JPH0428651Y2 - - Google Patents

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JPH0428651Y2
JPH0428651Y2 JP1987110671U JP11067187U JPH0428651Y2 JP H0428651 Y2 JPH0428651 Y2 JP H0428651Y2 JP 1987110671 U JP1987110671 U JP 1987110671U JP 11067187 U JP11067187 U JP 11067187U JP H0428651 Y2 JPH0428651 Y2 JP H0428651Y2
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JP
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torque
bending
press brake
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servo motor
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JP1987110671U
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、プレスブレーキに関する。
(従来の技術) 金型(パンチ及びダイ)をサーボモータで駆動
する従来のプレスブレーキでは、金型位置のフイ
ードバツク信号により、パンチとダイの間隔を制
御する方式がとられていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の如き従来の金型位置決め
方式によるプレスブレーキにあつては、プログラ
ムミスや操作ミスにより、サーボ系の発生するト
ルクで金型を破損してしまうことがあるという問
題点があつた。
そこで、本考案は、プログラムミスや操作ミス
があつても金型破損の恐れがないプレスブレーキ
を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、サーボ
モータの駆動によりラムを昇降作動するプレスブ
レーキにして;上記サーボモータの駆動トルクを
検出するトルク検出器と;板厚及び板長などの加
工データに基いて曲げに必要なトルクT0を演算
し、前記トルク検出器の検出トルクTと使用金型
の金型耐圧限界トルクT1に安全係数αを乗じた
値とを比較してT>T1・αのときに機械運転を
停止し、前記検出トルクTと前記曲げに必要なト
ルクT0に低限界係数βを乗じた値とを比較して
T<T0・βのときにアラームを出力するCPUユ
ニツトと;を備えてなるものである。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例に係るプレスブレー
キの側面図、第2図は制御装置のブロツク図、第
3図は処理のフローチヤートである。
第1図に示すように、本例のプレスブレーキ
は、交換自在のパンチ1及びダイ3を昇降自在の
ラム5及び固定のテーブル7に備えて成り、前記
ラムは減速器9及びボールねじ11を介してフレ
ーム上方に備えたサーボモータMによつて昇降駆
動されるようになつている。
前記ラム5とボールねじ11との間には、両部
材5,11間の加圧力を検出することにより、前
記サーボモータの駆動トルクを検出するトルク検
出器13が設けられている。該検出器13は、前
記サーボモータMの駆動電流を検出することなど
により、前記サーボモータMの発生トルクを検出
する検出器であつてもよい。
第2図に示すように、制御装置は、データ入力
表示装置15に備えたCPUユニツト17と、こ
れに接続されるNCユニツト19、D/A変換器
21、A/D変換器23を備えて構成されてい
る。NCユニツト19には、前記サーボモータM
に駆動電流を与えるサーボアンプ25が接続され
ている。A/D変換器23には、前記トルク検出
器13の検出トルクが入力されるようになつてい
る。
上記構成のプレスブレーキの作用を第3図によ
り説明する。
まず、ステツプ301では、板厚、板長など加
工データの入力が行われる。
ステツプ302では、加工開始に際し、曲げに
必要なトルクT0と、金型の耐圧限界トルクT1
算出される。
ステツプ303及び304では、曲げ開始信号
に伴ない、金型の耐圧限界トルクをトルクアンプ
たるD/A変換器を介してサーボアンプ25に指
令すると共に、オペレータの入力したデータに基
いてN/Cユニツト19を介してサーボアンプ2
5に指令を出し、サーボアンプ25を駆動する。
ここで、サーボモータMにより駆動されるパン
チ1とダイ3により曲げ加工が実行され、ステツ
プ305では、トルク検出器13によりサーボモ
ータMの駆動トルクTが検出される。
ステツプ306では、検出トルクTと金型耐圧
限界トルクT1に安全係数α(α<1)を乗じた値
とが比較され、 T>T1・α 即ち検出トルクが異常に高いと判別された場合に
はステツプ307で機械運転を停止する。
又、ステツプ308では、検出トルクTと曲げ
に必要なトルクT0に低限界数β(β<1)を乗じ
た値とが比較され、 T<T0・β 即ち加圧不足であると判別された場合には、板厚
が薄過ぎるか、落下等の原因で空運転となつたよ
うな異常状態を判断し、ステツプ309でアラー
ムを出力する。
以上により、本例に示すプレスブレーキでは、
機械本体が過負荷となることが防止され、金型破
損が防止される。
又、プログラムミスや操作ミスは勿論のこと、
板厚が過大である場合にはステツプ306で、過
少である場合にはステツプ309で異常検出され
るので、ワークミスによる不良品発生の防止がで
きる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他
の態様でも実施し得るものである。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案は、サーボモータMの駆動に
よりラム5を昇降作動するプレスブレーキにし
て;上記サーボモータMの駆動トルクを検出する
トルク検出器13と;板厚及び板長などの加工デ
ータに基いて曲げに必要なトルクT0を演算し、
前記トルク検出器13の検出トルクTと使用金型
の金型耐圧限界トルクT1に安全係数αを乗じた
値とを比較してT>T1・αのときに機械運転を
停止し、前記検出トルクTと前記曲げに必要なト
ルクT0に低限界係数βを乗じた値とを比較して
T<T0・βのときにアラームを出力するCPUユ
ニツト17と;を備えてなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案において
は、加工データに基いて曲げに必要なトルクT0
を演算し、トルク検出器13の検出トルクTと使
用金型の金型耐圧限界トルクT1に安全係数αを
乗じた値とを比較してT>T1・αのときに機械
の運転を停止し、かつ前記検出トルクTと曲げに
必要な前記トルクT0に低限界係数βを乗じた値
とを比較してT<T0・βのときにアラームを出
力するCPUユニツト17を備えているから、過
負荷によつて金型を損傷するようなことがないこ
とは勿論のこと、例えば板厚が薄過ぎる等により
加圧不足の場合に異常として検知することがで
き、不良品の発生を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るプレスブレー
キの側面図、第2図は制御装置のブロツク図、第
3図は処理のフローチヤートである。 1……パンチ、3……ダイ、5……ラム、11
……ボールねじ、13……トルク検出器、M……
サーボモータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サーボモータMの駆動によりラム5を昇降作動
    するプレスブレーキにして;上記サーボモータM
    の駆動トルクを検出するトルク検出器13と;板
    厚及び板長などの加工データに基いて曲げに必要
    なトルクT0を演算し、前記トルク検出器13の
    検出トルクTと使用金型の金型耐圧限界トルク
    T1に安全係数αを乗じた値とを比較してT>
    T1・αのときに機械運転を停止し、前記検出ト
    ルクTと前記曲げに必要なトルクT0に低限界係
    数βを乗じた値とを比較してT<T0・βのとき
    にアラームを出力するCPUユニツト17と;を
    備えてなることを特徴とするプレスブレーキ。
JP1987110671U 1987-07-21 1987-07-21 Expired JPH0428651Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987110671U JPH0428651Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987110671U JPH0428651Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21

Publications (2)

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JPS6415617U JPS6415617U (ja) 1989-01-26
JPH0428651Y2 true JPH0428651Y2 (ja) 1992-07-13

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ID=31348040

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987110671U Expired JPH0428651Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21

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JP (1) JPH0428651Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63290623A (ja) * 1987-05-23 1988-11-28 Toyo Koki:Kk プレスブレ−キ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63290623A (ja) * 1987-05-23 1988-11-28 Toyo Koki:Kk プレスブレ−キ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6415617U (ja) 1989-01-26

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