JPH04290685A - 油圧切換装置 - Google Patents

油圧切換装置

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Publication number
JPH04290685A
JPH04290685A JP3054612A JP5461291A JPH04290685A JP H04290685 A JPH04290685 A JP H04290685A JP 3054612 A JP3054612 A JP 3054612A JP 5461291 A JP5461291 A JP 5461291A JP H04290685 A JPH04290685 A JP H04290685A
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JP
Japan
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valve
housing
oil
solenoid valve
hydraulic
Prior art date
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Application number
JP3054612A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Goto
泰孝 後藤
Michio Suzuki
道雄 鈴木
Masakazu Kinoshita
将一 木下
Yoshihiro Fujiyoshi
美広 藤吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1通路および第2通
路を有する通路形成体に、両通路間の流通・遮断を切換
えるためのソレノイド弁のハウジングが取付けられる油
圧切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる装置は、たとえば、特開平1−1
34013号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものでは、ソレノイド弁のハウジングがその一部を外部
に露出させるようにして通路形成体に取付けられており
、ソレノイド弁内部の作動音がハウジングを介して外部
に洩れる。特にソレノイド弁の開閉作動が頻繁に行なわ
れるような場合、たとえば上記公報で開示されているよ
うに内燃機関における機関弁の開閉作動モードをソレノ
イド弁のオン・オフ作動により切換えるような場合には
、外部に洩れる作動音による騒音が大きくなる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、ソレノイド弁からの作動音の洩れを極力抑え
るようにした油圧切換装置を提供することを目的とする
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の特徴によれば、通路形成体には、ソ
レノイド弁のハウジングを覆うカバーが固定され、該カ
バーおよびハウジング間には油溜が形成される。
【0006】また本発明の第2の特徴によれば、ソレノ
イド弁のハウジングは、通路形成体に設けられた取付孔
に挿入され、該取付孔に螺合されるカバーと通路形成体
との間に前記ハウジングが挟持される。
【0007】さらに本発明の第3の特徴によれば、複数
のソレノイド弁に個別に対応する複数の油溜が、それら
の油溜よりも上方位置に排出口を有する共通管路に共通
に接続され、前記排出口は油タンクの上方に配置される
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明を内燃機関の動弁装
置に適用したときの実施例について説明する。
【0009】図1ないし図3は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は本発明を適用した内燃機関の動弁装
置の縦断面図、図2はソレノイド弁の拡大縦断面図、図
3は油溜の連結構造を示す図である。
【0010】先ず図1において、多気筒たとえば4気筒
内燃機関におけるシリンダヘッドHC には各気筒に対
応する吸気弁Vが弁ばね11により閉弁方向に付勢され
ながら開閉作動可能にそれぞれ配設されており、各吸気
弁Vをそれぞれ開閉駆動するための油圧駆動ユニットU
が各気筒に対応してシリンダヘッドHC にそれぞれ配
設される。
【0011】油圧駆動ユニットUは、シリンダヘッドH
C に結合される通路形成体としての支持ブロック12
に、吸気弁Vに連動、連結される弁駆動ピストン13、
カムシャフトSに設けられたカム22に従動するカム従
動ピストン14ならびにソレノイド弁15がそれぞれ配
設されて成るものである。
【0012】支持ブロック12には、吸気弁Vと同軸に
して第1シリンダ体16が固定されており、第1シリン
ダ体16には、吸気弁Vの上端に当接する弁駆動ピスト
ン13が摺動自在に嵌合され、該弁駆動ピストン13と
シリンダ体16との間には弁駆動ピストン13の背面を
臨ませるようにして油圧室17が形成される。またカム
22の上方で支持ブロック12には第2シリンダ体18
が固定されるとともに、カム22に摺接する有底円筒状
のリフタ19が第2シリンダ体18と同軸上で摺動自在
に嵌合されており、カム従動ピストン14は、該リフタ
19に下端を当接させるとともに第2シリンダ体18と
の間に油圧発生室20を画成して第2シリンダ体18に
摺動自在に嵌合される。
【0013】油圧室17および油圧発生室20は、吸気
弁Vすなわち弁駆動ピストン13がその全閉位置から所
定量だけ開弁方向に作動したときに連通するものであり
、しかも弁駆動ピストン13には、油圧発生室20から
油圧室17への作動油の流通のみを許容するチェック弁
21が設けられ、油圧室17および油圧発生室20間に
は絞り機構が配設される。
【0014】ところで、油圧発生室20および油圧室1
7間は、吸気弁Vが全閉位置から所定量だけリフトした
状態から全開状態までの間では連通状態にあり、また吸
気弁Vが全閉位置から所定量だけリフトするまでは油圧
発生室20から油圧室17への作動油の流通のみを許容
するチェック弁21ならびに油圧室17から油圧発生室
20への作動油の戻り量を制限する絞り機構を介して連
通することになる。而して吸気弁Vの全閉状態では、油
圧駆動ユニットUは図1で示す状態にあり、この図1の
状態からカムシャフトSの回転に応じてカム22により
リフタ19が押上げられる。それによりカム従動ピスト
ン14が上方に押圧駆動され、油圧発生室20の容積が
収縮せしめられ、油圧発生室20内の作動油はチェック
弁21および絞り機構を介して油圧室17に導入される
。したがって油圧室17の油圧が大となり、弁駆動ピス
ン13が下方に押下げられて吸気弁Vが弁ばね11のば
ね力に抗して開弁駆動される。また吸気弁Vが全開状態
になった後に、カム22によるリフタ19への押圧力が
解除されると、吸気弁Vは弁ばね11のばね力により上
方すなわち閉弁方向に駆動される。この吸気弁Vの閉弁
作動により弁駆動ピストン13も上方に押上げられ、油
圧室17の作動油は油圧発生室20に戻されるが、その
閉弁作途中で油圧室17および油圧発生室20間にチェ
ック弁21および絞り機構が介在するようになってから
は、油圧室17から油圧発生室20への作動油の戻り量
が制限され、吸気弁Vの上方への移動速度すなわち閉弁
速度が閉弁作動途中から緩められて着座時の衝撃が緩和
されることになる。
【0015】また支持ブロック12には、吸気弁Vが完
全に閉弁した状態で吸気弁Vの上端を検出するリフトセ
ンサ23が配設される。
【0016】上記油圧室17および油圧発生室20の油
圧を、吸気弁Vの開弁作動途中で解放すると、油圧室1
7は弁ばね11のばね力に打勝って吸気弁Vを開弁し続
けるだけの伝達機能を失うことになり、カム22がリフ
タ19を上方に押続けるにもかかわらず、吸気弁Vは前
記油圧解放時から弁ばね11の弾発力により閉弁作動を
開始し、油圧室17の容積は縮小する。
【0017】ソレノイド弁15は、上述の油圧室17お
よび油圧発生室20からの油圧の解放時期すなわち吸気
弁Vのリフト量および閉弁時期を制御する電磁弁であり
、油圧発生室20に通じて支持ブロック12に穿設され
た第1通路1と、支持ブロック12に配設されたアキュ
ムレータ24に連通しながら支持ブロック12に穿設さ
れた第2通路2との間に介設される。また前記両通路1
,2間でソレノイド弁15を迂回して支持ブロック12
に設けられた迂回路7には一方向弁25が配設されてお
り、この一方向弁25は、第2通路2の油圧が第1通路
1の油圧よりも設定圧以上大きくなったときに開弁して
アキュムレータ24から第1通路1すなわち油圧発生室
20に向けての作動油の流通のみを許容するものである
。またシリンダヘッドHC に設けられている油タンク
としてのオイルバス3から作動油を汲み上げるオイルポ
ンプ4は、フィルタ5を備える油路6に接続されており
、該油路6は、支持ブロック12に配設された逆止弁2
6を介して第2通路2に接続される。而して逆止弁26
はオイルポンプ4から第2通路2側に向けての作動油の
流通のみを許容するものである。
【0018】図2において、支持ブロック12には、そ
の上部外面に開口する取付孔27がソレノイド弁15を
取付けるべく穿設される。この取付孔27は、その軸方
向に沿う内方側から順に小径孔部28と、小径孔部28
よりも大径の大径孔部29と、大径孔部29よりも大径
であるねじ孔部30とが同軸に連設されて成り、第1通
路1は小径孔部28に同軸に連設される。小径孔部28
には、小径孔部28および大径孔部29間の段差面と面
一にしてフィルタ40が嵌合される。また第2通路2は
、大径孔部29における小径孔部28寄りの側面に開口
される。
【0019】一方、ソレノイド弁15のハウジング31
は、ハウジング主体32の前端に弁ハウジング部33が
設けられるとともにハウジング主体32の後端に固定コ
ア34が取付けられて成る。而してハウジング主体32
は、ねじ孔部30よりも小径である外筒部35と、該外
筒部35内に同軸に配置される内筒部36と、外筒部3
5および内筒部36の一端を連結する連結板部37と、
ねじ孔部30の内径よりもわずかに小さな外径を有して
外筒部35の一端から半径方向外方に張出される鍔部3
8と、大径孔29に嵌合する外径を有して外筒部35お
よび内筒部36とは反対側に延びながら連結板部37に
同軸に連設される連結筒部39とを有する。しかも内筒
部36の連結板部37からの軸方向長さは外筒部35の
連結板部37からの軸方向長さよりも小さく設定される
【0020】弁ハウジング部33は、外ガイド筒41と
該外ガイド筒41内に同軸に配置される内ガイド筒42
とから成り、連結板部37に内ガイド筒42を当接させ
るようにして外ガイド筒41および内ガイド筒42を連
結筒部39に嵌合した状態で、該連結筒部39の先端を
外ガイド筒41にかしめ結合することにより、弁ハウジ
ング部33が構成されるとともに該弁ハウジング部33
がハウジング主体33の前端に連設される。また固定コ
ア34は外筒部35の後端にかしめ結合される。
【0021】このようなソレノイド弁15のハウジング
31は、その弁ハウジング部33をフィルタ40に当接
させるまでハウジング主体32の連結筒部39を大径孔
29に嵌合するようにして取付孔27に挿入される。ま
たハウジング31の後部を覆う円筒状であって後端には
孔径を絞った出口孔45を備えるカバー44の前端部が
取付孔27のねじ孔部30に螺合され、該カバー44を
、その先端がハウジング31の鍔部38に当接するまで
締付けることにより、ソレノイド弁15のハウジング3
1がカバー44および支持ブロック12間に挟持、固定
されることになる。而してソレノイド弁15におけるハ
ウジング31の後部はカバー44で覆われることになり
、ハウジング31およびカバー44間には油溜46が形
成されることになる。
【0022】弁ハウジング部33における外ガイド筒4
1の一端にはフィルタ40を介して第1通路1に同軸に
通じる入口ポート47が設けられ、該入口ポート47近
傍で外ガイド筒41の側壁には周方向に間隔をあけた複
数の出口ポート48が穿設される。しかも支持ブロック
12の取付孔27における大径孔29内面および外ガイ
ド筒41間には各出口ポート48および第2通路2に通
じる環状通路49が形成され、ハウジング主体32の連
結筒部39外面には、環状通路49と外部との間のシー
ルを果たすための環状のシール部材50が嵌着される。
【0023】弁ハウジング部33内には、有底円筒状に
形成される主弁体51が、その外面を外ガイド筒41内
面に摺接させるようにして嵌合されており、該主弁体5
1は、入口ポート47の内端縁を囲むようにして外ガイ
ド筒41に設けられるテーパ状の弁座52に着座して入
口ポート47および出口ポート48間を遮断する位置と
、弁座52から離反して入口ポート47および出口ポー
ト48間を連通する位置との間で移動可能である。
【0024】主弁体51の背面を臨ませるようにして弁
ハウジング部33内には背圧室53が形成されており、
該背圧室53内には、主弁体51を弁座52に着座せし
める方向のばね力を発揮するばね54が収納される。し
たがって主弁体51には、入口ポート47の流体圧が開
弁方向に作用し、背圧室53の流体圧が閉弁方向に作用
し、ばね53のばね力が閉弁方向に作用することになる
。しかも主弁体51には、入口ポート47および背圧室
53間を連通する絞り55が軸線からずれた位置に穿設
される。
【0025】弁ハウジング部33における内ガイド筒4
2は、主弁体51の開弁作動時に該主弁体51に当接し
てストッパとしての機能を果たすものであり、主弁体5
1の背面に対向する内ガイド筒42の先端部にはパイロ
ット弁孔56が同軸に穿設される。また内ガイド筒42
内にパイロット弁孔56を閉鎖可能なパイロット弁体5
7が摺動自在に嵌合されており、該パイロット弁体57
は、弁ハウジング部33との間に介設したばね58によ
り開弁方向すなわち後退方向に付勢される。しかもパイ
ロット弁体57には、その開弁時にパイロット弁孔56
に通じる連通路60が同軸に穿設されており、該連通路
60はパイロット弁体57の後端で開口される。
【0026】ハウジング主体32における内筒部36内
にはスリーブ59を介して駆動ロッド61が軸方向移動
自在に配置されており、該駆動ロッド61の先端はパイ
ロット弁体57の後端に同軸に当接される。また内筒部
36の端部と固定コア34との間には、軸方向の移動を
可能として可動コア62が配置されており、前記駆動ロ
ッド61の後端が該可動コア62に結合される。しかも
可動コア62および固定コア34間にはばね63が縮設
されており、可動コア62はばね63により内筒部36
側に付勢される。さらに駆動ロッド61および固定コア
34には、前記連通路60を油溜46に連通させる連通
路64および連通孔65が穿設されている。
【0027】ハウジング主体32の外筒部35および内
筒部36間には、ボビン66に巻装されたコイル67が
配設されており、該コイル67に接続されるリード線6
8が固定コア34から油溜46に引出される。
【0028】このようなソレノイド弁15では、コイル
67の励磁により可動コア62および駆動ロッド61が
ばね63のばね力に抗して後退し、駆動ロッド61に追
随してパイロット弁体57が後退することによりパイロ
ット弁孔47が開放される。それにより背圧室53の油
圧が油溜46に解放され、主弁体51の両面に作用する
油圧のバランスがくずれ、その前面に作用している入口
ポート47の油圧による開弁力が、背圧室53の油圧お
よびばね54による閉弁力に打勝って開弁作動する。ま
たコイル67の消磁状態では可動コア62および駆動ロ
ッド61がばね63のばね力により前進し、パイロット
弁体57はパイロット弁孔56を閉塞するまで前進する
。これにより絞り55を介して背圧室53に入口ポート
47の油圧が作用し、主弁体51が閉弁作動する。
【0029】図3を併せて参照して、各気筒に対応した
ソレノイド弁15のカバー44における上部には出口孔
45に通じる接続管路70がそれぞれ接続されており、
リード線68は、カバー44の出口孔45から接続管路
70の側壁を油密に貫通して外部に引き出される。
【0030】各接続管路70は、カバー44よりも上方
に配置されている共通管路71に共通に接続される。こ
の共通管路71の一端には、上方に向けて略U字状に屈
曲した屈曲部71aが設けられており、該屈曲部71a
の開放端は排出口72を形成する。而して共通管路71
は、排出口72をオイルバス3の直上位置に配置するよ
うにして配設される。
【0031】次にこの実施例の作用について説明すると
、ソレノイド弁15における内部の作動部、すなわち主
弁体51、パイロット弁体57および可動コア62の周
囲には作動油が満たされており、作動部の作動による衝
突音の外部への伝播は周囲の油により減衰されることに
なる。しかもソレノイド弁15のハウジング31は、該
ハウジング31との間に油溜46を形成するカバー44
で覆われるので、ハウジング31から外部に音が洩れた
としても、その音は油溜46の油中を伝播して減衰され
ることになる。したがって、ソレノイド弁15から外部
に放出される騒音が大きく低減され、ソレノイド弁15
の作動頻度が高くても有効に騒音低減を図ることができ
る。
【0032】またソレノイド弁15は油圧駆動ユニット
Uの上部に配設され、ソレノイド弁15の上方に形成さ
れた油溜46が固定コア34に設けれた連通孔65を介
してソレノイド弁15の内部に連通しているので、油圧
駆動ユニットUの油圧経路から洩れた油を油溜46から
補給することが可能であり、それにより前記油圧経路内
へのエアーの侵入を防止し、エアーの侵入による異常挙
動が油圧駆動ユニットUで生じるのを防止することが可
能となる。しかも各ソレノイド弁15に対応する油溜4
6は、その上方の共通管路71に共通に連通されている
ので、油洩れに対応して補給するための油量が全体とし
て多くなり、したがって比較的長時間運転停止が続いて
も油圧駆動ユニットUの油圧経路にエアーが侵入するこ
とを防止することができる。
【0033】共通管路71において、その端部に屈曲部
71aを設けることにより、共通管路71内に油を確実
に保持することができ、排出口72からオイルバス3に
油を直ちに戻すことにより、オイルバス3の油量を確保
して、動弁装置全体の動作安定を図ることができる。
【0034】さらにソレノイド弁15のハウジング31
は、カバー44および支持ブロック12間に挟持、固定
されるものであり、カバー44は、油溜46を形成する
機能と、ハウジング31を固定する機能とを有すること
になり、部品点数を低減することができる。しかもハウ
ジング31をカバー44および支持ブロック12間に挟
持、固定することにより、ソレノイド弁15内に切粉等
が侵入することを防止することができるとともに、ハウ
ジングを支持ブロック12に直接螺合する構造のもので
はリード線68の位置を一定に定めるのが困難であるの
に対してリード線68の位置を一定位置に定めることが
容易となる。
【0035】本発明の他の実施例として、図4で示すよ
うに、単純な円筒状であって外端部に回転操作するため
の工具を係合可能な切欠き73を備える単純な円筒状の
カバー44′を取付孔27のねじ孔部30に螺合して締
付け、該カバー44′および支持ブロック12間にソレ
ノイド弁15のハウジング31を挟持、固定するととも
に上部を開放した油溜46′をハウジング15の上部を
覆うようにして形成してもよい。
【0036】以上の実施例では、内燃機関用動弁装置に
適用した場合について説明したが、本発明は、動弁装置
に限らず、通路形成体にソレノイド弁を取付ける油圧切
換装置に関して広く適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、通路形成体には、ソレノイド弁のハウジングを覆う
カバーが固定され、該カバーおよびハウジング間には油
溜が形成されるので、ソレノイド弁から外部に洩れる音
を油溜の油で減衰させ、ソレノイド弁から発生する騒音
低減を図ることができる。
【0038】また本発明の第2の特徴によれば、ソレノ
イド弁のハウジングは、通路形成体に設けられた取付孔
に挿入され、該取付孔に螺合されるカバーと通路形成体
との間に前記ハウジングが挟持されるので、油溜を形成
するためのカバーでハウジングを通路形成体に固定する
ことが可能となる。
【0039】さらに本発明の第3の特徴によれば、複数
のソレノイド弁に個別に対応する複数の油溜が、それら
の油溜よりも上方位置に排出口を有する共通管路に共通
に接続され、前記排出口は油タンクの上方に配置される
ので、油溜内に油を確実に保持することができ、しかも
油タンクへの油の戻りを速やかにして、油圧装置の動作
安定を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の内燃機関の動弁装置の縦断
面図である。
【図2】ソレノイド弁の拡大縦断面図である。
【図3】油溜の連結構造を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例の図2に対応したソレノイ
ド弁の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1              第1通路2     
         第2通路3           
   油タンクとしてのオイルバス12       
     通路形成体としての支持ブロック15   
         ソレノイド弁27        
    取付孔 31            ハウジング44,44′
    カバー 46,46′    油溜 71            共通管路72     
       排出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1通路(1)および第2通路(2)
    を有する通路形成体(12)に、両通路(1,2)間の
    流通・遮断を切換えるためのソレノイド弁(15)のハ
    ウジング(31)が取付けられる油圧切換装置において
    、通路形成体(12)には、ソレノイド弁(15)のハ
    ウジング(31)を覆うカバー(44,44′)が固定
    され、該カバー(44,44′)およびハウジング(3
    1)間には油溜(46,46′)が形成されることを特
    徴とする油圧切換装置。
  2. 【請求項2】  ソレノイド弁(15)のハウジング(
    31)は、通路形成体(15)に設けられた取付孔(2
    7)に挿入され、該取付孔(27)に螺合されるカバー
    (44,44′)と通路形成体(12)との間に前記ハ
    ウジング(31)が挟持されることを特徴とする請求項
    1記載の油圧切換装置。
  3. 【請求項3】  複数のソレノイド弁(15)に個別に
    対応する複数の油溜(46)が、それらの油溜(46)
    よりも上方位置に排出口(72)を有する共通管路(7
    1)に共通に接続され、前記排出口(72)は油タンク
    (3)の上方に配置されることを特徴とする請求項1記
    載の油圧切換装置。
JP3054612A 1991-03-19 1991-03-19 油圧切換装置 Pending JPH04290685A (ja)

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JP (1) JPH04290685A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011075039A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Honda Motor Co Ltd 車両用パワーユニットにおけるクラッチアクチュエータ構造
JP2012067699A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Toyota Motor Corp 内燃機関のオイル供給装置

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