JPH0429564A - 直流―直流変換電源装置 - Google Patents

直流―直流変換電源装置

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JPH0429564A
JPH0429564A JP13592890A JP13592890A JPH0429564A JP H0429564 A JPH0429564 A JP H0429564A JP 13592890 A JP13592890 A JP 13592890A JP 13592890 A JP13592890 A JP 13592890A JP H0429564 A JPH0429564 A JP H0429564A
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period
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JP13592890A
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Masahiko Sakaki
榊 政彦
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、民生機器および産業機器、情報機器などに用
いられる直流−直流変換電源装置に関する。
従来の技術 従来、外部交流電流を入力とし、直流電圧を出力する電
源装置は、−旦その交流入力を整流平滑し、非安定化直
流電圧へ変換し、その非安定化直流電圧をインバータ回
路により交流電圧に変え、これを再び整流平滑して直流
電圧を得る。そのときインバータ回路部のスイッチング
素子の動作状態(スイッチングする周波数を固定させ、
オン時間を変化させる方式、あるいは、オン時間を固定
してそのスイッチング周波数を変化させる方式)を変化
させることにより出力電圧を一定に保つ作用をする安定
化制御部を持っている。
第3図は従来の電源装置の一例の回路図を示すものであ
り、第4図は、その主要部の電圧/電流波形を示すもの
である。
構成要素として1は整流ダイオードをフルブリッジ状に
接続して構成された整流器で、一次側整流部1となる。
2は平滑用のコンデンサより成る一次側平滑部である。
コンデンサ12は整流器11の出力端に並列に接続され
ている。
A、Bは外部電源を供給するための電源端子であり、整
流器11の入力端に接続されている。
3はインバータ部である。インバータ部3内において、
16はスイッチング素子であり、その動作タイミングは
、安定化制御部6の出力による。
17はスイッチングトランスであり、入出力の間の絶縁
および巻線比による出力電圧の入力電圧に対する昇降圧
を行う。コンデンサ13.抵抗器14、ダイオード15
は、スイッチング素子16がオフ状態にあるときに発生
するスイッチングトランス17の回生エネルギーを熱と
して消費させる作用を持つ回路で、スイッチングトラン
ス17の一次側に並列に設けられる。
二次側整流部4は、整流器21.22により構成される
。整流器21は、スイッチングトランス17の出力を半
波整流するように直列に接続される。整流器22は、ス
イッチング素子16がオフの期間、チョーク23に発生
する環流電流をバイパスさせる作用をする。
二次側平滑部5は、チョーク23とコンデンサ24によ
り構成される。チョーク23は、二次側整流部4の出力
に直列に接続され、チョーク23の出力端にコンデンサ
24が接続される。コンデンサ24の両端に発生する電
圧が出力電圧として負荷へ供給される。負荷は、コンデ
ンサ24に並列に接続される。
安定化制御部6は、出力電圧を入力とし、インバータ部
3のスイッチング素子16の動作状態を変化させ出力電
圧を一定に保つように作用する。
本電源回路でのスイッチング素子16、整流器21.2
2のスイッチング波形を第4図に示す。
スイッチング波形の一周期は図示の通り、tからt5ま
でで表現される。ここでtlからt2は、スイッチング
素子16がオフ状態からオン状態に移るターンオン期間
である。t2からt3は、スイッチング素子16がオン
状態にあって、そのドレイン−ソース間の電圧は、素子
が持つ特性に従った飽和電圧を示す。つぎにt3からt
4は、スイッチング素子16がオン状態からオフ状態に
移るターンオフの期間である。t4からt5は、スイッ
チング素子16がオフ状態であることを示している。
第4図には、スイッチング素子16のドレイン−ソース
間の電圧波形VDSおよびドレイン電流波形ID、損失
波形PDと整流器21および22の電流波形IFIとI
F2の各々を示している。
整流器21および22の電流波形IPIとTF2を加算
するとその平均電流は、負荷へ供給される電流と一致す
る。ここで整流器21の電流波形IPとスイッチング素
子16のドレイン電流IDの位相は、同相でインバータ
部3のスイッチングトランス17の巻線比に比例した関
係を持つ。
負荷電流が増減すれば、整流器21および22の電流波
形IPIとIF2の尖頭値もそれに伴い増減し、かつス
イッチング素子16のドレイン電流の尖頭値も増減する
ことになる。
つまり、スイッチング素子16のドレイン電流IDが流
れている期間にインバータ部3の一次側から二次側へ電
力が転送されていることになる。
発明が解決しようとする課題 スイッチング素子16が理想的なスイッチング特性を有
していればtlからt2のターンオンの期間およびt3
からt4のターンオフの期間は存在せず、ドレイン−ソ
ース間の電圧と、ドレイン電流J Dの双方が交差する
ことはなく、ターンオンおよびターンオフの期間に損失
は発生しない。
しかしながら、実際にはスイッチング素子16のスイッ
チング特性が有限であるため、第4図に示されるように
ドレイン−ソース間電圧VDSとドレイン電流IDには
、ターンオフおよびターンオンの各期間、その素子特有
の傾きが存在し、電圧と電流が交差するため、損失PD
が存在する。
このPoは、スイッチング損失とも呼ばれ、スイッチン
グする電圧、電流の波高値が高ければ高い程大きくなり
、またACラインの交流電圧を直接整流して入力として
使用するような電源装置で選択されるスイッチング素子
16は、高耐圧のものが要求され、高耐圧のもの程スイ
ッチング特性が悪く、スイッチング損失が大きくなる。
このスイッチング素子16のスイッチング損失FDは、
電源装置で発生する損失の主要因であり、大電力出力が
要求されるような仕様であればあるほど、発熱および変
換効率を悪化させるという問題点を有していた。
本発明は上記課題に留意し、変換効率の良い直流−直流
変換電源装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、従来のインバータ部
の第1のスイッチング素子を固定周波数および固定時比
率で動作させ、従゛来の整流器21の代わりに第2のス
イッチング素子を設け、第1のスイッチング素子がター
ンオンする期間およびターンオフする期間にドレイン−
ソース間に発生する電圧とドレイン電流が重ならないよ
うに、第2のスイッチング素子がオンになるタイミング
を制御しながら、第2のスイッチング素子のスイ・ンチ
ングの時比率も制御し出力電圧の安定化も行う手段を設
けたものである。
構成として、一次巻線と二次巻線を有するトランスと、
このトランスの一次巻線に接続された第1のスイッチン
グ素子と、この第1のスイッチング素子を固定周波数で
かつ固定時比率(固定デユーティサイクル)でオンオフ
するよう制御する一次側発振部と、トランスの二次巻線
に発生する出力電圧を第2のスイッチング素子により整
流する整流部と、この整流部の整流出力を平滑する平滑
部と、トランスの二次巻線に第1のスイッチング素子の
オンオフにより発生する出力電圧に同期した矩形波と三
角波を発生する矩形/三角波発生部と、この三角波と第
1の基準電源により第1のスイッチング素子のターンオ
ン期間を識別する出力を発生する第1の電圧比較部と、
三角波上第2の基準電源により第1のスイッチング素子
のターンオフ期間を識別する出力を発生する第2の電圧
比較部と、三角波と平滑部の出力電圧変動に比例した電
圧とにより平滑部の出力電圧を安定化するだめの信号を
出力する第3の電圧比較部と、この第1、第2.第3の
電圧比較部の出力と矩形波を入力とする論理積部とを具
備し、この論理積部の出力により第2のスイッチング素
子のオンオフ期間を制御する直流−直流変換電源装置で
ある。これにより第2のスイッチング素子は第1のスイ
ッチング素子のターンオン期間およびターンオフ期間を
除いたオン期間に同期してオンするとともに、第3の電
圧比較部の出力により、この第2のスイッチング素子の
オン期間が変化し、出力電圧が安定化されるものである
作用 上記構成の本発明の直流−直流変換電源装置は、第1の
スイッチング素子を一次側発振部により固定周波数、固
定時比率でスイッチングさせることにより、トランスの
二次巻線に直流電源の電圧と一次巻線と二次巻線の巻線
比率に応じた矩形波出力電圧が発生し、この出力電圧を
第2のスイッチング素子により第1のスイッチング素子
のオン期間内で整流期間を変化させることにより、安定
化された直流電圧を得るものである。
第2のスイッチング素子の制御は論理積回路機能を有す
る論理積部の出力により行われるが、この論理積部の入
力が第1.第2.第3の電圧比較部を入力としているた
め、第1の電圧比較部の出力により第1のスイッチング
素子のターンオン期間が確実に除かれ、第2の電圧比較
部により第1のスイッチング素子のターンオフ期間が確
実に除かれるため、第2のスイッチング素子は第1のス
イッチング素子が完全にオンしている期間のみオンする
ことになる。
また第3の電圧比較部の出力により、この第1のスイッ
チング素子の完全オン期間内でオン期間を制御すること
により、出力電圧を一定に保つ動作を行うことになる。
第1.第2.第3の電圧比較部は全て、二次巻線の出力
電圧に同期した三角波を出力する矩形/三角波発生部の
出力を入力とし、各目的に応じた基準電源を持っている
ため、出力電圧に同期した、それぞれの目的に応じた出
力を発生することができる。
実施例 以下、本発明における電源装置の実施例を説明する。
第1図に示すように、構成要素として一次側整流部1、
一次側平滑部2、インバータ部3、二次側平滑部5およ
びダイオード22は、第3図の従来例と同様な構成にな
っているので同じ図番を付し、詳細な説明を省略する。
またA、Bも第1図の従来例と同様に外部電源を供給す
るための電源端子であり端子A、Bは、整流器11の入
力端に接続されている。
90は、一次側発振部で第1のスイッチング素子16を
固定周波数および固定時比率で駆動する作用を持つ。
基準電圧部91内において、57は、ツェナーダイオー
ド36のツェナー電流を決める抵抗器である。ツェナー
ダイオード36の両端に発生する電圧は、抵抗器で分圧
され基準電圧として用いられる。抵抗器64.65は、
ツェナーダイオード36の両端に発生する電圧を分圧し
、第2の電圧比較部94の第2の基準電圧設定のために
設けられている。抵抗器66.67は、ツェナーダイオ
ード36の両端に発生する電圧を分圧し、誤差増幅器9
5の基準電圧設定のために設けられている。抵抗器75
.76は、ツェナーダイオード36の両端に発生する電
圧を分圧し、第1の電圧比較部93の第1の基準電圧設
定のために設けられている。
矩形/三角波発生部92内において、ダイオード32は
、インバータ部3の出力に直列に接続され、インバータ
部3の出力を半波整流するものである。この整流出力に
抵抗器51が並列接続される。抵抗器51は、整流出力
の擬似負荷的な役割を持つ。41は、オペアンプであり
、抵抗器52゜53.54.55およびダイオード33
により電圧比較回路を構成している。オペアンプ41は
、ダイオード32の半波整流出力を入力とし、矩形波を
出力する。この矩形波出力を受け、ダイオード34.定
電流ダイオード35.抵抗器56.コンデンサ81にて
構成される回路にて三角波を発生させる。第3図実施例
要部波形の(f)に矩形波出力としてオペアンプ41の
出力を(g)に、三角波出力としてコンデンサ81の両
端電圧波形を示す。
第1の電圧比較部93内において、42は、オペアンプ
である。58は、オペアンプ42の動作にヒステリシス
を持たせるための帰還用抵抗器である。59は、オペア
ンプ42の出力を電源電圧VCCヘブルアップするため
の抵抗器である。オペアンプ42は、矩形/三角波発生
部92の三角波出力を反転入力とし、オペアンプ42の
非反転入力側に発生する電圧を比較した結果を出力する
オペアンプ42の非反転入力側の電圧は、オペアンプ4
2の出力がHのときツェナーダイオード36の両端の電
圧を抵抗器75.76で分圧した電圧となり、一方りの
ときは、同じくツェナーダイオード36の両端の電圧を
抵抗器76と58の並列合成抵抗と抵抗75で分圧した
電圧となる。
第2の電圧比較部94内において、43は、オペアンプ
である。60は、オペアンプ43の動作にヒステリシス
を持たせるための帰還用抵抗器である。61は、オペア
ンプ43の出力を電源電圧VCCヘプルアップするため
の抵抗器である。オペアンプ43は、矩形/三角波発生
部92の三角波出力を非反転入力とし、オペアンプ43
の反転入力側に発生する電圧を比較した結果を出力とす
る。オペアンプ43の反転入力側の電圧は、オペアンプ
43の出力がHのとき、ツェナーダイオード360両端
の電圧を抵抗器64..65で分圧した電圧となり、一
方りのときは、同じくツェナーダイオード36の両端の
電圧を抵抗60.65の並列合成抵抗と抵抗64で分圧
した電圧となる。
第3の電圧比較部96内において、44は、オペアンプ
である。63は、オペアンプ44の出力を電源電圧VC
Cヘプルアップするための抵抗器である。オペアンプ4
4は、矩形/三角波発生部92の三角波出力を非反転入
力とし、誤差増幅器部95の出力を反転入力とした比較
結果を出力する。
誤差増幅器部95内において、45は、オペアンプであ
る。抵抗器69とコンデンサ82は、オペアンプ45の
帰還回路となる。オペアンプ45は、ダイオード36の
両端の電圧を抵抗器66゜67で分圧した電圧を非反転
入力とし、二次側平滑部5の出力電圧を抵抗68.69
で分圧した電圧を反転入力の誤差増幅した結果を出力す
る。
論理積部97内において、46はオペアンプである。抵
抗器71.72は、電源電圧VCCを分圧し、オペアン
プ46の非反転入力とするものである。抵抗器73は、
オペアンプ46の出力を電源電圧Vccヘプルアップす
るためのものである。
ダイオード37〜40のアノード側は、1つに接続され
、抵抗器74を通して電源電圧VCCヘプルアップされ
ながら、オペアンプ46の反転入力となる。ダイオード
37のカソードは、矩形/三角波発生部92の矩形波出
力へ接続される。ダイオード38のカソードは、第1の
電圧比較部93の出力へ接続される。ダイオード39の
カソードは、第2の電圧比較部94の出力へ接続される
ダイオード40のカソードは、第3の電圧比較部96の
出力へ接続される。ダイオード37〜40のカソード側
に接続されている各出力が全てHになったときオペアン
プ46の出力は、Lとなり、その他の条件では、全ての
組み合わせについて、オペアンプ46の出力はHとなる
二次側整流部4において、31は、第2のスイッチング
素子であり、トランス17の出力に直列接続される。第
3図従来の電源装置の回路図の整流器21を置き換えた
構成となっている。整流器22は、従来例と同じく、第
1のスイッチング素子16がオフの期間、チョー゛り2
3に発生する環流電流をバイパスさせるもので、第2の
スイッチング素子31の出力側に並列接続される。第2
のスイッチング素子31は、論理積部97の出力により
駆動され、その出力がLになったときだけオン状態とな
る。
本実施例回路第1図での要部波形を第2図に示す。第2
図実施例要部波形では、(a)は第1のスイッチング素
子16のドレイン−ソース間電圧および(b)はドレイ
ン電流と(C)はスイッチング損失、(d)はインバー
タ部の出力電圧波形、(e)はダイオード32の半波整
流電圧波形、げ)は矩形/三角波発生部92の矩形波出
力、(g)は矩形/三角波発生92の三角波出力、(h
)は第1の電圧比較部93の出力電圧波形、(i)は第
2の電圧比較部94の出力電圧波形、(Dは第3の電圧
比較部96の出力電圧波形、(紛は論理積部97の出力
電圧波形、(1)は第2のスイッチング素子31のコレ
クタ電流、(1)はダイオード22の電流波形である。
スイッチングの一周期をtl からtls迄分けて各タ
イミングごとの各部の動作を説明する。t1〜t15が
スイッチング動作の一周期となる。第1のスイッチング
素子16は、一次側発振部90により、固定周波数、固
定時比率で稼動されている。t1〜t3間が第1のスイ
ッチング素子16のターンオン期間、t3〜t8間がオ
ン期間、t8〜tlo間がターンオフ期間となる。ここ
でt1〜t3問およびt8〜tlo間の各期間において
ドレイン電流が重ならないようにすれば、第1のスイッ
チング素子16のスイッチング損失は、発生しない。つ
まり、ドレイン電流の立上がりをt3以後に行い、ドレ
イン電流の立下がりをt7以前に行えば良いことになる
矩形/三角波発生部92は、前述のダイオード32の半
波整流出力より、矩形波と三角波を生成する。矩形波が
Hである期間t2〜t9は、第2のスイッチング素子3
1がオン状態になることができる最大時間を意味する。
しかし実際には、第1および第2の電圧比較部93.9
4の動作により、その最大時間を採ることはできない。
オペアンプ41の非反転入力端子に接続されている抵抗
器52〜54により決定される電源電圧VCCを分圧し
た電圧を基準にしてオペアンプ41の出力が反転する。
その様子を第2図の(p)に示し、t2てオペアンプ4
1の出力がH,tsでLになることにより矩形波が生成
される。さらにこの矩形波がHのとき定電流ダイオード
35により、コンデンサ81が充電されるためコンデン
サ81の両端の電圧は時間とともに直線的に上昇し、オ
ペアンプ41の出力がLになるとき、tsの時点から、
コンデンサ81の充電電圧は、ダイオード34゜抵抗5
6を通して放電され、tsからt14に向って電圧は、
減少する。この動作によりコンデンサ81の両端の電圧
変化として三角波が得られる。
得られた矩形波と三角波は、第1のスイッチング素子1
6のスイッチング動作と完全に同期がとれているため、
以下に述べるようにこの三角波から、第1のスイッチン
グ素子工6のターンオンおよびターンオフ期間にドレイ
ン電流が流れない制限を生成する。
第1の電圧比較部93では、オペアンプ42の非反転入
力に先の矩形/三角波発生部92の三角波出力を入力と
して、また基準電圧部91のツェナーダイオード36の
両端の電圧と抵抗器75゜76.58により決定される
電圧を反転入力として三角波のt4の時点でHになりt
13の時点でLとなる。その様子が第2図(h)に示さ
れる。
第2の電圧比較部94では、オペアンプ43の反転入力
に先の矩形/三角波発生部92の三角波出力を入力とし
、また基準電圧部91のツェナーダイオード36の両端
電圧を抵抗64,65.60により決定される電圧を非
反転入力として三角波のt6の時点でLになりt目の時
点でLになる。
その様子が第2図(i)に示される。
第3の電圧比較部96では、オペアンプ44の非反転入
力に矩形/三角波発生部92の三角波出力を入力とし、
また誤差増幅器部95の出力を非反転入力として、三角
波のtsの時点でHになり、t12の時点でLになる。
その様子が第2図(j)に示されている。
矩形/三角波形発生部92の矩形波出力と上述した第1
から第3の電圧比較部93,94.96の各出力の論理
積をとると、丁度第1のスイッチング素子16がオン状
態になっている期間t3〜t8に入る様な形で期間t5
〜t6にパルスを出力することができる。論理積部97
の出力が第2図の(りに示される。このt5〜t6の期
間にだけ第2のスイッチング素子31が駆動され、その
間だけ、第1のスイッチング素子16のドレイン電流が
流れ、かつ二次側の平滑部23へ電力が伝達される。し
たがって、第1のスイッチング素子16では、そのター
ンオン期間t、−t3およびターンオフの期間t8〜t
lOにドレイン電流と重なることがないため、スイッチ
ング損失は、発生しない。その様子を第2図の(b) 
、 (c)に示される。ここで第1の電圧比較部93は
、その作用として、第1のスイッチング16のターンオ
ン期間より後に第2のスイッチング素子31がオン状態
になるよう、タイミングを制限する。さらに、第2の電
圧比較部94は、その作用として、第1のスイッチング
素子16のターンオフ期間より前に第2のスイッチング
素子31がオフ状態になるようにタイミングを制限する
。そして、誤差増幅器部95と第3の電圧比較部96は
、安定した出力電圧を得るように、t4〜t7の間で第
2のスイッチング素子31のオン状態にある時比率を制
限するように作用する。
発明の効果 以上の説明より明らかなように本発明は、電源装置のイ
ンバータ部の第1のスイッチング素子を独立して動作さ
せる発振回路と二次側整流部に第2のスイッチング素子
を設け、第1のスイッチング素子の動作に同期して動作
して第1のスイッチング素子が完全にオン状態になって
から電力を転送するように第2のスイッチング素子を制
御しながら、出力電圧の安定化制御を行うように作用す
る制御回路を設けることにより、従来の電源装置では、
損失の主要素であった第1のスイッチング素子が持つス
イッチング特性により発生するスイッチング損失をなく
し、電源装置の変換効率の向上および発熱の低減を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電源装置の回路図、第2図
は同実施例の動作を示すタイミングチャート、第3図は
従来の電源装置の回路図、第4図は同従来例の動作を示
すタイミングチャートである。 4・・・・・・二次側整流部、5・・・・・・二次側平
滑部、16・・・・・・第1のスイッチング素子、16
・・・・・・トランス、31・・・・・・第2のスイッ
チング素子、90・・・・・・一次側発振部、92・・
・・・・矩形/三角波発生部、93・・・・・・第1の
電圧比較部、94・・・・・・第2の電圧比較部、96
・・・・・・第3の電圧比較部、97・・・・・・論理
積部。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名ローy山1
L−―

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一次巻線と二次巻線を有するトランスと、前記一次巻線
    に接続された第1のスイッチング素子と、前記第1のス
    イッチング素子を固定周波数、固定時比率でオンオフす
    るように制御する一次側発振部と、前記二次巻線に発生
    する出力電圧を第2のスイッチング素子により整流する
    整流部と、前記整流部の整流出力を平滑する平滑部と、
    前記二次巻線に発生する出力電圧に同期した矩形波と三
    角波を発生する矩形/三角波発生部と、前記三角波と第
    1の基準電源より前記第1のスイッチング素子のターン
    オン期間を識別する出力を発生する第1の電圧比較部と
    、前記三角波と第2の基準電源より前記第1のスイッチ
    ング素子のターンオフ期間を識別する出力を発生する第
    2の電圧比較部と、前記三角波と前記平滑部の出力電圧
    変動より前記平滑部の出力電圧を安定化するための信号
    を出力する第3の電圧比較部と、前記第1、第2、第3
    の電圧比較部の出力と前記矩形波を入力とする論理積回
    路を有する論理積部とを具備し、前記論理積部の出力に
    より前記第2のスイッチング素子のオンオフを制御する
    直流−直流変換電源装置。
JP13592890A 1990-05-25 1990-05-25 直流―直流変換電源装置 Pending JPH0429564A (ja)

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JP2003507997A (ja) * 1999-08-03 2003-02-25 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Dc/dcアップダウンコンバータ

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