JPH04288A - デジタルpllモータ制御装置 - Google Patents

デジタルpllモータ制御装置

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JPH04288A
JPH04288A JP2096486A JP9648690A JPH04288A JP H04288 A JPH04288 A JP H04288A JP 2096486 A JP2096486 A JP 2096486A JP 9648690 A JP9648690 A JP 9648690A JP H04288 A JPH04288 A JP H04288A
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JP
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speed
motor
signal
counter
frequency signal
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JP2096486A
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Shuichi Yamazaki
修一 山崎
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、デジタルPLLモータ制御装置に関する。
〔従来の技術〕
P L L (Phase Locked Loop)
制御系は、基準とする周波数の位相と比較しようとする
周波数の位相を一致させる(あるいは一定の位相差にロ
ックする)ように動作する制御系であり、位相を一致あ
るいは一定の位相差にロックさせると、必然的にその周
波数も一致(同期)させることになる。
このPLL制御を応用したモータの回転速度制御装置は
、一般に第6図に示すように構成され、モータMの回転
速度基準となる基準周波数信号fsと、モータMに取り
付けたファンクション・ジェジエネレータFGあるいは
ロータリエンコーダなどから発生される信号を増幅およ
び整形した実際のモータ回転速度に応じた周波数信号f
tとを位相比較し、その位相差(進み遅れを含む)を検
出してローパスフィルタで電圧信号に変換し、それを電
力増幅してモータMの駆動電流を制御することによって
、信号fsとftの位相を一致させるようにモータMの
回転速度を制御する動作をする。
このようなPLL制御方式は、基準周波数信号の周波数
が安定であれば、モータの回転数もこれに準じて安定す
るので、他の制御方式に比へて安定性が飛躍的に向上す
る。
しかしながら、モータの起動から安定な回転になるまで
の引き込み時間がかかるという欠点がある。
その対策として第7図に示すように、第6図のPLL制
御系に加えて、モータMの実際の回転速度に応じた周波
数信号ftをF−V変換し、その電圧信号を目標回転速
度に相当する電圧Esと比較して、その差をローパスフ
ィルタを通した位相差の信号に混合(加算)する速度制
御系を追加した構成のものもある。
さらに、例えば特開昭62−210441号公報や特開
昭62−239882号公報などにみられるように、上
述のようなPLL制御系及び速度制御系とからなるモー
タ制御装置における信号処理の一部をデジタル化して、
マイクロコンピュータによって制御できるようにしたも
のもある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述のようなアナログ方式のPLLモー
タ制御装置においては、位相差検出の精度を高めるのが
困難であり、しかもローパスフィルタを通すことにより
遅れが生じるので、充分な制御精度を得難い。また、全
てハード回路によるためコストがかかり、各部の定数調
整に多くの手間もかかるという問題があった。
また、上記した従来のデジタルPLL技術を用いたモー
タ制御装置においても、位相差の検出に関しては、単に
基準周波数信号とファンクション・ジェネレータ又はロ
ータリエンコーダからの信号との位相差に応じたパルス
幅のゲート信号を得て、それをハード的にアナログ処理
を行なって位相差電圧に変換している。
そのため、ハードウェアのコストアップを招き、信頼性
も充分でなく、制御定数の変更も難しいという問題があ
った。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、安定
性及び信頼性が高く高精度のモータ速度制御を安価に実
現し、その制御定数の変更も容易にすることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、発振器から発生
される周波数信号を分周してモータの回転速度基準とな
る基準周波数信号を発生する基準信号発生手段と、モー
タの実際の回転数に比例した周波数信号を発生する速度
信号発生手段と、基準信号発生手段から発生される基準
周波数信号の立ち上がり又は立ち下がりから速度信号発
生手段から発生される周波数信号の立ち上がり又は立ち
下がりまでの期間内だけ、発振器から発生される周波数
信号をカウントする位相差力ウタと、該カウンタのカウ
ント値を読み込んで、そのカウント値に応じてモータの
回転速度を制御するモータ速度制御手段とを備えたデジ
タルPLLモータ制御装置を提供する。
また、上述の基準信号発生手段、速度信号発生手段、及
び位相差カウンタに加えて、速度信号発生手段から発生
される周波数信号の各立ち上がり間又は各立ち下がり間
における発振器から発生される周波数信号をカウントす
る速度検知用カウンタと、上記位相差カウンタ及び速度
検知用カウンタのカウント値をそれぞれ読み込んで、そ
の各カウント値に応じてモータの回転速度を制御するモ
ータ速度制御手段を備えたデジタルPLLモータ制御装
置も提供する。
〔作 用〕
これらの発明によるデジタルPLLモータ制御装置では
、位相差カウンタが基準信号発生手段から発生される基
準周波数信号の立ち上がり又は立ち下がりから速度信号
発生手段から発生される周波数信号の立ち上がり又は立
ち下がりまでの期間内だけ発振器から発生される周波数
信号をカウントして位相差をカウント値として正確に計
測し、モータ速度制御手段がそのカウント値に応じてモ
ータの回転速度を制御するので、全ての処理をデジタル
的にマイクロコンピュータによるソフトウェア処理によ
って時間遅れなく高精度で行なうことが可能である。
そして、制御定数の変更もソフトウェアの変更によって
容易になし得る。
また、速度制御系も設けることにより、モータの起動か
ら安定な回転になるまでの引き込み時間を大幅に短縮す
ることができる。
そのためのモータ回転速度の計測も速度検知用カウンタ
によって行ない、そのカウント値をそのまま速度(周期
)のフィードバックデータとして使用するので、上述の
場合と同様に全ての処理をデジタル的にマイクロコンピ
ュータによるソフトウェア処理によって行なうことが可
能である。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて具体的に
説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示すデジタルPLLモ
ータ制御装置の概略的なブロック構成図である。
このデジタルPLLモータ制御装置は、発振器1、基準
信号発生回路29位相差比較ゲート信号発生回路32位
相差カウンタ4と、マイクロコンピュータ(以下rCP
UJと略称する)5と、モータドライバ6と、それによ
って駆動されるモータ7の回転速度を検出するロータリ
エンコーダ8とによって構成されている。
基準信号発生回路2は基準信号発生手段であり、発振器
1からのクロックパルス(周波数信号)CLKを分周し
て、モータ7の目標速度に対応した基準パルス信号SS
を発生させる回路である。
位相差比較ゲート信号発生回路3は、基準信号発生回路
2からの基準パルス信号SSとロータリエンコーダ8か
らの速度パルス信号ESを入力し、基準パルス信号SS
の立ち上がり又は立ち下がりでハイレベル“H”となり
、速度パルス信号ESの立ち上がり又は立ち下がりでロ
ーレベル′″L”となるゲート信号SGを発生させる回
路である。
位相差カウンタ4は、ゲート入力がハイレベル“H”の
間だけ発振器1からのクロックパルスをカウントする回
路であり、このカウント値が基準パルス信号SSと速度
パルス信号ESどの位相差に相当する。
CPU5は、マイクロプロセッサ、ROM。
RAM、速度検知用カウンタ、PWM(パルス幅変調)
用タイマ、及びIlo等からなり、常時はPWM用タイ
マのタイマ値に応じてモータドライバ6の駆動パルスの
デユーティを制御してモータ7の回転速度を制御する。
また、外部からの割込入力がなされると(ロータリエン
コーダ8からの速度パルス信号ESの立ち上がり又は立
ち下がり時に割込み入力がなされる)、位相差カウンタ
4及び内部の速度検知用カウンタの各カウント値を用い
て後述する割込処理を実行する。
さらに、速度パルス信号ESの立ち上がり間(立ち下が
り間でもよい)、すなわち割込入力間における発振器1
からのクロックパルスCLKを内部の速度検知用カウン
タによってカウントする。
なお、この速度検知用カウンタとしてCPU5の外に別
にカウンタを設けてもよい。
モータドライバ6は、CPU5からの指令に応じたデユ
ーティの駆動パルス電流をモータ7に流してドライブす
る。
モータ7はDCモータであり、その回転軸に回転速度に
比例した周波数信号である速度パルス信号ESを発生す
るロータリエンコーダ8が取り付けられている。
第2図は、第1図のデジタルPLLモータ制御装置の具
体的な回路構成例を示すブロック回路図であり、第1図
と対応する部分には同一符号を付しである。
プログラマブル・タイマ・カウンタ10は2つのカウン
タ10aと10bとによって構成されており、そのうち
カウンタ10aは端子CLKOに入力されるクロックパ
ルスCLKをCPU5からの所定の制御コマンドにより
分周して、端子○UToから目標速度に対応する基準パ
ルス信号SSを出力する基準信号発生手段として使用さ
れる。
また、カウンタlobは、端子GAT1への入力がハイ
レベル“H”の間だけ端子CLKIに入力されるクロッ
クパルスCLKをカウントする位相差カウンタとして使
用される。
これらの各カウンタ10a、10bのカウンタ値は、C
PU5によってアドレス・データ・コントロールバス1
1を通して読み込まれる。
フリップフロップ回路(以下rF/FJと略称する)1
2は、端子Tに入力されるカウンタ10aからの基準パ
ルス信号SSがハイレベル“L″になると、その立ち上
がりで端子Qから出力するゲート信号SGをハイレベル
“H”にし、端子Rに入力されるリセット信号R1がロ
ーレベル“L”になるとリセットして、端子Qから出力
するゲート信号SGをローレベル“L″にする。
F/F 13は、バッファ14を介して端子Tに入力さ
れるロータリエンコーダ8からの速度パルス信号ESが
ハイレベル“H”になると、その立ち上がりで端子FQ
から出力するリセット信号R1をローレベル”L”にし
、端子Rに入力されるゲート信号SGがローレベル“L
”になると、リセットして端子FQから出力する信号R
1をハイレベル“H”にする。
なお、このF/F 12と13によって第1図の位相差
比較ゲート信号発生回路3を構成している。
CPU5は、ポート高力端子P1からモータ7のオン・
オフを制御するための信号ON10 F Fと、PWM
出力端子P2からモータ7の速度を制御するための信号
PWMをそれぞれ出力する。
また、端子INTに入力される速度パルス信号ESがイ
ンバータ15で反転される信号がローレベル“L”にな
ると、すなわち速度パルス信号ESがハイレベル“H”
になると、前述した処理を行なう。
なお、端子X1及びx2には、それぞれ発振器1からの
クロックパルス及びそれをインバータ16によって反転
して半周期遅らせたクロックパルスがそれぞれ入力され
る。
反転入力のANDゲート17は、一方の入力端子に入力
される信号0N10FFがローレベルat L nの時
にのみ、信号PWMを反転した信号を出力し、その出力
がハイレベルtrH”になった時にのみトランジスタ1
8がオン状態となってモータ7に駆動電流を流す。
したがって、信号PWMのデユーティ・サイクルに応じ
てその1周期当たりのトランジスタ180オン・オフ時
間の割合が変化するが、そのオフ時間に対してオン時間
が長くなればモータ7の回転速度が上昇し、逆に短くな
ると低下する。
なお、反転入力のANDゲート17とトランジスタ18
が第1図のモータドライバ6を構成している。
次に、このように構成されたこの実施例の作用について
、第3図以降も参照して具体的に説明する。
第3図(イ)〜(へ)は、第2図のデジタルPLLモー
タ制御装置における各部の出力信号及び位相差を示すタ
イミングチャートである。
第2図において、カウンタ10aからの基準パルス信号
SSが第3図(イ)に示すようにハイレベル“H”にな
ると、その立ち上がりでF/F 12からのゲート信号
SGが同図(ニ)に示すようにハイレベル“H”になる
ので、カウンタ10bが発振器1からの同図(ホ)に示
すクロックパルスCLKのカウントを開始する。
その後、ロータリエンコーダ8からの速度パルス信号E
Sが同図(ロ)に示すようにハイレベル“H”になると
、その立ち上がりでF/F 13からのリセット信号R
1が同図(ハ)に示すように瞬時ローレベル“L“にな
り、F/F 13からのゲート信号SGが同図(ニ)に
示すようにローレベル“L”に変化するため、カウンタ
10bがクロックパルスCLKのカウントを停止する。
なお、速度パルス信号ESの立ち上がり時には、CPU
5による割込処理も行なわれる。
また、ゲート信号SGのローレベル“L”への変化によ
り、F/F 13からのリセット信号R1が同図(ハ)
に示すように直ちにハイレベル“H”に戻る。
したがって、そのカウンタ10bは同図(へ)に矢印で
示す基準パルス信号SSと速度パルス信号ESとの位相
差分の時間だけクロックパルスCLKをカウントするこ
とになる。
以後、基準パルス信号SS及び速度信号パルス信号ES
がそれぞれ第3図(イ)(ロ)に示すようにハイレベル
“H”になる度に、F/F12,13がそれぞれ同図(
ニ)(ハ)に示すゲート信号SG及びリセット信号R1
を出力するように動作すると共に、カウンタ10及びC
PU5もその各動作に対応した動作を行なう。
次に、CPU5による割込処理を第4図によって説明す
る。
このルーチンは速度パルス信号ESがハイレベル“H”
になるとスタートし、まずステップ1でカウンタ10b
のカウント値を読み込んで、ステップ2でそのカウント
値が示す基準パルス信号SSと速度パルス信号ES間の
位相差と目標位相差との位相誤差を計算する。
ここで、目標位相差θ0は、基準パルス信号SSの1周
期を360°とした場合必ずしもO。
とする必要はなく、06≦θo<360’の範囲内にあ
ればよいが、基準パルス信号SSに対する速度パルス信
号ESの位相の進み及び遅れによる演算の容易性を考慮
した場合、第5図に示すように180°にするのが最も
適当である。
目標位相差θ0を180@とじ、その時のカウンタ10
bのカウント値に相当する値をNO0゜実際の位相差θ
に相当するカウント値をNOとすると、位相誤差Δθは
NO−NO0によって求められる。
そして、第5図のAの期間のように、基準パルス信号S
Sと速度パルス信号ESの位相差θが180°の時には
、Nθ=Nθ0であるからNO−NO0=0で、位相誤
差ΔθはO@である。
同図のBの期間のように、基準パルス信号SSと速度パ
ルス信号ESの位相差θが180°より小さい時は、N
OくNO0になるから NO−NO0く0になり、その位相誤差Δθは負で進み
の値を示す。
同図のCの期間のように、基準パルス信号SSと速度パ
ルス信号ESの位相差θが180°より大きい時は、N
O〉NO0になるから NO−NOo>Oになり、その位相誤差Δθは正で遅れ
の値を示す。
第4図に戻り1次にここで求めた位相誤差と過去に求め
た位相誤差とを使用して、ステップ3でフィルタ演算を
行なう。
このフィルタ演算とは、前回、前前回等の過去に求めた
位相誤差の値(NO−NO0)を使用して、平均あるい
は加重平均をとるなどの演算処理によって、今回の位相
誤差がノイズ等によって急に変化したような場合に、そ
の影響を低減するために行なう。
その後、ステップ4でCPU5内の速度検知用カウンタ
のカウント値を読み込む。なお、そのカウント値Neは
速度パルス信号ESの1周期分の時間に相当し、1 /
 N eが、モータ7の回転速度に比例する。
次いで、ステップ5でその速度誤差を計算する。
ここで、目標回転速度の時カウント値をNOとすると、
Ne−Noによって周期誤差が求められ、これが速度誤
差にも対応する。
すなわち、モータ7の回転速度が目標速度と一致してい
れば、Ne−No=Oになり、速度誤差はゼロである。
モータ7の回転速度が目標速度より遅ければ、Ne−N
o>Oになり、目標速度より速ければ、Ne−No(Q
になる。
そして、ステップ6で前述したフィルタ演算の結果と速
度誤差計算の結果を加算して、PLL制御と速度#御と
の混合演算を実行する。
そして、その演算結果に応じてステップ7でPWM出力
値を演算する。
なお、位相誤差の値も速度誤差の値も、上述のようにし
て〔実際のカウント値−目標カウント値〕によって求め
ると、位相進み及び速度速すぎの時に負の値に、位相遅
れ及び速度遅れの時に正の値になるので、そのまま加算
でき、その加算結果が正の場合はその値に応じてデユー
ティを大きくするようにPWM出力を算出し、負の場合
はその値に応じてデユーティを小さくするようにPWM
出力値を算出する。
ステップ8でそのPWM出力値(通電周期毎のオン時間
)をCPU5内のPWM用タイマにセットした後処理を
終了する。この出力値によって出力すべきPWMのデユ
ーティ・サイクルが決定される。
それによって、PWM用タイマは新たにセットされた出
力値に基づいてタイマ動作を行なって、第2図のポート
出力端子P2からそれに応じた信号PWMを出力する。
このように、この実施においては、カウンタ10aから
の基準パルス信号とロータリエンコーダ8からの速度パ
ルス信号との位相差をカウンタ10bを用いて計測する
と共に、その速度パルス信号の周期をCPU5の速度検
出用カウンタを用いて計測し、その各計測値に応じたP
WM制御によってモータ7の回転速度を制御するので、
全ての処理をデジタル的に行なうことができ、信頼性の
高いPLLモータ制御装置を低コストで実現できると共
に、速度制御ループも設けているので、モータを起動し
てから安定速度に達するまでの引込時間を短縮すること
もできる。
また、位相差計測後の処理を全てソフト的に実行できる
ので、制御定数をソフトウェアの変更のみによって容易
に変えることができる。
さらに、位相差計測終了と同時に遅れなしに速度制御演
算処理を行なうことが可能であり、高精度の制御を実現
できる。
さらにまた、このデジタルPLLモータ制御装置をプリ
ンタや複写機等のマイクロコンピュータを備えた装置に
組み込む場合には、モータ制御装置側のマイクロコンピ
ュータを省略できるので、コストの大幅ダウンにつなが
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によるデジタルPLLモ
ータ制御装置によれば、全ての処理をデジタル的に行な
うことができるので、安定性がよく高精度のモータ回転
速度制御を安価に実現できる。また、デジタル的な速度
制御ループも設けることにより、安定速度に達するまで
の引き込み時間を短縮することができる。
さらに、制御定数をソフトウェアの変更のみによって容
易に変えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すデジタルPLLモー
タ制御装置の概略的なブロック構成図、 第2図は同じくその具体的な回路構成例を示すブロック
回路図、 第3図は同じくその各部の出力信号を示すタイミング図
、 第4図は第2図のCPUによる割込処理を示すフロー図
、 第5図は同じくその作用説明に供する説明図。 第6図及び第7図は従来のPLLモータ制御装置の異な
る例を示すブロック図である。 1・・・発振器     2・・・基準信号発生回路3
・・・位相差比較ゲート信号発生回路4・・・位相差カ
ウンタ 5・・・マイクロコンピュータ6・・・モータ
ドライバ 7・・・モータ8・・・ロータリエンコーダ 10・・・プログラマブル・タイマ・カウンタ12.1
3・・・フリップフロップ回路17・・・反転入力のA
NDゲート 18・・・ドライバ用のトランジスタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発振器から発生される周波数信号を分周してモータ
    の回転速度基準となる基準周波数信号を発生する基準信
    号発生手段と、 前記モータの実際の回転速度に比例した周波数信号を発
    生する速度信号発生手段と、 前記基準信号発生手段から発生される基準周波数信号の
    立ち上がり又は立ち下がりから前記速度信号発生手段か
    ら発生される周波数信号の立ち上がり又は立ち下がりま
    での期間内だけ前記発振器から発生される周波数信号を
    カウントする位相差カウンタと、 該カウンタのカウント値を読み込んで、そのカウント値
    に応じてモータの回転速度を制御するモータ速度制御手
    段とを備えたことを特徴とするデジタルPLLモータ制
    御装置。 2 発振器から発生される周波数信号を分周してモータ
    の回転速度基準となる基準周波数信号を発生する基準信
    号発生手段と、 前記モータの実際の回転速度に比例した周波数信号を発
    生する速度信号発生手段と、 前記基準信号発生手段から発生される基準周波数信号の
    立ち上がり又は立ち下がりから前記速度信号発生手段か
    ら発生される周波数信号の立ち上がり又は立ち下がりま
    での期間内だけ前記発振器から発生される周波数信号を
    カウントする位相差カウンタと、 前記速度信号発生手段から発生される周波数信号の各立
    ち上がり間又は各立ち下がり間における前記発振器から
    発生される周波数信号をカウントする速度検知用カウン
    タと、 前記位相差カウンタ及び速度検知用カウンタのカウント
    値をそれぞれ読み込んで、その各カウント値に応じてモ
    ータの回転速度を制御するモータ速度制御手段とを備え
    たことを特徴とするデジタルPLLモータ制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006505236A (ja) * 2002-10-29 2006-02-09 セイコーエプソン株式会社 モーターの回転制御回路、これを駆動源として利用した駆動体
JP2012253542A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Ricoh Co Ltd モータ速度制御装置、及び画像形成装置

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