JP3953079B2 - 再生装置、及び再生方法 - Google Patents
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Description
このノントラッキング方式とは、再生時には図16にPa,Pbとして示すように記録時より高密度スキャンを行なうことにより、トラック上を正確にトレースしなくてもトラックTK上の全データを読み込むことができるようにし、さらに読み込んだデータはデータとともに記録されているアドレスを用いて並び変えていくことで、正確な再生データストリームを再構成することができるようにしたものである。
図17(a)に示すように、1トラックは108ブロックで構成される。1ブロックは288ビットである。
トラックのうち中央の92ブロックがメインデータ領域とされ、その両側に9ブロックの内側2重記録領域、及び7ブロックの外側2重記録領域が形成されている。
具体的には、図17(a)におけるデータ領域DA1内で斜線を付した先頭7ブロックと同一内容のデータが、外側2重記録領域にも記録され、また、データ領域DA2内で斜線を付した終端9ブロックと同一内容のデータが、内側2重記録領域にも記録されるものとなる。
まず先頭11ビットがシンクパターンとされ、続いて13ビットでアドレスADRSが記録される。このアドレスADRSは6ビットのトラックアドレスと7ビットのブロックアドレスにより構成されている。
各ブロックにはこのようにトラックアドレスとブロックアドレスが記録されていることにより、再生時には適正なブロック順序でデータストリームを再構成することができる。
そしてパリティワードに続いて各12ビットで16ワードのデータ(DT1 〜DT16)が記録される。
16ワードのデータ(DT1 〜DT16)に続いて、各12ビットで2つのCRC(Cyclic Redundancy Check code)ワードが記録される。また、このCRCワードには、オーバーライトプロテクトコード(以下、OWPコードという)が記録される。
1トラック内で或る部分に消し残りが発生していた場合、その消し残りブロックから抽出されるOWPコードは、オーバーライトしたブロックから抽出されるOWPコードとは異なるものとなる。
ところが、1トラックを再生した場合、一部に消し残りがあっても、殆どは正しくオーバーライトされたブロックが読み取れるため、OWPコードとして多数決を取ることにより、その多数側のOWPコードが正しくオーバーライトされたときに設定されたOWPコードと判別することができる。
そして、そのOWPコードを基準OWPコードと設定し、以降、その一連の記録に対する再生においては、OWPコードが異なるブロックのデータは消し残りデータであると判断して、無効とすることができ、誤ったデータを出力してしまうことを防止できる。
これは、例えば回転ドラムに配されるヘッドとしてヘッドA1 ,B1 と、これらに180°対向した位置にヘッドA2 ,B2 を設ける。そしてヘッドA1 ,B1 によりトラックとしてデータを記録していくとともに、ヘッドA2 ,B2 で記録したトラックのデータの再生を行なってデータが正しく記録されているかをチェックするようにしている。
ヘッドA2 ,B2 はヘッドA1 ,B1 に対して磁気テープ上で数トラックのトラック差をもって、記録されたトラックのトレースを行なうことになる。
例えば図18(a)のようにテープT上に過去に記録したデータファイルが存在する場合、そのデータファイルを構成する各トラックについては、図18(b)のように『0』〜『31』のトラックアドレス(ADA−V)が繰り返し記録される。トラックアドレス(ADA−V)は上述したように記録時及び再生時にデータを一時的に蓄えるRAMのアドレスと兼用されており、つまり、RAMが32トラック分の容量を備える場合に、トラックアドレス(ADA−V)は0〜31の値が設定されることになる。
この場合に、過去に記録されたデータファイルの記録停止時の最終トラックのトラックアドレス(ADA−V)が『16』であったとすると、新たなデータファイルの記録についてはトラックアドレス(ADA−V)の値は『17』から開始されることになる。そして、各トラック毎にトラックアドレス(ADA−V)は『18』『19』・・・・・・『31』『0』『1』・・・・と更新されていく。
そして、過去に記録したトラックからのデータによるデータチェック処理は、電力消費の無駄を発生させ、また場合によっては不適正なチェック動作が実行されてしまうという問題があった。
その後ファイルYの再生に進むと、OWPY となるOWPコードの方が多数読み込まれることになるため基準OWPコードがOWPY に変更され、ファイルYのブロックが有効データとされる。
ところが、ヘッドの目ずまりなどの何らかの原因で一部消し残りが発生し、図19(b)の斜線部REC−ERとして示すように過去のファイルXのデータが部分的に残されていたとする。
ところが消し残り部分(REC−ER)の再生に進むと、OWPX が多数読み出されるため、図19(e)のように基準OWPコードがOWPX に変更されてしまう。そして基準OWPコードの変更後は読み出される消し残りのデータDX を有効データとして処理してしまう。消し残り部分の再生の後は、再びOWPZ が多数読み出されるため基準OWPコードが再びOWPZ にセットされ、読み出されてくるデータDZ が有効再生出力とされる。
以上のような動作のため、ファイルZの再生については図19(f)のように、図中ED1 の期間で不要なデータが有効データとされてしまうとともに、図中ED2 の期間で読み出される正規のデータが欠落してしまうことがあり、信頼性を低下させる大きな問題となっていた。
そこで、このような場合は、基準OWPコードを固定した上で再生リトライを行なうことで、消し残りデータを排除し、正規のデータを正しく再生することができる。
図1において、インターフェース12はコンピュータ等の外部の機器と接続される。そしてこのインターフェース12は、外部機器から供給されるデータをデータ処理回路13に供給する。
このデータ処理回路13はデータ処理用のメモリ14が接続され、外部から供給されるデータを記録用のデータに変換する処理を行うと共に、再生データを出力用のデータに変換する処理が行われる。また、外部から供給されるデータを所定ブロックに分割し、各ブロック毎にブロック番号のデータとエラー訂正符号を付加する処理が行われる。これらのデータ処理回路13は、このストリーマの各部の動作を制御するマイクロコンピュータである中央制御装置(CPU)21の制御に基づいて行われる。
RFアンプ16にはロータリートランス18を介して回転ヘッドドラム(図示せず)内の磁気ヘッドA1、A2が接続してあり、RFアンプ16で増幅処理された記録RF信号を磁気ヘッドA1に供給して磁気テープに記録させる。
また、RFアンプ17にはロータリートランス18を介して回転ヘッドドラム内の磁気ヘッドB1、B2が接続してあり、RFアンプ17で増幅処理された記録RF信号を磁気ヘッドB1に供給して磁気テープに記録させる。
以上の処理により各トラックのデータが完全なデータとなった段階で、インターフェース12にクロックと共に供給し、接続された外部の機器側に再生データを伝送される。
また、この記録再生装置に装着される磁気テープのドラムへの巻き付けなどを行うコントロールモータ27を、中央制御装置21からの指令に基づいたコントロールモータ駆動回路26の制御で駆動させる。また磁気テープの巻き付け状態などがセンサ28で検出される。
この磁気ヘッドA1、B1は記録・再生兼用のヘッドである。
この回転ヘッドドラム1には磁気テープTを約100°の角度範囲巻き付けてある。
このバスラインとしては、データ用のバスラインと、この伝送されるデータのアドレスデータを伝送するためのバスラインとが用意されている。そして、このそれぞれのバスラインにはデータ変換装置30と接続するためのインターフェース45が接続してある。
また、データストリーマ10内のインターフェース12からデータ変換装置30に送出されたデータは、データ変換装置30内でホストコンピュータ40が受信できる構成のデータに変換され、ホストコンピュータ40内のインターフェース44に伝送される。
図5は本例の記録タイミングを示す図で、回転ヘッドドラム11が最初に1回転する期間では図5(c)(d)に示すように、まず磁気ヘッドA2と磁気ヘッドB2とが磁気テープTを走査するタイミングP1、P2で隣接した2トラックを再生する。但し、記録開始時には記録トラックが無い部分、もしくは過去に記録したファイルとなる部分を再生することになる。
そして、図5(a)に示すように、磁気ヘッドA1が磁気テープTを走査するタイミングR1で1トラック分の記録が行われる。このとき、別の記録用磁気ヘッドB1では図5(b)に示すように、磁気テープTを走査するタイミングでも記録が行われない。
本例では図4で示すように、磁気ヘッドA2、B2で走査するトラックが磁気ヘッドA1、B1で走査するトラックより6トラック遅れたトラックであるので、記録を開始してから6トラック記録が進んだ時点で、その記録された信号が、磁気ヘッドA2、B2により再生されるようになり、以後6トラックづつ遅れて記録信号が再生される。この再生信号により、いわゆるチェックアフターライト処理が行われる。
そして、エラーが検出されたときには、記録エラーが発生したブロックのアドレスデータであるトラック番号及びブロック番号のデータを、データ処理回路13からインターフェース12を介してデータ変換装置30に伝送する。
データ変換装置30側では、この記録エラー発生した箇所のアドレスデータを記憶しておく。
なお、再記録されるデータD1’,D1”のデータ量が少ない場合などは、記録エラーが発生したブロックのデータだけでなく、その近傍のデータについても再度記録し、データD1’,データD1”が少なくとも数トラック程度のデータとして記録されるようにする。
図7は本例の再生タイミングを示す図で、回転ヘッドドラム11が最初に1回転する期間では図7(c)(d)に示すように、まず磁気ヘッドA2と磁気ヘッドB2とが磁気テープTを走査するタイミングP11,P12で隣接した2トラックを再生する。
そして図7(a)(b)に示すように、磁気ヘッドA1と磁気ヘッドB1が磁気テープTを走査するタイミングP13,P14で隣接した2トラックを再生する。タイミングP13,P14の方がタイミングP11,P12で再生するトラックよりも6トラックだけ先行している。
ここで、データメモリ14の構成について説明すると、本例のメモリ14は図8に示すように0V〜31Vの32トラック分の記録エリアが用意され、トラック番号0Vのエリアからトラック番号31Vのエリアまで順に書き込まれた後、トラック番号0Vのエリアに戻って書き込まれ、32トラック分の記憶エリアが循環的に使用される。1トラック分のエリアには108ブロックに対応して0BK〜107BKのエリアが設定されている。
そして、このタイミングで磁気ヘッドA2が再生するトラックは6トラック遅れたトラック番号8Vの記録信号となり、この再生データがトラック番号8Vのエリア内の対応したブロック位置に記憶される。トラック番号8Vのエリアに磁気ヘッドA1で再生したデータが既に記憶されている場合でも、磁気ヘッドA2で再生したデータを書き込ませて記憶データを更新させる。
したがって、各ブロックはどのような順番で再生されたとしても、それぞれデータメモリ14上に取り込まれ、1トラックを構成する各ブロックが記憶された時点で、データメモリ14から読み出されることで正しい順序に並び替えられることになる。
この書込アドレスは1トラック単位のデータ毎にインクリメントされ、データメモリ14がリング状に使用される。そして、読出アドレス(REC−V)によって順次読み出されて記録ヘッド1A、1Bに供給されるが、ブロック内に記録されるトラックアドレス及びブロックアドレスは、データメモリ14内でのアドレスに相当するように与えられることになる。
以下、このことを実際の再生状態の一例を示して説明すると、例えば図9に示すように、磁気テープTにトラックTA1,TB1,TA2,TB2‥‥‥とデータが記録されたトラックが形成されている。この場合、トラックTA1,TA2,‥‥‥は磁気ヘッドA1,A2で再生できる記録アジマス角で、トラックTB1,TB2‥‥‥は磁気ヘッドB1,B2で再生できる記録アジマス角であるとする。
まず、最初に磁気ヘッドA1がテープ上を軌跡s1で走査し、続いてドラムの1回転後に磁気ヘッドA1がテープ上を軌跡s2で走査したとする。以下、1回転づつ後に磁気ヘッドA1がテープ上を軌跡s3、s4‥‥‥と走査する。このとき、各軌跡s1、s2、s3、s4は1トラックのピッチだけずれている。
なお、s1〜s4及びs1’〜s4’の軌跡は図9に示すように、トラックに対し若干傾斜しているとする。
すなわち、図10(a)に示すように、軌跡s1の走査の最初にトラックTA2の信号が少しだけ再生され、残りの部分でトラックTA1の信号が再生される。また、図10(b)に示すように、軌跡s2の走査の最初のトラックTA2の信号が再生され、後半に少しだけトラックTA1の信号が再生される。また、図10(c)に示すように、軌跡s3の走査の最初にトラックTA3の信号が少しだけ再生され、残りの部分でトラックTA2の信号が再生される。さらに、図10(d)に示すように、軌跡s4の走査の最初にトラックTA3の信号が再生され、後半に少しだけトラックTA2信号が再生される。
すると、軌跡s1の走査で検出されるトラックTA2のデータのブロック番号が、図10(e)に示すようにブロック番号『1』〜ブロック番号『5』となり、軌跡s2の走査で検出されるトラックTA2のデータのブロック番号が、図10(f)に示すようにブロック番号『4』〜ブロック番号『13』となり、軌跡s3の走査で検出されるトラックTA2のデータのブロック番号が、図10(g)に示すようにブロック番号『12』〜ブロック番号『19』となり、軌跡s4の走査で検出されるトラックTA2のデータのブロック番号が、図10(h)に示すようにブロック番号『21』〜ブロック番号『24』となる。
以下、走査が進むにつれて再生できたブロック番号のデータが書き込まれることで、図10(j)(k)(l)に順に示すように、各ブロック番号のデータが順に揃っていく。この軌跡s1〜軌跡s4の走査が終了した時点では、図10(l)に示すようにブロック番号『7』のデータとブロック番号『20』のデータが欠落している。
上述したように記録時には、データメモリ14に対して書込アドレスADA−Vは1トラック単位(ドラム1回転)となる周期でインクリメントされ、トラックデータがデータメモリ14に書き込まれていく。そして読出アドレスREC−Vによってトラックデータが順次読み出されてヘッドA1,B1に供給され、磁気テープに記録されていく。
ここで本例では、記録時に書込アドレスADA−V及び上述したチェックアフターライト動作について図13に示す制御が実行される。
そして、トラックアドレスADA−V=0Vとなるブロックが再生されるまで待ち、ADA−V=0Vとなるブロックのデータが再生された時点で、チェックアフターライト処理を開始するようにしている(F105)。
記録開始時点で最初のトラックについてはトラックアドレスADA−Vが0Vに設定されることで、図12(a)の記録開始位置から現在の記録を開始した場合、磁気テープに記録される各トラック内のブロックに示されるトラックアドレスADA−Vは、図12(b)のようになる。つまり、現在の記録にかかる先頭トラックではトラックアドレスADA−V=0Vとされ、以降1トラックづつトラックアドレスADA−Vが1V,2V,3V・・・・・ 31V,0V,1V・・・・とされていくことになる。
いずれにしても、データメモリ14の容量により、記録できるトラック数がトラック0〜トラックnである場合に、設定される固定値とは0〜nのうちのいづれかの値が予め選択されて設定されていればよい。
図19で説明したように磁気テープTに一連のデータファイルを記録する場合、OWPコードが付加され、例えば図14(a)のようにファイルXとなるトラックについては、各ブロックにOWPコードがOWPX として記録されている。またファイルYとなるトラックについては、各ブロックにOWPコードがOWPY として記録されている。
ここで、図14(a)のテープ位置に対してOWPコードがOWPZ とされるデータファイルZをオーバーライトしたとし、このときヘッドの目ずまりなどの何らかの原因で一部消し残りが発生し、図14(b)の斜線部REC−ERとして示すように過去のファイルXのデータが部分的に残されていたとする。
このため、図19で説明したようにファイルZの再生については、従来では消し残りのファイルXのデータが有効データとされてしまうとともに、ファイルZの正規のデータが欠落してしまうことが発生する。
再生動作命令によって再生動作を開始した場合、ステップF201として所定期間、データを再生するとともに、識別データとして各ブロックに記録されているOWPコードを読み込んでいく。そして、取り込んだOWPコードの値のうちの大多数となっている値を、基準識別データID1としてセットする(F202) 。
これにより例えば図14(b)のファイルZに対する再生動作であるならば、基準識別データID1=OWPZ としてセットされることになる。
そして、再生されてくる識別データの値が基準識別データID1と一致している場合は、そのブロックから再生されたデータは有効データと判断されて再生出力されることになる(F205)。
再生されてくる識別データの値の大多数が基準識別データID1と一致していない状態となるのは、再生が例えば図14(a)のファイルXの部分からファイルYの部分に移行したような場合、もしくは、再生が図14(b)の場合において斜線部REC−ERとして示す消し残り部分に達したような場合である。
またステップF211では、読み出されてくる識別データの大多数が基準識別データID1と一致する状態には戻らず、大多数が仮基準識別データID2と一致する値となる状態が継続されるか否かを監視することになる。
つまり、仮基準識別データID2と一致する識別データが読み出されたブロックのデータは有効データとして出力すべきものとなる。
このような場合は、基準識別データID1を更新してしまうと、欠陥部分のデータが有効データとされてしまうことになる。
最初に基準識別データID1=OWPZ とされる。
消し残り部分REC−ERの再生時点で識別データの大多数の値が基準識別データID1とは異なるOWPX となり、その後読み出される識別データ=OWPZ の状態に戻ったことによって欠陥区間(REC−ER)が検出されたら、或る程度巻き戻した時点で基準OWP値をOWPZ に固定する(図14(e))。そして、巻き戻した位置から再度再生動作を実行する。すると、図14(f)のように、消し残り部分REC−ERの再生データについては、OWPデータはOWPX であるため、無効データと判別され、また消し残り部分REC−ERを過ぎた地点からは、OWPデータはOWPZ となるため、有効データとなり、ファイルZのデータが無効データと誤認されて欠落してしまうことはなくなる。
Claims (3)
- 所定データ量の各ブロックにより1つのトラックが形成されてデータ記録が行なわれているとともに、各ブロックには、少なくともそのブロックが含まれる一連の記録を示す識別データが記録されている磁気記録媒体に対する再生装置として、
再生時に、各ブロックから読み出されてくる識別データから、その時点での基準識別データ値を設定するとともに、読み出される各ブロックのデータについては、そのブロックから読み出された識別データの値が、基準識別データ値と一致していることに応じて有効データとして判別するデータ有効判別手段と、
或る区間内において読み出されてくる識別データの値がそれまでの基準識別データ値と異なる値となり、しかもその区間以降において読み出されてくる識別データの値がそれまでの基準識別データ値と一致することが検出された場合は、基準識別データ値の更新を禁止したうえで当該区間を含む再生動作を再実行させる制御手段と、
を有することを特徴とする再生装置。 - 前記制御手段は、読み出されてくる識別データの大多数が、基準識別データ値とは異なる値となった場合に、その大多数の識別データの値を仮基準識別データとして設定するとともに、仮基準識別データ設定後において、読み出されてくる識別データの大多数が基準識別データ値と一致する状態が検出された場合に、基準識別データ値の更新を禁止したうえで、識別データの大多数が基準識別データ値とは異なる値となっている区間を含む再生動作を再実行させ、読み出されてくる識別データの大多数が仮基準識別データと一致する状態が所定期間以上継続された場合は、前記データ有効判別手段における基準識別データ値を、仮基準識別データの値に更新することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
- 所定データ量の各ブロックにより1つのトラックが形成されてデータ記録が行なわれているとともに、各ブロックには、少なくともそのブロックが含まれる一連の記録を示す識別データが記録されている磁気記録媒体に対する再生方法として、少なくとも、
各ブロックから読み出されてくる識別データから基準識別データ値を設定する処理と、
読み出される各ブロックのデータについて、そのブロックから読み出された識別データの値が、基準識別データ値と一致していることに応じて有効データとして判別する処理と、
読み出されてくる識別データの値が基準識別データ値と異なる値となった場合に、それ以降において読み出されてくる識別データの値がそれまでの基準識別データ値と一致する状態に戻るか否かを判別する処理と、
読み出されてくる識別データの値がそれまでの基準識別データ値と一致する状態に戻った場合に、基準識別データ値の更新を禁止したうえで、読み出されてくる識別データの値が基準識別データ値と異なる値となった区間を含む再生動作を再実行させる処理と、
が実行されることを特徴とする再生方法。
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