JPH04289639A - レンズ一体型陰極線管 - Google Patents
レンズ一体型陰極線管Info
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- JPH04289639A JPH04289639A JP5269991A JP5269991A JPH04289639A JP H04289639 A JPH04289639 A JP H04289639A JP 5269991 A JP5269991 A JP 5269991A JP 5269991 A JP5269991 A JP 5269991A JP H04289639 A JPH04289639 A JP H04289639A
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- Japan
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- lens
- ray tube
- cathode ray
- coupler
- tilt angle
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- Pending
Links
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 8
- 239000002826 coolant Substances 0.000 abstract description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 2
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 7
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プロジェクターに使
用して好適なレンズ一体型陰極線管に関する。
用して好適なレンズ一体型陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、陰極線管を使用したプロジェク
ターの構成を示すものである。同図において、1R、1
G、1Bはそれぞれ赤、緑、青の色画像を得るための陰
極線管である。これら陰極線管1R〜1Bに表示される
各色画像からの像光は、それぞれ投射レンズ2R、2G
、2Bを介してスクリーン3に供給される。そして、ス
クリーン3上で各色画像が合成され、スクリーン3には
拡大されたカラー画像が表示される。
ターの構成を示すものである。同図において、1R、1
G、1Bはそれぞれ赤、緑、青の色画像を得るための陰
極線管である。これら陰極線管1R〜1Bに表示される
各色画像からの像光は、それぞれ投射レンズ2R、2G
、2Bを介してスクリーン3に供給される。そして、ス
クリーン3上で各色画像が合成され、スクリーン3には
拡大されたカラー画像が表示される。
【0003】ここで、βr、βbは、それぞれ赤色系、
青色系に対するスクリーン面のあおり角(スクリーン面
と直交する方向に対する投射レンズ2R、2Bの光軸の
ずれ角)である。また、δr、δbは、それぞれ陰極線
管1R、1Bのあおり角(投射レンズ2R、2Bの光軸
に対する陰極線管1R、1Bの光軸のずれ角)である。
青色系に対するスクリーン面のあおり角(スクリーン面
と直交する方向に対する投射レンズ2R、2Bの光軸の
ずれ角)である。また、δr、δbは、それぞれ陰極線
管1R、1Bのあおり角(投射レンズ2R、2Bの光軸
に対する陰極線管1R、1Bの光軸のずれ角)である。
【0004】図7を使用して、陰極線管1のあおり角δ
について、さらに説明する。
について、さらに説明する。
【0005】あおり角βのスクリーン面に結像させるた
めに必要な陰極線管1のあおり角δは、数1で求められ
る(シャインプルフの法則)。ただし、moは倍率であ
る。
めに必要な陰極線管1のあおり角δは、数1で求められ
る(シャインプルフの法則)。ただし、moは倍率であ
る。
【0006】
【数1】
δ=tan−1(−tanβ/mo)
ところで、投射レンズ2の焦点距離をfとすると、光軸
上では、数2の関係式が成立する。ただし、aは陰極線
管1の画面からレンズ2までの光軸上の距離、bはレン
ズ2からスクリーン3までの光軸上の距離である。
上では、数2の関係式が成立する。ただし、aは陰極線
管1の画面からレンズ2までの光軸上の距離、bはレン
ズ2からスクリーン3までの光軸上の距離である。
【0007】
【数2】
1/a+1/b=1/f
数1の関係式は、あおり角βのスクリーン面の任意の場
所で、光軸上と同様に、数3の関係式を成立させるため
、従って良好なフォーカス状態を得るために必要な条件
である。ただし、a′は陰極線管1の画面からレンズ2
までの距離、b′はレンズ2からスクリーン3までの距
離である。
所で、光軸上と同様に、数3の関係式を成立させるため
、従って良好なフォーカス状態を得るために必要な条件
である。ただし、a′は陰極線管1の画面からレンズ2
までの距離、b′はレンズ2からスクリーン3までの距
離である。
【0008】
【数3】
1/a′+1/b′=1/f
なお、後述するオプティカルカップリングを採用し、陰
極線管1とレンズ2とが屈折率nの液体で結合される場
合、あおり角δは数4で求められる。
極線管1とレンズ2とが屈折率nの液体で結合される場
合、あおり角δは数4で求められる。
【0009】
【数4】
δ=tan−1(−n・tanβ/mo)数1、数4か
ら明らかなように、スクリーン面のあおり角βが変化す
ると、それに伴って陰極線管1のあおり角δも変化する
。
ら明らかなように、スクリーン面のあおり角βが変化す
ると、それに伴って陰極線管1のあおり角δも変化する
。
【0010】そのため、例えばスクリーン3の大きさが
変わって、陰極線管1、投射レンズ2とスクリーン3と
の距離が変化すると、スクリーン面のあおり角βが変化
し、従って陰極線管1のあおり角δも変化することにな
る。
変わって、陰極線管1、投射レンズ2とスクリーン3と
の距離が変化すると、スクリーン面のあおり角βが変化
し、従って陰極線管1のあおり角δも変化することにな
る。
【0011】ところで、陰極線管1の前面にレンズカッ
プラーを介してレンズ2を配すると共に、陰極線管1と
レンズ2をガラスの屈折率に近い液体で結合したレンズ
一体型陰極線管が知られている。
プラーを介してレンズ2を配すると共に、陰極線管1と
レンズ2をガラスの屈折率に近い液体で結合したレンズ
一体型陰極線管が知られている。
【0012】このように液体結合方式(オプティカルカ
ップリング)を採用することで、従来の空気結合方式(
エアーカップリング)に比べ、乱反射を少なくでき、高
コントラスト化を図ることができる。
ップリング)を採用することで、従来の空気結合方式(
エアーカップリング)に比べ、乱反射を少なくでき、高
コントラスト化を図ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】例えば、スクリーン3
の大きさが変更され、陰極線管1、投射レンズ2とスク
リーン3との距離が変るとき、スクリーン面のあおり角
βが変化するため、陰極線管1のあおり角δの調整が必
要となる。
の大きさが変更され、陰極線管1、投射レンズ2とスク
リーン3との距離が変るとき、スクリーン面のあおり角
βが変化するため、陰極線管1のあおり角δの調整が必
要となる。
【0014】しかし、オプティカルカップリングを採用
している場合、レンズカップラーで陰極線管1のあおり
角δが規制されており、簡単に調整することができなか
った。
している場合、レンズカップラーで陰極線管1のあおり
角δが規制されており、簡単に調整することができなか
った。
【0015】そこで、この発明では、陰極線管のあおり
角の調整を容易に行ない得るレンズ一体型陰極線管を提
供するものである。
角の調整を容易に行ない得るレンズ一体型陰極線管を提
供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、陰極線管の
前面にレンズカップラーを介してレンズを配し、陰極線
管とレンズを液体結合してなるレンズ一体型陰極線管に
おいて、陰極線管とレンズとの間にあおり角調整用のス
ペーサを配するものである。
前面にレンズカップラーを介してレンズを配し、陰極線
管とレンズを液体結合してなるレンズ一体型陰極線管に
おいて、陰極線管とレンズとの間にあおり角調整用のス
ペーサを配するものである。
【0017】
【作用】例えば、スクリーン面のあおり角βが変化して
、陰極線管11のあおり角δの調整が必要な場合は、レ
ンズカップラー12を変更することなく、あおり角調整
用のスペーサ18を変更することで容易に行なえる。
、陰極線管11のあおり角δの調整が必要な場合は、レ
ンズカップラー12を変更することなく、あおり角調整
用のスペーサ18を変更することで容易に行なえる。
【0018】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。
施例について説明する。
【0019】同図において、陰極線管11のパネル面に
は、中央部に画面形状に対応した形状の開口部12aを
有するレンズカップラー12が接着剤13で接着固定さ
れる。
は、中央部に画面形状に対応した形状の開口部12aを
有するレンズカップラー12が接着剤13で接着固定さ
れる。
【0020】レンズカップラー12は、成形が容易なこ
とから、例えばアルミダイカストでもって構成される。 レンズカップラー12のレンズ鏡筒14側の面には、所
定間隔をもってガイド壁12e、12fが1周にわたっ
て突設される。これらガイド壁12e、12fで形成さ
れる溝には、合成ゴム製等のOリング16が配される。
とから、例えばアルミダイカストでもって構成される。 レンズカップラー12のレンズ鏡筒14側の面には、所
定間隔をもってガイド壁12e、12fが1周にわたっ
て突設される。これらガイド壁12e、12fで形成さ
れる溝には、合成ゴム製等のOリング16が配される。
【0021】レンズ鏡筒14の陰極線管11側端の周面
にはフランジ14aが形成され、このフランジ14aが
中央部に円形の開口部15aを有するレンズホルダ15
にねじ(図示せず)をもって固定される。
にはフランジ14aが形成され、このフランジ14aが
中央部に円形の開口部15aを有するレンズホルダ15
にねじ(図示せず)をもって固定される。
【0022】17はレンズを構成するCエレメントであ
り、透明部材、例えばアクリルで形成される。このCエ
レメント17は半球状とされ、陰極線管11側が凸面と
なるように配され、レンズ鏡筒14側の周面にはフラン
ジ17aが形成される。このフランジ17aのレンズ鏡
筒14側の面はレンズホルダ15に当接され、その陰極
線管11側の面はOリング16に当接される。
り、透明部材、例えばアクリルで形成される。このCエ
レメント17は半球状とされ、陰極線管11側が凸面と
なるように配され、レンズ鏡筒14側の周面にはフラン
ジ17aが形成される。このフランジ17aのレンズ鏡
筒14側の面はレンズホルダ15に当接され、その陰極
線管11側の面はOリング16に当接される。
【0023】このとき、Cエレメント17のレンズ鏡筒
14側端はレンズ鏡筒14内に嵌合される。つまり、C
エレメント17のフランジ17aがレンズホルダ15お
よびOリング16で挟持されることで、Cエレメント1
7が固定される。
14側端はレンズ鏡筒14内に嵌合される。つまり、C
エレメント17のフランジ17aがレンズホルダ15お
よびOリング16で挟持されることで、Cエレメント1
7が固定される。
【0024】レンズカップラー12とレンズホルダ15
との間には、あおり角調整用のスペーサ18が配され、
この状態でレンズカップラー12およびレンズホルダ1
5がねじ(図示せず)をもって固定される。スペーサ1
8は、ローリングを防止して面を正確に出すことを考慮
し、周上の3箇所に配される。
との間には、あおり角調整用のスペーサ18が配され、
この状態でレンズカップラー12およびレンズホルダ1
5がねじ(図示せず)をもって固定される。スペーサ1
8は、ローリングを防止して面を正確に出すことを考慮
し、周上の3箇所に配される。
【0025】Cエレメント17と陰極線管11のパネル
面との間には透明な冷却液19が充填される。冷却液1
9としては、その屈折率がガラスの屈折率に近いものが
選択される。これによりCエレメント17と陰極線管1
1とが液体結合される。このように充填された冷却液1
9は、上述したOリング16によってシールドされる。
面との間には透明な冷却液19が充填される。冷却液1
9としては、その屈折率がガラスの屈折率に近いものが
選択される。これによりCエレメント17と陰極線管1
1とが液体結合される。このように充填された冷却液1
9は、上述したOリング16によってシールドされる。
【0026】本例は以上のように構成され、陰極線管1
1のあおり角δの調整が必要な場合は、レンズカップラ
ー12を変更することなく、スペーサ18を変更するこ
とで調整できる。図2は、スペーサ18の厚さを変更し
てあおり角δを調整した例である。
1のあおり角δの調整が必要な場合は、レンズカップラ
ー12を変更することなく、スペーサ18を変更するこ
とで調整できる。図2は、スペーサ18の厚さを変更し
てあおり角δを調整した例である。
【0027】図3は、本例を使用して構成されるプロジ
ェクターの構成を、簡略的に示したものである。符号に
R、G、Bを付することで、赤、緑、青の各色の系を区
別している。投射レンズ2R〜2Bは、レンズ鏡筒14
内のレンズに対応している。
ェクターの構成を、簡略的に示したものである。符号に
R、G、Bを付することで、赤、緑、青の各色の系を区
別している。投射レンズ2R〜2Bは、レンズ鏡筒14
内のレンズに対応している。
【0028】なお、スペーサ18を変更してあおり角δ
を調整すると、Cエレメント17とレンズカップラー1
2との間の隙間が変化するが、この変化はOリング16
のつぶししろによって吸収される。つまり、Oリング1
6の径、材料等は、隙間の変化を吸収できるように選択
されることになる。
を調整すると、Cエレメント17とレンズカップラー1
2との間の隙間が変化するが、この変化はOリング16
のつぶししろによって吸収される。つまり、Oリング1
6の径、材料等は、隙間の変化を吸収できるように選択
されることになる。
【0029】本例によれば、スペーサ18を変更するだ
けであおり角δを調整できるので、例えばプロジェクタ
ーにおいて、スクリーン面のあおり角βが変化し、陰極
線管11のあおり角δの調整が必要な場合は、レンズカ
ップラー12を変更することなく、スペーサ18を変更
することで容易に調整することができる。これにより、
陰極線管11のあおり角δが異なるものでも、同一形状
のレンズカップラー12の使用が可能となる。
けであおり角δを調整できるので、例えばプロジェクタ
ーにおいて、スクリーン面のあおり角βが変化し、陰極
線管11のあおり角δの調整が必要な場合は、レンズカ
ップラー12を変更することなく、スペーサ18を変更
することで容易に調整することができる。これにより、
陰極線管11のあおり角δが異なるものでも、同一形状
のレンズカップラー12の使用が可能となる。
【0030】また本例によれば、スペーサ18によって
陰極線管のあおり角δが調整されるので、あおり角δの
精度を出しやすく、またCエレメント17(レンズ)と
陰極線管11との間隔の精度も出しやすくなる。
陰極線管のあおり角δが調整されるので、あおり角δの
精度を出しやすく、またCエレメント17(レンズ)と
陰極線管11との間隔の精度も出しやすくなる。
【0031】次に、図4を参照しながら、この発明の他
の実施例について説明する。この図4において、図1と
対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略
する。
の実施例について説明する。この図4において、図1と
対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略
する。
【0032】本例において、レンズカップラー12はC
エレメント17と同心状に形成される。つまり、Cエレ
メント17の球面と対向するレンズカップラー12の対
向面12bが、Cエレメント17の球面と同心の球面上
に位置するようにされる。
エレメント17と同心状に形成される。つまり、Cエレ
メント17の球面と対向するレンズカップラー12の対
向面12bが、Cエレメント17の球面と同心の球面上
に位置するようにされる。
【0033】また、対向面12bには1周にわたって溝
12cが設けられる。この溝12cにOリング16が配
され、レンズカップラー12はOリング16を介してC
エレメント17に当接される。これにより冷却液19の
シールドが行なわれる。
12cが設けられる。この溝12cにOリング16が配
され、レンズカップラー12はOリング16を介してC
エレメント17に当接される。これにより冷却液19の
シールドが行なわれる。
【0034】本例は以上のように構成され、その他は図
1の例と同様に構成される。本例においても、レンズカ
ップラー12を変更することなく、スペーサ18を変更
することで陰極線管11のあおり角δを調整できる。図
5は、スペーサ18を変更することによってあおり角δ
を調整した例である。
1の例と同様に構成される。本例においても、レンズカ
ップラー12を変更することなく、スペーサ18を変更
することで陰極線管11のあおり角δを調整できる。図
5は、スペーサ18を変更することによってあおり角δ
を調整した例である。
【0035】本例によれば、レンズカップラー12がC
エレメント17と同心状に形成され、Cエレメント17
とレンズカップラー12とがユニバーサルジョイント状
となっているので、Cエレメント17の球面に沿ってレ
ンズカップラー12を移動させることで、陰極線管11
のあおり角δの調整を自由に行なうことができる。
エレメント17と同心状に形成され、Cエレメント17
とレンズカップラー12とがユニバーサルジョイント状
となっているので、Cエレメント17の球面に沿ってレ
ンズカップラー12を移動させることで、陰極線管11
のあおり角δの調整を自由に行なうことができる。
【0036】また、あおり角δを変化させても、Oリン
グ16のつぶししろを一定に保つことができるので、図
1の例に比べて、シールドの信頼性を向上させることが
できる。
グ16のつぶししろを一定に保つことができるので、図
1の例に比べて、シールドの信頼性を向上させることが
できる。
【0037】なお、上述実施例においては、例えば水平
方向のあおり角を例にとって説明したが、垂直方向のあ
おり角の調整も同様のスペーサ18を変更することで容
易に行なうことができる。
方向のあおり角を例にとって説明したが、垂直方向のあ
おり角の調整も同様のスペーサ18を変更することで容
易に行なうことができる。
【0038】
【発明の効果】この発明によれば、陰極線管とレンズと
の間にあおり角調整用のスペーサが配されるので、陰極
線管のあおり角の調整が必要な場合は、レンズカップラ
ーを変更することなく、スペーサを変更することで容易
に調整することができる。これにより、陰極線管のあお
り角が異なるものでも、同一形状のレンズカップラーの
使用が可能となる。
の間にあおり角調整用のスペーサが配されるので、陰極
線管のあおり角の調整が必要な場合は、レンズカップラ
ーを変更することなく、スペーサを変更することで容易
に調整することができる。これにより、陰極線管のあお
り角が異なるものでも、同一形状のレンズカップラーの
使用が可能となる。
【0039】また、スペーサによって陰極線管のあおり
角が調整されるので、あおり角の精度を出しやすく、レ
ンズと陰極線管との間隔の精度も出しやすくなる。
角が調整されるので、あおり角の精度を出しやすく、レ
ンズと陰極線管との間隔の精度も出しやすくなる。
【0040】また、あおり角調整用のスペーサを周上の
3箇所に配することで、ローリングを防止でき、面を正
確に出すことができる。
3箇所に配することで、ローリングを防止でき、面を正
確に出すことができる。
【0041】さらに、レンズを球状とし、レンズカップ
ラーをレンズと同心状に形成すると共に、レンズの球面
とレンズカップラーの対向面との間に液体をシールドす
るOリングを配することで、レンズとレンズカップラー
とがユニバーサルジョイント状となり、陰極線管のあお
り角の調整を自由に行なうことができる。このとき、あ
おり角を変化させてもOリングのつぶししろを一定に保
つことができ、シールドの信頼性を向上させることがで
きる。
ラーをレンズと同心状に形成すると共に、レンズの球面
とレンズカップラーの対向面との間に液体をシールドす
るOリングを配することで、レンズとレンズカップラー
とがユニバーサルジョイント状となり、陰極線管のあお
り角の調整を自由に行なうことができる。このとき、あ
おり角を変化させてもOリングのつぶししろを一定に保
つことができ、シールドの信頼性を向上させることがで
きる。
【図1】実施例の構成を示す要部の断面図である。
【図2】あおり角の調整例を示す図である。
【図3】実施例を使用したプロジェクターの構成を示す
図である。
図である。
【図4】他の実施例の構成を示す要部の断面図である。
【図5】あおり角の調整例を示す図である。
【図6】プロジェクターの構成を示す図である。
【図7】あおり角の説明のための図である。
11 陰極線管
12 レンズカップラー
14 レンズ鏡筒
15 レンズホルダ
16 Oリング
17 Cエレメント
18 あおり角調整用のスペーサ
19 冷却液
Claims (3)
- 【請求項1】 陰極線管の前面にレンズカップラーを
介してレンズを配し、上記陰極線管とレンズを液体結合
してなるレンズ一体型陰極線管において、上記陰極線管
とレンズとの間にあおり角調整用のスペーサを配するこ
とを特徴とするレンズ一体型陰極線管。 - 【請求項2】 上記スペーサを周上の3箇所に配する
ことを特徴とする請求項1記載のレンズ一体型陰極線管
。 - 【請求項3】 上記レンズを球状とし、上記レンズカ
ップラーを上記レンズと同心状に形成し、上記レンズの
球面と上記レンズカップラーの対向面との間に上記液体
をシールドするOリングを配することを特徴とする請求
項1記載のレンズ一体型陰極線管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5269991A JPH04289639A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | レンズ一体型陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5269991A JPH04289639A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | レンズ一体型陰極線管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04289639A true JPH04289639A (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=12922141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5269991A Pending JPH04289639A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | レンズ一体型陰極線管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04289639A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5585867A (en) * | 1993-11-02 | 1996-12-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Projection tube and its application in a video projection system |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP5269991A patent/JPH04289639A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5585867A (en) * | 1993-11-02 | 1996-12-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Projection tube and its application in a video projection system |
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