JP3197475B2 - 射出成形装置 - Google Patents
射出成形装置Info
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Description
する。
(樹脂)またはゴムなどの射出成形材料を成形金型のキ
ャビティ内に射出充填し、金型で保圧、冷却後、射出成
形成形品として取り出すものである。
料を加熱溶融する可塑化装置、射出成形成形材料を射出
する射出装置、生成型を保持して開閉および締めつけを
行う型締め装置、およびこれらの装置を制御する制御装
置から構成されている。射出成形品の生産性および品質
を高めるため、種々の改良が行われている。
は、金型内の樹脂圧力が射出成形品の品質と相関関係が
強いので、射出成形品の品質を向上させ、品質のばらつ
きを小さくするために、金型内の樹脂圧力を制御する方
法が提案されている。しかしながら、この方法は、金型
ごとに圧力センサを取り付けなければならないから非常
に多くの圧力センサを取り付ける必要があり、また金型
によっては圧力センサを取りつけることができないとい
う問題があった。
力シリンダの射出油圧を検出して、この射出油圧から金
型内の樹脂圧力を間接的に測定する方法も提案されてい
るが、この方法では、金型内の溶融樹脂を高速で充填す
る過程で、金型内の樹脂の流動抵抗によって射出油圧が
高圧充填から低圧充填に切り換える設定値に到達してし
まい、誤って低圧充填に切り換えられ良好な品質の射出
成形品ができないという問題があった。
いて開示されているさらなる改善方法では、射出油圧が
高圧から低圧に切り換える設定値に到達しても、すぐに
は低圧射出に切り換えず、射出スクリューのストローク
がある範囲に到達したときに初めて、高圧充填から低圧
充填に切り換えるようにしている。
法にも依然として問題があった。この問題の詳細を図8
を参照して説明する。射出成形材料が充填された金型内
の圧力は、射出成形材料の粘度のばらつきに応じて変化
する。図8の曲線aは、射出成形材料の粘度が高い場合
を示しており、このときは、射出ノズルの圧力がしきい
値(トリガ)に到達したとき、充填量が極端に少なく、
金型への樹脂の充填量は不足する。逆に、曲線cは射出
成形材料の粘度が低い場合を示しており、このときは、
射出ノズルの圧力がしきい値(トリガ)に到達したと
き、充填量が極端に多く、金型に充填された樹脂が溢
れ、バリ漏れ不良となる。これに対して、曲線bは、射
出成形材料の粘度が適切な場合を示しており、このとき
は、射出ノズルの圧力がしきい値(トリガ)に到達した
とき、充填量が適切であり品質の良好な射出成形品が製
造できる。
ク)も、トリガに到達して時点で、それぞれ異なってい
る。このように、従来の射出成形装置では、射出油圧を
高圧から低圧に切り換えるタイミングを所定のストロー
クだけ遅らせているため、射出成形材料の粘度によって
充填不足又は充填過剰という問題が生じていた。
形材料の粘度に拘わらず、常に品質良好な射出成形品を
生産性高く製造できる射出成形装置を提供することを目
的とする。
に、第1の発明の射出成形装置は、射出成形材料を射出
スクリューでシリンダ内を移動させ成形型に充填して保
圧する射出成形装置において、前記射出スクリューを駆
動して前記射出成形材料を高速・高圧で前記成形型内に
充填する手段と、前記射出スクリューが第1の所定位置
まで前記シリンダ内を移動したとき、前記シリンダの先
端の射出ノズルにおける圧力が予め設定した圧力を越え
ない値で、前記射出スクリューが第2の所定位置に到達
するまで、前記射出成形材料が前記成形型内に充填され
るように、射出スクリューを駆動する手段と、前記射出
ノズルの圧力が上昇し、前記射出スクリューが第2の所
定位置まで到達し、該射出ノズルの圧力の増加率が所定
の値を越えたとき、上記射出工程から保圧工程に切り換
える手段とを有する。
ず射出スクリューを駆動して射出成形材料を高速・高圧
で成形型内に充填する。次いで、射出スクリューが第1
の所定位置までシリンダ内に挿入されたとき、シリンダ
の先端の射出ノズルにおける圧力が予め設定した圧力を
越えない値で、射出スクリューが第2の所定位置に到達
するまで、射出成形材料が成形型内に充填されるよう
に、射出スクリューを駆動する。このとき、射出ノズル
の圧力が上昇し、射出スクリューが第2の所定位置まで
到達し、該射出ノズルの圧力の増加率が所定の値を越え
たとき、射出工程から保圧工程に切り換える。
出ノズルにおける圧力は、成形型内に充填された射出成
形材料の圧力を最も正確に反映する。これは、射出工程
後半においては、成形型内に射出成形材料が充分に充填
されてから、さらに充填を続けると、該材料の圧力が一
種の逆流現象によって射出ノズルに伝わるからである。
したがって、射出工程の後半において、射出ノズルの圧
力の増加率が所定の値を越えたときが、保圧工程に切り
換える最適なタイミングとなる。
発明の射出成形装置は、射出成形材料を射出スクリュー
でシリンダ内を移動させ成形型に充填して保圧する射出
成形装置において、前記射出スクリューを所定位置まで
一定圧力で駆動して前記射出成形材料を前記成形型に充
填する手段と、前記所定位置から前記射出スクリューを
一定速度で駆動して前記射出成形材料を前記成形型に充
填する手段と、前記射出ノズル内の前記射出成形材料の
圧力の増加率が所定値を越えた時、前記射出工程から保
圧工程に切り換える手段とを有することを特徴とする。
ず射出スクリューを所定位置まで一定圧力で駆動して射
出成形材料を成形型に充填する。この場合、射出スクリ
ューの速度は、一定の射出圧力にともなう成り行きの速
度となる。射出成形材料がゴムなどのように許容充填時
間に限りがある場合には、加硫が進行する前に充填を完
了させる必要があり、これを越えると割れ不良が生じる
ことがあるため、一定の高圧で充填を行い、充填時間の
短縮を図ることがより好ましい。
に達すると、それまでの射出圧力制御から射出スクリュ
ーの速度制御に切り換える。この所定位置とは、例えば
成形型のキャビティへの充填量の95%から僅かに手前
の位置とする。このように充填完了前に、射出スクリュ
ーの速度制御へ切り換えるのは、以下の理由による。
圧力制御を継続すると、射出ノズルの圧力は射出圧力に
依存する傾向があり、このため射出圧力を一定に維持し
て充填を続けると射出ノズルの圧力も一定で推移するこ
とになる。このため、射出ノズルの圧力を監視しても成
形型内の充填圧力の変化を検出することはできないこと
がある。特に、一定の高圧で制御した場合に顕著とな
る。その結果、保圧工程への切り換えタイミングを逸し
てしまい、成形型内圧力が型締め圧力よりも大きくなっ
てバリ漏れ不良が発生することになる。
射出スクリューの速度制御に切り換えると、つまりそれ
までの一定射出圧力による制御から、一定速度による制
御(射出圧力は成り行き)へ切り換えると、充填完了時
は成形型内圧力の上昇によって射出スクリューは抗力を
受けて減速しようとするが、速度を一定に制御している
ため射出スクリューは前進を続け、その結果、射出ノズ
ル内の材料圧力が上昇することになる。したがって、こ
の射出ノズル内の材料圧力の増加を充填完了時と判断す
ることができ、このタイミングをもって保圧工程へ適切
に切り換えることができる。
は、射出スクリューが予め定められた所定位置、例えば
キャビティへの充填量の95%から僅かに手前の位置に
達すると、それまでの射出圧力制御から射出スクリュー
の速度制御に切り換えるが、この際、射出ノズルに設け
られたノズル部圧力センサで射出ノズル内の射出成形材
料の圧力を直接測定する。
射出ノズルから射出された射出成形材料が成形型に注入
される圧力を最も正確に表している。つまり、射出成形
材料の充填が進み充填完了直前においては、成形型内の
キャビティに射出成形材料が一杯になるため、一種の逆
流現象が生じて射出ノズルの圧力が急激に増加するから
である。
しながら、この圧力の増加率が所定値を越えたとき、そ
れまでの射出工程から保圧工程へ切り換えることによ
り、材料の粘度に拘わらず、適正な充填量及び充填圧で
成形することができ、充填不足や充填過大などの不具合
を防止することができる。
する場合には、一定の低速で充填することが好ましい。
高速充填を行うと、充填が完了して成形型内の圧力が上
昇しても射出圧力が上限に達していることがあり、この
ような場合には射出ノズルの圧力がそれ以上増加しない
ことがあるからである。
に基づいて説明する。実施の形態1 図1は本発明の実施の形態である射出成形装置を示す構
成図である。なお、この図には、可塑金型装置は示され
ていない。
過する流路14が設けられた加熱シリンダ1、この加熱
シリンダ1の内部を加熱シリンダ1の射出成形物導入開
口12から導入された射出成形材料、たとえば、樹脂を
射出ノズル11に向かって充填していく射出スクリュー
2、この射出スクリュー2を駆動させる射出用圧力シリ
ンダ3を有する射出装置を有している。なお、射出ノズ
ル11には、射出ノズル11に充填された樹脂の圧力を
測定するノズル部圧力センサ6が設けられている。
ズル11から排出された樹脂を受入れ、キャビティ8c
内に充填する上型8aと下型8bとからなる成形型8を
有する。成形型8は、加熱盤13で加熱されている。加
熱盤13の下には、断熱盤9が設けられ、プレート10
の上に載置されている。なお、成形型8は簡略化して図
解している。
検出信号を受け入れるインターフェース回路(I/F)
23、射出用圧力シリンダ3の軸の移動から射出スクリ
ュー2の位置を検出する位置センサ5の読みを入力する
I/F22、I/F22およびI/F23からの信号に
基づいて後述する制御動作を行い、I/F21を介して
サーボバルブ7を駆動して射出スクリュー2を移動さ
せ、充填動作および保圧動作を制御する制御装置24、
および、この制御装置24の条件を設定する設定器25
を有する。
ピュータを有する演算処理装置(CPU)240、メモ
リ242、A/D変換器244、I/O装置246、D
/A変換器248を有する。I/F23から入力された
アナログ形式の圧力信号はA/D変換器244でディジ
タル形式の圧力信号に変換される。同様に、I/F22
から入力されたアナログ形式の射出スクリュー2の位置
信号はA/D変換器244でディジタル形式の位置信号
(ストローク信号)に変換される。CPU240はメモ
リ242に記憶されている制御プログラムを動作させて
後述する制御動作を行う。その結果が、D/A変換器2
48を介してディジタル形式のサーボバルブ7駆動信号
としてI/F21に出力される。
口12から加熱シリンダ1内に導入された加熱溶解状態
の射出成形材料が射出スクリュー2によって充填され、
射出ノズル11に到達し、成形型8内のキャビティ8c
に充填し、保圧する動作について述べる。
チャートである。図4は、CPU240は射出成形装置
の射出装置内のプロセス状態を示すグラフである。図5
は、充填終了を決定するためのグラフである。
成形装置の動作を述べる。ステップ1〜3 CPU240は、射出スクリュー2を高速駆動して、加
熱シリンダ1の射出成形物導入開口12から導入された
加熱樹脂を、高速・高圧で加熱シリンダ1を介して成形
型8のキャビティ8c内に充填する。いかに射出スクリ
ュー2を駆動するかは、CPU240はメモリ242に
記憶されている値に基づいて行う。
力PR1以上になり、射出スクリュー2の位置がある第
1のストローク位置P1に到達した場合、正常に・高速
・高圧で樹脂の充填が行われたことになる。たとえば、
この高速・高圧充填は、70〜80%程度まで行われ
る。
第1のストローク位置P1に到達したことをCPU24
0が検出した場合、CPU240は、サーボバルブ7を
介して射出スクリュー2の移動を低速にする。いかに低
速に射出スクリュー2を駆動するかは、CPU240は
メモリ242に記憶されている値に基づいて行う。
1の圧力がある圧力値を越えないように監視しながら、
射出スクリュー2を駆動する。射出スクリュー2のスト
ローク位置が第2の位置P2に到達する程度までこの低
速度充填を行う。
充填していくと、キャビティ8cに樹脂が一杯になり、
戻り効果で射出ノズル11の圧力が増加する現象が発生
する。
出力を監視し続け、図4に○印をした領域に到達したこ
とを検出し、さらに、圧力変化率(圧力増加率)=ΔP
/ΔTを計算する。この圧力増加率ΔP/ΔTがある値
を越えたとき、CPU240は、成形型8のキャビティ
8cに適切な樹脂の充填が行われたと判断し、充填作業
を停止、保圧工程の作業に移行する。この時点から、成
形型8のキャビティ8cの圧力が上昇していき、ほぼ一
定の値になる。
射出成形材料の粘度が高い場合を示しており、曲線cは
射出成形材料の粘度が低い場合を示しており、曲線bは
射出成形材料の粘度が適切な場合を示している。これら
の場合について、射出ノズル11の圧力そのものではな
く、圧力増加率ΔP/ΔTをみると、射出スクリュー2
のストローク位置は同じであり、成形型8のキャビティ
8cへの樹脂充填量が適切である。つまり、樹脂の粘度
に依存せずに、成形型8への樹脂充填が可能となる。そ
の結果、充填不良、バリ漏れの発生などが非常に少なく
なる。また、生産性の向上を計ることができる。
た、各種の条件データ、たとえば、第1の圧力P1など
を制御装置24に設定する。本発明の実施に際しては、
上述したものに限定されない。たとえば、図1に示した
制御装置24は、本実施例においては、図2に示したコ
ンピュータを用いた構成をとる場合を例示したが、図3
にフローチャートで示した内容はコンピュータを用いず
に、シーケンスコントローラなどで実現することができ
る。したがって、本発明の制御装置24の実施に際して
は、コンピュータプログラムを用いる場合に限定され
ず、ハードウエア回路なとを用いても適宜、実施するこ
とができる。
検出のため、ノズル部圧力センサ6は射出ノズル11の
内壁に設けることが望ましい。実施の形態2 本発明の射出成形装置は上述した実施の形態にのみ限定
されるものではない。図6は本発明の他の実施の形態で
ある射出成形装置の制御動作を示すフローチャートであ
る。なお、本実施の形態では、そのハードウェア構成は
実施の形態1と同じであるためその説明は一部省略し、
制御動作は図1及び図2を参照しながら説明する。
以下の通りである。ステップ1〜2 CPU240は、射出スクリュー2を一定の射出圧力で
駆動して、加熱シリンダ1の射出成形物導入開口12か
ら導入された加熱樹脂を加熱シリンダ1を介して成形型
8のキャビティ8c内に充填する。いかに射出スクリュ
ー2を駆動するかは、CPU240はメモリ242に記
憶されている値に基づいて行うが、加熱樹脂がゴムなど
のように許容充填時間に限りがある場合には、加硫が進
行する前に充填を完了させる必要があり、これを越える
と割れ不良が生じることがあるため、一定の高圧で充填
を行い、充填時間の短縮を図ることが望ましい。この場
合、射出スクリュー2の速度は、一定の射出圧力にとも
なう成り行きの速度となるが、高圧制御で射出した場合
には結果的に高速・高圧充填となる。
置S1−4mm(S1とはキャビティ8cの充填率が9
5%相当のストローク位置をいう)に到達するまで、上
述した射出圧力制御による射出を行う。ステップ3 射出圧力制御の下、射出スクリュー2の位置がストロー
ク位置S1−4mmに到達したことをCPU240が検
出すると、CPU240は、サーボバルブ7を介して射
出スクリュー2の駆動をそれまでの射出圧力制御から射
出速度制御に切り換える。いかなる速度で射出スクリュ
ー2を駆動するかは、CPU240がメモリ242に記
憶されている値に基づいて行うが、本実施の形態では一
定の低速で制御する。
を射出圧力制御から速度制御、特に低速の速度制御へ切
り換えるのは、以下の理由による。すなわち、保圧工程
に切り換えるまで射出圧力制御を一定に維持し続ける
と、図7(A)に示すように、射出ノズル11の圧力は
射出圧力に依存する傾向があり、射出圧力にともなって
射出ノズル11の圧力も一定で推移することになる。こ
のため、射出ノズルの圧力をセンサ6で監視しても、成
形型8内の充填圧力の変化を検出することはできないこ
とがある。その結果、保圧工程への切り換えタイミング
を逸してしまい、成形型8内圧力が型締め圧力よりも大
きくなってバリ漏れ不良が発生することになる。
度制御へ切り換えたとしても、高速で制御した場合に
は、図7(B)に示すように、充填が完了して成形型8
内の圧力が上昇しても射出圧力が上限に達していること
があり、このような場合には射出ノズル11の圧力がそ
れ以上増加しないことがある。
に、低速による速度制御(射出圧力は成り行き)に切り
換えると、充填完了時は成形型8内圧力の上昇によって
射出スクリュー2は抗力を受けて減速しようとするが、
速度を一定に制御しているため射出スクリュー2は前進
を続け、その結果、射出ノズル11内の材料圧力が上昇
することになる。このとき、射出スクリュー2は低速で
制御されているため、射出ノズル11の材料圧力は上限
には達しておらず、したがって、射出ノズル11内の材
料圧力の増加を的確に検出することができる。これによ
り、充填完了時を判断することができ、このタイミング
をもって保圧工程へ適切に切り換えると、充填不足や充
填過剰などの不具合を防止することができる。
充填していくと、キャビティ8cに樹脂が一杯になり、
戻り効果で射出ノズル11の圧力が増加する現象が発生
する。
出力を監視し続け、図4に○印をした領域に到達したこ
とを検出し、さらに、圧力変化率(圧力増加率)=ΔP
/ΔTを計算する。この圧力増加率ΔP/ΔTがある値
を越えたとき、CPU240は、成形型8のキャビティ
8cに適切な樹脂の充填が行われたと判断し、充填作業
を停止、保圧工程の作業に移行する。この時点から、成
形型8のキャビティ8cの圧力が上昇していき、ほぼ一
定の値になる。
も、図5に示す結果が得られ、圧力増加率ΔP/ΔTを
みると、射出スクリュー2のストローク位置は同じであ
り、成形型8のキャビティ8cへの樹脂充填量が適切と
なる。つまり、樹脂の粘度に依存せずに、成形型8への
樹脂充填が可能となる。その結果、充填不良、バリ漏れ
の発生などが非常に少なくなる。また、生産性の向上を
計ることができる。
形材料としての樹脂の粘度に依存せずに、成形型への樹
脂充填が適切に行われ、その結果、充填不良、バリ漏れ
の発生などが非常に少なくなる。また、本発明によれ
ば、生産性の向上を計ることができる。
しないで済むから、圧力センサを金型ごとに設ける必要
がなく、ノズル部分の圧力を検出することで金型の圧力
に相当する圧力を検出できる。
す構成図である。
を示すフローチャートである。
う射出工程及び保圧工程を示すグラフである。
いて、充填の終了を検出する特性図である。
における制御動作を示すフローチャートである。
対する比較例における充填の終了を検出する特性図であ
る。
検出する特性図である。
Claims (2)
- 【請求項1】射出成形材料を射出スクリュー(2)でシ
リンダ(1)内を移動させ成形型(8)に充填して保圧
する射出成形装置において、 前記射出スクリュー(2)を駆動して前記射出成形材料
を高速・高圧で充填する手段と、 前記射出スクリュー(2)が第1の所定位置(P1)ま
で前記シリンダ(1)内を移動したとき、前記シリンダ
(1)の先端の射出ノズル(11)における圧力が予め
設定した圧力を越えない値で、前記射出スクリュー
(2)が第2の所定位置(P2)に到達するまで、前記
射出成形材料が充填されるように、射出スクリュー
(2)を駆動する手段と、 前記射出ノズル(11)の圧力が上昇し、前記射出スク
リュー(2)が第2の所定位置(P2)まで到達し、該
射出ノズル(11)の圧力の増加率が所定の値を超えた
時、上記射出工程から保圧工程に切り換える手段とを有
する射出成形装置。 - 【請求項2】射出成形材料を射出スクリュー(2)でシ
リンダ(1)内を移動させ成形型(8)に充填して保圧
する射出成形装置において、 前記射出スクリュー(2)を所定位置まで一定圧力で駆
動して前記射出成形材料を前記成形型(8)に充填する
手段と、 前記所定位置から前記射出スクリュー(2)を一定速度
で駆動して前記射出成形材料を前記成形型(8)に充填
する手段と、 前記射出ノズル(11)内の射出成形材料の圧力の増加
率が所定値を越えた時、前記射出工程から保圧工程に切
り換える手段とを有することを特徴とする射出成形装
置。
Priority Applications (1)
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JP7672195 | 1995-03-31 | ||
JP32571195A JP3197475B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-12-14 | 射出成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08323825A JPH08323825A (ja) | 1996-12-10 |
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1995
- 1995-12-14 JP JP32571195A patent/JP3197475B2/ja not_active Expired - Fee Related
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