JPH04291167A - 高周波電力検出用検波器 - Google Patents

高周波電力検出用検波器

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JPH04291167A
JPH04291167A JP5683491A JP5683491A JPH04291167A JP H04291167 A JPH04291167 A JP H04291167A JP 5683491 A JP5683491 A JP 5683491A JP 5683491 A JP5683491 A JP 5683491A JP H04291167 A JPH04291167 A JP H04291167A
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JP
Japan
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frequency power
detector
transistor
detection
detection diode
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Withdrawn
Application number
JP5683491A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kasai
正浩 葛西
Tomio Ueda
富雄 上田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】一定電力の高周波信号を得るため
の自動電力制御装置などにおいて、高周波電力を検出す
るために用いる高周波電力検出用検波器に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は本発明による高周波電力検出用検
波器が適用されるマイクロ波の無線送信機のブロック図
であって、変調器M、増幅器A、可変減衰装置D、リニ
アライザLおよび送信電力増幅器Tとを備えている。
【0003】この送信電力増幅器Tでは、その非直線性
によって送信する高周波信号に歪が発生するので、この
非直線歪みとは逆の歪みを与えるリニアライザLによっ
て予め歪ませた後、この送信電力増幅器Tによって増幅
・送信するように構成することによって、良好な通信品
質を得ることが行われている。
【0004】このように、リニアライザLによって発生
された逆歪みによって送信電力増幅器Tによる歪みを打
ち消すためにはリニアライザLの入力端における信号の
レベルを一定に保つことが必要であり、そのため、上記
増幅器AとリニアライザLとの間に上記可変減衰装置D
を挿入してリニアライザLの入力信号レベルが一定に保
たれるように構成されている。
【0005】この可変減衰装置Dにおいては、前記増幅
器Aからの送信信号が入力される可変減衰器D1 とそ
の出力に接続されたハイブリッドD2 とによってマイ
クロ波信号伝送路が構成されており、このハイブリッド
D2 によって分岐されたマイクロ波を高周波電力検出
用検波器の検波ダイオードD3 によって検波してマイ
クロ波電力を検出し、この検出出力を増幅器D4 によ
って増幅した後、可変減衰器D1 の減衰量を制御して
この可変減衰器D1 からのマイクロ波の出力が一定に
なるように制御している。
【0006】ところで、この検波ダイオードD3 は図
4(a) に示すように、その順方向に直流電源Eから
のバイアス電圧が付加されるように構成されているが、
このバイアス電圧の付加はマイクロ波の電力の検出効率
を改善するための付加手段であり、同図(b) はその
原理を説明したものである。
【0007】この (a)図に示した従来の検波器は、
直流遮断コンデンサCc、検波ダイオードDi、負荷抵
抗Rl、検波後の高周波をバイパスするためのバイパス
コンデンサCpおよび上記検波ダイオードDiの順方向
電圧であるバイアス電圧をインピーダンス素子であるコ
イルZを介して電池として示したバイアス電源Eから上
記検波ダイオードDiに供給する回路を含んでいる。
【0008】同図(b) に■で示した特性曲線は検波
ダイオードDiの入力電圧−出力電流特性であって、こ
の図の下方に■のグラフで示したような平均値が“0”
レベルにあるマイクロ波が入力した場合の検波出力は、
入力電圧が低い領域においてはダイオード自体の非直線
性によって検波感度が低いことから、図の右側に■’で
示したような小さな出力電流しか得られない。
【0009】しかしながら、この入力信号に直流電源E
から検波ダイオードDiの順方向の電圧Bをバイアス電
圧としてバイアス電源Eから付加すると、■に示すよう
に上記マイクロ波の平均値が上昇して検波ダイオードの
検波効率のよい領域が使用されるようになり、その結果
、検波出力電流は■’のグラフに示したように、バイア
ス電圧のない場合に比べて著しく大きくなる。
【0010】なお、この検波出力の波形は歪んだものと
なるが、上記のような使用目的ではマイクロ波の電力を
検出すれば足りるものであるから、この波形歪は問題に
ならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
検波器をマイクロ波伝送路からハイブリッドなどの分岐
装置で分岐すると、検波ダイオードの導通・非導通に応
じてハイブリッド側からみたインピーダンスが変化して
インピーダンスマッチングがとれなくなり、検波器に入
力すべきマイクロ波の一部分がこの検波器の入力端で反
射して伝送路に戻ることによって、送信するマイクロ波
に歪みが生じることになる。
【0012】さらに、上記のような無線送信装置におい
ては、例えば相手局から受信した信号のレベルが低下し
た場合などに、自局の送信電力を増加して相手局での受
信強度を高めて安定した送受信を可能にすることが行わ
れているが、このように送信電力を増加すると上記検波
器に入力するマイクロ波の振幅も増大して上記のように
検波器の実効インピーダンスが変化し、この検波器から
の反射によるマイクロ波の歪みも増加してしまう。
【0013】しかしながら、被測定電力である送信電力
が増減された場合にこの高周波電力検出用検波器の実効
インピーダンスが変化するのを抑えることができれば、
この検波器からのマイクロ波の反射もあまり変化しなく
なるため、送信するマイクロ波の歪みの増加も起こらな
くなる。
【0014】したがって、本発明は、被測定高周波電力
が増減された場合にも高周波電力検出用検波器の実効イ
ンピーダンスの変化が小さくなるようにすることを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の原理的実施例を
示す図1に図示したように、高周波電力を検出するため
の高周波電力検出用検波器において、被測定高周波電力
の大小に応じて検波ダイオードDiのバイアス電圧Eを
付加あるいは遮断する手段Swを設けた。
【0016】
【作用】この図1に示した本発明による高周波電力検出
用検波器は、図4について説明した従来の高周波電力検
出用検波器と同様に、直流遮断コンデンサCc、検波ダ
イオードDi、負荷抵抗Rl、バイパスコンデンサCp
およびインピーダンス素子であるコイルZを備えている
が、本発明によって検波ダイオードDiにバイアス電圧
を供給するための回路の構成が上記従来例とは異なって
おり、一端が検波ダイオードに接続されている上記イン
ピーダンス素子Zの他端がスイッチとして示した切換手
段Swの切換接点を経てバイアス電源Eあるいは接地に
切換接続されるように構成されている。
【0017】この切換手段Swは、高周波電力切換手段
Pによる被測定電力である高周波電力の切換に連動して
、あるいは、この高周波電力の切換に応じた操作によっ
てその接点を切換えるが、被測定高周波電力が小さいと
きには切換接点を接点l側にして検波ダイオードDiに
バイアス電圧を供給し、被測定高周波電力が大きいとき
には切換接点を接点h側に切換えてこのバイアス電圧の
供給を停止するようにする。
【0018】これによって、この検波ダイオードDiに
入力する被測定高周波電力が大きい場合には検波ダイオ
ードにバイアス電圧が供給されないため、この検波ダイ
オードに大きな電流が流れて検波器の実効インピーダン
スが著しく低下することがなく、被測定高周波電力が小
さく検波ダイオードにバイアス電圧が供給されている場
合の検波器の実効インピーダンスとほぼ等しくなるので
、この検波器からの反射の相違によって伝送路上の高周
波信号に悪影響を与えることもなくなり、送信信号の品
質を良好に保つことができる。
【0019】
【実施例】図3(a),(b) はそれぞれ本発明の異
なる実施例を示すもので、図1の原理図に示した構成要
素に対応する構成要素には図1と同一の符号を付して説
明を省略する。
【0020】同図(a) はバイアス電圧の切換に1個
のトランジスタT1 を用いた実施例を示すものであっ
て、被測定高周波電力が大きいときにこのトランジスタ
を導通させて抵抗R11,R12の接続点を接地するこ
とによって、検波ダイオードDiのバイアス電圧を0と
し、被測定高周波電力が小さいときにはこのトランジス
タを遮断状態としてバイアス電源Eから抵抗R11,R
12を介してバイアス電圧を検波ダイオードDiに供給
するようにするものである。
【0021】また、同図(b) は2つのトランジスタ
T21,T22を用い、その一方のトランジスタT21
のエミッタと接地間にバイアス電源Eを設けるとともに
他方のトランジスタT22のエミッタは直接接地した実
施例を示すものであって、この一方のトランジスタT2
1が導通したときにはこのトランジスタを介してバイア
ス電圧が検波ダイオードDiに供給される。
【0022】これらトランジスタT21,T22のゲー
トは互いにインバータIvを介して接続され、切換信号
の極性に応じていずれか一方のトランジスタが導通し、
他方のトランジスタが遮断状態になるようにされている
。具体的にいえば、被測定高周波電力が小さい場合には
高レベルにある切換信号が印加されるのでトランジスタ
T21が導通して検波ダイオードDiにバイアス電圧が
供給され、逆に被測定高周波電力が大きい場合には低レ
ベルにある切換信号が印加されてランジスタT22が導
通するので検波ダイオードのバイアス電圧は供給されな
い。
【0023】なお、以上の実施例では、検波ダイオード
に加えるバイアス電圧を単にオンオフするようにしてい
るが、被測定高周波電力の大小に応じて複数の異なるバ
イアス電圧の中から適当な電圧を選択して検波ダイオー
ドに供給するように切換えれば、さらに信号の質を良好
に保つことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、被測定高周波信号の電
力の大小に応じて検波ダイオードのバイアス電圧を切換
るようにしたので、検波器による高周波信号の無用な反
射を減少することができ、例えば無線送信機に適用した
ときには送信信号の品質を良好に保つことができるとい
う格別の効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明を適用し得る無線送信機の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の実施例の回路図である。
【図4】検波器の従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
M    変調器 A    増幅器 D    可変減衰装置 L    リニアライザ T    送信電力増幅器 D1   可変減衰器 D2   ハイブリッド D3   検波ダイオード D4   増幅器 Cc  直流遮断コンデンサ Di  検波ダイオード Rl  負荷抵抗 Cp  バイパスコンデンサ Z    コイル E    バイアス電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  高周波電力を検出するための高周波電
    力検出用検波器において、被測定高周波電力の大小に応
    じて検波ダイオードのバイアス電圧を付加あるいは遮断
    する手段を設けたことを特徴とする高周波電力検出用検
    波器。
JP5683491A 1991-03-20 1991-03-20 高周波電力検出用検波器 Withdrawn JPH04291167A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7209842B2 (en) 2002-11-29 2007-04-24 Denso Corporation Activation signal output circuit and determination circuit
US7215162B2 (en) 2002-09-25 2007-05-08 Denso Corporation Start signal outputting circuit
US7536153B2 (en) 2003-12-17 2009-05-19 Denso Corporation Activation signal output circuit having multiple amplifier circuits
US7873139B2 (en) 2008-03-31 2011-01-18 Nec Corporation Signal processing device
WO2014003026A1 (ja) * 2012-06-28 2014-01-03 株式会社 豊田自動織機 非接触電力伝送装置及び受電機器

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514