JPH04287772A - 車両用舵角制御装置 - Google Patents

車両用舵角制御装置

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JPH04287772A
JPH04287772A JP7368191A JP7368191A JPH04287772A JP H04287772 A JPH04287772 A JP H04287772A JP 7368191 A JP7368191 A JP 7368191A JP 7368191 A JP7368191 A JP 7368191A JP H04287772 A JPH04287772 A JP H04287772A
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Japan
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steering angle
front wheel
steering
wheel steering
vehicle
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Osamu Shimoyama
修 下山
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の前後輪を電子的
に操舵可能な装置、特にヨーイング運動及び横運動を分
離して任意に設定可能な舵角制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両のヨーイング運動及び横運動を分離
して任意に設定可能な舵角制御技術としては従来、19
88年発行「自動車技術」Vol. 42、No.3、
第297 頁乃至第303頁(4WSの過渡制御による
操安性向上について)に記載の如く、前輪及び後輪の夫
々についてステアリングホイールの操舵量と前輪舵角及
び後輪舵角との予め設定しておいた伝達関数(伝達特性
)に基き舵角制御を行い、これによりヨーイング運動と
横運動との平面2自由度の車両挙動を予定のものにする
技術がある。
【0003】又後輪の舵角制御技術として従来、198
8年発行「自動車技術」Vol. 42、No.3、第
304 頁乃至第310 頁(モデル追従制御と四輪操
舵車)に記載の如く、予め数式化されたステアリングホ
イール操舵量−ヨーイング運動伝達関数(伝達特性)に
基き目標ヨーイング運動を求め、このヨーイング運動が
得られるよう後輪を舵角制御する技術があり、これを上
記のヨー及び横運動分離設定用舵角制御の後輪舵角制御
に用いることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしてこの組合せに
なる車両の舵角制御装置では、目標ヨーイング運動を生
じさせるための後輪舵角を求めるに当り、前輪をステア
リングホイール操舵量だけ転舵していることとし(前輪
舵角がステアリングホイールによる機械的前輪舵角のみ
であるとし)、この状態で目標ヨーイング運動を生じさ
せるための後輪舵角はいかなるものかを演算することに
なる。
【0005】このため、前記操舵量−前輪舵角伝達関数
を変更して車両の横運動を変えようとすると、同じ操舵
量のもとでも前輪舵角が異なるのに、後輪舵角は操舵量
が同じため変化せず、従って車両のヨーイング運動が横
運動の変更にともなって変化するのを免れない。この場
合図19に示す如く、ステアリングホイール操舵量に応
じた機械的前輪舵角δf0に加算する補助前輪舵角の変
更により前輪実舵角δF が図示の如く変化して狙い通
りの横加速度y2 を生じさせ得ても、車両のヨーレー
トφ1 がこれにともなって変化し、ヨーレートφ1 
を横加速度と分離して制御し得ないし、又ヨーレートφ
1 が過渡期において振動的になるという問題を生ずる
。また、上記に代表される前後輪を操舵可能な舵角制御
装置において、後輪操舵系故障時に後輪舵角を0に保つ
よう制御すると、前輪補助操舵のみ継続されることとな
り、運転者に異和感を与えてしまうという問題を生ずる
【0006】本発明は目標ヨーイング運動を生じさせる
ための後輪舵角を求めるに当り、ステアリングホイール
操舵量(機械的前輪舵角)でなく、補助前輪舵角を含む
目標前輪舵角から後輪舵角を演算することによりヨーレ
ートと横加速度とを分離制御可能とし、かつヨーレート
が過渡期において振動的になるという問題を解消するこ
とを目的とする。また、本発明は後輪操舵系の故障時に
は、ステアリングホイールの操舵量に基づいて求めた補
助前輪舵角を変更することにより運転者に異和感を与え
るという問題を解消することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前者の目的のため本発明
は運転者が操作するステアリングホイールに機械的に結
合された前輪主操舵系と、電子的に舵角制御を行い得る
前輪補助操舵系及び後輪操舵系とを具えた車両の操舵装
置において、ステアリングホイールの操舵量を検出する
操舵量センサと、この操舵量から、予め任意に設定した
操舵量−前輪舵角伝達特性に基いて目標前輪舵角を演算
する目標前輪舵角演算手段と、この目標前輪舵角及び前
輪主操舵系による機械的前輪舵角間の偏差を求めて補助
前輪舵角とし、前輪補助操舵系に指令する補助前輪舵角
演算手段と、車速を検出する車速センサと、この車速及
び前記操舵量センサで検出した操舵量から、予め数式化
された操舵量−目標ヨーイング運動伝達特性に基いて車
両の目標ヨーイング運動を演算する目標ヨーイング運動
演算手段と、車速及び前記目標前輪舵角からこの目標ヨ
ーイング運動を生じさせるための後輪舵角を求めて後輪
操舵系に指令する後輪舵角演算手段とを設けて構成した
ものである。
【0008】この場合、操舵量−前輪舵角伝達特性を車
速に応じ変化させるのが、前輪舵角制御により決定され
る横加速度の立上がりを車速に応じた異和感のないもの
にする上で好ましい。
【0009】又、車両に加わる横加速度を検出する横G
センサを付加し、横加速度に応じ操舵量−前輪舵角伝達
特性を変化させるのが、横加速度の高い初期応答と、そ
の後における横加速度の安定した過渡応答とを両立させ
る上で好ましい。
【0010】更に後者の目的のため本発明は、運転者が
操作するステアリングホイールに機械的に結合された前
輪主操舵系と、電子的に舵角制御を行い得る前輪補助操
舵系及び後輪操舵系とを具えた車両の操舵装置において
、ステアリングホイールの操舵量を検出する操舵量セン
サと、この操舵量に基づき補助前輪舵角を求めて前輪補
助操舵系に指令する補助前輪舵角演算手段と、後輪操舵
系の故障を検知する後輪操舵系故障検知手段とを具備し
て構成する。この構成は後輪操舵系の故障時において前
輪補助操舵が継続される反面、後輪舵角を0に保たれる
ために生ずる異和感をなくす上で好ましい。
【0011】なお、いずれにしても、少なくとも前輪補
助操舵系に係る演算と、後輪操舵系に係る演算とを別々
のコンピュータで行うよう構成するのが、全ての演算を
共通のコンピュータで行う場合より、演算速度が速くな
り、特に高速操舵時の過渡制御が正確になると共に、高
価な高速コンピュータを用いる必要がなくなってコスト
上有利である。
【0012】
【作用】ステアリングホイールの操舵時、これに機械的
に結合された前輪主操舵系と、電子的に舵角制御を行い
得る前輪補助操舵系とで前輪が転舵され、後輪は電子的
に舵角制御を行い得る後輪操舵系により転舵される。
【0013】前輪補助操舵系による補助前輪舵角は以下
の如くに求められる。即ち、目標前輪舵角演算手段は操
舵量センサが検出したステアリングホイールの操舵量か
ら、予め任意に設定した操舵量−前輪舵角伝達特性に基
いて目標前輪舵角を演算する。補助前輪舵角演算手段は
この目標前輪舵角及び前輪主操舵系による機械的前輪舵
角間の偏差を求めて補助前輪舵角とし、これを前輪補助
操舵系に指令する。
【0014】よって前輪は、前輪主操舵系と前輪補助操
舵系とで上記目標前輪舵角だけ転舵され、この目標前輪
舵角の演算に用いた操舵量−前輪舵角伝達特性で狙う通
りの車両横運動を生じさせることができる。
【0015】一方、後輪操舵系による後輪舵角は以下の
如くに求められる。即ち、目標ヨーイング運動演算手段
は車速センサで検出した車速及び前記操舵量から、予め
数式化された操舵量−目標ヨーイング運動伝達特性に基
いて車両の目標ヨーイング運動を演算する。後輪舵角演
算手段は車両及び前記目標前輪舵角から、この目標ヨー
イング運動を生じさせるための後輪舵角を求めて後輪操
舵系に指令する。
【0016】これにより後輪はこの演算舵角だけ転舵さ
れ、この演算に用いた操舵量−目標ヨーイング運動伝達
特性で狙う通りの車両ヨーイング運動を生じさせること
ができる。
【0017】ところで、目標ヨーイング運動を生じさせ
るための上記後輪舵角を求めるに当り、ステアリングホ
イール操舵量(前輪主操舵系による機械的前輪舵角)で
なく、補助前輪舵角を含む目標前輪舵角(実際の前輪切
り角)から後輪舵角を演算するため、操舵量−前輪舵角
伝達特性を変更して車両の横運動を変える時も、これに
ともなって変化する目標前輪舵角(実際の前輪切り角)
に応じ後輪舵角が決定されて、後輪操舵によるヨーイン
グ運動を横運動の変更時も狙い通りのままにすることが
できる。よって、横運動とヨーイング運動とを確実に分
離して制御することができ、又横運動の変更時ヨーイン
グ運動が振動的になるのを防止することができる。
【0018】なお、操舵量−前輪舵角伝達特性を車速に
応じ変化させれば、前輪舵角制御により決定される横加
速度の立上がりを車速に応じた異和感のないものにする
ことができる。又、横Gセンサで検出した車両に加わる
横加速度に応じ操舵量−前輪舵角伝達特性を変化させれ
ば、横加速度の初期応答性と、その後における横加速度
の安定した過渡応答とを両立させることができる。
【0019】更に、後輪操舵系故障検知手段による故障
検知時、ステアリングホイール操舵量に基づいて求める
補助前輪舵角を変更するよう構成すれば、当該故障時に
おいて前輪補助操舵が継続される反面、後輪舵角が0に
保たれるために生ずる異和感を解消することができる。
【0020】なお、いずれにしても、少なくとも前輪操
舵系に係る演算と、後輪操舵系に係る演算とを別々のコ
ンピュータで行う構成とすれば、高価な高速コンピュー
タを用いなくても、前後輪舵角制御に時間差を生ぜず、
特に高速操舵時の過渡制御も正確に遂行させることがで
き、コスト上も有利である。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基き詳細に説
明する。図1は本発明舵角制御装置の一実施例を示すハ
ードウェア図、図2は同じくその機能ブロック線図、図
3は同じくその制御プログラムである。
【0022】図1において、1L,1Rは左右前輪、2
L,2Rは左右後輪、3はステアリングホイールを示す
。前輪1L,1Rは運転者が操作するステアリングホイ
ール3によりステアリングギヤ4(前輪主操舵系)を介
して機械的に主操舵される他に、アクチュエータ5(前
輪補助操舵系)でステアリングギヤ4を全体的に前輪転
舵方向(車幅方向)へ変位させることにより補助操舵可
能とする。かくて、前輪1L,1Rの舵角はステアリン
グギヤ4による主舵角とアクチュエータ5による補助舵
角との和となる。
【0023】後輪2L,2Rはアクチュエータ6により
操舵可能とし、このアクチュエータはセンタリングスプ
リング6a,6bを有して制御入力がない常態で後輪2
L,2Rを非転舵中立位置にし、制御入力に応じたスト
ロークにより後輪2L,2Rを転舵するものとする。
【0024】前輪補助操舵及び後輪操舵は電子制御可能
とし、この目的のためコントローラ7を設ける。このコ
ントローラはマイクロコンピュータを可とする演算回路
8と、前輪舵角制御用アクチュエータ5の駆動回路9と
、後輪舵角制御用アクチュエータ6の駆動回路10とで
構成する。演算回路8はステアリングホイール3の操舵
量θS を検出するセンサ11からの信号、及び車速V
を検出するセンサ12からの信号を入力され、これら入
力情報を基に補助前輪舵角ΔδF 及び後輪舵角δr 
を求め、これらを夫々対応する駆動回路9, 10に入
力して対応するアクチュエータ5,6を介し前輪をΔδ
F だけ補助操舵し、後輪をδr だけ操舵する。
【0025】次に補助前輪舵角ΔδF 及び後輪舵角δ
r の演算プロセスを図2により説明する。図2におい
て破線は機械伝動系、実線は電子演算系を夫々示す。ス
テアリングギヤ4のギヤ比をN2 とすると、これを含
む前輪主操舵系による機械的前輪舵角δf0はδf0=
θS /N2 になる。電子演算系においては、この演
算をブロック21で行って機械的前輪舵角δf0を求め
、ブロック22では目標とする車両横運動に照らして例
えば1次遅れ時定数をTI 、1次進み時定数をTD 
、ラプラス演算子をSとした時(1+TD S)/(1
+TI S)で表される1次/1次の操舵量−前輪舵角
伝達関数に基づき機械的前輪舵角δf0(操舵量θS 
)に対応した目標とすべき前輪舵角δf を求める。従
って、ブロック22はブロック21と共に目標前輪舵角
演算手段の用をなし、操舵量θS から、予め任意に設
定した操舵量−前輪舵角伝達特性に基いて、この伝達特
性で狙った所定の車両横運動を生じさせるための目標前
輪舵角δfを求める。
【0026】なお、上記の伝達関数は1次/1次の型に
こだわらず、狙う車両横運動に応じて1次遅れ(進み)
の型、2次遅れ(進み)の型、比例型、或いはこれらの
複合型にすることもできる。
【0027】ブロック23は補助前輪舵角演算手段の用
をなし、目標前輪舵角δf と機械的前輪舵角δf0と
の偏差ΔδF を求め、これを補助前輪舵角としてアク
チュエータ5に指令し、前輪をΔδF だけ補助操舵す
る。よって、前輪はδf0+ΔδF =δF だけ転舵
されることとなり、結局前輪実舵角δF を目標前輪舵
角に一致させて、前記狙い通りの車両横運動を生じさせ
ることができる。
【0028】次に後輪舵角δr の演算プロセスを説明
するに、これは図3にも示すが基本的には特開昭61−
67670 号公報に記載すると同じものとする。図3
は一定時間Δt毎に処理され、ステップ31で操舵量θ
S 及び車速Vを読込む。次のステップ32,33では
図2のブロック24における目標ヨーイング運動演算手
段の処理に相当するが、予めメモリ内に記憶されている
目標車両諸元(自車とは異なる例えばスポーティ車の車
両諸元)、つまり規範モデルを読出し、これに基づき操
舵量θS 及び車速Vに対応した目標ヨーイング運動(
目標ヨー角加速度φ2 )を算出する。
【0029】目標車両(規範モデル)の車両諸元として
は例えば以下のものを用いる。 IZ1 :  目標車両のヨー慣性モーメントM1  
:  目標車両の車両重量 L1  :  目標車両のホイールベースLF1 : 
 目標車両の前軸・重心間距離LR1 :  目標車両
の後軸・重心間距離IK1 :  目標車両のキングピ
ン軸周りの慣性モーメントKS1 :  目標車両のス
テアリング剛性DS1 :  目標車両のステアリング
系粘性係数ξ1  :  目標車両のトレール量 N1  :  目標車両のステアリングギヤ比KF1 
:  目標車両の前輪コーナリングパワーKR1 : 
 目標車両の後輪コーナリングパワー
【0030】そし
て、上記目標ヨーイング運動φ2 の算出に当っては、
予め数式化された以下に示す周知の操舵量−目標ヨーイ
ング運動伝達特性を用いる。     IK1δf1=N1 KS1(θS −N1 
δf1)−DK1δf1−2ξ1 CF1  −−−(
1)    M1(y11+φ11V)=2CF1+2
CR1                      
    −−−(2)    IZ1φ12=2LF1
CF1−2LR1CR1              
              −−−(3)    β
F1=−(y11+LF1φ11)/V       
                       −−
−(4)    βR1=−(y11−LR1φ11)
/V                       
       −−−(5)    CF1=KF1β
F1                       
                       −−
−(6)    CR1=KR1βR1       
                         
              −−−(7)    φ
2 =φ12                   
                         
      −−−(8)但し、δf1 :  目標車
両の前輪舵角φ11 :  目標車両のヨーレート φ12 :  目標車両のヨー角加速度y11 :  
目標車両の横速度 y12 :  目標車両の横加速度 βF1 :  目標車両の前輪横すべり角βR1 : 
 目標車両の後輪横すべり角CF1 :  目標車両の
前輪コーナリングフォースCR1 :  目標車両の後
輪コーナリングフォースφ2  :  目標ヨー角加速
【0031】次のステップ34, 35では図2のブロ
ック25における後輪舵角演算手段の処理に相当するが
、予めメモリ内に記憶されている自車の車両諸元(自車
モデル)を読出し、現在の運転状態(目標前輪舵角δf
 、つまり前輪実舵角δF と車速V)において自車が
目標ヨー角加速度φ2 を生ずるのに必要な後輪舵角δ
r を求める。
【0032】自車(自車モデル)の車両諸元としては例
えば以下のものを用いる。 IZ2 :  自車のヨー慣性モーメントM2  : 
 自車の車両重量 L2  :  自車のホイールベース LF2 :  自車の前軸・重心間距離LR2 :  
自車の後軸・重心間距離IK2 :  自車のキングピ
ン軸周りの慣性モーメントKS2 :  自車のステア
リング剛性DS2 :  自車のステアリング系粘性係
数ξ2  :  自車のトレール量 N2  :  自車のステアリングギヤ比KF2 : 
 自車の前輪コーナリングパワーKR2 :  自車の
後輪コーナリングパワー
【0033】そして、上記後輪
舵角δr の算出に当っては、以下に示す周知の運動方
程式を用いる。     δf2=θS /N2 +ΔδF      
                         
     −−− (9)    IK2δf2=N2
 KS2(θS −N2 δf2)−DK2δf2−2
ξ2 CF2 −−−(10)    M2(y21+
φ21V)=2CF2+2CR2          
               −−−(11)   
 βF2=δf2−(y21+LF2φ21)/V  
                       −−
−(12)    CF2=KF2βF2      
                         
              −−−(13)    
CR2=(LF2CF2−φ21IZ2)/LR2  
                       −−
−(14)    βR2=CR2/KR2     
                         
             −−−(15)    δ
r =βR2+(y21−LR2φ21)/V    
                     −−−(
16)  ∵φ21=φ11 但し、φ21 :  自車のヨーレートy21 :  
自車の横速度 y22 :  自車の横加速度 βF2 :  自車の前輪横すべり角 βR2 :  自車の後輪横すべり角 CF2 :  自車の前輪コーナリングフォースCR2
 :  自車の後輪コーナリングフォース
【0034】
次のステップ36では、上記の如くに求めた後輪舵角δ
rをアクチュエータ6に供給し、これにより後輪を対応
舵角δR (図2参照)だけ転舵し、後輪に上記の演算
舵角δr =δR を与える。
【0035】以上説明した通りステアリングホイール3
によるギヤ4を介した前輪1L,1Rの主操舵時、これ
ら前輪を前述した通りにΔδF だけ補助操舵すると共
に後輪2L,2Rを上記の通りにδr だけ転舵して、
車両の舵角制御を行う場合、前輪の舵角制御により、目
標前輪舵角δf0の演算に用いた操舵量−前輪舵角伝達
特性で狙う通りの車両横運動を生じさせることができる
し、これとは別に後輪の舵角制御により、目標ヨーイン
グ運動φ2 を求めるに当って用いた操舵量−目標ヨー
イング運動伝達特性で狙う通りの車両ヨーイング運動を
生じさせることができる。従って、車両の横運動とヨー
イング運動とを分離して設定することができる。
【0036】ところで、目標ヨーイング運動を生じさせ
るための後輪舵角δr を求めるに当り、図2から明ら
かなように操舵量θS (機械的前輪舵角δf0)では
なく、目標後輪舵角δf (前輪実舵角δF に等しい
)を用いるため、ブロック22での伝達特性を変更して
車両の横運動特性を変える場合も、これにともなって変
化する前輪実舵角に応じて目標ヨーイング運動を生じさ
せるための後輪舵角を求めることとなり、当該目標ヨー
イング運動を横運動の変更に影響されることなく分離し
て生じさせることができると共に、ヨーイング運動が横
運動の変更時振動的になるのを防止することができる。
【0037】図4はこのことを示すシミュレーション図
で、図19との比較から明らかなように、横加速度y2
 特性の変更によってもヨーレートφ1 が振動的にな
らず、両者を分離して設定することができる。
【0038】図5,6は本発明の他の例を示し、本例で
は図5に示すようにブロック22における操舵量−前輪
舵角伝達特性を後述する如く車速Vに応じて変更可能と
する。
【0039】図1乃至図4の例では、当該伝達特性の時
定数が図2に示すように一定値TD , TI であっ
たため、図7に示すような車両挙動となっていた。つま
り、TD ,TI が一定であるため前輪実舵角δF 
も変らないが、後輪実舵角δR は車速Vの上昇につれ
低下する。一方、前輪実舵角δF が不変でも、横加速
度y2 は車速の上昇につれ大きくなり、又ヨーレート
φ1 も車速Vの上昇につれ高くなる。ここで横加速度
y2 について考察すると、車速Vの上昇につれ横加速
度の応答性が高くなっており、高車速で運転者に異和感
を与える。従って、特性としては高車速ほど横加速度応
答性が低い方がよい。 しかしてTD , TI が一定では、これらを高車速
で要求される横加速度応答性に鑑みて決定した場合、低
車速で横加速度応答性が低過ぎて不自然になるし、逆に
低車速での横加速度応答性が所定のものになるようTD
 , TI を決定した場合、高車速で横加速度応答性
が高過ぎて不安定になる。
【0040】この問題を解決するために本例では、操舵
量−前輪舵角伝達特性の進み側及び遅れ側時定数を夫々
図5にf1(V),f2(V)で示すように車速Vの関
数としてf1(V)= 0.3−0.003 ×V及び
f2(V)=1/(10−0.12×V)により与え、
伝達特性を(1+f1(V)S)/(1+f2(V)S
)とする。
【0041】この場合、図7と同じ条件でのシミュレー
ション結果を示す図6から明らかなように、前輪実舵角
δF が車速の上昇につれ低下することとなり、この前
輪舵角変化に随伴して車速V毎の後輪実舵角δR の時
系列変化も図7とは異なったものとなる。そして、ヨー
レートφ1 は図7と同様のままであるが、横加速度y
2 は低車速で速く立上がる高応答となり、高車速で緩
かに立上がる低応答となり、横加速度応答を車速Vに応
じて要求通りに低車速では俊敏、高車速では安定な特性
にすることができる。
【0042】図8及び図9は本発明の他の例を示し、本
例では、図9に示すようにブロック22における操舵量
−前輪舵角伝達特性を後述する如く横加速度y2 に応
じて変更可能とする。
【0043】図1乃至図4の例では、当該伝達特性の時
定数が図2に示すように一定値TD , TI であっ
たため、図10に破線で示すような車両挙動となってい
た。つまり、TD , TI が一定であるため、旋回
過渡期において時間の経過と共に変化する横加速度に関
係なく前輪実舵角δF 及び後輪実舵角δR は夫々図
10の点線で示すように与えられ、車両横加速度y2 
はこれに呼応して同じく図10に破線で示すように時系
列変化する。この横加速度発生態様はTD , TI 
の与え方により決まるが、図10の破線で示す横加速度
発生態様では、横加速度の初期応答が高くて好ましいも
のの、その後の過渡応答が振動的となって不安定となる
。かと言って、この過渡応答が安定するようTD , 
TI を決定すると、図示しなかったが、横加速度の初
期応答が低下するのを逸れない。
【0044】この問題を解決するために本例では、図8
に示す如く車両の横加速度y2 を検出する横Gセンサ
13を付加し、これからの信号を演算回路8に入力する
。この演算回路は、図9に示す如くブロック22で目標
前輪舵角δf を求めるに当って用いる操舵量−前輪舵
角伝達特性の1次進み時定数TD を例えば 0.3秒
の一定値とするが、1次遅れ時定数f(y2)をf(y
2)=0.1 +y2 /100 の如く横加速度y2
 の関数とし、横加速度y2 の上昇につれて遅れ側時
定数が大きくなるようにする。
【0045】この場合、図10の実線で示すように前輪
実舵角δF は(従って後輪実舵角δR も)、時間の
経過と共に横加速度が大きくなるにつれ大きく低下され
(破線に対して)、これにより横加速度y2 は図10
の実線で示す如く初期応答を高くされたまま、その後の
過渡応答が不安定になるのを防止することができる。な
お、ヨーレートφ1 の時系列変化は、前記した制御に
照らして不変であること勿論である。
【0046】以上では、ブロック22における操舵量−
前輪舵角伝達特性が固定である場合(図1乃至図4の例
)と、車速に応じ変化する場合(図5乃至図7の例)と
、横加速度に応じ変化する場合(図8乃至図10の例)
との3例について説明したが、後2者の例を組合せて操
舵量−前輪舵角伝達特性を車速及び横加速度の双方に応
じ変更するようにしてもよいことは言うまでもない。
【0047】又いずれの例を採用するにしても、後輪舵
角制御系が故障した場合、アクチュエータ6はセンタリ
ングスプリング6a,6bにより後輪を非転舵中立位置
に保つ。この故障時も前輪補助操舵による前輪舵角制御
を正常時と同様に継続するのでは、運転者に異和感を与
えてしまう場合もある。
【0048】図11及び図12はこの問題を解決するよ
うにした例で、本例は図1乃至図4に示す装置に対する
対策例である。
【0049】図1乃至図4に示す装置の動作タイムチャ
ートは正常時例えば図13の如きものとなり、同じ条件
で後輪舵角制御系の故障により後輪実舵角δR が図1
4に示す通り0になった場合、同図に示す如くヨーレー
トφ1 及び横加速度y2 が図12との比較から明ら
かなように大きく変化して車両の異和感を生ずる。
【0050】図11に示すように本例では、後輪操舵系
故障検知手段としてのブロック14において後輪舵角制
御系の故障を判別し、故障か否かをブロック22に指令
する。 ブロック22は、正常なら時定数に夫々例えばTD =
 0.2秒及びTI = 0.1秒を設定して図13に
示す正常時の制御を可能ならしめ、故障なら車両挙動が
安定するよう1次遅れ時定数TI を 0.3秒へと大
きくするか、若しくは1次進み時定数を 0.1秒へと
小さくするか、或いはこれら双方により操舵量−前輪舵
角伝達特性を変更する。
【0051】これによりδR =0となる故障時、図1
2に示す如くに前輪実舵角δF が低下され、ヨーレー
トφ1 及び横加速度y2 の変化を図14との比較か
ら明らかなように小さくして得て、後輪舵角制御系の故
障時に運転者に異和感を与えるのを防止することができ
る。
【0052】なお、前記各実施例のように全ての演算を
共通な1個のコンピュータ8で行う場合、このコンピュ
ータとして高価な高速コンピュータを用いないと、前後
輪舵角制御に時間差を生じたり、高速操舵時の応答遅れ
等により、制御が不正確になる。
【0053】この問題解決のために、図15及び図16
に例示する如く、或いは図17及び図18に例示する如
く、演算の種類別にコンピュータを複数化するのが、た
とえコンピュータを複数個設けるにしても1個当りの単
価が安いためにコスト上有利である。
【0054】図15及び図16の例は、補助前輪舵角演
算用のコンピュータ8F と後輪舵角演算用のコンピュ
ータ8R とを別々のコンピュータとしたもので、この
場合、これらコンピュータが安価なものであっても、前
後輪舵角制御を同時並行的に行うことができ、前後輪舵
角制御に時間差を生じたり、高速操舵時に大きな応答遅
れを生ずるようなことがない。
【0055】又図17及び図18は後輪舵角制御系にお
ける演算のうち、更に目標ヨーイング運動φ2 の演算
と、後輪舵角δr の演算をも夫々別々のコンピュータ
8R1, 8R2で行うようにしたものである。この場
合、これらコンピュータ8R1, 8R2をデータ駆動
型のプロセッサで構成すれば、安価なコンピュータで演
算速度を更に向上させることができる。
【0056】
【発明の効果】かくして本発明舵角制御装置は請求項1
に記載の如く、主操舵系による機械的前輪操舵と電子制
御による前輪補助操舵とで前輪を所定の車両横運動が生
ずるよう目標前輪舵角だけ転舵すると共に、後輪を電子
制御により所定の車両ヨーイング運動が生ずるよう転舵
して、横運動とヨーイング運動とを分離設定可能なシス
テムにおいて、目標ヨーイング運動を生じさせるための
後輪舵角を求めるに当り、主操舵系による機械的前輪舵
角でなく、補助前輪舵角を含む目標前輪舵角(実際の前
輪切り角)から後輪舵角を演算するため、操舵量−前輪
舵角伝達特性を変更して車両の横運動を変える時も、ヨ
ーイング運動は要求通りのものに保たれて変わることが
なく、両運動の分離制御を補償し得る。
【0057】なお、請求項2に記載の如く操舵量−前輪
舵角伝達特性を車速に応じ変化させれば、前輪舵角制御
により決定される横加速度の立上がりを車速に応じた異
和感のないものにすることができる。
【0058】又、請求項3に記載の如く、横Gセンサで
検出した車両に加わる横加速度に応じ操舵量−前輪舵角
伝達特性を変化させれば、横加速度の初期応答性と、そ
の後における横加速度の安定した過渡応答とを両立させ
ることができる。
【0059】更に請求項4に記載の如く、後輪操舵系故
障検知手段による故障検知時、補助前輪舵角を変更すれ
ば、当該故障時において前輪補助操舵が継続される反面
、後輪舵角が0に保たれるために生ずる異和感を解消す
ることができる。
【0060】なお、いずれにしても、請求項5に記載の
如く少なくとも前輪操舵系に係る演算と、後輪操舵系に
係る演算とを別々のコンピュータで行う構成とすれば、
高価な高速コンピュータを用いなくても、前後輪舵角制
御に時間差を生ぜず、特に高速操舵時の過渡制御も正確
に遂行させることができ、コスト上も有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明舵角制御装置の一実施例を示す車両の操
舵システム図である。
【図2】同例における舵角制御の機能ブロック線図であ
る。
【図3】同例における後輪舵角制御プログラムのフロー
チャートである。
【図4】同例装置の動作タイムチャートである。
【図5】本発明装置の他の例を示す図2と同様な機能ブ
ロック線図である。
【図6】同例における装置の動作タイムチャートである
【図7】図1乃至図3の例による動作タイムチャートを
種々の車速について示した時系列線図である。
【図8】本発明の更に他の例を示す図1と同様なシステ
ム図である。
【図9】同例の図2と同様な機能ブロック線図である。
【図10】同例による動作タイムチャートを図1乃至図
3の例によるそれと比較して示す時系列線図である。
【図11】本発明の別の例を示す図2と同様な機能ブロ
ック線図である。
【図12】同例の後輪舵角制御系が故障した場合におけ
る動作タイムチャートである。
【図13】図1乃至図3の例の正常時における動作タイ
ムチャートである。
【図14】同じくその後輪舵角制御系が故障した場合の
動作タイムチャートである。
【図15】本発明の更に別の例を示す図1と同様なシス
テム図である。
【図16】同例の図2と同様な機能ブロック線図である
【図17】本発明の更に他の例を示す図1と同様なシス
テム図である。
【図18】同例の図2と同様な機能ブロック線図である
【図19】従来の舵角制御装置において、操舵量−前輪
舵角伝達特性の変更により横加速度特性を変えた場合の
、ヨーレートへの影響を示す動作タイムチャートである
【符号の説明】
1L  左前輪 1R  右前輪 2L  左後輪 2R  右後輪 3  ステアリングホイール 4  ステアリングギヤ(前輪主操舵系)5  前輪補
助操舵アクチュエータ(前輪補助操舵系)6  後輪操
舵アクチュエータ(後輪操舵系)7  コントローラ 8  マイクロコンピュータ 8F   補助前輪舵角演算コンピュータ8R   後
輪舵角演算コンピュータ 8R1  目標ヨーイング運動演算コンピュータ8R2
  後輪舵角演算コンピュータ 9  アクチュエータ駆動回路 10  アクチュエータ駆動回路 11  操舵量センサ 12  車速センサ 13  横Gセンサ 14  後輪操舵系故障検知手段 22  目標前輪舵角演算手段 23  補助前輪舵角演算手段 24  目標ヨーイング運動演算手段 25  後輪舵角演算手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  運転者が操作するステアリングホイー
    ルに機械的に結合された前輪主操舵系と、電子的に舵角
    制御を行い得る前輪補助操舵系及び後輪操舵系とを具え
    た車両の操舵装置において、ステアリングホイールの操
    舵量を検出する操舵量センサと、この操舵量から、予め
    任意に設定した操舵量−前輪舵角伝達特性に基いて目標
    前輪舵角を演算する目標前輪舵角演算手段と、この目標
    前輪舵角及び前輪主操舵系による機械的前輪舵角間の偏
    差を求めて補助前輪舵角とし、前輪補助操舵系に指令す
    る補助前輪舵角演算手段と、車速を検出する車速センサ
    と、この車速及び前記操舵量センサで検出した操舵量か
    ら、予め数式化された操舵量−目標ヨーイング運動伝達
    特性に基いて車両の目標ヨーイング運動を演算する目標
    ヨーイング運動演算手段と、車速及び前記目標前輪舵角
    からこの目標ヨーイング運動を生じさせるための後輪舵
    角を求めて後輪操舵系に指令する後輪舵角演算手段とを
    具備してなることを特徴とする車両用舵角制御装置。
  2. 【請求項2】  請求項1において、操舵量−前輪舵角
    伝達特性を車速に応じ変化させるようにしたことを特徴
    とする車両用舵角制御装置。
  3. 【請求項3】  請求項1又は2において、車両に加わ
    る横加速度を検出する横Gセンサを付加し、操舵量−前
    輪舵角伝達特性を横加速度に応じ変化させるようにした
    ことを特徴とする車両用舵角制御装置。
  4. 【請求項4】  運転者が操作するステアリングホイー
    ルに機械的に結合された前輪主操舵系と、電子的に舵角
    制御を行い得る前輪補助操舵系及び後輪操舵系とを具え
    た車両の操舵装置において、ステアリングホイールの操
    舵量を検出する操舵量センサと、この操舵量に基づき補
    助前輪舵角を求めて前輪補助操舵系に指令する補助前輪
    舵角演算手段と、後輪操舵系の故障を検知する後輪操舵
    系故障検知手段とを具備し、後輪操舵系の故障時は正常
    時の補助前輪舵角を変更するよう構成したことを特徴と
    する車両用舵角制御装置。
  5. 【請求項5】  請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    少なくとも前輪補助操舵系に係る演算と、後輪操舵系に
    係る演算とを夫々別々のコンピュータで行うよう構成し
    たことを特徴とする車両用舵角制御装置。
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