JPH0428430A - プレス機械の自動金型交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、パンチプレスの如きプレス機械の自動金型交
換装置に関するものである。

（従来の技術） タレットパンチプレス等のプレス機械にてプレス加工に
用いるプレス金型を自動交換する自動金型交換装置は既
に知られており、これは例えば特開昭６３−２６２２５
号公報に示されている。

従来より知られている自動金型交換装置は、プレス機械
とは離れた位置にツールタワー等として交換用のプレス
金型を保持する金型ストックマガジンを有しており、こ
の金型ストックマガジンとプレス機械のプレス金型装着
位置との間にプレス金型をプレス金型搬送手段により搬
送し、プレス金型の交換を行うようになっている。

（発明が解決しようとする課題） 上述の如き従来の自動金型交換装置に於ては、一つの金
型ストックマガジンとプレス機械のプレス金型装着位置
との間のプレス金型のやりとりからして、金型交換動作
が比較的複雑なものにならざるを得ず、このため金型交
換に時間を要し、またプレス金型を金型ストックマガジ
ンとプレス機械のプレス金型装着位置との間に搬送する
搬送手段が複雑なものになる。

本発明は、上述の如き問題点に鑑み、単純な動作により
短時間にて金型交換が行え、しかも構造か筒中で作動信
頼性が高いブ１ノス機械の自動金型交換装置を提供する
ことを目的と１２でいる。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上述の如き［Ｉ的は、本発明によれば、ブ１ノス機械の
プレス金型装着位置の両側に各々設けられ交換用のブ１
．−ス金型を保持する金型ストックマガジンと、前記ブ
１ノス金型装着位置の両側に互いに対向して設けられ各
々前記プレス金型装着位置と前記金型ストックとの間に
プレス金型を移動させる往復動式の金型移動手段とを有
１〜でいることを特徴とするプレス機械の自動金型交換
装置によって達成される。

（作用） 上述の如き構成によれば、プレス金型の交換に際（７て
は、プレス金型装着位置にてプレス機械に装着されてい
るプレス金型を一方の金型ストックマガジンへ送り出し
、これと同時に他方の金型ストックマガジンよりプレス
金型をプレス機械のプレス金型装着位置へ送り込むこと
ができ、プレス金型交換が一方の金型ストックマガジン
と他ｊ）゛の金型ストックマガジンとの間の一方向のプ
レス金型運搬によって全て行われる。

（実施例） 以下に添付の図を参照［、て本発明を実施例について詳
細に説明する。

第１１図乃至第３図は本発明による自動金型交換装置が
装備されたパンチプレス装置の一実施例を示している。

パンチプレス装置は、門形をした本体フレーム１を有し
ており、本体フレーム１にはクランクにより駆動されて
パンチ金型を打圧するストライカ３が設けられており、
このストライカ３の部分がプレス機械のプレス金型装着
位置になる。

本体フレーム１には固定のセンタワークテーブル５とキ
ャリッジベース７によって互いに連結されてＹ軸方向に
移動可能な左右のザイドワ・−クチ−プル９とが設けら
れている。キャリッジベース７にはＸ軸方向に移動可能
なキャリッジ１１が設けられており、キャリッジ１１−
にはワーククランプ手段１３が設けられている。

パンチプレス装置のプレス金型装着位置は、第２図及び
第３図に於ては、符号Ｐにより示されており、これの両
側に各々金型ストックマガジン１５と１７とが配置され
ている。金型ストックマガジン１５と１７の各々にはプ
レス金型ユニット１９が搭載されている。

金型ストックマガジン１５と１７の各々には往復動式の
金型交換手段２１．２３がプレス金型装着位［Ｐの両側
に互いに対向配置されている。

次に第４図乃至第６図を用いて本発明による自動金型交
換装置及びこれに関係するパンチプレス装置の詳細構造
について説明する。

プレス金型ユニット１９は、パンチ金型２５を保持する
パンチボルダ２７と、ダイ金型２９を保持するダイホル
ダ３１との組合せにより構成され、パンチホルダ２７と
ダイホルダ３１は、これらが保持するパンチ金型２５、
ダイ金型２９の寸法の如何に拘らず、複数個のプレス金
型ユニット〕９の間にて同一外径寸法を有し、互いに交
換可能にプレス金型装着位置Ｐに装填され得るようにな
っている。

プレス金型装着位置Ｐには本体フレーム１と一体のスワ
ンネックフ１ノーム３３によってパンチホルダガイド部
材３５とダイホルダガイド部材３７とが互いに対向して
固定配置されている。

パンチホルダガイド３５は、パンチホルダ２７を丁字形
溝部３５ａにて、第４図及び第５図で見て左右方向、即
ち両側のプレス金型ストックマガジン１５と１７との間
の方向に移動可能に支持している。

ダイホルダガイド部材３７は、溝部３７ａにてダイホル
ダ３１を第４図及び第５図で見て左右方向、即ち両側の
金型ストックマガジン１５と１７との間の方向に移動可
能に支持している。

パンチガイド部材３５に於↓ノるパンチホルダ２７の取
付位置は流体圧シリンダ装置３９により駆動されるショ
ットピン４１がパンチホルダ２７に設けられたショット
ビン係合凹部４３に嵌合することにより定められ、ダイ
ホルダガイド部材３７に於けるダイホルダ３１の取付位
置は流体圧シリンダ装置４５により駆動されるショット
ピン４７カタイホルダ３１に設けられたショットピン係
合四部４つに嵌合することにより定められるようになっ
ている。

上述の如くショットピン４１によって位置決めされたパ
ンチホルダ２７のパンチ金型２５はストライカ３の直下
に位置してこれにより打圧されるようになっている。

ストライカ３はラムガイド部材５１に案内されて上下動
するラム５３に連結され、ラム５３はラム連結ピン５５
によってクランンク軸５７のコネクティングロッド５９
に連結され、クランク軸５７の回転によって上下動する
ようになっている。

尚、ストライカ３はシングルトラック、スリートラック
或いはナイントラックに対応する形式のものである。

金型ストックマガジン１５と１７は各々プレス金型装着
位置Ｐの両側にて互いに平行に延在する長方形状の水平
テーブル５９．６１（第１図乃至第３図参照）を有して
おり、水平テーブル５つと６１の各々の上部にヘルドコ
ンベア６３．６５か設けられている。ベルトコンベア６
Ｂ、６．５ｉ、ｔ、各々水平テーブル５９．６１の延在
方向に往復動可能になっており、これの上部スパン上に
交換用のプレス金型ユニット１９が搭載されている。

金型交換手段２１．２３は、水平テーブル５９．６１の
各々に取付けられて第４図によ（示されている如く、プ
レス金型装着位置Ｐの両側に同一軸線上にて互いに対向
している。金型交換手段２１．２３は、各々流体圧シリ
ンダ装置６６．６９のピストンロッド６７．７１に取付
けられた金型クランプ７３．７５を有している。

金型クランプ７３は流体圧シリンダ装置６６によって金
型ストックマガジン１５とプレス金型装着位置Ｐとの間
に往復動するようになっており、これに対しもう一つの
金型クランプ７５は金型ストックマガジン１７とプレス
金型装着位置Ｐとの間に往復動するようになっている。

金型クランプ７３及び７５は各々一対のクランプアーム
７３ａ、７３ｂ及び７５ａ、７５ｂよりなる挾持式のも
のであり、これに応じてパンチホルダ２７及びダイホル
ダ２９の両側にクランプ用突出片部１９ａ、１９ｂが設
けられている。

パンチホルダガイド部材３５とダイホルダガイド部材３
７の両側には各々金型ストックマガジン１５と１７との
間にプレス金型ユニット１９の受渡しを案内するための
ガイドプレート７７．７９．８１．８３が設けられてい
る。

次に、第７図乃至第１０図を用いてプレス金型装着位Ｍ
Ｐにある符号Ａで示されているプレス金型ユニット１９
を金型ストックマガジン１７に対し取外し、金型ストッ
クマガジン１５にある符号Ｂで示されているプレス金型
ユニット１９をプレス金型装着位置Ｐに装着する場合の
金型交換の作用について説明する。

第７図に示されている如く、金型ストックマガジン１７
のベルトコンベア６５がプレス金型装着位置Ｐと対応す
る部分はプレス金型ユニットＡを載置するために予め空
の状態になっており、この状態にて、第８図に示されて
いる如く、流体圧シリンダ装置６９のピストンロッド７
１が図にて左方へ駆動され、これの金型クランプ７５が
、プレス金型装着位置Ｐにあるプレス金型ユニットＡの
クランプ用突出片部１９ｂと係合し、これを把持するよ
うになる。

次に流体圧シリンダ装ｆｊ１３９．４５によってショッ
トピン４１．４７の各々がプレス金型ユニットＡのショ
ットピン係合四部４３．４９より抜は出しくプレス金型
ユニットＡが図にて左右方向に移動し得る状態になる。

またこれと同時に金型交換手段２１のピストンロッド６
７が図にて右方へ進行し、これの金型クランプ７３が、
金型ストックマガジン１５上のプレス金型ユニットＢの
クランプ用突出片部１９ａと係合し、これを把持するよ
うになる。

次に金型交換手段２３のピストンロッド７１が図にて右
方へ後退し、これに伴いプレス金型装着位置Ｐにあるプ
レス金型ユニットＡが図にて右方へ水平移動すると同時
に金型交換手段２１のピストンロッド６７が図にて右方
へ進行し、金型ストックマガジン１５上のプレス金型ユ
ニットＢがプレス金型装着位置Ｐへ向けて水平移動され
る。

上述の如き移動によって、第９図に示されている如く、
今までブｌノス金型装着位置Ｐにあったプレス金型ユニ
ッＩ−Ａは金型ストックマガジン１７のベルトコンベア
６５」二に載せられ、新たにプレス金型ユニットＢがブ
１ノス金型装着位ＭＰに装着される。

次に第１０図に示されている如く、流体圧シリンダ装置
３つ、４５によってショットビン４１．４７が各々ショ
ットビン係合凹部４３．４９に嵌合し１、プレス金型ユ
ニットＢがプレス金型装着位Ｉｐに位置決め固定される
。またこの時には次に符号Ｃで示されているプレス金型
ユニット１９を装着するｊ−めに金型ストックマガジン
１７のベルＩ・コンベア６５がワンステップ走行される
。

第１１図はスリートラック用のストライカを用いｔ−場
合のブｌノス金型ユニットのストック例を示（７ており
、第１２図はナイトラック用ストライカを用いた場合の
プレス金型ゴーニソ（・のストック例を示１〜でいる。

これらの図Ｊ、す、互いに異なる寸法の金型の自動交換
が自由な組合せにて行われることが理解されよう。

金型ストックマガジン］５．１７の水平テーブル５９．
６１は、各々第１図に示されている如く、昇降リンク機
構８５によって上下動するようになっており、金型交換
時以外はサイドワークテーブル９の移動を阻害しないよ
う、これよりＦ方の降下位置に降下するようになってい
る。またサイドワークテーブル９には金型交換位置にあ
る金型ストックマガジン１５．１７との干渉を避けるた
めに切欠部９ａが設けられている。

尚、上述の実施例に於ては、金型ストックマガジン１５
．１７は各々長方形状の水平テーブル５９．６１−を用
い、帯状のベルトコンベア６３．６５によって交換用の
プレス金型ユニットの移動が行われるようになっている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、金型スト
ックマガジン］５．１７は、第１３図に示されている如
く、回転可能なロータリテーブル８７により構成されて
いてもよく、ロータリテーブル８７０回転によってロー
タリテーブル８７上のプレス金型ユニット１つの移動が
行われてもよい。

以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明ｌまたが、本発明は、これに限定されるものではなく
、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であることは
当業者にとって明らかであろう。

［発明の効果］ 上述の如き実施例の説明より明らかな如く、本発明よる
プレス機械の自動金型交換装置に於ては、プレス金型の
交換に際しては、プレス金型装着位置にてプレス機械に
装着されている金型を一方の金型ストックマガジンへ送
り出し、これと同時に他方の金型ストックマガジンより
プレス金型をプレス機械のプレス金型装着位置へ送り込
むことができ、プレス金型交換が一方の金型ストックマ
ガジンと他方の金型ストックマガジンとの間の一方向の
プレス金型運搬によって全て行われようになり、これに
より複雑な動作を必要とすることなく、短時間にて信頼
性高く金型交換か行われるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による自動金型交換装置が装備されたパ
ンチプレス装置の一実施例を示す斜視図、第２図は本発
明による自動金型交換装置が装備されたバンチブ１／ス
装置の概略平面図、第３図はそれの概略側面図、第４図
は本発明による自動金型交換装置の平断面図、第５図及
び第６図は各々第４図の線Ｖ−■及びＶｌ−Ｖｌに沿う
断面図、第７図乃至第１０図は本発明による自動金型交
換装置の金型交換作用例について示す工程図、第１１図
はスリートラックのストライカが用いられた場合のプレ
ス金型ユニットのストック例を示す平面図、第１２図は
ナイントラックのストライカが用いられた場合のプレス
金型ユニットのストック例を示す平面図、第１３図は本
発明による金型自動交換装置に用いられる金型ストック
マガジンの他の実施例を示す斜視図である。 １・・・本体フレーム　　　３・・・ストライカ１５．
１７・・・金型ストックマガジン１９・・・プレス金型
ユニット ２１．２３・・・金型交換手段 ６３．６５・・・ベルトコンベア ７３．７５・・・金型クランプ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プレス機械のプレス金型装着位置の両側に各々設けられ
   交換用のプレス金型を保持する金型ストックマガジンと
   、前記プレス金型装着位置の両側に互いに対向して設け
   られ各々前記プレス金型装着位置と前記金型ストックと
   の間にプレス金型を移動させる往復動式の金型移動手段
   と、を有していることを特徴とするプレス機械の自動金
   型交換装置。