JPH04289443A - X線回折装置の回転駆動装置 - Google Patents

X線回折装置の回転駆動装置

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Publication number
JPH04289443A
JPH04289443A JP3078398A JP7839891A JPH04289443A JP H04289443 A JPH04289443 A JP H04289443A JP 3078398 A JP3078398 A JP 3078398A JP 7839891 A JP7839891 A JP 7839891A JP H04289443 A JPH04289443 A JP H04289443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
worm
case
wheel
ray diffraction
worm wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP3078398A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Masuda
憲治 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rigaku Denki Co Ltd
Rigaku Corp
Original Assignee
Rigaku Denki Co Ltd
Rigaku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rigaku Denki Co Ltd, Rigaku Corp filed Critical Rigaku Denki Co Ltd
Priority to JP3078398A priority Critical patent/JPH04289443A/ja
Publication of JPH04289443A publication Critical patent/JPH04289443A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線回折装置内に設け
られる回転体を駆動するための回転駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線回折装置内には種々の回転体が設け
られている。例えば、試料が装着された試料台をX線回
折測定の最中に間欠又は連続的に回転(いわゆる、θ回
転)させる回転駆動装置、X線検出器が固定配置された
検出器アームを上記θ回転の2倍の速度で回転(いわゆ
る、2θ回転)させる回転駆動装置等がある。一般にこ
れらの回転駆動装置は、試料台等の回転体と一体に設け
られたウオームホイールと、そのウオームホイールと噛
み合うと共に動力源からの動力をそのウオームホイール
に伝達するウオームとによって構成されている。この場
合、ウオームとウオームホイールとの間のバックラッシ
ュを除去するため、スプリングによってウオームをウオ
ームホイールに押し付けるという技術が広く採用されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スプリ
ングを用いた従来のウオーム押し付け機構は、構造が複
雑で、組み立てが面倒であり、さらに部品点数が多くな
ってコストが高くなるという欠点があった。本発明は、
X線回折装置に用いられていた従来の回転駆動装置にお
ける上記の欠点に鑑みてなされたものであって、構造が
簡単で、組み立てが容易であり、しかもコストが安い回
転駆動装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る回転駆動装置は、回転体(試料台4,
2θ回転台5)と一体に設けられたウオームホイール(
12、13)と、ウオームホイールに噛み合うと共に駆
動源(パルスモータ19)に連結されたウオーム(16
)と、ウオームホイールが格納されたホイールケース(
14)と、ホイールケースに連結されると共に内部に上
記ウオームが格納されたウオームケース(15)とを有
している。そして上記ウオームケースは、ウオームホイ
ールの半径方向に弾性変形した状態で、ホイールケース
に連結されることを特徴としている。
【0005】
【作用】駆動源からの動力は、ウオームからウオームホ
イールへ伝えられ、これによりウオームホイールと一体
な回転体が回転する。ウオームとウオームホイールとの
結合は、ウオームを格納するウオームケースと、ウオー
ムホイールを格納するホイールケースとを連結させるこ
とによって達成されている。ウオームケースは、ただ単
純にホイールケースに連結されるのではなくて、ウオー
ムホイールの半径方向に弾性変形した状態でホイールケ
ースに連結されている。これにより、ウオームとウオー
ムホイールとが互に圧力を及ぼし合う状態で噛み合い、
バックラッシュの発生が防止されている。ウオームとウ
オームホイールとを圧力下で接触させるために、スプリ
ング等の特別な構成部材を必要としない。
【0006】
【実施例】まず、本発明に係る回転駆動装置が適用され
るX線回折装置について簡単に説明する。図3は、その
X線回折装置の一例を示している。同図において、テー
ブル1の上にゴニオメータ2及びX線管3が設置されて
いる。そして、ゴニオメータ2の上には、試料台4及び
2θ回転台5が同軸に、かつ互いに独立して回転できる
ように設けられている。試料台4の上には、試料ホルダ
7が着脱可能に装着されている。図2(矢印II−II
線に従った断面図)に示すように、試料ホルダ7は板バ
ネによって形成された押え部材6と試料台頂部との間に
挿入されている。
【0007】図3に戻って、X線管3の内部にはX線源
8が設けられていて、そのX線源8から放射されたX線
は、試料ホルダ7の開口内に詰め込まれた試料9へ照射
される。試料9へ照射されたX線と試料9内の結晶格子
面との間で回折条件が満足されると、X線が試料9で回
折する。この回折X線は、2θ回転台5から一体に延び
る検出器アーム10上に固定されたX線検出器11に取
り込まれ、このX線検出器11によって回折X線の強度
が測定される。
【0008】ゴニオメータ2の内部には、試料台4と一
体な第1ウオームホイール12及び2θ回転台5と一体
な第2ウオームホイール13が設けられている。図2に
示すように、第1及び第2ウオームホイール12,13
は、いずれもホイールケース14に格納されている。ホ
イールケース14の左端部には、ウオームケース15が
固定されており、その中にウオームホイール12及び1
3と噛み合うウオーム16が格納されている。図1(図
2におけるI−I線に従った断面図)に示すように、第
1ウオームホイール12に噛み合うウオーム16は2つ
の軸受け17,17によって円筒状のウオームケース1
5に支持されており、さらに可撓性を有するカップリン
グ18を介して駆動源、すなわちパルスモータ19に連
結されている。第2ウオームホイール13(図2)につ
いても全く同様の構成が採用されている。
【0009】図3に関連して説明したX線回折測定が行
なわれる間、第1ウオームホイール12用のパルスモー
タ19が作動してウオーム16が回転し、これにより第
1ウオームホイール12、従って試料台4が回転、いわ
ゆるθ回転する。そしてそれと同時に第2ウオームホイ
ール13用のパルスモータ19が作動して第2ウオーム
ホイール13、従って2θ回転台5が上記θ回転の2倍
の速度で回転、いわゆる2θ回転する。このように試料
台4をθ回転させ、2θ回転台5を2θ回転させること
により、試料ホルダ7に詰め込まれた試料9に対するX
線の入射角度を時々刻々変化させながら、各角度に対応
した回折X線の強度が測定される。この測定の結果から
、試料9内の結晶構造が解析される。
【0010】図1に示すように、ウオームケース15の
うちホイールケース14に固定される部分には、すり割
り20,20が設けられており、それらのすり割りを形
成している一片15a,15aがボルト21,21によ
ってホイールケース14の先端に固定されている。ボル
ト21を締め付ければ、すり割り20を境にしてウオー
ムケース15が第1ウオームホイール12の半径方向に
弾性変形し、その変形の際に生じる弾性力によってウオ
ーム16が第1ウオームホイール12に押し付けられる
。これにより、両者間にバックラッシュが発生すること
が防止される。従来は、このバックラッシュの発生を防
止するために、スプリング等の弾性付勢部材を別途、用
意していたが、本実施例ではそのような弾性付勢部材が
不要である。
【0011】以上、一つの実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明はその実施例に限定されるものではない
。例えば、回転体としては、試料台4及び2θ回転台5
以外の任意の回転要素を選ぶことができる。
【発明の効果】本発明によれば、ウオームを格納するウ
オームケースそれ自体が弾性付勢部材としての働きをす
るので、スプリング等の特別な付勢手段を別途、用意す
る必要がない。従って、取り付け及び取り外しが非常に
簡単であり、しかも部品点数が少なくて済むので、コス
トが安い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転駆動装置の一実施例を示す平
面断面図である。
【図2】図1におけるII−II線に従って上記回転駆
動装置及びそれが用いられるX線回折装置を示す側面断
面図である。
【図3】回転駆動装置が用いられる上記のX線回折装置
の全体を示す斜視図である。
【符号の説明】
4  試料台                   
         52θ回転台12  第1ウオーム
ホイール            13  第2ウオー
ムホイール 14  ホイールケース              
    15  ウオームケース 16  ウオーム                 
       19  パルスモータ 20  すり割り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  X線回折装置内に設けられる回転体を
    駆動するための回転駆動装置であって、回転体と一体に
    設けられたウオームホイールと、ウオームホイールに噛
    み合うと共に駆動源に連結されたウオームと、ウオーム
    ホイールが格納されたホイールケースと、ホイールケー
    スに連結されると共に内部に上記ウオームが格納された
    ウオームケースとを有しており、上記ウオームケースは
    、ウオームホイールの半径方向に弾性変形した状態で、
    ホイールケースに連結されることを特徴とする回転駆動
    装置。
  2. 【請求項2】  上記ウオームケースのうちホイールケ
    ースに連結される部分にはすり割りが設けられており、
    そのすり割りを境にしてウオームケースが弾性変形する
    ことを特徴とする請求項1記載の回転駆動装置。
JP3078398A 1991-03-18 1991-03-18 X線回折装置の回転駆動装置 Pending JPH04289443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3078398A JPH04289443A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 X線回折装置の回転駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3078398A JPH04289443A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 X線回折装置の回転駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04289443A true JPH04289443A (ja) 1992-10-14

Family

ID=13660918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3078398A Pending JPH04289443A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 X線回折装置の回転駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04289443A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311199A (ja) * 2001-04-10 2002-10-23 Rigaku Corp X線回折装置用ゴニオメータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311199A (ja) * 2001-04-10 2002-10-23 Rigaku Corp X線回折装置用ゴニオメータ

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