JPH0429306B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0429306B2 JPH0429306B2 JP57216580A JP21658082A JPH0429306B2 JP H0429306 B2 JPH0429306 B2 JP H0429306B2 JP 57216580 A JP57216580 A JP 57216580A JP 21658082 A JP21658082 A JP 21658082A JP H0429306 B2 JPH0429306 B2 JP H0429306B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- ring
- induction motor
- shaft
- cage induction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 14
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 12
- 241000555745 Sciuridae Species 0.000 claims description 10
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 7
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
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- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K17/00—Asynchronous induction motors; Asynchronous induction generators
- H02K17/02—Asynchronous induction motors
- H02K17/16—Asynchronous induction motors having rotors with internally short-circuited windings, e.g. cage rotors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Induction Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は密閉形圧縮機用かご形誘導電動機に関
するものである。
するものである。
一般に立て軸形の密閉形圧縮機は、第1図に示
すように、圧縮機ケーシング1内にフレーム2を
支持し、このフレーム2のボス部3にシヤフト4
を挿通させてこれをボス部3によつて軸受し、さ
らにシヤフト4に圧入したロータ5とフレーム2
に固定した固定子6とから成るかご形誘導電動機
(以下「モータ」と称する)によつてシヤフト4
を回転させ、そのシヤフト4の上端に偏心形成し
たクランク部7によりスコツチヨーク8を介して
圧縮機9のピストン10を往復駆動するように構
成されている。
すように、圧縮機ケーシング1内にフレーム2を
支持し、このフレーム2のボス部3にシヤフト4
を挿通させてこれをボス部3によつて軸受し、さ
らにシヤフト4に圧入したロータ5とフレーム2
に固定した固定子6とから成るかご形誘導電動機
(以下「モータ」と称する)によつてシヤフト4
を回転させ、そのシヤフト4の上端に偏心形成し
たクランク部7によりスコツチヨーク8を介して
圧縮機9のピストン10を往復駆動するように構
成されている。
第2図は第1図におけるモータ部分の具体的構
造の一例を示すものである。フレーム2のボス部
3は所定の軸受力を得るために、ロータ5に形成
されたカウンターボア11内にでまで深く入り込
むように形成されている。
造の一例を示すものである。フレーム2のボス部
3は所定の軸受力を得るために、ロータ5に形成
されたカウンターボア11内にでまで深く入り込
むように形成されている。
この種のモータにおけるロータ5のエンドリン
グは2次抵抗値を考慮しながら材質(通常はアル
ミニウム)や断面積などが決定される。この場
合、軸受側のエンドリング12はボス部3の存在
によつて半径方向寸法すなわち内径が制約され、
そのため結果的に軸方向に長い寸法として所定の
断面積を得る。これに対して非軸受側のエンドリ
ング13はボス部が存在しないため内径寸法にあ
まり制約がなく、その分だけ軸方向寸法は短くて
すむ。なお図において、14,15は固定子6に
含まれる固定子巻線の軸受側、非軸受側のコイル
エンジ、16は軸受部の潤滑および固定子巻線の
冷却などの作用を司る潤滑油の油面である。
グは2次抵抗値を考慮しながら材質(通常はアル
ミニウム)や断面積などが決定される。この場
合、軸受側のエンドリング12はボス部3の存在
によつて半径方向寸法すなわち内径が制約され、
そのため結果的に軸方向に長い寸法として所定の
断面積を得る。これに対して非軸受側のエンドリ
ング13はボス部が存在しないため内径寸法にあ
まり制約がなく、その分だけ軸方向寸法は短くて
すむ。なお図において、14,15は固定子6に
含まれる固定子巻線の軸受側、非軸受側のコイル
エンジ、16は軸受部の潤滑および固定子巻線の
冷却などの作用を司る潤滑油の油面である。
第2図から分かるように、特に軸受側のエンド
リング12の軸方向寸法が大きくなつてしまうの
がこの種のモータの一つの欠点であつた。すなわ
ち、エンドリング12の軸方向寸法が大きいと、
固定子巻線のコイルエンド14と接触し易くな
り、そのためコイルエンド14そのものの軸方向
寸法の短縮が困難であるのはもちろん、これに応
じてフレーム2の軸方向寸法の短縮も困難であつ
た。
リング12の軸方向寸法が大きくなつてしまうの
がこの種のモータの一つの欠点であつた。すなわ
ち、エンドリング12の軸方向寸法が大きいと、
固定子巻線のコイルエンド14と接触し易くな
り、そのためコイルエンド14そのものの軸方向
寸法の短縮が困難であるのはもちろん、これに応
じてフレーム2の軸方向寸法の短縮も困難であつ
た。
非軸受側においては、潤滑油がエンドリング1
3まで浸るとフオーミング現象による特性劣化を
起こすので、油面16が低レベルのところに限ら
れ、このためコイルエンド15を介して行なわれ
る冷却作用が必ずしも効果的ではないという欠点
があつた。
3まで浸るとフオーミング現象による特性劣化を
起こすので、油面16が低レベルのところに限ら
れ、このためコイルエンド15を介して行なわれ
る冷却作用が必ずしも効果的ではないという欠点
があつた。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、
従来のものと同等以上のモータ特性を有し、しか
もロータおよび固定子巻線コイルエンドの小形
化、ひいてはモータフレームの小形化、ならびに
コイルの温度低減の可能な、シヤフトがロータを
貫通する構造の密閉形圧縮機用かご形誘導電動機
を提供することを目的とするものである。
従来のものと同等以上のモータ特性を有し、しか
もロータおよび固定子巻線コイルエンドの小形
化、ひいてはモータフレームの小形化、ならびに
コイルの温度低減の可能な、シヤフトがロータを
貫通する構造の密閉形圧縮機用かご形誘導電動機
を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、シヤフト
が貫通するロータの少なくとも一方の端面側内径
をシヤフト径よりも大としてロータとシヤフトと
の間にリング状の凹所を形成し、前記端面側のエ
ンドリングを、各二次導体をロータ端面で短絡す
るフランジ状導電体と、前記リング状の凹所内に
配置され、前記フランジ状導電体の内周部に連な
る円筒状導電体とから構成したことを特徴とする
ものである。
が貫通するロータの少なくとも一方の端面側内径
をシヤフト径よりも大としてロータとシヤフトと
の間にリング状の凹所を形成し、前記端面側のエ
ンドリングを、各二次導体をロータ端面で短絡す
るフランジ状導電体と、前記リング状の凹所内に
配置され、前記フランジ状導電体の内周部に連な
る円筒状導電体とから構成したことを特徴とする
ものである。
以下、第3図を参照して本発明をさらに詳細に
説明する。
説明する。
第3図は、第2図に対応する形で示されてお
り、同一符号は互いに同一構成部分を表わしてい
る。このモータにおいては、ロータ5の上端面側
にカウンターボアとして形成されているリング状
凹所に円筒状の誘電体を配置し、ロータ5の上端
面上に、図示していない各二次導電体を短絡する
フランジ状の比較的薄い導電体を上記円筒状導電
体と一体にして配置し、両導電体によつて軸受側
エンドリング22を構成している。このエンドリ
ング22は、反対側のエンドリング13および二
次導体と共に例えばアルミニウムを用いてキヤス
テイングによつて構成することができる。ボス部
3は必要に応じて第2図と同様にカウンターボア
内に深く挿入した位置まで進入させてもよいし、
場合によつてはもう少し後退(上方に)していて
もよい。
り、同一符号は互いに同一構成部分を表わしてい
る。このモータにおいては、ロータ5の上端面側
にカウンターボアとして形成されているリング状
凹所に円筒状の誘電体を配置し、ロータ5の上端
面上に、図示していない各二次導電体を短絡する
フランジ状の比較的薄い導電体を上記円筒状導電
体と一体にして配置し、両導電体によつて軸受側
エンドリング22を構成している。このエンドリ
ング22は、反対側のエンドリング13および二
次導体と共に例えばアルミニウムを用いてキヤス
テイングによつて構成することができる。ボス部
3は必要に応じて第2図と同様にカウンターボア
内に深く挿入した位置まで進入させてもよいし、
場合によつてはもう少し後退(上方に)していて
もよい。
このようにすることにより、エンドリング22
を、所定の二次抵抗値を得ながら軸方向寸法を大
幅に小さく抑えて作ることができる。また、これ
に付随して、コイルエンド24も、エンドリング
との接触のおそれがなくなるので、図示のごとく
エンドリング24上に被さるようにシヤフト4の
方に向つて折り曲げることができ、固定子側でも
軸方向寸法を大幅に短縮することができる。かく
して、フレーム2の軸方向寸法を短縮し、モータ
全体の軸方向寸法を、径方向寸法や他の基本的部
分の構造を変えたりすることなく、短縮すること
ができる。
を、所定の二次抵抗値を得ながら軸方向寸法を大
幅に小さく抑えて作ることができる。また、これ
に付随して、コイルエンド24も、エンドリング
との接触のおそれがなくなるので、図示のごとく
エンドリング24上に被さるようにシヤフト4の
方に向つて折り曲げることができ、固定子側でも
軸方向寸法を大幅に短縮することができる。かく
して、フレーム2の軸方向寸法を短縮し、モータ
全体の軸方向寸法を、径方向寸法や他の基本的部
分の構造を変えたりすることなく、短縮すること
ができる。
第4図は本発明の他の実施例を示すものであ
る。この実施例では、軸受側のエンドリング12
は従来構造(第2図)のままであり、非軸受側に
おいてロータ5にリング状凹所を形成し、その凹
所を用いてエンドリング23を構成している。こ
うしてエンドリングのロータ端面からの軸方向突
出寸法を小さくすることにより、エンドリングの
軸方向寸法減少分だけ油面16を破線Aで示す従
来高さよりも高くすることができ、これに応じて
コイルエンドリング15の潤滑油への浸漬深さを
深くして良好なコイル冷却を達成することができ
る。
る。この実施例では、軸受側のエンドリング12
は従来構造(第2図)のままであり、非軸受側に
おいてロータ5にリング状凹所を形成し、その凹
所を用いてエンドリング23を構成している。こ
うしてエンドリングのロータ端面からの軸方向突
出寸法を小さくすることにより、エンドリングの
軸方向寸法減少分だけ油面16を破線Aで示す従
来高さよりも高くすることができ、これに応じて
コイルエンドリング15の潤滑油への浸漬深さを
深くして良好なコイル冷却を達成することができ
る。
なお、第3図あるいは第4図のエンドリング2
2,23の構成によれば、固定子とロータとの間
を循環する磁束の影響を特にシヤフト4に近い円
筒状部において受けないので効率が向上し、モー
タの鉄心積厚を低減することなく、モータ全体の
小形化を達成することができ、あるいは同一寸法
のもとで特性向上を達成することができる。
2,23の構成によれば、固定子とロータとの間
を循環する磁束の影響を特にシヤフト4に近い円
筒状部において受けないので効率が向上し、モー
タの鉄心積厚を低減することなく、モータ全体の
小形化を達成することができ、あるいは同一寸法
のもとで特性向上を達成することができる。
上述の実施例では軸受側もしくは非軸受側にの
み本発明に係るエンドリングを適用しているが、
両側に適用してもよいことはもちろんである。そ
うすることにより本発明の効果ははさらに助長さ
れる。
み本発明に係るエンドリングを適用しているが、
両側に適用してもよいことはもちろんである。そ
うすることにより本発明の効果ははさらに助長さ
れる。
以上詳述したように本発明によれば、従来のも
のと同等以上のモータ特性を有し、しかもロータ
および固定子巻線コイルエンドの小形化、ひいて
はモータフレームの小形化、ならびにコイルの温
度低減の可能な、シヤフトがロータを貫通する構
造の密閉形圧縮機用かご形誘導電動機を提供する
ことができる。
のと同等以上のモータ特性を有し、しかもロータ
および固定子巻線コイルエンドの小形化、ひいて
はモータフレームの小形化、ならびにコイルの温
度低減の可能な、シヤフトがロータを貫通する構
造の密閉形圧縮機用かご形誘導電動機を提供する
ことができる。
第1図は、本発明のかご形誘導電動機を組込む
圧縮機装置全体の概略構成例を示す縦断面図、第
2図は、第1図におけるかご形誘導電動機の従来
構造を示す縦断面図、第3図および第4図は、本
発明の異なる実施例を示す縦断面図である。 1……圧縮機ケーシング、2……フレーム、3
……ボス部、4……シヤフト、5……ロータ、6
……固定子、12,13,22,23……エンド
リング、14,15,24……固定子巻線コイル
エンド、16……油面。
圧縮機装置全体の概略構成例を示す縦断面図、第
2図は、第1図におけるかご形誘導電動機の従来
構造を示す縦断面図、第3図および第4図は、本
発明の異なる実施例を示す縦断面図である。 1……圧縮機ケーシング、2……フレーム、3
……ボス部、4……シヤフト、5……ロータ、6
……固定子、12,13,22,23……エンド
リング、14,15,24……固定子巻線コイル
エンド、16……油面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シヤフトが貫通するロータの少なくとも一方
の端面側内径をシヤフト径よりも大としてロータ
とシヤフトとの間にリング状の凹所を形成し、前
記端面側のエンドリングを、各二次導体をロータ
端面で短絡するフランジ状導電体と、前記リング
状の凹所内に配置され、前記フランジ状導電体の
内周部に連なる円筒状導電体とから構成したこと
を特徴とする密閉形圧縮機用かご形誘導電動機。 2 リング状の凹所を形成した側の固定子巻線コ
イルエンドを前記フランジ状導電体に若干の隙間
をおいて被さるようにシヤフト側に折り曲げたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の密閉
形圧縮機用かご形誘導電動機。 3 立て軸型に構成され、前記リング状凹所がロ
ータの上端側に形成されていることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の密閉形圧縮機用かご
形誘導電動機。 4 立て軸型に構成され、前記リング状凹所がロ
ータの下端側に形成されていることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の密閉形圧縮機用かご
形誘導電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21658082A JPS59106866A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 密閉形圧縮機用かご形誘導電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21658082A JPS59106866A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 密閉形圧縮機用かご形誘導電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59106866A JPS59106866A (ja) | 1984-06-20 |
JPH0429306B2 true JPH0429306B2 (ja) | 1992-05-18 |
Family
ID=16690638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21658082A Granted JPS59106866A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 密閉形圧縮機用かご形誘導電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59106866A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19806088A1 (de) * | 1998-02-14 | 1999-08-26 | Vem Motors Gmbh | Kurzgeschlossener Rotor |
DE102008038797B3 (de) * | 2008-08-13 | 2010-05-12 | Danfoss Compressors Gmbh | Verfahren zum Herstellen eines Rotors und Rotorblechpaket zur Herstellung eines Rotors einer Asynchronmaschine |
DE102008038798B4 (de) * | 2008-08-13 | 2021-05-06 | Secop Gmbh | Asynchronmotor, insbesondere Kältemittelverdichter-Antriebsmotor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5571160A (en) * | 1978-11-22 | 1980-05-29 | Hitachi Ltd | Single-phase induction motor with outer rotor |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5689673U (ja) * | 1979-12-14 | 1981-07-17 |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP21658082A patent/JPS59106866A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5571160A (en) * | 1978-11-22 | 1980-05-29 | Hitachi Ltd | Single-phase induction motor with outer rotor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59106866A (ja) | 1984-06-20 |
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