JPH0429609A - 移動体におけるケーブル類の装着構造 - Google Patents

移動体におけるケーブル類の装着構造

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JPH0429609A
JPH0429609A JP13226090A JP13226090A JPH0429609A JP H0429609 A JPH0429609 A JP H0429609A JP 13226090 A JP13226090 A JP 13226090A JP 13226090 A JP13226090 A JP 13226090A JP H0429609 A JPH0429609 A JP H0429609A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A9発明の目的 (1)産業上の利用分野 この発明は、ケーブルの引張り・引き戻しにより移動操
作のなされる移動体におけるケーブルの装着構造に関し
、特には、ピストンパルプ型気化器における絞り弁構造
に適用して好適なケーブルの装着構造に関する。
(2)従来の技術 ケーブルの引張り・引戻しにより移動させてなる作動体
の代表的なものとして、二輪車における内燃機関への燃
料供給装置として使用される摺動絞り弁を存する気化器
がある。
第13図はこの気化器の絞り弁部分の一般構造を示すも
のであって、図において、aは絞り弁であって、気化器
本体に形成された案内筒すに摺動自在に案内され、吸気
通路Cを開閉する。dは戻しばねであって、案内筒すの
上部に螺合されたキャップeと絞り弁aとの間に介装さ
れ、絞り弁aを下方へすなわち戻し方向へ付勢する。f
は絞り弁aの中心に装着されたニードル弁である。
そして、gはこの絞り弁aを上方へ引き上げる操作ケー
ブルいわゆるスロットルケーブルであって、このケーブ
ルgを装着するためのスリットhが絞り弁aの側面に縦
設されている。すなわち、ケーブルgをスリン)hに装
着した後、その末端のエンド部iを絞り弁aの下底部に
係合させてなるものであり、従ってこの構造上、ケーブ
ルgのエンド部iは絞り弁aの中心より偏心したものと
なっている。
更にまた、ケーブルgの装着作業において、予め組付け
られていたキャップe並びに戻しばねdを取り外す必要
があり、手間の要するものとなっている。
そこで、本出願人のおいては、先に、実開昭61−58
665号により新規な構成のものを提案した。
しかしながら、該先行技術においても、偏心については
解決したが、ケーブルの装着手間に関しては未だ手間の
要する問題を残している。
(3)発明が解決しよとする問題点 本発明は前記実情に鑑みなされたものであり、ケーブル
の偏心にも考慮を払いつつ、ケーブルの装着手間を解消
し、もって作業効率の向上を図りうるケーブル類の装着
構造を提供することを目的とする。
B9発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 本発明によれば、ケーブル類の末端に該ケーブルの径よ
りも大径の実質的に小円柱状をなすエンド部が装着され
、該ケーブル類の引張り・引戻しにより移動操作がなさ
れる移動体におけるケーブル類の装着構造において、移
動体本体は内部に円筒状中空部を有し、該移動体本体の
円筒状中空部には、 a、該円筒状中空部内に嵌装される基部をなし、上部に
は上面に外径方向へ滑り落ちる第1の傾斜面が形成され
、軸方向への切断面をもって実質的に半円筒断面とされ
た円筒体を有し、該円筒状の上部は前記ケーブル類のケ
ーブルを受け入れ、エンド部を受け入れないだけの幅を
有するケーブル溝が凹設され、かつ該ケーブル溝に続い
て段部を介してエンド部収容室が形成されてなる第1部
材と、 b、前記第1部材に組み込まれ、該第1部材の切断面に
対向するとともに、該第1の径斜面よりも低い位置で上
面に内径方向に滑り落ちる第2の傾斜面が形成されたガ
イド部材を有する第2部材と、c、前記第1部材の上部
の円筒部に嵌合される円筒状の第3部材と、 を装着してなることを特徴とする。
(2)作用 ケーブルの装着操作に先だって、移動体本体の内部には
第1部材及び第2部材が保合的に組付けられ、また、第
3部材は第1部材上に緩嵌台されている。
この状態で、ケーブルを移動体本体内へそのエンド部を
先にして挿入してゆく、該ケーブルのエンド部は先ず第
1部材の傾斜面により外径方向へ姿勢を傾けて滑り落ち
、次いで、第2部材の傾斜面により内径方向へ滑り落ち
、この結果、該エンド部は第1部材と第2部材とによっ
て区画される閉塞空間に保持される。
しかる後、ケーブルを引戻し方向へ引き上げることによ
り、第1部材の外周に第3部材が嵌まり込み、この結果
、実質的に密閉空間を形成し、ケーブルのエンド部の抜
出しが阻止される。
(3)実施例 本発明のケーブル類の装着構造の実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図〜第7図はその一実施例としてケーブル操作型摺
動絞り弁を備えた気化器への適用を示す。
すなわち、第1図はその気化器の内部構造を示す全体断
面図であり、第2図〜第7図はその部分構造、特には絞
り弁の構造を示す。
第1図を参照して、この気化器Cは、気化器本体1に水
平方向に貫通する吸気通路2が形成され、かつ、該気化
器本体lの上部には該吸気通路2に直交して内部に摺動
案内孔3aを有する絞り弁案内筒3が突設状に形成され
、該絞り弁案内筒3の上部にはキャップ4が螺合されて
いる。
また、気化器本体1の下部には、フロート室5を形成す
るフロート容器6が設置されるとともに、気化器本体1
内にはこのフロート室6に対応して吸気通路2に開口す
るとともにフロート室5内に連通ずる孔7a、7bが穿
設された円柱部7が突設され、該孔7a、7b内に主燃
料ノズル8A、主燃料ジェy ト8B、低速燃料ジェッ
ト8Cが組み付けられる。その他、このフロート室5に
はフロート9を始めフロート弁等の必要部材が設置され
るが、フロート9以外は図示を省略した。
そして、絞り弁案内筒3内には、末端にエンド部10を
有するスロットルケーブル11の引上げ操作により作動
し、戻しばね12によって下方へ付勢され、その下端面
よりニードル弁13が垂設された絞り弁14が吸気通路
2へ出入自在に設置されている。ニードル弁13は主燃
料ノズル8A内に中心を一致させて挿入される。
絞り弁14は上下動して吸気通路2の開口面積を変化さ
せ、かつ、それに伴うニードル弁13の開度を調整し、
燃料吐出量を調整する。なお、スロットルケーブル11
の他端はスロットルグリップに連動される。58はゴム
製のカバーである。
スロットルケーブル11は可撓性と剛性とを併せ持ち、
その末端に固着されたエンド部lOはケーブル11より
も大径の円柱状をなし、大きな剛度を有する。エンド部
10の下端面は縁部を面取りされており、装着の際の円
滑化を図っている。
また、第1図には図示されていないが、絞り弁案内筒3
の内面3aには後記するスロットルガイドを受け入れる
ように縦方向に案内溝3bが縦設されている(第8図参
照)。
第2図〜第4図はこの絞り弁14を取り出して示したも
のである。なお、当該図においてはスロットルケーブル
11並びにエンド部10は示されていない。
図に示されるように、この絞り弁14は、有底円筒状の
絞り弁本体15と、この絞り弁本体】5内に装着される
第1部材16、第2部材1゛7及び第3部材18からな
るケーブルホルダ19と、を主要構成部材として含む。
絞り弁本体15は直円筒状をなし、その下方部に中実の
支持部21を有し、該支持部21には中央に円孔22が
穿設されるとともに外周寄りに2条の円弧状の係合溝2
3が相装置して穿設され、円孔22にはニードル弁13
が挿通して配され、保合溝23には後記するケーブルホ
ルダ19の第1部材の係合脚が嵌まり込む。ニードル弁
13はその頭部の外周に溝13aが形成され、この溝1
3aに嵌まり込むようにしてコの字状のクリップ24が
装着される。該絞り弁本体15の上方の筒部には一定幅
の縦溝25が形成されている。
絞り弁本体15はその外側面15aを気化器本体1の絞
り弁案内筒3の摺動案内孔3aに摺接させ、軸方向にぐ
ら付くことなく上下移動される。
15bは絞り弁本体15の中実部21の外側面に斜めに
形成されたアイドルスクリュー当接面である。15cは
絞り弁本体15の下面に吸気通路2の上流側に向けて斜
めに形成されたカッタウェイである(第1図参照)。
ケーブルホルダ19は第1部材16いわゆるケーブルス
トッパ、第2部材17いわゆるばね座部材、第3部材1
8いわゆる抜出し阻止筒からなり、これらは一体的に組
み付けられて絞り弁本体15の上部中空筒部内に固定的
に装着される。
第5図はこのケーブルホルダ19を分解的に示したもの
である。第6図及び第7図はそれぞれの部材を示す。
第1部材すなわちケーブルストッパ16は、第5図及び
第6図に示されるように、上部の小円筒部27、下部の
大円筒部28、下端のフランジ部29からなり、小円筒
部27及び大円筒部28は円筒中心軸に偏心しかつ平行
する面30をもって切断され、フランジ部29は環状体
をなす。31は小円筒部27から大円筒部28に外径を
変化させるテーパー面であって、戻しばね12の装着の
便に供される。32はフランジ部29の下端面から垂設
される係合脚であって、鉛直部32aと該鉛直部32a
の下端より曲率をもって水平に延びる水平部32bとか
らなる。
小円筒部27において、その上部には中心軸に沿って切
断面30に向けて開設するU字状のケーブル溝33が上
下に貫通して形成され、また、その下部には該ケーブル
溝33に連通して大径の切断面30に向けて開口する円
筒状の室すなわちエンド部収容室34が形成されている
。ケーブル溝33とエンド部収容室34との段部35は
いわゆるエンド部工0の保合面を構成する。更に、小円
筒部27の外周には円周方向に溝36が周設される。
そして、該小円筒部27の上面において、切断面30に
向けて傾斜する第1の傾斜面38が形成される。本実施
例においては、該傾斜面38は小円筒部27の上面27
aを少し残しているが、この態様に限定されるものでは
なく、要は傾斜面38の勾配によって決まる。
この小円筒部27において、ケーブル溝33の溝幅aは
ケーブル11の太さを受け入れるに足る幅とされ、エン
ド部収容室34の切断面30への開口幅すはエンド部1
0の径よりも若干太き目にされる。
大円筒部2日において、エンド部収容室34より段部4
0を介して更に大径のクリップ収容室41が形成されて
いる。
フランジ部29は、円環体をなすが、その内孔は前記し
た大円筒部28のクリップ収容室41に連続する。そし
て、該内孔は絞り弁本体15の支持部21の突内部21
aに嵌まり込む。また、その外径は絞り弁本体15の上
部筒部の内径に袋挿入される径とされる。
円筒部27.28の切断面30に対向するフランジ部2
9の外側には切欠き凹部42が形成される。該切欠き凹
部42には後記する第2部材17の保合突起が嵌合され
る。
第2部材すなわちばね座部材17は、ばね座円環部44
を主体とし、該ばね座円環部44より内径寄りに上方へ
立ち上がるガイド部材45、更には、該ばね座円環部4
4より外径方向に突設するスロットルガイド46並びに
ケーブルストッパ16との係合をなす係合突起47が一
体的に形成される。そして、該ばね座部材17は硬質の
合成樹脂をもって成形される。
もっと詳しくは、ばね座円環部44はその上面44aが
戻しばね12が着座するばね座面を形成し、内径面はケ
ーブルストッパ16の大円筒部28の外側に嵌合し、外
径面は絞り弁本体15内に袋挿入される。
ガイド部材45はこのばね座部材170組付は定位置に
おいてケーブルストッパ16の開口部に対向して配され
る。すなわち、該ガイド部材45は所定の厚さを有し、
上面はその幅をもってケーブルストッパ16の切断面3
0に向けて傾斜する第2の傾斜面49が形成される。該
傾斜面49は回倒では平坦面をなすが、凹面に形成され
うる。
このようにしてガイド部材45はばね座円環部44の中
心方向に張り出すが、その下端は顎部50を形成する。
該顎部50は組付は定位置でケーブルストッパ16の段
部40と同一平面となり、クリップ23の押え面となる
スロットルガイド46は、絞り弁本体15の縦溝25に
袋挿入される幅を存し、更に外径方向に絞り弁本体15
の外側面より一定長さにわたって突出し、その突出部は
前述した絞り弁案内筒3の案内溝3bに嵌まり込む。
保合突起47はケーブルストッパ16のフランジ部29
に形成された切欠き凹部42に弾性をもって強嵌合され
る。該保合突起47はケーブルストッパ16とばね座部
材17との組付は定位置を定める機能を果たすものであ
って、本実施例ではスロットルガイド46と円周方向に
同一箇所かつ一体となっているが、互いに別位置であっ
てもよい。その場合、該保合突起47は前記切欠き四部
42に対応することはいうまでもない。
第3部材すなわち抜出し阻止筒18は、内径はケーブル
ストッパ16の小円筒部27の外径に等しく、外径はケ
ーブルストッパ16の大円筒部28の外径に等しい。ま
た、内側面にケーブルストッパ16の溝36に塑性嵌合
をもって嵌まり込む突条52が周方向に突設されている
。該突条52は連続であっても非運続出あってもよい。
以上の部材からなる絞り弁14は、気化器Cの絞り弁案
内筒3内に第8図に示す状態(仮組立状態)に組付けら
れる。
該状態においては未だスロットルケーブル11は装着さ
れていない。
図において、戻しばね12は絞り弁本体15の内側面と
ケーブルホルダ19の外側面との間に嵌装され、かつ、
その下端はばね座部材17のばね座面47aに着座され
、キャンプ4には中央にスロットルケーブル11のエン
ド部1oを通過させるだけの大きさを有する中央孔55
が開設されている。また、該キャップ4は本実施例では
螺合式となっているが、嵌め込み式であってもよい。そ
の上端はキャップ4の内面に形成された環状溝56に当
接されている。該戻しばね12はその付勢力により絞り
弁14を押し下げる機能をもつことはいうまでもないが
、第1部材16と第2部材17との外れを阻止する機能
ももつ。57はシール材であって、案内筒3とキャップ
4との合わせ面に介装され、液密を保つ。
以下、本実施例の気化器Cにおける絞り弁14を中心と
する組付は手順の一態様を説明する。
すなわち、気化器の製造組立工程において、摺動絞り弁
14の弁本体15にニードル弁13を装着し、次いで、
第1部材すなわちケーブルストッパ16を弁本体15に
組み付ける。すなわち、ケーブルストッパ16の係合脚
32を弁本体15の係合溝23内に挿入し、かつ、ケー
ブルストッパ16が弁本体15の中実部21の上面に停
止した時点でケーブルストッパ16を停止位置まで回転
させる。しかる後、第2部材すなわちばね座部材17を
そのスロ7)ルガイト′4Gを絞り弁本体15の縦溝2
5を案内として嵌挿し、がっ、その保合突起47をケー
ブルストッパ16の切欠き凹部42に嵌合させる。これ
により、弁本体15と第1部材16と第2部材17との
3者の間の回動は阻止され、位置決めされる。同時に、
クリップ23が保持される0次いで、第3部材すなわち
抜出し阻止筒工8をケーブルストッパ1Gの上部に軽く
被嵌する。
この絞り弁14を気化器Cの絞り弁案内筒3内に組み込
む、このとき、ばね座部材17のスロントルガイド46
は案内筒3の内面3aに縦設された案内溝3bに係合し
、絞り弁14の姿勢が保持されて組み込まれる。また、
絞り弁本体15は案内筒3の内面3aによって中心が保
持されるので、その中心に固設したニードル弁13は主
燃料ノズル8Aに正確に装入される。
次いで、戻しばね12をその下端をばね座部材17のば
ね座面44aに着座させて装着し、その上端をキャンプ
4の円環溝56に嵌め込みながらキャップ4を案内筒3
に螺合する。
このようにして気化器Cの製造工程における仮組立ては
終了する。
この気化器Cを二輪車本体に組み付け、しかる後、以下
の手順に基づいてスロットルケーブルが装着される。
第9図〜第12図はこの動作手順を示す6スロツトルケ
ーブルIIにカバー58を装着したのち、該ケーブル1
1のエンド部10をキャップ40入口部よりその中心孔
55を通過してホルダー19にまで臨ませる。エンド部
1oの先端は第1傾斜面38に当接している(第9図参
照)。
更にケーブル11を押し込むと、エンド部1゜は第1傾
斜面38を外径方向に誘導されて滑り落ち、空隙空間を
経て第2傾斜面49に達する(第10図参照)。
次いで、エンド部10は第2傾斜面49を内径方向に誘
導されて滑り落ち、姿勢を復帰させてエンド部収容空間
34に達する。この時点で、ケーブル11はケーブル溝
33に受け入れられる(第11図参照)。
この状態で、ケーブル11を上方へ一杯に引き上げる。
その目安としてストロークに相当する長さとされる。ま
ず、抜出し阻止筒18の上端がキャップ4の内面に当接
し、更にホルダ19を引き上げることにより抜出し阻止
筒18はケーブルストッパ16の小円筒部27に嵌合さ
れ、その突条52をケーブルストッパ16の溝36に嵌
合させる。これと同時に絞り弁本体15の上端もキャッ
プ4の内面に当接し、ケーブル11の引上げは停止され
る(第12図参照)。
これにより、抜出し阻止筒18はケーブルストッパ16
に組み付けられ、該ケーブルストッパ16の上部のケー
ブル溝33に臨む空間が縮小され、エンド部10の離脱
はなくなるものである。
このように、本実施例によれば、スロットルケーブル1
1の装着において、気化器Cのキャップ4の取外し、並
びに戻しばね12及び絞り弁14の取出しをなす必要が
なく、組付けた状態で該ケーブル11が装着できるので
、気化器Cの絞り弁14に対するケーブル11の装着作
業が効率化する。更には、キャップ4の取外しに伴う異
物の侵入が阻止され、製品の歩留りの向上に寄与する。
併せて、ケーブルホルダ19ひいては絞り弁14の中心
にケーブル11が配され、偏心がない。
軟土の実施例において、ガイド部材45の第2傾斜図4
9を中央にくぼむ凹面とすることによりエンド部10の
落し込みが容易かつ確実となることは容易に推察できる
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の必須要件を満足するならば、その基本的技術思想の範
囲内で種々の設計変更が可能である。
すなわち、以下の1!様は本発明の技術的範囲内に包含
される。
■実施例では絞り弁本体15は有底の支持部21を存し
たが、該支持部21を無くし、第1部材16の下部を底
部とすることもできる。この場合、中空の絞り弁本体1
5と第1部材16とは所定の姿勢で保持されるように係
合間係を有するものである。
■第1部材16の切欠き凹部46は他の側面に設けられ
てもよい、その場合、第2部材17の係合突起47はそ
れに対応する位置に形成されることはいうまでもない。
C9発明の効果 本発明によれば、移動体へのケーブルの装着において、
移動体を収容する収容体から移動体を取り外すことなく
装着作業を行うことができ、がっ、その作業は容易であ
り、作業効率の格段の向上を図ることができる。また、
ケーブルは正確かつ頑強に移動体内に装着され、信頼性
の高い装着構造を提供する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のケーブル類の装着構造の実施例を示し、
第1図はその一実施例の摺動絞り弁を有する気化器への
適用を示す全体断面図、第2図(a)は第1図における
絞り弁を取り出した拡大断面図、(b)図は(a)図の
A−A線断面図、(c)図は(a)図のB−B線断面図
、第3図は第2図(a)の平面図、第4図は第2図(a
)のIV−IV線断面図、第5図はケーブルホルダーの
分解図、第6図は(a) は第5図における第1部材1
6の平面図、(b)図は第5図の■−■線断面図、第7
図は第5図における第2部材17の平面図、第8図は絞
り弁の仮組立て状態図、第9図〜第12図はケーブルの
装着手順を示す図である。第13図は従来の摺動絞り弁
の構造を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ケーブル類の末端に該ケーブルの径よりも大径の実
    質的に小円柱状をなすエンド部が装着され、該ケーブル
    類の引張り・引戻しにより移動操作がなされる移動体に
    おけるケーブル類の装着構造において、 移動体本体は内部に円筒状中空部を有し、 該移動体本体の円筒状中空部には、 a、該円筒状中空部内に嵌装される基部をなし、上部に
    は上面に外径方向へ滑り落ちる第1の傾斜面が形成され
    、軸方向に沿って切断された切断面をもって実質的に半
    円筒断面とされた円筒体を有し、該円筒状の上部は前記
    ケーブル類のケーブルを受け入れ、エンド部を受け入れ
    ないだけの幅を有するケーブル溝が凹設され、かつ該ケ
    ーブル溝に続いて段部を介してエンド部収容室が形成さ
    れてなる第1部材と、 b、前記第1部材に組み込まれ、該第1部材の切断面に
    対向するとともに、該第1の径斜面よりも低い位置で上
    面に内径方向に滑り落ちる第2の傾斜面が形成されたガ
    イド部材を有する第2部材と、 c、前記第1部材の上部の円筒部に嵌合される円筒状の
    第3部材と、 を装着してなることを特徴とするケーブル類の装着構造
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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