JPH0428384B2 - - Google Patents

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JPH0428384B2
JPH0428384B2 JP1106674A JP10667489A JPH0428384B2 JP H0428384 B2 JPH0428384 B2 JP H0428384B2 JP 1106674 A JP1106674 A JP 1106674A JP 10667489 A JP10667489 A JP 10667489A JP H0428384 B2 JPH0428384 B2 JP H0428384B2
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JP
Japan
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drug
compartment
divided
compartments
day
Prior art date
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JP1106674A
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English (en)
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JPH02232052A (ja
Inventor
Shiro Oomura
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Tokyo Shokai Ltd
Original Assignee
Tokyo Shokai Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は各種の薬剤自動分包機に適用される
長尺の薬剤分包シートを使つた薬剤の分包方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のものは、長尺の薬剤分包シート
をその長手方向に沿つて間隔を隔ててシールし
て、隣接するシール相互間に開口部を有する区画
室を順次形成し、これらの区画室に1回服用分の
薬剤を投入したのち、その開口部を密閉して薬剤
を分包していて、たとえば1日3回7日分の薬剤
は、薬剤分包シートの長手方向に連続した21個の
区画室にそれぞれ分包していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のものは、1日
当たり服用すべき薬剤の分包された区画室がどれ
とどれであるかを判然としていないため、たとえ
ば1日3回服用するつもりで実際は2回しか服用
しなかつたり、あるいは4回服用してしまつたり
する間違いを起こしやすく、しかも服用期間(た
とえば7日間)の最終日近くになつて薬剤の分包
されている区画室が余るかまたは足りなくなるま
で、この間違いに気がつきにくい等の問題点があ
つた。また、たとえば1日3回決まつて服用する
薬剤と、症状に応じて服用するたとえば鎮痛剤、
解熱剤等の頓服薬とを患者に処方する場合、決ま
つて服用する薬剤は、一連の薬剤分包シートの所
定日数分(たとえば7日分)連続した21個の区画
室にそれぞれ分包される一方、症状に応じて服用
する頓服薬は、別の薬剤分包シートの所定回数分
(たとえば1日当たりの服用限度を最大2回とす
れば7日間で14回分)連続した14個の区画室にそ
れぞれ分包されるため、決まつて服用する薬剤
と、症状に応じて服用する頓服薬とが、ばらばら
で取り扱いが不便であるうえ、症状に応じて服用
する頓服薬については、1日当たりの服用限度に
気が付かずに、限度回数を超えて服用してしまう
場合があるという問題点もあつた。
この発明は上記従来のもののもつ問題点を解決
して、薬剤が分包される区画室を、1日当たりの
服用回数その他適宜の個数ごとに容易に判別する
ことのできる薬剤の分包方法を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、長尺の薬
剤分包シートをその長手方向に沿つて間隔を隔て
てシールして、隣接するシール相互間に開口部を
有する区画室を形成し、これらの区画室に薬剤を
投入したのちその開口部を密閉して、各区画室内
に薬剤を分包する薬剤の分包方法において、前記
各区画室ごとに投入する薬剤を任意の回数分に設
定し、この設定回数の薬剤が投入、分包され終わ
るまで、薬剤を1回分ずつ投入する動作と、それ
に続いて当該区画室を薬剤分包シートの長手方向
と交差する方向に沿つて分割してシールする動作
とを、繰り返して行うものである。
〔作 用〕
この発明は上記手段を採用したことにより、各
区画室はそれぞれ薬剤1回分ずつ分割してシール
され、そのため薬剤が1回分ずつ分包される各分
割室は、区画室ごとに判別されることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの発明の実施例について説
明する。
第1〜5図はこの発明の一実施例を示し、薬剤
分包シート1は、透明で長尺のセロハンフイルム
2の片面にポリエチレン層3が鏡面3aと梨地面
3bとを幅方向に半分ずつ形成してラミネートさ
れたうえ、ポリエチレン層3を内側にして2つ折
りされ、鏡面3a側の外表面に白色で印字可能の
表示部4が端縁に沿つて所定の幅で帯状に形成さ
れたものである。
この薬剤分包シート1を、適宜の移送手段によ
つて2つ折り部を底にして長手方向に沿つて間欠
的に移送するのにともない、まずプリンタ等の適
宜の印字手段によつて表示部4に所要の情報5を
印字し、つぎに適宜の縦シール手段によつて底
(下端)から上端付近(表示部4の手前)まで長
手方向と直交する方向に延びた区画シール6を施
す。
つぎに、隣接した区画シール6,6によつて両
者間に形成される上端が開口した区画室7に、た
とえば1日3回服用すべき薬剤の1回分の薬剤を
ホツパ8から投入したのち、適宜の第1分割シー
ル手段によつて底から約1/3の高さに長手方向
と平行に延びた分割シール9を施して第1分割室
10をシールし、続いて1回分の薬剤をホツパ8
から再度投入したのち、適宜の第2分割シール手
段によつて底から約2/3の高さに長手方向と平
行に延びた分割シール11を施して第2分割室1
2をシールし、続いて1回分の薬剤をホツパ8か
らもう1度投入し、つぎに1ピツチ移送したの
ち、適宜の横シール手によつて区画シール6,6
の上端高さに長手方向と平行に延びた口閉シール
13を施して第3分割室14をシールし、その結
果表示部4を残して区画室7を密閉する。
また薬剤分包シート1には、区画シール6を施
す際同時に切取線15を形成し、分割シール9,
11を施す際それぞれ同時にノツチ16,17を
形成する。
前記の移送手段、印字手段、縦シール手段およ
び横シール手段はそれぞれ従来からあるものをそ
のまま利用することができ、また第1、2分割シ
ール手段はそれぞれ別個に設けてもよいし、ある
いは単一のシール手段を第1分割シール位置と第
2分割シール位置とに変位できるようにして共用
することもできる。
さらにホツパ8は、薬剤分包シート1の移送時
には移送の邪魔にならないよう区画シール6の上
端よりやや上方に位置すればよいから、薬剤分包
シート1から完全に抜き取らず、下端を表示部4
に挿し込んだままにすることができて、つぎの薬
剤投入時に区画室7に対しきわめて容易に挿し込
むことができ、また薬剤投入時には図示のように
最上位の第3分割室14に支障なく薬剤を投入で
きる高さに位置決めしたまま、各分割室10,1
2,14にそれぞれ薬剤を投入してもよいが、第
1分割室10に薬剤を投入する際区画室7に対し
最も深く挿し込まれ、第2分割室12に薬剤を投
入する際区画室7に対し中程度に挿し込まれ、第
3分割室14に薬剤を投入する際区画室7に対し
最も浅く挿し込まれるように高さを可変式のもの
とすることもできる。
つぎに上記のものの作用について説明する。
上記の薬剤分包シート1は、たとえば1日3回
7日分の薬剤を分包する場合、第1、2、3分割
室10,12,14にそれぞれ1回分ずつの薬剤
が分包されて1個の区画室7に1日分の薬剤がま
とめられ、全部で7個の区画室7,7,…に7日
分の薬剤が分包される。そのためこれを受け取つ
た患者は、区画室7,7,…の個数が服用日数と
同じ7個であり、かつ各区画室7における分割室
10,12,14の個数が1日当たりの服用回数
と同じ3個であることから、1日に1個の区画室
7内の薬剤を、各回ごとに分割室1個分ずつに分
けて服用すればよいことが容易に理解できる。
したがつて、1日の最初の服用時には3個の分
割室10,12,14が揃つた1個の区画室7を
切取線15に沿つて切り取つたうえ、第1分割室
10をノツチ16に沿つて切り離してそれに分包
されている薬剤を服用し、1日の2回目の服用時
には2個の分割室12,14からなる区画室7の
第2分割室12をノツチ17に沿つて切り離して
それに分包されている薬剤を服用し、1日の最後
の服用時には1個の分割室14しか残つていない
区画室7の第3分割室14に分包されている薬剤
を服用しさえすれば、各服用回ごとにその都度服
用回数の間違つた増減の有無を確認することがで
き、その結果1日3回服用するつもりで実際は2
回しか服用しなかつたり、あるいは4回服用して
しまつたりする間違いは確実に防止されることと
なる。
また薬剤分包シート1は、鏡面3aと梨地面3
bとが対向するからいわゆるブロツキング現象が
防止され、また鏡面3a側は透明度が高いため内
容薬の視認性にすぐれているうえ、鏡面3a側に
おいて区画室7,7,…の外側に表示部4が形成
されているから、表示部4に内容薬の監査情報を
表示しておけば、表示部4および監査情報が内容
薬の視認を妨げることなく、内容薬の視認と監査
情報の読取りとを同時に行つて簡便かつ迅速に監
査できることとなる。また表示部4には、1日に
1個の区画室7内の薬剤を各回ごとに分割室1個
分ずつ分けて服用すればよいことや、その他の服
用情報を表示して、患者にとつてより一層理解し
やすいようにすることができる。
なお、上記実施例では1日3回服用すべき場合
を例示したため各区画室7を第1、2、3分割室
10,12,14に3分割したが、たとえば1日
2回服用すべき場合または1日4回服用すべき場
合は各区画室7をそれぞれ2分割または4分割す
ればよいし、必要に応じて1日当たりの服用回数
と同数以外の個数に分割してもよく、また分割シ
ール9,11は薬剤分包シート1の長手方向と平
行に延ばすだけに限らず、薬剤分包シート1の長
手方向と交差する任意の方向に沿つて延ばしても
よい。
また、上記実施例では薬剤分包シート1の素材
としてセロハンフイルム2の片面にポリエチレン
層3が鏡面3aと梨地面3bとを幅方向に半分ず
つ形成してラミネートされたものを例示したが、
これに限定するものでなく、また表示部4は白色
であるため表示事項が見やすい利点があるが、こ
れに限らず、たとえば淡白色その他適宜の着色を
施すことができ、また、端縁から所定の間隔を隔
てて帯状に形成してもよいし、鏡面3a側だけで
なく梨地面3b側に設けてもよいし、さらには全
く設けなくてもよい。さらに、隣り合つたたとえ
ば2個の区画室7,7の一方に、たとえば1日3
回決まつて服用する薬剤を、3回分を1日分とし
て3つの分割室にそれぞれ分包し、かつ他方に、
症状に応じて服用するたとえば鎮痛剤、解熱剤等
の頓服薬を、1日当たりの服用限度がかりに最大
2回とすれば、その2回分を1日分として2つの
分割室にそれぞれ分包して、両区画室7,7を1
日分に割り当てて使用することもでき、その場合
には表示部4にそのことをわかりやすく明示する
ことが好ましく、その他この発明は上記実施例の
種々の変更、修正が可能であることはいうまでも
ない。
〔発明の効果〕
この発明は上記のように構成したので、区画室
と分割室とを容易に識別することができるうえ、
区画室を分割して形成される分割室は区画室ごと
に明確に区別されるから、薬剤が分包される分割
室を、1日当たりの服用回数その他適宜の個数ご
とに容易に判別することができ、そのため、たと
えば1日3回服用するつもりで実際は2回しか服
用しなかつたり、あるいは4回服用してしまつた
りする間違いを確実に防止することができる。
また、たとえば1日3回決まつて服用する薬剤
と、症状に応じて服用するたとえば鎮痛剤、解熱
剤等の頓服薬とを患者に処方する場合、隣り合つ
たたとえば2個の区画室の一方に、決まつて服用
する薬剤を、3回分を1日分として3つの分割室
にそれぞれ分包し、かつ他方に、症状に応じて服
用する頓服薬を、1日当たりの服用限度がかりに
最大2回とすれば、その2回分を1日分として2
つの分割室にそれぞれ分包して、両区画室を1日
分に割り当てて使用することができ、しかも、こ
れを所定日数分(たとえば7日分)繰り返すこと
ができ、そのため、決まつて服用する薬剤と、症
状に応じて服用する頓服薬とが、別々の薬剤分包
シートに分包される場合に比べて、取り扱いが容
易であるうえ、症状に応じて服用する頓服薬につ
いては、1日当たりの服用限度に気が付かずに、
限度回数を超えて服用してしまうような事故の発
生を未然に防止することができ、さらに、分割室
の個数は区画室ごとに任意に設定することができ
るから、いかなる処方形態または分包形態に対し
ても、その都度的確に対応して、投薬ミスや服用
ミスの発生を未然にかつ確実に回避することがで
きる等のすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は断
面図、第2図は区画室を形成した状態を示す正面
図、第3図は第1分割室をシールした状態を示す
正面図、第4図は第2分割室をシールした状態を
示す正面図、第5図は第3分割室をシールした状
態を示す正面図である。 1……薬剤分包シート、2……セロハンフイル
ム、3……ポリエチレン層、3a……鏡面、3b
……梨地面、4……表示部、5……情報、6……
区画シール、7……区画室、8……ホツパ、9…
…分割シール、10……分割室、11……分割シ
ール、12……分割室、13……口閉シール、1
4……分割室、15……切取線、16……ノツ
チ、17……ノツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 長尺の薬剤分包シートをその長手方向に沿つ
    て間隔を隔ててシールして、隣接するシール相互
    間に開口部を有する区画室を形成し、これらの区
    画室に薬剤を投入したのちその開口部を密閉し
    て、各区画室内に薬剤を分包する薬剤の分包方法
    において、前記各区画室ごとに投入する薬剤を任
    意の回数分に設定し、この設定回数の薬剤が投
    入、分包され終わるまで、薬剤を1回分ずつ投入
    する動作と、それに続いて当該区画室を薬剤分包
    シートの長手方向と交差する方向に沿つて分割し
    てシールする動作とを、繰り返して行うことを特
    徴とする薬剤の分包方法。
JP1106674A 1989-04-26 1989-04-26 薬剤の分包方法 Granted JPH02232052A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1106674A JPH02232052A (ja) 1989-04-26 1989-04-26 薬剤の分包方法

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JPH02232052A JPH02232052A (ja) 1990-09-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04226664A (ja) * 1990-12-29 1992-08-17 Tokyo Shokai:Kk ヒート錠取り出し装置
JP2657853B2 (ja) * 1990-12-29 1997-09-30 株式会社 東京商会 ヒート錠取り出し装置
JP2657852B2 (ja) * 1990-12-29 1997-09-30 株式会社 東京商会 ヒート錠取り出し装置
US10858134B2 (en) * 2012-10-03 2020-12-08 Yuyama Mfg. Co., Ltd. Medicine inspection system, winding device, feed device, and holder

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