JPH04290511A - 排ガス処理装置 - Google Patents
排ガス処理装置Info
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- JPH04290511A JPH04290511A JP7694391A JP7694391A JPH04290511A JP H04290511 A JPH04290511 A JP H04290511A JP 7694391 A JP7694391 A JP 7694391A JP 7694391 A JP7694391 A JP 7694391A JP H04290511 A JPH04290511 A JP H04290511A
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- Pending
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 63
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、焼却灰溶融炉から排出
される排ガスのようにダストを多量に含んだ排ガスを集
じん処理する装置に関するものである。
される排ガスのようにダストを多量に含んだ排ガスを集
じん処理する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ゴミ焼却炉，或いはゴミ焼却灰溶融炉等
から排出される排ガスには周知のように有害物質を含ん
だダストが多量に含まれている。このためその大気中へ
の拡散を防ぐべく従来からバッグフィルター等の集じん
器をその排ガス排出系路に設けて該ダストをこれに分離
，捕集させるようにしている。
から排出される排ガスには周知のように有害物質を含ん
だダストが多量に含まれている。このためその大気中へ
の拡散を防ぐべく従来からバッグフィルター等の集じん
器をその排ガス排出系路に設けて該ダストをこれに分離
，捕集させるようにしている。
【０００３】ところで、上記のように焼却灰溶融炉等か
ら排出される排ガス量は例えば焼却灰の炉内への投入量
に従い大きく（２０〜３０倍）変動するので、排出ダク
トはそのような大量の排ガスをも排出し得るような内径
を有している。
ら排出される排ガス量は例えば焼却灰の炉内への投入量
に従い大きく（２０〜３０倍）変動するので、排出ダク
トはそのような大量の排ガスをも排出し得るような内径
を有している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に排出ダクトの内径が大きいと排ガスの量が減った時に
その流速が著しく遅くなるために排ガスの内面にダスト
が沈着し易くなり（流速１０ｍ／Ｓ以下では特に沈着し
易い）ダクト内が短期間で閉塞するようになるためメン
テナンスが容易でなくなるという問題があった。
に排出ダクトの内径が大きいと排ガスの量が減った時に
その流速が著しく遅くなるために排ガスの内面にダスト
が沈着し易くなり（流速１０ｍ／Ｓ以下では特に沈着し
易い）ダクト内が短期間で閉塞するようになるためメン
テナンスが容易でなくなるという問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の排ガス処理装置
は上記課題を解決しようとするもので、ダストを含んだ
排ガスの排出ダクトに設けられた集じん器の二次側に該
集じん器から排出された排ガスの一部を該集じん器の一
次側に戻すリターンダクトを接続してなることを第１の
特徴とするものである。また本発明の排ガス処理装置は
、リターンダクトを通して戻される排ガスの流量を調節
することにより、集じん器を通過する排ガスの流量が一
定範囲に制御されるようにしたことを第２の特徴とする
ものである。
は上記課題を解決しようとするもので、ダストを含んだ
排ガスの排出ダクトに設けられた集じん器の二次側に該
集じん器から排出された排ガスの一部を該集じん器の一
次側に戻すリターンダクトを接続してなることを第１の
特徴とするものである。また本発明の排ガス処理装置は
、リターンダクトを通して戻される排ガスの流量を調節
することにより、集じん器を通過する排ガスの流量が一
定範囲に制御されるようにしたことを第２の特徴とする
ものである。
【０００６】
【作用】リターンダクトを通して排ガスを戻すことによ
り排出ダクトを流れる排ガスの最低量が維持され排ガス
の流速が一定以下にならないためダストの著しい沈着が
防止される。また、リターンダクトを通して戻す量を調
節すれば、集じん器を通過する排ガスの流量を常に一定
範囲に制御できる。
り排出ダクトを流れる排ガスの最低量が維持され排ガス
の流速が一定以下にならないためダストの著しい沈着が
防止される。また、リターンダクトを通して戻す量を調
節すれば、集じん器を通過する排ガスの流量を常に一定
範囲に制御できる。
【０００７】
【実施例】次に図面と共に、本発明の実施例を説明する
。図１において、１は内部に投入された焼却灰を電極間
の放電により溶融させるアーク式溶融炉である。該溶融
炉１には炉内で発生したＣＯ，Ｈ２等の未燃ガスを燃焼
させるためブロワ２，ダンパ３を通して空気が供給され
る。４は該溶融炉１内のガス圧力を測定する圧力計であ
る。該溶融炉１からはダストを含んだ高温度の排ガスが
排出ダクト５に排出される。６は該排出ダクト５に設け
られたスプレー水噴霧式減温塔、７はサイクロン式分離
器、８はバッグフィルター式集じん器、９は排ガスファ
ンである。
。図１において、１は内部に投入された焼却灰を電極間
の放電により溶融させるアーク式溶融炉である。該溶融
炉１には炉内で発生したＣＯ，Ｈ２等の未燃ガスを燃焼
させるためブロワ２，ダンパ３を通して空気が供給され
る。４は該溶融炉１内のガス圧力を測定する圧力計であ
る。該溶融炉１からはダストを含んだ高温度の排ガスが
排出ダクト５に排出される。６は該排出ダクト５に設け
られたスプレー水噴霧式減温塔、７はサイクロン式分離
器、８はバッグフィルター式集じん器、９は排ガスファ
ンである。
【０００８】減温塔６は器内天井部にノズル１０が設け
られ、該ノズル１０から冷却水が噴霧されることにより
該減温塔６内に導入された排ガスより気化熱を奪って排
ガス温度を２５０℃程度に冷却する。１１は該減温塔６
の二次側に設けられた温度計、１２は該ノズル１０への
冷却水の給水量をコントロールする制御弁で、該制御弁
１２は温度計１１によつて測定される排ガス温度が一定
になるように該温度計１１からの信号によりフィードバ
ック制御される。
られ、該ノズル１０から冷却水が噴霧されることにより
該減温塔６内に導入された排ガスより気化熱を奪って排
ガス温度を２５０℃程度に冷却する。１１は該減温塔６
の二次側に設けられた温度計、１２は該ノズル１０への
冷却水の給水量をコントロールする制御弁で、該制御弁
１２は温度計１１によつて測定される排ガス温度が一定
になるように該温度計１１からの信号によりフィードバ
ック制御される。
【０００９】減温塔６と集じん器８との間に設けられた
サイクロン式分離器７は、減温塔６から排出された排ガ
スをその流勢により器内で旋回させ比較的大粒のダスト
を遠心力により分離できるようにしたものである。また
、集じん器８は内部にフィルターバッグが多数本吊下さ
れ排ガスをその織目に通過させることにより排ガスを濾
過し、細かいダストまで捕捉するものである。
サイクロン式分離器７は、減温塔６から排出された排ガ
スをその流勢により器内で旋回させ比較的大粒のダスト
を遠心力により分離できるようにしたものである。また
、集じん器８は内部にフィルターバッグが多数本吊下さ
れ排ガスをその織目に通過させることにより排ガスを濾
過し、細かいダストまで捕捉するものである。
【００１０】集じん器８と排ガスファン９の間には流量
調節ダンパ１３が設けられており、該流量調節ダンパ１
３は前記圧力計４によって測定される炉内圧力が一定に
なるように排ガスの排出量を制御している。
調節ダンパ１３が設けられており、該流量調節ダンパ１
３は前記圧力計４によって測定される炉内圧力が一定に
なるように排ガスの排出量を制御している。
【００１１】１４はリターンダクトで、該リターンダク
ト１４にはこの実施例ではリターンファン１５が設けら
れ、該リターンファン１５の作動により排ガスファン９
の二次側から吸引した排ガスを前記減温塔６のノズル１
０のダスト付着防止用保護ガスとして減温塔６内に供給
している。こうして減温塔６に戻された排ガスは再びサ
イクロン式分離器７，集じん器８を循環する。このため
減温塔６から排ガスファン９に至る間の排ガス排出系路
はこのリターンダクト１４による戻量だけ排ガス流量が
増大する。このためアーク式溶融炉１から排出される排
ガス量が著しく減った時にも減温塔６，排ガスファン９
間の排ガスの流速は一定以下にならないように維持され
これによりその排ガス排出系路のダストの沈着が効果的
に防止される。
ト１４にはこの実施例ではリターンファン１５が設けら
れ、該リターンファン１５の作動により排ガスファン９
の二次側から吸引した排ガスを前記減温塔６のノズル１
０のダスト付着防止用保護ガスとして減温塔６内に供給
している。こうして減温塔６に戻された排ガスは再びサ
イクロン式分離器７，集じん器８を循環する。このため
減温塔６から排ガスファン９に至る間の排ガス排出系路
はこのリターンダクト１４による戻量だけ排ガス流量が
増大する。このためアーク式溶融炉１から排出される排
ガス量が著しく減った時にも減温塔６，排ガスファン９
間の排ガスの流速は一定以下にならないように維持され
これによりその排ガス排出系路のダストの沈着が効果的
に防止される。
【００１２】図２に示した排ガス処理装置は、リターン
ダクト１４に流量調節ダンパ１６を設けると共に、集じ
ん器８の二次側に流速計１７を設け、該流速計１７によ
つて計測される排ガス排出系路の排ガス流速が一定範囲
に調整されるように流量調節ダンパ１６の開度を調節し
て排ガスの戻量を制御できるようにしたもので、その他
の構成は図１と同様である。この場合、溶解炉１から排
出される排ガス量がダストの沈着を防止し得るに充分な
量であるとき排ガスの戻量が絞られるようにすることで
余計な循環ロスが解消される。
ダクト１４に流量調節ダンパ１６を設けると共に、集じ
ん器８の二次側に流速計１７を設け、該流速計１７によ
つて計測される排ガス排出系路の排ガス流速が一定範囲
に調整されるように流量調節ダンパ１６の開度を調節し
て排ガスの戻量を制御できるようにしたもので、その他
の構成は図１と同様である。この場合、溶解炉１から排
出される排ガス量がダストの沈着を防止し得るに充分な
量であるとき排ガスの戻量が絞られるようにすることで
余計な循環ロスが解消される。
【００１３】なお、上記実施例ではリターンダクト１４
は排ガスファン９の二次側から排ガスを吸引して減温塔
６に戻すように接続しているが、排ガスの吸引個所は排
ガスファン９の二次側でなくても集じん器８の二次側で
よく、またその戻個所も減温塔６でなくても集じん器８
の一次側でよく、要するにリターンによりダストの沈着
が問題となる部分の排ガス流速が常に所要値以上に保た
れるようにすればよい。またこの実施例では減温塔６，
分離器７，集じん器８よりなる排ガス処理装置について
説明したが、これは排ガスの種類に応じ集じん器８のみ
のもの、或いは電気集じん器よりなるもの等があり、そ
のような排ガス処理装置においても排ガス排出系路のダ
スト沈着による閉塞を防止する手段として本発明を適応
し得る。
は排ガスファン９の二次側から排ガスを吸引して減温塔
６に戻すように接続しているが、排ガスの吸引個所は排
ガスファン９の二次側でなくても集じん器８の二次側で
よく、またその戻個所も減温塔６でなくても集じん器８
の一次側でよく、要するにリターンによりダストの沈着
が問題となる部分の排ガス流速が常に所要値以上に保た
れるようにすればよい。またこの実施例では減温塔６，
分離器７，集じん器８よりなる排ガス処理装置について
説明したが、これは排ガスの種類に応じ集じん器８のみ
のもの、或いは電気集じん器よりなるもの等があり、そ
のような排ガス処理装置においても排ガス排出系路のダ
スト沈着による閉塞を防止する手段として本発明を適応
し得る。
【００１４】
【発明の効果】このように本発明の排ガス処理装置は、
排ガスの一部を集じん器の一次側に戻すことにより常に
一定量の排ガス流量を確保し、ダストの沈着を防止し得
る有益な効果がある。
排ガスの一部を集じん器の一次側に戻すことにより常に
一定量の排ガス流量を確保し、ダストの沈着を防止し得
る有益な効果がある。
【図１】本発明の排ガス処理装置の一実施例を示した排
ガス排出系路図。
ガス排出系路図。
【図２】本発明の他の実施例を示した排ガス排出系路図
。
。
１ 溶融炉
５ 排出ダクト
６ 減温塔
７ 分離器
８ 集じん器
９ 排ガスファン
１４ リターンダクト
１６ 流量調節ダンパ
１７ 流速計
Claims (2)
- 【請求項１】 ダストを含んだ排ガスの排出ダクトに
設けられた集じん器の二次側に該集じん器から排出され
た排ガスの一部を該集じん器の一次側に戻すリターンダ
クトを接続してなることを特徴とした排ガス処理装置。 - 【請求項２】 リターンダクトを通して戻される排ガ
スの流量を調節することにより、集じん器を通過する排
ガスの流量が一定範囲に制御されるようにしたことを特
徴とする請求項１に記載の排ガス処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7694391A JPH04290511A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 排ガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7694391A JPH04290511A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 排ガス処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04290511A true JPH04290511A (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=13619831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7694391A Pending JPH04290511A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 排ガス処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04290511A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5863316A (en) * | 1997-07-21 | 1999-01-26 | Danieli Wean, Division Of Danieli Corporation | Recirculating fume scrubber system |
| JP2015104400A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | エスイー工業株式会社 | 空気精製処理装置およびこれを用いた空気の精製処理方法 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP7694391A patent/JPH04290511A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5863316A (en) * | 1997-07-21 | 1999-01-26 | Danieli Wean, Division Of Danieli Corporation | Recirculating fume scrubber system |
| JP2015104400A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | エスイー工業株式会社 | 空気精製処理装置およびこれを用いた空気の精製処理方法 |
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