JPH0429403A - 高周波トランジスタの整合回路 - Google Patents

高周波トランジスタの整合回路

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JPH0429403A
JPH0429403A JP13339590A JP13339590A JPH0429403A JP H0429403 A JPH0429403 A JP H0429403A JP 13339590 A JP13339590 A JP 13339590A JP 13339590 A JP13339590 A JP 13339590A JP H0429403 A JPH0429403 A JP H0429403A
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JP
Japan
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impedance
output
matching circuit
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high frequency
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Pending
Application number
JP13339590A
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English (en)
Inventor
Yutaka Taguchi
豊 田口
Kazuo Eda
江田 和生
Tetsuji Miwa
哲司 三輪
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高周波増幅器、特に高効率を必要とされる高周
波増幅器に使用するトランジスタの出力インピーダンス
整合回路に関する。
従来の技術 従来より消費電力を抑えて高効率化を図った種種の電力
増幅器が考案されている。電力増幅器の高効率化を図る
ことによって、たとえば可搬型通信装置では放熱器の大
きさや電池容量を削減することができ、その結果、通信
機の小型、軽量化が図れる6以下、第4図を使用して従
来の電力増幅回路の例について説明する。図において1
01はスインチング動作および増幅を行なう電界効果ト
ランジスタ(FET)、401はFETと負荷との整合
を行なう1/4波長変成器、402は出力信号から高調
波を除去して基本波を取り出すための並列共振器である
。403.404は入力端出力端を示している0図のよ
うにFETのゲートGは入力端子403に接続され、ソ
ースSは接地されている。ドレインDには174波長変
成器と並列共振器が接続されている。
この増幅器の動作について説明する。入力端子403か
らゲートに供給された信号は増幅されてドレインに現わ
れる。一方、ドレインに接続部れている1/4波長変成
器は偶数次高調波に対しては半波長線路と等価に、奇数
次高調波に対しては174波長線路として機能する。そ
こで並列共振回路を高調波に対してショートと見なせる
ような低いインピーダンス値に設定すれば、1/4波長
線路のドレイン接続端において、奇数次高調波は開放に
、偶数次高調波は短絡となる。しかし、このように高調
波に対して十分短絡と見なせるような回路を設計するこ
とはむずかしかった。そこで特開昭63−95710に
示されるような回路が考案された。その回路を第5図を
参照しながら説明する。
同図において101はスイッチング動作および増幅を行
なう電界効果トランジスタ(FET)、501はFET
と負荷との整合を行なう回路、503.504は入力端
、出力端を示している。
図のようにFETのゲートGは入力端子503に接続さ
れソースSは接地されている。ドレインDには1/4波
長変成器と並列共振器が接続されている。先のF級増幅
器を構成するためにはFET101の出力端を偶数次高
調波に対して短絡、奇数次高調波に対して開放のインピ
ーダンスを持つ回路に接続すればよい、そこで第5図に
示すように出力側回路501のFET接続部に1/4波
長のストリップライン502を接続することにより第4
図の回路と同様の効果を得ようとしているものである。
発明が解決しようとする課題 このような従来の電力増幅回路では、FETの内部に存
在する寄生インダクタンス、寄生抵抗寄生容量やドレイ
ンと回路基板を接続するワイヤーのインダクタンスなど
の影響を考慮していない。
そのため、これらの寄生成分やドレインのワイヤーイン
ダクタンスが大きくなると、しだいに設計値からずれて
所望の性能が得られないという欠点があった。このこと
について詳しく説明する。第6図にFETの等価回路を
示す。理想的なF級増幅器では奇数次高調波は電流源6
06の両端で開放、偶数次高調波で短絡となることが必
要である。
しかしドレイン−ソース間容量601、ソース抵抗60
2、ソースイングクタンス603、ドレイン抵抗604
、ドレインインダクタンス605が存在するためドレイ
ン端子を偶数次高調波に対して短絡、奇数次高調波に対
して開放しても電流源端では偶数次高調波に対して短絡
、奇数次高調波に対して開放にならないという課題があ
った。
本発明は上記課題を解決するもので、F級増幅器の整合
条件を満足する整合回路を促供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、高周波トランジス
タから見た出力側インピーダンス整合回路の入力インピ
ーダンスZin(f)が、増幅しようとする周波数で高
周波トランジスタの出力インピーダンスZ o u t
 (f)の複素共役となっており、増幅しようとする周
波数の2倍高調波で、出力側インピーダンス整合回路の
入力インピーダンスZjn(2f)が高周波トランジス
タの出力インピーダンスZ’out(2f)とZin(
2f)=Zout (2f)の関係にあり、増幅しよう
とする周波数の3倍高調波で、出力側インピーダンス整
合回路の入力インピーダンスZin(3f)が実質的に
無限大と見なせるような値を取るような回路を接続する
ものとする。
作用 本発明は上記構成により奇数次高調波は電流源端で開放
、偶数次高調波は電流源端で短絡とする。
実施例 以下、本発明の一実施例の高周波トランジスタの整合回
路について図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例の回路の構成を示す回路図で
ある。図において、101はスイッチング動作および増
幅を行なう電界効果トランジスタ(FET)、102は
FETと負荷との整合を行なう回路、103,104は
入力端、出力端を示している0図のようにFETのゲー
トGは入力端子103に接続されソースSは接地されて
いる。ドレインDにば1/4波長変成器と並列共振器が
接続されている。またその基本波、2次高調波、3次高
調波の等価回路を図2に示す。同図において101はス
イッチング動作および増幅を行なう電界効果トランジス
タ(FET)、201,202は入力端、出力端を示し
ている。閏のようにFETのゲートGは入力端子201
に接続されソースSは接地されている。ドレインDには
1/4波長変成器と並列共振器が接続されている。この
ような回路の高周波トランジスタから見た出力側インピ
ーダンス整合回路の入力インピーダンスZin(f)が
、増幅しようとする周波数で高周波トランジスタの出力
インピーダンスZout(f)の複素共役となっており
、増幅しようとする周波数の2倍高調波で出力側インピ
ーダンス整合回路の入力インピーダンスZin(2f(
が高周波トランジスタの出力インピーダンスZout(
2f(とZ i n (2f (=−Zout(2f(
の関係にあり、増幅しようとする周波数の3倍高調波で
出力側インピーダンス整合回路の人力インピーダンスZ
in (3f (が実質的に無限大と見なせるような回
路となる条件を考えてみる。
まず、最も簡単な場合として第3図に示すような1段の
LC回路を考える9図において、101はスイッチング
動作および増幅を行なう電界効果トランジスタ(FET
)、301.302は入力端、出力端を示している。
この場合の入力インピーダンスは 1 +ω”R”C” ただしω=2πf Rは出力インピーダンス となり、これがFBTの出力インピーダンスZ o u
 t (f)の共役複素数に等しいという条件から、実
数部、虚数部両辺が等しいという2つの等式よりり、C
の値がそれぞれ決定できる。
Zout(f)=r+jxとすると Z i n(f)= Z o u t(f)の条件より
、Z o u t (f)はZout(f)の共役複素
数Rω             ω このように1段のり、C回路であれば1点の周波数にお
けるインピーダンスを決定できる。これを2段のLC回
路にすると同様に基本波と2倍波、2つの周波数におけ
るインピーダンスを決定できる。更に3段にすると基本
波と2倍波、3倍波のインピーダンスが決定できる。
つまり3段以上のLC回路を使用して出力整合回路を設
計すれば少なくとも基本波、2倍波、3倍波のインピー
ダンスを任意に設定することができる。
もちろんFETのインピーダンスによっては2段で3段
のLC回路と同様の働きをするものも存在する可能性が
ある。
また、ここでは3倍高調波までしか考慮にいれていない
が、4倍波以上を考慮にいれても効率はそれほど上がる
わけではなく、それよりもマツチング回路の損失の方が
大きくなるので4倍波以上はそれほど考える必要はない
このように、本発明の実施例の高周波トランジスタの整
合回路によれば、高周波トランジスタを使用した高周波
増幅器の出力側インピーダンス整合回路において、高周
波トランジスタから見た出力側インピーダンス整合回路
の入力インピーダンスZin(f)が増幅しようとする
周波数で高周波トランジスタの出力インピーダンスZ 
o u t (f)の複素共役となっており、増幅しよ
うとする周波数の2倍高調波で出力側インピーダンス整
合回路の入力インピーダンスZin(2f)が高周波ト
ランジスタの出力インピーダンスZout)2f)とZ
in)2f)=−Zout)2f)の関係にあり、増幅
しようとする周波数の3倍高調波で出力側インピーダン
ス整合回路の入力インピーダンスZin(3f)が実質
的に無限大と見なせるような値を取るものとする高周波
トランジスタの整合回路とすることにより、F級増幅に
おける整合条件が2次高調波および3次高調波について
満足され、増幅器の効率を向上できる効果がある。
なお、この実施例ではすべて集中定数回路を使用したが
、当然同様の働きが得られる分布定数回路で構成しても
同様の効果が得られることは言うまでもない。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明は高周波トラ
ンジスタを使用した高周波増幅器の出力側インピーダン
ス整合回路において、高周波トランジスタから見た出力
側インピーダンス整合回路の入力インピーダンスZin
(f)が増幅しようとする周波数で高周波トランジスタ
の出力インピーダンスZ o u t (f)の複素共
役となっており、増幅しようとする周波数の2倍高調波
で出力側インピーダンス整合回路の入力インピーダンス
Zin(2f)が高周波トランジスタの出力インピーダ
ンスZout (2f)とZin(2f)=−Zout
 (2f)の関係にあり、増幅しようとする周波数の3
倍高調波で出力側インピーダンス整合回路の入力インピ
ーダンスZin(3f)が実質的に無限大と見なせるよ
うな値を取るものとする高周波トランジスタの整合回路
とすることにより、F級増幅器の整合条件を2次高調波
および3次高調波まで満足させることができ、増幅器の
効率を向上することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の高周波トランジスタの整合
回路の回路図、第2図はその基本波、2倍波、3倍波に
対する等価回路図、第3図は本発明の説明のための回路
図、第4図および第5図は従来の高周波トランジスタの
整合回路の回路図、第6図はFETの等価回瞭ある。 101・・・・・・高周波トランジスタ、102・・・
・・・高周波増幅器の出力側インピーダンス整合回路。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名実 図 第 図 第 図 占gト庚にラノじスタ 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  高周波トランジスタを使用した高周波増幅器における
    、高周波トランジスタから見た出力側インピーダンス整
    合回路の入力インピーダンスZin(f)が増幅しよう
    とする周波数で高周波トランジスタの出力インピーダン
    スZout(f)の複素共役となっており、増幅しよう
    とする周波数の2倍高調波で出力側インピーダンス整合
    回路の入力インピーダンスZin(2f)が高周波トラ
    ンジスタの出力インピーダンスZout(2f)とZi
    n(2f)=−Zout(2f)の関係にあり、増幅し
    ようとする周波数の3倍高調波で出力側インピーダンス
    整合回路の入力インピーダンスZin(3f)が実質的
    に無限大と見なせるような値を取るものとする高周波ト
    ランジスタの整合回路。
JP13339590A 1990-05-23 1990-05-23 高周波トランジスタの整合回路 Pending JPH0429403A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6933780B2 (en) * 2000-02-03 2005-08-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Predistortion circuit and power amplifier
JPWO2006006244A1 (ja) * 2004-07-14 2008-04-24 三菱電機株式会社 高出力増幅器
JP2013187773A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Toshiba Corp 高周波半導体増幅器
CN107093995A (zh) * 2008-04-25 2017-08-25 维斯普瑞公司 可调谐匹配网络电路拓扑选择

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