JPH04289510A - 回転磁気ヘッド装置 - Google Patents
回転磁気ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH04289510A JPH04289510A JP5479891A JP5479891A JPH04289510A JP H04289510 A JPH04289510 A JP H04289510A JP 5479891 A JP5479891 A JP 5479891A JP 5479891 A JP5479891 A JP 5479891A JP H04289510 A JPH04289510 A JP H04289510A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- drum
- fixed
- chip
- head chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転磁気ヘッド装置に
関し、詳しくは、VTR(ビデオテープレコーダ)やR
−DAT(回転ヘッド型ディジタルオーディオテープレ
コーダ)などの回転磁気ヘッド装置に関する。
関し、詳しくは、VTR(ビデオテープレコーダ)やR
−DAT(回転ヘッド型ディジタルオーディオテープレ
コーダ)などの回転磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4および図5に従来の回転磁気ヘッド
装置の一例を示す。本例は、上下に固定ドラムを有し、
その間に設けられたすき間から回転磁気ヘッドの先端部
が突出される形態のものである。図4において、1は固
定上ドラム、2は固定下ドラム、3は上下のドラムを結
合している部材、4は回転軸5に取付けられたヘッド取
付台、6は凸形の板状に形成され、その凸形の先端部に
ヘッドチップ7が取付けられると共に、ヘッド取付台4
の周辺部に調整用固定ねじ8で図5に示すように固定さ
れたヘッドベースである。なお、ヘッドベース6上には
ヘッド巻線9を回転側ロータリトランス10に接続する
ための不図示のプリント基板がそれぞれ設けられている
。11はヘッドチップ7に設けられたヘッド巻線9の巻
回用孔である。さらにまた図4において、12は固定下
ドラム2の回転側ロータリトランス10の対向位置に設
けられた固定側ロータリトランス、13は軸受である。
装置の一例を示す。本例は、上下に固定ドラムを有し、
その間に設けられたすき間から回転磁気ヘッドの先端部
が突出される形態のものである。図4において、1は固
定上ドラム、2は固定下ドラム、3は上下のドラムを結
合している部材、4は回転軸5に取付けられたヘッド取
付台、6は凸形の板状に形成され、その凸形の先端部に
ヘッドチップ7が取付けられると共に、ヘッド取付台4
の周辺部に調整用固定ねじ8で図5に示すように固定さ
れたヘッドベースである。なお、ヘッドベース6上には
ヘッド巻線9を回転側ロータリトランス10に接続する
ための不図示のプリント基板がそれぞれ設けられている
。11はヘッドチップ7に設けられたヘッド巻線9の巻
回用孔である。さらにまた図4において、12は固定下
ドラム2の回転側ロータリトランス10の対向位置に設
けられた固定側ロータリトランス、13は軸受である。
【0003】このように構成された回転磁気ヘッド装置
では上下の固定ドラム1,2の周面と接触を保つように
巻回されて走行する不図示のテープに対し、上記周面か
ら突出した状態に保たれながら回転軸5によって高速回
転するヘッドチップ7が摺接し、テープに対して記録/
再生を行う。
では上下の固定ドラム1,2の周面と接触を保つように
巻回されて走行する不図示のテープに対し、上記周面か
ら突出した状態に保たれながら回転軸5によって高速回
転するヘッドチップ7が摺接し、テープに対して記録/
再生を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の回転磁気ヘッド装置では、固定上ドラム
1と固定下ドラム2との間のすき間14からヘッドチッ
プ7の先端部をドラム周面外に突出させるように構成さ
れるが、この場合、すき間14の高さとしては図4から
も分かるように、ヘッドチップ7自体の厚さとさらにそ
の先端部に巻着されるヘッド巻線9の巻き高さの分を十
分見込んで、しかも上下のドラム1,2と接触しないよ
うにする必要がある。
たような従来の回転磁気ヘッド装置では、固定上ドラム
1と固定下ドラム2との間のすき間14からヘッドチッ
プ7の先端部をドラム周面外に突出させるように構成さ
れるが、この場合、すき間14の高さとしては図4から
も分かるように、ヘッドチップ7自体の厚さとさらにそ
の先端部に巻着されるヘッド巻線9の巻き高さの分を十
分見込んで、しかも上下のドラム1,2と接触しないよ
うにする必要がある。
【0005】このために、上下のドラム1,2の周面に
対して特に斜めにテープが保持される場合、テープに生
じる張力の作用もあってテープの縁部が変形し、すき間
14に入り込み易く、ためにテープとヘッドチップ先端
部との接触状態が不安定になるという問題があった。
対して特に斜めにテープが保持される場合、テープに生
じる張力の作用もあってテープの縁部が変形し、すき間
14に入り込み易く、ためにテープとヘッドチップ先端
部との接触状態が不安定になるという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来の問題に着目し
、その解決を図るべく、上下の固定ドラム間に回転磁気
ヘッドのチップが設けられる形態のものにおいて、ヘッ
ドチップ先端部とテープとの間に常に安定した接触状態
が得られるようにした回転磁気ヘッド装置を提供するこ
とにある。
、その解決を図るべく、上下の固定ドラム間に回転磁気
ヘッドのチップが設けられる形態のものにおいて、ヘッ
ドチップ先端部とテープとの間に常に安定した接触状態
が得られるようにした回転磁気ヘッド装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、固定上ドラムおよび固定下ドラムの少
なくともいずれか一方に枢支される回転軸と、前記固定
上ドラムと固定下ドラムとの間のすき間から先端部を突
出させるようにヘッドベースによって保持され、該ヘッ
ドベースと共に前記回転軸の周りに回転させられるヘッ
ドチップとを有する回転磁気ヘッド装置において、外径
が前記固定上ドラムおよび固定下ドラムの直径とほぼ同
一の円環形状をなし、前記ヘッドチップの先端近傍の外
周部分が前記ヘッドチップに設けられるヘッド巻線と干
渉しないように切取られたヘッドベースを具備したこと
を特徴とするものである。
めに、本発明は、固定上ドラムおよび固定下ドラムの少
なくともいずれか一方に枢支される回転軸と、前記固定
上ドラムと固定下ドラムとの間のすき間から先端部を突
出させるようにヘッドベースによって保持され、該ヘッ
ドベースと共に前記回転軸の周りに回転させられるヘッ
ドチップとを有する回転磁気ヘッド装置において、外径
が前記固定上ドラムおよび固定下ドラムの直径とほぼ同
一の円環形状をなし、前記ヘッドチップの先端近傍の外
周部分が前記ヘッドチップに設けられるヘッド巻線と干
渉しないように切取られたヘッドベースを具備したこと
を特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、固定ドラムとほぼ同一径の円
環状ヘッドベースが回転軸を介して回転させられること
により、ヘッドチップ保持部以外では上下ドラム内のす
き間に沿って回転するヘッドベースの外周面とこれとほ
ぼ同一径の上下ドラムの外周面との双方によってテープ
の幅方向が支えられることになり、テープがすき間に陥
込んで変形するのを防止できると共に、ヘッドチップ保
持部ではヘッドベースの外周部が切欠かれているのでヘ
ッドベースとヘッド巻線とが干渉する虞がない。
環状ヘッドベースが回転軸を介して回転させられること
により、ヘッドチップ保持部以外では上下ドラム内のす
き間に沿って回転するヘッドベースの外周面とこれとほ
ぼ同一径の上下ドラムの外周面との双方によってテープ
の幅方向が支えられることになり、テープがすき間に陥
込んで変形するのを防止できると共に、ヘッドチップ保
持部ではヘッドベースの外周部が切欠かれているのでヘ
ッドベースとヘッド巻線とが干渉する虞がない。
【0009】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳
細かつ具体的に説明する。
細かつ具体的に説明する。
【0010】図1および図2は本発明の一実施例を示す
。これらの図において、16は、周囲部に立上がりの外
縁部16Aを有し、その外径が固定ドラム1の外径とほ
ぼ一致する円環状のヘッドベースである。ヘッドベース
16のヘッドチップ7が取付けられる部分の近傍は、本
例の場合、直線状に切除されていて、その切除された部
分の中央部に対をなすヘッドチップ7のそれぞれがヘッ
ド巻線9を外側に外した形で取付けられている。なお、
このようなヘッドベース16をヘッドの取付台4のソケ
ット部4Aに嵌め合わせるようになして、ねじ8によっ
て取付台4上に固定する。
。これらの図において、16は、周囲部に立上がりの外
縁部16Aを有し、その外径が固定ドラム1の外径とほ
ぼ一致する円環状のヘッドベースである。ヘッドベース
16のヘッドチップ7が取付けられる部分の近傍は、本
例の場合、直線状に切除されていて、その切除された部
分の中央部に対をなすヘッドチップ7のそれぞれがヘッ
ド巻線9を外側に外した形で取付けられている。なお、
このようなヘッドベース16をヘッドの取付台4のソケ
ット部4Aに嵌め合わせるようになして、ねじ8によっ
て取付台4上に固定する。
【0011】そこで、このように構成した回転磁気ヘッ
ド装置においては、ヘッドチップ7が取付けられるヘッ
ドベース16の切除部16B以外では、ヘッドベース1
6の外縁部16Aと、不図示のテープが巻回される固定
上ドラム1および固定下ドラム2の外周面とが一致した
状態で回転するので、摺接走行するテープが変形して上
ドラム1と下ドラム2との間に落ち込むようなことがな
い。また、ヘッドチップ7が取付けられる部分は切除部
16Bであり、ここではヘッドチップ7に設けられるヘ
ッド巻線9が切除部16Bの外方に位置するので、ヘッ
ドベース16と干渉することもない。
ド装置においては、ヘッドチップ7が取付けられるヘッ
ドベース16の切除部16B以外では、ヘッドベース1
6の外縁部16Aと、不図示のテープが巻回される固定
上ドラム1および固定下ドラム2の外周面とが一致した
状態で回転するので、摺接走行するテープが変形して上
ドラム1と下ドラム2との間に落ち込むようなことがな
い。また、ヘッドチップ7が取付けられる部分は切除部
16Bであり、ここではヘッドチップ7に設けられるヘ
ッド巻線9が切除部16Bの外方に位置するので、ヘッ
ドベース16と干渉することもない。
【0012】かくして、テープを常に安定した走行状態
でヘッドチップ7の先端部に接触させ、良好な記録/再
生を行わせることができる。
でヘッドチップ7の先端部に接触させ、良好な記録/再
生を行わせることができる。
【0013】図3は本発明の他の実施例を示す。なおこ
こでは、そのヘッドベースとこれに取付けられるヘッド
チップとのみを示し、26はそのヘッドベースである。 本実施例によるヘッドベース26は先の実施例として図
1,図2に示したと同様の外径を有すると共に、その外
周部に同様の形状とした外縁部26Aを具えている。た
だし、本例の場合は、先の実施例で示した切除部16B
に代えて、ヘッドチップ7の取付部に切欠部26Bを設
けるようにしたもので、このような切欠部26Bの形成
によりヘッドチップ7のヘッド巻線9をヘッドチップ7
と干渉させないようにすることができる。なお、その他
の構成および作用については図1,2に示した実施例と
変わらないのでその説明を省略する。
こでは、そのヘッドベースとこれに取付けられるヘッド
チップとのみを示し、26はそのヘッドベースである。 本実施例によるヘッドベース26は先の実施例として図
1,図2に示したと同様の外径を有すると共に、その外
周部に同様の形状とした外縁部26Aを具えている。た
だし、本例の場合は、先の実施例で示した切除部16B
に代えて、ヘッドチップ7の取付部に切欠部26Bを設
けるようにしたもので、このような切欠部26Bの形成
によりヘッドチップ7のヘッド巻線9をヘッドチップ7
と干渉させないようにすることができる。なお、その他
の構成および作用については図1,2に示した実施例と
変わらないのでその説明を省略する。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、外径が前記固定上ドラムおよび固定下ドラムの直径
とほぼ同一の円環形状をなし、前記ヘッドチップの先端
近傍の外周部分が前記ヘッドチップに設けられるヘッド
巻線と干渉しないように切取られたヘッドベースを具備
したので、テープが固定上ドラムと固定下ドラムとの間
に形成されるすき間に入り込むようなことがなくなり、
テープとヘッドチップとを常に安定した接触状態で摺接
させることができて、記録/再生機能の向上を図ること
ができる。また、ヘッドベースとヘッドチップ上のヘッ
ド巻線とが干渉することもない。
ば、外径が前記固定上ドラムおよび固定下ドラムの直径
とほぼ同一の円環形状をなし、前記ヘッドチップの先端
近傍の外周部分が前記ヘッドチップに設けられるヘッド
巻線と干渉しないように切取られたヘッドベースを具備
したので、テープが固定上ドラムと固定下ドラムとの間
に形成されるすき間に入り込むようなことがなくなり、
テープとヘッドチップとを常に安定した接触状態で摺接
させることができて、記録/再生機能の向上を図ること
ができる。また、ヘッドベースとヘッドチップ上のヘッ
ド巻線とが干渉することもない。
【図1】本発明の構成の一例を示す断面図である。
【図2】本発明によるヘッドベースの構成の一例を示す
平面図である。
平面図である。
【図3】本発明の他の実施例によるヘッドベースの構成
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図4】従来例の構成を示す断面図である。
【図5】従来例のヘッドベースの構成の一例を示す平面
図である。
図である。
1 固定上ドラム
2 固定下ドラム
4 ヘッド取付台
4A ソケット部
5 回転軸
7 ヘッドチップ
9 ヘッド巻線
16,26 ヘッドベース
16A,26A 外縁部
16B 切除部
26B 切欠き部
Claims (1)
- 【請求項1】 固定上ドラムおよび固定下ドラムの少
なくともいずれか一方に枢支される回転軸と、前記固定
上ドラムと固定下ドラムとの間のすき間から先端部を突
出させるようにヘッドベースによって保持され、該ヘッ
ドベースと共に前記回転軸の周りに回転させられるヘッ
ドチップとを有する回転磁気ヘッド装置において、外径
が前記固定上ドラムおよび固定下ドラムの直径とほぼ同
一の円環形状をなし、前記ヘッドチップの先端近傍の外
周部分が前記ヘッドチップに設けられるヘッド巻線と干
渉しないように切取られたヘッドベースを具備したこと
を特徴とする回転磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5479891A JPH04289510A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 回転磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5479891A JPH04289510A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 回転磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04289510A true JPH04289510A (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=12980777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5479891A Pending JPH04289510A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 回転磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04289510A (ja) |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP5479891A patent/JPH04289510A/ja active Pending
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