JPH04282977A - 画像変換記録装置 - Google Patents

画像変換記録装置

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JPH04282977A
JPH04282977A JP3070527A JP7052791A JPH04282977A JP H04282977 A JPH04282977 A JP H04282977A JP 3070527 A JP3070527 A JP 3070527A JP 7052791 A JP7052791 A JP 7052791A JP H04282977 A JPH04282977 A JP H04282977A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩フィルム上に露光
された画像を撮像し、モニタテレビに写したり、記録媒
体に電気的に記録する画像変換記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀塩フィルムに露光された画像を電荷蓄
積型撮像素子(以下、CCDと呼ぶ)により撮像し、ビ
デオ信号に変換してフロッピーディスクなどの記録媒体
に記録する画像変換記録装置が知られている。画像を記
録されたフロッピーディスクは、専用のプレーヤーによ
ってテレビに画像を再生して観賞することができるので
、銀塩フィルムからスライドフィルムを作成してスライ
ドプロジェクタによって観賞するよりも簡便な方法であ
る。
【0003】ところで、この種の装置には撮像時に銀塩
フィルム上の画像を照明する照明装置が設けられており
、この照明装置は、CCDが撮像可能なある程度の明る
さとその明るさが安定していることが要求される。この
ため、従来の画像変換記録装置に用いられている照明装
置には、例えば輝度変化と色温度変化を最も低く抑える
ための電源安定化回路や、色温度変化の少ない特殊な発
光管が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の画
像変換記録装置は、大型で重くしかも高価であるため、
主にプロ用として用いられ、一般家庭に広く普及するま
でに至らなかった。
【0005】本発明の目的は、一般家庭で手軽に利用さ
れる小型,軽量,安価な画像変換記録装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて本発明を説明すると、請求項1の発明は
、銀塩フィルム上の光学的記録情報101を撮像手段1
02により電気的記録情報103に変換する画像変換記
録装置に適用され、光学的記録情報101を照明する照
明光を採光する採光手段104を備えることにより、上
記目的が達成される。また、請求項2の画像変換記録装
置は、採光手段104により採光された照明光を測光す
る測光手段105と、この測光手段105の測光結果に
基づいて撮像手段102を制御する制御手段106とを
備える。請求項3の画像変換記録装置の測光手段105
は、照明光の輝度情報を検出し、制御手段106は、こ
の輝度情報に基づいて撮像手段102を制御する。請求
項4の画像変換記録装置の測光手段105は、照明光の
色温度情報を検出し、制御手段106は、この色温度情
報に基づいて撮像手段102を制御する。さらに、請求
項5の画像変換記録装置は、測光手段105の測光結果
に基づいて、照明光が撮像手段102の撮像可能な明る
さか否かを判定する判定手段107と、この判定手段1
07の判定の結果、撮像可能な明るさでないと判定され
た時に警告する警告手段108とを備える。
【0007】
【作用】請求項1では、採光手段104が、光学的記録
情報101を照明する照明光を採光する。また請求項2
では、制御手段106が、測光手段105の照明光の測
光結果に基づいて撮像手段102を制御する。請求項3
では、測光手段105が照明光の輝度情報を検出し、制
御手段106は、この輝度情報に基づいて撮像手段10
2を制御する。請求項4では、測光手段105が照明光
の色温度情報を検出し、制御手段106は、この色温度
情報に基づいて撮像手段102を制御する。さらに請求
項5では、警告手段108が、判定手段107によって
照明光が撮像手段102の撮像可能な明るさでないと判
定された時に警告する。
【0008】
【実施例】図2は、一実施例の画像変換記録装置1の外
観を示す。図において、2は、この画像変換記録装置1
の電源を入・切する電源ボタン、3は、フィルム上の画
像をテレビなどに再生する再生ボタン、4は、フィルム
上の画像をICカード5に記録する記録ボタン、6は、
フィルム上の撮影駒を駒送りする駒送りボタン、7は、
撮影駒を駒戻しする駒戻しボタン、8は、後述する表示
用LCD、9は、ICカード5を装填するスロットであ
る。また、10は、現像済みのフィルムカートリッジ1
1を装填する装填孔、12は装填孔10の蓋、13,1
4は、画像変換記録装置1の外部から自然光,各種照明
器具の照明光,あるいは後述する照明アダプタの照明光
などを採光する採光窓、15は、後述する照明アダプタ
に電源を供給するコネクタである。なお、電源バッテリ
の装填孔、電源用ACコード、テレビとの接続コードな
どは図示を省略する。
【0009】電源ボタン2を操作して画像変換記録装置
1の電源を投入した後、蓋12を開いて現像済みのフィ
ルムカートリッジ11を装填孔10に装填する。次に、
再生ボタン3を操作してテレビへの画像再生モードを選
択し、駒送りボタン6または駒戻しボタン7により所望
の撮影駒を選択すると、フィルム上の撮影駒の画像をテ
レビで観賞することができる。また、ICカード5をス
ロット9へ装填し、記録ボタン4を操作すると、フィル
ム上のすべての撮影駒の画像をICカード5に記録する
ことができる。なおこのとき、テレビで同時に画像をモ
ニタすることができる。
【0010】図3は、表示用LCD8上の表示セグメン
トを示す。セグメント20は、記録ボタン4を操作した
時に記録してよいか否かの確認を求めて点灯し、セグメ
ント21は、照明光の色温度が電気的補正範囲を越えた
時に点滅して警告し、セグメント22は、照明光が暗過
ぎてCCDの蓄積時間がかかりすぎる時に点滅して警告
する。また、セグメント23は、フィルムカートリッジ
11が装填孔10に装填されている時に点灯し、セグメ
ント24は、再生あるいは記録中の駒番号を表示する。 セグメント25は、ICカード5が装填孔9に装填され
ている時に点灯する。
【0011】図4は、画像変換記録装置1の内部構造を
示す。なお、図2に示す機器と同様な機器に対しては、
同符号を付して説明を省略する。図において、31は、
フォーク32を介してカートリッジ11内のフィルム3
3の繰り出しまたは巻戻しを行なうモータ、34は、巻
取りスプール35を駆動してフィルムを巻取るモータ、
36,37は、フィルム33上のパーフォレーション3
8を検出する発光素子,受光素子、39は、採光窓13
からの入射光を反射してフィルム上の各撮影駒に導くミ
ラー、40は、入射光により照明された撮影駒41の画
像をCCD42上に結像させるレンズである。また、4
3は、それぞれ異なる分光感度を有する複数の受光素子
から構成される色温度センサであり、採光窓14からの
入射光の色温度を検出する。44は、フィルムカートリ
ッジ11の装填を検出するスイッチ、45は、ICカー
ド5の装填を検出するスイッチである。なおこの実施例
では、各撮影駒41にパーフォレーション38が1個ず
つ設けられたフィルム33を用いる。
【0012】装填されたフィルムカートリッジ11内の
フィルム33は、モータ31を正転駆動して繰り出され
、モータ34を正転駆動して巻取りスプール35で巻取
られる。さらに、フィルム33上の各撮影駒41は、発
光素子36,受光素子37でフィルム33上のパーフォ
レーション38を検出することにより、所定の撮像位置
に位置合せされる。位置合せされた撮影駒41は、採光
窓13からミラー39を経て導かれた外光により照明さ
れ、その画像は、レンズ40によりCCD42上に結像
され、撮像される。なお、撮影駒41をムラなく照明す
るために、採光窓13は乳白色に塗装される。
【0013】図5は、画像変換記録装置1の構成を示す
。なお、図2および図4に示す機器と同様な機器に対し
ては、同符号を付して説明を省略する。図において、5
1は、マイクロコンピュータおよびタイマ51aなどの
周辺部品から構成される制御回路であり、後述する制御
プログラムを実行して画像変換記録装置1の種々の演算
および動作シーケンス処理を行なう。52は駆動回路で
あり、上述したモータ31,34およびLCD8を駆動
するとともに、コネクタ15を介して後述する照明アダ
プタ53に電源供給を行なう。54は、上述した再生ボ
タン3,記録ボタン4などの操作に応じてオン・オフす
る操作スイッチ群、および受光素子37などの検出スイ
ッチ群である。さらに55は、CCD42を駆動する駆
動回路、56は、CCD42からインタフェース回路5
7を介して得られた画像信号に入射光の色温度補正を行
なう補正回路、58は、インタフェース回路59からの
色温度補正後の画像信号をテレビ60の映像信号に変換
するビデオ回路である。なお、色温度センサ43の測光
結果は、インタフェース回路61を介して輝度信号43
aと色温度信号43bとに分けられ、制御回路51へ入
力される。
【0014】図6は、マイクロコンピュータで実行され
る制御プログラム例を示す。マイクロコンピュータは、
電源ボタン2により画像変換記録装置1の電源が投入さ
れるとこの制御プログラムの実行を開始し、フィルムカ
ートリッジ11だけが装填された時は、テレビ60への
画像再生動作を行ない、カートリッジ11とICカード
5とが装填された時は、テレビ60への画像再生動作と
ICカード5への画像記録動作を行なう。この図により
、画像変換記録装置1の動作を説明する。ステップS1
において、スイッチ45によりICカード5が装填され
ているか否かを判別し、ICカード5があればステップ
S2へ進み、そうでなければステップS10へ進む。 ステップS2では、ICカード5の装填を示すLCD8
のセグメント25を点灯する。続くステップS3では、
スイッチ44によりフィルムカートリッジ11が装填さ
れているか否かを判別し、カートリッジ11があればス
テップS4へ進み、そうでなければステップS9へ進む
。ステップS4では、フィルムカートリッジ11の装填
を示すLCD8のセグメント23を点灯し、一方、ステ
ップS9では、カートリッジ11がないのでセグメント
23を例えば10秒間点滅して警告した後、ステップS
1へ戻る。
【0015】ステップS5で、記録ボタン4が操作され
ているか否かを判別し、操作されていればステップS6
へ進み、そうでなければステップS7へ進む。ステップ
S6では、図7に示す記録処理プログラムを実行して、
フィルム33上のすべての撮影駒41の画像をICカー
ド5へ記録する。ステップS7では、再生ボタン3が操
作されたか否かを判別し、操作されていればステップS
8へ進み、そうでなければステップS1へ戻る。ステッ
プS8では、図8に示す再生処理プログラムを実行して
、フィルム33上の各撮影駒41の画像をテレビ60へ
再生する。
【0016】ステップS1でICカード5がないと判別
された時はステップS10で、LCD8のセグメント2
5を例えば10秒間点滅した後、ステップS11へ進む
。ステップS11で、スイッチ44によりフィルムカー
トリッジ11が装填されているか否かを判別し、カート
リッジ11があればセグメント23を点灯した後、ステ
ップS7へ進み、そうでなければステップS13へ進ん
でセグメント23を例えば10秒間点滅して警告した後
、ステップS1へ戻る。
【0017】次に、図7に示す記録処理制御プログラム
により、記録動作を説明する。この制御プログラムでは
、フィルム33の第1駒目から順に所定の撮像位置に設
定し、すべての撮影駒41の画像を自動的にICカード
5へ記録する。ステップS21において、ICカード5
へ画像を記録する際、すでにICカード5に記録されて
いる画像を消去して新たに画像を記録するので、LCD
8のセグメント20を点滅させて記録動作を行なってよ
いか否かを確認する。次にステップS22で、記録ボタ
ン4が操作されたか否かを判別し、操作されるとステッ
プS23へ進み、記録動作を許可されたと判断してセグ
メント20を消灯する。ステップS24で、モータ31
を逆転してフィルム33の巻戻しを開始し、続くステッ
プS25で、パーフォレーション38が受光素子37で
確認されなくなって、フィルム33が完全にカートリッ
ジ11へ巻戻されたか否かを判別する。巻戻しが完了し
たらステップS26へ進み、モータ31を停止する。
【0018】ステップS27で、モータ31を正転して
フィルム33の繰り出しを開始し、続くステップS28
で、パーフォレーション38が検出されたか否か、すな
わち第1駒目が所定の撮像位置に設定されたか否かを判
別する。第1駒目が所定の撮像位置に設定されたら、ス
テップS29でモータ31を停止し、ステップS30で
、LCD8のセグメント24に駒番号1を表示する。 次にステップS31において、後述する図9に示す撮像
処理プログラムを実行して、第1駒目の画像を撮像する
。撮像後のステップS32で、ビデオ回路58を介して
テレビ60へ映像信号を出力し、第1駒目の画像をモニ
タする。さらにステップS33で、インタフェース回路
59を介してICカード5へ画像信号を出力し、第1駒
目の画像を記録する。
【0019】ステップS34において、装填されたカー
トリッジ11の駒数データと記録を完了した駒数データ
とを比較して、未処理の撮影駒41があるか否かを判別
し、残駒があればステップS35へ進み、そうでなけれ
ばステップS38へ進む。ステップS35では、モータ
34を正転してフィルム33の巻取りを開始し、続くス
テップS36で、パーフォレーション38が検出された
らステップS37へ進み、モータ34を停止する。その
後、ステップS30へ戻り、次の撮影駒41を撮像して
上述した再生処理および記録処理を継続する。ステップ
S34で残駒がなければステップS38へ進み、モータ
31を逆転してフィルム33をカートリッジ11へ巻戻
す。ステップS39で、巻戻しが完了したらステップS
40へ進み、モータ31を停止した後、図6に示すプロ
グラムへリターンする。
【0020】次に、図8に示す再生処理プログラムによ
り、再生動作を説明する。ステップS41で、パーフォ
レーション38があるか否か、すなわちフィルム33上
の撮影駒が所定の撮像位置にあるか否かを判別し、所定
位置にあればステップS51へ進み、そうでなければス
テップS42へ進む。ステップS42では、モータ34
を正転してフィルム33の巻上げを開始し、続くステッ
プS43で、フィルム33の給送動作に制限を設けるた
め、タイマ51aに1駒の給送時間よりわずかに長い時
間を設定してスタートさせる。ステップS44で、パー
フォレーション38が検出されたか否かを判別し、検出
されるとステップS50へ進んでモータ34を停止した
後、ステップS51へ進む。一方、ステップS44でパ
ーフォレーション38が検出されなければステップS4
5進み、タイマ51aがタイムアップしているか否かを
判別し、タイムアップしていればステップS46へ進み
、そうでなければステップS44へ戻る。ステップS4
6で、モータ34を停止した後、ステップS47で、モ
ータ31を正転してフィルム33の巻戻しを開始する。 続くステップS48で、パーフォレーション38が検出
されたか否かを判別し、検出されるとステップS49へ
進み、モータ31を停止した後、ステップS51へ進む
【0021】ステップS51で、以後の処理において所
定の時間、駒送りボタン6あるいは駒戻しボタン7が操
作されない時に、この制御プログラムの実行を終了させ
るため、タイマ51aに例えば30秒を設定してスター
トさせる。次にステップS52で、後述する図9に示す
撮像処理プログラムを実行して撮像を行なう。撮像後の
ステップS53で、ビデオ回路58を介して映像信号を
出力し、テレビ60に撮像した撮影駒41の画像を再生
する。ステップS54で、駒送りボタン6が操作された
か否かを判別し、操作されていればステップS55へ進
み、そうでなければステップS58へ進む。ステップS
55で、モータ34を正転してフィルム33の巻上げを
開始し、ステップS56で、パーフォレーション38が
検出されたか否かを判別し、検出されるとステップS5
7で、モータ34を停止する。またステップS58では
、駒戻しボタン7が操作されたか否かを判別し、操作さ
れていればステップS59へ進み、そうでなければステ
ップS60へ進む。ステップS59では、モータ31を
逆転してフィルム33の巻戻しを開始した後、ステップ
S56へ進み、パーフォレーション38が検出されたら
ステップS57へ進んで、モータ31を停止する。一方
、駒送りボタン6および駒戻しボタン7がいずれも操作
されていなければ、ステップS60で、タイマ51aが
タイムアップしているか否かを判別し、タイムアップし
ていれば図6の制御プログラムへリターンし、そうでな
ければステップS54へ戻る。
【0022】次に、図9に示す撮像処理プログラムによ
り、撮像動作を説明する。まずステップS71において
、インタフェース回路61を介して色温度センサ43に
より照明光を測光し、輝度信号43aを入力する。ステ
ップS72で、輝度信号43aに基づいてCCD42の
電荷蓄積時間を算出し、続くステップS73で、算出さ
れた電荷蓄積時間が適当か否かを判別する。照明光が暗
いと電荷蓄積時間が長くなり、画像を再生するのに時間
がかかって好ましくなく、また、電荷蓄積時間を長くし
てもCCD42の暗電流成分がノイズとなってしまうの
で、画像の質が悪くなり、観賞できないおそれもある。 そこで、算出された電荷蓄積時間が予め定めた時間内で
あれば、ステップS74でセグメント22を消灯させ、
電荷蓄積時間が長ければ、ステップS75でセグメント
22を点滅させて照明光が暗いことを警告し、より明る
い場所に移動するか、あるいは後述する照明アダプタ5
3の使用を勧める。
【0023】ステップS76で、色温度センサ43の測
光結果の色温度信号43bを入力し、続くステップS7
7で、CCD42により撮像された画像を充分観賞でき
る画像にするため、色温度信号43bに基づいて画像信
号の補正量を算出する。ステップS78では、算出され
た補正量が補正可能な量であるか否かを判別し、補正可
能であれば、ステップS79へ進んでセグメント21を
消灯する。一方、補正不能であれば、ステップS80へ
進み、セグメント21を点滅させて補正不能を警告し、
より明るい場所に移動するか、あるいは後述する照明ア
ダプタ53の使用を勧める。
【0024】ステップS81において、上記ステップで
算出された電荷蓄積時間をタイマ51aに設定してスタ
ートさせるとともに、駆動回路55を制御してCCD4
2の電荷蓄積を開始させる。ステップS82で、タイマ
51aがタイムアップしたか否かを判別し、タイムアッ
プしたらステップS83へ進み、駆動回路55を制御し
てCCD42の電荷蓄積を終了させる。ステップS84
では、撮像された画像信号をインタフェース回路57を
介して補正回路56へ出力し、続くステップS85で、
上記ステップで算出された補正量で画像信号を補正する
。以上の撮像処理を終了すると、図7または図8の制御
プログラムへリターンする。
【0025】図10は、画像変換記録装置1の照明アダ
プタ53を示す。照明アダプタ53は、採光窓13,1
4を覆うように画像変換記録装置1の上部に装着される
。装着後、照明アダプタ53のコネクタ53bを画像変
換記録装置1のコネクタ15に差込むと、画像変換記録
装置1から電源が供給され、照明用ランプ53aが点灯
して人工照明がなされる。この人工照明光は、採光窓1
3からミラー39を経て撮影駒41を照明するとともに
、採光窓14から色温度センサ43に導かれ、人工照明
時の輝度および色温度が検出される。なお、この照明ア
ダプタ53は、従来のように電源安定化回路や特殊な発
光管などを用いたものと異なり、一般の照明ランプ53
aを設けた簡単なものである。
【0026】このように、採光窓13から自然光を採光
してフィルム33上の各撮影駒41を照明するようにし
たので、従来のように大型で重い照明装置が不要となっ
て、小型,軽量,安価な画像変換記録装置を提供するこ
とができ、一般家庭で手軽に利用してフィルム33上の
画像を観賞することができる。
【0027】また、色温度センサ43により照明光の輝
度および色温度を検出し、これらの測光値に基づいてC
CD42の電荷蓄積時間を制御するとともに、撮像され
た画像信号を補正するようにしたので、自然光や一般の
照明器具の照明光の明るさが変動しても充分観賞できる
画像が得られる。また、明るさが変動しやすい蛍光燈や
白熱電灯光などを照明光源として利用できる上に、さら
に暗い時は、上述した簡単な構造の照明アダプタで照明
すればよく、手軽にフィルム33上の画像を観賞するこ
とができる。
【0028】さらに、色温度センサ43による測光の結
果、CCD42で撮像された画像が補正不可能な時は表
示用LCD8で警告するようにしたので、より明るい場
所に移動するか、あるいは上述した照明アダプタを用い
て照明することにより、常に観賞可能な画像を得ること
ができ、操作上の失敗が避けられる。
【0029】なお、上記実施例では、図9に示すように
撮像前の色温度センサ43の測光結果に基づいて画像信
号の補正量を算出し、補正を行なうようにしたが、撮像
中にも測光を行なうようにすれば、撮像動作中の照明光
の輝度変化、色温度変化に対応した補正量を算出でき、
より正確な補正を行なうことができる。
【0030】また、上記実施例では、二次元の電荷蓄積
型撮像素子42を用いて画像を撮像したが、一次元の撮
像素子を用い、フィルム上の画像をスキャンして撮像す
るようにしてもよい。
【0031】さらに、上記実施例では、ICカード5に
画像データを記録する例を示したが、記録媒体はICカ
ードに限定されず、フロッピーディスク,書換可能型コ
ンパクトディスク,磁気テープでもよい。
【0032】上記実施例では、専用の採光窓14から照
明光を色温度センサ43に導いたが、ミラー39をハー
フミラーとし、ミラー39を通過した照明光を直接測光
するようにしてもよい。これによって、照明アダプタ5
3の照明範囲は採光窓13だけでよく、照明アダプタ5
3を小型化できる。なお、上記実施例では色温度センサ
43により照明光を測光したが、一般の受光素子を用い
て照明光の輝度を検出し、この輝度情報に基づいてCC
D42を制御するようにしてもよい。
【0033】以上の実施例の構成において、電荷蓄積型
撮像素子(CCD)42が撮像手段を、採光窓13,1
4およびミラー39が採光手段を、色温度センサ43が
測光手段を、制御回路51が制御手段および判定手段を
、LCD8が警告手段をそれぞれ構成する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、光学的記録情報を照明する照明光を採光する採光
手段を設けたので、従来のように大型で重い照明装置が
不要となって、小型,軽量,安価な画像変換記録装置を
提供することができ、一般家庭で手軽に利用してフィル
ム上の画像を観賞することができる。また請求項2の発
明によれば、採光手段により採光された照明光を測光し
、その測光結果に基づいて撮像手段を制御するようにし
たので、自然光や一般の照明器具の照明光の明るさが変
動しても充分観賞できる画像が得られる。また、蛍光燈
や白熱電灯光などを照明光源として利用でき、手軽にフ
ィルム上の画像を観賞することができる。請求項3の発
明によれば、照明光の輝度情報を検出し、この輝度情報
に基づいて撮像手段を制御するようにしたので、照明光
の明るさが変動しても充分観賞できる画像が得られ、明
るさが変動しやすい蛍光燈や白熱電灯光などを照明光源
として利用できる。請求項4の発明によれば、照明光の
色温度情報を検出し、この色温度情報に基づいて撮像手
段を制御するようにしたので、上記と同様に照明光の明
るさが変動しても充分観賞できる画像が得られ、明るさ
が変動しやすい蛍光燈や白熱電灯光などを照明光源とし
て利用できる。さらに請求項5の発明によれば、照明光
の測光結果に基づいて、照明光が撮像手段の撮像可能な
明るさか否かを判定し、撮像可能な明るさでないと判定
された時に警告するようにしたので、より明るい場所に
移動するか、あるいは上述した照明アダプタを用いて照
明することにより、常に観賞可能な画像を得ることがで
き、操作上の失敗が避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】一実施例の画像変換記録装置の外観図である。
【図3】表示用LCDの表示セグメントを示す図である
【図4】一実施例の画像変換記録装置の内部構造図であ
る。
【図5】一実施例の画像変換記録装置の構成図である。
【図6】画像変換記録処理を行なうマイクロコンピュー
タの制御プログラム例を示すフローチャートである。
【図7】記録処理を行なう制御プログラム例を示すフロ
ーチャートである。
【図8】再生処理を行なう制御プログラム例を示すフロ
ーチャートである。
【図9】撮像処理を行なう制御プログラム例を示すフロ
ーチャートである。
【図10】一実施例の照明アダプタを示す図である。
【符号の説明】
1  画像変換記録装置 2  電源ボタン 3  再生ボタン 4  記録ボタン 5  ICカード 6  駒送りボタン 7  駒戻しボタン 8  表示用LCD 9  スロット 10  装填孔 11  フィルムカートリッジ 12  蓋 13,14  採光窓 15,53b  コネクタ 20〜25  セグメント 31,34  モータ 32  フォーク 33  フィルム 35  巻取りスプール 36  発光素子 37  受光素子 38  パーフォレーション 39  ミラー 40  レンズ 41  撮影駒 42  電荷蓄積型撮像素子 43  色温度センサ 44,45  装填検出スイッチ 51  制御回路 51a  タイマ 52,55  駆動回路 53  照明アダプタ 53a  照明用ランプ 54  操作スイッチ,検出スイッチ群56  補正回
路 57,59,61  インタフェース回路58  ビデ
オ回路 60  テレビ 101  光学的記録情報 102  撮像手段 103  電気的記録情報 104  採光手段 105  測光手段 106  制御手段 107  判定手段 108  警告手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】銀塩フィルム上の光学的記録情報を撮像手
    段により電気的記録情報に変換する画像変換記録装置に
    おいて、前記光学的記録情報を照明する照明光を採光す
    る採光手段を備えることを特徴とする画像変換記録装置
  2. 【請求項2】請求項1に記載の画像変換記録装置におい
    て、前記採光手段により採光された前記照明光を測光す
    る測光手段と、この測光手段の測光結果に基づいて前記
    撮像手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    る画像変換記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の画像変換
    記録装置において、前記測光手段は前記照明光の輝度情
    報を検出し、前記制御手段は、この輝度情報に基づいて
    前記撮像手段を制御することを特徴とする画像変換記録
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載の画像変換
    記録装置において、前記測光手段は前記照明光の色温度
    情報を検出し、前記制御手段は、この色温度情報に基づ
    いて前記撮像手段を制御することを特徴とする画像変換
    記録装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項4に記載の画像変換記録
    装置において、前記測光手段の測光結果に基づいて、前
    記照明光が前記撮像手段の撮像可能な明るさか否かを判
    定する判定手段と、この判定手段の判定の結果、撮像可
    能な明るさでないと判定された時に警告する警告手段と
    を備えることを特徴とする画像変換記録装置。
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