JPH04288605A - 車両走行位置検出装置 - Google Patents

車両走行位置検出装置

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JPH04288605A
JPH04288605A JP3052813A JP5281391A JPH04288605A JP H04288605 A JPH04288605 A JP H04288605A JP 3052813 A JP3052813 A JP 3052813A JP 5281391 A JP5281391 A JP 5281391A JP H04288605 A JPH04288605 A JP H04288605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
vehicle
sensor
coil
running position
Prior art date
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Pending
Application number
JP3052813A
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English (en)
Inventor
Kenichi Onishi
謙一 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走路両側の誘導ケーブ
ルによる交流磁界を車両に取り付けた交流磁界検出用セ
ンサで検出することによって、走路の幅方向に対する車
両の走行位置を検出する装置、特にその交流磁界検出用
センサの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、工場内無人搬送や無人耐久走
行試験等に自動操縦車が用いられている。この自動操縦
車を走行させるには、車両が走路から外れないようにす
るために、車両の操舵制御を行う必要があり、このため
には車両の走路に対する位置を常時把握することが必要
となる。従って、自動操縦車の制御においては、車両の
走路に対する正確な位置検出が非常に重要である。
【0003】ここで、車両の走行位置を検出する方法の
一つに、ステレオ型誘導ケーブル方式がある(例えば、
「軌道式車両の不整地走行テスト装置」小松技報,第2
5巻,第2号,昭和54年,P.21〜32参照)。こ
の方式では、走路の両側に一本ずつ計二本の誘導ケーブ
ルを敷設するとともに、その各誘導ケーブルにそれぞれ
周波数の異なる交流電流を流して走路上に交流磁界を形
成し、各誘導ケーブルによる交流磁界を車両に取り付け
たコイルを用いて成る交流磁界検出用センサで検出する
。すなわち、磁界中に置いたコイルに発生する誘導起電
圧は、誘導ケーブルからのコイルの距離(すなわち走路
中心からの車両の横変位)によって変化するため、この
誘導起電圧を周波数ごとに検出することによって各誘導
ケーブルからの距離を検出する。
【0004】そして、ステレオ型誘導ケーブル方式によ
る従来の車両走行位置検出装置では、交流磁界検出用セ
ンサは、単一のコイルから構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように単一のコ
イルから成る交流磁界検出用センサを用いた従来の車両
走行位置検出装置では、車両に取り付けたセンサの高さ
と姿勢、つまり単一のコイルの高さと向きが走行中一定
であれば、車両の走行位置を正確に検出することができ
る。
【0006】しかし、実際には、車両のピッチングやロ
ーリングによってもそのコイルの高さと向きが変化する
。そして、コイルの高さ、向きが変化すれば、各誘導ケ
ーブルによって発生する交流磁界のコイルを通過する磁
束量が変化することにり、走路に対する横変位に変化が
ないのに、コイルに流れる誘導起電圧が変化することに
なり、正確な走行位置検出ができないという問題があっ
た。
【0007】本発明は、上記問題を解決することを課題
としてなされたもので、車両のピッチングやローリング
に影響されることなく、車両の走行位置を正確に検出し
得る車両走行位置検出装置を提供することを目的とする
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両走行位
置検出装置は、交流磁界検出用センサは、一方の誘導ケ
ーブルによる交流磁界を検出する第一の磁界センサと、
他方の誘導ケーブルによる交流磁界を検出する第二の磁
界センサとを含む交流磁界検出用センサを含み、この第
一および第二の磁界センサは車両の前後方向の同軸上に
配置されており、かつ第一および第二の各磁界センサは
、それぞれ十字状に直交された車両の高さ方向に向けた
縦コイルと車両の幅方向に向けた横コイルとを有するこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成の車両走行位置検出装置では、一方の
誘導ケーブルによる交流磁界によって第一の磁界センサ
の縦コイルと横コイルとにそれぞれ発生する誘導起電圧
を検出し、他方の誘導ケーブルによる交流磁界によって
第二の磁界センサの縦コイルと横コイルとにそれぞれ発
生する誘導起電圧を検出する。従って、それぞれの磁界
センサにおいて得られる2つのコイルの誘導起電圧のベ
クトル和よりそれぞれの磁界センサの対応する誘導ケー
ブルからの距離を算出でき、この値と走路の幅より、車
両の横変位を求めることができる。
【0010】そして、誘導起電圧のベクトル和は、磁界
センサがその中心軸周りに回転しても変化しない。従っ
て、車両がローリングしても、求める車両の横変位の値
には影響しない。また、上述のように、誘導ケーブルか
ら磁界センサまでの距離をそれぞれ求められるため、磁
界センサの走路面からの高さが変化しても正しい横変位
を検出することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0012】図1は本発明に係る車両走行位置検出装置
の構成を説明する図で、(A)は装置の車両への取り付
け状態を示す斜視図、(B)は交流磁界検出用センサの
側面図、(C)は装置のブロック図である。
【0013】図のように、この車両走行位置検出装置は
、走路1の両側に敷設された第一,第二の二本の誘導ケ
ーブル2,3を用いたステレオ型誘導ケーブル方式によ
るものであり、車両4に取り付けられた交流磁界検出用
センサ5の構成に特徴を有する。
【0014】二本の誘導ケーブル2,3は、本実施例の
場合、走路1の両側の路面上に所定の間隔Lで敷設され
ている。各誘導ケーブル2,3には、それぞれ周波数の
異なる交流電流が流され、それにより走路1上には、第
一の誘導ケーブル2による交流磁界と第二の誘導ケーブ
ル3による交流磁界とが形成される。
【0015】そして、交流磁界検出用センサ5は、上記
第一の誘導ケーブル2による交流磁界を検出する第一の
磁界センサ6と、上記第二の誘導ケーブル3による交流
磁界を検出する第二の磁界センサ7とを車両4の前後方
向の同軸上に並べて構成されており、車両4のフロント
バンパ4aの中央に固定されている。各磁界センサ6,
7は、それぞれ車両4の高さ方向に向けた縦コイル6a
,7aと、車両の幅方向に向けた横コイル6b,7bと
を十字状に直交させて構成されている。
【0016】また、各磁界センサ6、7の出力は演算処
理部10に供給され、ここにおいて後述のような演算処
理が行われ、車両位置(横変位)についての信号を出力
する。従って、この出力を用いて自動操縦制御を行うこ
とができる。
【0017】上記構成の交流磁界検出用センサ5では、
図2の説明図に示すように、第一の磁界センサ6の縦コ
イル6aと横コイル6bにおいて、第一の誘導ケーブル
2による交流磁界によってそれぞれ発生する誘導起電圧
e11,e12(ここでe11,e12は図示のように
それぞれの起電力に応じた直交するベクトルである)を
検出する。これらの誘導起電圧e11,e12から算出
されるベクトル和E1=(e112 +e122 )1
/2 は、誘導ケーブル2を中心とする円の接線方向の
ベクトルであるため、磁界センサ6の中心と誘導ケーブ
ル2との距離をl1 と、各コイル6a,6bの巻数,
第一の誘導ケーブル2に流す交流電流の周波数およびそ
の電流値で決まる定数をG1 によって、 E1 =G1 /l1  で表される。従って、二つの誘導起電圧e11,e12
から算出されるベクトル和E1と、予め算出される定数
G1との値をもとに、 l1 =G1 /E1  を演算することにより、磁界センサ6の中心と誘導ケー
ブル2との距離l1が求められる。
【0018】一方、第二の磁界センサ7の縦コイル7a
と横コイル7bにおいては、第二の誘導ケーブル3によ
る交流磁界によって発生する誘導起電圧e21,e22
(e21,e22も上述のe11,e12と同様に図示
のような直交ベクトルである)を検出する。これらの誘
導起電圧e21,e22も上述の誘導起電圧e11,e
12と同様にe21,e22から算出されるベクトル和
E2=(e212 +e222 )1/2 の値と、各
コイル7a,7bの巻数,第二の誘導ケーブル3に流す
交流電流の周波数,その電流値から予め算出される定数
G2 の値とをもとに、磁界センサ7の中心と誘導ケー
ブル3との距離l2 が、l2 =G2 /E2  を演算することにより求められる。
【0019】そして、各磁界センサ6,7の中心軸、つ
まり交流磁界検出用センサ5の中心軸と各誘導ケーブル
2,3とのそれぞれの距離l1 ,l2 が求まれば、
その距離l1 ,l2 の値と誘導ケーブル2,3同士
の間隔Lの値とをもとに、走路センターCからの車両4
の横変位x、正確には車両4のフロントの横変位xが、
第二の誘導ケーブル3側への変位を正として、 x=(l1 2 −l2 2 )/2Lによって求めら
れる。
【0020】このように、この車両走行位置検出装置で
は、交流磁界検出用センサ5の二つの磁界センサ6,7
における誘導起電圧e11,e12およびe21,e2
2の値からそれぞれ算出されるベクトル和E1 ,E2
 に基づいて、車両4の横変位xを求めることになる。 上記誘導起電圧e11,e12およびe21,e22は
、交流磁界検出用センサ5がその中心軸周りに回転すれ
ば変化するが、そのベクトル和E1 ,E2 は変化し
ない。従って、車両4がローリングしても、求める車両
4の横変位xの値には影響しない。
【0021】また、本実施例においては、上記演算から
分かるように、検出した誘導起電圧e11,e12およ
びe21,e22からそれぞれの距離l1 ,l21を
直接求め、これと間隔Lとの関係から横変位xを求めて
いる。このため、交流磁界検出用センサ5の中心の走路
面からの高さhが変化しても正しい横変位xを求めるこ
とができる。 従って、車両4がピッチングしても、求める車両4の横
変位xの値には影響しないことがわかる。
【0022】このように、本発明に係る車両走行位置検
出装置によれば、車両4のピッチングやローリングに影
響されることなく、車両4の走行位置を正確に検出する
ことができる。
【0023】一方、図3から明らかなように、距離l1
 ,l2 と間隔Lから交流磁界検出用センサ5の位置
が特定される。そこで、これらの値から、交流磁界検出
用センサ5の走路面からの高さh、つまり車両4のフロ
ントの高さが決定される。すなわち、高さhは、h=[
l1 2 −(l1 2 −l2 2 +L2 )/2
L]1/2 によって求めることができる。
【0024】また、その求めた高さhと横変位xと間隔
Lの値から交流磁界検出用センサ5の位置における磁界
の傾きθ1 =tan−1[(L/2+x)/h]が算
出でき、いずれか一方の磁界センサ、例えば磁界センサ
6の誘導起電圧e11,e12の値から磁界に対する交
流磁界検出用センサ5の傾きθ2 =tan−1e11
/e12が算出できる。このためこれらの値を用いるこ
とにより、走路1の幅方向に対する交流磁界検出用セン
サ5の傾きθ3 (つまり車両4のロール角)を θ3 =θ1 −θ2  によって求めることができる。
【0025】更に、上記交流磁界検出用センサ5を、車
両4の前後方向同軸上のフロントとリアに取り付ければ
、フロントとリアの横変位の平均である車両4の中心の
横変位と、フロントとリアの横変位の差である車両4の
ヨー角と、フロントとリアの高さの差である車両4のピ
ッチ角とを検出することも可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の車両走行
位置検出装置によれば、車両のピッチングやローリング
に影響されることなく、走路の幅方向に対する車両の走
行位置を正確に検出することができる。従って、本発明
の車両走行位置検出装置を用いることにより、自動操縦
車をより正確に制御することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両走行位置検出装置の実施例に
おける構成を説明する図であり、(A)は検出状態を示
す斜視図、(B)は交流磁界検出用センサの側面図、(
C)は交流磁界検出用センサのブロック図である。
【図2】実施例において車両の横変位を求める方法を説
明する説明図である。
【図3】実施例において交流磁界検出用センサの走路面
からの高さと走路の幅方向に対する傾き角とを求める方
法を説明する説明図である。
【符号の説明】
1  走路 2,3  誘導ケーブル 4  車両 5  交流磁界検出用センサ 6  第一の磁界センサ 6a  縦コイル 6b  横コイル 7  第二の磁界センサ 7a  縦コイル 7b  横コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走路の両側に敷設した二本の誘導ケーブル
    にそれぞれ周波数の異なる交流電流を流して形成した交
    流磁界を車両に取り付けた交流磁界検出用センサで検出
    することにより、走路の幅方向に対する車両の走行位置
    を検出する装置において、上記交流磁界検出用センサは
    、一方の誘導ケーブルによる交流磁界を検出する第一の
    磁界センサと、他方の誘導ケーブルによる交流磁界を検
    出する第二の磁界センサとを含み、これら第一および第
    二の磁界センサは車両の前後方向の同軸上に配置されて
    おり、かつ第一および第二の各磁界センサは、それぞれ
    十字状に直交された車両の高さ方向に向けた縦コイルと
    車両の幅方向に向けた横コイルとを有することを特徴と
    する車両走行位置検出装置。
JP3052813A 1991-03-18 1991-03-18 車両走行位置検出装置 Pending JPH04288605A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102346480A (zh) * 2010-08-02 2012-02-08 恩斯迈电子(深圳)有限公司 可移动的电子装置
CN113205703A (zh) * 2020-02-03 2021-08-03 奥迪股份公司 道路隔离带防撞的驾驶辅助系统和方法

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