴム製の靴中敷2の前部踏付
部3に全面接触している場合(図12(1))、靴中敷
2が足を引き出す力(図中、矢印方向)に引っ張られて
(図12(2))、中央部付近で屈曲する(図12(3
))。このことは、ゴム製の靴中敷2が薄い程、柔らか
くなるため顕著である。
【0005】ところが、シート状のゴムは曲げに対する
抵抗力が小さく、靴1を脱ぐ際に一旦屈曲すると、ゴム
自体の復原力で元の状態にもどることができない。その
ため、次に靴を履こうとするときには、屈曲した靴中敷
2を元の状態に伸ばさなければならない。
抵抗力が小さく、靴1を脱ぐ際に一旦屈曲すると、ゴム
自体の復原力で元の状態にもどることができない。その
ため、次に靴を履こうとするときには、屈曲した靴中敷
2を元の状態に伸ばさなければならない。
【0006】また、一般にゴム製の靴中敷はゴム特有の
臭いがするだけでなく、ゴム自体の高気密性から、足の
臭いなどの不快臭が拡散されにくいという問題がある。 さらに、ゴム製の靴中敷は吸湿性に劣るため、汗を吸収
できず、雑菌が繁殖しやすいことが実用的に好まれない
理由となっている。不快臭のマスク、吸湿性の付与を目
的として、ゴム材料に脱臭剤、賦香料や吸湿剤等を練り
込むことも考えられるが、一般にこれらの化合物は熱に
不安定で、加硫工程において分解したり、揮発してしま
うため、所望の効果を得ることができない。
臭いがするだけでなく、ゴム自体の高気密性から、足の
臭いなどの不快臭が拡散されにくいという問題がある。 さらに、ゴム製の靴中敷は吸湿性に劣るため、汗を吸収
できず、雑菌が繁殖しやすいことが実用的に好まれない
理由となっている。不快臭のマスク、吸湿性の付与を目
的として、ゴム材料に脱臭剤、賦香料や吸湿剤等を練り
込むことも考えられるが、一般にこれらの化合物は熱に
不安定で、加硫工程において分解したり、揮発してしま
うため、所望の効果を得ることができない。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、靴中敷本体が強度、耐摩耗性に優れたゴ
ムで構成されていて、ゴムに起因する種々の欠点が改善
されている上に、必要に応じて種々の効果が付与された
靴中敷の提供を目的とする。
たものであり、靴中敷本体が強度、耐摩耗性に優れたゴ
ムで構成されていて、ゴムに起因する種々の欠点が改善
されている上に、必要に応じて種々の効果が付与された
靴中敷の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の靴中敷
は、ゴム製の靴中敷本体の上面に、長手方向に沿った滑
り用凹凸列が一体的に設けてられている。
は、ゴム製の靴中敷本体の上面に、長手方向に沿った滑
り用凹凸列が一体的に設けてられている。
【0009】請求項2に記載の靴中敷は、ゴム製の靴中
敷本体の下面に、複数の滑り止め用突起が一体的に設け
られている。
敷本体の下面に、複数の滑り止め用突起が一体的に設け
られている。
【0010】請求項3に記載の靴中敷は、靴中敷本体が
、動物の皮膜を構成するタンパク質の微粉末を主成分と
する吸湿剤を含有するゴム材料で構成されている。
、動物の皮膜を構成するタンパク質の微粉末を主成分と
する吸湿剤を含有するゴム材料で構成されている。
【0011】請求項4に記載の靴中敷は、靴中敷本体が
、効果付与剤をサイクロデキストリンで包接した包接化
合物を含有するゴム材料で構成される。
、効果付与剤をサイクロデキストリンで包接した包接化
合物を含有するゴム材料で構成される。
【0012】請求項5に記載の靴中敷は、ゴム製の靴中
敷本体の上面に、機能性繊維を起立状に設けられている
。
敷本体の上面に、機能性繊維を起立状に設けられている
。
【0013】
【作用】請求項1に記載の靴中敷において、滑り用凹凸
列は、靴の脱着の際にレールの役割を果たし、足の引き
出し力により靴中敷が折れ曲がるのを防止する。
列は、靴の脱着の際にレールの役割を果たし、足の引き
出し力により靴中敷が折れ曲がるのを防止する。
【0014】請求項2に記載の靴中敷において、靴中敷
本体の下面に設けられた複数の滑り止め用突起が、足の
荷重により靴の底面に固定されることにより、足の移動
に伴って靴中敷が移動するのを防止する。
本体の下面に設けられた複数の滑り止め用突起が、足の
荷重により靴の底面に固定されることにより、足の移動
に伴って靴中敷が移動するのを防止する。
【0015】請求項3に記載の靴中敷において、吸湿剤
を含有するゴム材料で靴中敷本体を構成することにより
、靴中敷に吸湿性を付与する。
を含有するゴム材料で靴中敷本体を構成することにより
、靴中敷に吸湿性を付与する。
【0016】請求項4に記載の靴中敷において、効果付
与剤のサイクロデキストリン包接化合物を含有するゴム
材料で靴中敷本体を構成することにより、靴中敷に持続
性ある種々の効果を付与する。
与剤のサイクロデキストリン包接化合物を含有するゴム
材料で靴中敷本体を構成することにより、靴中敷に持続
性ある種々の効果を付与する。
【0017】請求項5に記載の靴中敷において、靴中敷
本体の上面に機能性繊維を起立状に設けることにより、
靴中敷に種々の機能を付与する。
本体の上面に機能性繊維を起立状に設けることにより、
靴中敷に種々の機能を付与する。
【0018】
【実施例】図1は、請求項1に記載の発明の一実施例た
る靴中敷4の構成模式図である。図1(1)は靴中敷4
の上面図であり、ゴム製の靴中敷本体5の上面に、長手
方向に沿った滑り用凹凸列6が、靴中敷本体5の形状に
沿うように並列に設けられている。滑り用凹凸列6はゴ
ム製で、靴中敷本体5と一体成形により形成される。な
お、図1(2)は図1(1)のa−a線断面図である。 また、滑り用凹凸列は、図1のように長手方向に線状に
延びたものに限らず、図2に示すように複数の突起片7
が集合して凸列を形成してもよい。
る靴中敷4の構成模式図である。図1(1)は靴中敷4
の上面図であり、ゴム製の靴中敷本体5の上面に、長手
方向に沿った滑り用凹凸列6が、靴中敷本体5の形状に
沿うように並列に設けられている。滑り用凹凸列6はゴ
ム製で、靴中敷本体5と一体成形により形成される。な
お、図1(2)は図1(1)のa−a線断面図である。 また、滑り用凹凸列は、図1のように長手方向に線状に
延びたものに限らず、図2に示すように複数の突起片7
が集合して凸列を形成してもよい。
【0019】滑り用凹凸列の突起形状としては特に制限
なく、例えば、図2に示すように、三角形(図3(1)
)、半円状(図3(2))、方形状(図3(3))など
が挙げられる。突起の高さは、靴中敷本体の厚みにもよ
るが、突起単体の高さ(図2中、t1 で表示)で0.
5〜0.7mm程度、靴中敷全体としての厚み(図7中
、t2 で表示)で約1.5mm以下となることが好ま
しい。
なく、例えば、図2に示すように、三角形(図3(1)
)、半円状(図3(2))、方形状(図3(3))など
が挙げられる。突起の高さは、靴中敷本体の厚みにもよ
るが、突起単体の高さ(図2中、t1 で表示)で0.
5〜0.7mm程度、靴中敷全体としての厚み(図7中
、t2 で表示)で約1.5mm以下となることが好ま
しい。
【0020】さらに、滑り用凹凸列は、図1、2に示す
ような凸列に限らず、長手方向に溝、あるいは線状に並
んだ複数の穴で形成される凹列でもよい。図4は、滑り
用凹凸列が溝の場合の一実施例である。図4(1)は靴
中敷4の平面図、図4(2)は図4(1)のb−b線断
面図である。この実施例では、溝8と溝8との間など凹
列の間隙部分9が、図1および図2における凸列として
作用する。
ような凸列に限らず、長手方向に溝、あるいは線状に並
んだ複数の穴で形成される凹列でもよい。図4は、滑り
用凹凸列が溝の場合の一実施例である。図4(1)は靴
中敷4の平面図、図4(2)は図4(1)のb−b線断
面図である。この実施例では、溝8と溝8との間など凹
列の間隙部分9が、図1および図2における凸列として
作用する。
【0021】このような滑り用凹凸列は、靴の脱着に際
して足を長手方向に移動させる場合、足との接触部分で
ある凸列がレールのような役目をして足を滑りやすくす
る。また、この滑り用凹凸列が突起からなる凸列の場合
、突起が補強材の役目を果たし、靴を脱ごうとするとき
の足の引出し力により靴中敷が折れ曲がるのを防止する
。また靴を履いているときは、突起はクッション材の役
目も果たすので、履き心地がよい。
して足を長手方向に移動させる場合、足との接触部分で
ある凸列がレールのような役目をして足を滑りやすくす
る。また、この滑り用凹凸列が突起からなる凸列の場合
、突起が補強材の役目を果たし、靴を脱ごうとするとき
の足の引出し力により靴中敷が折れ曲がるのを防止する
。また靴を履いているときは、突起はクッション材の役
目も果たすので、履き心地がよい。
【0022】図1の構成を有する靴中敷4を使用した靴
10を脱ぐときの様子を図5に示す。図5(2)におい
て、足は凸状の滑り用凹凸列6に沿って移動し、靴10
を脱いだ後も靴中敷4の屈曲等は認められなかった(図
5(3))。従って、次に靴を履こうとするときに、靴
中敷4を直す必要がない。
10を脱ぐときの様子を図5に示す。図5(2)におい
て、足は凸状の滑り用凹凸列6に沿って移動し、靴10
を脱いだ後も靴中敷4の屈曲等は認められなかった(図
5(3))。従って、次に靴を履こうとするときに、靴
中敷4を直す必要がない。
【0023】なお、滑り用凹凸列は前部踏付部に設けら
れていれば滑り効果を得ることができるが、滑り用凹凸
列が靴中敷の踵踏付部にまで延びていてもよい。特に、
凸状の滑り用凹凸列の場合には、踵踏付部まで延びてい
る方が補強効果が大きい。
れていれば滑り効果を得ることができるが、滑り用凹凸
列が靴中敷の踵踏付部にまで延びていてもよい。特に、
凸状の滑り用凹凸列の場合には、踵踏付部まで延びてい
る方が補強効果が大きい。
【0024】次に、請求項2に記載する本発明一実施例
の靴中敷について説明する。図6(1)は靴中敷11の
下面図であり、図6(2)は図6(1)のc−c線断面
図である。靴中敷11は、ゴム製の靴中敷本体12の下
面全面に、滑り止め用突起13が突条に設けられており
、該突条が碁盤目の縦列、横列を構成するように配列さ
れている。滑り止め用突起13はゴム製で、靴中敷本体
12と一体的に形成されている。滑り止め用突起13の
断片形状は特に制限なく、例えば、図7に示すように、
靴底側が狭い台形状(図7(1))、靴底側が広い台形
状(図7(2))、直方体状(図7(3))などが挙げ
られる。滑り止め用突起13の高さは、靴中敷本体12
の厚みにもよるが、突起単体の高さ(図7中、t3 で
表示)で0.5〜0.7mm程度、靴中敷全体としての
厚み(図7中、t4 で表示)で約1.5mm以下とな
ることが好ましい。
の靴中敷について説明する。図6(1)は靴中敷11の
下面図であり、図6(2)は図6(1)のc−c線断面
図である。靴中敷11は、ゴム製の靴中敷本体12の下
面全面に、滑り止め用突起13が突条に設けられており
、該突条が碁盤目の縦列、横列を構成するように配列さ
れている。滑り止め用突起13はゴム製で、靴中敷本体
12と一体的に形成されている。滑り止め用突起13の
断片形状は特に制限なく、例えば、図7に示すように、
靴底側が狭い台形状(図7(1))、靴底側が広い台形
状(図7(2))、直方体状(図7(3))などが挙げ
られる。滑り止め用突起13の高さは、靴中敷本体12
の厚みにもよるが、突起単体の高さ(図7中、t3 で
表示)で0.5〜0.7mm程度、靴中敷全体としての
厚み(図7中、t4 で表示)で約1.5mm以下とな
ることが好ましい。
【0025】滑り止め用突起は、靴を履いている状態で
は、足の荷重がかかって変形している。例えば、図7(
1)に示す滑り止め用突起では、足の荷重により突起が
屈曲したり(図8(1))、靴中敷の端部では靴中敷本
体12が曲がったり(図8(2))、あるいは靴中敷の
中央部では突起が圧縮されて、靴中敷本体12の位置が
全体に下がっている(図8(3))。従って、滑り止め
用突起が設けられていた靴中敷は、突起が靴の底面に固
定されるため、足が移動してもずれない。
は、足の荷重がかかって変形している。例えば、図7(
1)に示す滑り止め用突起では、足の荷重により突起が
屈曲したり(図8(1))、靴中敷の端部では靴中敷本
体12が曲がったり(図8(2))、あるいは靴中敷の
中央部では突起が圧縮されて、靴中敷本体12の位置が
全体に下がっている(図8(3))。従って、滑り止め
用突起が設けられていた靴中敷は、突起が靴の底面に固
定されるため、足が移動してもずれない。
【0026】なお、滑り止め用突起の配列は、図6の碁
盤目のように規則性のあるものに限らず、例えば、図9
に示すように、異なる大きさの円形の突起15が、靴中
敷本体14の下面全面にランダムに配置されていてもよ
い。
盤目のように規則性のあるものに限らず、例えば、図9
に示すように、異なる大きさの円形の突起15が、靴中
敷本体14の下面全面にランダムに配置されていてもよ
い。
【0027】請求項3に記載の靴中敷は、靴中敷本体を
構成するゴム材料に、動物の皮膜を構成するタンパク質
の微粉末を主成分とする吸湿剤、例えば、天然コラーゲ
ン繊維を微粉化したものを含有している。コラーゲンは
、繊維状態でゴムに配合すると、熱により変成して吸湿
剤としての役目を果たさないが、平均粒径約30μm程
度の微粉末にして配合することにより、加硫成形後も吸
湿剤としての効果を発揮できる。吸湿剤の含有量は、靴
中敷本体を構成するゴム材料中、20〜40重量%とす
ることが好ましい。20重量%を未満では吸湿剤の効果
が十分発揮できず、40重量%を越えるとゴムの物性が
低下して好ましくない。
構成するゴム材料に、動物の皮膜を構成するタンパク質
の微粉末を主成分とする吸湿剤、例えば、天然コラーゲ
ン繊維を微粉化したものを含有している。コラーゲンは
、繊維状態でゴムに配合すると、熱により変成して吸湿
剤としての役目を果たさないが、平均粒径約30μm程
度の微粉末にして配合することにより、加硫成形後も吸
湿剤としての効果を発揮できる。吸湿剤の含有量は、靴
中敷本体を構成するゴム材料中、20〜40重量%とす
ることが好ましい。20重量%を未満では吸湿剤の効果
が十分発揮できず、40重量%を越えるとゴムの物性が
低下して好ましくない。
【0028】このようなゴム材料で作成される靴中敷は
、優れた吸湿性、放湿性を有し、しかも天然皮革の独特
な触感性を有している。また、本実施例において、靴中
敷本体の上面をバフで磨いて、吸湿剤の露出を促進せし
めれば、吸湿性をより高めることもできる。
、優れた吸湿性、放湿性を有し、しかも天然皮革の独特
な触感性を有している。また、本実施例において、靴中
敷本体の上面をバフで磨いて、吸湿剤の露出を促進せし
めれば、吸湿性をより高めることもできる。
【0029】請求項4に記載の靴中敷は、靴中敷本体が
効果付与剤のサイクロデキストリン包接化合物を含有す
るゴム材料で構成されている。上記効果付与剤とは、靴
中敷に特別な効果を付与するための添加剤、例えば、最
近話題になっている雑菌の繁殖を防止するための抗菌剤
、保温効果を付与する保温剤、足の臭いやゴム特有の臭
いを消臭するための脱臭剤や賦香料等が挙げられる。 賦香料は、快い香りを揮散することにより、足の臭いや
ゴムの臭い等の不快臭をマスクする。これらの効果付与
剤は、単独でゴムに添加した場合、一般に140〜16
0℃の高温で行う加硫工程において、分解したり揮発し
てしまうために、靴中敷に成型されたときには、効果付
与剤の効果が得られない。しかし、効果付与剤をサイク
ロデキストリンで包接した包接化合物は、熱や光に対し
て安定で、加硫の際にも分解することがない。
効果付与剤のサイクロデキストリン包接化合物を含有す
るゴム材料で構成されている。上記効果付与剤とは、靴
中敷に特別な効果を付与するための添加剤、例えば、最
近話題になっている雑菌の繁殖を防止するための抗菌剤
、保温効果を付与する保温剤、足の臭いやゴム特有の臭
いを消臭するための脱臭剤や賦香料等が挙げられる。 賦香料は、快い香りを揮散することにより、足の臭いや
ゴムの臭い等の不快臭をマスクする。これらの効果付与
剤は、単独でゴムに添加した場合、一般に140〜16
0℃の高温で行う加硫工程において、分解したり揮発し
てしまうために、靴中敷に成型されたときには、効果付
与剤の効果が得られない。しかし、効果付与剤をサイク
ロデキストリンで包接した包接化合物は、熱や光に対し
て安定で、加硫の際にも分解することがない。
【0030】ここでサイクロデキストリンの包接化合物
とは、サイクロデキストリンをホスト分子として、サイ
クロデキストリンの環内にゲスト物質たる効果付与剤を
包接させた化合物をいう。このような包接化合物は、サ
イクロデキストリンの懸濁液に上記添加剤を添加して混
練する混練法など種々の方法により得られる。なお、サ
イクロデキストリンとしては、α型、β型、γ型いずれ
であってもよい。
とは、サイクロデキストリンをホスト分子として、サイ
クロデキストリンの環内にゲスト物質たる効果付与剤を
包接させた化合物をいう。このような包接化合物は、サ
イクロデキストリンの懸濁液に上記添加剤を添加して混
練する混練法など種々の方法により得られる。なお、サ
イクロデキストリンとしては、α型、β型、γ型いずれ
であってもよい。
【0031】効果付与剤の添加量は、多すぎるとゴム物
性が低下し、少なすぎると所望の効果が得られないので
、効果付与剤の種類、得ようとする効果により適宜選択
する。例えば、賦香料ではゴム材料中、包接化合物とい
て約1〜3重量%程度含有することで、1〜2年間マス
キング効果を持続できる。
性が低下し、少なすぎると所望の効果が得られないので
、効果付与剤の種類、得ようとする効果により適宜選択
する。例えば、賦香料ではゴム材料中、包接化合物とい
て約1〜3重量%程度含有することで、1〜2年間マス
キング効果を持続できる。
【0032】請求項5に記載の靴中敷について、図10
に基づいて説明する。図10において、靴中敷16は、
ゴム製の靴中敷本体17の上面に、機能性繊維18を起
立状に設けたものである。
に基づいて説明する。図10において、靴中敷16は、
ゴム製の靴中敷本体17の上面に、機能性繊維18を起
立状に設けたものである。
【0033】ここで、機能性繊維18とは、木綿繊維等
の天然繊維、レーヨン繊維、ナイロン繊維、アクリル繊
維、ポリエステル繊維等の合成繊維の短繊維に、必要に
応じて種々の機能を付与した繊維をいう。例えば、疎水
性であるポリエステル繊維、アクリル繊維を中空にした
り、表面や内部に多数の細い空孔を形成することにより
、吸水性を付与した繊維;香料を封じ込めた約10μm
のマイクロカプセルが表面に接着された繊維で、足の摩
擦によりマイクロカプセルが少しづつ破壊して香りが揮
散するようにした繊維;抗菌剤や消臭剤を繊維に織り込
み、これらを徐放させることにより悪臭を防ぐ抗菌防臭
繊維;ナイロンやポリエステル繊維に、太陽熱発電の素
材として使用される炭化ジルコニウムの粉末を混入した
蓄熱性繊維;セルロース系繊維に消臭成分である金属フ
タロシアニン誘導体を担持し、生体内酸化と類似の酵素
反応により消臭する消臭繊維等が挙げられる。機能性繊
維18の太さは1〜5デニール程度が好ましく、長さは
0.5〜3mm程度が好ましい。5デニールを上まわる
太い繊維では、異物感があって履き心地が悪く、3mm
を越える長い繊維では前記範囲内の太さの繊維を起立状
に設けることが困難となる。
の天然繊維、レーヨン繊維、ナイロン繊維、アクリル繊
維、ポリエステル繊維等の合成繊維の短繊維に、必要に
応じて種々の機能を付与した繊維をいう。例えば、疎水
性であるポリエステル繊維、アクリル繊維を中空にした
り、表面や内部に多数の細い空孔を形成することにより
、吸水性を付与した繊維;香料を封じ込めた約10μm
のマイクロカプセルが表面に接着された繊維で、足の摩
擦によりマイクロカプセルが少しづつ破壊して香りが揮
散するようにした繊維;抗菌剤や消臭剤を繊維に織り込
み、これらを徐放させることにより悪臭を防ぐ抗菌防臭
繊維;ナイロンやポリエステル繊維に、太陽熱発電の素
材として使用される炭化ジルコニウムの粉末を混入した
蓄熱性繊維;セルロース系繊維に消臭成分である金属フ
タロシアニン誘導体を担持し、生体内酸化と類似の酵素
反応により消臭する消臭繊維等が挙げられる。機能性繊
維18の太さは1〜5デニール程度が好ましく、長さは
0.5〜3mm程度が好ましい。5デニールを上まわる
太い繊維では、異物感があって履き心地が悪く、3mm
を越える長い繊維では前記範囲内の太さの繊維を起立状
に設けることが困難となる。
【0034】このような機能性繊維を、靴中敷の上面に
起立状に設ける方法としては、かかる構成が得られる方
法であれば種々の方法を使用できるが、特にフロック加
工が一般的である。フロック加工とは、静電気及びバイ
ンダーによって、上記機能性繊維を固着する加工法であ
る。
起立状に設ける方法としては、かかる構成が得られる方
法であれば種々の方法を使用できるが、特にフロック加
工が一般的である。フロック加工とは、静電気及びバイ
ンダーによって、上記機能性繊維を固着する加工法であ
る。
【0035】上記で述べたように、抗菌剤、消臭剤香料
等の効果付与剤を単体でゴムに配合した場合、これらの
効果付与剤は加硫成形過程で、揮発あるいは熱分解して
その効果を発揮できないが、機能性繊維として靴中敷の
上面に起立状に設けることにより、効果を有効に発揮で
きる。従って、機能性繊維の種類により、ゴム特有の臭
いをマスクしたり、靴中敷に吸湿性を付与するなど、適
宜所望とする効果を付与できる。また、このような機能
性繊維を起立状に設けることにより、靴中敷の面積当た
り、多量の繊維を設けることができるので、機能付与に
際して効率がよい。なお、設ける機能性繊維の種類は1
種類に限らず、複数種の機能性繊維を使用してもよく、
機能性繊維の種類及び量を調整することにより、効果を
調節できる。
等の効果付与剤を単体でゴムに配合した場合、これらの
効果付与剤は加硫成形過程で、揮発あるいは熱分解して
その効果を発揮できないが、機能性繊維として靴中敷の
上面に起立状に設けることにより、効果を有効に発揮で
きる。従って、機能性繊維の種類により、ゴム特有の臭
いをマスクしたり、靴中敷に吸湿性を付与するなど、適
宜所望とする効果を付与できる。また、このような機能
性繊維を起立状に設けることにより、靴中敷の面積当た
り、多量の繊維を設けることができるので、機能付与に
際して効率がよい。なお、設ける機能性繊維の種類は1
種類に限らず、複数種の機能性繊維を使用してもよく、
機能性繊維の種類及び量を調整することにより、効果を
調節できる。
【0036】なお、本発明の靴中敷は、請求項1〜5に
記載の構成を個々に有してもよいし、要求する特性に応
じて、適宜組合わせてもよい。
記載の構成を個々に有してもよいし、要求する特性に応
じて、適宜組合わせてもよい。
【0037】図11に請求項1、請求項2及び請求項5
に記載の発明を組み合わせた靴中敷19の断面図を示す
。靴中敷19は、上面に滑り用凹凸列21、下面に滑り
止め用突起22が靴中敷本体20と一体的に形成されて
いる。また、靴中敷本体20の上面に、ゴム特有の臭い
をマスクできる消臭機能、吸湿機能を有する機能性繊維
23が、起立状に設けられている。このような構成を有
する靴中敷19は、ゴム特有の臭いもなく、靴の脱着に
際してもずれたり、屈曲したりしない。
に記載の発明を組み合わせた靴中敷19の断面図を示す
。靴中敷19は、上面に滑り用凹凸列21、下面に滑り
止め用突起22が靴中敷本体20と一体的に形成されて
いる。また、靴中敷本体20の上面に、ゴム特有の臭い
をマスクできる消臭機能、吸湿機能を有する機能性繊維
23が、起立状に設けられている。このような構成を有
する靴中敷19は、ゴム特有の臭いもなく、靴の脱着に
際してもずれたり、屈曲したりしない。
【0038】また、請求項3及び請求項4を組み合わせ
て靴中敷本体を構成してもよい。表1に、吸湿剤として
出光石油化学株式会社製のプロテインコンパウンド(組
成;天然ゴム36%、EPDM8%、コラーゲン繊維の
微粉末56%)、効果付与剤として芳香剤を使用したサ
イクロデキストリンの包接化合物を含有した2種類(実
施例1及び実施例2)のゴム材料の配合例を示す。かか
る配合により得られたゴム材料を使用して作成した靴中
敷本体は、ゴム特有の臭いがない上に、長期にわたって
心地良い芳香臭を持続し、汗を吸収できた。
て靴中敷本体を構成してもよい。表1に、吸湿剤として
出光石油化学株式会社製のプロテインコンパウンド(組
成;天然ゴム36%、EPDM8%、コラーゲン繊維の
微粉末56%)、効果付与剤として芳香剤を使用したサ
イクロデキストリンの包接化合物を含有した2種類(実
施例1及び実施例2)のゴム材料の配合例を示す。かか
る配合により得られたゴム材料を使用して作成した靴中
敷本体は、ゴム特有の臭いがない上に、長期にわたって
心地良い芳香臭を持続し、汗を吸収できた。
【0039】
【表1】
【0040】さらに、請求項1、請求項2及び請求項5
に記載のゴム製の靴中敷本体を構成するゴム材料として
、請求項3及び/又は請求項4に記載の靴中敷本体を使
用してもよい。かかる靴中敷は、弾力性があり、強度、
耐摩耗性に優れている上に、靴の脱着に際しても、靴中
敷がずれたり、屈曲したりせず、また、ゴム特有の臭い
がない上に、吸湿性、抗菌性など所望とする種々の機能
を付与できる。
に記載のゴム製の靴中敷本体を構成するゴム材料として
、請求項3及び/又は請求項4に記載の靴中敷本体を使
用してもよい。かかる靴中敷は、弾力性があり、強度、
耐摩耗性に優れている上に、靴の脱着に際しても、靴中
敷がずれたり、屈曲したりせず、また、ゴム特有の臭い
がない上に、吸湿性、抗菌性など所望とする種々の機能
を付与できる。
【0041】
【発明の効果】本発明の靴中敷は、靴中敷本体がゴムで
構成されているので、適度な軟らかさと弾力性を有して
いるので、履き心地がよい上に、強度、耐摩耗性に優れ
ているので、長持ちする。
構成されているので、適度な軟らかさと弾力性を有して
いるので、履き心地がよい上に、強度、耐摩耗性に優れ
ているので、長持ちする。
【0042】請求項1に記載の靴中敷は、靴中敷本体の
上面に、滑り用凹凸列が設けられているので、靴の脱着
に際しても、靴中敷が屈曲しない。
上面に、滑り用凹凸列が設けられているので、靴の脱着
に際しても、靴中敷が屈曲しない。
【0043】請求項2に記載の靴中敷は、靴中敷本体の
下面に、滑り止め用突起が設けられているので、足の移
動により、靴中敷がずれない。
下面に、滑り止め用突起が設けられているので、足の移
動により、靴中敷がずれない。
【0044】請求項3に記載の靴中敷は、靴中敷本体を
構成するゴム材料に、加硫成形後にも機能を維持する吸
湿剤を含有しているので、吸湿性に優れている。
構成するゴム材料に、加硫成形後にも機能を維持する吸
湿剤を含有しているので、吸湿性に優れている。
【0045】請求項4に記載の靴中敷は、靴中敷本体を
構成するゴム材料に、効果付与剤を、サイクロデキスト
リンの包接化合物として含有しているので、靴中敷に成
形した後でも、有効に効果を発揮できる上に、該効果を
長期間保持できる。
構成するゴム材料に、効果付与剤を、サイクロデキスト
リンの包接化合物として含有しているので、靴中敷に成
形した後でも、有効に効果を発揮できる上に、該効果を
長期間保持できる。
【0046】請求項5に記載の靴中敷は、靴中敷本体の
上面に、機能性繊維が起立状に設けられているので、機
能性繊維の種類を選択することにより、ゴム特有の臭い
をマスクし、さらに吸湿性等の種々の機能を付与できる
。
上面に、機能性繊維が起立状に設けられているので、機
能性繊維の種類を選択することにより、ゴム特有の臭い
をマスクし、さらに吸湿性等の種々の機能を付与できる
。
【図1】請求項1に記載の発明の一実施例たる靴中敷の
平面模式図、及び断面図である。
平面模式図、及び断面図である。
【図2】請求項1に記載の発明の突起形状の具体例であ
る。
る。
【図3】請求項1に記載の発明の他の実施例たる靴中敷
の平面模式図である。
の平面模式図である。
【図4】請求項1に記載の発明の他の実施例たる靴中敷
の平面模式図、及び断面図である。
の平面模式図、及び断面図である。
【図5】請求項1に記載の発明の靴中敷を使用した靴を
脱ぐときの様子を示す図である。
脱ぐときの様子を示す図である。
【図6】請求項2に記載の発明の一実施例たる靴中敷の
平面模式図、及び断面図である。
平面模式図、及び断面図である。
【図7】請求項2に記載の発明の突起形状の具体例であ
る。
る。
【図8】靴を履いた状態において、請求項2に記載の発
明の突起形状の様子を示す図である。
明の突起形状の様子を示す図である。
【図9】請求項2に記載の発明の他の実施例たる靴中敷
の平面模式図である。
の平面模式図である。
【図10】請求項5に記載の発明の一実施例たる靴中敷
の斜視図である。
の斜視図である。
【図11】請求項1、2、5に記載の構成を組み合わせ
た靴中敷の一実施例の断面図である。
た靴中敷の一実施例の断面図である。
【図12】従来のゴム製の靴中敷の問題点を説明するた
めの図である。
めの図である。
4 靴中敷
5 靴中敷本体
6 滑り用凹凸列
11 靴中敷
12 靴中敷本体
13 滑り止め用突起
16 靴中敷
17 靴中敷本体
18 機能性繊維
Claims (5)
- 【請求項1】 ゴム製の靴中敷本体の上面に、長手方
向に沿った滑り用凹凸列が一体的に設けてられているこ
とを特徴とする靴中敷。 - 【請求項2】 ゴム製の靴中敷本体の下面に、複数の
滑り止め用突起が一体的に設けられていることを特徴と
する靴中敷。 - 【請求項3】 靴中敷本体が、動物の皮膜を構成する
タンパク質の微粉末を主成分とする吸湿剤を含有するゴ
ム材料で構成されていることを特徴とする靴中敷。 - 【請求項4】 靴中敷本体が、効果付与剤をサイクロ
デキストリンで包接した包接化合物を含有するゴム材料
で構成されていることを特徴とする靴中敷。 - 【請求項5】 ゴム製の靴中敷本体の上面に、機能性
繊維が起立状に設けられていることを特徴とする靴中敷
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14891491A JPH04297201A (ja) | 1991-01-30 | 1991-06-20 | 靴中敷 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP264591 | 1991-01-30 | ||
JP3-2645 | 1991-01-30 | ||
JP14891491A JPH04297201A (ja) | 1991-01-30 | 1991-06-20 | 靴中敷 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04297201A true JPH04297201A (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=26336088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14891491A Pending JPH04297201A (ja) | 1991-01-30 | 1991-06-20 | 靴中敷 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04297201A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009502495A (ja) * | 2005-08-03 | 2009-01-29 | フィンテックス アンド パートナーズ イタリア ソチエタ ペル アチオーニ | 吸収性製品及び同種の製品を製造するためのウェブ状製品の製造方法、それにより得られるウェブ状製品及び該ウェブ状製品を備えた吸収性製品 |
US7637035B1 (en) | 2002-07-18 | 2009-12-29 | Reebok International Ltd. | Collapsible shoe |
USD675002S1 (en) | 2010-11-02 | 2013-01-29 | Reebok International Limited | Shoe sole |
USD693551S1 (en) | 2012-07-10 | 2013-11-19 | Reebok International Limited | Shoe |
USD693550S1 (en) | 2012-07-10 | 2013-11-19 | Reebok International Limited | Shoe |
USD711636S1 (en) | 2012-03-23 | 2014-08-26 | Reebok International Limited | Shoe |
USD714036S1 (en) | 2011-03-31 | 2014-09-30 | Adidas Ag | Shoe sole |
US9144264B2 (en) | 2010-09-24 | 2015-09-29 | Reebok International Limited | Sole with projections and article of footwear |
US9955750B2 (en) | 2012-07-10 | 2018-05-01 | Reebok International Limited | Article of footwear with sole projections |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP14891491A patent/JPH04297201A/ja active Pending
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7637035B1 (en) | 2002-07-18 | 2009-12-29 | Reebok International Ltd. | Collapsible shoe |
US8020320B2 (en) | 2002-07-18 | 2011-09-20 | Reebok International Ltd. | Collapsible shoe |
US9427042B2 (en) | 2002-07-18 | 2016-08-30 | Reebox International Limited | Collapsible shoe |
US8505221B2 (en) | 2002-07-18 | 2013-08-13 | Reebok International Limited | Collapsible shoe |
JP2009502495A (ja) * | 2005-08-03 | 2009-01-29 | フィンテックス アンド パートナーズ イタリア ソチエタ ペル アチオーニ | 吸収性製品及び同種の製品を製造するためのウェブ状製品の製造方法、それにより得られるウェブ状製品及び該ウェブ状製品を備えた吸収性製品 |
US9144264B2 (en) | 2010-09-24 | 2015-09-29 | Reebok International Limited | Sole with projections and article of footwear |
USD859800S1 (en) | 2010-11-02 | 2019-09-17 | Reebok International Limited | Sole |
USD693552S1 (en) | 2010-11-02 | 2013-11-19 | Reebok International Limited | Shoe sole |
USD818683S1 (en) | 2010-11-02 | 2018-05-29 | Reebok International Limited | Shoe midsole |
USD786544S1 (en) | 2010-11-02 | 2017-05-16 | Reebok International Limited | Shoe midsole |
USD746032S1 (en) | 2010-11-02 | 2015-12-29 | Reebok International Limited | Shoe |
USD675002S1 (en) | 2010-11-02 | 2013-01-29 | Reebok International Limited | Shoe sole |
USD714036S1 (en) | 2011-03-31 | 2014-09-30 | Adidas Ag | Shoe sole |
USD711636S1 (en) | 2012-03-23 | 2014-08-26 | Reebok International Limited | Shoe |
USD776411S1 (en) | 2012-03-23 | 2017-01-17 | Reebok International Limited | Shoe |
USD693551S1 (en) | 2012-07-10 | 2013-11-19 | Reebok International Limited | Shoe |
USD745256S1 (en) | 2012-07-10 | 2015-12-15 | Reebok International Limited | Shoe |
USD802898S1 (en) | 2012-07-10 | 2017-11-21 | Reebok International Limited | Shoe |
US9955750B2 (en) | 2012-07-10 | 2018-05-01 | Reebok International Limited | Article of footwear with sole projections |
USD734601S1 (en) | 2012-07-10 | 2015-07-21 | Reebok International Limited | Shoe |
USD693550S1 (en) | 2012-07-10 | 2013-11-19 | Reebok International Limited | Shoe |
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