JPH0428520A - 射出成形機の射出制御方法 - Google Patents
射出成形機の射出制御方法Info
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- JPH0428520A JPH0428520A JP13476290A JP13476290A JPH0428520A JP H0428520 A JPH0428520 A JP H0428520A JP 13476290 A JP13476290 A JP 13476290A JP 13476290 A JP13476290 A JP 13476290A JP H0428520 A JPH0428520 A JP H0428520A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は射出成形機のシリンダ内部から成形用金型のキ
ャビティ部に至るまでの間の溶融樹脂流路中に適宜の樹
脂流動停止手段が設けられている場合に特に適した射出
成形機の射出制御方法、特に保圧工程の終結タイミング
の制御に関する。
ャビティ部に至るまでの間の溶融樹脂流路中に適宜の樹
脂流動停止手段が設けられている場合に特に適した射出
成形機の射出制御方法、特に保圧工程の終結タイミング
の制御に関する。
(従来の技術)
従来の射出成形の制御方法の1例として例えば特公平1
−33331号公報に開示されているように、所定充填
量を充填後スクリューをロックする方式のものが提案さ
れている。
−33331号公報に開示されているように、所定充填
量を充填後スクリューをロックする方式のものが提案さ
れている。
樹脂の射出成形においては、一般に主射出工程のあとに
保圧工程が必要である。
保圧工程が必要である。
例えば、高速にて射出する場合には、ノズル先端圧力は
高くなければ金型のスプルーランナ、ゲートの抵抗に充
分打ち勝てない。しかしながら、このままの圧力にて樹
脂材料が金型キャビティを充填すると、過大な圧力がキ
ャビティに作用してしまいパリおよびオーバーパックの
原因となるので、充填完了の直前には圧力を低下させる
。この時点においてスクリューの後退が発生する。その
後はキャビティ内の成形品の収縮を補うだけの樹脂量分
だけスクリューが少し再前進する。これは、「単純保圧
方式」とも称されるべきもので、第4図〜第6図に略示
するような経過をたどる。
高くなければ金型のスプルーランナ、ゲートの抵抗に充
分打ち勝てない。しかしながら、このままの圧力にて樹
脂材料が金型キャビティを充填すると、過大な圧力がキ
ャビティに作用してしまいパリおよびオーバーパックの
原因となるので、充填完了の直前には圧力を低下させる
。この時点においてスクリューの後退が発生する。その
後はキャビティ内の成形品の収縮を補うだけの樹脂量分
だけスクリューが少し再前進する。これは、「単純保圧
方式」とも称されるべきもので、第4図〜第6図に略示
するような経過をたどる。
第4図において、上記の主射出工程は線分(A)で表わ
され、スクリューの始点(Sυから終点(S2)まで矢
印の如くにスクリューが前進すると、はぼ所定量の樹脂
が金型キャビティへ供給される。この終点(S2)は上
記の「充填完了直前」のスクリュー位置であり、この位
置で上記のようにスクリュー押圧がブレークされると線
分(B)の如くスプリングバックが起こる。すなわち、
スクリュー押圧が低下した場合にはスクリュー先端部又
は金型キャビティ部に圧縮された材料によってスクリュ
ーが点(S、)まで押し戻される。
され、スクリューの始点(Sυから終点(S2)まで矢
印の如くにスクリューが前進すると、はぼ所定量の樹脂
が金型キャビティへ供給される。この終点(S2)は上
記の「充填完了直前」のスクリュー位置であり、この位
置で上記のようにスクリュー押圧がブレークされると線
分(B)の如くスプリングバックが起こる。すなわち、
スクリュー押圧が低下した場合にはスクリュー先端部又
は金型キャビティ部に圧縮された材料によってスクリュ
ーが点(S、)まで押し戻される。
線分(C)は保圧工程であり、主射出工程での圧よりも
若干低い圧をスクリューに印加して点(S4)まで再前
進させ、キャビティ内での樹脂冷却による収縮を補償し
ている。この点(S4)が保圧終結時点である。以上の
経過をスクリュー位置と時間との関係のグラフとして示
したのが第5図であり、同じくスクリュー押圧と時間と
の関係のグラフとして示したのが第6図である。
若干低い圧をスクリューに印加して点(S4)まで再前
進させ、キャビティ内での樹脂冷却による収縮を補償し
ている。この点(S4)が保圧終結時点である。以上の
経過をスクリュー位置と時間との関係のグラフとして示
したのが第5図であり、同じくスクリュー押圧と時間と
の関係のグラフとして示したのが第6図である。
このような場合、射出ストロークに所定値(S4)を設
定し、この値で金型キャビティへの充填を中断すると線
分(B)のスプリングバック中に点(S4)を通過した
瞬間が、あたかも線分(C)の保圧の終点であるかの如
くに誤認され、従って、希望する充填量よりも少なくな
ってしまう。
定し、この値で金型キャビティへの充填を中断すると線
分(B)のスプリングバック中に点(S4)を通過した
瞬間が、あたかも線分(C)の保圧の終点であるかの如
くに誤認され、従って、希望する充填量よりも少なくな
ってしまう。
即ち従来の方法では射出ストロークが単調増加するよう
な成形条件の場合にしか充填量の適正な制御が出来なか
った。
な成形条件の場合にしか充填量の適正な制御が出来なか
った。
上記のような単純保圧方式とは異なり、主としてタイマ
ーにより制御されるのが多段保圧方式である。
ーにより制御されるのが多段保圧方式である。
即ち、第7〜9図には多段射出速度(本例は3速)と多
段保圧力(本例はPMI+ PHt、P□、の3圧)
との射出成形条件例を示す。通常の射出成形機にあって
は、射出速度制御工程ではスクリューのストローク(又
は位置)による速度切換制御により、保圧制御工程では
タイマーによる。
段保圧力(本例はPMI+ PHt、P□、の3圧)
との射出成形条件例を示す。通常の射出成形機にあって
は、射出速度制御工程ではスクリューのストローク(又
は位置)による速度切換制御により、保圧制御工程では
タイマーによる。
射出速度設定が第8図の如きであり、圧力設定値が第9
図の如き場合、スクリューの動きは第7図に示される如
くになる。
図の如き場合、スクリューの動きは第7図に示される如
くになる。
制御を行ない一定に保ちたい値はΔX、(スクリュー位
置)であるが、最大スクリュー移動ストロークはΔX1
lllIXとなり ΔX、〈ΔX□8である。
置)であるが、最大スクリュー移動ストロークはΔX1
lllIXとなり ΔX、〈ΔX□8である。
スクリューの移動ストロークのみを検出、監視していた
のではPoに移ると同時にΔX8点にて射出を中断して
しまい、P H1+ P Mlの工程が省略されてし
まうこととなる。
のではPoに移ると同時にΔX8点にて射出を中断して
しまい、P H1+ P Mlの工程が省略されてし
まうこととなる。
多段保圧は、成形品の表面品質および寸法校正等に効果
を発揮することは従来より知られており、その観点から
もΔXや点での射出の中断は望ましくない。また、スプ
リングバック中のΔX +8点であっても好ましくない
。
を発揮することは従来より知られており、その観点から
もΔXや点での射出の中断は望ましくない。また、スプ
リングバック中のΔX +8点であっても好ましくない
。
そのため、タイマーによる多段保圧工程制御が従来より
行われてはいるが、上記P。の圧力に保持される期間は
安全を見て十二分に長くとる必要があったことが生産効
率上問題であった。
行われてはいるが、上記P。の圧力に保持される期間は
安全を見て十二分に長くとる必要があったことが生産効
率上問題であった。
(発明が解決しようとする課題)
上記実情に鑑み本発明は主射出工程と保圧工程とを有す
る射出工程において、溶融樹脂の最適充填量を保証し得
る保圧工程終結時点の設定及び検出を可能とする射出成
形機の射出制御方法の提供を特徴とする特に、該設定及
び検出には主としてスクリューのストローク位置信号を
用い、これにタイマーからの遅延時間信号を加味した制
御方式とすることにより正確かつ生産効率上も優れた射
出制御方法を提供しようとするものである。
る射出工程において、溶融樹脂の最適充填量を保証し得
る保圧工程終結時点の設定及び検出を可能とする射出成
形機の射出制御方法の提供を特徴とする特に、該設定及
び検出には主としてスクリューのストローク位置信号を
用い、これにタイマーからの遅延時間信号を加味した制
御方式とすることにより正確かつ生産効率上も優れた射
出制御方法を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するべく、本発明によれば射出成形機の
射出工程が主射出工程とそのあとのスプリングバックに
続く保圧工程とを有し、保圧工程への切換タイミングと
該保圧工程の終結タイミングとをスクリューのストロー
ク位置に基いて定める射出成形機の射出制御方法におい
て、射出直前からスクリューのストローク位置を検出し
始め、上記保圧工程への切換をストローク位置が第1設
定値に達したときに行い、この切換時点から予め設定さ
れている所定の遅延時間を経過したのち、ストローク位
置が第2設定値に達したときに保圧工程を終結させるこ
とを特徴とする射出成形機の射出制御方法、が提供され
る。
射出工程が主射出工程とそのあとのスプリングバックに
続く保圧工程とを有し、保圧工程への切換タイミングと
該保圧工程の終結タイミングとをスクリューのストロー
ク位置に基いて定める射出成形機の射出制御方法におい
て、射出直前からスクリューのストローク位置を検出し
始め、上記保圧工程への切換をストローク位置が第1設
定値に達したときに行い、この切換時点から予め設定さ
れている所定の遅延時間を経過したのち、ストローク位
置が第2設定値に達したときに保圧工程を終結させるこ
とを特徴とする射出成形機の射出制御方法、が提供され
る。
ここに、保圧工程終結のための操作は、射出成形機のノ
ズル部から金型キャビティに至るまでの区間に設けた樹
脂流動停止手段によって行う。
ズル部から金型キャビティに至るまでの区間に設けた樹
脂流動停止手段によって行う。
上記の本発明を実施する一つのH様は、保圧工程が低圧
期間につづく高圧期間を設けた多段保圧方式であり、前
記の遅延時間を該低圧期間と高圧期間の和よりも長い時
間とするものである。又、他の態様は、 保圧工程が単純保圧力式であり、前記の遅延時間を少な
くともスプリングバックの時間と同一とする ものである。さらに今一つの態様は、 所望の保圧工程中にスクリューの移動方向が射出成形機
のノズル方向である状態にて、スクリューストロークが
第2設定値に達したときに保圧工程を終結する方式であ
る。
期間につづく高圧期間を設けた多段保圧方式であり、前
記の遅延時間を該低圧期間と高圧期間の和よりも長い時
間とするものである。又、他の態様は、 保圧工程が単純保圧力式であり、前記の遅延時間を少な
くともスプリングバックの時間と同一とする ものである。さらに今一つの態様は、 所望の保圧工程中にスクリューの移動方向が射出成形機
のノズル方向である状態にて、スクリューストロークが
第2設定値に達したときに保圧工程を終結する方式であ
る。
(作 用)
スクリューが上記の第1設定値に達したときに主射出工
程を終え、圧力を保圧工程用の水準に切換える点は従来
同様ではあるが、この切換後に所定の遅延時間を経過さ
せるから、スプリングバックの過程は終っており、ある
いはスプリングバックとその直後の低圧及び高圧期間も
終っているから、その後にスクリューが第2設定値に達
したときには本来の保圧工程が完了している。
程を終え、圧力を保圧工程用の水準に切換える点は従来
同様ではあるが、この切換後に所定の遅延時間を経過さ
せるから、スプリングバックの過程は終っており、ある
いはスプリングバックとその直後の低圧及び高圧期間も
終っているから、その後にスクリューが第2設定値に達
したときには本来の保圧工程が完了している。
(発明の効果)
本発明方法は以上の如く構成されているので、スクリュ
ーが押し戻されるような成形条件の場合にも射出ストロ
ークを一定に制御した成形が可能となり、保圧設定も従
来と同様に行うことが出来る。
ーが押し戻されるような成形条件の場合にも射出ストロ
ークを一定に制御した成形が可能となり、保圧設定も従
来と同様に行うことが出来る。
又、射出ストロークが金型側の変化(金型温度変化)に
伴いゲートシール時間が変動する場合や、或いはホット
ランナ等のランナゲートが加熱される金型において保圧
力を低くしてもゲートシールが行なわれ難い成形の場合
にも、所定充填ストローク後射出を中断するので一定射
出量の成形を常に確実に行なうことが可能となり成形品
の品質を安定させることができる。
伴いゲートシール時間が変動する場合や、或いはホット
ランナ等のランナゲートが加熱される金型において保圧
力を低くしてもゲートシールが行なわれ難い成形の場合
にも、所定充填ストローク後射出を中断するので一定射
出量の成形を常に確実に行なうことが可能となり成形品
の品質を安定させることができる。
又、本方式ではゲートシールする前に射出を中断しても
一定量の射出樹脂量しか射出されないので、ゲートシー
ル迄保圧状態を維持する必要もなく、この点成形サイク
ルを短縮することも可能であり、生産性の向上にも寄与
する。
一定量の射出樹脂量しか射出されないので、ゲートシー
ル迄保圧状態を維持する必要もなく、この点成形サイク
ルを短縮することも可能であり、生産性の向上にも寄与
する。
(実施例)
本発明方法が適用される装置の例を第1図に示す。制御
装置1は射出成形機の動作制御を行うものであり、リミ
ットスイッチ、タイマー、スクリュー位置検出器2等か
らの信号により電磁フロコン3や電磁リリーフ弁4等の
駆動を順次行なうものである。なお、番号5は油圧源で
ある。
装置1は射出成形機の動作制御を行うものであり、リミ
ットスイッチ、タイマー、スクリュー位置検出器2等か
らの信号により電磁フロコン3や電磁リリーフ弁4等の
駆動を順次行なうものである。なお、番号5は油圧源で
ある。
この射出成形機のスクリュー6はスクリュー回転モータ
7によりシリンダ8内で回転させられ、射出の際には油
圧シリンダ9により図上左方へストロークさせられる。
7によりシリンダ8内で回転させられ、射出の際には油
圧シリンダ9により図上左方へストロークさせられる。
金型10とノズル部11との間に設けたノズル閉塞弁1
2は駆動装置13により保圧工程終結の際に閉止される
ものである。
2は駆動装置13により保圧工程終結の際に閉止される
ものである。
この制御装置には第2図に示されるように、第2設定値
ΔX、用の射出量ストローク設定器14と、遅延時間設
定値TX、用の非監視領域である遅延時間設定タイマ1
5を設けである。遅延時間設定タイマ15がスイッチ1
6によりONされるタイミングは射出のスクリュースト
ローク制御の終了時点、つまり第1設定値到達、以降で
ある。即ち保圧工程中にONされる。
ΔX、用の射出量ストローク設定器14と、遅延時間設
定値TX、用の非監視領域である遅延時間設定タイマ1
5を設けである。遅延時間設定タイマ15がスイッチ1
6によりONされるタイミングは射出のスクリュースト
ローク制御の終了時点、つまり第1設定値到達、以降で
ある。即ち保圧工程中にONされる。
遅延時間経過後に接点17が遅延時間設定タイマ15に
より閉じられれば、射出量ストローク設定器14の設定
値ΔX、と、スクリュー位置検出器2からのスクリュー
位置信号は比較器18にて比較され両者が一致した時、
射出工程中断信号が発せられる。
より閉じられれば、射出量ストローク設定器14の設定
値ΔX、と、スクリュー位置検出器2からのスクリュー
位置信号は比較器18にて比較され両者が一致した時、
射出工程中断信号が発せられる。
スクリュー位置信号は遅延時間設定値T X r用の接
点17が閉じられなければ比較器18へ送られず、ΔX
、との値が一致することはない。
点17が閉じられなければ比較器18へ送られず、ΔX
、との値が一致することはない。
遅延時間設定値TX、用の接点17が閉じられるのは、
遅延時間設定タイマ15による遅延時間設定値T X
rの計時後であり、この遅延時間設定タイマ15が計時
をスタートするのば保圧工程への切換時である。
遅延時間設定タイマ15による遅延時間設定値T X
rの計時後であり、この遅延時間設定タイマ15が計時
をスタートするのば保圧工程への切換時である。
制御装置Iは第2図の構成である必要はなく、コンピュ
ータプログラムのフローチャート図上では第3図(A)
の如くでも良い。第3図(A)においてΔxAは刻々検
出されるスクリュー位置の信号である。
ータプログラムのフローチャート図上では第3図(A)
の如くでも良い。第3図(A)においてΔxAは刻々検
出されるスクリュー位置の信号である。
即ち、保圧工程中の遅延時間設定タイマ経時後射出スト
ロークを監視し、射出量ストローク設定器の設定値と一
致した時点にて射出を中断すれば良い。
ロークを監視し、射出量ストローク設定器の設定値と一
致した時点にて射出を中断すれば良い。
上記実施例では、−例として電磁フロコン3、電磁リリ
ーフ弁4、ノズル閉塞弁12へ同時に射出中断指令信号
が発せられるケースを示した。
ーフ弁4、ノズル閉塞弁12へ同時に射出中断指令信号
が発せられるケースを示した。
射出の中断方式としては、電磁フロコン3の閉や電磁リ
リーフ弁4の圧力低下のみでも良く、又金型10キヤビ
テイと射出機スクリュー6との間に設けられたノズル閉
塞弁12の閉止のみ、あるいは金型10に設けられたゲ
ートシャットオフ弁の閉塞でも良い。本発明は単純保圧
力式に対しても適用できる。
リーフ弁4の圧力低下のみでも良く、又金型10キヤビ
テイと射出機スクリュー6との間に設けられたノズル閉
塞弁12の閉止のみ、あるいは金型10に設けられたゲ
ートシャットオフ弁の閉塞でも良い。本発明は単純保圧
力式に対しても適用できる。
遅延時間設定値TX、の設定が、保圧工程終了後の所望
の工程の開始までの時間の場合には遅延時間設定値TX
lの設定も容易となるが、この場合にはΔX8点がスプ
リングバック中の値となることがないようにスクリュー
が前進工程中である時に限って射出工程中断信号を発す
れば良い。すなわち、第3図(B)の条件を第3図(A
)の二判断の次に付は加えればよい。なお、スクリュー
が前進方向であるか否かは、スクリュー位置検出器の抵
抗値変化またはパルス変化方向の検出により容易に確認
可能である。
の工程の開始までの時間の場合には遅延時間設定値TX
lの設定も容易となるが、この場合にはΔX8点がスプ
リングバック中の値となることがないようにスクリュー
が前進工程中である時に限って射出工程中断信号を発す
れば良い。すなわち、第3図(B)の条件を第3図(A
)の二判断の次に付は加えればよい。なお、スクリュー
が前進方向であるか否かは、スクリュー位置検出器の抵
抗値変化またはパルス変化方向の検出により容易に確認
可能である。
第1図乃至第3図は本発明による射出成形機の射出制御
方法の具体的実施例を説明するための図面であって、第
1図は本発明方法が適用される装置を示した模式図、第
2図は同じく制御機構の一例を示した部分回路図、第3
図(A)、(B)は同じく制御プログラムの部分的フロ
ーチャート図であるとともに、第4図乃至第9図は従来
例を説明するのに用いる図面であって、第4図は単純保
圧方式におけるスクリューの移動状況を示すグラフ、第
5図は同方式におけるスクリュー位置と時間経過との関
係を示すグラフ、第6図はスクリュー背圧と時間経過と
の関係を第5図に対応して示したグラフ、第7図は多段
保圧方式におけるスクリュー位置と時間経過との関係を
示すグラフ、第8図は同方式における射出速度のグラフ
、第9図は同方式におけるスクリュー背圧と時間経過と
の関係を示すグラフである。 7・・・ノズル閉塞弁、 9・・・スクリュー位置検出器、 工3・・・制御装置、 14・・・ストローク位置設定器、 15・・・遅延時間設定タイマ、 18・・・比較器。 ス ル 噸ヒーーーーーースクリ、−40
方法の具体的実施例を説明するための図面であって、第
1図は本発明方法が適用される装置を示した模式図、第
2図は同じく制御機構の一例を示した部分回路図、第3
図(A)、(B)は同じく制御プログラムの部分的フロ
ーチャート図であるとともに、第4図乃至第9図は従来
例を説明するのに用いる図面であって、第4図は単純保
圧方式におけるスクリューの移動状況を示すグラフ、第
5図は同方式におけるスクリュー位置と時間経過との関
係を示すグラフ、第6図はスクリュー背圧と時間経過と
の関係を第5図に対応して示したグラフ、第7図は多段
保圧方式におけるスクリュー位置と時間経過との関係を
示すグラフ、第8図は同方式における射出速度のグラフ
、第9図は同方式におけるスクリュー背圧と時間経過と
の関係を示すグラフである。 7・・・ノズル閉塞弁、 9・・・スクリュー位置検出器、 工3・・・制御装置、 14・・・ストローク位置設定器、 15・・・遅延時間設定タイマ、 18・・・比較器。 ス ル 噸ヒーーーーーースクリ、−40
第4図
第5図
第6図
第7図
第8図
第9図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 射出成形機の射出工程が主射出工程とそのあとのス
プリングバックに続く保圧工程とを有し、保圧工程への
切換タイミングと該保圧工程の終結タイミングとをスク
リューのストローク位置に基いて定める射出成形機の射
出制御方法において、 射出直前からスクリューのストローク位置を検出し始め
、上記保圧工程への切換をストローク位置が第1設定値
に達したときに行い、この切換時点から予め設定されて
いる所定の遅延時間を経過したのち、ストローク位置が
第2設定値に達したときに保圧工程を終結させることを
特徴とする射出成形機の射出制御方法。 2 前記の保圧工程終結のための操作を、射出成形機の
ノズル部から金型キャビティに至るまでの区間に設けた
樹脂流動停止手段によって行う請求項1に記載の射出成
形機の射出制御方法。 3 前記の保圧工程が低圧期間につづく高圧期間を設け
た多段保圧方式であり、前記の遅延時間を該低圧期間と
高圧期間との和よりも長い時間とする請求項1又は2に
記載の射出成形機の射出制御方法。 4 前記の保圧工程が単純保圧方式であり、前記の遅延
時間を少くともスプリングバックの時間と同一とする請
求項1又は2に記載の射出成形機の射出制御方法。 5 所定の遅延時間が所望の保圧工程の開始タイミング
でありスクリューの移動方向が射出成形機のノズル部へ
の前進方向である場合にストローク位置が第2設定値に
達したときに保圧工程を終結することを特徴とする請求
項1又は2に記載の射出成形機の射出制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13476290A JP2507139B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 射出成形機の射出制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13476290A JP2507139B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 射出成形機の射出制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0428520A true JPH0428520A (ja) | 1992-01-31 |
JP2507139B2 JP2507139B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=15135968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13476290A Expired - Lifetime JP2507139B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 射出成形機の射出制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507139B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP13476290A patent/JP2507139B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2507139B2 (ja) | 1996-06-12 |
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