JPH0428582A - 印刷物 - Google Patents

印刷物

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JPH0428582A
JPH0428582A JP13479590A JP13479590A JPH0428582A JP H0428582 A JPH0428582 A JP H0428582A JP 13479590 A JP13479590 A JP 13479590A JP 13479590 A JP13479590 A JP 13479590A JP H0428582 A JPH0428582 A JP H0428582A
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JP
Japan
Prior art keywords
colorant layer
heating
color
plastic
colorant
Prior art date
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Pending
Application number
JP13479590A
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English (en)
Inventor
Manabu Suzuki
学 鈴木
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Publication of JPH0428582A publication Critical patent/JPH0428582A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は印刷物に関し、更に詳しくは熱により発消色が
コントロールできる印刷物に関する。
(従来の技術) 有価証券、IDカード等の印刷物は、使用上の安全を図
るため、種々の偽造防止策を施しであることが通常であ
る。
例えば、温度により発色する着色剤の印刷模様である。
かかる印刷物は、常温下では肉眼で確認できない模様が
、加熱により可視化し、このため、印刷物の真贋が判定
できる。
(発明が解決しようとする課!!ft)しかしながら、
この着色剤は、高温下で発色させても、常温に冷却する
と同時に消色してしまい、例えば細紋模様を印刷しても
、この細紋模様を子細に検討して、その印刷模様を観察
することはできなかった。このため、真贋の判断も充分
とは言えなかった。
(課題を解決するための手段) この問題を解決するため、本発明は、任意の支持体上に
非可逆性着色剤層を形成し、これに重ねて、短時間の加
熱により発色し、長時間の加熱により消色する着色剤層
を形成して成る印刷物を提供する。
(実施例) 第1図に示すように、本発明は、任意の支持体(1)と
二層の着色剤層(21)(22)とから成る。
支持体(1)は任意の材質から成っていて良いが、通常
、紙、プラスチックシート、プラスチックカード等の厚
さ10〜1000μmのシート状物である。もっとも、
所望ならば、プラスチックや金属の立体成形品であって
も良い。
着色剤層(21)は、可逆性着色剤層(22)の位置を
検出して、特定位置のみ加熱して発色させるためのもの
で、非可逆性である必要がある。
非可逆性とは、着色剤層(22)が可逆性であることか
ら、かかる着色剤層(22)は発色条件または消色条件
で、着色剤層(21)が消色することがないことを意味
する。
かかる着色剤層としては、カーボンブラック、フタロシ
アニンブルー等の非可逆性着色剤を含む通常の印刷イン
キが使用できる。
また、かかる着色剤層(21)は文字、記号、または図
形状に形成されていることが望ましい。
他の印刷絵柄と区別して、着色剤層(21)の位置を正
確に検出するためである。
文字とは、言語を静的平面的に表現したもので、日本語
のほか、英語、ロシア語、韓国語等の外国語であっても
良い。また、記号は一定の意味を静的平面的に表現した
ものである。図形は物を簡略化して表現したものであり
る。
着色剤1i(22)は、通常、常温下で無色である必要
がある。また、所望の時、すなわち、印刷物の真贋を判
定する時等には発色して、しかも、この判定に充分な時
間発色状態が維持できる必要がある。このため、着色剤
層(22)は、短時間の加熱により発色するものを使用
する。短時間の加熱により発色するとは、かかる加熱の
後、常温に冷却した後もこの発色状態が維持されている
ことを意味する。また、判定の後、所望により消色して
、判定前の状態に復帰する必要がある。このため、長時
間の加熱により、消色する必要がある。
判定を何度も繰り返す必要から、この発色及び消色は可
逆的に繰り返すことのできるものでなくてはならない。
かかる着色剤層(22)に使用する着色剤としては、ロ
イコ染料とある種の化合物(顕消色剤)の混合物が使用
できる。
ロイコ染料としては、クリスタルバイオレットラクトン
、3−インドリノ−p−ジメチルアミノフェニル−6−
シメチルアミノフタリド、3−ジエチルアミノ−7−ク
ロロフルオラン、2−(2−フルオロフェニルアミノ)
−6−ジニチルアミノフルオラン、2−(2−フルオロ
フェニルアミノ)−6−ジーn−ブチルアミノフルオラ
ン、3ジエチルアミノ−7−シクロヘキシルアミノフル
オラン、3−ジエチルアミン−5−メチル−7−t−ブ
チルフルオラン、3−ジエチルアミノ6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル
−7−p−ブチルアニリノフルオラン、3−シクロへキ
シルアミノ−6クロロフルオラン、2−アニリノ−3−
メチル6−(N−エチル−p−)ルイジノ)−フルオラ
ン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−ピロリジノ−7−シクロヘキシルアミノフル
オラン、3−N−メチルシクロへキシルアミノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3−N−エチルペンチ
ルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオランなどが
使用できる。
顕消色剤は、加熱条件に応してロイコ染料を発色または
消色させるものである。このため、加熱条件下で酸性基
と塩基性基の双方を有する必要がある。なお、加熱によ
りかかる顕消色剤とロイコ染料の発色反応と消色反応が
同時に開始するが、発色反応は消色反応より反応速度が
大きく、このため加熱によりまず発色し、常温に冷却す
ることで発色状態が維持される。また、加熱を長時間続
けることにより消色反応が優位となり、常温に冷却する
ことで消色状態が維持される。常温下で、発色反応と消
色反応は、ともに進行しない。
顕消色剤は、酸性基と塩基性基の双方を有する両性化合
物であって良い。酸性基としてはフェノール性水酸基、
またはカルボキシル基などが例示できる。また、塩基性
基としてはアミノ基が使用できる。かかる両性化合物と
しては、2−アミノフェノール、3−アミノフェノール
、4−アミノフェノール等のアミノフェノール;2−ア
ミノ安息香酸、3−アミノ安息香酸、4−アミノ安息香
酸等のアミノ安息香酸;2−ヒドロキシ−3−アミノ安
息香酸、2−アミノ−3−ヒドロキシ安息香酸、2−ア
ミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−4−
アミノ安息香酸、2−ヒドロキシ−6−アミノ安息香酸
、3−アミノ−4−ヒドロキシ安息香酸、3−ヒドロキ
シ−5−アミノ安息香酸等のヒドロキシアミノ安息香酸
等が使用できる。
また、かかる顕消色剤として、酸性基を有する化合物と
塩基性基を有する化合物の塩または錯塩が使用できる。
この場合も酸性基としてはフェノール性水酸基またはカ
ルボキシル基、塩基性基としてはアミノ基が使用できる
。フェノール性水酸基の場合には錯塩を形成し、カルボ
キシル基の場合には塩を形成する。
酸性基を有する化合物としては、2−ヒドロキシ安息香
酸、3−ヒドロキシ安息香酸、等のヒドロキシ安息香酸
;4−ヒドロキシサリチル酸、5ヒドロキシサリチル酸
等のヒドロキシサリチル酸;没食子酸、没食子酸ヘキシ
ル、没食子酸へブチル、等の没食子酸及びそのエステル
;2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン酸、
2゜2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸
、などが使用できる。
塩基性基を有する化合物としては、オクチルアミン、ノ
ニルアミン、ベンジルアミン、2−フェニルエチルアミ
ン、6−フェニルエチルアミン等が使用できる。
なお、その他の酸性基を有する化合物及び塩基性基を有
する化合物の例は、本件出願人による平成2年4月6日
(国際出願臼)出願の日本語特許出願(名称「可逆性感
熱記録媒体用組成物」)の明細書に「両性化合物」の名
前で記載されている。
ロイコ染料と顕消色剤とから成るこの着色剤は、例えば
、300℃の加熱下で、数m5ecの短時間で発色する
。また、1sec以上の加熱で消色する。消色は120
°C以上の温度で良い。通常、200°C以下である。
なお、本発明において、短時間、長時間とは相対的なも
ので、発色時間より長い時間の加熱で消色するものであ
れば良い。
着色剤層(22)は、この着色剤の他、樹脂バインダー
を含む。樹脂バインダーとしては、水、または有@熔剤
に溶解する高分子材料が使用できる。
具体的には、ポリビニルアルコール、メチルセルロース
、エチルセルロース、酢酸セルロース、ニトロセルロー
ス、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、線状
の飽和ポリエステル、ポリメタクリル酸メチル、ポリメ
タクリル酸エチル等のメタクリル酸またはそのエステル
の単独または共重合体、ボリウレクン、ポリブチラール
等が使用できる。
着色剤層(22)は、顕消色剤1重量部に対し、ロイコ
染料0.1〜1重量部、樹脂バインダー2重量部以下混
合すれば良い。
かかる着色剤層(22)は、例えば、水もしくはを機溶
剤に上記顕消色剤、ロイコ染料、樹脂バインダーを溶解
または分散して、グラビア印刷、凸版印刷、オフセット
印刷などの方法で支持体(1)上に印刷して形成できる
なお、着色剤層(22)は着色剤層(21)に重ねて形
成する必要がある0着色剤層(21)を検出して着色剤
層(22)の位置を特定した後、着色剤層(22)を発
色させて真贋を判断するためである。着色剤層(22)
は着色剤層(21)を完全に覆っている必要はないが、
好ましくは発色した時、着色剤層(21)が見えないよ
うに、着色剤層(22)が着色剤層(21)を覆ってい
ることが望ましい。なお、偽造を防止するため、着色剤
層(22)は文字、記号、または図形状に形成すること
が好ましい。
着色剤層(22)の上には、保護層を設けることができ
る。例えば、ワックス、あるいはポリ(メタ)アクリル
酸メチル等の熱可塑性樹脂、熱硬化型樹脂等である。
本発明にかかる印刷物は、例えば、有価証券、あるいは
IDカード等である。かかる場合には、まず光学的手段
で着色剤層(21)を検出し、かかる着色剤層(21)
の周辺をサーマルヘッドで全面加熱することにより、着
色剤層(22)を可視化することができ、常温下でこの
発色状態が維持されることから、充分な時間をかけてそ
の真贋を判定できる0判定後は、1秒程度の長時間加熱
することにより、消色して判定前の状態に復帰すること
ができる。
なお、本発明の印刷物は、この外、藪、抽選券等として
使用することも可能である。
(効果) 以上のように、本発明によれば、通常の状態で肉眼が確
認できない着色剤層等を有する印刷物で、しかも、かか
る着色剤層の形状を判定する時には充分な時間的余裕を
以て判定できる印刷物が得られる。また、かかる可逆的
着色剤層の位置を特定するための非可逆的着色剤層が設
けられていることから、その発色が速やかに可能である
このため、存価証券やIDカード、あるいは管、抽選券
として最適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は印刷物の断面図。 (1)・・・・・支持体 (21)・・−非可逆的着色
剤層(22)・・−可逆的着色剤層 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)任意の支持体上に非可逆性着色剤層を形成し、こ
    れに重ねて、短時間の加熱により発色し、長時間の加熱
    により消色する可逆性着色剤層を形成して成る印刷物。
JP13479590A 1990-05-24 1990-05-24 印刷物 Pending JPH0428582A (ja)

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JP (1) JPH0428582A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1145934A2 (en) 2000-04-14 2001-10-17 NSK Ltd., Hollow rack shaft
US6442992B2 (en) 2000-02-10 2002-09-03 Nsk Ltd. Hollow rack shaft and method of manufacturing the same

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6442992B2 (en) 2000-02-10 2002-09-03 Nsk Ltd. Hollow rack shaft and method of manufacturing the same
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