JPH04296596A - 画像形成システム装置 - Google Patents

画像形成システム装置

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JPH04296596A
JPH04296596A JP3084483A JP8448391A JPH04296596A JP H04296596 A JPH04296596 A JP H04296596A JP 3084483 A JP3084483 A JP 3084483A JP 8448391 A JP8448391 A JP 8448391A JP H04296596 A JPH04296596 A JP H04296596A
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Masatoshi Hosoi
細井 正敏
Masashi Shimada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置と、用紙
を仕分けたり、ステイプルを行つたりする複数の後処理
装置と、後処理装置間を連結する連結装置とからなる画
像形成システム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置の処理速度の高速化、大容
量給紙装置の採用などにより、画像形成装置に装着され
るソータ・ステイプラの如き後処理装置も、2段、3段
と連結装置を介して連結し、一連の用紙処理システムを
構築することが提案されている。かかる用紙処理システ
ムにおいて、各装置を制御する制御装置としてそれらを
一元的に制御する制御方式と、各装置に分散させて制御
する制御方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ソータ・ス
テイプラは用紙の搬入に対してステイプル指示など、画
像形成装置からの排紙にタイミングをとつて送られる信
号などが必要である。また、第1ソータ・ステイプラ(
上流側)と第2ソータ・ステイプラ(下流側)は、少な
くとも出荷レベルで同一のものでないと出荷在庫管理上
困難を伴うし、また異なるものにするとコストも上がる
。従つて、第1、第2ソータ・ステイプラの制御ソフト
も同じものである必要がある。即ち、第1ソータ・ステ
イプラと画像形成装置との信号のやりとり、タイミング
が第2ソータ・ステイプラと第1ソータ・ステイプラの
それと全く等しければ、第1ソータ・ステイプラと画像
形成装置との信号のやりとりと同様に、第1ソータ・ス
テイプラと第2ソータ・ステイプラ間で信号の授受を行
うことができ(データの加工は必要)、画像形成装置と
第1ソータ・ステイプラ間、および第1、第2ソータス
テイプラ間で同一のソフトウエア、制御方式を採用する
ことができ、シンプルでかつ在庫管理上も区別の必要が
なくなる。本発明は、このような背景に基づいてなされ
たものであり、複数の後処理装置を作り分ける必要がな
く、制御コストも抑えることができる画像形成システム
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、用紙の排出
を検知する第1の排出検知手段を有する画像形成装置と
、用紙の搬入を検知する搬入検知手段を有して前記画像
形成装置より順次排出される用紙を仕分けてステイプル
等を行う複数の後処理装置と、用紙の排出を検出する第
2の排出検知手段を有して用紙の搬送を行うと共に、前
記複数の後処理装置を連結する連結装置とからなる画像
形成システム装置において、前記画像形成装置と前記後
処理装置の1つを接続すると共に、前記第1の排出検知
手段からその下流側に直接接続される前記後処理装置の
前記搬入検知手段までの用紙の搬送距離と、前記第2の
排出検知手段からその下流側に直接接続される前記後処
理装置の前記搬入検知手段までの用紙の搬送距離を等し
く構成した第1の手段により達成される。また上記目的
は、上記と同様の画像形成システム装置において、前記
第2の排出検知手段の排出検知により、その下流に接続
される後処理装置に送信される排出検知信号は前記第1
の排出検知手段の排出検知により、その下流側に接続さ
れる後処理装置に送信される信号と同じ種類の信号とし
た第2の手段により達成される。
【0005】
【作用】第1の手段においては、上流側の後処理装置と
下流側の後処理装置とで、前段からの用紙の搬送距離が
等しく構成されるので両者の用紙搬送時間も等しくなる
。第2の手段においては、連結装置の第2の排出検知手
段を、画像形成装置の第1の排出検知手段に見立てて、
第2の排出検知手段の排出検知信号が下流側の後処理装
置にタイミングをとつて信号を送信される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。まず、実施例に使用される20ビンを備えたソー
タステイプラに関し、図3に基づき説明する。複写機か
ら排出されたコピー紙は、入口ガイド板104a,10
4bの間から挿入され、ガイド板107,109,11
0,111、搬送ローラ106,108,112,11
3を経て上部へ搬送される。今、通常排紙モード(排紙
トレイ119に排出するモード)であるとすると、切換
爪115が下がつていて、コピー紙はガイド板114に
沿つて、排紙ローラ対117,118により排紙トレイ
119に排出される。また、今、ソートモード(ページ
順に仕分けるモード)およびスタツクモード(ページ毎
に仕分けるモード)であるとすると、切換爪115が上
がつていて、ガイド板120に沿つて下方に搬送される
。搬送ローラ162と従動ローラ165によつて搬送さ
れたコピー紙は、偏向爪164が作動している個所のビ
ン300に排出される。偏向爪164は、モード(ソー
トまたはスタツク)に合つた動きを行う。
【0007】ソートモードの時は、1ビン目の偏向爪1
64が作動して、第1ビン300に排出し、原稿の1ペ
ージ目の2枚目のコピー紙は2ビン目の偏向爪164が
作動して、第2ビン300に排出する。また2ページ目
の1枚目コピー紙は第1ビン300に、2枚目は第2ビ
ン300にそれぞれ排出される。このようにしてソート
モードの時は、1つのビン300に1,2,3,・・・
・・というようにページ順に排出される。スタツクモー
ドの時は、原稿の1ページ目のコピー紙全部を第1ビン
に排出し、2ページ目のコピー紙を第2ビンに排出させ
るように偏向爪164が作動する。このようにして、ス
タツクモードの時は、1つのビンに同一ページのコピー
紙が排出され、ページ毎に仕分ける。このように仕分け
られたコピー紙に対してステイプルを行うために必要な
構成について、以下に説明する。コピー紙のステイプル
を行うためには、複数のコピー紙は揃えられていなけれ
ばならない。そのため、本実施例のソータには、以下図
4、図5に基づいて説明する揺動装置が備わつている。
【0008】図4は揺動装置の概略を示す斜視図、図5
は揺動装置との関係を示すビン300の平面図である。 この揺動装置は、画像形成装置側から送り出されるサイ
ズ信号を受け取ると、サイズ移動モータ515によつて
上下のタイミングベルト507,508が移送され、こ
れにより主軸501に取り付けられている押圧部材50
2が用紙束の一側端面部に向かつて往動する。そして、
サイズ検知板530およびサイズ検知センサ531によ
り揺動ユニツトを所定位置まで移動させる。次に揺動モ
ータ520が半回転分(180°)だけ正転し、その後
、反転してホームポジシヨンに戻ることによつて揺動ア
ーム521が1回揺動し、その揺動力が主軸501を介
して各押圧部材502に伝達される。これにより押圧弾
性部材502aが図5の実線で示される位置から、一点
鎖線で示される位置に揺動する。
【0009】そして、上述した揺動により用紙束の一側
端面に対して押圧部材502の押圧弾性部材502aが
当接することにより、用紙束の反対側の端面部がフエン
ス316側に押し付けられ、その結果、前記用紙束の一
側端面部の位置揃えが行われるとともに、押圧部材50
2の揺動力によつて前記用紙束の一側端面部と直交関係
にある他側端面が、ビン立上がり部308に当接するよ
うに矢印A方向に向かつて押し込まれ、その結果、この
用紙束の他側端面部の位置揃えが行われることになる。 位置揃えが行われる用紙束は、ステイプル動作などの各
種後処理が実行された後に図5の矢印X方向に取り出さ
れる。この取り出し方向には、取り出しの支障となるも
のは何ら存在しないので、用紙取り出し動作は容易に行
われることとなる。
【0010】次にステイプラ装置400について説明す
る。多段にわたつて設けられた用紙堆積用のビン300
の側部には、図6に示されるようなステイプラ装置40
0が配置されている。このステイプラ装置400におい
ては、ステイプラ401および用紙引き寄せ装置402
が、板状のブラケツト403の下面部から垂下するよう
にして、それぞれ固定されている。ステイプラ401は
、図示を省略した各ビン300上に堆積される仕分け後
の用紙束のそれぞれに対して、ステイプル針を打ち込む
ものであり、用紙引き寄せ装置402は、上記各ビン3
00上の用紙束を把持して、ほぼ水平方向に移送させる
ものである。前記ブラケツト403の両端縁部分403
a,403bは、上方向および下方向にそれぞれに折曲
しており、これらの両端縁部分403a,403bにロ
ーラ404aおよび404bが回転自在に取り付けられ
ている。前記ローラ404aおよび404bは、ビン3
00の側部に沿つてほぼ平行に立設された2つのガイド
レール405a,405bの溝部内に上下方向に転動さ
れるように装着されており、これにより前記ステイプラ
401および用紙引き寄せ装置402が各ビン300の
側部に沿つて上下方向に一体的に往復移動するようにな
つている。さらにビン300の側部に沿つてほぼ平行に
2つの駆動ベルト406a,406bが張設されている
。これらの駆動ベルト406a,406bに対して前記
ブラケツト403の両端縁部分403a,403bがそ
れぞれ、ねじ止め固定されている。上記各駆動ベルト4
06a,406bは、上下方向に所定間隔離して配置さ
れた2つのプーリ407a,407cおよび407b,
407dの間にそれぞれ掛け渡されている。下側のプー
リ407c,407d同士は共通の支軸408によつて
一体的に回転されるように連結されている。
【0011】そして、駆動モータ409の出力軸に固定
されたプーリ410および動力伝達ベルト411を介し
てプーリ412に伝わり、同軸上に固定された駆動歯車
413、この駆動歯車413に噛み合わされる歯車41
4を順に介して、前記支軸408の両端部に固定された
下側プーリ407c,407dに対して回転駆動力が伝
達される。このような駆動力伝達機構によつて、前記駆
動ベルト406a,406bが移送駆動され、それによ
り前記ステイプラ401および用紙引き寄せ装置402
の上下方向の移送動作が行われる。さらにまた、前記ブ
ラケツト403の一方側の端縁部分403aに対して、
上下位置センサ415が取り付けられているとともに、
検知板416が上下位置センサ415に挟まれるように
して立設されている。前記検知板416には、位置を表
示する突起416aが各ビン300位置に対応するよう
にして所定間隔をなして形成されている。このような位
置検知機構によつて前記ステイプラ401および用紙引
き寄せ装置402が各ビン300の設置位置に停止され
るように制御される。図6における突起403cと上下
ホームセンサ403dは、ブラケツト403の上限位置
を決めるためのものであり、突起403cがセンサ40
3dの中に入ると、モータ409による上昇を停止する
【0012】図7は上述したステイプラ装置400の動
きを分かり易くするための説明図であり、ビン300上
に排出された用紙423とチヤツク部421の動きとス
テイプラ401の位置を説明する。ビン300上に排出
された用紙423は、用紙423dで示すような位置に
排出される。その後、前記の揺動装置にてフエンス31
6に当接する位置に揃えられる。その後でコピーが終了
し、ステイプルが開始されると、チヤツク部421が実
線の位置から一点鎖線の位置に移動し、チヤツク部42
1を閉じて用紙423を挟み、また実線の位置まで戻る
。この動作によりある枚数の用紙423は用紙423f
の位置まで移動し、ステイプラ401によりビン300
端部でステイプルされる。その後、チヤツク部421が
開き、後記する戻し板で用紙423は用紙423eの位
置から用紙423dの位置の範囲に戻される。これで1
つのビン300に対する仕事が終了し、次のビン300
へ行き、この動作を繰り返す。全ての記録用紙束に対し
てステイプルが行われると、ステイプラ401は、上昇
して最上位のホームポジシヨンに戻される。ホームポジ
シヨンは最上位に配置している1段目のビン300より
さらに上側に位置している。
【0013】ソータ・ステイプラのソータは、図3に示
すように20のビン300を備えており、それぞれ10
ビンずつの第1のソータ手段100と第2のソータ手段
101の2ブロツクに分かれていて、上のブロツク(第
1のソータ手段)100に上ビンセンサ176,179
と、上排紙センサ177,178があり、下のブロツク
(第2のソータ手段)101に下ビンセンサ181,1
84と下排紙センサ180,183がある。これらのセ
ンサ176〜184は、LEDとホトトランジスタから
なる透過式の光学検知センサである。コピー紙が排出さ
れたかどうかを検出するのが、上、下排紙センサ177
,178,180,183であり、ビン300にコピー
紙があるかどうかを判別するのが、上、下ビンセンサ1
76,179,181,184である。このような上、
下ビンセンサ176,179,181,184により、
上ブロツク100にコピー紙が載つていれば、下ブロツ
ク101を使用するという連続最大2通りのソートおよ
びステイプルを行うことが可能となる。
【0014】図8はソータ・ステイプラにおける制御系
のブロツク図である。この制御系は制御手段であるCP
U600を中心にROM601、RAM602、I/O
ポート603,606、クロツクタイマコントローラ(
以下CTCと略す)604、ユニバーサル・アシンクロ
ナス・レシーバートランシーバ(以下UARTと略す)
605にて構成されるマイクロコンピユータ制御システ
ムである。プログラムを書き込んだROM601により
随時、RAM602を利用しつつ、各入力系からの信号
をマルチプレクサ607を介して、I/Oポート606
からマルチプレクサ607を介して入力されるセンサス
イツチ群からの入力信号を受けて、I/Oポート603
、CTC604の出力信号により各種ドライバ608,
611,615,616,617、相信号生成部614
、SSR609を介し後述する各負荷を制御している。 また、複写機とはレシーバ612、ドライバ613を介
し、UART605により各ステータス、指示信号のや
りとりをしている。複写機とやりとりしている信号のう
ち、複写機からソータ・ステイプラに送られてくる信号
には、ソータ始動信号、複写機排出信号、モード信号、
サイズ信号、ステイプル開始信号、ステイプル終了信号
、サービスコールリセツト信号(S.C.リセツト)な
どがあり、ソータ・ステイプラから複写機に送る信号に
は、排出信号、各ドアカバーオープン信号、ジヤム信号
、ビン数オーバー信号、異常信号、針無信号、ステイプ
ル終了信号、ステイプル許可信号、ソート許可信号など
がある。
【0015】前記センサスイツチ群の具体的部材として
は、上ビンセンサ176,179、下ビンセンサ181
,184、上排紙センサ177,178、下排紙センサ
180,183、サイズホームセンサ、サイズ検知セン
サ531、揺動ホームセンサ、上下ホームセンサ403
d、上下位置センサ415、チヤツク前センサ、チヤツ
ク後センサ、ステイプルホームセンサ、針有無センサ、
カバー上スイツチ、ドア左スイツチ、ドア右スイツチ、
入口センサ619、排紙センサ等がある。また負荷(出
力系)としては、ドライブモータ(ACモータ)200
、針無表示717、ステイプル動作中表示、偏向ソレノ
イド(SOL)、切換SOL、電磁クラツチ(CL)、
ステイプルモータ(DCモータ)、チヤツクモータ(D
Cモータ、正逆回転)、上下移動モータ(ステツピング
モータ)409、サイズ移動モータ(ステツピングモー
タ)515、揺動モータ(ステツピングモータ)520
等がある。
【0016】以下、ソータ・ステイプラの動作制御をフ
ローチヤートに従つて説明する。全体動作フローを図9
ないし図11に示す。まず、複写機から送られる動作モ
ード信号を受信し(ステツプ1−1)、複写機から送ら
れるセツト枚数信号を受信する(ステツプ1−2)。コ
ピー開始後、複写機からソータ始動信号が送られ(ステ
ツプ1−3)、その信号の受信でドライブモータ200
がオンし(ステツプ1−4)、ソートモードならば(ス
テツプ1−5)、ソートモードのサブルーチンに移行す
る(ステツプ1−6)。ソータ始動信号が送られて来な
い時は、ウエイト状態となる。ソートモードのサブルー
チンは、図10および図11に示すようなものであつて
、前述のソータ始動信号(ステツプ1−3)に少し遅れ
て複写機から給紙した用紙のサイズを示すサイズ信号が
送信される(ステツプ1−10)。サイズ信号を受け取
り、揺動の可、不可を判断し(ステツプ1−11)、揺
動可の場合は、受け取つたサイズ信号に該当する位置へ
揺動装置を移動させる(ステツプ1−12)。
【0017】複写機からコピー紙が排出される時、排紙
信号が送られる(ステツプ1−13)。この排紙信号受
信のタイミングで電磁クラツチ(CL)がオンする(ス
テツプ1−14)。次に複写機からコピー紙が搬入され
、入口センサ619がオンし(ステツプ1−15)、こ
の入口センサ619のオンのタイミングで切換SOLが
オンし(ステツプ1−16)、ソートビン300への排
紙の準備が整う。次に図11のフローチヤートに移り、
入口センサ619のオンのタイミングに少し遅れて排出
ビンの偏向SOLのうち、排出ビンのものがオンし、コ
ピー紙を所定のビン300へ導く(ステツプ1−17)
。コピー紙が排出され、ビン300の上に載るまでの適
当な時間(300msec)経過後(ステツプ1−18
)、揺動モータ520をオンさせ押圧部材502を動か
すことにより、紙揃えを行う(ステツプ1−19)。
【0018】次にステイプル動作に関して説明する。ス
テイプル開始信号が受信されると(ステツプ1−20)
、ステイプル動作に入り(ステツプ1−21)、ステイ
プル動作が終了すると(ステツプ1−22)、ステイプ
ル移動ユニツトがホームポジシヨンへ移動する(ステツ
プ1−23)。上記ステイプルの動作モードには2種類
あり、ソート終了後、ステイプルを行う「マニアルステ
イプル動作モード」と、1つのビン300へのソート終
了後、ソート動作は継続しつつ、自動的にステイプル動
作を開始する「オートステイプル動作モード」がある。 まず、マニアルステイプル動作モードは、ソート終了後
(ステツプ1−24)、ビン300上にコピー紙が載つ
ている場合に、操作者のキー操作により複写機からステ
イプル開始信号が送信され、この信号を受信することに
より、動作を開始する。オートステイプル動作モードは
、操作者がコピー開始前またはコピー開始途中にキー操
作によりオートステイプル動作モードを指定しておくこ
とにより、ソート途中、複写機から最終原稿の1枚目の
コピー紙を排出するタイミングで、ステイプル開始信号
が送信され、この信号を受信した後、最終原稿の1枚目
のコピー紙が本機から排出され、そのコピー紙に揺動が
施された時よりステイプル動作を開始する。これにより
ステイプル動作が、ソート動作(仕分け動作)が全て完
了しない前に並行して行われるように制御され、紙処理
を効率的に行える。
【0019】次に前述したソータ・ステイプラを、中継
ユニツト(連結装置)706を用いて2台接続し、40
部までのソートおよびステイプルが行える本発明の実施
例である画像形成システム装置に関して、図1、図2に
従い説明する。図1において、711はレシーバ、70
3はドアスイツチ、708は光フアイバ、710はドラ
イバ、712はメイン制御板、717はステイプル針の
針無し表示部であり、第1および第2のソータ・ステイ
プラに対応するものには符号に更にそれぞれaおよびb
を添えて示した。まず、用紙の搬送方向において上流側
である第1ソータ・ステイプラ704へ用紙を排出して
ステイプルを行う動作は前述の通りであるため、用紙の
搬送方向において下流側である第2ソータ・ステイプラ
705へ用紙を排出してステイプルを行う動作を述べる
。複写機本体(画像形成装置)709から排出されたコ
ピー紙は、第1ソータ・ステイプラ704のコピー搬入
口718に入り、入口センサ(搬入検知手段)619a
で検知される。コピー紙が入口センサ619aに検知さ
れた時、そのコピー紙の排出先が第1ソータ・ステイプ
ラ704内CPU600aで演算処理され、決定される
。その排出先が第2ソータ・ステイプラ705のビン3
00b(21〜40ビン)である場合、コピー紙が入口
センサ619aで検知された時、中継ユニツト706内
のSSR702へ第1ソータ・ステイプラ704内のC
PU600aからオン信号が出力され、これによりSS
R702の出力がオンとなり、中継ユニツト706内の
搬送モータ701が作動する。また第1ソータ・ステイ
プラ704内のCPU600aからUART605、ド
ライバ613aを通して第2ソータ・ステイプラ作動用
信号が発せられる。この信号は光フアイバ707を通し
て、第2ソータ・ステイプラ705内のレシーバ711
bを通し、CPU600bに入る。
【0020】CPU600bはこの信号を解読処理し、
第2ソータ・ステイプラ705内のSSRにオン信号を
送り、これによりSSRに接続された搬送モータ200
が作動する。次にコピー紙は、搬送路切換器115aの
下側を通り、第1ブロツク100aの導入路、第2ブロ
ツク101aの導入路を通り、最下位のソータビン30
0a(第20ビン)の下の排出口より出て、中継ユニツ
ト706の搬入口より中継ユニツト706内に入る。な
お、20ビンシステムでソータビン300への排出検知
に用いていたセンサ180a,183aは、この時のコ
ピー紙の搬送チエツク用として用いられる。中継ユニツ
ト706内に入つたコピー紙は、第1ソータ・ステイプ
ラ704からの排出搬送速度と第2ソータ・ステイプラ
705の搬入速度差を吸収すべく、徐々に搬送速度を低
下させながら中継ユニツト706の排出口へ向かう。
【0021】排出口へ向かつたコピー紙は、排出口近く
に設けられた中継ユニツト排出センサ(第2の排出検知
手段)700に検知される。搬送路上の設置位置を複写
機本体709の排出センサと第1ソータ・ステイプラ7
04の入口センサ619aの距離と、中継ユニツト70
6の排出センサ700と第2ソータ・ステイプラ705
の入口センサ619bの距離とを等しく構成してある。 排出センサ700のオン信号は、第1ソータ・ステイプ
ラ704のCPU600aに入力し、コピー紙の搬送チ
エツクを行うとともに、CPU600aからUART6
05a、ドライバ613a、光フアイバ707を通して
、第2ソータ・ステイプラ705へ送られる。送られた
検知信号は、複写機本体709から第1ソータ・ステイ
プラ704へ本体排紙信号が送られ、第1ソータ・ステ
イプラ704内で制御のための信号として使用されるの
と同様に、第2ソータ・ステイプラ705で制御用信号
として処理され、搬送路切換、ステイプルの開始タイミ
ング、搬送チエツク等に用いられる。前述のように中継
ユニツト706の排出センサ700から第2ソータ・ス
テイプラ705までの搬送距離が複写機本体709の排
紙センサから第1ソータ・ステイプラ704までのそれ
と同じため、各々のセンサの検知タイミングも同等とな
り、第1ソータ・ステイプラ704と第2ソータ・ステ
イプラ705の用紙搬送の処理プログラムは同じものを
使用できる。なお、中継ユニツト706がないようなシ
ステムにおいては、第1ソータ・ステイプラの排紙検知
が、中継システムの排紙検知の役割を行うことになる。 なお本実施例では、20ビンシステムのソータ・ステイ
プラを用いたシステム装置として説明したが、ビン数は
10ビン,30ビン等、他の数でもよく、またソータ・
ステイプラも2台接続したものに限らず、例えば、第2
ソータ・ステイプラ705の後に第2中継ユニツト、第
3ソータ・ステイプラを接続するなど、台数も2台に限
らないものである。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、上流側の
後処理装置と下流側の後処理装置とで、前段からの用紙
の搬送距離を等しくしたので上流側と下流側の後処理装
置を出荷レベルで同一のものとすることができ、画像形
成システム装置の簡略化、低価格化が図れる。請求項2
記載の発明によれば、連結装置の第2の排出検出手段を
、画像形成装置の第1の排出検出手段に見立てて、第2
の排出検知手段の排出検知信号を下流側の後処理装置に
タイミングをとつて送信するようにしたから、各後処理
装置用のソフトウエアを共通化することができ、コスト
の低減と、開発期間の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像形成システム装置の
制御系を示す模式図である。
【図2】本発明の実施例に係る画像形成システム装置の
構成図である。
【図3】ソータ・ステイプラの構成図である。
【図4】用紙揃え機構の斜視図である。
【図5】揺動装置との関係を示すビンの平面図である。
【図6】ステイプラ装置の駆動機構の斜視図である。
【図7】ステイプラ装置による用紙把持の様子を示す説
明図である。
【図8】ソータ・ステイプラの全体制御ブロツク図であ
る。
【図9】ソータ・ステイプラのゼネラルフローチヤート
である。
【図10】そのソートモードサブルーチンのフローチヤ
ートである。
【図11】そのソートモードサブルーチンのフローチヤ
ートである。
【符号の説明】
600  CPU 619  入口センサ 700  排出センサ 704  第1ソータ・ステイプラ 705  第2ソータ・ステイプラ 706  中継ユニツト 709  複写機本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  用紙の排出を検知する第1の排出検知
    手段を有する画像形成装置と、用紙の搬入を検知する搬
    入検知手段を有して前記画像形成装置より順次排出され
    る用紙を仕分けてステイプル等を行う複数の後処理装置
    と、用紙の排出を検出する第2の排出検知手段を有して
    用紙の搬送を行うと共に、前記複数の後処理装置を連結
    する連結装置とからなる画像形成システム装置において
    、前記画像形成装置と前記後処理装置の1つを接続する
    と共に、前記第1の排出検知手段からその下流側に直接
    接続される前記後処理装置の前記搬入検知手段までの用
    紙の搬送距離と、前記第2の排出検知手段からその下流
    側に直接接続される前記後処理装置の前記搬入検知手段
    までの用紙の搬送距離を等しく構成したことを特徴とす
    る画像形成システム装置。
  2. 【請求項2】  請求項1の記載において、前記第2の
    排出検知手段の排出検知により、その下流に接続される
    後処理装置に送信される排出検知信号は前記第1の排出
    検知手段の排出検知により、その下流側に接続される後
    処理装置に送信される信号と同じ種類の信号としたこと
    を特徴とする画像形成システム装置。
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