JPH04290288A - 電磁波遮蔽付きフレキシブルプリント板 - Google Patents

電磁波遮蔽付きフレキシブルプリント板

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Publication number
JPH04290288A
JPH04290288A JP5298291A JP5298291A JPH04290288A JP H04290288 A JPH04290288 A JP H04290288A JP 5298291 A JP5298291 A JP 5298291A JP 5298291 A JP5298291 A JP 5298291A JP H04290288 A JPH04290288 A JP H04290288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
copper alloy
flexible printed
content
circuit pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5298291A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Wakita
真一 脇田
Kihachi Onishi
喜八 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority to JP5298291A priority Critical patent/JPH04290288A/ja
Publication of JPH04290288A publication Critical patent/JPH04290288A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプリンターヘッ
ド部分等の駆動系統に使用されて、1万回〜100万回
以上の屈曲がくり返されるフレキシブルプリント板に関
するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】近年、電気機器の電子化に伴
ない、その部品間の電磁波による誤動作が問題となって
いる。このため、その部品間を結ぶフレキシブルプリン
ト板においても電磁波をシールドする必要がある。
【0003】この要望に応え、本出願人は、特願昭63
−183774号において、下記の構成の電磁波シール
ド機能を持ったフレキシブルプリント板を提案した。
【0004】記 プラスチックフィルム表面に回路パターンを形成し、こ
の回路パターン上に、絶縁アンダーコート層、導電ペー
スト塗布シールド層、オーバーコート層を順次設け、前
記回路パターンのグランドパターンと導電ペースト塗布
シールド層とを適宜間隔でアンダーコート層を貫通して
電気的に接続する。
【0005】この技術は、電磁波シールドの面では満足
いけるものであったが、耐屈曲性の点で問題が生じた。 すなわち、プリンターヘッド部分等の駆動系統に使用し
た場合、1万回〜100万回以上の屈曲がくり返される
。しかし、上記技術では、回路パターンを純銅箔で形成
しており、この純銅箔であると、回路パターンのひび割
れ等による断線が生じていた。
【0006】本発明は、以上の点に留意し、屈曲強度を
向上させることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にあっては、上記回路パターンを、本出願人
の提案に係る下記A乃至Cの銅合金からなる圧延焼鈍箔
により形成した構成を採用したものである。
【0008】記 (A)  鉛とスズの合計含有量が0.02 〜0.1
5 重量%であって且つ夫々の含有量が0.006重量
%以上、酸素含有量が0.0001〜0.005重量%
、残部が実質的に銅から成る銅合金。
【0009】(B)  スズとアンチモンの合計含有量
が0.02 〜0.15 重量%であって且つ夫々の含
有量が0.006重量%以上、残部が実質的に銅から成
る銅合金。
【0010】(C)  鉛とアンチモンの合計含有量が
0.02 〜0.15 重量%であって且つ夫々の含有
量が0.006重量%以上、残部が実質的に銅から成る
銅合金。
【0011】上記(A)の組成の高力導電性銅合金線に
おいては、鉛とスズの合計量が酸素含有量の3.7倍以
上であることが好ましく、(B)及び(C)の組成のも
のにおいても、酸素含有量は0.0001 〜0.00
5重量%とするとよい。
【0012】(特開昭61−23736号公報、特開昭
61−23737号公報及び特開昭61−23738号
公報等参照)
【0013】
【作用】上記の如く構成する本発明は、上記組成A乃至
Cからなる銅合金が、上記公報に記載のごとく、耐屈曲
性に優れ、導電性においても、純銅に比べて遜色がない
。例えば、疲労特性において、曲げ歪0.306%の条
件では、上記銅合金製の箔の破断屈曲回数が約16.1
万回に対し、純銅箔のそれは約4.3万回と約4分の1
であり、曲げ歪0.22%の条件では、上記銅合金箔:
3150万回以上、純銅箔:約11.93万回と約26
0分の1以下、曲げ歪0.18%の条件では、上記銅合
金箔:6200万回以上、純銅箔:約21.8万回と約
280分の1以下である。
【0014】
【実施例】図1に示すように、50μm厚のポリイミド
フィルム1上に、前記組成Aからなる30μm厚の圧延
焼鈍銅合金箔2を加熱加圧接着し、この銅合金箔2をエ
ッチング加工して所要の回路パターン2(1.5 mm
幅、1.0mm間隔で15条、図面上は省略)を形成し
た。但し、15本中、両端の2本はグランドパターン3
である。
【0015】上記回路パターン2上に、前記グランドパ
ターン3上の長さ方向に沿って一定間隔にマスクを設け
、且つ、回路パターン2の両端一定部分にマスクを設け
たスクリーン(図示せず)を用いて、印刷法によりエポ
キシメラミン樹脂からなるペーストを塗布して厚さ30
μmのアンダーコート層(UC層)4を設ける。このと
きグランドパターン3上長さ方向のUC層4には前記ス
クリーンのマスクにより透孔5が形成され、回路パター
ン2両端には、前記スクリーンのマスクによりUCは塗
布されず回路は露出した状態となる(露出パターン6)
【0016】つぎに、上記UC層4上全面に、導電塗料
をスクリーン印刷法によりその両端の一部を残して塗布
し、150℃×30分の加熱処理を施してその塗膜を硬
化させ、厚さ20μmのシールド層7を形成する。この
とき導電塗料は前記透孔5を経てグランドパターン3に
到達しシールド層7とグランドパターン3が電気的に接
続される。
【0017】上記導電塗料は、粒径5〜10μmの樹枝
状金属銅粉100重量部に対して、樹脂混和物(メラミ
ン樹脂50重量%とポリエステル系樹脂20重量%とレ
ゾール型フェノール樹脂30重量%とからなる樹脂混和
物)16重量部、脂肪酸又は脂肪酸の金属塩10重量部
およびキレート形成剤2.5重量部を配合し、溶剤とし
て若干のブチルセルソルブアセテートを加えて、20分
間3軸ロールで混練りした適当な粘度のものとする。
【0018】さらに、上記シールド層7上に一成分熱硬
化型シリコーンゴムコーティング材〔TSE  325
1、東芝シリコーン株式会社製〕をスクリーン印刷法に
より塗布し、これを150℃、1hr加熱硬化して厚さ
20μmのオーバーコート層(OC層)8を設けて本発
明に係る電磁波遮蔽付きフレキシブルプリント板Pを得
た。
【0019】また、前記組成Aからなる100μm厚の
圧延焼鈍銅合金箔を、スリット加工して1.2mm幅の
平角箔条を形成し、この平角箔条を、100μm厚のポ
リエステルフィルム1上に熱融着フィルムを介して2.
54mmのピッチで15条引き揃え、熱融着させて回路
パターン2を形成し、以後、前述と同様にして他の実施
例の電磁波遮蔽付きフレキシブルプリント板Pを得た。
【0020】一方、比較例として、回路パターン2の材
料を純銅箔とし、その他は両実施例と同一としたものも
製作した。
【0021】この実施例と比較例のフレキシブルプリン
ト板Pを、第2図に示すように5mm径のマンドレル9
を介して実線←→鎖線のごとく繰返し屈曲を行った処、
実施例と比較例において、上記作用の項で記載した、銅
合金箔と純銅箔の疲労特性に基づく屈曲特性の差を得た
【0022】なお、上記の銅合金からなる細線を圧延し
て100μm厚×1.27mm幅の平角箔条を形成し、
その平角箔条でもって上記実施例と同様にフレキシブル
プリント板Pを製作したところ、同様な効果を得た。ま
た、銅合金箔に上記組成B、Cのものを使用しても、同
様な効果を得ることができた。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上の構成としたので、耐屈
曲性が非常に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレキシブルプリント板の部分斜視図
【図2】
屈曲特性試験説明図
【符号の説明】
1  可撓性プラスチックフィルム 2  回路パターン(銅合金箔) 3  グランドパターン 4  アンダーコート層 5  透孔 6  露出パターン 7  シールド層 8  オーバーコート層 9  マンドレル P  フレキシブルプリント板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  可撓性プラスチックフィルム表面に回
    路パターンを形成し、この回路パターン上に、絶縁性ア
    ンダーコート層、導電ペースト塗布シールド層、オーバ
    ーコート層を順次設け、前記回路パターンのグランドパ
    ターンと前記導電ペースト塗布シールド層とを適宜の間
    隔でアンダーコート層を貫通して電気的に接続してなる
    電磁波遮蔽付きフレキシブルプリント板において、前記
    回路パターンを、下記の銅合金からなる圧延焼鈍箔によ
    り形成したことを特徴とする電磁波遮蔽付きフレキシブ
    ルプリント板。 記 鉛とスズの合計含有量が0.02 〜0.15 重量%
    であって且つ夫々の含有量が0.006重量%以上、酸
    素含有量が0.0001 〜0.005重量%、残部が
    実質的に銅から成る銅合金。
  2. 【請求項2】  上記圧延焼鈍箔を下記の銅合金とした
    ことを特徴とする請求項1記載の電磁波遮蔽付きフレキ
    シブルプリント板。 記 スズとアンチモンの合計含有量が0.02 〜0.15
     重量%であって且つ夫々の含有量が0.006重量%
    以上、残部が実質的に銅から成る銅合金。
  3. 【請求項3】  上記圧延焼鈍箔を下記の銅合金とした
    ことを特徴とする請求項1記載の電磁波遮蔽付きフレキ
    シブルプリント板。 記 鉛とアンチモンの合計含有量が0.02 〜0.15 
    重量%であって且つ夫々の含有量が0.006重量%以
    上、残部が実質的に銅から成る銅合金。
JP5298291A 1991-03-19 1991-03-19 電磁波遮蔽付きフレキシブルプリント板 Pending JPH04290288A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123736A (ja) * 1984-07-09 1986-02-01 Nippon Mining Co Ltd 耐熱性、成形加工及び導電性に優れた電気・電子・通信機器部品用銅合金
JPS6123737A (ja) * 1984-07-09 1986-02-01 Nippon Mining Co Ltd 耐熱性及び導電性に優れた銅合金
JPS6123738A (ja) * 1984-07-09 1986-02-01 Nippon Mining Co Ltd 曲げ強度に優れた電気・電子・通信機器部品用銅合金
JPH0233999A (ja) * 1988-07-23 1990-02-05 Sakai Denshi Kogyo Kk 電磁波遮蔽付フレキシブルプリント回路形成体

Patent Citations (4)

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