JP3447090B2 - 超電導性磁石を有する磁気共鳴装置 - Google Patents

超電導性磁石を有する磁気共鳴装置

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JP3447090B2
JP3447090B2 JP30804293A JP30804293A JP3447090B2 JP 3447090 B2 JP3447090 B2 JP 3447090B2 JP 30804293 A JP30804293 A JP 30804293A JP 30804293 A JP30804293 A JP 30804293A JP 3447090 B2 JP3447090 B2 JP 3447090B2
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magnetic
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中心軸に関して回転対
称的に配置され、磁気装置内の測定空間に静止磁場を発
生する超電導性内部コイル装置と、内部コイル装置に同
軸となるよう配置されて内部コイル装置により発生され
る磁場から環境を遮蔽するためにそれと直列に電気的に
接続される外部コイル装置とから成る磁気装置により構
成され、磁気装置は、超電導性永久電流スイッチにより
ブリッジされ得、第1と第2の接続点の間に置かれ磁気
装置の一部をブリッジする超電導性分路から成る、磁気
共鳴装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる装置は、欧州特許明細書第B-0 29
9 325 号により周知である。この公知の装置によれば、
分路は、内部コイル装置が外部コイル装置に接続される
点の間に伸びる。したがって、分路は様々な電流が内部
コイル装置及び外部コイル装置を流れることを可能にさ
せるので、外部磁場変化の測定区域の中央における磁場
への影響は低減される。しかしながら、実際上、この方
法によると外部磁場の影響からの遮蔽はかなり不完全で
あり;測定空間において、均一な外部磁場は元の値の略
15%に減衰させられる。不均一な外部磁場からの遮蔽
は一層不完全である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、均一な外部
磁場のみならず不均一な外部磁場の少なくとも測定空間
の中央部分における磁場への影響の実質的に完全な遮蔽
が得られる上記の形の磁気共鳴装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
る装置は、磁気装置の一部を形成する少なくとも1ター
ンのコイルが、少なくとも一の接続点と内部コイル装置
の最も近い端との間に置かれることを特徴とする。本発
明は、分路が内部コイル装置の端と端の間に伸びる必要
はないことの理解に基づいている。これらの端から数タ
ーンの距離に置かれた接続点を選ぶことにより、最適な
遮蔽の実現を可能にする付加的な自由度が取り込まれ
る。
【0005】特に均一な外部磁場の影響は、磁気装置内
部に対称的に置かれた接続点の間に伸びる分路により最
良に遮蔽され得ることが分かる。したがって、本発明に
よる装置の第1の望ましい実施例は、内部コイル装置の
第1の端と第1の接続点との間に、磁気装置の一部を形
成する同じターン数のコイルが内部コイル装置の第2の
端と第2の接続点との間と同様に置かれることを特徴と
する。
【0006】関心ある結果は、分路が内部コイル装置の
一部だけをブリッジする場合得られる。したがって、本
発明による装置の更なる望ましい一実施例は、内部コイ
ル装置内の第1及び第2の接続点と、第1及び第2の端
との間に夫々あるターンは、内部コイル装置のコイルの
一部を形成することを特徴とする。かくして、均一な外
部磁場からの優れた遮蔽は、第1と第2の接続点の位置
が関係:
【0007】
【数2】
【0008】を満たすように選ばれ、ここで、添字pは
1次回路と呼ばれて分路によりブリッジされる内部コイ
ル装置の一部に関係し、添字sは共に2次回路と呼ばれ
る内部コイル装置の残りの部分と外部コイル装置とに関
係し、Kp とKs は夫々1次回路と2次回路のコイル定
数であり、Lp とLs は夫々1次と2次の回路の自己イ
ンダクタンスであり、Mpsはこれらの回路の間の相互イ
ンダクタンスであり、A p は1次回路のすべてのターン
の全表面積である場合、得られる。
【0009】多くの磁気共鳴装置において、内部コイル
装置は中心軸に垂直に広がる中心面に関して対称的に配
置される多数のコイル対から成る。かかる場合、優れた
結果が、第1と第2の接続点は、内部コイル装置の外側
コイル対のコイル内で、接続点の各々と最も外側に置か
れる関連するコイルの端との間のターン数がコイルのタ
ーン数の約25%に達する位置に置かれる時、得られる
ことが分かる。
【0010】磁気装置の設計の自由度の数、したがっ
て、外部磁場からの更なる最適化の可能性の数は、磁気
装置が第3及び第4の接続点の間に置かれる磁気システ
ムの一部をブリッジする少なくとも一の第2の分路から
成る場合、更に増加させられる。この実施例の第1のバ
ージョンは、第3及び第4の接続点は夫々、内部コイル
装置の第1及び第2の端に置かれることを特徴とする。
高い対称度の得られる第2のバージョンは、内部コイル
装置の一部を形成する同じターン数のコイルが第1及び
第3の接続点の間と、第2及び第4の接続点の間とに置
かれることを特徴とする。中央に関して対称的に置かれ
た内部コイル装置の部分が分路によりブリッジされる第
3のバージョンは、磁気装置の一部を形成する同じター
ン数のコイルが第1の接続点と内部コイル装置の第1の
端の間と、第4の接続点と内部コイル装置の第2の端の
間とに置かれ、第2の接続点と内部コイル装置の第1の
端の間と、第3の接続点と内部コイル装置の第2の端の
間とに磁気装置の一部を形成する同じターン数のコイル
が置かれることを特徴とする。
【0011】自由度の数は、三つ以上の分路が設けられ
る場合、更に増加させられ得る。軸方向に次々に配置さ
れる多数のコイルから成る内部コイル装置において、内
部コイル装置のコイルの各々は分路により望ましくブリ
ッジされ、軸方向に次々に配置される多数のコイルから
成る外部コイル装置において、外部コイル装置のコイル
の各々は分路によりブリッジされる。
【0012】概して言えば、内部コイル装置により発生
される磁場は、所定のドリフトを受け、これにより所定
の電流が分路に誘導される。この電流が数時間後に再び
確実に消失するために、本発明による装置の望ましい一
実施例は、1mΩの大きさのオーダの抵抗が分路の各々
と関連する点により形成される回路に含まれることを特
徴とする。
【0013】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の上記及び他の
面を詳細に説明する。図1に示す磁気装置は、例えば欧
州特許明細書第A-138 270 号に記載される磁気共鳴装置
の一部を形成する。それは、略円筒状の形状と、一点鎖
線で示されて測定空間5として機能する略球状の中央部
とを有する受信空間3を取り囲む略円筒状の電磁気内部
コイル装置1から成る。患者(図示されず)は、例えば
100cmの直径を有する受信空間3に案内されるの
で、検査される患者の体の一部は、例えば略45cmの
直径を有する測定空間5内に置かれる。内部コイル装置
1は、測定空間5内に実質的に均一な静止磁場を発生す
るよう機能する。内部コイル装置1は略円筒状の外部コ
イル装置7により同心円状に取り囲まれる。2つのコイ
ル装置1、7と受信空間3は、一点鎖線で示される中心
軸9に関して回転的に対称性があり、中心軸に垂直に広
がり、一点鎖線11により示される中心面に関して屡々
(必須ではないが)対称性がある。
【0014】この実施例の内部コイル装置1は、一対の
内部コイル13、一対の中心コイル15、及び一対の外
側コイル17から成る。上記のコイル対13、15、1
7は、対称面11に関して対称的に置かれ、すなわち、
対称面の両側に置かれた同じ対のコイルは、同じターン
数から成り、形状とターンの分布に関して互いの鏡像に
なる。内部コイル装置1のコイル13、15、17が第
1の共通サポート19上に設けられる。外部コイル装置
7は、対称面11に関して同じく対称的な一対のコイル
23から成る。外部コイル装置7のコイル23は、第2
の共通サポート25上に設けられる。
【0015】2つのコイル装置1、7は、例えば液体ヘ
リウムのような適当な冷却液体が入口29を介して充填
されたデュワー装置27内に設けられる。コイル装置
1、7を構成するコイルは、冷却液体の温度において超
電導性のある素材よりなる。図2は、コイル装置1、7
が含まれた電気回路の一実施例の回路図を示す。この回
路は、欧州特許明細書第B-0 299 325 号により周知であ
る。コイル装置1、7は、通常、同じく超電導性のある
永久電流スイッチ(PCS)33を含む超電導性接続3
1を介して直列に接続される。コイル装置1、7は、コ
イル装置に電気エネルギーを供給するための直流電源装
置35にも接続される。このために、PCS33は、非
超電導性状態に(例えば、加熱により)調節され、その
後、電流は電源装置35から超電導性コイル装置1、7
に流れ得る。コイル装置1、7の電流が所定の値に達す
る時、PCS33は再び超電導性状態に調節される。永
久電流は、コイル装置1、7と、接続31と、超電導性
PCS33により形成された閉回路を通して流れる。受
信空間3(図1を参照せよ)の内側及び外側に、内部コ
イル装置1は測定空間5の内部で均一な磁場を発生す
る。外部コイル装置7は、受信空間3の外側に内部コイ
ル装置1の磁場に対向する磁場を発生するので、2つの
磁場は磁気装置の外側で互いに実質的に打ち消し合う。
磁気装置の近傍に置かれた機器への磁場の不利な影響
は、かくして、周知の方法で排除される。(例えば、エ
レベータ又は通過する車により発生される)外部磁場の
影響も低減するために、内部コイル装置1をブリッジす
る超電導性分路37が設けられる。分路37は、内部コ
イル装置1の第1の端と第2の端夫々に置かれた第1の
接続点39と第2の接続点41の間に接続される。欧州
特許明細書第B-0 299 325号に開示される如く、分路3
7は異なる電流が内部コイル装置と外部コイル装置の中
を流れることを可能にさせるので、内部コイル装置1の
内部に所定の程度まで外部磁場の影響を相殺する補正磁
場が発生させられ得る。
【0016】受信空間3内の磁場への分路37の影響を
例証するために、図3の左側部分は、コイル装置1、7
がより詳細に示された電源装置37の省略後の図2の電
気回路図を表わし、一方、右側部分は、等価記号43に
より示す如く左側の回路図と電気的に等価な等価回路図
を示す。図3の左側の回路図は、内部コイル装置1のコ
イル13、15、17と、外部コイル装置7のコイル2
3を示す。PCS33は、超電導性状態にあるので、分
路37は内部コイル装置1のコイル13、15、17だ
けでなく、(接続31及びPCS33を介して)外部コ
イル装置7のコイル23もブリッジする。かくして、分
路37(この例の場合、コイル13、15、17の組立
体)により直接にブリッジされた内部コイル装置1の部
分は、分路と共に、第1の超電導性閉ループ45を構成
し、以下では主回路と呼ばれる。同様に、分路37によ
り直接にはブリッジされ得ない内部コイル装置1の一部
分と共に、外部コイル装置7は、第2の超電導性閉ルー
プ47の一部を形成する。後者は、以下副回路と呼ばれ
る。かくして、回路配置は、主回路及び副回路を夫々構
成し、独立した回路と見做され得る2つの超電導性閉ル
ープ45及び47とから成る。したがって、それらは、
図3の右側の回路図の如く示される。各々の超電導性閉
ループにおいて、磁束は限定的に一定に維持される。そ
の結果、ループ45、47の各々に囲まれた磁束の変化
を同時に引き起こす外部磁場の変化は、ループ内に反対
の磁束変化を引き起こす上記ループ内の電流循環の変化
を誘起するので、ループに囲まれた磁束の正味の変化は
零に等しい。
【0017】以下では、主回路(図3における第1のル
ープ45)に関連する量は添字pにより表され、副回路
(第2のループ47)に関連する量は添字sにより表さ
れる。したがって、主回路及び副回路は、以下のパラメ
ータにより定義される: Lp : 主回路の自己インダクタンス(正) Ls : 副回路の自己インダクタンス(負) Mps: 主回路と副回路の間の相互インダクタンス(外
部コイル装置7の巻線方向は内部コイル装置1の巻線方
向の逆であるために負) Kp : 主回路のコイル定数、すなわち、主回路におけ
る1アンペアの電流により測定空間5の中央に発生され
るテスラ数(正) Ks : 副回路のコイル定数(負) Ap : 主回路における全ターンの総磁束受信面(正) As : 副回路における全ターンの総磁束受信面(外部
コイル装置7の巻線方向が逆向きのために負) 上記のパラメータの値は、第1及び第2の接続点39及
び41の位置に依存することに注意すべきである。図2
及び図3に対して、これらの点が内部コイル装置1の端
に置かれないならば、全ての上記パラメータは異なる値
をとり得る。中心軸9方向の成分がΔBe に一致する均
一な外部磁場変化が生じると想定する。これは、主回路
における磁束変化ΔBe p と、副回路における磁束変
化ΔBes に対応する。これらの誘導磁束変化を補正
するために、電流変化ΔIp 及びΔIs が夫々主回路及
び副回路において生ずる。ループ45及び47における
磁束が定数に維持される条件は、次の等式を導出する: Ap ΔBe +Lp ΔIp +MpsΔIs =0 As ΔBe +Ls ΔIp +MpsΔIp =0 ここから、主回路及ぶ副回路において誘導される電流変
化は:
【0018】
【数3】
【0019】に一致することが得られる。したがって、
測定空間5の中央における磁場変化は: ΔB=ΔBe +Kp ΔIp +Ks ΔIs になる。遮蔽係数sは、ΔB/ΔBe と定義することが
できる。上式から次式が得られる:
【0020】
【数4】
【0021】この式は厳密である。実際上、内部コイル
装置1と外部コイル装置7の組合せが適用され、それら
が全体として外部磁気双極子場を発生させないか、又
は、殆ど発生させない。これを実現するために、コイル
装置は近似:−Ap /As ≒1を保つように設計され
る。したがって、sに関する式は、As が−Ap に等し
いと仮定することにより簡単化され:
【0022】
【数5】
【0023】となる。ここで、Cは外部磁場Be に対す
る補正磁場Bc の比率を示す補正係数であり:C=Bc
/Be となる。遮蔽係数s=1−Cは、正と負の両方に
なり得る。sの絶対値が小さいほど、遮蔽は良好にな
る。遮蔽が完全な場合、sは0に等しい。例えば、sに
対する−0.05と0.05の間の値は、測定空間5の
中央における磁場変化が最大で外部磁場変化の5%に達
することを意味する。かかる値は、実際上は許容し得る
ことがわかる。したがって、その場合、次の条件が満た
されなければならない: 0.95<C<1.05 しかし、このような値は、図2及び図3に示された構造
を用いて容易に得られないことが分かる。図2に示す如
く分路が設けられた磁気装置は、例えば、次の値により
特徴付けられることが分かる: Lp =55.5H Kp =5.22×10-3
T/A Ls =36.4H Ks =−2.57×10
-3T/A Mps=−21.3H Ap =8200m2 この結果、Cに対する値0.873が得られ、この値は
明らかに小さすぎる。
【0024】図4は、図3に対応し、本発明による手段
が実施された磁気装置の一実施例の回路図を示す。対応
する部分は、図3において用いられたのと同じ符号によ
り示される。その間に分路が伸びる第1及び第2の接続
点39及び41は、本発明の実施例における内部コイル
装置1の外側コイル対のコイル17内に置かれる。した
がって、各コイル17は、第1のループ49(したがっ
て、主回路)に含まれる部分17aと、第2のループ5
1(したがって、副回路)に含まれる部分17bとに分
割される。コイル17内の接続点39、41の位置は、
残りは上述と同様な磁気装置に対して次の値が得られる
ように選ばれ得る: Lp =29.51H Kp =4.38×10-3
T/A Ls =31.81H Ks =−1.72×10
-3T/A Mps=−5.99H Ap =5874m2 これらの値に対して、C=1.00である。上記の値を
得るためには、コイル17内の接続点の位置は、接続点
の各々と対応するコイルのもっとも遠い外側にある端と
の間にあるターン数が対応するコイルの全ターン数の略
25%に達するように選ばれるべきである。したがっ
て、部分17bは、コイル17の略25%のターン数か
ら成る。
【0025】更なる改善は、2個以上の分路を備えるこ
とにより実施される。概して言えば、N−1個の分路の
具備により各々は囲まれた磁束定数を保つN個の独立な
超電導性ループの形成が得られる。この場合、測定空間
5は、一定磁束を有する様々な輪郭により囲われるの
で、測定空間内の磁場もおおよそ一定に保たれる。外部
磁場の影響からの遮蔽は、分路の数(すなわち、磁気装
置の自由度の数)が増加するにつれて向上することが期
待される。したがって、補正磁場Bc は、測定空間5内
においてより均一化する。中心軸9の方向への外部磁場
傾斜が所定の程度に遮蔽されることも期待される。
【0026】遮蔽効果の計算は、図2及び4を参照して
説明された同じ原理に基づく、より一般的な計算であ
る。N−1個の分路が設けられる場合、最初にN個の独
立なループは同一とみなされ、相互インダクタンスのマ
トリクスが計算される。このマトリクスの各要素Mij
は、ループiとループjの間の相互インダクタンスを表
わし、Miiは自己インダクタンスを表わす。N個のルー
プの電流はベクトルIにより表わされ、電流I0 がその
中を流れ、外部磁場Bc を表わす実質的なコイル0との
相互インダクタンスはベクトルM0 により表わされる。
したがって、磁束の持続は、マトリクス表記により: ΔI+ΔI0 0 =0 のように表わされる。この線形方程式系は、電流変化Δ
I、したがって磁場分布を得るために解かれる。2以上
の分路から成る磁気装置の幾つかの好ましい実施例は、
先述の図における部分に対応する部分が対応する符号で
示された図5乃至8に概略的に示される。
【0027】図5は、磁気装置の一部をブリッジし、第
3の接続点55と第4の接続点57の間に置かれた第2
の分路53から成る磁気装置を示す。この実施例におけ
る第3及び第4の接続点55及び57は、内部磁気装置
1の第1及び第2の端に夫々に置かれる。第1の接続点
39及び第3の接続点55の間に内部コイル装置1の外
側コイル対の一部を形成する一のコイル17が置かれ、
この対の他方のコイルは、第2の接続点41と第4の接
続点57の間に置かれる。両方のコイル17は同じター
ン数から成るので、第1及び第3の接続点の間のターン
数は、第2及び第4の接続点の間のターン数と同じであ
る。したがって、構造は対称性がある。
【0028】図6は、3個の分路から成る、すなわち、
第1及び第2の接続点39及び41の間に伸びる第1の
分路37と、第3及び第4の接続点55及び57の間に
伸びる第2の分路53と、第5及び第6の接続点61及
び63の間にある第3の分路59とから成る磁気装置を
示す。図から容易に分かる如く、この実施例の構造も対
称性がある。
【0029】図7は、内部コイル装置1の各コイル1
3、15、17が分路によりブリッジされた磁気装置を
示す。コイル13、15及び17の分路は、符号65、
67及び69夫々により示される。符号を付されていな
い接続点は、関連するコイルの端に置かれる。外部磁気
装置7の一のコイル23(図7の左側のコイル)をブリ
ッジする分路71も示される。他方のコイル23は分路
65、67、69、71及びPCS33の直列接続によ
り自動的にブリッジされるので、このコイルの(破線で
示される)別の分路73は、ループの数を増加させな
い。分路73が設けられるならば、磁気装置の全コイル
はそれでもなおブリッジされていて、その他の分路の一
つが明らかに省略され得る。明らかに、必要ならば、磁
気装置のコイルの一部分だけが、例えば、内部コイル装
置1のコイル13、15、17だけの分路、又は外部コ
イル装置7のコイル23だけの分路を用いてブリッジさ
れ得る。
【0030】図8は、第1の接続点77と第2の接続点
79の間に伸びる第1の分路75と、第3の接続点83
と第4の接続点85の間に伸びる第2の分路81との一
実施例を示す。第1の接続点77は内部磁気装置1の一
の外側コイル17(図8のもっとも左側のコイル)内に
置かれ、第4の接続点は他方の外側コイル17内の対応
する位置に置かれる。かくして、第1及び第4の接続点
77、85は、外側コイル17を部分17aと部分17
bに同じように分割するので、等しいターン数のコイル
装置が、各々の接続点と内部コイル装置1の最も近い端
との間にある。同様に、第2及び第3の接続点79及び
83は、内部コイル装置1の内側コイル対の夫々の一の
コイル13を部分13a及び13bに分割するので、等
しいターン数のコイル装置が、各々の接続点と内部コイ
ル装置の最も近い端との間にもある。接続点77、7
9、83及び85の位置は、補正磁場Bc が測定空間5
の中央部だけでなく、残りの測定空間にも適切な遮蔽を
設けるよう選ばれる。
【0031】所望の磁気装置と容易に分かるそれの置き
換えのバージョンは、外部磁場の影響からのあらゆる所
望な遮蔽を実現させ得ることが分かる。明らかに、上述
の構造は、例えば異なる数のコイルから成るように、内
部コイル装置及び/又は外部コイル装置が異なる方法に
より構成された磁気装置に利用され得る。多数のこれら
の構造は、中心軸9の方向への外部磁場の傾斜を所定の
程度まで遮蔽もする。この一例は、例えば、不均一な外
部磁場変化が対称面11の左と右に同一ではない分路に
電流を誘導する図7及び8に示された構造である。
【0032】超電導性コイルから成る磁気装置の特性
は、発生された磁場が、外部エネルギーを印加されるこ
となく極めて長時間に亘り持続されるが、ある時間後に
所定のドリフトを生ずることにある。実際、磁気装置
は、例えば、磁場の消滅が1時間当たり0.1ppmを
越えないことを確実にするために、少なくとも3.6×
1010秒の時定数を有する。磁場のドリフトは、磁気装
置と分路とにより形成されるループ内の電流を誘導し、
この電流自体が再び弱い磁場を発生する。したがって、
誘導された電流がかなり急速に消失するように、分路と
接続点とにより形成される回路内に小さな抵抗を設ける
ことが望ましい。略105 秒以下の時定数は、この回路
に満足すべき結果を与えることが分かる。したがって、
遮蔽回路内の電流は、磁気装置自体における電流に比べ
て極めて速く減少する。(数日後の)静止した状態でさ
え、遮蔽回路に蓄積された電流は、極めて弱いため測定
結果には悪影響を及ぼすことのない磁場を発生する。上
記の抵抗は、接続点を構成するはんだ付け接続部を実現
するために利用される素材の適切な選択により容易に組
み込み得る。1mΩの大きさのオーダの抵抗は、満足す
べき結果を与えることが分かる。蓄積された電流を減少
させるための代わりの解決方法は、分路が常電導の状態
に簡単に入るように分路を時折加熱することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気共鳴装置における利用に適し
た磁気装置の縦方向の断面図である。
【図2】分路から成る周知の磁気装置の回路図を示す。
【図3】図2に示す磁気装置の等価回路図を示す。
【図4】本発明による手段が実施された磁気装置の第1
の実施例の回路図である。
【図5】本発明の更なる実施例の回路図である。
【図6】本発明の更なる実施例の回路図である。
【図7】本発明の更なる実施例の回路図である。
【図8】本発明の更なる実施例の回路図である。
【符号の説明】
1 内部コイル装置 3 受信空間 5 測定空間 7 外部コイル装置 9 中心軸 11 中心面 13 内部コイル 15 中心コイル 17,17a,17b 外側コイル 19 第1の共通サポート 23 コイル 25 第2の共通サポート 27 デュワー装置 29 入口 31 接続 33 永久電流スイッチ 35 直流電源装置 37,53,59,65,67,69,71,73,7
5,81 分路 39,41,55,57,61,63,77,79,8
3,85 接続点 43 等価の記号 45 第1の超電導性閉ループ 47 第2の超電導性閉ループ 49 第1のループ 51 第2のループ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス アドリアヌス オーヴェルヴ ェーク ドイツ連邦共和国,デー−5060 ベルギ ッシュ グラドバハ 1,フェルレンベ ルクシュトラーセ 123 (72)発明者 ゲラルドゥス ベルナルドゥス ヨゼフ ムルデル オランダ国,5621 ビーエー アインド ーフェン,フルーネヴァウツウェッハ 1 (56)参考文献 特開 平5−29137(JP,A) 特開 平4−65806(JP,A) 特開 昭64−37814(JP,A) 特開 昭60−123756(JP,A) 特開 昭62−160706(JP,A) 特開 昭60−98344(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 24/00 - 24/14 G01R 33/20 - 33/64

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気装置内の測定空間(5)に静止磁場
    を発生する超電導性内部コイル装置(1)と、該内部コ
    イル装置に同軸となるよう配置されて該内部コイル装置
    により発生される該磁場から環境を遮蔽するためにそれ
    と直列に電気的に接続される外部コイル装置(7)と、
    を具備し、中心軸(9)に関して回転対称的に配置され
    た磁気装置により構成され、 該磁気装置は超電導性永久電流スイッチ(33)により
    ブリッジされ得、第1と第2の接続点(39、41)の
    間に置かれ該磁気装置の一部をブリッジする第1の超電
    導性分路(37)を含む、磁気共鳴装置であって、 該内部コイル装置(1)の一部を形成する少なくとも1
    ターンのコイル(17)が少なくとも一の該接続点(3
    9、41)と該内部コイル装置(1)の端のうちで該少
    なくとも一つの接続点に最も近い端との間に置かれるこ
    とを特徴とする磁気共鳴装置。
  2. 【請求項2】 前記内部コイル装置(1)の第1の端
    と、該第1の端に最も近い第1の接続点(39)との間
    に、該内部コイル装置(1)の一部を形成するあるター
    ン数の第1のコイル(17)が置かれ、 該内部コイル装置(1)の第2の端と、該第2の端に最
    も近い第2の接続点(41)との間に、同じターン数の
    第2のコイル(17)が 置かれることを特徴とする請
    求項1記載の磁気共鳴装置。
  3. 【請求項3】 前記内部コイル装置(1)内の第1(3
    9)及び第2の接続点(41)と、第1及び第2の端と
    の間に夫々ある前記ターンは、前記内部コイル装置のコ
    イル(17)の一部を形成することを特徴とする請求項
    1又は2記載の磁気共鳴装置。
  4. 【請求項4】 前記第1と第2の接続点(39、41)
    の位置は関係: 【数1】 を満たすように選ばれ、ここで、添字pは1次回路と呼
    ばれて前記分路(37)によりブリッジされる前記内部
    コイル装置(1)の前記一部に関係し、添字sは共に2
    次回路と呼ばれる該内部コイル装置の残りの部分と前記
    外部コイル装置(7)とに関係し、KとKは夫々該
    1次回路と該2次回路のコイル定数であり、LとL
    は夫々該1次と該2次の回路の自己インダクタンスであ
    り、Mpsはこれらの回路の間の相互インダクタンスで
    あり、Aは該1次回路のすべてのターンの全表面積で
    あることを特徴とする請求項3記載の磁気共鳴装置。
  5. 【請求項5】 前記内部コイル装置(1)は前記中心軸
    (9)に垂直に広がる中心面(11)に関して対称的に
    配置される多数のコイル対(13、15、17)を含
    、 前記第1の接続点及び前記第2の接続点は、それぞれ、
    前記内部コイル装置(1)の端に最も近いコイル対(1
    7、17)のうちの該第1のコイル及び第2のコイルに
    置かれ、 該内部コイル装置の前記第1の端と該第1の接続点の間
    には、該第1のコイルの総ターン数のうちの25%が存
    在し、 該内部コイル装置の前記第2の端と該第2の接続点の間
    には、該第2のコイルの総ターン数のうちの25%が存
    在する、 ことを特徴とする請求項2記載の磁気共鳴装
    置。
  6. 【請求項6】 前記磁気装置は第3及び第4の接続点
    (55、57)の間に置かれ当該磁気装置の一部をブリ
    ッジする第2の分路(53)を更に含むことを特徴とす
    る請求項1乃至5のうちいずれか1項記載の磁気共鳴装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第3及び第4の接続点(55、5
    7)は夫々、前記内部コイル装置(1)の前記第1及び
    第2の端に置かれることを特徴とする請求項6記載の磁
    気共鳴装置。
  8. 【請求項8】 前記内部コイル装置(1)の一部を形成
    する同じターン数のコイル(17)が前記第1(39)
    及び前記第3の接続点(55)の間と、前記第2(4
    1)及び前記第4の接続点(57)の間とに置かれるこ
    とを特徴とする請求項6又は7記載の磁気共鳴装置。
  9. 【請求項9】 前記内部コイル装置(1)の第1の端と
    該第1の端の方に近い第1の接続点(77)との間に、
    該内部コイル装置(1)の一部を形成する第1のターン
    数のコイル(17)が置かれ、 該内部コイル装置(1)の第2の端と該第2の端の方に
    近い第4の接続点(85)との間に、該内部コイル装置
    (1)の一部を形成する該第1のターン数と同じターン
    数のコイル(17)が置かれ、 該内部コイル装置の該第1の端と第2の接続点(79)
    との間、並びに、該内部コイル装置の該第2の端と第3
    の接続点(83)との間に、該磁気装置の一部を形成す
    る同じターン数のコイル(13,15,17)が置か
    れ、 該第1の端と第2の接続点(79)との間に、該内部コ
    イル装置(1)の一部を形成する第2のターン数のコイ
    ル(13,15,17)が置かれ、 該第2の端と第3の接続点(83)との間に、該内部コ
    イル装置(1)の一部を形成する該第2のターン数と同
    じターン数のコイル(13,15,17)が置かれてい
    る、 ことを特徴とする請求項6記載の磁気共鳴装置。
  10. 【請求項10】 三つ以上の分路(37、53、59)
    が設けられることを特徴とする請求項6記載の磁気共鳴
    装置。
  11. 【請求項11】 前記内部コイル装置(1)は前記軸方
    向に次々に配置される複数のコイル(13、15、1
    7)から成り、 該内部コイル装置(1)の該コイル(13、15、1
    7)の各々は分路(65、67、69)によりブリッジ
    されることを特徴とする請求項10記載の磁気共鳴装
    置。
  12. 【請求項12】 前記外部コイル装置(7)は前記軸方
    向に次々に配置される複数のコイル(23)から成り、 該外部コイル装置(7)の該コイル(23)の各々は分
    路(71、73)によりブリッジされることを特徴とす
    る請求項10又は11記載の磁気共鳴装置。
  13. 【請求項13】 1mΩの大きさのオーダの抵抗が、各
    分路(37、53、59)と、該分路に関連する接続点
    (39、41;55、57;61、63)により形成
    される回路に含まれることを特徴とする請求項1乃至1
    2のうちいずれか1項記載の磁気共鳴装置。
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