JPH04291064A - 磁気テープ媒体のイレーズリカバリ方式 - Google Patents
磁気テープ媒体のイレーズリカバリ方式Info
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- JPH04291064A JPH04291064A JP3056940A JP5694091A JPH04291064A JP H04291064 A JPH04291064 A JP H04291064A JP 3056940 A JP3056940 A JP 3056940A JP 5694091 A JP5694091 A JP 5694091A JP H04291064 A JPH04291064 A JP H04291064A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 241000269435 Rana <genus> Species 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1883—Methods for assignment of alternate areas for defective areas
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1816—Testing
-
- G—PHYSICS
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- G11B20/1879—Direct read-after-write methods
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1816—Testing
- G11B2020/183—Testing wherein at least one additional attempt is made to read or write the data when a first attempt is unsuccessful
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/90—Tape-like record carriers
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気テープ媒体上にブロ
ック単位でデータを記録/再生する磁気テープ装置にお
ける磁気テープ媒体上に生じた損傷部分のイレーズリカ
バリ方式に関し、特に距離の長い損傷個所に対して行う
イレーズ処理でのリトライアウトによる書込みパーマネ
ントエラーを回避し、かつイレーズ処理におけるリトラ
イ時間を短縮したイレーズリカバリ方式に関する。
ック単位でデータを記録/再生する磁気テープ装置にお
ける磁気テープ媒体上に生じた損傷部分のイレーズリカ
バリ方式に関し、特に距離の長い損傷個所に対して行う
イレーズ処理でのリトライアウトによる書込みパーマネ
ントエラーを回避し、かつイレーズ処理におけるリトラ
イ時間を短縮したイレーズリカバリ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ制御装置ではデータブロック
の書込み時に生じるデータエラーのリカバリを行ってい
る。このリカバリ処理は、エラーデータを書き込んだデ
ータブロック上にヘッドの位置決めを行い、その上にイ
レーズブロックを書き込み、イレーズブロックの直後に
再度データブロックを書き込むという方法をとる。
の書込み時に生じるデータエラーのリカバリを行ってい
る。このリカバリ処理は、エラーデータを書き込んだデ
ータブロック上にヘッドの位置決めを行い、その上にイ
レーズブロックを書き込み、イレーズブロックの直後に
再度データブロックを書き込むという方法をとる。
【0003】この方法では上述のように、発生したエラ
ーデータに対して順次イレーズブロックを書いてはデー
タブロックを書くという動作を繰り返す。また、従来の
方法では損傷個所の最大値を規定してあり、この最大値
に達した場合には書込みパーマネントエラーとして報告
される。図5は磁気テープ媒体上の損傷個所の説明図で
ある。磁気テープ媒体は製造工程でのテープコーティン
グのむら、及び磁気テープの弛み等から磁気テープ媒体
上に比較的距離の長い損傷が存在する。この損傷は磁気
テープ媒体が同軸状に巻かれて保存されるため、中心軸
方向の圧力により重ね合わされた上下の磁気テープ媒体
上へ転写されることとなる。図示のように磁気テープ媒
体上のこれらの損傷はカートリッジリールの円周毎に距
離の長い状態が出現する特徴がある。
ーデータに対して順次イレーズブロックを書いてはデー
タブロックを書くという動作を繰り返す。また、従来の
方法では損傷個所の最大値を規定してあり、この最大値
に達した場合には書込みパーマネントエラーとして報告
される。図5は磁気テープ媒体上の損傷個所の説明図で
ある。磁気テープ媒体は製造工程でのテープコーティン
グのむら、及び磁気テープの弛み等から磁気テープ媒体
上に比較的距離の長い損傷が存在する。この損傷は磁気
テープ媒体が同軸状に巻かれて保存されるため、中心軸
方向の圧力により重ね合わされた上下の磁気テープ媒体
上へ転写されることとなる。図示のように磁気テープ媒
体上のこれらの損傷はカートリッジリールの円周毎に距
離の長い状態が出現する特徴がある。
【0004】図6は従来の書込みデータエラーのリカバ
リ処理の基本的な処理フローチャートである。本図は磁
気テープ装置がデータブロックを書き込む際の処理の流
れとその際発生したデータエラーに対するリカバリ処理
を示している。まず、データブロックの書込みを行い(
ステップ1)、データエラーがあるか否か判別し(ステ
ップ2)、データエラーがなければ(NO)、当然、リ
カバリ処理は行う必要がないが、データエラーがあれば
(YES)、カウンタをセットし(ステップ3)、イレ
ーズ処理を行い(ステップ4)、イレーズ処理が終了し
たか否か判断し(ステップ5)、終了していなければス
テップ4のイレーズ処理に戻る。
リ処理の基本的な処理フローチャートである。本図は磁
気テープ装置がデータブロックを書き込む際の処理の流
れとその際発生したデータエラーに対するリカバリ処理
を示している。まず、データブロックの書込みを行い(
ステップ1)、データエラーがあるか否か判別し(ステ
ップ2)、データエラーがなければ(NO)、当然、リ
カバリ処理は行う必要がないが、データエラーがあれば
(YES)、カウンタをセットし(ステップ3)、イレ
ーズ処理を行い(ステップ4)、イレーズ処理が終了し
たか否か判断し(ステップ5)、終了していなければス
テップ4のイレーズ処理に戻る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7は従来技術の問題
点の説明図であり、磁気テープ媒体上の損傷箇所に対す
るリトライ動作を説明している。図示のように、まず、
データの書込みを行い、損傷があれば巻き戻し(スキッ
プ)を行い、次にエラーデータの書込まれた部分をイレ
ーズし、その直後にデータブロックの書込みを行う。そ
して損傷の距離が長い場合には上述の処理を繰り返すこ
とになる。しかし、このような距離の長い損傷個所をリ
カバリ処理するには従来以下の問題があった。
点の説明図であり、磁気テープ媒体上の損傷箇所に対す
るリトライ動作を説明している。図示のように、まず、
データの書込みを行い、損傷があれば巻き戻し(スキッ
プ)を行い、次にエラーデータの書込まれた部分をイレ
ーズし、その直後にデータブロックの書込みを行う。そ
して損傷の距離が長い場合には上述の処理を繰り返すこ
とになる。しかし、このような距離の長い損傷個所をリ
カバリ処理するには従来以下の問題があった。
【0006】(1)損傷個所の距離が長いため通常の規
定されたイレーズ長(7.8mm)の繰り返しではリカ
バリ時間の増大となる。 (2)イレーズ処理後のリトライアウトしたときは、書
込みパーマネントエラーとなる。 図8は磁気テープ媒体の損傷周期とイレーズ長の説明図
である。円周(2πr)毎に、損傷個所1,2,・・・
,nが現れている場合に、aは損傷個所をイレーズ(斜
線部分)した後にデータブロック(白抜きブロック)を
書込んでおり理想的なイレーズである。bは単純にイレ
ーズの長さを延長したものである。このように、aのよ
うにイレーズを書き込めばデータブロックの書込みがで
き理想的である。一方、bのように単にイレーズ長を延
長しただけでは、直前に損傷個所がある可能性があり再
びリトライが必要となる。
定されたイレーズ長(7.8mm)の繰り返しではリカ
バリ時間の増大となる。 (2)イレーズ処理後のリトライアウトしたときは、書
込みパーマネントエラーとなる。 図8は磁気テープ媒体の損傷周期とイレーズ長の説明図
である。円周(2πr)毎に、損傷個所1,2,・・・
,nが現れている場合に、aは損傷個所をイレーズ(斜
線部分)した後にデータブロック(白抜きブロック)を
書込んでおり理想的なイレーズである。bは単純にイレ
ーズの長さを延長したものである。このように、aのよ
うにイレーズを書き込めばデータブロックの書込みがで
き理想的である。一方、bのように単にイレーズ長を延
長しただけでは、直前に損傷個所がある可能性があり再
びリトライが必要となる。
【0007】このように、距離の長い損傷をスキップす
るために距離の長いイレーズを一度に行おうとすれば、
bに示すようにその先の損傷領域へ飛び込む可能性があ
り、その結果再びイレーズ処理が必要となるか、あるい
は書き込み可能な部分までイレーズすることとなりカー
トリッジ容量が低下することがある。図9は損傷領域と
無傷領域の説明図である。カートリッジ媒体において、
Aは損傷領域(斜線部分)であり、Bは無傷領域である
。従来の機能ではイレーズ長の方を規定することにより
、その規定長さ以上の傷を検出したときは書込みパーマ
ネントエラーとして報告していた。しかし、このような
従来技術では、Aに示す損傷個所の方がイレーズのリカ
バリ長よりも大きいときは、書込みパーマネントエラー
を報告し、Bの無傷領域を使用することができなかった
。
るために距離の長いイレーズを一度に行おうとすれば、
bに示すようにその先の損傷領域へ飛び込む可能性があ
り、その結果再びイレーズ処理が必要となるか、あるい
は書き込み可能な部分までイレーズすることとなりカー
トリッジ容量が低下することがある。図9は損傷領域と
無傷領域の説明図である。カートリッジ媒体において、
Aは損傷領域(斜線部分)であり、Bは無傷領域である
。従来の機能ではイレーズ長の方を規定することにより
、その規定長さ以上の傷を検出したときは書込みパーマ
ネントエラーとして報告していた。しかし、このような
従来技術では、Aに示す損傷個所の方がイレーズのリカ
バリ長よりも大きいときは、書込みパーマネントエラー
を報告し、Bの無傷領域を使用することができなかった
。
【0008】本発明の目的は、上述の問題点に鑑みデー
タエラーの発生した位置におけるカートリッジリールの
半円周分のイレーズを行うことにより、無傷領域を無駄
にせずにデータを書き込むことができるようにし、リト
ライ時間の短縮を図るようにしたイレーズリカバリ方式
を提供することにある。
タエラーの発生した位置におけるカートリッジリールの
半円周分のイレーズを行うことにより、無傷領域を無駄
にせずにデータを書き込むことができるようにし、リト
ライ時間の短縮を図るようにしたイレーズリカバリ方式
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。本発明は、磁気テープ媒体上にブロック単位
でデータを記録/再生する磁気テープ装置における磁気
テープ媒体上に生じた損傷部分のイレーズリカバリ方式
であって、データブロックの書込み時に生じるデータエ
ラーを検出するデータエラー検出手段1と、データエラ
ー起こしたデータブロックまでヘッドを位置させるよう
にし、イレーズブロックを書き込むイレーズ手段3と、
データエラーが発生した位置におけるカートリッジリー
ルの円周上の長さを算出する円周長検出手段2を備え、
該データエラー検出手段1によりデータエラーを検出す
ると、前記円周長検出手段2によりデータエラー発生位
置におけるカートリッジリールの円周上の長さに応じて
イレーズ距離を算出し、当該イレーズ距離分のイレーズ
を行うことにより、カートリッジリールの円周の周期で
出現する損傷個所をリカバリすることを特徴とする。
図である。本発明は、磁気テープ媒体上にブロック単位
でデータを記録/再生する磁気テープ装置における磁気
テープ媒体上に生じた損傷部分のイレーズリカバリ方式
であって、データブロックの書込み時に生じるデータエ
ラーを検出するデータエラー検出手段1と、データエラ
ー起こしたデータブロックまでヘッドを位置させるよう
にし、イレーズブロックを書き込むイレーズ手段3と、
データエラーが発生した位置におけるカートリッジリー
ルの円周上の長さを算出する円周長検出手段2を備え、
該データエラー検出手段1によりデータエラーを検出す
ると、前記円周長検出手段2によりデータエラー発生位
置におけるカートリッジリールの円周上の長さに応じて
イレーズ距離を算出し、当該イレーズ距離分のイレーズ
を行うことにより、カートリッジリールの円周の周期で
出現する損傷個所をリカバリすることを特徴とする。
【0010】
【作用】磁気テープ媒体上の距離の長い損傷に対しての
イレーズ処理後のリトライアウトにおける書込みパーマ
ネントエラーを回避し、かつイレーズのリトライ時間を
短縮するには、損傷を乗り越える長さのイレーズを一度
に行うのが有効となる。そこで、この距離の長い損傷が
カートリッジリールの円周の周期で出現し半円周以下の
長さのものが存在する頻度が極めて高いことに着目し、
データエラーが発生した位置のカートリッジリールの半
円周長のイレーズを損傷箇所の反対エリアへ書くことよ
うにしている。なお、イレーズ距離は経験的に円周上の
長さの半分の距離にとるのが適切である。
イレーズ処理後のリトライアウトにおける書込みパーマ
ネントエラーを回避し、かつイレーズのリトライ時間を
短縮するには、損傷を乗り越える長さのイレーズを一度
に行うのが有効となる。そこで、この距離の長い損傷が
カートリッジリールの円周の周期で出現し半円周以下の
長さのものが存在する頻度が極めて高いことに着目し、
データエラーが発生した位置のカートリッジリールの半
円周長のイレーズを損傷箇所の反対エリアへ書くことよ
うにしている。なお、イレーズ距離は経験的に円周上の
長さの半分の距離にとるのが適切である。
【0011】
【実施例】図2は本発明を適用する磁気テープ制御装置
の構成図である。図中、MTCは磁気テープ制御装置で
あり、MTUは磁気テープ装置である。磁気テープ装置
内には駆動部分があり磁気テープ媒体を駆動する。磁気
テープ制御装置MTC内において、HICはハードウェ
ア及びソフトウェアで構成され、ホストインタフェース
を制御するものである。CITは磁気テープ制御装置で
処理するジョブの制御情報を登録しておくテーブルであ
り、磁気テープ上のやエラーの発生等を格納する。MB
Bはマルチブロックバッファであり、データブロックの
書込み時にデータをドライブ毎に分けて使用するバッフ
ァである。WFMTは書込みフォーマッタであり、ライ
ト時にデータブロックやイレーズブロック、内部ブロッ
クギャップIBGのパターンを生成してそのシーケンス
を制御する。
の構成図である。図中、MTCは磁気テープ制御装置で
あり、MTUは磁気テープ装置である。磁気テープ装置
内には駆動部分があり磁気テープ媒体を駆動する。磁気
テープ制御装置MTC内において、HICはハードウェ
ア及びソフトウェアで構成され、ホストインタフェース
を制御するものである。CITは磁気テープ制御装置で
処理するジョブの制御情報を登録しておくテーブルであ
り、磁気テープ上のやエラーの発生等を格納する。MB
Bはマルチブロックバッファであり、データブロックの
書込み時にデータをドライブ毎に分けて使用するバッフ
ァである。WFMTは書込みフォーマッタであり、ライ
ト時にデータブロックやイレーズブロック、内部ブロッ
クギャップIBGのパターンを生成してそのシーケンス
を制御する。
【0012】RFMTは読出しフォーマッタであり、リ
ード時にデータブロックのデータ部を抜き出し、マルチ
ブロックバッファMBBに転送する。RANAは読み取
りアナログデータであり、アナログデータとしてデータ
を読み取りデコードする。ライトデータチェックの発生
は、主にデータ書込み時のリードバックチェックにてそ
のデータシーケンスが異常になることから認識すること
ができる。ここで、リードバックチェックとはライトヘ
ッドにてライトしたデータをリードヘッドにて読んで確
認する動作である。HIC,マルチブロックバッファM
BBから書込みフォーマッタWFMTをライトデータは
経由して書き込まれ、リードヘッドより読出しフォーマ
ッタにそのデータが転送されてデータの正当性が確認さ
れる。またこれらのシーケンスは、Aを通じてファーム
ウェアにも報告される。(データブロックの先頭、後端
、異常パターン等)ファームウェアはこのシーケンスの
異常を検出した際に、Bを使用して異常ブロックの直前
に戻り、一度イレーズした後その後方に同様のブロック
を書くというリトライを行う。
ード時にデータブロックのデータ部を抜き出し、マルチ
ブロックバッファMBBに転送する。RANAは読み取
りアナログデータであり、アナログデータとしてデータ
を読み取りデコードする。ライトデータチェックの発生
は、主にデータ書込み時のリードバックチェックにてそ
のデータシーケンスが異常になることから認識すること
ができる。ここで、リードバックチェックとはライトヘ
ッドにてライトしたデータをリードヘッドにて読んで確
認する動作である。HIC,マルチブロックバッファM
BBから書込みフォーマッタWFMTをライトデータは
経由して書き込まれ、リードヘッドより読出しフォーマ
ッタにそのデータが転送されてデータの正当性が確認さ
れる。またこれらのシーケンスは、Aを通じてファーム
ウェアにも報告される。(データブロックの先頭、後端
、異常パターン等)ファームウェアはこのシーケンスの
異常を検出した際に、Bを使用して異常ブロックの直前
に戻り、一度イレーズした後その後方に同様のブロック
を書くというリトライを行う。
【0013】図3はリトライの詳細動作の説明図である
。図示のように、磁気テープ媒体上にデータ部分と損傷
部分があり、■磁気テープ媒体が矢印方向に進行すると
、図2のAを通じてライトシーケンスの異常(図中の“
X”)をファームウェアが認識し、■図2のBを使用し
て損傷ブロックの前方(矢印方向)にライトヘッドを移
動させ、■戻ったならば、規定の7.8mmのイレーズ
ブロックを書込み、■その後にデータブロックを書き込
む。カートリッジリールの円周は磁気テープ装置MTU
の管理するテープ媒体の物理セクター(リールの半径比
から算出するテープ長の単位)により算出する。この物
理セクターは磁気テープ制御装置MTCから磁気テープ
装置へのコマンド起動、終結時、磁気テープ装置から磁
気テープ制御装置へ報告されるものである。
。図示のように、磁気テープ媒体上にデータ部分と損傷
部分があり、■磁気テープ媒体が矢印方向に進行すると
、図2のAを通じてライトシーケンスの異常(図中の“
X”)をファームウェアが認識し、■図2のBを使用し
て損傷ブロックの前方(矢印方向)にライトヘッドを移
動させ、■戻ったならば、規定の7.8mmのイレーズ
ブロックを書込み、■その後にデータブロックを書き込
む。カートリッジリールの円周は磁気テープ装置MTU
の管理するテープ媒体の物理セクター(リールの半径比
から算出するテープ長の単位)により算出する。この物
理セクターは磁気テープ制御装置MTCから磁気テープ
装置へのコマンド起動、終結時、磁気テープ装置から磁
気テープ制御装置へ報告されるものである。
【0014】以下に前記の手段をマイクロプログラム化
して説明する。図4は本発明のデータエラーのリカバリ
処理の基本的な処理フローチャートである。図4では磁
気テープ装置がデータブロックを書き込む際の処理の流
れとその際発生したエラーに対するリカバリ処理をフロ
ーチャートで表現したものである。まず、データブロッ
クの書込みを行い(ステップ1)、データエラーがある
か否か判断し(ステップ2)、データエラーがなければ
(NO)リカバリ処理は行わないが、データエラーが発
生している(YES)のであれば、セクターを解読し(
ステップ3)、イレーズ回数をロードし(ステップ4)
、イレーズ回数をセットする(ステップ5)。そして、
イレーズ処理を行い(ステップ6)、イレーズ処理が終
了したか否か判断する(ステップ7)。終了していなけ
れば、ステップ6のイレーズ処理に戻る。
して説明する。図4は本発明のデータエラーのリカバリ
処理の基本的な処理フローチャートである。図4では磁
気テープ装置がデータブロックを書き込む際の処理の流
れとその際発生したエラーに対するリカバリ処理をフロ
ーチャートで表現したものである。まず、データブロッ
クの書込みを行い(ステップ1)、データエラーがある
か否か判断し(ステップ2)、データエラーがなければ
(NO)リカバリ処理は行わないが、データエラーが発
生している(YES)のであれば、セクターを解読し(
ステップ3)、イレーズ回数をロードし(ステップ4)
、イレーズ回数をセットする(ステップ5)。そして、
イレーズ処理を行い(ステップ6)、イレーズ処理が終
了したか否か判断する(ステップ7)。終了していなけ
れば、ステップ6のイレーズ処理に戻る。
【0015】本発明によるリカバリ処理をさらに詳細に
説明する。即ち、順を追って説明すると書込みデータブ
ロックの転送中にデータエラーが発生すると磁気テープ
制御装置MTCの制御プログラムはエラーを認識し、磁
気テープ媒体のセクター値から媒体半径を割り出し、そ
の半径に対応するイレーズ長をテーブルからロードする
。イレーズ長は7.8mmの規定の長さであるから、こ
のイレーズロックと無記録部分である内部ブロックギャ
ップ(2mm)IBGを足した長さ(約9.8mm)が
幾つ必要であるかがテーブル化されている。この数に該
当するイレーズロックを書き込み後、データエラーを起
こしたデータブロックを書き込む。
説明する。即ち、順を追って説明すると書込みデータブ
ロックの転送中にデータエラーが発生すると磁気テープ
制御装置MTCの制御プログラムはエラーを認識し、磁
気テープ媒体のセクター値から媒体半径を割り出し、そ
の半径に対応するイレーズ長をテーブルからロードする
。イレーズ長は7.8mmの規定の長さであるから、こ
のイレーズロックと無記録部分である内部ブロックギャ
ップ(2mm)IBGを足した長さ(約9.8mm)が
幾つ必要であるかがテーブル化されている。この数に該
当するイレーズロックを書き込み後、データエラーを起
こしたデータブロックを書き込む。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
円周の半分の距離のイレーズを一度に行うことによりリ
トライ時間を短縮し、距離の長い損傷に対してはパーマ
ネントエラーを回避することができる。例えば、磁気テ
ープ媒体上の中間地点にてライトパーマネントエラーが
発生した場合には、これ以降のデータの書込みができな
くなり媒体容量の無駄である。半円周分イレーズするこ
とにより書込み可能領域を確保し、また損傷個所の広い
生産時の欠陥磁気テープ媒体の傷を乗り換えることがで
きる。
円周の半分の距離のイレーズを一度に行うことによりリ
トライ時間を短縮し、距離の長い損傷に対してはパーマ
ネントエラーを回避することができる。例えば、磁気テ
ープ媒体上の中間地点にてライトパーマネントエラーが
発生した場合には、これ以降のデータの書込みができな
くなり媒体容量の無駄である。半円周分イレーズするこ
とにより書込み可能領域を確保し、また損傷個所の広い
生産時の欠陥磁気テープ媒体の傷を乗り換えることがで
きる。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明を適用する磁気テープ制御装置の構成図
である。
である。
【図3】リトライの詳細動作の説明図である。
【図4】本発明の基本的処理フローチャートであ。
【図5】磁気テープ媒体上の損傷個所の説明図である。
【図6】従来の書込みデータエラーのリカバリ処理の基
本的な処理フローチャートである。
本的な処理フローチャートである。
【図7】従来技術の問題点の説明図である。
【図8】磁気テープ媒体の損傷周期とイレーズ長の説明
図である。
図である。
【図9】損傷領域と無傷領域の説明図である。
MTC…磁気テープ制御装置
MTU…磁気テープ装置
HIC…ハードウェア及びソフトウェアCIT…テーブ
ル MBB…マルチブロックバッファ WFMT…書込みフォーマッタ RFMT…読出しフォーマッタ RANA…読み取りアナログデータ
ル MBB…マルチブロックバッファ WFMT…書込みフォーマッタ RFMT…読出しフォーマッタ RANA…読み取りアナログデータ
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気テープ媒体上にブロック単位でデ
ータを記録/再生する磁気テープ装置における磁気テー
プ媒体上に生じた損傷部分のイレーズリカバリ方式であ
って、データブロックの書込み時に生じるデータエラー
を検出するデータエラー検出手段(1)と、データエラ
ー起こしたデータブロックまでヘッドを位置させるよう
にし、イレーズブロックを書き込むイレーズ手段(3)
と、データエラーが発生した位置におけるカートリッジ
リールの円周上の長さを算出する円周長検出手段(2)
を備え、該データエラー検出手段(1)によりデータエ
ラーを検出すると、前記円周長検出手段(2)によりデ
ータエラー発生位置におけるカートリッジリールの円周
上の長さに応じてイレーズ距離を算出し、当該イレーズ
距離分のイレーズを行うことにより、カートリッジリー
ルの円周の周期で出現する損傷個所をリカバリすること
を特徴とするイレーズリカバリ方式。 - 【請求項2】 前記イレーズ距離は円周上の長さの半
分の距離である請求項1に記載のイレーズリカバリ方式
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3056940A JPH04291064A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 磁気テープ媒体のイレーズリカバリ方式 |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP3056940A JPH04291064A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 磁気テープ媒体のイレーズリカバリ方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04291064A true JPH04291064A (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=13041539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3056940A Pending JPH04291064A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 磁気テープ媒体のイレーズリカバリ方式 |
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JP (1) | JPH04291064A (ja) |
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JPS6376155A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-06 | Pioneer Electronic Corp | デ−タエラ−表示装置 |
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1991
- 1991-03-20 JP JP3056940A patent/JPH04291064A/ja active Pending
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1992
- 1992-03-18 US US07/853,491 patent/US5327301A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US5327301A (en) | 1994-07-05 |
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