JPH04291905A - 核磁気共鳴装置用超電導磁石装置 - Google Patents
核磁気共鳴装置用超電導磁石装置Info
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- JPH04291905A JPH04291905A JP5710491A JP5710491A JPH04291905A JP H04291905 A JPH04291905 A JP H04291905A JP 5710491 A JP5710491 A JP 5710491A JP 5710491 A JP5710491 A JP 5710491A JP H04291905 A JPH04291905 A JP H04291905A
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Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は核磁気共鳴装置用超電導
磁石装置に係り、特に、核磁気共鳴現象を利用し、人体
や一般生物の断層撮影をする装置や物性研究用の装置に
好適な核磁気共鳴装置用超電導磁石装置に関する。
磁石装置に係り、特に、核磁気共鳴現象を利用し、人体
や一般生物の断層撮影をする装置や物性研究用の装置に
好適な核磁気共鳴装置用超電導磁石装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、医療診断等に使用される核磁気
共鳴装置用超電導磁石装置においては、被検体が設置さ
れる作用空間に、均一性が高く、かつ、強度の高い磁界
を発生させる必要がある。しかし、磁石装置外部にも大
きな漏洩磁界が発生して、外部の電子機器等に悪影響を
及ぼす恐れがある。
共鳴装置用超電導磁石装置においては、被検体が設置さ
れる作用空間に、均一性が高く、かつ、強度の高い磁界
を発生させる必要がある。しかし、磁石装置外部にも大
きな漏洩磁界が発生して、外部の電子機器等に悪影響を
及ぼす恐れがある。
【0003】そこで、外部漏洩磁界を低減するために、
作用空間に第1磁界を発生する第1超電導コイル群の外
周に、この第1磁界と対抗する第2磁界を発生する第2
超電導コイル群を設置したり(特公平2−19430号
公報、及び特開昭60−98344 号公報参照)、第
1超電導コイル群の外周に第1磁界と対抗する第2磁界
を発生する第2超電導コイルを設置し、かつ、その周囲
に磁性体を配置する方法(特公平2−19430号公報
、及び特開平1−227407号公報参照)が提案され
ている。
作用空間に第1磁界を発生する第1超電導コイル群の外
周に、この第1磁界と対抗する第2磁界を発生する第2
超電導コイル群を設置したり(特公平2−19430号
公報、及び特開昭60−98344 号公報参照)、第
1超電導コイル群の外周に第1磁界と対抗する第2磁界
を発生する第2超電導コイルを設置し、かつ、その周囲
に磁性体を配置する方法(特公平2−19430号公報
、及び特開平1−227407号公報参照)が提案され
ている。
【0004】又、第1超電導コイル群と第2超電導コイ
ル群の結線方法については、各々のコイル群の電流値を
独立に制御する並列回路の方法(特開平2−1103号
公報参照)が提案されている。
ル群の結線方法については、各々のコイル群の電流値を
独立に制御する並列回路の方法(特開平2−1103号
公報参照)が提案されている。
【0005】図2は従来の技術を代表する第1超電導コ
イル群と第2超電導コイル群の結線方法である。
イル群と第2超電導コイル群の結線方法である。
【0006】図2において、1及び2は被検体が設置さ
れる作用空間内に第1磁界を発生させる複数の超電導コ
イルA,B,C,C′,B′,A′から成る第1超電導
コイル群、3及び4は第1超電導コイル群1,2で発生
する外部漏洩磁界を低減するために、第1超電導コイル
群1,2の外周に配置され、第1磁界と対抗する第2磁
界を発生させる複数の超電導コイルE,D,D′,E′
から成る第2超電導コイル群であり、この第1超電導コ
イル群1、及び2と第2超電導コイル群3、及び4は電
気的に直列に接続されており、外部電源(図示せず)か
ら給電時、回路を開にするための永久電流スイッチ9が
結線されている。又、第1,第2超電導コイル群1,2
,3、及び4には保護抵抗10、及び11が必要に応じ
て並列接続されている。
れる作用空間内に第1磁界を発生させる複数の超電導コ
イルA,B,C,C′,B′,A′から成る第1超電導
コイル群、3及び4は第1超電導コイル群1,2で発生
する外部漏洩磁界を低減するために、第1超電導コイル
群1,2の外周に配置され、第1磁界と対抗する第2磁
界を発生させる複数の超電導コイルE,D,D′,E′
から成る第2超電導コイル群であり、この第1超電導コ
イル群1、及び2と第2超電導コイル群3、及び4は電
気的に直列に接続されており、外部電源(図示せず)か
ら給電時、回路を開にするための永久電流スイッチ9が
結線されている。又、第1,第2超電導コイル群1,2
,3、及び4には保護抵抗10、及び11が必要に応じ
て並列接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の超電導磁石装置においては、外部電源から給電す
ると作用空間に所望の磁界が発生すると共に、第2超電
導コイル群3、及び4の作用によって漏洩磁界は相殺さ
れて低減するが、この時第1,第2超電導コイル群1,
2,3、及び4が直列に接続されているため、作用空間
の磁界を所定値に設定しようとすると、各超電導コイル
A、及びA′〜E、及びE′に流れる電流値が自動的に
決定してしまう。
従来の超電導磁石装置においては、外部電源から給電す
ると作用空間に所望の磁界が発生すると共に、第2超電
導コイル群3、及び4の作用によって漏洩磁界は相殺さ
れて低減するが、この時第1,第2超電導コイル群1,
2,3、及び4が直列に接続されているため、作用空間
の磁界を所定値に設定しようとすると、各超電導コイル
A、及びA′〜E、及びE′に流れる電流値が自動的に
決定してしまう。
【0008】従って従来の装置においては、作用空間の
磁界を所定値に設定しようとすると、第1,第2超電導
コイル群1,2,3、及び4が直列に接続されているた
め、各超電導コイルA、及びA′〜E′、及びE′に流
れる電流値が自動的に決定してしまう。
磁界を所定値に設定しようとすると、第1,第2超電導
コイル群1,2,3、及び4が直列に接続されているた
め、各超電導コイルA、及びA′〜E′、及びE′に流
れる電流値が自動的に決定してしまう。
【0009】ところが、装置には製作公差や設置環境の
差によって発生する不整磁界があり、この不整磁界を各
超電導コイルA、及びA′〜E、及びE′の電流値を制
御することによって調整しようとしても、各超電導コイ
ルに流れる電流値が自動的に決定してしまうため、調整
することが出来ないという問題があった。
差によって発生する不整磁界があり、この不整磁界を各
超電導コイルA、及びA′〜E、及びE′の電流値を制
御することによって調整しようとしても、各超電導コイ
ルに流れる電流値が自動的に決定してしまうため、調整
することが出来ないという問題があった。
【0010】また、第1超電導コイル群1、及び2と第
2超電導コイル群3、及び4を各々独立の並列回路とし
て電流値を制御する方法(特開平2−1103 号公報
)では、作用空間の第1磁界と第2磁界の配分を制御す
るだけであり、同様に製作公差や設置環境の差によって
発生する不整磁界を各超電導コイルA、及びA′〜E、
及びE′の電流値を制御することによって調整すること
は出来ない。
2超電導コイル群3、及び4を各々独立の並列回路とし
て電流値を制御する方法(特開平2−1103 号公報
)では、作用空間の第1磁界と第2磁界の配分を制御す
るだけであり、同様に製作公差や設置環境の差によって
発生する不整磁界を各超電導コイルA、及びA′〜E、
及びE′の電流値を制御することによって調整すること
は出来ない。
【0011】本発明の上述の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、被検体が設置される作用空間
の磁界強度を保ち、かつ、外部漏洩磁界を低減しながら
、製作工差や設置環境の差によって発生する不整磁界を
調整することのできる核磁気共鳴装置用超電導磁石装置
を提供するにある。
その目的とするところは、被検体が設置される作用空間
の磁界強度を保ち、かつ、外部漏洩磁界を低減しながら
、製作工差や設置環境の差によって発生する不整磁界を
調整することのできる核磁気共鳴装置用超電導磁石装置
を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は被検体が設置さ
れる作用空間内に第1磁界を発生させる複数の超電導コ
イルから成る第1超電導コイル群の一部と、該第1超電
導コイル群で発生する第1磁界と対向する第2磁界を発
生させる複数の超電導コイルから成る第2超電導コイル
群の一部とを電気的に直列に接続して1つの回路を形成
すると共に、該回路を所定数並列に集合させて磁石を構
成したり、被検体が設置される作用空間内に第1磁界を
発生させる複数の超電導コイルから成る第1超電導コイ
ル群を各々が均等な数となるよう複数に分割すると共に
、該第1超電導コイル群の分割数に応じて第1超電導コ
イル群で発生する第1磁界と対向する第2磁界を発生さ
せる複数の超電導コイルから成る第2超電導コイル群も
分割し、かつ、分割された1つの前記第1超電導コイル
群と第2超電導コイル群を電気的に直列に接続して1つ
の回路を形成し、該回路を分割した数だけ並列に集合し
て磁石を構成したり、あるいは第1超電導コイル群の少
なくとも1個の超電導コイルと前記第2超電導コイル群
の少なくとも1個の超電導コイルを電気的に直列に接続
して1つの回路を形成すると共に、該回路を所定数並列
に集合させ磁石を構成したりして、各回路の電流値を各
々独立して制御することによって、所期の目的を達成す
るようになしたものである。
れる作用空間内に第1磁界を発生させる複数の超電導コ
イルから成る第1超電導コイル群の一部と、該第1超電
導コイル群で発生する第1磁界と対向する第2磁界を発
生させる複数の超電導コイルから成る第2超電導コイル
群の一部とを電気的に直列に接続して1つの回路を形成
すると共に、該回路を所定数並列に集合させて磁石を構
成したり、被検体が設置される作用空間内に第1磁界を
発生させる複数の超電導コイルから成る第1超電導コイ
ル群を各々が均等な数となるよう複数に分割すると共に
、該第1超電導コイル群の分割数に応じて第1超電導コ
イル群で発生する第1磁界と対向する第2磁界を発生さ
せる複数の超電導コイルから成る第2超電導コイル群も
分割し、かつ、分割された1つの前記第1超電導コイル
群と第2超電導コイル群を電気的に直列に接続して1つ
の回路を形成し、該回路を分割した数だけ並列に集合し
て磁石を構成したり、あるいは第1超電導コイル群の少
なくとも1個の超電導コイルと前記第2超電導コイル群
の少なくとも1個の超電導コイルを電気的に直列に接続
して1つの回路を形成すると共に、該回路を所定数並列
に集合させ磁石を構成したりして、各回路の電流値を各
々独立して制御することによって、所期の目的を達成す
るようになしたものである。
【0013】
【作用】本発明においては、製作公差や設置環境の差に
よって不整磁場が生じても、上記構成とすることにより
、各回路の電流値を各々独立して制御できるため、不整
磁場の生じる位置に応じて対応する回路の電流値を制御
することによって不整磁場が調整できる。
よって不整磁場が生じても、上記構成とすることにより
、各回路の電流値を各々独立して制御できるため、不整
磁場の生じる位置に応じて対応する回路の電流値を制御
することによって不整磁場が調整できる。
【0014】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて本発明を詳
細に説明する。尚、符号は従来と同一のものは同符号を
使用する。
細に説明する。尚、符号は従来と同一のものは同符号を
使用する。
【0015】図1は、本発明の核磁気共鳴装置用超電導
磁石装置の一実施例を示す回路図である。
磁石装置の一実施例を示す回路図である。
【0016】該図に示す如く、本実施例では複数の超電
導コイルA,B,Cから成る第1超電導コイル群1と複
数の超電導コイルE,Dから成る第2超電導コイル群3
とを電気的に直列に接続して1つの回路を形成し、更に
複数の超電導コイルA′,B′,C′から成る第1超電
導コイル群2と複数の超電導コイルE′,D′から成る
第2超電導コイル群4とを電気的に直列に接続して1つ
の回路を形成し、これら両回路を並列に設置して一つの
超電導磁石装置を構成している。
導コイルA,B,Cから成る第1超電導コイル群1と複
数の超電導コイルE,Dから成る第2超電導コイル群3
とを電気的に直列に接続して1つの回路を形成し、更に
複数の超電導コイルA′,B′,C′から成る第1超電
導コイル群2と複数の超電導コイルE′,D′から成る
第2超電導コイル群4とを電気的に直列に接続して1つ
の回路を形成し、これら両回路を並列に設置して一つの
超電導磁石装置を構成している。
【0017】言い換えると第1超電導コイル群1,2を
各々が均等な超電導コイルの数(実施例では3個ずつ)
となるよう複数に分割(実施例では2分割)すると共に
、この第1超電導コイル群1,2の分割数に応じて第2
超電導コイル群3,4も分割(実施例では2分割)し、
かつ、分割された1つの第1超電導コイル群1と第2超
電導コイル群3を電気的に直列に接続して1つの回路を
形成し、該回路を分割した数だけ並列に集合して磁石装
置を構成していることもある。
各々が均等な超電導コイルの数(実施例では3個ずつ)
となるよう複数に分割(実施例では2分割)すると共に
、この第1超電導コイル群1,2の分割数に応じて第2
超電導コイル群3,4も分割(実施例では2分割)し、
かつ、分割された1つの第1超電導コイル群1と第2超
電導コイル群3を電気的に直列に接続して1つの回路を
形成し、該回路を分割した数だけ並列に集合して磁石装
置を構成していることもある。
【0018】そして、並列に設置されている各々の回路
には、独立して外部電源(図示せず)が接続されている
と共に、外部電源からの給電時、回路を開にする永久電
流スイッチ5、及び6が設置されている。また、各々の
回路には保護抵抗7、及び8が並列に接続されている。
には、独立して外部電源(図示せず)が接続されている
と共に、外部電源からの給電時、回路を開にする永久電
流スイッチ5、及び6が設置されている。また、各々の
回路には保護抵抗7、及び8が並列に接続されている。
【0019】図3に上述した図1の回路における概略構
成を示す。
成を示す。
【0020】図3において、被検体が設置される作用空
間14をZ軸12と軸対称面13が貫いており、作用空
間14に第1磁界を発生する複数の超電導コイルA,B
,C,C′,B′,A′から成る第1超電導コイル群1
、及び2がZ軸12に沿って設けられており、第1磁界
に対抗する第2磁界を発生する複数の超電導コイルE,
D,D′,E′から成る第2超電導コイル群3、及び4
は、第1超電導コイル群1、及び2の外周に配置されて
いる。そして、第1,第2超電導コイル群1,2,3、
及び4を構成する複数の超電導コイルA、及びA′〜E
、及びE′は、それぞれZ軸12を中心に巻回され、か
つ、Z軸12に垂直な軸対称面13に関して対称に配置
されている。このように構成されたものが、第1図に示
す様な回路構成となっている。
間14をZ軸12と軸対称面13が貫いており、作用空
間14に第1磁界を発生する複数の超電導コイルA,B
,C,C′,B′,A′から成る第1超電導コイル群1
、及び2がZ軸12に沿って設けられており、第1磁界
に対抗する第2磁界を発生する複数の超電導コイルE,
D,D′,E′から成る第2超電導コイル群3、及び4
は、第1超電導コイル群1、及び2の外周に配置されて
いる。そして、第1,第2超電導コイル群1,2,3、
及び4を構成する複数の超電導コイルA、及びA′〜E
、及びE′は、それぞれZ軸12を中心に巻回され、か
つ、Z軸12に垂直な軸対称面13に関して対称に配置
されている。このように構成されたものが、第1図に示
す様な回路構成となっている。
【0021】次に、本実施例における動作について説明
する。
する。
【0022】本実施例の超電導磁石装置を採用した核磁
気共鳴装置が病院等に設置されると、超電導磁石装置の
磁界軸がZ軸12になっているため、外部への漏洩磁界
もZ軸12方向へ大きく、従って、外部磁性体による作
用空間14の不整磁界もZ軸方向が大きくでやすい。た
とえば、右側の第1超電導コイル群2、及び第2超電導
コイル群4の外側Z軸12方向に軸対称面13と平行に
鉄筋(磁性体)入りのコンクリート壁が存在した場合、
作用空間14の磁界は右側が大きくなり、中心磁界に対
して数百ppm の不整磁場となることがある。この時
、左側の第1超電導コイル群1、及び第2超電導コイル
群3の運転電流値を、右側の第1超電導コイル群2、及
び第2超電導コイル群4に対して数十mA大きくするこ
とによって不整磁場の調整が可能である。
気共鳴装置が病院等に設置されると、超電導磁石装置の
磁界軸がZ軸12になっているため、外部への漏洩磁界
もZ軸12方向へ大きく、従って、外部磁性体による作
用空間14の不整磁界もZ軸方向が大きくでやすい。た
とえば、右側の第1超電導コイル群2、及び第2超電導
コイル群4の外側Z軸12方向に軸対称面13と平行に
鉄筋(磁性体)入りのコンクリート壁が存在した場合、
作用空間14の磁界は右側が大きくなり、中心磁界に対
して数百ppm の不整磁場となることがある。この時
、左側の第1超電導コイル群1、及び第2超電導コイル
群3の運転電流値を、右側の第1超電導コイル群2、及
び第2超電導コイル群4に対して数十mA大きくするこ
とによって不整磁場の調整が可能である。
【0023】又、図3に示す如く、第1超電導コイル群
1、及び2と第2超電導コイル群3、及び4に加え、少
なくとも第1超電導コイル群1、及び2の周囲に磁性材
(鉄製)のシールド15,16,17を設置しても有効
である。
1、及び2と第2超電導コイル群3、及び4に加え、少
なくとも第1超電導コイル群1、及び2の周囲に磁性材
(鉄製)のシールド15,16,17を設置しても有効
である。
【0024】即ち、製作公差等により第1,第2超電導
コイル群1,2,3、及び4と磁性材のシールド15,
16,17がZ軸12方向に約1mm中心または相対位
置がずれた場合、やはり数百ppm の不整磁界が発生
する場合がある。例えば第1,第2超電導コイル群1,
2,3、及び4に対して、磁性材のシールド15,16
及び17がZ軸12方向左側に約1mmずれた場合、作
用空間14の磁界は右側が大きくなる。この場合も、左
側の第1超電導コイル群1、及び第2超電導コイル群3
の運転電流値を、右側の第1超電導コイル群2、及び第
2超電導コイル群4に対して数十mA大きくすることに
よって不整磁場の調整が可能である。
コイル群1,2,3、及び4と磁性材のシールド15,
16,17がZ軸12方向に約1mm中心または相対位
置がずれた場合、やはり数百ppm の不整磁界が発生
する場合がある。例えば第1,第2超電導コイル群1,
2,3、及び4に対して、磁性材のシールド15,16
及び17がZ軸12方向左側に約1mmずれた場合、作
用空間14の磁界は右側が大きくなる。この場合も、左
側の第1超電導コイル群1、及び第2超電導コイル群3
の運転電流値を、右側の第1超電導コイル群2、及び第
2超電導コイル群4に対して数十mA大きくすることに
よって不整磁場の調整が可能である。
【0025】図4に本発明の他の実施例を示す。
【0026】該図に示す実施例は、基本的な回路構成は
第1に示したものと同様である。本実施例では、並列に
設置される回路相互をリード線20で連結すると共に、
各回路から外部電源23に連結する給電用リード線18
,19を導出し、これら給電用リード線18,19は、
1個の外部電源に接続されている。しかも、各回路の回
路相互が連結されるリード線20の接続位置と給電用リ
ード線18,19が接続される位置との間には、永久電
流スイッチ5、及び6が設けられ、この永久電流スイッ
チ5,6は熱的に開閉するヒータを備えていると共に、
ヒータ用リード線21,22が外部に引き出されている
。
第1に示したものと同様である。本実施例では、並列に
設置される回路相互をリード線20で連結すると共に、
各回路から外部電源23に連結する給電用リード線18
,19を導出し、これら給電用リード線18,19は、
1個の外部電源に接続されている。しかも、各回路の回
路相互が連結されるリード線20の接続位置と給電用リ
ード線18,19が接続される位置との間には、永久電
流スイッチ5、及び6が設けられ、この永久電流スイッ
チ5,6は熱的に開閉するヒータを備えていると共に、
ヒータ用リード線21,22が外部に引き出されている
。
【0027】次に、本実施例における動作について説明
する。
する。
【0028】例えば、左側の第1超電導コイル群1、及
び第2超電導コイル群3の運転電流値を、右側の第1超
電導コイル群2、及び第2超電導コイル群4に対して数
十mA大きく調整する場合は、下記の様な手順で実施す
ることが出来る。まず、永久電流スイッチ5、及び6を
開状態にするヒータにヒータリード線21、及び22を
介して通電し、外部電源23より給電する。定格電流(
通常数百A)に達した時点で、右側の第1超電導コイル
群2、及び第2超電導コイル群4の永久電流スイッチ6
を右側のヒータへの通電をやめることによって閉とする
。その後、さらに、外部電源23の電流値を数十mA上
昇させ、左側の第1超電導コイル群1、及び第2超電導
コイル群3の永久電流スイッチ5を左側のヒータへの通
電をやめることによって閉とする。その後、外部電源2
3の電流値をゼロまで下げることによって、永久電流ス
イッチ5、及び6に定格電流が給電され永久電流ループ
となる。右側の回路は、右側の第1超電導コイル群2、
及び第2超電導コイル群4に給電された電流値と、右側
の永久電流スイッチ6に給電された電流値には数十mA
の偏差が生じるが、その影響は右側の永久電流スイッチ
6のインダクタンスを右側の第1超電導コイル群2、及
び第2超電導コイル群4のインダクタンスで割った程度
であり、通常10−6程度である。
び第2超電導コイル群3の運転電流値を、右側の第1超
電導コイル群2、及び第2超電導コイル群4に対して数
十mA大きく調整する場合は、下記の様な手順で実施す
ることが出来る。まず、永久電流スイッチ5、及び6を
開状態にするヒータにヒータリード線21、及び22を
介して通電し、外部電源23より給電する。定格電流(
通常数百A)に達した時点で、右側の第1超電導コイル
群2、及び第2超電導コイル群4の永久電流スイッチ6
を右側のヒータへの通電をやめることによって閉とする
。その後、さらに、外部電源23の電流値を数十mA上
昇させ、左側の第1超電導コイル群1、及び第2超電導
コイル群3の永久電流スイッチ5を左側のヒータへの通
電をやめることによって閉とする。その後、外部電源2
3の電流値をゼロまで下げることによって、永久電流ス
イッチ5、及び6に定格電流が給電され永久電流ループ
となる。右側の回路は、右側の第1超電導コイル群2、
及び第2超電導コイル群4に給電された電流値と、右側
の永久電流スイッチ6に給電された電流値には数十mA
の偏差が生じるが、その影響は右側の永久電流スイッチ
6のインダクタンスを右側の第1超電導コイル群2、及
び第2超電導コイル群4のインダクタンスで割った程度
であり、通常10−6程度である。
【0029】このような本実施例の構成にすることによ
って、上述した実施例の効果の他に、外部へ引き出され
るリード線の本数は最小の2本とすることが出来,構造
が単純化すると同時に外部からリード線を通って超電導
コイル部分に侵入する熱量を最小にすることが出来ると
いう効果がある。
って、上述した実施例の効果の他に、外部へ引き出され
るリード線の本数は最小の2本とすることが出来,構造
が単純化すると同時に外部からリード線を通って超電導
コイル部分に侵入する熱量を最小にすることが出来ると
いう効果がある。
【0030】
【発明の効果】以上説明した本発明の核磁気共鳴装置用
超電導磁石装置によれば、第1超電導コイル群の一部と
第2超電導コイル群の一部を電気的に直列に接続して回
路を形成し、この回路を複数並列に集合させて磁石を構
成したものであるから、各回路の電流値を各々独立に制
御することができ、被検体が設置される作用空間の強度
を保ちつつ、外部漏洩磁界を低減しながら製作公差や設
置環境の差によって発生する不整磁界を調整することが
出来る。また、各回路間を連結するリード線を設けるこ
とによって、外部に連結する給電用リード線は2本とす
ることが出来、構造が単純化すると同時に外部からリー
ド線を通って超電導コイル部分に侵入する熱量を最小に
することが出来る。
超電導磁石装置によれば、第1超電導コイル群の一部と
第2超電導コイル群の一部を電気的に直列に接続して回
路を形成し、この回路を複数並列に集合させて磁石を構
成したものであるから、各回路の電流値を各々独立に制
御することができ、被検体が設置される作用空間の強度
を保ちつつ、外部漏洩磁界を低減しながら製作公差や設
置環境の差によって発生する不整磁界を調整することが
出来る。また、各回路間を連結するリード線を設けるこ
とによって、外部に連結する給電用リード線は2本とす
ることが出来、構造が単純化すると同時に外部からリー
ド線を通って超電導コイル部分に侵入する熱量を最小に
することが出来る。
【図1】本発明の一実施例を示す超電導磁石装置の回路
図。
図。
【図2】従来例を示す超電導磁石装置の回路図。
【図3】本発明の超電導磁石装置の概略構成を示す断面
図。
図。
【図4】本発明の他の実施例を示す超電導磁石装置の回
路図。
路図。
1,2…第1超電導コイル群、3,4…第2超電導コイ
ル群、5,6…永久電流スイッチ、7,8…保護抵抗、
15,16,17…磁性材シールド、18,19…給電
用リード線、20…連結リード線、21,22…ヒータ
用リード線、23…外部電源。
ル群、5,6…永久電流スイッチ、7,8…保護抵抗、
15,16,17…磁性材シールド、18,19…給電
用リード線、20…連結リード線、21,22…ヒータ
用リード線、23…外部電源。
Claims (12)
- 【請求項1】被検体が設置される作用空間内に第1磁界
を発生させる複数の超電導コイルから成る第1超電導コ
イル群と、該第1超電導コイル群で発生する第1磁界と
対向する第2磁界を発生させる複数の超電導コイルから
成る第2超電導コイル群とを備えた核磁気共鳴装置用超
電導磁石装置において、前記第1超電導コイル群の一部
と前記第2超電導コイル群の一部を電気的に直列に接続
して1つの回路を形成すると共に、該回路を所定数並列
に集合させて磁石を構成することを特徴とする核磁気共
鳴装置用超電導磁石装置。 - 【請求項2】被検体が設置される作用空間内に第1磁界
を発生させる複数の超電導コイルから成る第1超電導コ
イル群と、該第1超電導コイル群で発生する第1磁界と
対向する第2磁界を発生させる複数の超電導コイルから
成る第2超電導コイル群とを備えた核磁気共鳴装置用超
電導磁石装置において、前記第1超電導コイル群を各々
が均等な超電導コイルの数となるよう複数に分割すると
共に、該第1超電導コイル群の分割数に応じて前記第2
超電導コイル群も分割し、かつ、分割された1つの前記
第1超電導コイル群と第2超電導コイル群を電気的に直
列に接続して1つの回路を形成し、該回路を分割した数
だけ並列に集合して磁石を構成することを特徴とする核
磁気共鳴装置用超電導磁石装置。 - 【請求項3】被検体が設置される作用空間内に第1磁界
を発生させる複数の超電導コイルから成る第1超電導コ
イル群と、該第1超電導コイル群で発生する第1磁界と
対向する第2磁界を発生させる複数の超電導コイルから
成る第2超電導コイル群とを備えた核磁気共鳴装置用超
電導磁石装置において、前記第1超電導コイル群の少な
くとも1個の超電導コイルと前記第2超電導コイル群の
少なくとも1個の超電導コイルを電気的に直列に接続し
て1つの回路を形成すると共に、該回路を所定数並列に
集合させて磁石を構成することを特徴とする核磁気共鳴
装置用超電導磁石装置。 - 【請求項4】前記並列に集合された複数の回路は、各々
独立して外部電源を備えていることを特徴とする請求項
1,2、又は3記載の核磁気共鳴装置用超電導磁石装置
。 - 【請求項5】少なくとも前記第1超電導コイル群の周囲
には、磁性材のシールドが設けられていることを特徴と
する請求項1,2、又は3記載の核磁気共鳴装置用超電
導磁石装置。 - 【請求項6】被検体が設置される作用空間内に第1磁界
を発生させる複数の超電導コイルから成る第1超電導コ
イル群と、該第1超電導コイル群で発生する第1磁界と
対向する第2磁界を発生させる複数の超電導コイルから
成る第2超電導コイル群とを備えた核磁気共鳴装置用超
電導磁石装置において、前記第1超電導コイル群の一部
と前記第2超電導コイル群の一部を電気的に直列に接続
して1つの回路を形成すると共に、該回路を所定数並列
に集合させて磁石を構成し、かつ、該並列に集合された
複数の回路への給電用のリード線が、該複数の回路相互
を連結するリード線と外部電源に連結されるリード線と
で形成されていることを特徴とする核磁気共鳴装置用超
電導磁石装置。 - 【請求項7】被検体が設置される作用空間内に第1磁界
を発生させる複数の超電導コイルから成る第1超電導コ
イル群と、該第1超電導コイル群で発生する第1磁界と
対向する第2磁界を発生させる複数の超電導コイルから
成る第2超電導コイル群とを備えた核磁気共鳴装置用超
電導磁石装置において、前記第1超電導コイル群を各々
が均等な超電導コイルの数となるよう複数に分割すると
共に、該第1超電導コイル群の分割数に応じて前記第2
超電導コイル群も分割し、かつ、分割された1つの前記
第1超電導コイル群と第2超電導コイル群を電気的に直
列に接続して1つの回路を形成し、該回路を分割した数
だけ並列に集合して磁石を構成し、該並列に集合した複
数の回路への給電用のリード線が、該複数の回路相互を
連結するリード線と外部電源に連結されるリード線とで
形成されていることを特徴とする核磁気共鳴装置用超電
導磁石装置。 - 【請求項8】被検体が設置される作用空間内に第1磁界
を発生させる複数の超電導コイルから成る第1超電導コ
イル群と、該第1超電導コイル群で発生する第1磁界と
対向する第2磁界を発生させる複数の超電導コイルから
成る第2超電導コイル群とを備えた核磁気共鳴装置用超
電導磁石装置において、前記第1超電導コイル群の少な
くとも1個の超電導コイルと前記第2超電導コイル群の
少なくとも1個の超電導コイルを電気的に直列に接続し
て1つの回路を形成すると共に、該回路を所定数並列に
集合させて磁石を構成し、かつ、該並列に集合された複
数の回路への給電用のリード線が、該複数の回路相互を
連結するリード線と外部電源に連結されるリード線とで
形成されていることを特徴とする核磁気共鳴装置用超電
導磁石装置。 - 【請求項9】被検体が設置される作用空間内に第1磁界
を発生させる複数の第1超電導コイル群と、該第1超電
導コイル群で発生する第1磁界と対向する第2磁界を発
生させる複数の第2超電導コイル群とを備えた核磁気共
鳴装置用超電導磁石装置において、前記複数の第1超電
導コイル群の一部と前記複数の第2超電導コイル群の一
部を電気的に直列に接続して1つの回路を形成すると共
に、該回路を所定数並列に集合させて磁石を構成し、か
つ、該並列に集合された複数の回路相互をリード線で連
結し、一方、該並列集合された各回路から外部電源に連
結される給電用リード線が導出され、これら給電用リー
ド線は1個の外部電源に接続され、更に、前記各回路の
前記回路相互が連結されるリード線の接続位置と給電用
リード線が接続される位置との間に、所定時期に開閉動
作する永久電流スイッチが設置されていることを特徴と
する核磁気共鳴装置用超電導装置。 - 【請求項10】被検体が設置される作用空間内に第1磁
界を発生させる複数の超電導コイルから成る第1超電導
コイル群と、該第1超電導コイル群で発生する第1磁界
と対向する第2磁界を発生させる複数の超電導コイルか
ら成る第2超電導コイル群とを備えた核磁気共鳴装置用
超電導磁石装置において、前記第1超電導コイル群の一
部と前記第2超電導コイル群の一部を電気的に直列に接
続して1つの回路を形成すると共に、該回路を所定数並
列に集合させて該各回路の電流値を各々独立して制御可
能に構成したことを特徴とする核磁気共鳴装置用超電導
磁石装置。 - 【請求項11】被検体が設置される作用空間内に第1磁
界を発生させる複数の超電導コイルから成る第1超電導
コイル群と、該第1超電導コイル群で発生する第1磁界
と対向する第2磁界を発生させる複数の超電導コイルか
ら成る第2超電導コイル群とを備えた核磁気共鳴装置用
超電導磁石装置において、前記第1超電導コイル群を各
々が均等な超電導コイルの数となるよう複数に分割する
と共に、該第1超電導コイル群の分割数に応じて前記第
2超電導コイル群も分割し、かつ、分割された1つの前
記第1超電導コイル群と第2超電導コイル群を電気的に
直列に接続して1つの回路を形成し、該回路を分割した
数だけ並列に集合して各回路の電流値を各々独立して制
御可能に構成したことを特徴とする核磁気共鳴装置用超
電導磁石装置。 - 【請求項12】被検体が設置される作用空間内に第1磁
界を発生させる複数の超電導コイルから成る第1超電導
コイル群と、該第1超電導コイル群で発生する第1磁界
と対向する第2磁界を発生させる複数の超電導コイルか
ら成る第2超電導コイル群とを備えた核磁気共鳴装置用
超電導磁石装置において、前記第1超電導コイル群の少
なくとも1個の超電導コイルと前記第2超電導コイル群
の少なくとも1個の超電導コイルを電気的に直列に接続
して1つの回路を形成すると共に、該回路を所定数並列
に集合させて該各回路の電流値を各々独立して制御可能
に構成したことを特徴とする核磁気共鳴装置用超電導磁
石装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5710491A JPH04291905A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 核磁気共鳴装置用超電導磁石装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5710491A JPH04291905A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 核磁気共鳴装置用超電導磁石装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04291905A true JPH04291905A (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=13046208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5710491A Pending JPH04291905A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 核磁気共鳴装置用超電導磁石装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04291905A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006286795A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 超伝導磁石装置 |
JP2007220907A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Japan Superconductor Technology Inc | 超電導磁石装置及びその運転方法 |
JP2009141255A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Kobe Steel Ltd | 超電導電磁石 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP5710491A patent/JPH04291905A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006286795A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 超伝導磁石装置 |
JP2007220907A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Japan Superconductor Technology Inc | 超電導磁石装置及びその運転方法 |
JP2009141255A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Kobe Steel Ltd | 超電導電磁石 |
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