JPH04294944A - 部品取出し締付装置 - Google Patents

部品取出し締付装置

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JPH04294944A
JPH04294944A JP8102591A JP8102591A JPH04294944A JP H04294944 A JPH04294944 A JP H04294944A JP 8102591 A JP8102591 A JP 8102591A JP 8102591 A JP8102591 A JP 8102591A JP H04294944 A JPH04294944 A JP H04294944A
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tightening
nut runner
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parts
section
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JP8102591A
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Hidekazu Shimizu
秀和 清水
Michizou Okatome
岡留 美智蔵
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品の取出しから組付
体への締付までの一連の作業を1つの装置で行なうよう
にした部品取出し締付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、組付体に部品を締結するような作
業において、作業の自動化を図った装置が多く知られて
いる。そしてこのような装置は、例えば、供給部の部品
を取り出すための取出し供給装置と、部品の締め付けを
行なう締付装置を組合せて使用するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の場合は、
1つの作業ステ−ションで部品の取り出しから締め付け
までのすべての作業を行なおうとすると、周辺に複数の
関連装置を設ける必要があることから、装置が大型化し
やすく、スペ−ス上の問題のみならず、保守整備の労力
を要し、設備費の高騰をも招くという不具合があった。 一方、かかる装置を1つに纏め、部品の取出しから締付
けまでを1つの装置で行なおうとすると、例えば、縦向
姿勢で供給される部品を受け取って、水平に締め付けた
いような場合に、供給部での部品の位置変換及び部品の
位置決めが複雑になるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる問題を解決するた
め、本発明は供給部から取り出した部品に接着剤を塗布
し、締付部でワ−クに取り付けるようにした部品取出し
締付装置において、前記供給部と接着剤の塗布部と締付
部との間を直交3軸方向に亘って移動自在な3軸移動機
構を設け、この3軸移動機構に締付ユニットを設けた。 そしてこの締付ユニットにはナットランナを設け、この
ナットランナを回転機構によって垂直面内で回動自在に
するとともに、このナットランナを垂直姿勢にして部品
を取り出すようにした。
【0005】又、このナットランナの先端にはソケット
を設け、このソケット内に部品保持用のボ−ルプランジ
ャを設けた。又、前記塗布部には、接着剤の塗布状態を
確認するセンサを設けた。
【0006】
【作用】部品の取出しから締め付けまでの作業を1つの
装置で行なうようにすることで、設備費が安価となり、
又スペ−ス上も有利となる。そして部品取出し時に、回
転機構でナットランナの姿勢を垂直姿勢に変換するため
、供給部に姿勢変換機構等の装置は不要となり、位置決
め機構が簡素となる。又この際、ナットランナ先端ソケ
ット内のプランジャによって部品を確実に保持すること
が出来る。一方、この部品に塗布する接着剤の塗布状態
をセンサによって検出すれば、塗布ミス等を未然に防止
出来る。
【0007】
【実施例】本発明の部品取出し締付装置の実施例につい
て添付した図面に基づき説明する。図1は、本発明の部
品取出し締付装置全体の正面図、図2は同平面図、図3
は締付ユニットの正面図、図4は同平面図、図5はナッ
トランナ先端のソケット部の断面図である。図1,図2
に示すように、本発明の部品取出し締付装置1は、部品
供給装置2のコンベア3,4端部に設けられ、コンベア
3,4端部の供給部5を跨ぐ状態で設置されている。そ
してこの部品供給装置2の搬入コンベア3上を供給部5
に向けて搬送されるパレット6上には、後述する複数の
部品P(図5に示す)が搭載されており、供給部5で部
品取出し締付装置1によって、この部品が取り去られる
。そしてその後、空になったパレット6は、搬出コンベ
ア4に乗って払い出される。このため供給部5の下方に
は、搬路切り換え用の切り換えシリンダユニット7が設
けられている。一方、供給部5から取り出された部品P
には、塗布部8でボンドが塗布され、その後締結部9で
ワ−クWに締め付けられる。
【0008】それでは部品取出し締付装置1の細部につ
いて説明する。部品取出し締付装置1は、上述のコンベ
ア3,4端部に跨設される基台11とこの基台11上に
設けられた3軸移動機構12を備えており、この3軸移
動機構12に締付ユニット13が設けられている。そし
て3軸移動機構12は、Y軸用モ−タ14によってY軸
方向(図2の上下方向)に移動自在なY軸用テ−ブル1
5と、このY軸用テ−ブル15に一体となったガイド部
材15aに係合してX軸方向(図2の左右方向)に摺動
自在なX軸用テ−ブル16を備えており、このX軸用テ
−ブル16を摺動させるためのX軸用モ−タ17が設け
られている。又、X軸用テ−ブル16には、更に上下に
摺動自在なZ軸用テ−ブル18が係合しており、このZ
軸用テ−ブル18の駆動はZ軸用モ−タ19によって行
なわれる。そして3軸移動機構12は、各テ−ブル15
,16,18によって3軸方向に移動自在とされること
になり、又、前述の締付ユニット13は、このZ軸用テ
−ブル18に取り付けられている。
【0009】それでは締付ユニット13の構成について
図3,図4に基づき説明する。締付ユニット13は、ナ
ットランナ20を備えている。又、前記Z軸用テ−ブル
18には、図4に示すような回転軸受部材21が取り付
けられ、この回転軸受部材21の隣には、位置決めシリ
ンダユニット22が設けられている。そしてこの位置決
めシリンダユニット22のロッド先端のピン23を水平
方向に進退動させるようにしている。一方、ナットラン
ナ20の側方には側板24が設けられるとともに回転軸
27が突設され、回転軸27は前述の回転軸受部材21
によって回転可能に支えられている。又、側板24には
、第1位置決め孔25が設けられ、この第1位置決め孔
25に対して垂直面で90度位相をずらした位置に第2
位置決め孔26(図3に示す)を設けている。そして位
置決め孔25,26の位置は回転軸27の中心から等距
離に設けられ、又その孔径は、前述の位置決めシリンダ
ユニット22によって進退動するピン23のピン径より
僅かに大きく、このピン23を嵌入せしめることの出来
る径としている。このため、ナットランナ20は回転軸
27の回りに垂直面内で回転自在となり、ナットランナ
20が水平姿勢の時は、ピン23は第1位置決め孔25
に嵌入可能となり、ナットランナ20の姿勢が垂直姿勢
の時は、ピン23は第2位置決め孔26に嵌入可能とな
る。つまり、その状態で夫々位置決めされることになる
【0010】ところでこのナットランン20を回転させ
るための回転機構は、次のような構成による。ナットラ
ンナ20の他方の側面にはプレ−ト板29が取り付けら
れ、このプレ−ト板29には回転用孔30が穿設されて
いる。一方、図2に示すように基台11の片側端部には
、ブラケット31が固着されており、このブラケット3
1には、側方に係合ピン32が突設されている。そして
この係合ピン32が上述の回転用孔30の中に嵌入可能
とされている。このため3軸移動機構12によってナッ
トランナ20を移動させ、係合ピン32と回転用孔30
を位置合せして両者を係合せしめた後、Z軸用モ−タ1
9でZ軸用テ−ブル18を上動させる方向に駆動すれば
、ナットランナ20は強制的に回転軸27まわりに回転
させられることとなり、図3で時計方向まわりに回転す
る。又この時計まわりの回転と同時にナットランナ20
は右方への偏位を強制されることになるが、同時にX軸
用モ−タ17を連動させてX軸用テ−ブル16を右方に
移動させ、円滑な回転を行なわしめる。
【0011】ところでナットランナ20の先端には、部
品Pを保持するソケット35が設けられているが、この
ソケット35について図5に基づき説明する。このソケ
ット35は、前面に部品P嵌合用の6角形状の嵌合穴3
5aを備えるとともに、後面側にはスプリング36が設
けられて前方に付勢され、又、ソケット35の芯体37
にはボ−ルプランジャ38が設けられている。すなわち
芯体37中心には、前面から奥にかけて、部品Pの一部
を挿入せしめることの出来る挿入孔39が設けられてい
る。そして前記ボ−ルプランジャ38は、芯体37の先
端部に円周方向に沿って複数設けられ且つその先端のボ
−ルを挿入孔39内に臨ませている。そして挿入孔39
内に臨むボ−ルがボ−ルプランジャ38内に内蔵される
スプリングによって内方に付勢され、出没自在となって
いる。一方、部品Pの形状は、ソケット35の嵌合穴3
5aに嵌合する6角形状の大径部Paと、芯体37の挿
入孔39に挿入可能な小径部Pbを備えており、この小
径部Pbの軸の一部に設けられたリング状の凹溝Sに上
述のボ−ルプランジャ38のボ−ルが係合可能とされて
いる。
【0012】次に、塗布部8に設けられた塗布機の概要
について図6に基づき説明する。塗布機40は、基台4
1に取り付けられたガイド部材42と、このガイド部材
42に係合してシリンダユニット44によって上下動可
能なボンド塗布体43と、このボンド塗布体43の下面
から下方に向けて設けられた吐出ノズル45を備え、こ
の吐出ノズル45下方にはセンサ支持部材46が設けら
れている。すなわち、このセンサ支持部材46は、基台
41に取り付けられ、吐出ノズル45を挟み込む状態で
立設された一対の立ち上り部に、ファイバセンサ47,
47を備えている。そして、一方のファイバセンサ47
から発光した光を他方のセンサ47で受光するようにし
ている。そしてナットランナ20が部品Pを保持し、吐
出ノズル45の下方に位置させると吐出ノズル45から
ボンドを吐出し、同時にナットランナ20が部品Pを軸
まわりに回転させながら部品Pの周囲に塗布する。そし
て部品の周囲に正常にボンドが塗布されるとファイバセ
ンサ47の光が遮られ、正常な塗布状態にあることを確
認する。尚、塗布作業が終了した時、吐出ノズル45先
端のボンドの乾燥を防ぐため、シリンダユニット44に
よってボンド塗布体43を下降させ、吐出ノズル45を
下方の収容部48に収容しておく。
【0013】以上のように構成した部品取出し締付装置
の作動の概要は次のとおりである。部品を載せたパレッ
ト6が図1に示す搬入コンベア3上を供給部5に向けて
搬送されると、この部品Pをナットランナ20が取り出
す。つまりこの時のナットランナ20の姿勢は垂直姿勢
となっており、ナットランナ20先端のソケット35内
のボ−ルプランジャ38が、部品小径部Pbの溝Sに係
合して確固として保持する。この際、ソケット35先端
の嵌合孔35aと部品大径部Pbの6角の位相がうまく
合えば、図5に示すようにそのまま嵌合し合い、位相が
ずれている時は、プランジャ38が小径部Pbの溝Sに
係合した状態でも、ソケット35は大径部Pbに嵌合で
きず、スプリング36を押し縮めて後退した状態にある
。しかしこの嵌合のずれは、部品Pをワ−クWに締付け
る際、ナットランナ20を回転させれば自然に嵌合しあ
うことになる。
【0014】次いで、それまで図3の側板24の第2位
置決め孔26に挿入されていたピン23が抜かれ、図2
のブラケット31の係合ピン32が、プレ−ト板29の
回転用孔30に挿入される。その後Z軸用モ−タ19に
よってZ軸用テ−ブル18を下降側に駆動し、併せてX
軸用テ−ブル16を作動させてナットランナ20の姿勢
を水平に戻し、図4のピン23を第1位置決め孔25に
挿入して位置決めをする。こうしてナットランナ20が
水平姿勢になると、3軸移動機構12によってナットラ
ンナ20は塗布部8へ移動し、ここで保持した部品Pの
周囲にボンドを塗布する。そして塗布状態が不良の時は
、ファイバセンサ47の作動で直ちに知ることが出来、
対応措置がとれる。ボンドの塗布が終ると、再び3軸移
動機構によってナットランナ20は締付部9に移動し、
ワ−クWに部品Pを締結する。こうして部品Pの取り出
しから締め付けまでのすべての一連の流れを1つの装置
によって行なうことが出来る。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明の部品取出し締付装
置は、部品の取り出しと、この部品への接着剤の塗布と
、締め付けの各作業を1つの装置で行なうようにしたた
め設備費が安価となり、保守整備の容易化が図れるとと
もに装置全体をコンパクトに纏めることが出来る。従っ
て特にスペ−ス的に制約を受けるような際有効である。 又、接着剤の塗布状態も管理出来るので、品質管理面上
からも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品供給装置と、部品取出し締付装置全体の正
面図
【図2】同平面図
【図3】締付ユニットの正面図
【図4】同平面図
【図5】ソケットの拡大断面図
【図6】塗布機の側面図
【符号の説明】
(1)部品取出し締付装置        (5)供給
部(8)塗布部                  
  (9)締付部(12)3軸移動機構       
     (20)ナットランナ (35)ソケット                (
38)ボ−ルプランジャ (47)ファイバセンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  供給部から取り出した部品に接着剤を
    塗布し、締付部でワ−クに取り付けるようにした部品取
    出し締付装置において、この装置は、前記供給部と接着
    剤の塗布部と締付部との間を、直交3軸方向に亘って移
    動自在な3軸移動機構と、この3軸移動機構に設けられ
    た締付ユニットと、この締付ユニットに設けられたナッ
    トランナを備え、このナットランナを回転機構によって
    垂直面内で回動自在にするとともに、垂直姿勢にしたナ
    ットランナによって前記供給部の部品を取り出すことを
    特徴とする部品取出し締付装置。
  2. 【請求項2】  前記ナットランナの先端にはソケット
    が設けられ、このソケット内には部品保持用のボ−ルプ
    ランジャが設けられたことを特徴とする請求項1に記載
    の部品取出し締付装置。
  3. 【請求項3】  前記塗布部には、接着剤の塗布状態を
    確認するセンサが設けられたことを特徴とする請求項1
    に記載の部品取出し締付装置。
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