JPH04288262A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH04288262A
JPH04288262A JP5284991A JP5284991A JPH04288262A JP H04288262 A JPH04288262 A JP H04288262A JP 5284991 A JP5284991 A JP 5284991A JP 5284991 A JP5284991 A JP 5284991A JP H04288262 A JPH04288262 A JP H04288262A
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JP5284991A
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English (en)
Inventor
Shigeyasu Nagoshi
重泰 名越
Tsutomu Kawai
力 河合
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】記録装置においては、一般に記録対象で
ある記録媒体の存在、およびその幅を検知して適切な記
録動作を実行するための検知機構が設けられている。
【0003】図1はシリアルプリンタ形態の記録装置に
適用される検知機構の一例を示す。ここで、1はインク
ジェットヘッド等の記録ヘッド、2はそのヘッド1を搭
載して図面に直交する方向(主走査方向)に移動するキ
ャリッジ、3および5はその走査方向に延在する軸であ
る。4は記録ヘッド1による記録位置に記録媒体18を
搬送する搬送ローラ、20は記録媒体18を搬送ローラ
4に向けて付勢するピンチローラである。21は軸21
2を中心に回動可能なレバーであり、一端は記録媒体と
係合可能、他端はキャリッジ2に設けた透過型フォトセ
ンサ23の光軸上に位置可能となっている。
【0004】記録紙18をローラ4に近付けていくと、
レバー21の先端部213は記録紙18によって押し上
げられ遮蔽部211はフォトセンサ23から離れる。こ
のときの状態を点線部で示す。この動作により記録紙1
8が装置にセットされたこと(紙有り状態)を認識し、
記録準備状態に入る。
【0005】図2は従来装置の当該機構を給紙方向(図
1の右側から見た状態)を示すが、上記レバー21が本
例では2箇所に、符号21A,21Bで示すものとして
配設されている。レバー21Bは記録紙18の紙幅を検
知する手段となっている。すなわち、キャリッジ2上の
フォトセンサ23が初期位置(以下ホームポジション)
を認識する遮蔽板(遮蔽部211と同様、フォトセンサ
23の光軸を遮蔽状態あるいは透過状態にする)22か
らどのくらい移動したときに上述のレバー21Bの遮蔽
部を認識したか、もしくは認識しなかったかに応じて記
録紙18の紙幅を検知できることになる。この紙幅検知
によって記録ヘッドからの記録剤(インクジェット記録
ヘッドにあってはインク)が搬送ローラもしくはプラテ
ンの紙幅の外側に誤って記録されるのを防止している。
【0006】すなわち、記録紙挿入部25の図2中左端
側の基準25Aよりレバー21Aの配設部位までの幅を
有する記録紙に対しては、レバー21Bが回動しないた
めにレバー21Bの部位において記録紙が認識されず、
当該記録紙の幅に見合った記録が行われる。一方、基準
25Aよりレバー21Bの配設部位までの幅を有する記
録紙に対しては、レバー21Bの回動によってその部位
においても記録紙の存在が認識され、その幅に応じた記
録が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では記録紙の紙幅検知部が主走査方向上の固定位置
にあるため、その位置に対応した所定サイズの記録紙に
しか対応できないという問題点があった。すなわち、例
えば基準25Aより両レバーの間の位置までの幅を有す
る記録紙に対しては正確な紙幅認識が行われず、レバー
21Aまでの幅を有するものとして扱われるために大き
な余白が生じてしまうことがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる問題点
を解決することを目的とし、そのために、本発明は、記
録媒体に記録を行う記録装置において、記録媒体に記録
を行うための記録ヘッドと、前記記録媒体の側端部を規
制するために、前記記録媒体の幅に応じた位置に存する
よう設定が可能な記録媒体のガイド部材と、前記記録媒
体の搬送経路を横切る方向に移動可能な検知部材と、該
検知部材によって検知がなされるように前記ガイド部材
に設けた被検知部材とを具えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、記録の主走査方向に移動
可能で、記録媒体の側端部を規制して記録ヘッドによる
記録位置に向けて前記記録媒体をガイドするガイド部材
と、前記主走査方向に移動可能な移動部材と、前記ガイ
ド部材と前記移動部材とに設けられ、所定の関係におい
て前記記録媒体の側端部を検知するための検知手段と、
を具えたことを特徴とする。
【0010】ここで、前記検知手段は、前記移動部材に
設けられた検知部材と、前記ガイド部材に設けられた被
検知部材とからなるものとすることができる。
【0011】また、本発明は、前記検知に応じて前記記
録媒体の主走査方向の幅を認識する手段を具える。
【0012】以上において、前記検知部材はフォトセン
サであり、前記被検知部材は前記フォトセンサの光軸を
遮断可能な部材とすることができる。
【0013】また、前記光軸を遮断可能な部材は前記ガ
イド部材に一体に設けられてなるものとすることができ
る。
【0014】さらに、前記記録ヘッドは前記主走査方向
に移動して記録を行うシリアル記録ヘッドであり、前記
検知部材は前記記録ヘッドを搭載して移動するキャリッ
ジに設けることができる。
【0015】加えて、前記記録ヘッドはインクを吐出し
て記録を行うインクジェット記録ヘッドであり、さらに
その前記インクジェット記録ヘッドは、前記インクを吐
出するために利用されるエネルギとしてインクに膜沸騰
を生じさせる熱エネルギを発生する電気熱変換素子を有
するものとすることができる。
【0016】
【作用】本発明によれば、記録媒体の側端部を規制しガ
イドする部材上に紙幅認識に供される検知手段の、例え
ば被検知部を搭載することにより、任意の紙幅に対応し
た紙幅検知が可能となる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
かつ具体的に説明する。
【0018】図3,図4および図5は、それぞれ、本発
明記録装置の一実施例を示す模式的な斜視図,正面図お
よび側面図である。
【0019】この装置はシリアルタイプのプリンタであ
り、紙,OHPフィルムその他の記録媒体(以下、記録
紙または単に紙ともいう)18の副走査方向の搬送、お
よび記録ヘッド1の主走査による記録動作がその主な動
作となっている。
【0020】この装置の動作を説明するに、モータ6の
回転によりその軸に固着されたモータギア7が回転する
と、クラッチギア機構8のギア8bが回転する。そして
クラッチギア機構8のギア8aが二段ギア機構10のギ
ア10aを駆動し、その駆動力がギア10bを介してロ
ーラギア11を回転させ搬送ローラ4にて記録紙18を
搬送する。
【0021】記録紙の給送または所定量の搬送の後、記
録動作に移るため不図示のアクチュエータによりクラッ
チギア機構8が移動しギア8bがリードスクリューギア
(以下LSギアという)9に連結する。すると、モータ
ギア7の回転がLSギア9に伝達されリードスクリュー
3を回転させる。リードスクリュー3の溝部3Aには記
録ヘッド1を搭載しているキャリッジ2に設けたピンが
係合しており、リードスクリュー3の回転によりキャリ
ッジ2は図4中左右方向に移動し、記録紙18上に記録
を行う。この時、ギア8aは二段ギア10より離れるた
め搬送ローラ4は回転しない。キャリッジ2が左右方向
に一往復して記録動作が行われた後、前述のアクチュエ
ータによりクラッチギア機構8のギア8aは二段ギア1
0に結合し、ギア8bはLSギア9より離れる。そこで
再び記録紙搬送動作が行われる。以上の動作を繰り返し
行うことにより記録紙に対する記録処理が行われる。な
お、図5には記録紙18の搬送方向を矢印で示してある
【0022】記録紙のセット時や取り出し時には、リリ
ースレバー15を図5中時計方向に回動させリリースア
ーム19を回転することにより、搬送ローラ4およびプ
ラテン部16が、ピンチローラ20から離れ、これによ
り記録紙を容易にセットおよび取り出すことができる。 図ではリリース状態の各部材の状態を二点鎖線で示して
いる。また、搬送ローラ4はバネ17により常にピンチ
ローラ20に圧接しており、この圧接力により記録紙の
搬送力を発生させている。
【0023】なお、記録ヘッド1は、記録紙18に対し
てインクを吐出するための吐出口を配列した吐出口形成
面1Aを有した吐出部1Eと、インク供給源としてのイ
ンクタンク1Tとを一体化したインクジェットヘッドカ
ートリッジの形態を有している。吐出部1Eに設けられ
、インクを吐出するために利用されるエネルギを発生す
る素子としては、通電に応じインクに膜沸騰を生じさせ
る熱エネルギを発生する電気熱変換素子を用いることが
できる。
【0024】さて、図5より明らかなように、本例にお
いても回動中心212を中心として回動可能なレバー2
1Aを設けている。そして、このレバー21Aの上部に
は遮蔽部211があり、キャリッジ2に搭載された例え
ば透過型のフォトセンサ23の光軸を遮蔽あるいは透過
状態にすることにより記録紙18の有無を検知する機構
となっている。すなわち、主走査方向上の固定位置にレ
バー21Aおよびその回動軸212を設けることは上記
従来例と同様である。しかし、本実施例では紙幅の検知
に供するレバー21B等は省略されている。
【0025】図6は本実施例における検知機構を示す背
面図(図3の背面方向より視た図)、図7はその主要部
を明示するための斜視図である。
【0026】本実施例では、記録紙挿入部25に紙ガイ
ド24が配設されており、記録紙18の紙幅に合わせて
図中矢印方向に移動させることにより記録紙の側端部を
ガイドし、斜行を防止している。そして、この紙ガイド
24の上端に遮蔽部241を設けてある。遮蔽部241
はキャリッジ2の走査に応じてフォトセンサ23の光軸
を遮蔽することにより紙幅の検知が行われる。本例は、
紙ガイド24は記録紙の紙幅に合わせて移動されるため
、常に遮蔽部241は紙端を示していることを利用した
ものである。
【0027】なお、装置筐体には、主走査方向上固定さ
れたレバー21Aの遮蔽部211Aを受容するための窓
301Aと、紙ガイド24とともに主走査方向に移動す
る遮蔽部241を受容すべく、主走査方向に延在させた
窓部301Cとが設けられている。
【0028】図8は本例装置の制御系の一構成例を示す
【0029】ここで、800は主制御部をなすコントロ
ーラであり、図9に示す手順を実行する例えばマイクロ
コンピュータ形態のCPU801、その手順に対応した
プログラムやその他の固定データを格納したROM80
3、および画像データを展開する領域や作業用の領域等
を設けたRAM805等を有する。810は画像データ
の供給装置(ディスク装置、あるいは外部のホスト装置
等であってもよい)であり、画像データその他コマンド
,ステータス信号等はインターフェース(I/F)81
2を介してコントローラ800と送受信される。
【0030】830はフォトセンサ23を含む種々のセ
ンサ群である。
【0031】840は記録データ等に応じて記録ヘッド
の吐出部1Eに設けたインク吐出に利用されるエネルギ
を発生する素子(本例では電気熱変換素子)を駆動する
ためのヘッドドライバである。852はキャリッジ2を
主走査方向(図3のa,b方向)に移動させるのに用い
られるとともに、記録媒体を搬送(副走査)するために
用いられるモータ6のドライバである。また、854は
ギア機構8を駆動して主走査,副走査を切換えるための
駆動部である。
【0032】図9は本例による記録処理手順の一例を示
す。レバー15,紙ガイド24等を適切に操作して記録
紙18がセットされ、記録開始指令が与えられると、ま
ずステップS1にてキャリッジ2を主走査方向に移動さ
せる。そして、その移動の過程で遮蔽部241がフォト
センサ23の光軸を遮ると(ステップS3)、そのタイ
ミングに基づいて記録紙の図6中の右端部が検知される
。そこで、ステップS5にて紙幅を認識する。この情報
に基づいて、紙幅に応じた適切な記録幅をもって記録が
行われることになる(ステップS7)。
【0033】なお、以上の実施例では遮蔽部を紙ガイド
24に固定したが、図10に示すように、レバー21A
と同様に記録紙の挿入に応じて軸211Cを中心に回動
可能に支持されるレバー21Cを紙ガイド24に設ける
ようにすることもできる。その場合には、記録紙のセッ
ト前にその幅に合わせて予め紙ガイドを移動させておけ
ばよい。これによると、例えば記録紙端部が破れる等し
て紙幅が変化するような場合にそのレバーが復帰するの
で、フォトセンサ出力を監視していれば記録を中止する
ことができ、ローラやプラテン等を汚染するような事態
を予防することができる。
【0034】(その他)なお、本発明は、上記実施例で
述べたようなインクジェット記録装置のみならず、サー
マル方式,ワイヤドット方式等種々の方式の記録装置に
適用できるのは勿論である。しかし、インクジェット記
録方式を採る場合には、その中でも、インク吐出を行わ
せるために利用されるエネルギとして熱エネルギを発生
する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、
前記熱エネルギによりインクの状態変化を生起させる方
式の記録ヘッド、記録装置において優れた効果をもたら
すものである。かかる方式によれば記録の高密度化,高
精細化が達成できるからである。
【0035】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長
,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出
させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号
をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行
われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出
が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号
としては、米国特許第4463359号明細書,同第4
345262号明細書に記載されているようなものが適
している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発
明の米国特許第4313124号明細書に記載されてい
る条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことがで
きる。
【0036】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0037】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0038】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0039】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手段
、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げること
ができる。
【0040】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0041】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよい
。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状態
から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せしめ
ることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発を
防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化する
インクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの記
録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イン
クが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点ではす
でに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与に
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も本
発明は適用可能である。このような場合のインクは、特
開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−71
260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部ま
たは貫通孔に液状又は固形物として保持された状態で、
電気熱変換体に対して対向するような形態としてもよい
。本発明においては、上述した各インクに対して最も有
効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである
【0042】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録紙の端部を規制する部材に紙幅検知用部材を搭載し
たことにより、任意の紙幅に対応した紙幅検知機構を有
し、記録紙のサイズを問わない柔軟かつ信頼性の高い記
録装置を実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録媒体に係る検知を行う検知機構の一例を示
す模式的側面図である。
【図2】その検知機構を用いた従来の記録媒体の有無お
よび紙幅の検知機構を示す模式的背面図である。
【図3】本発明記録装置の一実施例を示す模式的斜視図
である。
【図4】同じく本発明記録装置の一実施例を示す模式的
正面図である。
【図5】同じく本発明記録装置の一実施例を示す模式的
側面図である。
【図6】本発明の一実施例における記録媒体の有無およ
び紙幅の検知機構を示す模式的背面図である。
【図7】その紙幅の検知機構を示す模式的斜視図である
【図8】本実施例の制御系の構成例を示すブロック図で
ある。
【図9】その記録処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図10】本発明の他の実施例を示す模式的背面図であ
る。
【符号の説明】
1  記録ヘッド 2  キャリッジ 3  リードスクリュー 4  搬送ローラ 6  モータ 7,8a,8b,9,10a,10b,11  ギア2
1,21A,21B,21C  レバー22  遮蔽板 23  フォトセンサ 24  紙ガイド 25  記録紙挿入部 211,241  遮蔽部 212,212C  回動軸 301A,301C  窓

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録媒体に記録を行う記録装置におい
    て、記録媒体に記録を行うための記録ヘッドと、前記記
    録媒体の側端部を規制するために、前記記録媒体の幅に
    応じた位置に存するよう設定が可能な記録媒体のガイド
    部材と、前記記録媒体の搬送経路を横切る方向に移動可
    能な検知部材と、該検知部材によって検知がなされるよ
    うに前記ガイド部材に設けた被検知部材とを具えたこと
    を特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】  記録の主走査方向に移動可能で、記録
    媒体の側端部を規制して記録ヘッドによる記録位置に向
    けて前記記録媒体をガイドするガイド部材と、前記主走
    査方向に移動可能な移動部材と、前記ガイド部材と前記
    移動部材とに設けられ、所定の関係において前記記録媒
    体の側端部を検知するための検知手段と、を具えたこと
    を特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】  前記検知手段は、前記移動部材に設け
    られた検知部材と、前記ガイド部材に設けられた被検知
    部材とからなることを特徴とする請求項2に記載の記録
    装置。
  4. 【請求項4】  前記検知に応じて前記記録媒体の幅を
    認識する手段を具えたことを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 【請求項5】  前記検知部材はフォトセンサであり、
    前記被検知部材は前記フォトセンサの光軸を遮断可能な
    部材であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の記録装置。
  6. 【請求項6】  前記光軸を遮断可能な部材は前記ガイ
    ド部材に一体に設けられてなることを特徴とする請求項
    5に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】  前記記録ヘッドは主走査方向に移動し
    て記録を行うシリアル記録ヘッドであり、前記検知部材
    は前記記録ヘッドを搭載して移動するキャリッジに設け
    られていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
    かに記載の記録装置。
  8. 【請求項8】  前記記録ヘッドはインクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1ないし7のいずれかに記載の記録装置。
  9. 【請求項9】  前記インクジェット記録ヘッドは、前
    記インクを吐出するために利用されるエネルギとしてイ
    ンクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する電気熱
    変換素子を有することを特徴とする請求項8に記載の記
    録装置。
JP5284991A 1991-03-18 1991-03-18 記録装置 Pending JPH04288262A (ja)

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