JPH04290949A - 液体混合比センサ - Google Patents

液体混合比センサ

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JPH04290949A
JPH04290949A JP5543291A JP5543291A JPH04290949A JP H04290949 A JPH04290949 A JP H04290949A JP 5543291 A JP5543291 A JP 5543291A JP 5543291 A JP5543291 A JP 5543291A JP H04290949 A JPH04290949 A JP H04290949A
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JP
Japan
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prism
glass
metal
metal shell
fused
Prior art date
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Pending
Application number
JP5543291A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Miyata
繁 宮田
Nobuhiro Hanai
信洋 花井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光の屈折率の差を利
用して2種以上の透光性の液体が混合した被測定液体の
混合比を測定する液体混合比センサに係わり、とくにガ
ソリンとアルコールとの混合液体を燃料とするエンジン
に装着するのに適した液体(燃料)混合比センサの耐久
性と安全性の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】液体混合比センサとして、被測定液体に
一面を接触させたガラス(プリズム)に、その近傍に配
置した発光素子で発光させた光を、該一面以外から入射
させて該一面で反射させ、該発光素子と対向的に配置し
た受光素子で受光し、その光量でガソリンとアルコール
との混合比を検出する方式のものがある。
【0003】この液体混合比センサは、自動車のエンジ
ンルームなど温度変化が大きく、かつ振動の加わる状況
で使用されるため、コンパクトで装着性に優れるととも
に頑丈であることが重要である。かかる要件を満たすセ
ンサとして、この発明者は、筒状の主体金具の先端に光
学ガラス製プリズムを嵌め込んで融着ガラスで融着し、
この中に発光素子と受光素子とを一体的に組み込んだ構
造のものを開発している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この構造に
おいては次の課題がある。 1)プリズムと主体金具との熱膨張差が大きいと接着面
で剥離したり、プリズムがひび割れたりする。 2)金属である主体金具と融着ガラスとは材質が異なる
ため接着力が不十分となりやすい。 この発明の目的は、上記構成の液体混合比センサにおい
て、主体金具と融着ガラスとの固着力が大きくでき、耐
久性と安全性に優れた液体混合比センサの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の液体混合比セ
ンサは、被測定液体に接触した反射面を有するプリズム
、発光素子および受光素子を組み合わせた光学式液体混
合比センサにおいて、光学ガラス製で円柱状部を有する
プリズムを、該プリズムより熱膨張率の大きい金属製で
、耐蝕性を有する円筒状内周面を備えた主体金具に同軸
的に配し、主体金具の円筒状内周とプリズムの円柱状外
周との間隙を融着ガラスで融着するとともに、該融着面
において融着ガラスを主体金具により焼き嵌めする構成
を採用した。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の一実施例であるガソリン−
アルコール混合燃料の混合比検出装置100を示し、混
合燃料が流れるエンジンの燃料供給路200に装着され
、燃料混合比を検出する。混合比検出装置100は、図
示上部にセンサ回路基板の設置室301が設けられてい
る樹脂製のセンサボディ300内に、液体混合比センサ
ユニット1および被測定液体の測定室を形成するハウジ
ング2を射出成形によりモールドしてなる。またハウジ
ング2には前記燃料供給路200を構成する燃料パイプ
201、202がろう付けされている。
【0007】センサユニット1は、有底円筒状のステン
レス製ハウジング2の後部にその先部が嵌め込まれた主
体金具3と、該主体金具3の先端(図示下端)部に融着
ガラス41で融着されたプリズム4と、主体金具3内に
嵌め込まれ、発光素子および受光素子を保持している電
気絶縁体製の素子ホルダ5とからなる。
【0008】ハウジング2は、先端面中心が円錐台状に
先方に膨出した底21と、円筒状の胴22とを有する。 胴22の先部には、燃料の流入口23と流出口24とが
開けられ、前記燃料パイプ201、202に連結されて
いる。また内部は前記流入口23がらガソリンとアルコ
ールとの混合燃料が流入し、前記流出口24から流出す
る燃料溜Cとなっている。
【0009】主体金具3はNi−Fe合金製であり、先
端31が内周縁状に形成されたやや径小の先部32と、
後端部33が薄肉に形成された径大の後部34とからな
り、中間にフランジ35が設けられている。先端31の
内周は円筒状のプリズム融着壁36となっており、先部
32が前記ハウジング2の後部に嵌め込まれたとき先端
面は前記燃料溜Cに面し、フランジ35はハウジング2
の後端面に当接する。内周は前記フランジ35に対応す
る位置に形成した段37を境にして、先部が径小、後部
が径大に形成されている。またプリズム融着壁36を含
む全表面に、膜厚2.0から30ミクロンのニッケル鍍
金38がなされている。
【0010】プリズム4は、この実施例では円柱状のブ
ロック状の光学ガラスからなり、先端部40が前記円筒
状融着壁36に嵌め込まれた環状融着ガラス41により
融着され、かつ該融着部において焼き嵌めされて主体金
具3に固着されている。この融着は融着ガラスと光学ガ
ラスの融点の差を利用してなされ、この融着ガラス41
が固着手段であるとともに、混合燃料の一次シールとな
っている。プリズム4は主体金具の先部32に位置し、
該先部32の内周壁とプリズム外周壁との間には環状の
空間43が形成される。
【0011】素子ホルダ5は、この実施例では先後に2
分割された先側ホルダ6および後側ホルダ7を有する。 先側ホルダ6は、前記環状空間43に差し込まれた筒部
61と、その上端に展長され、前記段37に当接した鍔
部62とを有し、内壁に軸方向の溝63、64に対向し
て設けられている。後側ホルダ7は、先側ホルダ6に蓋
設された盤状を呈し、先面に凹所71が設けられ、先端
外周にOリング溝72が形成されるとともに、後端外周
には段73が周設されている。また前記溝63、64に
対応する小穴75が開けられリードピン取り出し口とな
っている。
【0012】前記溝63、64には、それぞれ発光素子
、受光素子51、52が固着されるとともに、これら素
子のリードがプリントされた帯板状のセラミック製素子
基板53、54が嵌め込まれている。これら素子基板5
3、54の上端は前記凹所71内へ突き出ており、この
部分でリードピン55がろう付けされている。リードピ
ン55は、前記小穴75を挿通して上部に取り出されて
おり、小穴75内にはシリコン樹脂によるシールがなさ
れている。また前記凹所内にはエポキシ樹脂57が充填
されている。
【0013】このホルダ5は、上記組付体の状態で主体
金具3内に嵌め込まれ、主体金具の上端部を内側にかし
めることにより、主体金具3内に固定される。この際前
記段73と段37との間にはメタルリング間にOリング
を挟んでなる緩衝材39が介在される。
【0014】主体金具3は、光学ガラス製であるプリズ
ム4と熱膨張率を合わせるため、プリズム4より幾分熱
膨張率の大きいFe合金が使用される。ガソリンとアル
コールとの混合燃料の場合、耐蝕性と屈折率の関係から
選択した光学ガラスの熱膨張係数は使用温度域で8.4
×10−6/℃程度である。この場合、熱膨張係数が8
〜20×10−6/℃のFe合金の使用が可能であり、
9から15×10−6/℃のFe合金の使用が望ましい
。さらに10〜13×10−6/℃のFe合金が最適で
ある。この実施例では熱膨張率がほぼ10×10−6/
℃である50%Ni−Fe合金製を使用する。
【0015】融着ガラス41とプリズム4とは、ガラス
同士であるため強固に融着するが、融着ガラス41とニ
ッケル鍍金38が施された主体金具のプリズム融着壁3
6とは相互になじみにくく、あまり強固な接着力が得ら
れない。しかるにこの発明では、混合比センサの使用温
度域において、プリズム4は主体金具3に強固に焼き嵌
めされているため、強い固着力が得られている。
【0016】すなわち、融着は700℃前後でなされ、
この温度で融着ガラス41は溶融状態となり、冷却過程
においては500℃程度で融着ガラスは固体となる。さ
らに冷却が進むと金属とガラスの熱膨張の差により融着
ガラス41に圧縮力が加わり、融着ガラス41は主体金
具の融着面36に焼き嵌めされた状態となる。液体混合
比センサの使用温度は、上限が100℃程度で有るため
、融着ガラス41は常に適当な圧縮力を受けている。
【0017】〔データ〕50%Ni−Fe合金の主体金
具を、脱脂・酸による洗浄後、無電解ニッケル鍍金をN
ミクロンの膜厚となるよう施した。この主体金具3を、
図3に示す如く、平滑なカーボン板81の上に光学ガラ
ス製プリズム4と同軸的に並置し、両者の環状間隙に低
融点の環状融着ガラス41をセットし、カーボンリング
82を介して荷重83を乗せた。これを窒素雰囲気炉に
入れ、摂氏700度で5分間熱処理を行い、主体金具3
とプリズム4との融着を行った。
【0018】この融着体を各20個のテストピースにつ
き、1000時間50%ガソリン−50%メタノールの
混合燃料に浸漬した後、Heリークディテクターで接合
部の機密性を測定した。 (1)N=1      全てが10−6ATMcc/
sec以上 (2)N=2      3個が10−6ATMcc/
sec以上 17個が10−9ATMcc/sec以下(3)N=5
      全てが10−9ATMcc/sec以下 (4)N=10    全てが10−9ATMcc/s
ec以下 (5)N=15    全てが10−9ATMcc/s
ec以下 (6)N=20    全てが10−9ATMcc/s
ec以下 (7)N=25    全てが10−9ATMcc/s
ec以下
【0019】上記データから、ニッケル鍍金も膜厚は2
ミクロン以下だと、鍍金による主体金具3の被覆が充分
でなく、経時的に主体金具が侵食され、シール性が低下
することが分かる。またニッケル鍍金を厚くすると鍍金
コストが増大し効果は変わらないため、上限を30ミク
ロンとした。
【0020】鍍金金属は、被測定液体に対し耐蝕性が高
く、錆びにくい金属であればCrなど他の耐蝕金属が使
用できる。なお金、白金など貴金属でも良いが、コスト
が増大するため実用的でない。またこの発明においては
、主体金具をステンレスなど耐蝕性の高い鉄系金属で形
成することも可能であり、この場合は耐蝕金属鍍金は必
須の要件ではない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の液体混合
比センサは、プリズムが融着ガラスを介して主体金具に
焼き嵌めされているので、融着部の高い気密性が長期間
維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体混合比センサの断面図である。
【図2】主体金具とプリズムとの融着工程を示す断面図
である。
【図3】融着工程の組付図である。
【符号の説明】
1  混合比センサユニット 2  ハウジング 3  主体金具 4  プリズム 41  融着ガラス 51  発光素子 52  受光素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被測定液体に接触した反射面を有する
    プリズム、発光素子および受光素子を組み合わせた光学
    式液体混合比センサにおいて、光学ガラス製で円柱状部
    を有するプリズムを、該プリズムより熱膨張率の大きい
    金属製で、耐蝕性を有する円筒状内周面を備えた主体金
    具に同軸的に配し、主体金具の円筒状内周とプリズムの
    円柱状外周との間隙を融着ガラスで融着するとともに、
    該融着面において融着ガラスを主体金具により焼き嵌め
    したことを特徴とする液体混合比センサ。
  2. 【請求項2】  請求項1において、主体金具はFe合
    金製で、円筒状内周面に耐蝕金属鍍金を施してなること
    を特徴とする液体混合比センサ。
  3. 【請求項3】  請求項2において、鍍金金属はニッケ
    ルであり、2.0ないし30ミクロンの厚さを有する液
    体混合比センサ。
JP5543291A 1991-03-20 1991-03-20 液体混合比センサ Pending JPH04290949A (ja)

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