JPH04288908A - 金属材料の接続装置 - Google Patents

金属材料の接続装置

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JPH04288908A
JPH04288908A JP3422291A JP3422291A JPH04288908A JP H04288908 A JPH04288908 A JP H04288908A JP 3422291 A JP3422291 A JP 3422291A JP 3422291 A JP3422291 A JP 3422291A JP H04288908 A JPH04288908 A JP H04288908A
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JP
Japan
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plate material
metal material
electrical
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welding
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Application number
JP3422291A
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English (en)
Inventor
Gakuo Hashimoto
橋本 学夫
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば熱延鋼板の端
部同志を衝合させて溶接する溶接装置等の金属材料の接
続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属材料、例えば鋼板の熱間圧延に際し
て接続装置により鋼板を接合して連続した一枚の板とし
て圧延する連続熱間圧延法が採用されている。図2は、
例えば、溶接学会編「溶接・接合便覧」II編第11頁
「突き合せ抵抗溶接法および機器」に記載された従来の
金属材料の接続装置である突き合せ抵抗溶接装置を示す
構成図であり、図において、11は第一の金属材料であ
る鋼の先行板材、12は先行板材11の端部、、13は
先行板材11の端面、14は先行板材11に続く第二の
金属材料である鋼の後行板材、15は後行板材14の端
部、16は後行板材14の端面、17は先行板材11に
固着された固定電極、18は後行板材14に固着された
可動電極、19は衝合された端面13と端面16に電流
を流すトランスである。
【0003】以上のように構成された突き合せ抵抗溶接
装置は、先行板材11を図示しないクランパにより固定
しておき、これも図示しない押圧機構により後行板材1
4を図2の矢印P方向に押圧して端面13と端面16と
を突き合せて電気的に接触させて、トランス19により
固定電極17、可動電極18を介して端面13と端面1
6との接触部に電流を流して通電抵抗によるジュール熱
により温度を上昇させて接合を行うものである。
【0004】しかし、このような突き合せ抵抗溶接装置
は、先行板材11、後行板材14に固定電極17、可動
電極18を接触させて通電しているために固定電極17
、可動電極18の損耗が激しく維持管理に問題があった
【0005】また、通電によらない方法として、例えば
特開昭60−213380号公報に示された従来の金属
材料の接続装置である熱延板の接続方法がある。図3は
この接続方法の工程を示すものであり、(a)、(b)
図は接続前の状態を示す平面図、側面図であり、まず先
行板材11及び後行板材14の接合せんとする端面13
、16の間にフラックス21を散布する。このフラック
ス21は接合すべき面の酸化スケール等を除去して表面
を活性化するためのもので、例えばけい砂、ほう砂等が
用いられる。各端面13、16は粗圧延後にドラムシャ
等の走間剪断機によりクロップ切断されたものである。 なお、図3中、Wは先行板材11、後行板材14の板幅
、hは板厚である。
【0006】次いで、図3(c)、(d)の平面図、側
面図に示されるように先行板材11、後行板材14の各
端面13、16を衝合せしめ、衝合部の板幅方向の両端
部を例えば多層肉盛アーク溶接法により溶接して溶接部
22を形成する。溶接部22の長さAは板幅Wの10%
としている。その後、図3(e)に示される仕上圧延機
25のワークロール26で先行板材11、続いて後行板
材14を熱間圧延する。このようにして溶接されていな
い板幅方向の中央部も圧接され、所要の連続熱間圧延が
可能となる。
【0007】かかる方法の採用により、先行板材11、
後行板材14の衝合部をその幅方向の全長に亘って多層
肉盛アーク溶接を行う場合に比し、溶接の長さが5分の
1になり、溶接に要する時間が大巾に短縮され、圧延ラ
インの走行を連続させるためのラインの長さを短くでき
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の金属材料の接続
装置は以上のように構成されているので、突き合せ抵抗
溶接装置においては、通電用の固定電極17、可動電極
18の消耗等により維持管理に手間がかかり、一方多層
肉盛アーク溶接法による接続装置の場合は、アーク溶接
のために溶接ヒュームの発生等により周囲の環境が悪く
なる等の問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、維持管理が容易で周囲の環境の
悪化を招くことがなく、図3に示された従来の金属材料
の接続装置と同様に溶接時間を大幅に短縮できる金属材
料の接続装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る金属材料
の接続装置は、第一の金属材料の端部と第二の金属材料
の端部とを衝合させたとき少なくとも2点で電気的に接
触するとともにこの2点に挟まれた間隙部を形成するよ
うに端部を加工する加工手段と間隙部を貫通する交番磁
束を発生させる磁界発生手段とを設けたものである。
【0011】
【作用】この発明においては、押圧機構により両者の端
部を互に押圧接触させることにより間隙部を周回して少
なくとも2点の電気的接触部を含む電気的閉回路が形成
され、間隙部を貫通する交番磁束により電気的閉回路に
誘導による循環電流が流れる。この電気的接触部の接触
抵抗は他の部分の抵抗より大きいので、特に電気的接触
部がジュール熱により温度が上昇して接合される。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す金属材料の
接続装置の斜視図である。図において、31は先行板材
11に接続される後行板材であり、その端部32の幅W
方向の中央部を図示しない加工手段により予め切り欠い
て幅C、奥行きGの切り欠き33が設けられており、先
行板材11の端面13に図示しない押圧機構により端部
32を押圧衝合させたとき、後行板材31の幅方向の両
側部、図の上下2箇所の端面34が端面13と接触して
電気的接触部35となり、空隙部36となる切り欠き3
3を取り囲んで上方の端面34と端面13との電気的接
触部35、端部12、端面13と下方の端面34との電
気的接触部35、端部32で構成される電気的閉回路C
Cが形成される。
【0013】41は図のように板幅Wよりやや広く長方
形に巻回された1巻のコイルであり、空隙部36を上下
に挟んで各1個配設され、接続導体42により直列に接
続されて高周波電源43から電力の供給を受ける。この
発明における磁界発生手段は、2個のコイル41と高周
波電源43とで構成されている。
【0014】次に動作について説明する。図示しない押
圧機構により後行板材31を図の矢印Q方向に駆動して
先行板材11の端面13に図の上、下2つの端面34を
押しつけて接触させて間隙部36を取り囲む電気的閉回
路CCを形成させ、図1に示される状態とする。
【0015】この状態でコイル41に図示のように電流
I1 を流すと、コイル41の巻数との積の起磁力が発
生する。図1の場合、計2巻であるから、2I1 の起
磁力が発生する。その磁路のパーミアンスをPeとする
と発生する磁束ΦA (図示せず)は、ΦA =2I1
 Pe となる。その磁束のうち、間隙部36を貫通す
る磁束をΦB とすると、ΦB を打消す電流I2 が
端部12、電気的接触部35、端部32により形成され
る電気的閉回路CCに誘起される。つまり、誘起電流I
2 が図示のように流れ、I2 =2・I1 ・ΦB 
/ΦA となる。
【0016】押圧機構が後行板材31をクランプする力
をFとし、クランプ用金属と後行板材31との摩擦計数
を0.25とし、押圧機構により後行板材31を押圧す
ると、接触力FU は、FU =F×0.25×2で与
えられる。2倍したのは、上下方向から後行板材31を
クランプするため、上、下面で摩擦が発生するからであ
る。
【0017】ここで、接触力FU は電気的接触部35
の接触抵抗Rcが変化する様に加える必要がある。 接触抵抗Rcについては、           Rc={(ρA +ρB )/4
}×(πf/n・FU )1/2  なる式が提案されている。 ここに、f…弾性限界、FU …接触力、fA 、fB
 …接触材料の抵抗率、 n…電気的に接触している部分の数 である。誘起電流I2 が流れると、先行板材11、後
行板材31自身の抵抗をRとすると、ジュール熱I22
・Rが発生するが、電気的接触部35では接触力FU 
を小さくすると、接触抵抗RcはRよりはるかに大とな
り、I22・Rcのジュール熱が発生し、電気的接触部
35が特に昇温する。接触抵抗Rcにより電流I2 は
わずかに減るが、高周波電源43の周波数を1000〔
Hz〕程度に高くしておくと、電気的閉回路CCに流れ
る電流I2 は、インピーダンスによって、より多く影
響されるため、ほとんど、接触抵抗Rcの影響なしに流
れるため、制御が容易となる。押圧力FU のかけ方は
、初め弱くしておき、電気的接触部35近傍が接合に必
要な温度に昇温した所で押圧機構により強く押し付け、
圧接する。
【0018】なお、図1の実施例において、切り欠き3
3の幅C、奥行Gは任意に選べば良いが、奥行Gを小さ
くすれば圧延時に両者が圧接されるし、必要に応じてこ
の部分にフラックス21(図3参照)を散布しておいて
も良い。もちろん、切り欠き33は先行板材11の端部
12側に設けても良い。また、接続する金属材料の形状
は平板状のものに限定されるわけではないし、鋼以外の
材料であっても良い。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、金属材
料の両端部に衝合接触させたとき、空隙部を取り囲む電
気的閉回路を形成するようにして空隙部に交番磁束を貫
通させるようにしたので、電磁誘導電流により衝合接触
部を加熱接合でき、維持管理が容易で周囲の環境を悪化
させず、接続時間を大幅に短縮できる金属材料の接続装
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す金属材料の接続装置
の斜視図である。
【図2】従来の金属材料の接続装置である突き合せ抵抗
溶接装置を示す構成図である。
【図3】従来の熱延板の接続方法の工程を示すもので、
図(a)、(b)は接続前の状態を示す平面図、側面図
、図(c)、(d)は衝合状態を示す側面図、平面図、
図(e)は圧延状況を示す側面図である。
【符号の説明】
11  先行板材 12  端部 31  後行板材 32  端部 33  切り欠き 35  電気的接触部 36  間隙部 41  コイル 43  高周波電源 ΦB   貫通磁束 CC  電気的閉回路 I2   循環電流

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  長さ方向に送りうるようにされた第一
    の金属材料の端部とこれに続く第二の金属材料の端部と
    を衝合させて溶接する金属材料の接続装置において、上
    記各端部を押圧機構により互に衝合接触させたとき少な
    くとも2点で電気的に接触するとともにこの2点に挟ま
    れた空隙部を形成する加工手段と、上記間隙部を貫通す
    る交番磁束を発生する磁界発生手段とを設けたことを特
    徴とする金属材料の接続装置。
JP3422291A 1991-02-28 1991-02-28 金属材料の接続装置 Pending JPH04288908A (ja)

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JP3422291A JPH04288908A (ja) 1991-02-28 1991-02-28 金属材料の接続装置

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JPH04288908A true JPH04288908A (ja) 1992-10-14

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