JPH04282968A - 原稿の色種判別装置 - Google Patents

原稿の色種判別装置

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JPH04282968A
JPH04282968A JP3046497A JP4649791A JPH04282968A JP H04282968 A JPH04282968 A JP H04282968A JP 3046497 A JP3046497 A JP 3046497A JP 4649791 A JP4649791 A JP 4649791A JP H04282968 A JPH04282968 A JP H04282968A
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勝己 永田
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals

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  • Signal Processing (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタルカラー複
写機や多色印刷が可能な印刷機等に利用し得る原稿の色
種判別装置に関し、より具体的には、原稿が有彩色情報
を含むカラー原稿であるか、または無彩色情報のみから
なる白黒原稿であるかを判別するための原稿の色種判別
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】市販されているディジタルカラー複写機
の中には、原稿をプレスキャンすることによりその画像
データを読み取り、読み取った画像データから原稿が無
彩色情報のみからなる白黒原稿であるか、または有彩色
情報を含むカラー原稿であるかを自動判別する原稿の色
種判別機構を備えたものが存在する。
【0003】かかる市販のディジタルカラー複写機にお
ける原稿の色種判別機構では、読み取られた画像データ
が一旦画像メモリにストアされ、ストアされたデータは
各画素ごとにイエロー(以下「Y」と表わす)、マゼン
タ(以下「M」と表わす)、シアン(以下「C」と表わ
す)の成分比が調査され、その結果に基づいて原稿の色
種が判別される。
【0004】そして、原稿が無彩色情報のみからなる白
黒原稿であると判別されると、ブラック(以下「Bk」
と表わす)トナーだけでコピーが行われ、原稿が有彩色
情報を含むカラー原稿であると判別されると、Y、M、
Cの3色のトナーまたはY、M、CおよびBkの4色の
トナーでカラーコピーが行われる仕組みになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記原稿の色種判別機
構では、原稿の色種を判別するために、読み取られた画
像データを一旦画像メモリにストアする必要があるので
、高価な画像メモリが必須の構成となり、かつ、画像メ
モリに一旦ストアされるため、読み取られた画像データ
に基づいてリアルタイムに原稿の色種を判別処理できな
いという欠点があった。
【0006】この発明は、かかる従来装置の欠点を解消
し、画像メモリを用いることなく、かつ、原稿の読取デ
ータに基づいてリアルタイムに原稿の色種を判別するこ
とのできる色種判別装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、原稿の読取
データに基づいて原稿が有彩色情報を含むカラー原稿で
あるか、または無彩色情報のみからなる白黒原稿である
かを判別するための原稿の色種判別装置であって、原稿
の読取データが画素単位で順に与えられ、与えられる画
素データに基づいてその画素が有彩色を含むカラー画素
か否かを判別し、カラー画素を判別したときに検出出力
を導出するカラー画素検出手段、カラー画素検出手段か
ら検出出力が連続して予め定めるブロック形成数以上出
力されることに基づいてカラーブロックの存在を検出す
るカラーブロック検出手段、1ライン中に、カラーブロ
ック検出手段が予め定めるライン形成ブロック数以上の
カラーブロックの存在を検出したことに基づいて、その
ラインをカラーラインと判別して検出出力を導出するカ
ラーライン検出手段、およびカラーライン検出手段の検
出出力が予め定めるカラー原稿判定数以上出力されるこ
とに基づいてカラー原稿検出出力を導出するカラー原稿
検出手段、を含むことを特徴とするものである。
【0008】またこの発明は、原稿の読取データに基づ
いて原稿が有彩色情報を含むカラー原稿であるか、また
は無彩色情報のみからなる白黒原稿であるかを判別する
ための原稿の色種判別装置であって、原稿の読取データ
が画素単位で順に与えられ、与えられる画素データに基
づいてその画素が有彩色を含むカラー画素か否かを判別
し、カラー画素を判別したときに検出出力を導出するカ
ラー画素検出手段、カラー画素検出手段から検出出力が
連続して予め定めるライン形成数以上出力されることに
基づいて長寸カラーブロックの存在を検出する長寸カラ
ーブロック検出手段、1ライン中に、長寸カラーブロッ
ク検出手段の出力があることに基づいて、そのラインを
カラーラインと判別して検出出力を導出するカラーライ
ン検出手段、およびカラーライン検出手段の検出出力が
予め定めるカラー原稿判定数以上出力されることに基づ
いてカラー原稿検出出力を導出するカラー原稿検出手段
、を含むことを特徴とするものである。
【0009】さらにまたこの発明は、原稿の読取データ
に基づいて原稿が有彩色情報を含むカラー原稿であるか
、または無彩色情報のみからなる白黒原稿であるかを判
別するための原稿の色種判別装置であって、原稿の読取
データが画素単位で順に与えられ、与えられる画素デー
タに基づいてその画素が有彩色を含むカラー画素か否か
を判別し、カラー画素を判別したときに検出出力を導出
するカラー画素検出手段、カラー画素検出手段から検出
出力が連続して予め定めるブロック形成数以上出力され
ることに基づいてカラーブロックの存在を検出するカラ
ーブロック検出手段、カラー画素検出手段から検出出力
が連続してブロック形成数よりも大きな予め定めるライ
ン形成数以上出力されることに基づいて長寸カラーブロ
ックの存在を検出する長寸カラーブロック検出手段、1
ライン中に、カラーブロック検出手段が予め定めるライ
ン形成ブロック数以上のカラーブロックの存在を検出し
たことまたは長寸カラーブロック検出手段の検出出力が
あることに基づいて、そのラインをカラーラインと判別
して検出出力を導出するカラーライン検出手段、および
カラーライン検出手段の検出出力が予め定めるカラー原
稿判定数以上出力されることに基づいてカラー原稿検出
出力を導出するカラー原稿検出手段、を含むことを特徴
とするものである。
【0010】またこの発明は、前記原稿の色種判別装置
において、カラー画素検出手段に与えられる画素データ
にはYデータ、MデータおよびCデータの3種類の色デ
ータが含まれており、カラー画素検出手段は、各色デー
タ相互間のデータ量の差分を求める差分算出手段、所望
のしきい値が設定されたしきい値設定手段、および差分
算出手段で算出されたいずれかの差分がしきい値設定手
段に設定されたしきい値よりも大きい場合にカラー画素
検出出力を導出する比較手段とを含むことを特徴とする
ものである。
【0011】さらにまたこの発明は、前記原稿の色種判
別装置において、差分検出手段は、YデータとMデータ
とのデータ量の差分の絶対値を算出する手段、Mデータ
とCデータとのデータ量の差分の絶対値を算出する手段
、およびCデータとYデータとのデータ量の差分の絶対
値を算出する手段を含むことを特徴とするものである。
【0012】またこの発明は、前記原稿の色種判別装置
において、しきい値設定手段には、各色データ相互間の
データ量の差分とそれぞれ比較される3つのしきい値が
設定されていることを特徴とするものである。またこの
発明にかかる前記原稿の色種判別装置は、さらに、原稿
をその一方端辺側から対向端辺側に向って順に読み取る
ための長手のライン読取手段、ならびにライン読取手段
の読取出力を、画素ごとに、Yデータ、Mデータおよび
Cデータを含むデータに処理する色データ処理手段を含
むことを特徴とするものである。
【0013】さらにまたこの発明は、前記原稿の色種判
別装置において、ライン読取手段は、1ラインの読取開
始または終了に同期して1ライン信号を出力し、この1
ライン信号に基づいて1ラインが定められることを特徴
とするものである。また、この発明は、原稿の読取デー
タに基づいて原稿が有彩色情報を含むカラー画素である
か、または無彩色情報のみからなる白黒原稿であるかを
判別するための原稿の色種判別装置であって、原稿の読
取データが画素単位で順に与えられ、与えられる画素デ
ータに基づいてその画素が有彩色を含むカラー画素か否
かを判別し、カラー画素を判別したときに検出出力を導
出するカラー画素検出手段、カラー画素検出手段から検
出出力が連続して予め定めるブロック形成数以上出力さ
れることに基づいてカラーブロックの存在を検出するカ
ラーブロック検出手段、カラーブロック検出手段が予め
定めるカラー原稿判定ブロック数以上のカラーブロック
の存在を検出したことに基づいてカラー原稿検出出力を
導出するカラー原稿検出手段、を含むことを特徴とする
ものである。
【0014】さらにまたこの発明は、前記原稿の色種判
別装置において、カラー画素検出手段に与えられる画素
データにはYデータ、MデータおよびCデータの3種類
の色データが含まれており、カラー画素検出手段は、各
色データ相互間のデータ量の差分を求める差分算出手段
、所望のしきい値が設定されたしきい値設定手段、およ
び差分算出手段で算出されたいずれかの差分がしきい値
設定手段に設定されたしきい値よりも大きい場合にカラ
ー画素検出出力を導出する比較手段、を含むことを特徴
とするものである。
【0015】またこの発明は、前記原稿の色種判別装置
において、差分検出手段は、YデータとMデータとのデ
ータ量の差分の絶対値を算出する手段、MデータとCデ
ータとのデータ量の差分の絶対値を算出する手段、およ
びCデータとYデータとのデータ量の差分の絶対値を算
出する手段を含むことを特徴とするものである。さらに
またこの発明は、前記原稿の色種判別装置において、し
きい値設定手段には、各色データ相互間のデータ量の差
分とそれぞれ比較される3つのしきい値が設定されてい
ることを特徴とするものである。
【0016】
【作用】原稿の読取データは画素単位で順にカラー画素
検出手段に与えられる。この与えられる読取データは、
たとえばライン読取手段によって読み取られた原稿の読
取データであって、画素単位で、Yデータ、Mデータま
たはCデータという3色の色データからなるデータに処
理されて与えられるのが好ましい。
【0017】カラー画素検出手段では、与えられる画素
データに基づいてその画素が有彩色を含むカラー画素か
否かを判別し、カラー画素のときに検出出力を導出する
。そして、カラー画素検出手段が連続して予め定めるブ
ロック形成数(たとえば4)以上の検出出力を導出した
ことに基づいて、カラーブロック検出手段はカラーブロ
ックの存在を検出する。
【0018】そして、1ライン中に予め定めるライン形
成ブロック数(たとえば100個)以上のカラーブロッ
クの存在が検出されると、そのラインはカラーラインで
あると判別される。さらに、カラーラインが予め定める
カラー原稿判定数(たとえば100ライン)以上ある場
合には、その原稿はカラー原稿であると判別されてカラ
ー原稿検出出力が導出される。
【0019】上述のブロック形成数、ライン形成ブロッ
ク数およびカラー原稿判定数は、予めレジスタ等を用い
て設定すればよいため、白黒原稿とカラー原稿との境界
線を自由に定めることができる。たとえば、A4サイズ
の白黒原稿に赤印鑑が1つだけ押されているような原稿
を読み取った場合に、ブロック形成数ないしカラー原稿
判定数の設定の仕方によってこの原稿をカラー原稿と判
別することもできるし、白黒原稿と判別することもでき
る。また、印鑑の大きさ(面積)に応じてカラー原稿と
判別するようにしたり、白黒原稿と判別したりするよう
にすることも可能である。
【0020】また、画素単位ではなく、画素がブロック
形成数以上連続した画素ブロック単位でカラーブロック
が存在するか否かを判別するので、マクロ的にブロック
単位でカラー画像を検出することができ、誤判別が少な
い。なお、ブロック形成数の設定如何によっては、ミク
ロ的に画素単位でカラー画像の存在を検出することも可
能である。
【0021】また、この発明の他の態様では、カラー画
素検出手段が連続して予め定めるライン形成数(たとえ
ば100)以上の検出出力を導出したことに基づいてカ
ラーラインの存在を検出する。さらに、カラーラインが
予め定めるカラー原稿判定数以上ある場合には、その原
稿はカラー原稿であると判別されてカラー原稿検出出力
が導出される。
【0022】この発明のさらに他の態様によれば、カラ
ーラインを検出するにあたって、1ライン中に予め定め
るライン形成ブロック数以上のカラーブロックが存在す
るか、または、カラー画素が連続してライン形成数以上
検出されるかの論理和出力に基づいてカラーラインが判
別される。あるいは、この発明のさらに他の態様によれ
ば、カラーラインを検出せず、カラーブロックが予め定
めるカラー原稿判定ブロック数(たとえば1000)以
上検出された場合に、その原稿はカラー原稿であると判
別される。かかる態様では、ラインごとにカラーブロッ
ク数を計数しなくてよく、1ライン信号を用いることな
くカラー原稿の検出が可能である。
【0023】
【実施例】以下には、図面を参照して、ディジタルカラ
ー複写機に適用され得る原稿の色種判別装置を例にとっ
て詳細に説明をする。図1は、この発明の一実施例にか
かる原稿の色種判別装置における処理の概要を表わす図
である。この実施例では、図1に示すように、原稿の読
取データが画素単位で順に与えられ、与えられる画素単
位のデータ、すなわち画素データはカラー画素か白黒画
素かが判別されて、カラー画素が検出される。
【0024】カラー画素か白黒画素かの判別は、図2に
示すように、画素データを構成するイエロー(Y)信号
、マゼンタ(M)信号およびシアン(C)信号相互間の
差の絶対値が算出され、それに基づいて各信号の値がほ
ぼ同一である場合(|Y−M|≒|M−C|≒|C−Y
|≒0)には、その画素を白黒であるとみなし、各色信
号相互間のいずれかに信号量の差がある場合には、その
画素をカラー画素であるとみなす手法がとられている。 この手法の詳細は後述する。
【0025】そして、カラー画素がある程度連続した場
合には、図1に示すようにカラーブロックの存在を検出
し、さらに、カラーブロックがある程度以上検出された
場合にはそのラインはカラーラインであると判別し、さ
らに、カラーラインが基準数以上検出された場合には原
稿がカラー原稿であると判別する手法が採用されている
【0026】より概念的に言えば、画素単位でカラー画
素か白黒画素かを判別し、カラー画素と判別した画素の
出現密度と出現数とがある程度以上大きい場合に原稿を
カラー原稿と判断する手法が採用されている。図3は、
ディジタルカラー複写機に備えられたライン読取手段、
たとえばラインCCDによって原稿の読み取りを行う場
合のクロック(CLK)、主走査1ライン有効期間信号
(Hsync反転信号)および副走査方向有効期間信号
(Vsync反転信号)のレベルを説明するための概念
図である。ラインCCDが主走査方向に自己走査を行う
ことにより原稿が1ライン読み取られ、ラインCCDと
原稿との相対的な位置関係が副走査方向に順に変位され
ることによって、原稿はその上端辺側から下端辺側に向
って1ライン単位で順に読み取られていく。
【0027】図3において、Hsync反転信号とVs
ync反転信号とがハイの間がラインCCDによって読
み取られ得る原稿の有効な読取領域であり、実際の原稿
寸法よりもひとまわり小さなこの有効読取領域内で読み
取られた読取データに基づいて、原稿の色種判別がなさ
れる。このように、原稿の有効読取領域を実際の原稿寸
法よりもひとまわり小さくしたのは、原稿の主要部に基
づいて色種を判別する方が誤判別を少なくできるためで
ある。
【0028】図4は、図1において説明したカラーブロ
ック検出の仕方を説明するための図であり、図5は、図
1において説明したカラーライン検出の仕方を説明する
ための図である。図4に示すように、画素データは、カ
ラー画素(図では○印が付されている)か白黒画素(図
では×印が付されている)の判別がされる。そして、ブ
ロック形成のための基準数THNとして、予めたとえば
THN=4が設定されており、カラー画素が連続して4
つ以上現われた場合には、そのカラー画素の連続はカラ
ーブロックと判別される。図4においては、薄く着色さ
れた部分がカラーブロックと判別された部分である。
【0029】また、カラーラインの検出においては、図
5の第1ライン(上端のライン)に例示するように、1
ライン中に所定のブロック形成数THM(たとえば、図
はTHM=5に設定されている例になっている。)以上
のカラーブロックが存在する場合にはカラーラインであ
ると判別される。また、第4ラインないし第6ラインに
例示するように、1ライン中に現われるカラーブロック
の長さが所定長さ以上の場合、すなわちカラーブロック
を構成するカラー画素の連続数が予め定めるライン形成
ブロック数THNmax(たとえば、THNmax=8
0)以上のカラーブロックが存在する場合には、そのラ
インはカラーラインと判別される。
【0030】なお、実際の装置では、1ライン中に出現
するカラーブロックの数が100個以上の場合にカラー
ラインと判別されるよう、THM=100に設定されて
いる。さらに、検出されたカラーラインの数がカラー原
稿判定数THL(たとえば、THL=100)以上にな
った段階で、その原稿はカラー原稿であると判別される
【0031】図6は、この発明の一実施例にかかるハー
ドウェアの全体構成を表わすブロック図である。この構
成には、カラー画素検出部、カラーブロック検出部、カ
ラーライン検出部および最終出力部が含まれている。画
素単位で、読取データであるYMCの3データがカラー
画素検出部に与えられる。カラー画素検出部では、カラ
ー画素検出のための前処理として、YMCの3データに
ついて2色ごとのYM、MC、CYの3つの組合わせを
考え、データ量の差分演算を行う。
【0032】具体的には、差分演算回路1,2,3にお
いて、それぞれ、差分の絶対値|Y−M|=ΔYM、|
M−C|=ΔMC、|C−Y|=ΔCYが算出され、算
出結果は、それぞれ次段に備えられた比較器4,5,6
に与えられてしきい値THym、THmc、THcyと
比較される。各比較器4,5,6におけるしきい値TH
ym、THmc、THcyは、それぞれ、独立した適当
な値を設定してもよいが、この実施例においては、3つ
のしきい値は等しい値THx=20〜30にされている
【0033】よって、各差分の絶対値ΔYM、ΔMC、
ΔCYのすべてがしきい値THx以下である場合には、
3つの差分の絶対値は同一値とみなされ、論理和ゲート
7からパルス出力は導出されず、その画素は白黒画素と
判別される。一方、差分の絶対値のいずれか1組でもし
きい値THxよりも大きい場合には、比較器4,5,6
のいずれかから出力が導出され、論理和ゲート7からパ
ルス出力が導出され、その画素はカラー画素と判別され
る。
【0034】論理和ゲート7から出力されるパルスは連
続数カウンタ8へ与えられる。そして、連続数カウンタ
8において、論理和ゲート7から連続して出力されるパ
ルスの数、言換えれば連続するカラー画素数が計数され
る。カウンタ8の出力は並列的に接続された2つの比較
器9および比較器12に与えられる。そして、比較器9
においては、カウンタ8の出力とブロック形成数THN
=4との大小が比較される。その結果、連続数カウンタ
8の計数値が4以上になると、比較器9から出力パルス
が導出され、ブロック数カウンタ10へ与えられる。
【0035】ブロック数カウンタ10は、Hsync反
転信号によってリセットされるカウンタであり、1ライ
ン間のカラーブロックの数を計数する。そして、このカ
ウンタ10の計数値は比較器11に与えられ、比較器1
1においてブロック形成数THM=100と比較される
。その結果、1ライン間にカラーブロックが100個以
上ある場合には、比較器11から出力パルスが導出され
る。
【0036】一方、比較器12に与えられた連続数カウ
ンタ8の計数値は、ライン形成ブロック数THNmax
=80と比較される。比較器12の出力パルスが導出さ
れるのは、連続数カウンタ8において計数される連続す
るカラー画素数が80以上の場合である。このようにカ
ラー画素が連続して80個以上検出された場合、そこに
はかなり大きな有彩色データが存在すると考えられるか
ら、この実施例では、かかる長いカラーブロックを有す
るラインをカラーラインと認定することにした。
【0037】比較器11の出力と比較器12の出力とは
論理和ゲート13において論理和がとられるので、いず
れかの比較器11または12から出力がある場合に、カ
ラーラインが判断される。このカラーライン判断出力で
ある論理和ゲート13の出力はカラーライン数カウンタ
14で計数される。カラーライン数カウンタ14は、た
とえば論理和ゲート13の出力がローからハイに立上が
ったとき、その立上がりレベルを計数して計数値を1イ
ンクリメントする。また、このカウンタ14は、Vsy
nc反転信号によってリセットされる。
【0038】さらに、カラーライン数カウンタ14の計
数値は比較器15においてカラー原稿判定数THL=1
00と比較される。その結果、カラーラインが100本
以上の場合には、カラー原稿検知出力が導出される。図
7は、図6で説明した差分の絶対値算出回路1の詳細な
構成例を示すブロック図である。差分の絶対値算出回路
1には、2つの加算器21,22と、2つの2の補数回
路23,24と、1つのセレクタ25とが含まれている
。Yデータは加算器21へ直接与えられ、Mデータは2
の補数回路23において2の補数がとられて“−M”に
反転され、加算器21へ与えられる。よって、加算器2
1の出力は“Y−M”となる。
【0039】また、Mデータはそのまま加算器22へ与
えられ、Yデータは2の補数回路24において2の補数
がとられて“−Y”に反転され、加算器22へ与えられ
る。したがって、加算器22の出力は“M−Y”となる
。加算器21および加算器22の各出力はセレクタ25
において選択され、正の値となった方のデータが採用さ
れる。より具体的には、値が正負のいずれであるかの判
断は、“Y−M”の演算結果の最上位ビット(MSB)
を検査することで行い、MSB=0(正)のときに“Y
−M”が選択され、MSB=1(負)のときに“M−Y
”が選択される。
【0040】差分の絶対値算出回路2,3も同様の構成
にすることができる。図8は、差分の絶対値算出回路1
の他の詳細な構成例を示すブロック図である。図8の構
成では、絶対値算出回路1は、2つのセレクタ31,3
2と、セレクタ31,32に対して選択信号を与えるた
めの比較器33と、1つの2の補数回路34と1つの加
算器35を含む構成になっている。一般に、2の補数回
路は比較的複雑な構成になるため、2の補数回路を1つ
だけにした図8の構成の方が、2の補数回路を2つ用い
る図7の構成に比べて回路全体としては簡素化できる。
【0041】図8の構成および動作について詳しく説明
する。YデータおよびMデータは、それぞれセレクタ3
1およびセレクタ32に与えられる。また、Yデータは
比較器33のA入力に、Mデータは比較器33のB入力
に与えられ、比較器33で両データの大小が比較される
。そしてA>B出力はセレクタ31の選択信号とされ、
A≦B出力はセレクタ32の選択信号とされる。
【0042】セレクタ31は、入力するYデータとMデ
ータのうち大きい方を選択するための回路である。また
、セレクタ32は入力するYデータとMデータとのうち
小さい方を選択するための回路である。セレクタ32で
選択されたYとMのうちの小さい方のデータは2の補数
回路34において正負反転される。この結果、加算器3
5では、YデータとMデータとのうちの大きい方と、Y
データとMデータとのうちの小さい方の正負反転したも
のとが加算される。すなわち、加算器35の出力は|Y
−M|となる。
【0043】他の絶対値算出回路2,3も同様の構成に
することができる。図9は、カラーブロック検出部の詳
細な構成例を示すブロック図である。連続数計数カウン
タ8は、論理和ゲート7(図6参照)の出力がハイのと
き、すなわちカラー画素検出出力が導出されている間、
クロックを計数する。よって、カウンタ8によってカラ
ー画素の連続数が計数される。カウンタ8の計数値は並
列に接続された2つの比較器9および12においてそれ
ぞれブロック形成数THNおよびライン形成準数THN
maxと比較される。
【0044】比較器9において比較された結果、カラー
画素の連続数がブロック形成数THN=4以上の場合に
は、比較器9からパルスが導出され、このパルスはクロ
ックの立上がりタイミングでフリップフロップ41をセ
ットしてその出力をハイとする。なお、フリップフロッ
プ41はカラー画素検出出力がなくなるとリセットされ
る。
【0045】一方、比較器12は、カウンタ8の計数値
がライン形成数THNmax=100を超えたときにパ
ルスを導出する。このパルスはクロックの立上がりタイ
ミングでフリップフロップ43をセットする。フリップ
フロップ43の出力はオアゲート44を介してフリップ
フロップ43のD入力へフィードバックされるので、H
sync反転信号がハイの期間中は、一旦セットされた
フリップフロップ43は自己保持される。
【0046】図10は、カラーライン検出部および最終
出力部の詳細な構成例を示すブロック図である。カラー
ライン検出部は、ブロック数カウンタ10を有しており
、Hsync反転信号がハイの期間中、カラーブロック
の数を計数する。カウンタ10の計数値は比較器11に
おいてライン形成ブロック数THMと比較され、たとえ
ばTHM=100よりも大きくなったとき、比較器11
のハイ出力が論理和ゲート13へ与えられる。論理和ゲ
ート13には、また、カラーライン出力が与えられてい
る。このカラーライン出力は、図9において説明したよ
うに、自己保持型フリップフロップ43の出力であるか
ら、一旦ハイになった場合には、次のライン処理に移行
するまでハイのままである。
【0047】論理和ゲート13の出力はカラーライン数
カウンタ14に与えられ、Vsync反転信号がハイの
期間中、当該カウンタ14においてカウントされる。そ
してカウンタ14の計数値は比較器15においてカラー
原稿判定数THLと比較される。カラー原稿判定数TH
Lはたとえば100と定められており、カウンタ14の
計数値が100を超えたとき、すなわち100ライン以
上のカラーラインが検出されたときに、カラー原稿出力
が導出される。
【0048】以上の実施例においては、たとえば図6お
よび図9を参照して説明したように、カラー画素連続数
カウンタ8の計数値は、並列に接続された2つの比較器
9および12でそれぞれ所定の基準数と比較されている
。しかしながら、この構成をより簡易にし、比較器9の
み、または比較器12のみとしてもよい。つまり、カラ
ーラインを検出する場合において、(1)1ライン間に
所定数以上のカラーブロックを検出することのみによっ
て、そのラインがカラーラインであることを検出する構
成、または(2)1ライン間にカラー画素連続数が比較
的大きな所定数以上の長いカラーブロックを検出した場
合にのみそのラインをカラーラインと判別する構成、の
いずれかとしてもよい。
【0049】また、上述の実施例においては、カラーブ
ロックを検出し、カラーラインを検出し、カラーライン
が所定数以上のときにカラー原稿を判別しているが、こ
のようにライン単位で考えず、Vsync反転信号がハ
イの期間中に、予め定める数以上のカラーブロックを検
出した際、たとえば1000個以上のカラーブロックを
検出したときに、カラー原稿判別出力を導出する構成に
してもよい。かかる構成にすれば、カラーラインの計数
回路を省略することができ、回路構成をより簡易にする
ことができる。
【0050】さらに、上述の実施例においては、入力デ
ータに含まれるYデータ、Mデータ、Cデータに基づい
てカラー画素か否かの判別を行ったが、赤(R)データ
、緑(G)データ、青(B)データのいわゆる3原色デ
ータに基づいてカラー画素か白黒画素かの判別を行って
もよい。この発明にかかる原稿の色種判別装置をディジ
タルカラー複写機に組込むことにより、ディジタルカラ
ー複写機で原稿をコピーしようとする場合に、原稿がカ
ラー原稿か白黒原稿かがリアルタイムで自動判別される
から、その判別結果に基づいて、白黒原稿のときにはB
kトナー単色でコピーを行うようにし、カラー原稿の場
合にはYトナー、MトナーおよびCトナーの3色のトナ
ーまたはそれにBkトナーを加えた4色のトナーによっ
てコピーをするようにできる。
【0051】そうすることによって、白黒原稿が3色ま
たは4色のトナーでコピーされることがなくなり、トナ
ー消費量が少なくてすむ複写機を提供することができる
。また、白黒原稿がカラートナーの合成によってコピー
されることがないので、微妙な色ずれに伴う画像の輪郭
のぼやけがなくなるとともに、文字データ等が鮮明に複
写できる等の効果も得られる。
【0052】上述の実施例においては、ブロック形成数
THN、ライン形成数THNmax、ライン形成ブロッ
ク数THM、カラー原稿判定数THLの具体数を示した
が、これら具体数に限られることなく、各基準数は種々
変更してもよいことはもちろんである。特に、ブロック
形成数THNをたとえば“1”に設定した場合には、カ
ラー画素がカラーブロックと等しくなるため、ミクロ的
に行うカラー画素の判別がカラー原稿判別の基礎になる
【0053】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、与えられる画像データを一旦画像メモリにスト
アする必要がなく、与えられる画像データを直接処理す
ることで、リアルタイムにカラー原稿か白黒原稿かの判
別を行うことができる。つまり、画像メモリを用いない
簡易な回路構成で迅速に原稿の色種判別が可能である。
【0054】また、カラー画素の判別、カラーブロック
の判別、カラーラインの判別等のために設定した基準数
は任意の数に可変できるから、どのような原稿をカラー
原稿と判別し、どのような原稿を白黒原稿と判別するか
についての境界線を自由に設定し、また変えることがで
きる。たとえば、白黒原稿の一部に有彩色データが含ま
れているような原稿、具体的には白黒原稿に赤印鑑が1
つ押されているような原稿や、白黒原稿に「極秘」とい
う朱書がされているような原稿をカラー原稿と判別する
か白黒原稿と判別するかについて、その境界線を自由に
設定することができ、用途に応じた原稿の色種判別が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における処理の概要を説明
する図である。
【図2】カラー画素の検出の仕方を説明するための図で
ある。
【図3】この発明の一実施例における原稿とラインCC
DとクロックCLKと主走査1ライン有効期間を表わす
Hsync反転信号と副走査方向有効期間を表わすVs
ync反転信号との関係を表わす概念図である。
【図4】カラーブロックの判別の仕方を説明するための
図解図である。
【図5】カラーラインの判別の仕方を説明するための図
解図である。
【図6】この発明の一実施例にかかるハードウェアの全
体構成を示すブロック図である。
【図7】差分の絶対値算出回路の詳細な構成例を示すブ
ロック図である。
【図8】差分の絶対値算出回路の他の詳細な構成例を示
すブロック図である。
【図9】この発明の一実施例にかかるカラーブロック検
出部の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図10】この発明の一実施例にかかるカラーライン検
出部および最終出力部の構成例を示すブロック図である
【符号の説明】
1,2,3      差分の絶対値算出回路4,5,
6,9,11,12,15    比較器7,13  
  論理和ゲート 8    カラー画素の連続数カウンタ10    カ
ラーブロック数カウンタ14    カラーライン数カ
ウンタ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の読取データに基づいて原稿が有彩色
    情報を含むカラー原稿であるか、または無彩色情報のみ
    からなる白黒原稿であるかを判別するための原稿の色種
    判別装置であって、原稿の読取データが画素単位で順に
    与えられ、与えられる画素データに基づいてその画素が
    有彩色を含むカラー画素か否かを判別し、カラー画素を
    判別したときに検出出力を導出するカラー画素検出手段
    、カラー画素検出手段から検出出力が連続して予め定め
    るブロック形成数以上出力されることに基づいてカラー
    ブロックの存在を検出するカラーブロック検出手段、1
    ライン中に、カラーブロック検出手段が予め定めるライ
    ン形成ブロック数以上のカラーブロックの存在を検出し
    たことに基づいて、そのラインをカラーラインと判別し
    て検出出力を導出するカラーライン検出手段、およびカ
    ラーライン検出手段の検出出力が予め定めるカラー原稿
    判定数以上出力されることに基づいてカラー原稿検出出
    力を導出するカラー原稿検出手段、を含むことを特徴と
    する原稿の色種判別装置。
  2. 【請求項2】原稿の読取データに基づいて原稿が有彩色
    情報を含むカラー原稿であるか、または無彩色情報のみ
    からなる白黒原稿であるかを判別するための原稿の色種
    判別装置であって、原稿の読取データが画素単位で順に
    与えられ、与えられる画素データに基づいてその画素が
    有彩色を含むカラー画素か否かを判別し、カラー画素を
    判別したときに検出出力を導出するカラー画素検出手段
    、カラー画素検出手段から検出出力が連続して予め定め
    るライン形成数以上出力されることに基づいて長寸カラ
    ーブロックの存在を検出する長寸カラーブロック検出手
    段、1ライン中に、長寸カラーブロック検出手段の出力
    があることに基づいて、そのラインをカラーラインと判
    別して検出出力を導出するカラーライン検出手段、およ
    びカラーライン検出手段の検出出力が予め定めるカラー
    原稿判定数以上出力されることに基づいてカラー原稿検
    出出力を導出するカラー原稿検出手段、を含むことを特
    徴とする原稿の色種判別装置。
  3. 【請求項3】原稿の読取データに基づいて原稿が有彩色
    情報を含むカラー原稿であるか、または無彩色情報のみ
    からなる白黒原稿であるかを判別するための原稿の色種
    判別装置であって、原稿の読取データが画素単位で順に
    与えられ、与えられる画素データに基づいてその画素が
    有彩色を含むカラー画素か否かを判別し、カラー画素を
    判別したときに検出出力を導出するカラー画素検出手段
    、カラー画素検出手段から検出出力が連続して予め定め
    るブロック形成数以上出力されることに基づいてカラー
    ブロックの存在を検出するカラーブロック検出手段、カ
    ラー画素検出手段から検出出力が連続してブロック形成
    数よりも大きな予め定めるライン形成数以上出力される
    ことに基づいて長寸カラーブロックの存在を検出する長
    寸カラーブロック検出手段、1ライン中に、カラーブロ
    ック検出手段が予め定めるライン形成ブロック数以上の
    カラーブロックの存在を検出したことまたは長寸カラー
    ブロック検出手段の検出出力があることに基づいて、そ
    のラインをカラーラインと判別して検出出力を導出する
    カラーライン検出手段、およびカラーライン検出手段の
    検出出力が予め定めるカラー原稿判定数以上出力される
    ことに基づいてカラー原稿検出出力を導出するカラー原
    稿検出手段、を含むことを特徴とする原稿の色種判別装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載の原稿の色種判
    別装置において、カラー画素検出手段に与えられる画素
    データにはイエローデータ(以下「Yデータ」という)
    、マゼンタデータ(以下「Mデータ」という)およびシ
    アンデータ(以下「Cデータ」という)の3種類の色デ
    ータが含まれており、カラー画素検出手段は、各色デー
    タ相互間のデータ量の差分を求める差分算出手段、所望
    のしきい値が設定されたしきい値設定手段、および差分
    算出手段で算出されたいずれかの差分がしきい値設定手
    段に設定されたしきい値よりも大きい場合にカラー画素
    検出出力を導出する比較手段、を含むことを特徴とする
    ものである。
  5. 【請求項5】請求項4記載の原稿の色種判別装置におい
    て、差分検出手段は、YデータとMデータとのデータ量
    の差分の絶対値を算出する手段、MデータとCデータと
    のデータ量の差分の絶対値を算出する手段、およびCデ
    ータとYデータとのデータ量の差分の絶対値を算出する
    手段を含むことを特徴とするものである。
  6. 【請求項6】請求項4記載の原稿の色種判別装置におい
    て、しきい値設定手段には、各色データ相互間のデータ
    量の差分とそれぞれ比較される3つのしきい値が設定さ
    れていることを特徴とするものである。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかに記載の原稿
    の色種判別装置は、さらに、原稿をその一方端辺側から
    対向端辺側に向って順に読み取るための長手のライン読
    取手段、ならびにライン読取手段の読取出力を、画素ご
    とに、Yデータ、MデータおよびCデータを含むデータ
    に処理する色データ処理手段を含むことを特徴とするも
    のである。
  8. 【請求項8】請求項7記載の原稿の色種判別装置におい
    て、ライン読取手段は、1ラインの読取開始または終了
    に同期して1ライン信号を出力し、この1ライン信号に
    基づいて1ラインが定められることを特徴とするもので
    ある。
  9. 【請求項9】原稿の読取データに基づいて原稿が有彩色
    情報を含むカラー画素であるか、または無彩色情報のみ
    からなる白黒原稿であるかを判別するための画素の色種
    判別装置であって、原稿の読取データが画素単位で順に
    与えられ、与えられる画素データに基づいてその画素が
    有彩色を含むカラー画素か否かを判別し、カラー画素を
    判別したときに検出出力を導出するカラー画素検出手段
    、カラー画素検出手段から検出出力が連続して予め定め
    るブロック形成数以上出力されることに基づいてカラー
    ブロックの存在を検出するカラーブロック検出手段、カ
    ラーブロック検出手段が予め定めるカラー原稿判定ブロ
    ック数以上のカラーブロックの存在を検出したことに基
    づいてカラー原稿検出出力を導出するカラー原稿検出手
    段、を含むことを特徴とする原稿の色種判別装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の原稿の色種判別装置にお
    いて、カラー画素検出手段に与えられる画素データには
    Yデータ、MデータおよびCデータの3種類の色データ
    が含まれており、カラー画素検出手段は、各色データ相
    互間のデータ量の差分を求める差分算出手段、所望のし
    きい値が設定されたしきい値設定手段、および差分算出
    手段で算出されたいずれかの差分がしきい値設定手段に
    設定されたしきい値よりも大きい場合にカラー画素検出
    出力を導出する比較手段、を含むことを特徴とするもの
    である。
  11. 【請求項11】請求項10記載の原稿の色種判別装置に
    おいて、差分検出手段は、YデータとMデータとのデー
    タ量の差分の絶対値を算出する手段、MデータとCデー
    タとのデータ量の差分の絶対値を算出する手段、および
    CデータとYデータとのデータ量の差分の絶対値を算出
    する手段を含むことを特徴とするものである。
  12. 【請求項12】請求項10記載の原稿の色種判別装置に
    おいて、しきい値設定手段には、各色データ相互間のデ
    ータ量の差分とそれぞれ比較される3つのしきい値が設
    定されていることを特徴とするものである。
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