JPH04295361A - 微細気泡発生装置 - Google Patents

微細気泡発生装置

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JPH04295361A
JPH04295361A JP6066991A JP6066991A JPH04295361A JP H04295361 A JPH04295361 A JP H04295361A JP 6066991 A JP6066991 A JP 6066991A JP 6066991 A JP6066991 A JP 6066991A JP H04295361 A JPH04295361 A JP H04295361A
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JP
Japan
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gas
pipe
liquid
water level
gases
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JP6066991A
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English (en)
Inventor
Shin Matsugi
伸 真継
Harumori Kawagoe
川越 治衞
Naoki Kumon
久門 直樹
Hiroshi Kano
広志 加納
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、浴用水等の液
体に空気や炭酸ガス、オゾン等の気体を加圧溶解させ、
その後再び減圧することによって微細気泡を析出する微
細気泡発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水等の液体に空気等の気体を加圧
溶解させ、その後、減圧することによって微細気泡を析
出させる微細気泡発生装置Aとして、例えば、特開昭6
2−191031号公報にて示されるようなものがある
。このものは、図7に示されるように液体が通過する液
体供給管1(1a,1b,1c)と、液体供給管1に接
続されて液体供給管1中の液体に気体を供給する気体供
給管2と、液体供給管1に設けられ、液体を液体供給管
1内に吸引すると共に気体を液体中に溶解させる加圧ポ
ンプ3と、液体中に溶解しきれなかった余剰気体を液体
から分離させるアキュムレータ4を具備したものとして
構成されており、アキュムレータ4の立ち上がり部4a
に設けられた絞り弁によって構成される排出部5よアキ
ュムレータ4で分離された余剰気体が排出管7aを通じ
て外部に排出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された微細気泡発生装置Aにあっては、供給気体
量と溶解量とのバランスが崩れ、溶解量が供給量を上回
るとアキュムレータ4内の水位が上昇し、排出部5より
排水が起こるため排出管7aの他に排水管7bが必要で
ある。
【0004】また、供給気体が複数の気体の混合気体で
あって、その中にある特定の気体αを選択的に溶解させ
、気体αに富んだ微細気泡を生成させる場合、気体αが
炭酸ガスのように水への溶解度が大きい気体の場合はそ
れ単独では微細気泡としては存在せず、速く溶解するた
め溶解度の比較的小さい気体βを核にする必要があり、
従って、微細気泡を生成するためには気体αと気体βと
がある特定の割合で溶解していなければならない。 供給気体中の混合気体の割合が所定の割合に制御されて
いる場合、従来の技術では未溶解の余剰気体は系外へ排
出されるため溶解度の大きい気体αのみが選択的に溶解
され、溶解度の小さい気体βは系外へ排出され所定の割
合での溶解を維持する事が困難になる。
【0005】また、各気体の割合が所定の値とは異なる
場合、溶解度の大きい気体αの割合が過剰であれは溶解
度の小さい気体βが選択的に排出されると共に過剰に存
在する気体αも排出され、混合気体のそれぞれの成分の
溶解量の割合も所定の値に近づくが気体αが炭酸ガスな
どの高価な気体の場合は経済的に無駄であり、溶解効率
(=溶解量/供給量)も悪くなる。逆に溶解度の小さい
気体βの割合が過剰の場合は気体βが選択的に排出され
るが気体βが十分に排出された後は気体αが排出される
ことになり無駄となる。
【0006】いずれの場合においても供給気体として炭
酸ガスやオゾンといった高価な気体を用いる場合は未溶
解分を余剰気体としてそのまま外部に排出すれば無駄と
なる。このため、それらをすべて回収し、再び供給気体
として再利用し、供給気体を配管系内で循環するように
すれば単一或いはそれに近い組成の気体であって、それ
のみを溶解させればよい場合には、循環の過程において
、より多量の気体の溶解が期待できることとなるもので
あるが、供給気体が溶解度の差が大きい複数の期待の混
合ガスで、その中のより溶解度の大きな方の気体αを常
に一定量液中に溶かし込む場合、例えば、空気と炭酸ガ
スがある一定の割合で混合しているような混合ガスを供
給気体とし、炭酸ガスを常に一定量水に溶解させる場合
、炭酸ガスの水に対する溶解度は空気のそれよりはるか
に大きいため、溶解できなかった余剰気体を回収して循
環させると時間の経過と共に炭酸ガスは大量に水に溶け
込むこととなり循環気体では空気の割合が増大し、その
結果、時間の経過と共に炭酸ガスを所定量溶解できなく
なり、水中への炭酸ガスの溶解量は低下していくことと
なり、微細気泡の製造効率が低下するという問題がある
【0007】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、溶解度の差の異なる異種の気体にて構成され
ている混合気体を液体中に溶解させるにあたって、供給
気体を無駄にすることなく、高い溶解効率にて液体中に
所望の気体を溶解させることができる微細気泡発生装置
を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、気体と液体とを混合して加圧すること
により、液体中に気体を溶解させ、この液体を再び減圧
することによって微細気を析出する微細気泡発生装置で
あって、気体を供給する気体供給管2途中に開閉弁8c
・・を設けると共に、未溶解の余剰気体を排出する排出
管7を途中で分岐させ、この分岐された管路のうち一方
を外部に延出する排気管7bとし、他方を気体供給管2
に接続して余剰気体を循環再利用する余剰気体回収管7
aとし、排出管7b及び余剰気体回収管7aの途中に開
閉弁8b,8aを備えたものである。
【0009】
【作用】しかして、液体供給管1を介して加圧ポンプ3
にて吸入される浴用水のような液体は気体供給管2から
の気体が加圧溶解させられ、アキュムレータ4にて液体
中に溶解しきれなかった余剰気体が分離され、この気体
が溶解された液体を減圧することによって溶解している
気体が析出して微細気泡が生じることとなる。そして、
空気(主成分は窒素)等の溶解度の小さく高価ではない
気体の微細気泡を生成する場合は気体を間欠的に供給し
、加圧溶解の過程で溶解しきれなかった余剰気体を再循
環させることにより外部への排水を防止し、溶解度の差
が大きい複数の気体が一定の混合比で混合しているよう
な混合ガスが供給気体で、その中のより溶解度の大きい
気体αに富んだ微細気泡を常に一定量溶解させねばなら
ず、さらにその気体αが高価な場合、配管系内に導入さ
れた気体ではαが選択的に溶解されるため、配管系内に
気体αが十分に存在している間は排気回収管7aを通じ
て余剰気体を回収し、配管系内を循環させて再溶解を図
り、気体αが十分に溶解されたところで各開閉弁8a,
8b,8c・・を切り替えることによって排出管7bを
介して余剰気体を外部に排気するようにすれば余剰気体
中の気体α以外の成分を排出することが可能であり、供
給気体中の気体αを無駄なく利用でき、気体αの液体中
への溶解効率を向上させることができる。
【0010】また、余剰気体をすべて配管系内で再循環
するのではないため、溶解度のより大きい気体が液体に
多量に溶け込み供給気体の混合比が変化して、特定成分
の液体への溶解量が変化することもなくなる。この成分
がさほど高価ではないか、或いは排出量が少ない場合は
再循環せずに間欠的に排気を行うことにより溶解度の大
きい気体αに富んだ微細気泡が得られる。さらに、溶解
度の大きい気体αに富んだ微細気泡を生成する際の核と
なる気体βの注入量を最適に制御して余剰の気体βなく
微細気泡を生成することも可能である。この場合は外部
へ余剰気体を排出する必要がなく、気体αと気体βを間
欠的に交互に注入し、気体の供給を停止している間は未
溶解の気体は再循環させ再度溶解させることになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。図1乃至図6には本発明における微細気泡発
生装置の一実施例が示されており、液槽12として浴槽
に取り付けられたものを示しており、供給気体として空
気と二酸化炭素を供給し、浴槽内に炭酸ガスに富んだ微
細気泡を噴出させ、人工炭酸泉を製造する場合の実施例
を示している。ここで、炭酸ガスの微細気泡の核となる
のは空気(主に窒素)であり、安定した微細気泡を生成
するためには炭酸ガスと空気とがある割合で液中に溶解
しなければならないが、本発明においては炭酸ガスと空
気の供給方法に対応した4つの運転モードを可能にして
いる。
【0012】微細気泡発生装置Aは気体と液体とを混合
して加圧することにより液体中に気体を過剰溶解させ、
この液体を再び減圧することによって微細気泡を発生さ
せるものであり、その構成としては液槽12の吸水口1
0側から順に液体供給管1内に気体を供給する気体供給
管2、液体を吸引すると共に液体中に気体を加圧溶解さ
せる加圧ポンプ3、未溶解の気体を分離するアキュムレ
ータ4、吐水口11がが配置してあり、吸水口10と加
圧ポンプ3は液体供給管1aにより、また、加圧ポンプ
3とアキュムレータ4は液体供給管1bにより、また、
アキュムレータ4と吐水口11とは液体供給管1cによ
り接続され、液体供給管1aの途中に気体供給管2が接
続されている。液体供給管1は一端を液槽12の吸水口
10に接続してあり、他端は液槽12の吐水口11に接
続してあり、吸水口10より吸水された液槽12内の水
は液体供給管1を通って再び吐水口11より液槽12内
に吐水されるようにしてあり、加圧ポンプ3によって吸
水口10より吸水して吐水口11より吐水させることが
できるようにしてある。液体供給管1に気体を供給する
気体供給管2の途中には開閉弁8cが設けられており、
間欠的に開閉して供給気体の供給をコントロールしてい
る。アキュムレータ4の上部には分離された余剰気体が
溜まる立ち上がり部4aが設けてあり、立ち上がり部4
aからは余剰気体を排出するための排出管7を導出して
ある。この排出管7には絞り弁等の排出部5を設けてあ
り、アキュムレータ4内の余剰気体は排出部5によって
調整されながら排出管7を介して排出されるようにして
あり、排出管7はその途中で、気体供給管2につながる
余剰気体回収管7aと、その先端が外部へ開放されてい
る排気管7bとに分岐している。さらに、余剰気体回収
管7a、排気管7b各々の途中には開閉弁8a,8bが
設けられており、配管系内を循環する気体の組成に応じ
て切り替わるようになっている。この開閉弁8a,8b
,8cとしては例えば電磁弁がある。勿論、電磁弁以外
の他の開閉弁を用いるようにしてもよい。さらに、本実
施例においてはアキュムレータ4内の水位の変動を検知
することにより開閉弁8a,8b,8cの開閉の切り換
えを制御することを目的とした水位検知手段6を立ち上
がり部4aに設けてあり、この水位検知手段6は図2に
示されるように水位検知用電極6a,6b,6cによっ
て構成してあり、この水位検知用電極6a,6b,6c
によってアキュムレータ4内の所定の水面位置を検知し
て水位を検出することができるようになっている。ここ
で、アキュムレータ4内の水位が変化した場合、つまり
、図2中水位検知用電極6aの検知水面位置イよりアキ
ュムレータ4内の水位が下降すると余剰気体の容量が多
くなってアキュムレータ4で分離しきれず、未溶解のま
ま直接浴槽内に大泡として吐出され微細気泡ができなく
なる。また、水位検知用電極6cの検知水面位置ハより
水位が上昇すると水面から水滴が飛散して排出部5を一
時的に閉塞して配管内の圧力を不必要に上昇させたり、
排出部5より排水が起こる。ここで、水位検知用電極6
aは水位イより上に、水位検知用電極6cは水位ハより
下に設けてあってもよい。さらに、水位検知用電極6b
により検知される水位ロが水位イと水位ハとの間に設定
されている。尚、水位検知手段6としては上記したもの
の他にフロートスイッチ方式や静電容量方式等であって
もよい。9は制御部である。
【0013】しかして、加圧ポンプ3を駆動すると加圧
ポンプ3の作用により吸水口10から液体である浴槽内
の水が吸水され、この水が液体供給管1aを通過する際
に気体供給管2から気体が吸入され、浴水と混合されて
加圧ポンプ3内で加圧溶解される。ここで、気体の供給
源としては特に限定するものではなく、供給気体として
は例えば、燃焼排ガス等のように炭酸ガスが適当な割合
で混合されたものである。また、気体の供給としては炭
酸ガスが供給される供給管2cと空気が供給される供給
管2dからの気体が混合されて気体供給管2より液体供
給管1aに供給されるようになっている。そして、加圧
ポンプ3による気体の溶解効率を上げるためには実際に
溶解する気体量に対して気体を余剰に供給する必要があ
り、気体は加圧ポンプ3にて加圧されても多量の未溶解
気体が液体中に存在する。このため、アキュムレータ4
で余剰気体を分離し、余剰気体はアキュムレータ4より
導出された排出管7bの排出部5を介して排出される。 このとき、絞り弁によって構成された排出部5は排出量
を調整してアキュムレータ4内の圧力が著しく減圧され
た状態とならないようにしてある。すなわち、気体が溶
解された浴水は加圧された状態のままで液体供給管1を
通って吐水口11へと送られる。そして、このアキュム
レータ4を通った浴水は気体が高濃度に溶解された状態
となり、液体供給管1cを通って吐水口11に設けられ
たノズルから浴槽12内に吐出される。このとき、この
浴水は加圧状態から圧力が一気に開放された状態となり
、このため、浴水中に溶解していた気体は析出され、微
細気泡となって浴槽内に広がる。
【0014】そして、アキュムレータ4では未溶解の余
剰気体が分離されるわけであるが、内部は加圧状態であ
るため、余剰気体は徐々に溶解されて水位は上昇してく
る。アキュムレータ4内の水位が上昇してきて水位ハに
達したら水位検知用電極6cによりそれを検知して開閉
弁8a,8cを開き、開閉弁8bを閉じる。すると新た
な気体が供給され水位が下がり余剰気体は排気回収管7
aを通ってリサイクルする。アキュムレータ4内の水位
が水位イまで下がると水位検知用電極6aによりそれを
検知し、気体供給管2途中に設けられた開閉弁8cが閉
じて気体の供給が停止されアキュムレータ4内の水位が
再び上昇していく。この状態においては余剰気体回収管
7a途中に設けられた開閉弁8aは開いたままであり、
炭酸ガスを含む余剰気体はリサイクルされ炭酸ガスの再
溶解が促進される。この炭酸ガスは空気に比べて液体中
への溶解度がはるかに大きいためリサイクルの過程で炭
酸ガスが選択的に溶解されアキュムレータ4内の水位は
徐々に上昇していくが、ある時点で循環気体中の炭酸ガ
スがほとんど溶解して空気のみがリサイクルされ始める
。このときのアキュムレータ4内の水面の位置ロを水位
検知用電極6bによって検知し、排気回収管7a途中に
設けられた開閉弁8aを閉じると同時に、排出管7b途
中の開閉弁8bを開けて大部分が空気である未溶解の余
剰気体を外部に排気する。そして、アキュムレータ4内
の水位が再び水位ハまで上昇してきたら開閉弁8a,8
cを開けて開閉弁8bを閉じる。8dは気体供給管2と
しての供給管2dに設けられた開閉弁である。
【0015】各開閉弁8a,8b,8c,8dの開閉状
態を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】この繰り返しにより炭酸ガスを大気中に排
出することなく利用でき、循環中の余剰気体の混合比は
変化しないので溶解度のより大きな炭酸ガスの溶解量も
一定にできる。尚、本実施例では水位検知用電極を三本
用いて三箇所の水面の位置を検知しているが、例えば水
位イから水位ロまで上昇する時間をタイマーで設定して
おけば水位検知用電極6bは不要になり、水位イ到達か
ら一定時間後に開閉弁8aが閉じ、開閉弁8bが開いて
上述した三位置制御と同様になる。さらに、水位ロから
水位ハに到達する時間もソフトウェアタイマーで設定す
れば水位検知用電極6aも不要になるなどタイマーを組
み合わせることにより電極の数を減らすことが可能であ
る。
【0018】図3は本発明の運転モードの第2実施例を
示すものであり、供給気体としては上記した実施例と同
じ場合である。ここでは、多少の炭酸ガスが外部に排出
されることとなるが、この場合は真ん中の水位検知が不
要となるという利点がある。ここでは、アキュムレータ
4内の水位が水位イまで下がったところで開閉弁8bが
開いて排気が開始され、それにつれて水位が上昇し、水
位ハに達すると開閉弁8bが閉じて水位が下降していく
。この間、開閉弁8aは閉じたまであり、余剰気体が再
循環されないので供給気体を連続注入しないとアキュム
レータ4内に水が充満して必要以上に圧力が上昇したり
、排出部5から排水が起こる。従って、この場合は気体
供給用の開閉弁8cは常に開いた状態である。
【0019】各開閉弁8a,8b,8c,8dの開閉状
態を表2に示す。
【0020】
【表2】
【0021】この実施例と同じシステムを用いて例えば
、空気を供給気体とした場合(この場合は供給気体が少
々無駄になっても問題はない。)空気の主成分は窒素と
酸素であるが、酸素の液体中への溶解度は窒素の液体中
への溶解度と比べて大きいため未溶解の余剰窒素は系外
へ排出され生成される微細気泡は酸素リッチなものとな
り微細酸素気泡浴が楽しめる。
【0022】図4は本発明の運転モードの第3実施例を
示すものであり、ここでは純粋な炭酸ガスと空気とを交
互に注入することにより、それぞれの気体の注入量を制
御して炭酸ガスの微細気泡を生成するのに最適な混合比
率を維持している。この制御方法としては例えば、ソフ
トウェアタイマーによりそれぞれの注入時間を最適に設
定するなどの方法がある。尚、純粋な炭酸ガスの供給源
としては例えば、ボンベ20である。21は減圧弁であ
る。本実施例ではアキュムレータ4内の水位が水位ハに
達したら開閉弁8c,開閉弁8dを交互に開き、気体が
供給されて水位が水位イまで下降すると開閉弁8c,8
dがそれぞれ閉じて配管系内を未溶解の余剰気体が再循
環し、その過程で再溶解が促進されてアキュムレータ4
内の水位が再び上昇していく。この場合、供給気体中の
混合比率は過不足無く制御されているので、外部へ排出
する必要はなく排気回収用の開閉弁8aは常に開いた状
態であり、排気用の開閉弁8bは常に閉じている。
【0023】各開閉弁8a,8b,8c,8dの開閉状
態を表3に示す。
【0024】
【表3】
【0025】図5は本発明の運転モードの第4実施例を
示すものであり、上述した運転モードの第3実施例と同
様のシステムで開閉弁8dのみを用いて空気を供給気体
とすれば通常の空気微細気泡が生成される。この場合、
排気用の開閉弁8bは常に閉じているので排出部5から
の排水はない。各開閉弁8a,8b,8c,8dの開閉
状態を表4に示す。
【0026】
【表4】
【0027】図1乃至図5にて示される各実施例にあっ
ては、気体供給管は二本に分岐されたものである場合を
示してあるが、図6に示されるように二本以上の複数本
に分岐されたものであってもよいものである。
【0028】
【発明の効果】本発明の微細気泡発生装置にあっては、
従来のような排水管が不要であり、気体の種類や組成、
気体の供給法或いは目的とする微細気泡の成分によって
開閉弁を切り替え、装置全体のシステムをそれに応じた
ものに切り替え、溶解度の小さい気体の微細気泡はもと
より、混合ガス中の溶解度の大きい気体の微細気泡をも
同一の装置で供給することが可能であり、例えば、炭酸
ガスの微細気泡を製造する場合、供給気体が純粋な炭酸
ガスであっても、炭酸ガスに多量の空気が混入している
場合においても同一の装置で微細気泡炭酸泉を製造する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム図である。
【図2】同上の水位検知手段を示す部分拡大断面図であ
る。
【図3】同上の他の実施例を示すシステム図である。
【図4】同上のさらに他の実施例をシステム図である。
【図5】同上のさらに他の実施例をシステム図である。
【図6】同上のさらに他の実施例をシステム図である。
【図7】従来例のシステム図である。
【符号の説明】
A  微細気泡発生装置 2  気体供給管 7  排出管 7a  余剰気体回収管 7b  排気管 8a  開閉弁 8b  開閉弁 8c  開閉弁 8d  開閉弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  気体と液体とを混合して加圧すること
    により、液体中に気体を溶解させ、この液体を再び減圧
    することによって微細気を析出する微細気泡発生装置で
    あって、気体を供給する気体供給管途中に開閉弁を設け
    ると共に、未溶解の余剰気体を排出する排出管を途中で
    分岐させ、この分岐された管路のうち一方を外部に延出
    する排気管とし、他方を気体供給管に接続して余剰気体
    を循環再利用する余剰気体回収管とし、排出管及び余剰
    気体回収管の途中に開閉弁を備えて成ることを特徴とす
    る微細気泡発生装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の微細気泡発生装置にお
    いて、気体として空気と炭酸ガスを加圧溶解により液体
    中に溶解することを特徴とする微細気泡発生装置。
JP6066991A 1991-03-26 1991-03-26 微細気泡発生装置 Withdrawn JPH04295361A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004261314A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Shigen Kaihatsu Kk 微細気泡発生装置と微細気泡発生システム
JP2020120711A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 リンナイ株式会社 気泡発生装置、及び、気泡発生方法

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