JPH04290902A - 三次元変位計測装置 - Google Patents

三次元変位計測装置

Info

Publication number
JPH04290902A
JPH04290902A JP3078263A JP7826391A JPH04290902A JP H04290902 A JPH04290902 A JP H04290902A JP 3078263 A JP3078263 A JP 3078263A JP 7826391 A JP7826391 A JP 7826391A JP H04290902 A JPH04290902 A JP H04290902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
displacement
displacement measuring
measurement
vertical
plane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3078263A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ikeda
池田 比呂志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3078263A priority Critical patent/JPH04290902A/ja
Priority to US07/854,532 priority patent/US5301003A/en
Publication of JPH04290902A publication Critical patent/JPH04290902A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/16Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. optical strain gauge
    • G01B11/161Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. optical strain gauge by interferometric means
    • G01B11/162Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring the deformation in a solid, e.g. optical strain gauge by interferometric means by speckle- or shearing interferometry

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は三次元変位計測装置にか
かり、特に種々の精密機構部品、例えば磁気ディスク装
置内のヘッド,ヘッドアーム等の機構部品やレーザプリ
ンタ内の回転多面鏡,レンズなどの光学部品等の微小変
位を測定する三次元変位測定装置に関する。 【0002】これらの精密な機構を必要とする製品は設
計から製造に至るまで様々な品質安定化の努力が払われ
CAEによる設計段階からの構造解析手法が取り入れら
れるようになった。しかし、組立品の締結部への熱影響
などの複合条件下での機構系の微小変位については、ま
だ解析が困難であり、製品の品質や製造歩留りに大きく
影響を与えている。このため、このような設置環境(温
度,湿度など)の変化により生じる微小変位を配慮した
製品設計を行えるように、高精度な三次元変位計測装置
の必要性が急速に高まっている。 【0003】 【従来の技術】従来の三次元計測器としては、計測面状
にプローブをなぞらせることで計測を行う接触式の計測
器や、xy方向の変位をカメラが計測し、z方向の変位
を干渉計が計測する非接触式の三次元計測器がある。そ
の他のz方向の非接触変位計測装置としては静電容量方
式や三角測量方式および光切断方式などがある。しかし
、製品の組立状態での変位計測を行うためには、図23
に示すように、磁気ディスク装置100のヘッドアーム
101や磁気ヘッド102の間に位置する変位計測点1
03の変位を計測するから、計測対象物までの計測距離
dが長く(200mm以上)、且つ高精度(±0.5μ
m以内)に行う必要があり、光干渉方式が最も適してい
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
各三次元変位計測装置は、対象面上の計測点の真の三次
元変位を計測できないこととなる。これはxy方向の変
位に応じて、z方向変位の計測点を追従させていないた
めであり、熱による真の変位を把握するには最初に着目
した計測点を追跡しながら三次元変位を計測することが
不可欠である。そこで本発明は、最初に着目した計測点
を追跡しながら三次元変位を計測することができる三次
元変位測定装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明において、上記の
課題を解決するための手段は、図1に示すように、計測
対象物1表面の着目する1点の平面(X−Y平面)方向
の変位を計測する平面変位計測部2と、この平面に垂直
方向(Z方向)の変位を計測する垂直変位計測部3とか
らなる三次元変位計測装置において、上記平面変位計測
部2は撮像レンズ21及び撮像素子22からなり画像デ
ータを出力するカメラ23と、この画像データから着目
点の平面座標を算出する平面座標算出部24とからなり
、上記垂直変位計測部3は干渉計31とこの干渉計31
の干渉縞から垂直変位を算出する垂直座標算出部32と
からなり、両変位計測部2,3の光軸はハーフミラー4
を介して計測対象物1の前で一致していると共に、上記
平面変位計測部2で計測した上記注目点の平面上の変位
に追従して上記垂直変位計測部3による垂直方向の変位
の計測個所を移動させる垂直変位計測位置補正部5を設
けたことである。 【0006】 【作用】本発明によれば、三次元変位計測装置に垂直変
位計測位置補正部を設け平面変位計測部で計測した注目
点の平面上の変位に追従して垂直変位計測部の変位の計
測個所を移動させることとしたから、最初に着目した計
測点を追跡しながら三次元変位を計測することができ、
正確な三次元変位計測を行うことができる。 【0007】 【実施例】以下、本発明に係る三次元変位計測装置の実
施例を図面に基づいて説明する。図2乃至図20は本発
明に係る三次元変位計測装置の実施例を示すものである
。図2は本発明に係る三次元変位計測装置の実施例の構
成を示す概略図である。同図において1は計測対象物で
その表面状着目すべき点には粘着テープを微小な円状に
形成した微小円状マーク41を貼り付けている。そして
垂直変位計測部3の光学系にはこの垂直変位計測部の使
用するレーザ光の波長の光のみを透過する帯域フィルタ
ー42と、光を全反射するミラー43と、光の半分を反
射し、半分を透過するハーフミラー4とを設け、平面変
位計測部のカメラ23と光軸を同一のものとして、一方
向からの計測で平面及び垂直の変位計測を可能なものと
してる。 【0008】そして両計測部の信号は平面座標算出部、
垂直座標算出部及び垂直計測位置補正部を含むコントロ
ーラ7に入力されている。このコントローラ7からは、
平面変位計測時に計測対象物の表面を照明する照明装置
44が接続され、必要に応じて計測対象物1を照明する
ものとしている。 【0009】そして、コントローラ7で算出した平面変
位の変位に応じて、垂直変位計測部における計測位置を
移動する補正を行うものとしている。 【0010】本実施例において、計測対象物は図3に示
すように、電動ゴニオメータ45に載置され、その傾き
をコントローラ7からの指令によりゴニオメータ駆動手
段46により所望のものとすることができるようにして
いる。 【0011】本実施例において、平面変位計測部は、図
3に示すように、可変傾斜台である撮像レンズ21とこ
の撮像レンズの結像面を移動する結像手段であるCCD
ラインセンサ22とから構成され計測面を高解像度で撮
像する高速大画面のカメラ23と、コントローラ7内の
画像入力部47と、画像データを格納する画像メモリ4
8と、画像データの処理を行う画像処理部49と、撮像
し、画像処理を施した画像データから平面変位を算出す
る判定部50とから構成されている。 【0012】一方、本実施例において垂直変位計測部は
、図4に示すように、上述したハーフミラー4、全反射
のミラー43及び帯域フィルター42の上方に干渉計5
1を設け、計測面M2と参照面M1との光路差による干
渉縞の移動数及び位相変化を計測することにより、計測
対象物の着目点の垂直方向における変位を計測するもの
としている。 【0013】そして、本実施例では、干渉計51には計
測対象物の計測面M2が光を正反射する鏡面か、光を乱
反射する粗面であるかを判定するか面判定部33として
のフォトダイオード等の光ディテクタ52と、この光デ
ィテクタ52を光軸から移動する水平スライド手段53
と、この光ディテクタ52の信号を処理するアナログ処
理部54とを設けている。 【0014】本実施例では、上記に面判定部33が計測
面が鏡面であると判定したときに干渉信号を処理する光
干渉信号処理部36と、計測面が粗面であると判定した
ときに干渉信号を処理するスペックル干渉信号処理部3
7とを設け、光信号切換部55で切替えを行うものとし
ている。 【0015】更に、本実施例においては干渉計には図4
に示すように、干渉光として波長λのレーザー光を発生
する半導体レーザー56と、このレーザー光の面積を増
大する2つのレンズとL1,L2と、レーザー光の光路
を変えると共に参照面に参照光を透過させるハーフミラ
ーSと、干渉した光線を画像信号に変換するエリア撮像
素子57に結像させる結像レンズL3とを有している。 そして、本実施例において、参照面M1は光干渉時に使
用する正反射面58と、スペックル干渉時に使用する白
紙等の一様拡散面59とを有し、この2つの参照面を判
定部50により駆動指示される垂直スライド手段60に
よって移動し所定の参照面に参照光を照射する他、面判
定時に参照面に参照光が照射しないようにするものとし
ている。尚、図中符号61は、面判定時において参照面
を取り除いたとき参照光を吸収する黒い布等の光吸収部
を示している。 【0016】次に本実施例に係る三次元変位計測装置の
コントローラ7の構成を説明する。図5は本実施例に係
る三次元変位計測装置のコントローラ7の構成を示すも
のである。 【0017】本実施例においてコントローラ7は、光干
渉信号処理部36と、スペックル干渉信号処理部37と
、両干渉信号処理部36、37への干渉計からの光電信
号を切り換える光電信号切換器55と、両干渉処理部3
6、37からの信号、高速大画面のカメラ23の信号、
アナログ処理部54を介した光ディテクタ52からの信
号を処理すると共に、照明装置44、ゴニオメータ駆動
手段46、水平スライド手段53及び垂直スライド手段
60の駆動制御を行う判定部7とからなる。 【0018】光干渉信号処理部36は、公知の構成を有
し、多値/2値切換器361と、この多値/2値切換器
361により判定部50への出力信号が切り替えられる
AD変換器362と比較器363とからなる。 【0019】また、スペックル干渉信号処理部37は、
公知の構成を有し、A/D変換器371と、バッファ画
像メモリ372と、画像メモリ373と、遅延回路37
4と、ディジタル画像切換装置375と、遅延回路37
6と、画像信号差分演算回路377と、画像ミキサ37
8とからなる。 【0020】そして、判定部50は、ROM501に格
納したプログラムを処理することにより平面座標算出部
、垂直座標算出部、及び垂直変位計測位置補正部として
作動する中央処理装置(CPU)502と、各種入出力
装置の制御を行うI/O制御部503,504,505
と、RAM506と,上述した画像入力部47と,カメ
ラからの画像データを格納する画像メモリ507と、画
像入力部47と、照明装置44の制御を行う照明制御部
508と、光干渉画像データを格納する光干渉用画像メ
モリ509と、スペックル干渉画像データを格納するス
ペックル干渉用画像メモリ510と、2値化のスライス
レベルを設定して比較器に送出する2つのスライスレベ
ル設定部511,512と、上記のスペックル干渉信号
処理部37の画像信号差分演算回路377の演算制御を
行う演算制御部513とスペックル干渉用画像メモリ5
10の値とスライスレベル設定部512の値を比較する
ディジタル比較器514とこの値を格納する2値画像メ
モリ515とからなる。 【0021】次に、本実施例に係る三次元変位計測装置
の作動を説明する。図6は本発明に係る三次元変位測定
装置の作動の概要を示すものである。以下ST1からS
T18までを図面に従って説明する。 【0022】ST1.対象物のセットをおこなう。即ち
計測対象物面上に設定した計測点と計測器の光軸がほぼ
一致するように計測対象物を電動ゴニオメータ45上の
テーブルにセットする。 【0023】ST2.光ディテクタ52を焦点位置に駆
動する、即ち、光ディテクタ52が結像レンズL3の焦
点位置に合うように(第4図の点線位置)水平スライド
手段53を駆動制御する。 【0024】ST3  .計測対象面からの反射光を受
光する。対象面から反射したレーザ光のみが光ディテク
タ52に入射するように垂直スライド手段60(3段切
り換え)を駆動制御して参照面M1を一番下の位置にセ
ットして光吸収部61でレーザ光を吸収させる。 【0025】この状態でレーザ光を発振させ、対象面M
2からの反射光量を光ディテクタ52で受光する。 【0026】ST4.対象表面の判定を行う。対象面が
レーザ光の波長:λより大きな凹凸(以下:粗面という
)であれば乱反射するので光ディテクタ52に入射する
光量は少なく、レーザ光の波長より小さな凹凸(以下:
鏡面という)であれば光ディテクタ52に入射する光量
は大きくなるため、この光量の大きさを検出することで
対象面が粗面であるか、それとも鏡面であるかを判定す
る。 【0027】但し、使用するレーザ光の波長および対象
面の材質による反射光量の差などによって、粗面と鏡面
を判定する光量が異なるので、あらかじめこれらの条件
に合わせて光ディテクタ52への入射光量の基準値を求
めておく。尚、光量検出はアナログ処理部54にて行い
、判定は判定部50で行う。 【0028】ST5.面粗さレジスタに“1”をセット
する。対象表面の判定結果が鏡面の場合は、面粗さレジ
スタに“1”をセットしておく。 【0029】ST5−2.面粗さレジスタに“2”をセ
ットする。対象表面の判定結果が粗面の場合は、面粗さ
レジスタに“2”をセットしておく。 【0030】ST6,6−2.光ディテクタ52を原点
位置に駆動する。水平スライド手段53を駆動制御して
、光ディテクタ52を原点位置(第4図の実線位置)に
戻し、干渉光がエリア撮像素子57に入力されるように
する。 【0031】ST7.光干渉信号処理を選択する。対象
面が鏡面のときは垂直スライド手段60により参照面M
1を駆動制御して正反射面58に合わせると共に、光電
信号が光干渉信号処理部36に入力するように光電信号
切換器55を制御する。 【0032】ST7−2.スペックル干渉信号処理部3
7を選択する。対象面が粗面のときは垂直スライド手段
60により参照面を駆動制御して一様拡散面59に合わ
せると共に、光電信号がスペックル干渉信号処理部37
に入力するように光電信号切換器55を制御する。 【0033】ST8.干渉縞の調整を行う。図7に示し
たフローチャートに従って対象面の初期傾きを求め、光
干渉縞の数を調整する。 【0034】即ち、図7に示すように、先ずエリア撮像
素子57によって干渉光を受光し(SA1)、多値/2
値切替器361を制御して光電信号をA/D変換器36
2に入力させる(SA2)。次に、A/D変換器362
により干渉光の明るさを256階調のデータとし(SA
3)、ディジタルデータを光干渉用画像メモリ509に
転送する(SA4)。更に計測点を通るY軸を開始ライ
ンとしてカウンタをセットする(SA5)。そしてカウ
ンタにセットされたライン上の輝度データを読みだし(
SA6)、階調が大きく異なる部分をサーチすることで
明暗の縞数を求める(SA7)。ここで縞数が3以上で
あったときには(SA8)、計測点を原点として図10
(1)に示すようにサーチラインをある角度だけ回転し
て(図10(1)中■〜■で示した)、サーチラインの
カウントアップを行う(SA9)。 【0035】そして回転角が180度に達するまで上記
SA6乃至SA9を実行し(SA10)、回転角が18
0度に達したら電動ゴニオメータ45を駆動制御するこ
とにより明暗縞数が3になるように計測対象面の傾斜角
度を手前が持ち上がる方向に調整する(SA11)。こ
れにより画像入力処理を行える状態とする(SA18)
。 【0036】また、SA8において、明暗縞数が3以上
ある時には、電動ゴニオメータ45を駆動制御して、計
測対象面を微小角度(Φ)だけ手前に持ち上げるように
傾斜する(SA12)。そしてSA1〜SA4の処理を
行い(SA13)、カウンタにセットされたライン上の
輝度データを読みだし、階調が大きく異なる部分をサー
チすることで図10(1)に示すように、明暗の縞数を
求める(SA14)。 【0037】次に、傾斜前後の縞数を比較することで、
計測対象面の傾斜方向を認識する。これにより縞数が増
加したときには、対象面は手前が持ち上がっていること
が分かり、減少したときには、手前が下がっていること
がわかる(SA16)。 【0038】そして、現在の面の傾斜方向および角度か
ら明暗縞数を3つになるように計測対象面の傾きを電動
ゴニオメータを手前に持ち上げる方向に調整する(SA
17)。これにより画像入力処理を行える状態とする(
SA18)。 【0039】このように、干渉縞を調整する理由は、先
ず、対象面が完全に光軸に対して垂直なな平面であると
、干渉縞は全面が黒か白かの状態となり、変位前の計測
が不可能なため、干渉縞が発生するように対象面を適当
に傾けている(この例では、干渉縞が3つになるように
している。)。また、干渉縞の移動は、対象面の傾き方
向と、その変位方向により、図9に示すように4つの状
態が考えられるため、縞の移動方向だけで、変位方向を
認識することができないからである。この理由から、対
象面の傾き方向を変位計測前に既知の方向(この例では
、手前に持ち上げる方向)に傾けるものとしている。 【0040】ST8−2.干渉縞数の調整を行う。図8
に示したフローチャートに従って対象面に傾きを与える
ことで、スペックル干渉縞(擬似干渉縞)の数を調整す
る。 【0041】即ち、エリア撮像素子57によりスペック
ル干渉光を受光し(SB1)、A/D変換器371によ
り干渉光の明るさを256階調のデータとする(SB2
)。そしてディジタル画像切替器375を制御して画像
データを画像メモリ373に格納する(SB3)。次に
電動ゴニオメータ45を駆動制御し、計測対象面を微小
角度(Φ)だけ手前に、最初の画像を傾き0として、干
渉縞が3つになるよう傾ける(SB4)。 【0042】傾斜後の画像を再度取り込んでA/D変換
器371により干渉光の明るさを256階調のデータに
し(SB5)、ディジタル画像切替375を制御し、画
像データを画像信号差分演算回路377に転送して画像
メモリ373上のデータとの差分を抽出、即ち変化部分
を抽出すると共に、同一画面を遅延回路374を通して
画像ミキサ378に転送しておく(SB6)。 【0043】上記の差分画像と遅延回路374からの初
期画像を重ね合わせ(SB7)、上記のディジタルデー
タをスペックル干渉用メモリ510に転送する(SB8
)。 【0044】ST9.平面変位の計測(変位前)を行う
。計測対象物面上には上述したようにあらかじめ計測点
近くに対象面とコントラストが大きく異なる円状マーク
を付けておく。 【0045】そして、図14に示すように以下の処理を
行う。 i)変位前の計測マークを含む全視野の画像を高速大画
面カメラにより取り込む。尚、この時、照明装置をON
にして対象面に高輝度な照明光を照射しておく。 【0046】ii)カメラからの画像信号を画像入力部
に送り、A/D変換して、更に画像メモリに転送する。 【0047】iii)画像メモリのデータをアクセスし
て各濃度に対応した画素数をカウントすることで図14
(1)に示す濃度ヒストグラムを作成する。 【0048】iv)対象となる円状マークの総画素数は
設計値より既知であるから、この値に最も近くなる面積
を濃度ヒストグラムの明るい方から積算して求め、その
時の濃度:tを2値化スライスレベルとして決定する。 【0049】v)上記で求めたtにより画像を2値化す
る。即ち、円状マーク部分を‘1’として、それ以外を
‘0’に変換する。 【0050】vi)対象の円状マークを8等分する図1
4(2)のような4直線61を考えて、この4直線を図
(3)に示すようなテンプレート62として用意してお
く。但し、ここでは直径7画素の円としておく。 【0051】画像メモリ内の左上をスタート点として、
テンプレート62を右に1画素ずつシフトしていきなが
ら、各位置でのテンプレートと画像の重なり面積を求め
、その重なり面積が最大となる位置を検出することで対
象の円状マークの位置を認識する。認識した位置を(x
0 ,y0 )とする。ここでテンプレートが‘1’と
なる部分のみを対象として、テンプレートに対応する画
像上の値が‘1’となる場合だけカウントアップするこ
とで、その位置での重なり面積を求める。 【0052】尚、変位前の計測においてはカメラ視野の
中心位置と計測点(円状マークの位置)との位置はほと
んど一致(最初に合わせた時の誤差があるだけ)してい
るので、テンプレートの移動範囲は画像メモリを中心に
考えられる小さな範囲内のみで良い。 【0053】ST10.面粗さレジスタの値をチェック
することで対象物が粗面か鏡面かを判定し、その結果に
応じて初期のz変位計測(変位前)を行う。 【0054】ST11.z変位計測(変位前)を行う。 図15に示すフローチャートに従って変位前のz方向補
正値を求める。 【0055】即ち、図15に示すように、先ず、計測点
を通るY軸を開始ラインとしてカウンタをセットし(S
C1)、カウンタに設定されたライン上の輝度データを
光干渉用メモリ509から読みだす(SC2)。そして
、計測点を挟んで階調即ち干渉光量がピークとなる位置
を検出し(SC3)、ピーク間ピッチPを求めRAM5
06に記憶する(SC4)。更に、RAMアドレスをカ
ウントアップし(SC5)、計測点を原点としサーチラ
インを所定角度だけ右回転する、即ちサーチラインのカ
ウントアップをおこなう(SC5)。回転が180度に
達するまで上記SC2乃至SC6を行い(SC7)、回
転が180度に達したら図12(1)に示すようにピー
ク間ピッチPが最小となる角度θpを求めてその方向を
最小幅方向とする(SC8)。次に、最小幅方向θpの
輝度データを画像メモリ509から読みだし(SC9)
、濃度ヒストグラムを作成し(10)、図11に示すよ
うにS1と2S2とが最も近くなる2値化スライスレベ
ルtを決定し(SC11)、この値をスライスレベル設
定部511に書き込む(SC12)。 【0056】さらに多値/2値切替器361によって比
較器363を選択しておき、これ以降はこの比較器36
3により、2値化される(SC13)。そしてここでは
図10(2)に示すように、上記スライスレベルtによ
りソフトウエア的に輝度データを2値化して(SC14
)、最小幅方向θpの2値化輝度データに対して、図1
2(2)に示すように計測点を含む明あるいは暗の縞の
最小幅Wを求め(SC15)、更に、計測点から縞の端
部までの距離えるlを求める(SC16)。これにより
、a=l/Wなる変移前における垂直(z)方向の補正
値を求め(SC17)終了する。 【0057】ST11−2.z変位計測(変位前)を行
う。図16に示すフローチャートに従って変位前のz方
向補正値を求める。 【0058】即ち、図16に示すように、先ず、計測点
を通るY軸を開始ラインとしてカウンタをセットし(S
D1)、カウンタに設定されたライン上の輝度データを
スペックル干渉用メモリ510から読みだす(SD2)
。そして、計測点を挟んで階調即ち干渉光量がピークと
なる位置を検出し(SD3)、ピーク間ピッチPを求め
RAM506に記憶する(SD4)。更に、RAMアド
レスをカウントアップし(SD5)、計測点を原点とし
サーチラインを所定角度だけ右回転する、即ちサーチラ
インのカウントアップをおこなう(SD5)。 【0059】回転が180度に達するまで上記SD2乃
至SD6を行い(SD7)、回転が180度に達したら
ピーク間ピッチPが最小となる角度θpを求めてその方
向を最小幅方向とする(SD8)。次に、最小幅方向θ
pの輝度データを画像メモリ509から読みだし(SD
9)、濃度ヒストグラムを作成し(10)S1とS2と
が最も近くなる2値化スライスレベルtを決定し(SD
11)、この値をスライスレベル設定部512に書き込
む(SD12)。 【0060】そして、スペックル干渉用画像メモリ51
0のデータをディジタル比較器514に転送しておき(
SD13)、スライスレベルにより2値化を行うと共に
(SD14)、雑音の多いスペックル干渉縞の2値画像
について図17に示すように雑音の除去をおこなう(S
D15)。更に、最小幅方向θpの2値化輝度データに
対して、計測点を含む明あるいは暗の縞の最小幅Wを求
め(SD16)、更に、計測点から縞の端部までの距離
lを求める(SD17)。これにより、a=l/Wなる
変移前における垂直(z)方向の補正値を求め(SD1
8)終了する。 【0061】ここで、SD15における雑音の除去は図
17に示すように、着目画素を中心とした例えば5×5
画素のマトリクス71を原画像の全画面72について、
1画素分ずつ移動させながら、マトリクス内の明点数と
暗点数を比較し、多数決で着目画素の明暗を順次決定し
ていく。多数決処理の具体例を72に示す。ここでは、
明点2、暗点23であることから、着目画素は明点(こ
の場合はノイズである)であるが、暗点と判定する。 【0062】この処理により、ノイズが除去された鮮明
な処理画像73を得ることができる。 【0063】ST12.xy変位計測(変位後)を行う
。ST9と同様な方法で変位後の円状マークの位置を認
識する。但し前回のxy位置と予想される変位量の値か
らテンプレートの移動範囲を決定して高速な処理を実現
する。次に変位前のxy座標(x0 ,y0 )と変位
後のxy座標(x1,y1 )との差から、実際の変位
量と変位方向を以下のように求める。 【0064】ΔX1=x0 −x1  ΔY1=y0 −y1  【0065】尚、変位方向はΔX1およびΔY1の符号
による。また、次の変位後の計測も同様に行うが、変位
前の初期値からの全変位量を求める場合と前回の計測値
との区間変位量を求める場合により下記のように算出さ
れる。但し、nはn回変位後の計測データを示す。 【0066】 全変位量    δx=x0 −xn     δy=
y0 −yn 区間変位量  ΔX=xn−1 −xn
   ΔY=yn−1−yn 【0067】ST13.
z変位計測点の位置補正を行う。真の3次元変位に追従
したダイナミックな計測を行う為にST12で認識した
変位後のxy座標(x1 ,y1 )からz変位計測の
為の計測点を以下のように補正する。今、xy変位計測
用の大画像メモリ構成とz変位計測用の画像メモリ構成
(スペックル干渉用も光干渉用もメモリ構成は同じ)が
図20のようであったと仮定する。 【0068】ST14.面粗さレジスタの値をチェック
することで対象物が粗面か鏡面かを判定し、その結果に
応じて初期のz変位計測(変位後)を行う。 【0069】ST15.z変位計測(変位後)を行う。 図18に示したフローチャートにに従って変位後のz方
向補正値を求める。 【0070】即ち、図18に示すように、先ずエリア撮
像素子57によって干渉光を受光する(SE1)。そし
て、スライスレベルtによってハード的に2値化し(S
E2)、2値化データを光干渉用画像メモリ509に転
送する(SE3)。更に計測点を通るY軸を開始ライン
としてカウンタをセットする(SE4)。そしてカウン
タにセットされたライン上の輝度データを読みだし(S
E5)カウンタに設定されたライン上の輝度データを光
干渉用メモリ509から読みだす(SE6)。そして、
計測点を挟む2信号の1周期の長さを即ちピッチを求め
(SE7),RAM506に記憶する(SE8)。更に
、RAMアドレスをカウントアップし(SE9)、計測
点を原点としサーチラインを所定角度だけ右回転する、
即ちサーチラインのカウントアップをおこなう(SE1
0)。 【0071】回転が180度に達するまで上記SE6乃
至SE10を行い(SE7)、回転が180度に達した
らピーク間ピッチPが最小となる角度θpを求めてその
方向を最小幅方向とする(SE12)。 【0072】そして最小幅方向θpの2値化輝度データ
に対して、計測点を含む明あるいは暗の縞の最小幅W’
を求め(SE13)、更に、計測点から縞の端部までの
距離l’を求める(SE14)。これにより、b=l’
/W’なる変移前における垂直(z)方向の補正値を求
めるとともに、干渉縞が明から暗又は暗から明に移動し
た場合は垂直変移の方向を考慮して干渉縞数カウンタN
の値を増加又は減少して(SE15)終了する。 【0073】ST15−2.z変位計測(変位後)を行
う。図18に示したフローチャート従って変位後のz方
向補正値を求める。 【0074】即ち、図19に示すように、先ずエリア撮
像素子57によりスペックル干渉光を受光し(SF1)
、これをA/D変換器により256階調の画像データと
する(SF2)。そして上記の画像データを画像信号差
分演算回路377に転送して、画像メモリ373上のデ
ータ(変移前)との差分を取ると共に同一画像を遅延回
路374に通して画像ミキサー378に転送しておく(
SF3)。更に、上記の差分画像と遅延からの初期画像
を重ね合わせ(SF4)、上記ディジタルデータをスペ
ックル干渉用画像メモリ510に転送し(SF5)スペ
ックル干渉用画像メモリ510のデータをディジタル比
較器514に転送しておく(SF6)。 【0075】次に、既に求めておいたスライスレベルt
により、ディジタル比較器514によりハード的に2値
化して、専用の2値画像メモリ515に転送する(SF
7)。 【0076】そして、この2値データを上述した手法で
雑音の除去を行い(SF8)、計測点を通るY軸を開始
点として、カウンタをセットする(SF9)。カウンタ
に設定されたライン上の2値データをスペックル干渉用
の画像メモリから読みだし(SF10)、計測点を挟む
2値信号の1周期の長さを求め(SF11)、RAMに
記憶し(SF12)、RAMアドレスをカウントアップ
する(SF13)。 【0077】次に、計測点を原点としてサーチラインを
ある角度だけ右回転して、サーチラインのカウントアッ
プを行う(SF14)。回転角が180度になるまで上
記SF10〜SF14の処理を行い(SF15)、回転
角が180度に達したら、ピッチPの長さが最小となる
角度θpを求めてその方向を最小幅方向とする(SF1
6)。 【0078】更に、最小幅方向θpの2値化輝度データ
に対して、計測点を含む明あるいは暗の縞の最小幅W’
を求め(SF17)、更に、計測点から縞の端部までの
距離l’を求める(SF18)。これにより、b=l’
/W’なる変移前における垂直(z)方向の補正値を求
めるとともに、干渉縞が明から暗又は暗から明に移動し
た場合は垂直変移の方向を考慮して干渉縞数カウンタN
の値を増加又は減少して(SF19)終了する。 【0079】ST16.zの変位量の算出をおこなう。 以下のように変位前後の補正値(a,b)と干渉縞数カ
ウンタ(N)の値からz変位量を算出する。 【0080】 【0081】上記の補正項による干渉縞の細分化により
分解能を高くして、計測精度を大幅に向上している。 尚、次にz変位計測を行っていくが、変位前の初期値か
ら現在までの全変位量を求める場合と前回の計測値との
区間変位量を求める場合とで下式のように算出される。 変位前のz変位計測結果:a0     1回変位後の
z変位計測結果:b1  【0082】 【0083】ST17.計測終了かを判定する。計測回
数が終了するまで3次元変位計測を実行する。 【0084】ST18.結果を出力する。3次元変位計
測結果を所定のフォーマットで出力する。これにより一
連の変位の計測処理を終了する 【0085】尚、本実施例ではラインセンサを平行移動
させて、2次元の大容  量画像を入力し、平面変位の
計測を行っているが、これ以外にも次のような画像入力
方式をとることができる。 【0086】図21に示すように、通常のエリア撮像素
子71をブロック移動させて、大容量の画像を入力する
ようにして(この例では、4ブロックとしている)もよ
い。また、より大容量のエリア撮像素子を使用すること
も考えられる。 【0087】また、垂直変位については、本実施例での
エリア撮像素子を使用する以外に以下の画像入力方式を
とることでできる。 【0088】図22(1)に示すようにラインセンサ7
2を回転させながら干渉光を受光して、z変位の計測を
行うことができる。 【0089】更に、図22(2)に示すようにホトダイ
オードなどの受光素子73を同心円上に配置することで
、直径方向の回転走査を行うことができる。このように
撮像素子を放射状に配置することにより、干渉縞の傾き
に対応して、より正確な補正を行うことができる。本実
施例では、z変位における区間変位量の計測については
トータル変位量の計測を前提に説明しているが、区間変
位量を計測するためには、スペックル干渉画像の場合、
画像メモリにある初期画像(変位前の画像)を1回前に
計測した像と順次入れ換えていく必要があり、その為に
バッファ画像メモリを設けてある。このバッファ画像メ
モリを制御することで、1回前に計測した画像を画像メ
モリに転送して処理していくことができる。 【0090】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
計測対象物表面の着目する1点の平面(X−Y平面)方
向の変位を計測する平面変位計測部と、この平面に垂直
方向(Z方向)の変位を計測する垂直変位計測部とから
なる三次元変位計測装置において、上記平面変位計測部
は撮像レンズ及び撮像素子からなり画像データを出力す
るカメラと、この画像データから着目点の平面座標を算
出する平面座標算出部とからなり、上記垂直変位計測部
は干渉計とこの干渉計の干渉縞から垂直変位を算出する
垂直座標算出部とからなり、両変位計測部の光軸はハー
フミラーを介して計測対象物1の前で一致している共に
、上記平面変位計測部で計測した上記注目点の平面上の
変位に追従して上記垂直変位計測部による垂直方向の変
位の計測個所を移動させる垂直変位計測位置補正部を設
けたから、最初に着目した計測点を追跡しながら三次元
変位を計測することができ、正確な三次元変位計測を行
うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明に係る三次元変位計測装置の実施例の垂
直変位計測部の位置補正の状態を示す図である。
【図3】本発明に係る三次元変位計測装置の実施例の平
面変位計測部の構成を示す図である。
【図4】本発明に係る三次元変位計測装置の実施例の垂
直変位計測部の構成を示す図である。
【図5】本発明に係る三次元変位測定装置の実施例のコ
ントローラの構成を示すブロック図である。
【図6】図2に示した三次元変位測定装置の作動の概要
を示したフローチャートである。
【図7】図6に示したフローチャートのST8における
詳細な作動を示したフローチャートである。
【図8】図6に示したフローチャートのST8−2にお
ける詳細な作動を示したフローチャートである。
【図9】干渉縞の移動と計測対象面の傾きとの関係を示
す図である。
【図10】干渉縞数の調整と画像の2値化を説明する図
である。
【図11】図10におけるtの値の設定条件を示すグラ
フである。
【図12】干渉縞の最小幅方向の検出処理を示す図であ
る。
【図13】垂直変位計測点の補正と補正項の算出処理を
示す図である。
【図14】平面変位計測部のの計測処理を示す図である
【図15】図6に示したフローチャートのST11にお
ける詳細な作動を示したフローチャートである。
【図16】図6に示したフローチャートのST11−2
における詳細な作動を示したフローチャートである。
【図17】スペックル干渉における干渉縞の雑音の除去
処理を示す図である。
【図18】図6に示したフローチャートのST15にお
ける詳細な作動を示したフローチャートである。
【図19】図6に示したフローチャートのST15−2
における詳細な作動を示したフローチャートである。
【図20】実施例における垂直変位の計測点の補正処理
を示す図である。
【図21】平面変位計測部の他の撮像素子の例を示す図
である。
【図22】垂直変位計測部の他の撮像素子の例を示す図
である。
【図23】本発明に係る三次元変位測定装置の測定対象
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1  計測対象物 2  平面変位計測部 3  垂直変位計測部 4  ハーフミラー 5  垂直変位計測位置補正部 21  撮像レンズ 22  撮像素子 23  カメラ 24  平面座標算出部 31  干渉計 32  垂直座標算出部 33  面判定部 34  正反射面 35  一様散乱面 36  光干渉信号処理部 37  スペックル干渉信号処理部 38  雑音除去手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計測対象物(1)表面の着目する1点の平
    面(X−Y平面)方向の変位を計測する平面変位計測部
    (2)と、この平面に垂直方向(Z方向)の変位を計測
    する垂直変位計測部(3)とからなる三次元変位計測装
    置において、上記平面変位計測部(2)は撮像レンズ(
    21)及び撮像素子(22)からなり画像データを出力
    するカメラ(23)と、この画像データから着目点の平
    面座標を算出する平面座標算出部(24)とからなり、
    上記垂直変位計測部(3)は干渉計(31)とこの干渉
    計(31)の干渉縞から垂直変位を算出する垂直座標算
    出部(32)とからなり、両変位計測部(2,3)の光
    軸はハーフミラー(4)を介して計測対象物(1)の前
    で一致している共に、上記平面変位計測部(2)で計測
    した上記注目点の平面上の変位に追従して上記垂直変位
    計測部(3)による垂直方向の変位の計測個所を移動さ
    せる垂直変位計測位置補正部(5)を設けたことを特徴
    とする三次元変位計測装置。
  2. 【請求項2】上記垂直変位計測部(3)は計測対象物(
    1)の表面が鏡面であるか、粗面であるかを判定する面
    判定部(33)を有し、上記干渉形の参照面を上記判定
    により鏡面であるとしたときには正反射面(34)とし
    、粗面であるとしたときには一様散乱面(35)とし、
    上記垂直座標算出部(32)は上記参照面を正反射面と
    したときに信号処理を行う光干渉信号処理部(36)と
    、参照面を一様反射面としたときに信号処理を行うスペ
    ックル干渉信号処理部(37)とを有することを特徴と
    する請求項1記載の三次元変位計測装置。
  3. 【請求項3】上記平面変位算出部(2)は計測対象表面
    に設けた円状マークを放射状4直線テンプレートにより
    走査して算出することを特徴とする請求項1または2記
    載の三次元変位計測装置。
  4. 【請求項4】上記垂直変位計測部(3)の垂直座標算出
    部(32)は変位前後の干渉縞の数を計測するほか、干
    渉縞の位相を計測し、干渉縞の数と位相とに基づき垂直
    座標を算出することを特徴とする請求項1、請求項2ま
    たは請求項3記載の三次元変位計測装置。
  5. 【請求項5】上記垂直変位計測部(32)にはスペック
    ル干渉縞の着目画素を中心とするマトリックステンプレ
    ートを当てはめ、マトリクス内の暗点と明点との数を比
    較し、多いほうを当該着目画素の状態であると判定する
    雑音除去部(38)を設けたことを特徴とする請求項1
    、請求項2、請求項3または請求項4記載の三次元変位
    計測装置。
  6. 【請求項6】計測対象物(1)を可変傾斜台(6)に載
    置し、計測対象物に所定の傾きを与え干渉縞の変化によ
    る変位方向判定を行うことを特徴とする請求項1、請求
    項2、請求項3、請求項4または請求項5記載の三次元
    変位計測装置。
JP3078263A 1991-03-19 1991-03-19 三次元変位計測装置 Withdrawn JPH04290902A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3078263A JPH04290902A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 三次元変位計測装置
US07/854,532 US5301003A (en) 1991-03-19 1992-03-19 Three-dimensional displacement measurement apparatus and method with vertical displacement measurement compensation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3078263A JPH04290902A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 三次元変位計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04290902A true JPH04290902A (ja) 1992-10-15

Family

ID=13657098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3078263A Withdrawn JPH04290902A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 三次元変位計測装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5301003A (ja)
JP (1) JPH04290902A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103940344A (zh) * 2014-04-11 2014-07-23 西安敏文电子科技有限公司 一种高精度远程位移传感器
CN104748696A (zh) * 2015-04-13 2015-07-01 西安交通大学 一种大倾角机翼全场变形测量方法
CN108662987A (zh) * 2018-04-23 2018-10-16 西南交通大学 2d摄像式激光测量头的标定方法

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5511429A (en) * 1993-12-08 1996-04-30 Obayashi Corporation Method and system for measuring three-dimensional displacement
JP2961145B2 (ja) * 1994-03-14 1999-10-12 工業技術院長 三次元変位測定方法及び三次元変位測定装置
US6454761B1 (en) 1995-01-30 2002-09-24 Philip D. Freedman Laser surgery device and method
IT1279210B1 (it) * 1995-05-16 1997-12-04 Dea Spa Dispositivo e metodo di visione per la misura tridimensionale senza contatto.
US5737845A (en) * 1996-07-11 1998-04-14 Lear Corporation Method and apparatus for measuring deviations of an automobile vehicle seat from design specifications
US6008887A (en) * 1998-03-20 1999-12-28 Lasson Technologies, Inc. Single beam laser surface velocity and displacement measurement apparatus
US6983547B2 (en) * 2001-03-19 2006-01-10 Veeco Instruments Inc. Goniometer
US7065892B2 (en) * 2001-03-19 2006-06-27 Veeco Instruments Inc. Method and apparatus for calibrating a vision system to a parts handling device
US20030048448A1 (en) * 2001-03-19 2003-03-13 Fleming Timothy J. Automated apparatus for testing optical filters
JP2004037317A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Murata Mfg Co Ltd 三次元形状測定方法、三次元形状測定装置
WO2007140585A1 (en) * 2006-06-05 2007-12-13 Tir Technology Lp Apparatus and method for determining characteristics of a light source
JP5452973B2 (ja) * 2009-04-28 2014-03-26 富士機械製造株式会社 撮像装置及びその撮像装置を備える切削機械
IL253862B (en) 2017-08-06 2021-04-29 Elbit Systems Land & C4I Ltd Enhanced photoacoustic excitation sensing using cross-correlation of defocused speckle images
CN108908337B (zh) * 2018-07-26 2023-05-05 苏州科技大学 基于数字散斑干涉的机械手重复定位精度测量装置和方法
IL261039B (en) 2018-08-07 2020-10-29 Elbit Systems Land & C4I Ltd A two-stage system and method for sensing photoacoustic excitation
CN109655469A (zh) * 2018-12-27 2019-04-19 深圳市燕麦科技股份有限公司 一种柔性电路板的对接测试装置及其对接测试方法
CN112504154B (zh) * 2020-11-02 2022-06-03 南京信息工程大学滨江学院 基于光路的大尺寸支撑结构形变量测量装置及测量方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4957369A (en) * 1989-01-23 1990-09-18 California Institute Of Technology Apparatus for measuring three-dimensional surface geometries

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103940344A (zh) * 2014-04-11 2014-07-23 西安敏文电子科技有限公司 一种高精度远程位移传感器
CN104748696A (zh) * 2015-04-13 2015-07-01 西安交通大学 一种大倾角机翼全场变形测量方法
CN108662987A (zh) * 2018-04-23 2018-10-16 西南交通大学 2d摄像式激光测量头的标定方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5301003A (en) 1994-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04290902A (ja) 三次元変位計測装置
US6094269A (en) Apparatus and method for optically measuring an object surface contour
US6549288B1 (en) Structured-light, triangulation-based three-dimensional digitizer
US5646733A (en) Scanning phase measuring method and system for an object at a vision station
JP2003527582A (ja) テレセントリック・プロジェクタを有する位相プロフィル測定システム
JPS63501526A (ja) 高速三次元表面デイジタイザ
KR100258327B1 (ko) 벤딩기계용 굽힘각도 검출기
US6927864B2 (en) Method and system for determining dimensions of optically recognizable features
JP3715377B2 (ja) 物体形状測定装置
JP2859946B2 (ja) 非接触型測定装置
Clark et al. Measuring range using a triangulation sensor with variable geometry
JPS6210361B2 (ja)
JP2626611B2 (ja) 物体形状測定方法
JP3013690B2 (ja) 3次元曲面形状の測定方法及び装置
JPH07190735A (ja) 光学式測定装置およびその測定方法
JPH06117799A (ja) 赤外線撮像器の焦点調整及び光軸補正装置
JPH07208917A (ja) 自動焦点合わせ方法及び装置
JPH09250912A (ja) パターン測定装置
JP2006189390A (ja) 光学式変位測定方法および装置
JPH09280819A (ja) 回転精度測定システム
JPH01105105A (ja) 形状計測装置
JP3018887B2 (ja) 三次元形状測定装置
JP2695337B2 (ja) 硬度測定方法
JP3518039B2 (ja) 圧延金属板の圧延方向検出方法および圧延方向整列方法並びに圧延方向整列装置
JPH01250706A (ja) 3次元曲面形状の測定方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514