JPH0429552A - 球面形サーボ装置 - Google Patents

球面形サーボ装置

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JPH0429552A
JPH0429552A JP13023090A JP13023090A JPH0429552A JP H0429552 A JPH0429552 A JP H0429552A JP 13023090 A JP13023090 A JP 13023090A JP 13023090 A JP13023090 A JP 13023090A JP H0429552 A JPH0429552 A JP H0429552A
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JP
Japan
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phase
magnetic pole
movable element
sensor
pole position
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Application number
JP13023090A
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English (en)
Inventor
Satoru Maeno
前納 悟
Tetsuo Oishi
大石 哲男
Chiyuki Kutoku
久徳 千之
Kenji Inoue
井上 堅治
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多関節アームや多関節ハンド等の多自由度ア
クチュエータとして用いられる球面形す−水装置に関す
る。
〔従来の技術〕
球面サーボモータとしては、従来、昭和62年度精密工
学会春期大会学術講演会論文集501頁の第1図に記載
されたものがある。この球面サーボモータは第11図に
示す如く外周に球面状の4個の磁極を有する円盤状のロ
ータ1と、半球面状の巻線を有するステータ(図示しな
い)、3自由度軸受2および角変位検出用のロータリー
・エンコーダθ、ψ、ξからなる構成を有し、各軸(X
軸、Y軸、Z軸)の変位をロータリー・エンコダθ、ψ
、ξで検出し、得られる角変位信号をフィードバックし
位置制御系を構成するようにしている。
また、特開昭59−222069の第1図〜第3図には
 内周面に極歯例を形成された環状をなす第1の可動子
、この第1の可動子の内周面にギャップを隔てて対向し
て周方向に並ぶ複数の励磁極を有し固定軸に支持された
板状の第1の固定子とからなるパルスモータ対、上記第
1の可動子と直交する向きに上記固定軸に支持されて該
第1の可動子を取り囲み外周面に極歯列を形成され上記
第1の可動子と共動する第2の固定子、この第2の固定
子の外周面にギャップを隔てて対向し該外周面の周方向
に移動可能に三叉状の支持部材で支持され励磁極を有す
る第2の可動子からなるパルスモータ対を有し、この支
持部材に出力軸を持たせたパルスモータ形の球面モータ
が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題] 上記論文集に開示された球面サーボモータは、サーボ制
御を行うために、角変位検出用のセンサを有しているが
、このセンサはロータリー・エンコーダであり、3自由
度軸受部分に設けているので、図示の通り軸受部分が大
きくなり、球面モタ全体の小型化に限界があるという問
題がある。
また、特開昭59−222069に記載の上記球面モー
タは構造は簡単であるがパルスモータ形であるので、ト
ルクリップルが大きく、このままでは滑らかな球面動作
を得ることができないという問題がある。
本発明は上記問題を解消するためになされたもので、パ
ルスモータ形の球面モータを用いて、滑らかな球面動作
を、構造を複雑、大形化することなく、容易に実現する
ことができる球面形サーボ装置を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、内周面に極歯列を形
成された環状をなす第1の可動子、この第1の可動子の
内周面にギャップを隔てて対向して周方向に並ぶ複数の
励磁極を有し固定軸に支持された板状の第1の固定子、
上記第1の可動子と直交する向きにして該第1の可動子
と同心に一体化され外周面に極歯列を形成され上記第1
の可動子と共動する第2の同定子、この第2の固定子の
外周面にギャップを隔てて対向し該外周面の周方向に移
動可能に支持部材で支持され励磁極を有する第2の可動
子を備え、この支持部材が両端部で上記第1の可動子に
非固定状態で連結されるとともに出力軸を支持してなる
パルスモータ形の球面モータと、上記第1の固定子およ
び第2の可動子の上記励磁極の各相励磁巻線に供給され
る励磁電流を制御する制御装置、上記第1の可動子内で
上記固定軸に固定された板状をなす第1の磁極位置検出
手段のセンサ部、および上記第2の可動子の棒列方向一
方端に連設された第2の磁極位置検出手段のセンサ部を
備え、 上記制御装置は上記第1の固定子および第2の可動子の
各相励磁電流を対応する上記磁極位置検出手段から出力
される各相磁極位置信号の位相と一致させて上記対応す
る各相励磁巻線に供給する構成としたものである。
請求項2では、制御装置は、位置制御系、速度制御系、
電流制御系を備え、センサの出力信号を信号処理して磁
極位置信号を得るセンサ信号処理回路と該センサ処理回
路を有し、各相電流指令は、上記速度制御系から得られ
る各相電流振幅指令の値と対応相の上記磁極位置信号の
値とを乗算して得るようにした。
〔作用〕
本発明における球面モータはパルスモータ形であるが、
第1の磁極位置検出手段のセンサ出力をフィードバック
して、第1の固定子の各相励磁電流の位相が各相磁極位
置信号の位相と一致するように該励磁電流を制御し、第
2の磁極位置検出手段のセンサ出力をフィードバックし
て、第2の可動子の各相励磁電流の位相が各相磁極位置
信号の位相と一致するように該励磁電流を制御するので
、直流モータ化し、出力軸の球面移動を滑らかに制御す
ることができる。
また、上記第1の磁極位置検出手段のセンサ部は第1の
固定子と同軸にして第1の可動子内に、また第2の磁極
位置検出手段は第2の可動子に連設して設ける静止形の
ものであり、両磁極位置検出手段のために特別のスづ一
スを追加する必要がないので、球面モータの大形化を招
くことなく、上記出力軸の滑らかな球面移動を得ること
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の1実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第4図において、10は固定軸、20はこの固
定軸10に固定されたディスク状の第1の固定子、30
は内周面に所定ピッチの極歯列30Aを形成された環体
をなす第1の可動子、40は固定軸10に回転可能に支
持された環体をなす第2の固定子、50は第2の可動子
、60は出力軸、61は半円弧状の支持部材である。こ
の支持部材61は、その両端部で軸受62.63を介し
て第1の可動子30を直径方向に挟み、第2の固定子4
0の周方向に回動可能に支持されており、出力軸60は
この支持部材61の周方向中央部分から伸びている。2
6は第1の磁極位置検出手段のセンサ部、56は第2の
磁極位置検出手段のセンサ部である。
第1の固定子20は、第3図に示す如く、励磁巻線を2
1a、21b、22a、22b、21a   21b’
  22a’  22b’をそれぞれ巻回され、周方向
に所定間隔を隔てて並ぶ偶数個の励磁極21A、21B
、22A、22B、21A″、21B’   22A’
   22B’ を備えた積層体であって、磁極面を第
1の可動子30の内周面に所定ギャップを隔てて対向さ
せてあり、この第1の固定子20と第1の可動子30と
はアウターロータ形の2相パルスモータを構成している
。各励磁極2LA、21B、22A、22B、21A’
 、21B’   22A”  22B゛の磁極面には
分解能を高めるために歯列23を形成しである。この第
1の可動子30に対し第2の同定子40は、直交する向
きで同心に一体化されており、第1の可動子°30と共
動する。第2の固定子40は、その外周面に極歯列40
Aを有し、軸受41で回転可能に固定軸10に支持され
ている。第2の可動子50は、第6図に示すように、A
相励磁巻線51a、51a’、B相励磁巻線51b。
51b°を巻回された複数の励磁極51A、51A’、
51B、51B゛を有し、棒列方向を第2の固定子40
の極歯列40A方向にして該第2の固定子40の外周面
に所定ギャップを隔てて対向するように支持部材61で
支持され、第2の固定子40とアウターロータ形の2相
パルスモータを構成している。第6回において、52A
、52Bは永久磁石、53はバックプレートである。
第1の磁極位置検出用のセンサ26は、第5図に示す如
く、第1の固定子20と同一の形状を有し、検出コイル
27a、27b、28a、28b27a’   27b
’   28a’   28b’をそれぞれ巻回された
センサヘッド27A、27B、28A、28B、27A
”  27B’、28A28B°を有し、各センサへ・
7ド27A、27B、28A、28B、27A’ 、2
7B’ 、28A’   28B’ はそれぞれ第1の
固定子20の励磁極21A、21B、22A、22B、
21A、21B”、22A’ 、22B″と対向して周
方向に並んでいる。センサ部26は、その各センサヘッ
ドが第1の可動子30の極歯列30Aと所定ギャップを
隔てて対向するように固定軸10に固定されており、こ
のセンサ部26と第1の固定子20との間には、固定子
20側からセンサ部26への電磁波を遮蔽するための遮
へい板64が設けられている。各センサヘッド27A、
27B。
28A、28B、27A   27B’   28A”
28B゛には歯列29が形成してあり、A相用センサヘ
ッド27A、27A″の歯列が第1の可動子30の極歯
列30Aに対して電気角0°の位置にある時に、第1の
可動子30の歯列30Aに対して、B相用センサヘッド
28A、28A゛の歯側が電気角90°、A相用センサ
ヘッド27B27B′の歯列が電気角180°、B相用
センサヘッド28B、28B’の歯列が電気角2700
の位置にあるようにしである。上記検出コイルは、第8
図に示す如く、同相となる検出コイル27aと27a 
 、28aと28a  27bと27b’、28bと2
8b”とが各々直列に接続され、各直列回路は抵抗RA
、R1、RA’、R11″を介して共通に接続される。
各直列回路は第10図に示す制御回路90A内のセンサ
信号処理回路98の発振器O8Cが送出する励磁電流(
周波数f0とする)で共通励磁される。抵抗RAの電圧
と抵抗RA°の電圧との差電圧は同期整流回路71Aに
、また、抵抗R9の電圧と抵抗R3の電圧との差電圧は
同期整流回路71Bに入力される。同期整流回路71A
、71Bは入力される上記差電圧を発振器O8Cの出力
で同期整流して直流化する。同期整流回路71Aの出力
はローパスフィルタ72Aで励磁信号成分を除去してA
相磁極位置信号IFA (−Co s (27Z ・x
/r、X:変位、τ:歯列のピッチ)〕として取り出さ
れ、同期整流回路71Bの出力はローパスフィルタ72
Bで励磁信号成分を除去してB相磁極位置信号1rm 
(=s i n (2yt ・x/ r) )として取
り出される。
第2の磁極位置検出用のセンサ部56は、第6図および
第7図に示す如く、第2の可動子50の一方端部に絶縁
物からなる取付板100を介して連設されている。この
センサ部56は、検出コイル81a、81a  “を巻
回してなるA相用センサヘッド82A、82A° と、
検出コイル81b、81b°を巻回してなるB相用セン
サヘッド82B、82B° を有する。
第9図では、理解を容易にするためにセンサヘット82
A、82B、82A°および828゛を等測的な配置で
表わしてあり、これらのセンサヘッド82A、82B、
82A°および82B゛は第2の固定子40の極歯列4
0Aに対して順次電気角で 90°の位相差を持つよう
に配設され、各検出コイル81a、81b、81a  
 Blbはセンサ信号処理回路98の発振器O3Cが送
出する励磁電流で共通励磁される。また、RAA〜R1
11+’ は抵抗を示す。抵抗RAMの電圧と抵抗RA
A°の電圧との差電圧は同期整流回路73Aに、また、
抵抗R111の電圧と抵抗R3,゛の電圧との差電圧は
同期整流回路73Bに入力される。同期整流回路73A
、73Bは入力される上記差電圧を発振器O5Cの出力
で同期整流して直流化する。同期整流回路73Aの出力
はローパスフィルタ74Aで励磁信号成分を除去してA
相磁極位置信号IFAA 〔−〇03(2π・X/τ、
X:変位、τ:歯列部の歯のピッチ)〕として取り出さ
れ、同期整流回路73Bの出力はローパスフィルタ74
Bで励磁信号成分を除去してB相磁極位置信号IFB1
1  (−S i n (2π・X/ T) 〕とシテ
取り出される。このセンサ信号処理回路98が送出する
A相磁極位置信号I FAAとB相磁極位置信号I□8
は第10図に示す制御製回路90Bにおいて信号処理さ
れる。この制御回路90Bは前記制御回路90Aと同し
回路構成を有している。
第10図において、91は第1図におけるα方向の位置
を指定する位置指令パルス信号を入力される偏差カウン
タであって、位置フィードバックパルス信号Pfとの偏
差を演算する。この偏差はD/A変換器92でアナログ
信号に変換されて速度制御系93の速度指令信号となる
。速度制御系93はこの速度指令信号と速度フィードバ
ック信号との偏差からA相、B相の電流振幅指令信号(
共に1.とする)を生成する。乗算器94AはA相電流
振幅指令信号(I、、)とセンサ信号処理回路98が送
出する前記AifrA磁極位置信号IFAとを乗算して
A相電流指令lAl1を生成し、乗算器94BはB相電
流振幅指令信号とセンサ信号処理回路98が送出する前
記B相磁極位置信号IFIとを乗算してB相電流指令1
.′″を生成する。95AはA相電流制御系であって、
第1の固定子20のA相巻線21a、21b、21a’
   21b’にA相電流 IAを給電し、95BはB
相電流制御系であって、B相巻線22a、22a  、
22b、22b’にB相電流Ilを給電する。ここで、
τ である。
A相磁極位置信号I FAとB相磁極位置信号IFIは
内挿回路96でそれぞれ周波数信号(高分解のパルス列
)Pに変換され、この2相のパルス周波数信号は周波数
/を正変換回路97で周波数に比例する大きさの電圧信
号■、に変換されて上記速度フィードバック信号となる
。また、この2相のパルス周波数信号は上記位置フィー
ドバック信号P、として偏差カウンタ91に供給される
内挿回路96としては、例えば、第10図(A)に示す
ような回路構成のものを使用する。
同図において、発振器101とカウンタ102とは基準
位相信号θ。を生成する。ROM103とROM104
はそれぞれこの基準位相信号θ。
を関数sinθ。、CO8θ。に変換する。この関数s
inθ。、cO8θ。はそれぞれD/A変換器105.
106でアナログ信号に変換される。アナログ信号に変
換されたsinθ。、cosθ。はそれぞれ乗算器10
7.108で、前記磁極位置信号cosθ、sinθ(
但し、θ=2πX/τ)と乗算される。減算器109は
上記両乗算値sinθ、−cosθとC0neo−5i
nθの偏差5in(θ。−〇)を演算する。比較器11
0はこの偏差信号5in(θ、−)を波形整形して、ラ
ッチ回路111に入力する。ラッチ回路111はθ。を
ラッチしてθをサンプリングした信号θアを生成する。
fIji算器112、レートマルチ113およびカウン
タ114はディジタル置の一次遅れフィルタを構成して
おり、減算器114は0丁とカウンタ114の出力参と
の差を取り、この差分データをレートマルチ113に入
力する。レートマルチ113は発振器101が発振する
基準クロックCLを差分データに比例した比率で間引き
、差分データの大小に比例して周波数が増減する高周波
数のパルス列をカウンタ114に送出する。従って、カ
ンウタ114の出力はθアに追従し、該出力の下位ビッ
ト2°は連続した位置パルスとなるので、これを前記P
、として取り出す。
今、第1の固定子20の上記A相巻線21a、21b、
21a’、21b’に供給されるA相電流IAにより発
生する推力をFA、B相巻線22a、22a’ 、22
b、22b’ に供給されるB相電流1.により発生す
る推力をF、とすると、但し、Kτ:トルク定数 であるので、第1の可動子30をその周方向(第1図の
α方向)に駆動する推力は、A相電流IA、B相電流1
.の位相がA相磁極位置信号IFA、B相磁極位置信号
■□の位相とそれぞれ同じであるとすると、 F=FA +F。
τ =にτx I r  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・(5)となり、電流振幅
指令信号の値■、とトルク定数にτの積にのみ比例し、
変位Xとは無関係となる。
即ち、直流モータと同様の滑らかな推力となる。
第2の可動子50をβ方向に駆動する推力についでも同
様である。
このように、本実施例で用いた磁極位置検出手段のセン
サ部26.56は検出コイルを巻回したA相用センサベ
ツドとB相用センサベツドとからなる静止形で、センサ
部26は偏平、センサ部56は短小で済むので、両セン
サ部26と56は小形・軽量となり、センサ部26は第
1の固定子20と同軸に第1の可動子30内に設け、ま
た、センサ部56は可動子50に連設するものであるか
ら、センサ部26.56を配設するためのスペースを新
たに設ける必要はなく、球面モータ内部の空いているス
ペースの1部を当てれはよいので、センサ部26.56
を設けたことにより球面モータが大形化することは無い
また、本実施例の球面モータはパルスモータ形であるが
、上記磁極位置検出手段のセンサ出力をフィードバック
して、第1の固定子20、第2の可動子50の各相励磁
電流IA、■、の位相が各相磁極位置信号の位相と一致
するように該励磁電流を制御するので、直流モータ化し
、直流サーボモータと同様の滑らかさをもって、出力軸
60の球面移動を制御することができる。
なお、本実施例のセンサ部26.56は電磁気式である
が、光学式等の他の静止形のセンサ部であってもよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明した通り、球面モータをサボ制御する
ために設ける磁極位置検出用のセンサ部を、1つは第1
の可動子内で固定軸に支持して、また1つは第2の可動
子に連設して設ける構成としたことにより、球面モータ
の複雑化・大形化を招くことなく磁極位置信号を取り出
すことができ、この両センサ部の出力を信号処理して磁
極位置信号を取り出し、パルスモータ形球面七−タの各
相誘導起電圧が対応する磁極位置信号の位相と同じ位相
となるように各相電流を制御する構成としたことにより
、直流サーボモータと同様の滑らかさをもって出力軸の
球面移動を制御することができるから、小型で、かつ軽
量の球面サーボ装置を容易に得ることができ、極めて実
用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のモータ本体部を示す斜視図、
第2図は上記モータ本体部の平面図、第3図は第2図に
おけるA−A断面図、第4図は第3図におけるB−B矢
視図、第5図は第4図におけるC−C矢視図、第6図は
上記実施例における第2の可動子と第2のセンサ部を示
す部分側面図、第7図は上記センサ部のセンサヘンド配
置を示す図、第8図および第9図は上記磁極位置検出手
段を示す回路図、第10図は上記実施例における制御装
置のブロック図、第10(A)図は第10図における内
挿回路の具体的構成を示す回路図、第11図は従来め球
面サーボモータを示す斜視図である。 10−固定軸、2〇−第1の固定子、26−センサ部、
30・−第1の可動子、4〇−第2の固定子、50−・
第2の可動子、56−・−センサ部、60−・−出力軸
、61−支持部材、64−遮へい板90A、90B−・
制御回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内周面に極歯列を形成された環状をなす第1の可
    動子、この第1の可動子の内周面にギャップを隔てて対
    向して周方向に並ぶ複数の励磁極を有し固定軸に支持さ
    れた板状の第1の固定子からなる回転形モータ、上記第
    1の可動子と直交する向きにして該第1の可動子と同心
    に一体化され外周面に極歯列を形成された上記第1の可
    動子と共動する第2の固定子、この第2の固定子の外周
    面にギャップを隔てて対向し該外周面の周方向に移動可
    能に支持部材で支持され励磁極を有する第2の可動子を
    備え、この支持部材が両端部で上記第1の可動子に非固
    定状態で連結されるとともに出力軸を支持してなるパル
    スモータ形の球面モータと、上記第1の固定子および第
    2の可動子の上記励磁極の各相励磁巻線に供給される励
    磁電流を制御する制御装置、上記第1の可動子内で上記
    固定軸に固定された板状をなす第1の磁極位置検出手段
    のセンサ部、および上記第2の可動子の極列方向一方端
    に連設された第2の磁極位置検出手段のセンサ部を備え
    、 上記制御装置は上記第1の固定子および第2の可動子の
    各相励磁電流を対応する上記磁極位置検出手段から出力
    される各相磁極位置信号の位相と一致させて上記対応す
    る各相励磁巻線に供給することを特徴とする球面形サー
    ボ装置。
  2. (2)制御装置は、位置制御系、速度制御系、電流制御
    系を備え、センサの出力信号を信号処理して磁極位置信
    号を得るセンサ信号処理回路を有し、各相電流指令は、
    上記速度制御系から得られる各相電流振幅指令の値と対
    応相の上記磁極位置信号の値とを乗算して得ることを特
    徴とする請求項1記載の球面形サーボ装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003088089A (ja) * 2001-09-12 2003-03-20 Yaskawa Electric Corp 2軸一体形モータ
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JP2014110695A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Osaka Univ アクチュエータ
CN109702708A (zh) * 2019-01-18 2019-05-03 北京邮电大学 基于陀螺进动效应的球形机器人机构及行走方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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