JPH0429553Y2 - - Google Patents

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JPH0429553Y2
JPH0429553Y2 JP14798286U JP14798286U JPH0429553Y2 JP H0429553 Y2 JPH0429553 Y2 JP H0429553Y2 JP 14798286 U JP14798286 U JP 14798286U JP 14798286 U JP14798286 U JP 14798286U JP H0429553 Y2 JPH0429553 Y2 JP H0429553Y2
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feedthrough capacitor
feedthrough
power supply
capacitor
shield
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば高周波回路に電源を供給す
る際に、その電源供給回路を高周波的にシールド
する目的で使用される貫通コンデンサの取付装置
に関するものである。
〔従来の技術〕 第4図、第5図は従来の貫通コンデンサの取付
機構を示す構成図及びそのBB断面図であり、図
において、1は高周波回路、2はこの高周波回路
1に電源を供給するための電源回路、3は電源ラ
イン、4は貫通コンデンサ、5はこの貫通コンデ
ンサを固定するためのナツト、6は前記高周波回
路1及び電源回路2を電気的にシールドする金属
シールドプレートで、貫通コンデンサ4がナツト
5により取付けられる。7はシールドプレート6
を固定するネジ、8は金属ケース、9は金属のカ
バー、10はカバー9を固定するネジである。ま
た第3図は貫通コンデンサ4を示す詳細図で4
a,4bが各々入出力端子である。4cはアース
部分であり、片側が六角ボルト頭部形状で、もう
一方が取付用のネジ部となつている。
一般に、高周波回路に直流電源を供給する回路
では、高周波回路側からの電波のとび込みによる
電源回路側への電波障害を防止するために2つの
回路は電気的にシールドされているが、電源供給
用の電源ラインを通しても高周波はもれ出し電源
回路に電波障害を及ぼす。このため、電源ライン
には高周波をカツトする目的で貫通コンデンサが
用いられている。従来の貫通コンデンサは前記の
ような構成で取付けられており、高周波回路1と
電源回路2は金属ケース8、金属カバー9及びシ
ールドプレート6が各々電気的に接触することに
よりシールドされている。また、貫通コンデンサ
4はナツト5によりシールドプレート6に取付け
られ、この貫通コンデンサ4及び電源ライン3を
通して直流電源が電源回路2より高周波回路1へ
供給されている。貫通コンデンサのアース部分が
シールドプレート6を介して高周波回路1のアー
スであるケース8に電気的に接続されているので
貫通コンデンサ4で高周波がカツトされ、電源ラ
イン3を通して高周波のもれが防止できるもので
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の貫通コンデンサは以上のような構成で取
付けられているので、貫通コンデンサをいつたん
シールドプレートに一つ一つナツトにより取付
け、さらにそのシールドプレートをケースに取付
けなければならないため、電気的な接触を必要と
する部分が多くなりそのため固定ネジの数が必要
となり、部品数が増加し、また組立工程に多大な
時間を要しているなどの問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、簡単な構造で高いシールド効
果がえられるとともに部品数が少なく、組立てが
簡単な貫通コンデンサの取付装置を得ることを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る貫通コンデンサ取付装置はケー
スと1体化されたシールド壁にスリツトを設け、
貫通コンデンサをこのスリツトを通し、貫通コン
デンサ取付用のネジ穴を有する取付プレートとと
もにシールド壁をはさみ込むよう取付けたもので
ある。
〔作用〕
この考案においてシールド壁はケースと1体化
されるのでより確実なシールド効果が得られる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例について説明する。
第1図、第2図はこの考案の一実施例を示す構成
図及びAA断面図であり、図中1〜4は前記従来
図と全く同一機能のものである。8は金属のケー
スであり、前記高周波回路1と電源回路2のシー
ルド壁8aを有し、そのシールド壁8aには貫通
コンデンサ4のネジ部が通りナツト部は通らない
幅のスリツト8bが設けられている。9は金属の
カバー、10はカバー9を固定するネジ、11は
上記貫通コンデンサ4を取付けるための複数のネ
ジ穴を有し、上記スリツト8bの幅より少し幅の
広い取付プレートである。
このような構成において、高周波回路1と電源
回路2は1体のシールド壁8aを有する金属ケー
ス8と、金属カバー9とが電気的に接触してお
り、より確実にシールドされている。また貫通コ
ンデンサ4は上記シールド壁8aのスリツト8b
を介し、貫通コンデンサ4のボルト頭部を取付プ
レート11とでシールド壁8aをはさみ込むよう
に固定されており、この貫通コンデンサ4及び電
源ライン3を通して直流電源が電源回路2より高
周波回路1へ供給されている。もちろん貫通コン
デンサ4のアースは直接高周波回路1のアースで
あるケース8に電気的に接続されているので、高
周波は貫通コンデンサ4でカツトされ電源ライン
3を通して高周波のもれが防止できるのである。
なお、上記実施例では、貫通コンデンサ4をシ
ールド壁のたて方向2段に取付けた3段以上でも
よく、また、たて方向に複数取付けたものをよこ
方向にいくつか取付けてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば貫通コンデン
サ本体と取付けプレートでケース1体のシールド
壁をはさみこむように固定する構造としたので、
部品点数が大幅に減少し、また貫通コンデンサを
取付プレートに仮止めした後シールド壁のスリツ
トへさし込んで固定することが可能となり、組立
に要する時間が大幅に削減されるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による貫通コンデ
ンサの取付装置を示す構成図、第2図は第1図の
AA断面図、第3図は貫通コンデンサ概略図、第
4図および第5図は従来の貫通コンデンサ取付機
構を示す構成図およびそのBB断面図である。図
において、4は貫通コンデンサ、8はケース、8
aはシールド壁、8bはスリツト、9はカバー、
10はカバー固定ネジ、11は取付プレートであ
る。なお、図中同一符号は同一または相当部分を
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸方向外面にねじ溝が形成され、その一端部
    につば部を有する貫通コンデンサをシールド板
    (シールド壁)に貫通固定するものにおいて、
    上記シールド板に上記貫通コンデンサのねじ部
    が挿通可能なスリツトを切欠形成すると共に、
    上記貫通コンデンサのねじ部が螺合するねじ穴
    を有する取付プレートを設け、この取付プレー
    トのねじ穴に上記貫通コンデンサのねじ部を所
    要量ねじ込んだ後、これを上記シールド板のス
    リツトに圧入することにより上記貫通コンデン
    サを上記シールド板に貫通固定することを特徴
    とする貫通コンデンサの取付装置。 (2) 取付プレートに複数のねじ穴を一線に設け、
    複数の貫通コンデンサが取付け固定できるよう
    にしたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の貫通コンデンサの取付装置。
JP14798286U 1986-09-25 1986-09-25 Expired JPH0429553Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14798286U JPH0429553Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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JP14798286U JPH0429553Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6355424U JPS6355424U (ja) 1988-04-13
JPH0429553Y2 true JPH0429553Y2 (ja) 1992-07-17

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JP14798286U Expired JPH0429553Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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