JPH04286042A - メモリテストにおけるデータの保護方法 - Google Patents

メモリテストにおけるデータの保護方法

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JPH04286042A
JPH04286042A JP3051505A JP5150591A JPH04286042A JP H04286042 A JPH04286042 A JP H04286042A JP 3051505 A JP3051505 A JP 3051505A JP 5150591 A JP5150591 A JP 5150591A JP H04286042 A JPH04286042 A JP H04286042A
Authority
JP
Japan
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memory
data
test
address
area
Prior art date
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Pending
Application number
JP3051505A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Takahashi
高橋 俊和
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばパーソナルコン
ピュータなどに増設メモリとして装着されるSRAM(
スタティックランダムアクセスメモリ)に記憶されてい
るデータが、メモリテストの際に破壊されないようにデ
ータを保護する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータなどに増設され
るRAMには、DRAM(ダイナミックランダムアクセ
スメモリ)とSRAM(スタティックランダムアクセス
メモリ)の2種類があり、従来は異った使用法が採用さ
れていた。一般に、DRAMによる増設メモリは、パー
ソナルコンピュータの制御部であるマイクロプロセッサ
(以下CPUという)の作業領域を拡大する目的で使用
され、特にデータ保存の必要が無い場合が多い。これに
反しSRAMは高速アクセスのほかに、電源をバッテリ
でバックアップして、不揮発性のファイルメモリとして
使用されることが多い。つまりマイクロコンピュータ装
置の電源が断となっても保存の必要のあるデータを記憶
していることが多い。
【0003】図4はパーソナルコンピュータの電源投入
後の処理手順を説明する図であり、同図の(a)は各種
処理の概略処理手順を示し、また同図の(b)は初期診
断の処理手順を示している。図4の(a)は示されるス
テップS200でパーソナルコンピュータなどの電源が
投入されると、ステップS300で初期診断を行なって
装置に故障が無いことを確認し、ステップS400でシ
ステム立上げ(例えばパーソナルコンピュータが実行す
べきプログラムの読込みや初期設定動作など)の処理を
行ない、ステップS500で実際の各種処理を行なう。
【0004】図4の(b)は前記初期診断の内容を示し
たものであり、まずステップS310でCPUのテスト
をする。即ちCPUの各種命令、例えば加減乗除の命令
などを実行させて正しい答が得られるかをテストする。 ステップS320では割込命令を実行させて正しい優先
順位で割込動作が行なわれるかをテストする。ステップ
S330ではRAMテストを行なう。このRAMテスト
の詳細は図3により説明する。
【0005】図3は従来のRAMテスト装置の構成を示
すブロック図である。同図において、1は図示されない
CPUからテストデータを供給されるか、または手動ス
イッチなどで設定されたテストデータを供給され、この
データを保持するデータレジスタである。テストデータ
としては、例えば16進の55…(2進では01010
101…)、またはAA…(2進では10101010
…)などのデータが用いられる。このテストデータのビ
ット数はメモリに書込み及び読出しを行なうデータのビ
ット数と同一であり、例えば8ビットまたは16ビット
程度である。2は本体メモリ7または増設メモリ9から
読出した出力データ(ビット数は前記テストデータのビ
ット数と同一である)を一時記憶するデータバッファで
ある。3は前記データレジスタ1のデータとデータバッ
ファ2のデータとを比較して両データの一致を検出する
一致検出回路である。この一致検出回路3は、例えば両
データの各ビット毎の排他的論理和演算結果のOR出力
を得る回路などで構成できる。そして両データが一致し
た場合は一致検出信号を、一致しない場合は不一致検出
信号(前記一致検出信号の反転信号)を出力する。4は
RAMのアドレスカウンタであり、図示されないCPU
から最初に入力されるRAMアドレス初期値(例えば1
6進でaaa)によりセットされ、それ以後に入力され
るカウントアップ信号毎に+1を加算したアドレスデー
タを発生し、これをRAM及びCPUに供給する。5は
RMAの書込及び読出制御回路であり、CPUから入力
される書込指令に基づきチップセレクト信号及び書込制
御信号(一般にライトイネーブル信号と呼ばれる)を発
生してデータを書込むべきRAMに供給する。またCP
Uから入力される読出指令に基づきチップセレクト信号
を発生してデータを読出すべきRAMに供給すると共に
、RAMから読出されたデータを入力するデータバッフ
ァ2に対してデータ入力制御信号(一種のタイミングゲ
ート信号である)を発生して供給する。7は本体メモリ
であり、この例ではDRAMが用いられ、そのメモリ領
域は16進表示アドレスaaaからbbb−1までとな
っている。9は増設メモリであり、この例ではSRAM
が用いられ、そのメモリ領域は16進表示アドレスのb
bbからddd−1までとなっている。10はディップ
スイッチなどのデータ設定器であり、例えば手動操作に
よりメモリテスト限界アドレスデータ(本例では前記本
体メモリ7の最終アドレスデータbbb−1である)が
設定され、この設定されたデータをCPUへ供給する。
【0006】図3によりRAMテスト動作を説明する。 この例では増設メモリ9にはSRAMが実装されており
、不揮発性のメモリとして用いられているため、SRA
Mに格納されたデータは保存を要するものとする。また
このデータは8ビット単位でメモリに格納されるものと
して説明する。まず操作員はRAMテストを開始する前
に、データ設定器10に前記メモリテスト限界アドレス
bbb−1を手動設定しておく。そしてRAMテストが
ステップS330で開始されると、CPUはテストデー
タ、例えばAAをデータレジスタ1に設定し、アドレス
カウンタ4にアドレス初期値aaaを設定する。従って
本体メモリ7に対してデータレジスタ1は前記AAを入
力データとして供給し、アドレスカウンタ4は前記aa
aをアドレスデータとして供給する。そして書込及び読
出制御回路5はCPUから書込指令が供給されると、チ
ップセレクト信号及び書込制御信号を発生して本体メモ
リ7に供給する。これらの動作により本体メモリ7のア
ドレスaaaにデータAAが書込まれる。
【0007】次に書込及び読出制御回路5はCPUから
読出指令が供給されると、チップセレクト信号を発生し
て本体メモリ7に供給すると共に、データ入力制御信号
を発生してデータバッファ2に供給する。この動作によ
り本体メモリ7のアドレスaaaに記憶されたデータが
読出されてデータバッファ2に一時記憶される。一致検
出回路3はデータレジスタ1から入力される書込みデー
タAAとデータバッファ2から入力される読出しデータ
とを比較して、両データの対応する各ビットがすべて一
致している場合には一致検出信号を出力しCPUへ供給
する。
【0008】上記のようにRAMの1つのアドレスにつ
いて、テストデータの書込みとこの書込んだデータの読
出しを行なって、書込みデータと読出しデータとの一致
検出信号が得られると、該当アドレスのメモリテストは
正常と判定される。またもし不一致検出信号が得られる
とメモリエラーと判定される。CPUは該当アドレスの
正常または異常(メモリエラー)を確認すると、アドレ
ス番号を1つ増加させるため、カウントアップ信号をア
ドレスカウンタ4に供給し、アドレスデータをaaa+
1とする。
【0009】このようにして本体メモリ7のアドレスa
aaからbbb−1までのすべてのアドレスについて、
上記テストデータの書込み及び読出し、並びに一致また
は不一致の検出による正常または異常の判定動作のサイ
クルを繰返す。そして本体メモリ7の最終アドレスbb
b−1に到達すると、CPUはアドレスカウンタ4から
供給される現在のアドレスデータと、データ設定器10
から供給されるメモリテスト限界アドレスデータが一致
したことを検出してメモリテストを終了する。これはも
しもCPUがこのメモリテスト限界アドレスを越えてメ
モリテストを継続すると、増設メモリ9に格納された保
存を要するデータが破壊される(即ちテストデータの書
込みにより以前のデータは破壊される)ので、このよう
な事態が発生しないようにCPUが常にメモリテストを
行なうアドレスがメモリテスト限界アドレスを越えない
ように監視制御を行なっているわけである。このように
して前記手動設定操作とRAMテスト装置の動作が正常
の場合には、RAMテストを行っても増設メモリ9に装
着されたSRAMに記憶されたデータは保存される。
【0010】また前記RAMテストを実施中に、本体メ
モリ7のアドレスaaaからbbb−1までのアドレス
のうち、一致検出信号の得られない(即ち不一致検出信
号の得られた)アドレスが検出された場合には、CPU
はメモリとして正しいデータを記憶する能力のない該不
良アドレスをアドレスカウンタ4から読取り内部メモリ
に記憶する。またさらに連続して複数の不良アドレスが
検出された場合には、不良アドレス領域(不良の先頭ア
ドレスから最終アドレスまでの領域)を判定する。そし
てCPUはRAMテストにより検出した不良アドレスま
たは不良アドレス領域を操作員に表示すると共に、以後
RAMメモリの交換が行なわれるまでは該当する不良ア
ドレスまたは不良アドレス領域の使用を禁止する処理を
行なう。
【0011】図3の説明においては、RAMテストを行
なう装置をすべてハードウェアにより構成する例を示し
たが、これらの一部をソフトウェアにより構成してもよ
い。例えば書込みデータと読出しデータとの一致検出を
CPUの内部レジスタを用いて、両データの各ビット毎
の排他的論理和演算(2つのビットが同一のとき出力は
ゼロ、2つのビットが異るとき出力は1となる演算)結
果の論理和を得るプログラムにより行なってもよい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなメモリテストにおけるデータ保護方法では、増設メ
モリなどにSRAMが装着されている場合には、電源投
入によりメモリテストが実施される前に、操作員は必ず
ディップスイッチやレジスタなどのデータ設定器により
メモリテスト限界アドレスデータなどのデータを正しく
設定する必要がある。それ故操作員がこの設定動作を忘
れたり、または誤ったデータを設定したりすることによ
り、電源投入時にメモリテストが行なわれるとSRAM
に記憶されていたデータが破壊されてしまうという問題
点があった。
【0013】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、増設メモリなどにSRAMが装着されて
いる場合に、操作員はハードウェアまたはソフトウェア
によるデータ設定操作をしなくとも、メモリテストの際
にSRAMに記憶されているデータが破壊されることが
ないメモリテストにおけるデータ保護方法を得ることを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るメモリテス
トにおけるデータ保護方法は、RAMの各アドレス毎に
テストデータを書込み、該書込みデータを読出し、該書
込みデータと読出しデータとの不一致を検出するとメモ
リエラーとする処理を、前記RAM領域のアドレス番号
順に繰返すメモリテストにおけるデータの保護方法にお
いて、SRAM領域の直前にあらかじめ設定された数の
アドレスを含むギャップメモリ領域を設けるギャップメ
モリ領域設定手段と、前記ギャップメモリ領域にはメモ
リを実装させずに前記メモリテストを行なうメモリテス
ト手段と、前記ギャップメモリ領域から前記あらかじめ
設定された数のメモリエラーを検出するメモリエラー数
検出手段と、該メモリエラー数検出手段が検出した信号
によりそれ以降のアドレスのメモリテストを中止するメ
モリテスト中止手段とを備えたものである。
【0015】
【作用】本発明においては、RAMの各アドレス毎にテ
ストデータを書込み、該書込みデータを読出し、該読込
みデータと読出しデータとの不一致を検出するとメモリ
エラーとする処理を、前記RAM領域のアドレス番号順
に繰返すメモリテストを実施する際に、まずSRAM領
域の直前にあらかじめ設定された数のアドレスを含むギ
ャップメモリ領域を設ける。次に前記ギャップメモリ領
域にはメモリを実装させずに前記メモリテストを行なう
。そして前記ギャップメモリ領域から前記あらかじめ設
定された数のメモリエラーを検出すると、それ以降のア
ドレスのメモリテストを中止する。このようにして前記
SRAM領域に記憶されたデータの破壊を防止すること
ができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明に係るRAMテスト装置の構成
を示すブロック図である。同図において、1〜5、7及
び9は図3の機器と同一のものである。6はエラーカウ
ンタであり、一致検出回路3によりRAMの書込みデー
タと読出しデータの一致が検出され、一致検出信号が供
給されると、これをクリア信号として入力してカウンタ
をクリアする。即ち計数値をゼロとして計数動作を停止
させる。またエラーカウンタ6は、一致検出回路3によ
り書込みデータと読出しデータとの不一致が検出され(
即ちメモリエラーが検出され)、不一致検出信号が供給
されると、これを計数すべき信号として入力して計数動
作を行なう。従ってエラーカウンタ6の計数値はメモリ
エラーが連続したアドレスに発生した場合に、この連続
して発生するメモリエラーの数を計数するものである。
【0017】またこのエラーカウンタ6の計数容量は、
所定数のDとなっており、カウンタの計数値はクリアさ
れるとオール0で、それ以後入力する不一致検出信号の
数をカウントアップして入力信号の数がD−1に到達す
るとオール1になる。そして次のD個目の不一致検出信
号が入力すると再びオール0に戻るが、この際に桁上げ
信号(一般にキャリー信号という)を出力する。即ちエ
ラーカウンタ6は連続して入力される不一致検出信号を
D個計数すると桁上げ信号を出力し、これをDカウント
信号としてCPUに供給している。
【0018】ここで前記エラーカウンタ6の計数容量D
は本発明に係るギャップ領域8のアドレス数と等しい値
であり、このDの意味は後述する。またエラーカウンタ
6の0からD−1までの計数値はエラーカウントデータ
としてCPUに供給されている。従ってCPUは最初に
不一致検出信号が発生したとき(一致検出信号が得られ
なかったときで、エラーカウンタ6の計数値が1のとき
)にアドレスカウンタ4からアドレスデータを読取り、
メモリエラーの発生した先頭アドレスを知り、以後連続
するメモリエラーの発生数がD未満で一致検出信号が得
られたときに再びアドレスカウンタ4から読取ったアド
レスデータから1を減算することによりメモリエラーの
最終アドレスを求め、メモリエラーの領域を知ることが
できる。さらにCPUはエラーカウンタ6からDカウン
ト信号を供給されると連続するメモリエラーの発生数が
ついに所定数Dに到達したことを知ることができる。
【0019】図1の8は本発明に係るギャップ領域であ
る。このギャップ領域は、本体メモリ7にDRAMが装
着され、増設メモリ9にSRAMが装着される場合に、
SRAM領域の直前にあらかじめ決められた特定数のア
ドレスを含むメモリ領域として設定するものである。従
ってこのギャップ領域8には実際のメモリは存在しない
ものである。本例では本体メモリ7の最終アドレスbb
b−1の次のアドレスbbbから、増設メモリ9の先頭
アドレスcccの1の前のアドレスccc−1までをギ
ャップ領域の範囲としており、このbbbからccc−
1までのアドレス数をDとする。このギャップ領域8の
アドレス数Dはアドレスマッピングを容易にするため通
常2のn乗の値が選定され、例えば64、128、25
6、512などの値でよい。またこのアドレス数Dの値
は前記エラーカウンタ6の計数容量Dと等しい値になっ
ている。メモリテストはRAMのアドレス番号順(アド
レス初期値に順次1を加算する順)に行なわれるので、
ギャップ領域8はSRAM領域の直前のメモリ領域に設
定され、しかも実際にはメモリを実装させないことが必
要である。
【0020】図2は図1の動作手順を説明する流れ図で
ある。図2の流れ図に従い図1の動作を説明する。図2
のステップS300では初期診断を行なう。この処理は
図4の(b)において説明した処理内容と同一である。 ステップS330において、RAMのメモリテストを行
なう。この処理も図3及び図4で説明した処理内容と同
一である。即ちDRAMの装着された本体メモリ7のア
ドレスaaaから各アドレス毎にテストデータを書込み
、これを読出し、書込みデータと読出しデータとの一致
または不一致の検出によるメモリの正常または異常の判
別処理のサイクルを繰返して行ない、順次テストアドレ
スのカウントアップをしながらアドレスbbb−1まで
繰返す。
【0021】そして本体メモリ7のアドレスaaaから
bbb−1までの領域でメモリエラーが全く発生しない
と、アドレスカウンタ4は次のカウントアップ信号の入
力によりギャップ領域8の先頭アドレスであるbbbと
なる。また本体メモリ7のアドレスaaaからbbb−
1までの領域で1つでもメモリエラーが発生すると、ス
テップS311におけるメモリテストはすべて正常かの
判定でNOと判定されるので、ステップS332に移り
エラーアドレス数の計数を行なう。即ち図1のエラーカ
ウンタ6に不一致検出信号が入力され、連続するエラー
アドレス数をカウントする。
【0022】ステップS333では、エラーカウンタ6
の計数値が所定数Dに到達したかを判別する。図1のエ
ラーカウンタ6から桁上げ信号が出力され、これがDカ
ウント信号としてCPUに供給されるまでは、所定数D
に到達しないのでNOと判別され、ステップS335に
おいてエラー処理がなされる。このエラー処理は前述の
通り、不良アドレス領域の判定、表示、記憶及びその後
の使用禁止などである。
【0023】本体メモリ7の領域内で全くメモリエラー
が発生せず、ギャップ領域8に入ってメモリテストを行
なうと、その先頭アドレスbbbから最終アドレスcc
c−1までの全アドレスにわたり連続したD個のメモリ
エラーが発生することになる。これはこの領域にメモリ
が存在しないため当然の結果である。そして図1のエラ
ーカウンタ6からDカウント信号がCPUに供給される
と、CPUはギャップ領域8にメモリテストを実施して
現在その最終アドレスをテストした結果としてDカウン
ト信号が入力されたものであり、この次のアドレスcc
cからはSRAMが装着されているので以後のメモリテ
ストは中止すべきであることを知る。ステップS334
では、記憶データ保護処理として、CPUはカウントア
ップ信号の出力停止処理、RAMメモリテストの中止処
理、システム立上げ処理への移行などを行なう。
【0024】またもし増設メモリ9にはSRAMの代り
にDRAMが装着される場合には、ギャップ領域8を設
ける必要はないので、図3のように本体メモリ7の最終
アドレスbbb−1の次のアドレスbbbから増設メモ
リ9のアドレスを割当てる。この場合にはギャップ領域
8が存在しないので、本体メモリ7に引続き増設メモリ
9にメモリテストを行なうことが可能となる。このよう
にギャップ領域8はSRAM領域に入る直前に所定数の
アドレスを含むメモリ領域として設定され、このギャッ
プ領域8にはメモリを実装させずにメモリテストを行な
うのが本発明の大きな特徴である。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、RAMの
各アドレス毎にテストデータを書込み、該書込みデータ
を読出し、該読込みデータと読出しデータとの不一致を
検出するとメモリエラーとする処理を、前記RAM領域
のアドレス番号順に繰返すメモリテストを実施する際に
、まずSRAM領域の直前にあらかじめ設定された数の
アドレスを含むギャップメモリ領域を設け、次に前記ギ
ャップメモリ領域にはメモリを実装させずに前記メモリ
テストを行なう。そして前記ギャップメモリ領域から前
記あらかじめ設定された数のメモリエラーを検出すると
、それ以降のアドレスのメモリテストを中止するように
したので、操作員はハードウェアまたはソフトウェアに
よるデータ設定のための手動操作が不要となり、従来の
ようにデータ設定の誤操作や操作忘れなどにより前記S
RAM領域に記憶されたデータが破壊されることはない
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るRAMテスト装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の動作手順を説明する流れ図である。
【図3】従来のRAMテスト装置の構成を示すブロック
図である。
【図4】パーソナルコンピュータの電源投入後の処理手
順を示す図である。
【符号の説明】
1  データレジスタ 2  データバッファ 3  一致検出回路 4  アドレスカウンタ 5  書込及び読出制御回路 6  エラーカウンタ 7  本体メモリ 8  ギャップ領域 9  増設メモリ 10  データ設定器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ランダムアクセスメモリの各アドレス
    毎にテストデータを書込み、該書込みデータを読出し、
    該書込みデータと読出しデータとの不一致を検出すると
    メモリエラーとする処理を、前記メモリ領域のアドレス
    番号順に繰返すメモリテストにおけるデータの保護方法
    において、スタティックランダムアクセスメモリ領域の
    直前にあらかじめ設定された数のアドレスを含むギャッ
    プメモリ領域を設け、前記ギャップメモリ領域にはメモ
    リを実装させずに前記メモリテストを行ない、前記ギャ
    ップメモリ領域から前記あらかじめ設定された数のメモ
    リエラーを検出すると、それ以降のアドレスのメモリテ
    ストを中止することにより、前記スタティックランダム
    アクセスメモリ領域に記憶されたデータを保護すること
    を特徴とするメモリテストにおけるデータの保護方法。
JP3051505A 1991-03-15 1991-03-15 メモリテストにおけるデータの保護方法 Pending JPH04286042A (ja)

Priority Applications (1)

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