JPH0429058A - 糖類の分析方法および分析装置 - Google Patents

糖類の分析方法および分析装置

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JPH0429058A
JPH0429058A JP13382890A JP13382890A JPH0429058A JP H0429058 A JPH0429058 A JP H0429058A JP 13382890 A JP13382890 A JP 13382890A JP 13382890 A JP13382890 A JP 13382890A JP H0429058 A JPH0429058 A JP H0429058A
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浜野 吉政
Hideko Domeki
百目鬼 秀子
Shuzo Abe
修三 阿部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、糖類の分析方法および分析装置に係り、特に
糖類を含有する試料を液体クロマトグラフィーで成分分
離して反応せしめ、反応液を光学的に測定する分析方法
および分析装置に関する。
〔従来の技術〕
液体クロマトグラフィーにより糖類を含む試料を成分分
離して光学的に測定する方法として古くから行われてい
る方法は示差屈折計を用いるものである。他の方法とし
て、″第33回液体クロマトグラフ研究会講演要旨集、
第15〜16頁(平成2年1月)”には、糖類をりん酸
−アニリン法を適用してクロマトグラフィー分析するこ
とが示されている。また、特開昭57−116256号
には、モノエタノールアミン又はタウリンを含有するホ
ウ酸水溶液を分離カラムからの溶出液に混合し、加熱反
応を行ったあと吸光度測定して糖類を分析することが示
されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
示差屈折法は、ステップワイズ溶離法やグラジェント溶
離法を適用し難く、測定感度が低いため。
迅速分析の達成および微量成分の検出が難しいという問
題を有する。りん酸−アニリン法は、迅速分析が可能で
あるが、反応性に乏しく、特に蛍光検出感度が低いため
微量の糖類の測定が困難である。特開昭57−1162
56号に記載された方法は、シュークロースやラフィノ
ースなどの非還元糖を検出するのが困難である。
本発明の目的は、微量の糖類を高感度検出することがで
き、且つ非還元糖をも検出することができる糖類の分析
方法および分析装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、分離カラムによって試料中の糖成分を分離
し、分離カラムからの溶出液にフェニルヒドラジンおよ
びりん酸を含む反応試薬液を加える。ラベル化反応時に
は混合液が流通される反応流路部を130℃〜180’
l:の温度に維持する。
反応流路部の下流に設けた反応液検出器によって反応液
に基づく蛍光又は吸光を測定する。
〔作用〕
分離カラム内には、既知の糖成分分離用充填剤が充填さ
れている。糖類を含有する試料を分離カラムによって成
分分離したあと、糖成分をボストラベル化反応をさせる
。糖成分とフェニルヒドラジンとの反応は、例えば次の
ように示される。
H−C−○H −C−OH HxOH H2OH (a、糖) (b、フェニルヒドラゾン) (c、中間生成物) (d、オサゾン)              (e、
オソン)検出器に導かれる反応液中には、上述した式中
のa ’= eの物質が共存していると考えられるが、
これらの内置光発光に寄与するのは、b、c、dなどの
物質である。本発明を適用した方法および装置では、分
離カラムから溶出した分離糖成分が溶離液の流れの中で
バンド状に存在するが1分離カラムの下流においてフェ
ニルヒドラジンとの反応をする(ボストラベル化反応)
ため、反応によって複数種の物質が生成されてもそれら
が混在した状態で1つのピークとして検出される。
このようなボストラベル化反応は、130℃以上の温度
において著しく促進される。しかしながら、温度が18
0℃を越えると気泡が発生しやすくなり測定結果に悪影
響をもたらす。フェニルヒドラジンによる反応を生じせ
しめる際には、りん酸を含む液の使用が好適であり、特
に好ましくはりん酸と酢酸を含有する液が強酸効果をも
たらすので有用である。
フェニルヒドラジンとの反応によって生成された糖成分
由来物質は、蛍光測定できるばかりでなく、吸光測定を
することもできる。またこのような反応は通常の還元糖
ばかりでなく、シュークロースなどの非還元糖に及ぶ。
従って、本発明は大部分の糖類の検出に適用できる。
〔実施例〕
本発明に基づ〈実施例を第1図および第2図を参照して
説明する。
第1図において、溶離液槽1内には溶離液Aが収容され
ており、溶離液槽2内には溶離液Bが収容されている。
また、液槽3内にはカラム再生液が収容されている。溶
離液AおよびBの組成を表1に示す。分離カラム7は、
温度が70℃に維持される恒温槽6内に配置され保温さ
れる。分離カラム7内には、糖類分離用充填剤としてポ
ーラスポリマ形の陰イオン交換樹脂(例えば、日立ゲル
#3013N)が充填されている。分離カラムを形成す
る円筒は、内径が4mで長さが50m++の大きさのス
テンレス鋼製である。
表1 溶離液組成 溶離液A、Bは送液ポンプ4によって試料注入部5を経
て分離カラム7に供給され、さらに混合部を形成する三
方分岐管102反応流路12.冷却部13.蛍光光度計
からなる検出器14のフローセル15を流通して外部に
排出される。反応槽11は加熱装置を有しており、反応
流路12を130℃〜180℃の範囲内の所定温度に維
持する。反応流路は、内径が0.5wmで長さが10m
の四弗化エチレン製のチューブで形成する。ただし、反
応槽11内で加熱される反応流路長さは7mである。
送液ポンプ4は、溶離液を0.4mQ/winの流量で
送液するように流量調整されている。溶離液A、Bの送
液プログラムを表2に示す。試料の注入時点を基準時間
として溶離液A、Bが表2の順序に従って供給される。
反応試薬液槽8に収容されている試薬液は、送液ポンプ
9によって0.5m Q / winの流量で送液され
、混合部10でカラム溶出液と合流される。反応試薬液
槽8内の試薬液は、フェニルヒドラジンを含んでいる。
この試薬液は、酢酸180mρとりん酸220mAを含
む液にフェニルヒドラジン6mMを混合し合計容量を4
06mΩになるよう調製される。
表2 溶離液送液プログラム 第1図の液体クロマトグラフ装置において、反 塔槽11の温度を150℃に保ち、糖類を含有する試料
を試料注入部5から導入する。糖類混合物試料は分離カ
ラム7で成分分離される。分離カラムからの溶出液に混
合部10において反応試薬液が混合されると、前述した
ようなラベル化反応が開始される。検出器14によって
検出された蛍光量に対応する信号は、タロマドグラムと
して表示装置に表示されると共に、各ピークの面積値に
基づいて各成分の濃度が演算され表示される。
第2図は、このようにして糖類を含む試料を測定した結
果を表すクロマトグラム例である。この結果を得るため
に、蛍光光度計14の光源側の励起波長を330nmに
設定し、検出側の蛍光波長を47 On、 mに設定し
た。第2図において、(a)はシュークロース、セロビ
オース、マルトース。
ラクトース、ラムノース、リボース、マンノース。
フラクトース、ガラクトース、キシロース、グルコース
の各成分を各々500ng含有する試料を導入したとき
のクロマトグラムであり、(b)は(a)と同じ成分を
各々Long含有する試料を導入したときのクロマトグ
ラムである。第2図&;示すように、還元糖ばかりでな
く非還元糖のシ:−クロースも高感度に検出される。
本発明に基づく分析方法では、反応試薬液がらん酸をベ
ースにした溶液からなるので、特殊なi薬品性の送液ポ
ンプを用いる必要がない。また、N−アセチルグルコサ
ミン等の二級アミンを有するアミノ糖類は、従来適正な
検出法がなかった(づれども、本発明を適用することに
よって測定が司能となった。
第1図の実施例では、検出器14として蛍光波度計を用
いているが、これに代えて吸光光度計各層いることがで
きる。吸光測定波長が365nrrlの場合、吸光検出
の場合の測定感度は蛍光検出C場合の約173であった
。検出器14としては偏光光度計と吸光光度計をシリー
ズに配置したものを用いることもできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、還元糖および非還元糖成分を高感度検
出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の液体クロマトグラフ装置の
流路系統を示す概略図、第2図は第1図の実施例装置に
よる糖含有試料のクロマトグラム例である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、糖を含む試料を分離カラムに導入し、この分離カラ
    ムからの溶出液に反応試薬を加え、反応液の吸光又は蛍
    光を測定する糖類の分析方法において、上記反応試薬と
    してフェニルヒドラジンおよびりん酸を含む溶液を用い
    、溶出された糖成分と上記反応試薬とを130℃乃至1
    80℃の温度にて反応させることを特徴とする糖類の分
    析方法。 2、糖成分分離用充填剤が充填された分離カラムと、こ
    の分離カラムへ溶離液を供給する装置と、上記分離カラ
    ムの下流に設けた130℃乃至180℃に加熱される反
    応流路部と、上記分離カラムと上記反応流路部の間に、
    フェニルヒドラジンおよびりん酸を含む反応試薬液を流
    入せしめる試薬供給部と、上記反応流路部の下流に設け
    た反応液検出器とを備えた糖類の分析装置。 3、請求項第2項記載の分析装置において、上記反応液
    検出器は蛍光光度計であることを特徴とする糖類の分析
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009145169A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Japan Health Science Foundation 糖類及び糖鎖のフェニルヒドラゾン化方法、該方法によりフェニルヒドラゾン化した糖類及び糖鎖の分析方法、並びに、前記方法を利用した糖類及び糖鎖の比較定量方法
JP2016080542A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 森永乳業株式会社 多糖類の測定方法及び測定装置

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JP2009145169A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Japan Health Science Foundation 糖類及び糖鎖のフェニルヒドラゾン化方法、該方法によりフェニルヒドラゾン化した糖類及び糖鎖の分析方法、並びに、前記方法を利用した糖類及び糖鎖の比較定量方法
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