JPH04290528A - 冷蔵庫等の脱臭装置 - Google Patents

冷蔵庫等の脱臭装置

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JPH04290528A
JPH04290528A JP3076938A JP7693891A JPH04290528A JP H04290528 A JPH04290528 A JP H04290528A JP 3076938 A JP3076938 A JP 3076938A JP 7693891 A JP7693891 A JP 7693891A JP H04290528 A JPH04290528 A JP H04290528A
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JP
Japan
Prior art keywords
deodorizing
deodorizing body
cover
refrigerator
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP3076938A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Shintani
新谷 浩介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH04290528A publication Critical patent/JPH04290528A/ja
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫等の庫内の空気
に含まれる臭気成分を除去するための冷蔵庫等の脱臭装
置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来より冷蔵庫等の脱臭装置としては、
例えば活性炭等の吸着剤を用いて、その吸着剤により庫
内空気に含まれた臭気成分を吸着して除去するようにし
たものや、オゾン発生器及び触媒を備え、オゾン発生器
から発生したオゾンを庫内空気に含まれた臭気成分と反
応させ、その臭気成分を酸化分解して除去し、そして残
余のオゾンを触媒において分解除去するようにしたもの
がある。
【0004】しかしながら、これらのもののうち、吸着
剤を用いたものは、吸着剤により臭気成分を吸着するの
みであり、吸着剤の吸着容量が飽和するとそれ以上臭気
成分を吸着できなくなるため、脱臭機能の寿命が短いと
いう欠点がある。一方、オゾン発生器を用いたものは、
オゾン発生器が必要な上に、人体に有害なオゾンの残り
分を分解する必要があり、全体として構造が複雑である
という欠点がある。
【0005】これらの欠点を解消するものとして、近年
、吸着剤と酸化触媒とを組み合わせた脱臭体と、この脱
臭体を適宜加熱するヒータとを備えた脱臭装置が開発さ
れ、これが冷蔵庫に使用されている。
【0006】この脱臭装置は、庫内空気が循環する循環
路の一部を構成する冷却器室に配置されるようになって
おり、具体的には図5に示すように構成されている。す
なわち、冷却器の下方に設置される除霜用ヒータ1にお
けるカバー2の下面に、脱臭体3を支持片4により保持
し、また、カバー2と脱臭体3との間には断熱材5を介
在させた構成となっている。
【0007】而して、上記脱臭体3は、シリカなどの吸
着剤層3aの表面に白金などの触媒層3bを設けた構成
で、空気に含まれる臭気成分を吸着剤層3aにおいて吸
着して除去し、ヒータ1により加熱されることによって
、吸着剤層3aから臭気成分を脱着すると共にその脱着
された臭気成分を触媒層3bにおいて酸化分解する機能
を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のものでは、脱臭体3の表面のうち、下面及び側面は
露出していて空気と接触するが、上面は断熱材5と密着
していて空気とは殆ど接触しない。このため、脱臭体3
の上面は臭気成分の吸着に殆ど寄与していないことにな
り、その分脱臭に寄与する有効な面積が無駄になってい
た。
【0009】そこで、本発明の目的は、脱臭体の脱臭に
寄与する有効な面積を大きくできて、脱臭効率の向上を
図ることができる冷蔵庫等の脱臭装置を提供するにある
【0010】[発明の構成]
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫等の脱臭
装置は、冷蔵庫等の庫内の空気が循環する循環路中に配
置され臭気成分を吸着するとともに加熱されることによ
りその臭気成分を酸化分解する脱臭体と、この脱臭体を
上方から覆う状態で該脱臭体を保持するように設けられ
たカバーと、前記脱臭体の下方に設けられ通断電制御さ
れてその脱臭体を加熱するヒータと、前記脱臭体とカバ
ーとの間に脱臭体の上面を露出させる状態で介在された
スペーサとを具備する構成としたものである。
【0012】
【作用】上記した手段によれば、脱臭体の上面の露出さ
れた部分も空気と接触して臭気成分を吸着するようにな
るから、脱臭体の上面全体が断熱材と密着していた構造
のものに比べて、脱臭に寄与する有効な面積を大きくで
きる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1乃至図4
を参照して説明する。まず、冷蔵庫の上部を示した図4
において、冷蔵庫本体11の内部には、冷凍室12及び
冷蔵室13が形成され、それぞれ前面部に扉14,15
が設けられている。冷凍室12の背部に形成された冷却
器室16内には冷却器17が配設され、この冷却器17
の上方には庫内空気循環用のファン18が配設されてい
る。
【0014】そのファン18が駆動されると、冷却器1
7により冷却された空気の一部が供給口19から冷凍室
12内に供給され、その冷凍室12内の空気がリターン
ダクト20を通って冷却器室16内に戻されるというよ
うに循環され、もって冷凍室12内が冷却されるように
なっている。また、冷却器17により冷却された空気の
一部は供給ダクト21を通って冷蔵室13内に供給され
、その冷蔵室13内の空気がリターンダクト22を通っ
て冷却器室16内に戻されるというように循環され、も
って冷蔵室13内が冷却されるようになっている。
【0015】而してこの場合、冷却器室16,冷凍室1
2及びリターンダクト20により冷凍室12内の空気が
循環する循環路が構成され、また、冷却器室16,供給
ダクト21,冷蔵室13及びリターンダクト22により
冷蔵室13内の空気が循環する循環路が構成されている
【0016】さて、上記循環路のうちの冷却器室16内
の下部に、本発明に係る脱臭装置23を設けており、以
下、この脱臭装置23について図1乃至図3を参照して
述べる。
【0017】冷却器17の下方には除霜ヒータを兼用す
る、例えばガラス管ヒータから成るヒータ24が設けら
れている。このヒータ24は、冷却器室16内において
左右方向に延びるように配置されており、冷却器17の
除霜時に通電され、それ以外は断電されるというように
通断電制御される。
【0018】このヒータ24には、これと所定の間隔を
存して上方から覆うカバー25が設けられている。この
カバー25はアルミニウム等の金属板により下側が開放
した浅底容器状に形成され、下面に複数対の支持片26
が固着されている。
【0019】脱臭体27は、多孔質の矩形板状をなすも
ので、活性炭やシリカ系の吸着剤を固化させて成る吸着
剤層28と、この吸着剤層28の表面に添着された白金
或いはパラジウムなどの酸化触媒から成る触媒層29と
の二層構造をなしている。このように構成された複数個
の脱臭体27が、上記カバー25の下方において上記複
数対の支持片26により金網30を介して保持されてい
る。
【0020】そして、脱臭体27とカバー25との間に
は、ガラス繊維等の断熱材製のスペーサ31が介在され
ている。このスペーサ31は、図3に示すように、脱臭
体27の幅寸法L1 より狭い幅寸法L2 の帯状をな
し、脱臭体27の幅寸法と略同じ幅となるような蛇行状
に配置されている。このとき、脱臭体27とカバー25
との間に介在されたスペーサ31が蛇行状をなしている
から、脱臭体27の上面27aのうちスペーサ31と接
触していない部分は露出した状態となっている。
【0021】ここで、これら脱臭体27及びスペーサ3
1等のカバー25への組み付けは次のように行う。図3
に示すように、まず、カバー25をこれの内面が上向き
となるように所定部位に置き、このカバー25の内面上
に帯状のスペーサ31を蛇行状に配置する。このとき、
スペーサ31を接着剤でカバー25の内面に接着させる
と良い。そして、各脱臭体27をスペーサ31上に所定
の間隔をおいて配置し、各脱臭体27を一括して覆うよ
うに金網30を被せる。この後、各支持片26を内側に
折曲することにより、金網30を介して脱臭体27及び
スペーサ31を保持し、もって組み付けが完了する。
【0022】さて、上記構成において、冷蔵庫の冷却運
転時には、ファン18の送風作用により、庫内(冷凍室
12及び冷蔵室13内)の空気が循環路を介して循環さ
れる。この過程で、冷却器室16内を通る空気が各脱臭
体27と接触し、その空気に含まれた臭気成分が脱臭体
27の吸着材層28に吸着されて除去される。
【0023】このとき、脱臭体27の上面27aのうち
スペーサ31と接触していない部分は露出した状態とな
っており、脱臭体27はこれの下面及び側面のみならず
、上面27aのうちの露出された部分も空気と接触する
ようになるから、臭気成分を大きな面積で吸着すること
ができる。
【0024】一方、図示しないコンプレッサの運転積算
時間が所定値に達すると、コンプレッサ及びファン18
が断電される一方、ヒータ24が通電されて冷却器17
の除霜運転が開始される。そのヒータ24の発熱により
、冷却器17が加熱されてこれの除霜が行われ、これと
共に各脱臭体27が加熱される。
【0025】脱臭体27はヒータ24の輻射熱により加
熱されると共に金網30の熱伝導によっても加熱される
から、極力均一に加熱されるようになる。脱臭体27は
、加熱によりこれが所定温度以上になると、吸着材層2
8にて吸着されていた臭気成分が脱着され、これと共に
触媒層29においてその臭気成分が酸化分解されて除去
されるようになる。脱臭体27はこのように加熱されて
臭気成分を脱着することにより吸着機能、すなわち脱臭
機能が再生される。
【0026】このとき、脱臭体27及びヒータ24はカ
バー25により上方から覆われているから、冷却器17
から滴下した水滴がそれらに直接当たることを防止でき
る。また、カバー24と脱臭体27との間には断熱材製
のスペーサ31が介在されており、脱臭体27はカバー
24に対して離間しているから、カバー24に除霜水が
滴下した際の急冷による脱臭体27のヒートショックを
軽減できる。
【0027】そして、冷却器17の温度が所定の除霜終
了温度に達すると、ヒータ24が断電されて除霜運転が
終了され、この後、コンプレッサ及びファン18が通電
されて再び冷却運転が開始される。これに伴い脱臭体2
7の温度も低下し、脱臭体27は上述と同様にして臭気
成分を再び吸着するようになる。
【0028】このように本実施例によれば、脱臭体27
とカバー25との間にスペーサ31を蛇行状に配置し、
脱臭体27の上面27aを露出させる構成としたから、
その上面27aの露出された部分も臭気成分の吸着に寄
与するようになり、脱臭体27としての脱臭に寄与する
有効面積を従来に比べて大きくでき、ひいては脱臭効率
の向上を図ることができる。
【0029】この場合、脱臭体27としては特殊な形状
に形成する必要がなく、従来と同様な単純な板状のもの
を使用でき、また、部品点数が増加することもない。さ
らには、スペーサ31を脱臭体27の幅と略同じ幅とな
るような蛇行状に配置しているから、組立時に脱臭体2
7が傾いたりするということも極力防止できる。
【0030】なお、上記実施例ではスペーサ31を蛇行
状に配置したが、蛇行状に限られず、例えばジグザグ状
に配置しても良いことは勿論である。
【0031】その他、ヒータ24としては除霜ヒータを
兼用しない専用のヒータを用いるようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】以上の記述にて明らかなように、本発明
によれば、脱臭体とこれを覆うカバーとの間に、スペー
サを脱臭体の上面を露出させる状態で介在させる構成と
したから、脱臭体の脱臭に寄与する有効な面積を大きく
でき、ひいては脱臭効率の向上を図ることができ、しか
もこれを部品点数を増加することなく達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の拡大縦断側面図
【図2】要部の縦断正面図
【図3】組立て状態を示す要部の分解斜視図
【図4】冷
蔵庫上部の縦断側面図
【図5】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
11は冷蔵庫本体、16は冷却器室(循環路)、23は
脱臭装置、24はヒータ、25はカバー、27は脱臭体
、28は吸着剤層、29は触媒層、31はスペーサを示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  冷蔵庫等の庫内の空気が循環する循環
    路中に配置され臭気成分を吸着するとともに加熱される
    ことによりその臭気成分を酸化分解する脱臭体と、この
    脱臭体を上方から覆う状態で該脱臭体を保持するように
    設けられたカバーと、前記脱臭体の下方に設けられ通断
    電制御されてその脱臭体を加熱するヒータと、前記脱臭
    体とカバーとの間に脱臭体の上面を露出させる状態で介
    在されたスペーサとを具備して成る冷蔵庫等の脱臭装置
JP3076938A 1991-03-15 1991-03-15 冷蔵庫等の脱臭装置 Pending JPH04290528A (ja)

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