JPH04282581A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH04282581A
JPH04282581A JP3317456A JP31745691A JPH04282581A JP H04282581 A JPH04282581 A JP H04282581A JP 3317456 A JP3317456 A JP 3317456A JP 31745691 A JP31745691 A JP 31745691A JP H04282581 A JPH04282581 A JP H04282581A
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tpa
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latch
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フレッド ラブ クレビエル
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気コネクタに係り、
より詳細には、端子を挿入する前にコネクタハウジング
に取り付けることのできる端子位置保証(TPA)部品
を有する電気コネクタに係る。
【0002】
【従来の技術】自動車用の電気コネクタは、広範囲の重
要な自動車機能を監視及び/又は制御する回路に組み込
まれている。例えば、多くの自動車においては、ステア
リング、サスペンション及びエンジンの運転状態が常時
監視される。感知された運転状態に対応する信号が運転
席のディスプレイに送信され、運転者は、表示された情
報に応じて適当な操作を行なうことができる。その他の
感知された状態はオンボード制御器によって監視され、
感知された状態を補償するようにある自動車性能が自動
的に変更される。又、電気回路は、重要度の低い別の自
動車性能、例えば、車内環境の制御や音響システムにも
及んでいる。自動車の製造者は、自動車を販売するとき
に全ての電気システムが適切に機能すると共に、これら
のシステムが自動車の寿命全体にわたって動作し続ける
ように確保できねばならない。
【0003】自動車の回路に組み込まれた電気コネクタ
は、甚だしい環境条件のもとに置かれ、例えば、広範囲
な温度変化を受けたり、湿気に曝されたり、使用中にほ
ぼ連続的な振動を受けたり、物理的な衝撃をしばしば受
けたりする。これらの環境条件のもとでは、公知コネク
タの場合、コネクタハウジング内で端子がずれてしまう
ことがある。電気コネクタのハウジングに適切に挿入さ
れていない端子や、使用中にずれてしまう端子は、信頼
性の高い電気的接続を与えることができない。電気的接
続を適切に行なうよう確保するためには、自動車製造者
にとって、端子位置保証(TPA)部品が必要である。 このTPA部品は、各端子がそのコネクタハウジングに
充分に安住されロックされるよう確保されねばならない
【0004】自動車用の大部分の電気コネクタは、まず
第1の場所で下請業者によって製造され、次いで、第2
の場所で組み立てられて自動車に組み込まれる。電気コ
ネクタの製造者は、一般に、高度な熟練度を有している
と共に、TPA部品を含むコネクタの構造及び組み立て
に非常に精通している。一方、コネクタの組立者は、そ
れほど熟練度がなく、又、各コネクタに必要とされる構
造や組み立てに一般に精通していない。その結果、多数
の部品を有する複雑な電気コネクタが不適当にもしくは
不完全に組み立てられることがある。従って、自動車の
製造者が行なわねばならない部品組み立てを最小限にす
ると共に簡単化するように電気コネクタを製造すること
が望まれる。
【0005】自動車用の公知のほとんどの電気コネクタ
は、コネクタハウジングの一部分として一体成形される
複数の可撓性ロックラッチを備えている。これらのラッ
チは、ハウジングの端子受入空胴へ延びるように配置さ
れる。このロックラッチは、最初、ハウジングに端子を
挿入する間に撓む。しかしながら、挿入完了時に、端子
上のロック窓又は他の構造体がロックラッチと整列し、
ロックラッチが非撓み状態に向かって弾力で復帰し、端
子とロック係合することができる。これらの公知のコネ
クタは、更に、各端子が挿入された後にハウジングの完
全ロック位置に向かって押しやられるTPA部品を備え
ている。公知のTPA部品は、典型的に、ハウジングの
可撓性ロックラッチの付近もしくは端子の付近のスペー
スに向かって延びるように配置されたくさび型の突起を
含んでいる。TPA部品を完全に挿入できないことは、
端子の挿入が不適当もしくは不完全であることを示す。 この点について、可撓性ロックラッチが端子上の対応ロ
ック構造体と係合するように非撓み状態に弾力で復帰し
ていない場合には、TPA部品の完全な挿入が妨げられ
る。ほとんどの公知TPA部品は、コネクタの嵌合面に
取り付けられて、嵌合軸に一般的に平行に延びる方向に
前進するように構成されている。
【0006】これら公知コネクタの例が、1985年1
2月10日にカラー氏等に与えられた米国特許第4,5
57,542号;1987年12月22日にディキー氏
に与えられた米国特許第4,714,437号;及び1
989年5月2日にシアン氏等に与えられた米国特許第
4,826,452号に開示されている。ハウジングの
前方嵌合面に取り付けできるTPA部品を有するコネク
タは、嵌合面上の環境シールを含む電気コネクタ対の嵌
合界面を設計する仕方を制限するという点で望ましくな
いと考えられる。以下で詳細に述べるように、自動車用
の多数の電気コネクタにとってシールは重要である。
【0007】1988年10月11日にウイルソン氏等
に与えられ、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第4
,776,813号には、後部に取り付けられるTPA
部品を有する非常に望ましい電気コネクタが開示されて
いる。該特許に示されたように、TPA部品の後部取り
付けは、TPA部品と、前部シール及び/又は嵌合コネ
クタとの間の干渉を回避する。該特許のコネクタは、端
子を挿入できる予めの装填状態でハウジングにTPA部
品がロックされるという点で望ましいものである。端子
を挿入した後に、TPA部品をハウジングの最終ロック
位置へと前方に進ませることができ、これは、端子を完
全に安住させると共に、ハウジングのロックラッチを各
端子と係合状態に保持する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第4,776
,813号に開示されたコネクタは、非常に効果的であ
るが、コネクタを更に改良することが望ましいと考えら
れる。この点について、非常に多数の端子を有している
と共に、それに対応する非常に多数のワイヤが後面から
延びているようなコネクタにおいて後部取付けのTPA
部品を操作することは困難である。又、ハウジングの内
部位置に配置された可撓性の端子係合ラッチを有するコ
ネクタにおいて品質管理検査を行なうことは困難である
と分かっている。特に、射出成形プロセスでは、型空胴
のある部分に充分な量の溶融プラスチック材料が注入さ
れない“ショートショット”の可能性が生じる。これら
の“ショートショット”は、ハウジングの内部に配置さ
れた端子係合ラッチのあるものが欠けたり、作用しなか
ったり、或いは弱過ぎたりする結果を招く。ハウジング
内の端子係合ラッチは、目で見て品質管理をすることを
非常に困難なものにする。
【0009】非常に多数の端子を有するある電気コネク
タは、横方向に取付けできるTPA部品を備えている。 より詳細には、この形式の公知コネクタは、可撓性のロ
ック舌状部を含むように型抜き及び成形された端子を含
んでおり、これらの舌状部は、ハウジングの関連端子受
入空胴に対応構造体を係合するための一次ロックとして
機能する。更に、端子は、端子本体に二次ロック面又は
ノッチを含んでいる。このノッチは、ハウジングの横方
向に延びるキー溝と整列するように配置される。細長い
円柱状部材の形態である個別のTPA部品は、ハウジン
グの空胴に挿入することができる。端子がハウジング内
に適切に安住された場合には、TPA部品はキー溝を通
して横方向に進み、端子に型抜きされた二次ロック面又
はノッチと整列されるか又はこれに係合される。この一
般的な形式のTPA部品は、端子の前方嵌合面又は後部
ワイヤ受入面のいずれかに配置されたシールとの干渉を
防止する。又、この形式のコネクタは、コネクタハウジ
ングと一体成形された内部配置のロックラッチを回避す
る。従って、幾つかのラッチを不作動にするような上記
したショートショットの可能性は、この形式のコネクタ
では完全に回避される。しかしながら、これらの公知コ
ネクタは、幾つかの不所望な構造特徴を有している。例
えば、端子のロックラッチは、端子を弱くし、ワイヤか
ら嵌合端子へ信号を搬送するための金属材料の断面積を
減少することがある。更に、この形式の公知コネクタは
、横方向に取り付けられるTPA部品をコネクタハウジ
ングから分離し、全ての端子を挿入してから挿入しなけ
ればならない。この必要性により、自動車の製造者には
在庫管理の問題が課せられ、TPA部品を不適切に使用
したり全く使用しなかったりするおそれが生じる。
【0010】特公昭64−45076には、端子を挿入
できる第1整列状態から端子をロックする第2整列状態
へ回転することのできる横方向TPA部品を有するコネ
クタが示されている。前記特公昭に開示されたコネクタ
は、前記した在庫管理の問題を解消する。しかしながら
、回転を行なうハンドルが大巾なスペースを必要とし、
操作を困難なものとしている。
【0011】大部分の公知コネクタのTPA部品は、実
質的に永久的に位置固定される。従って、たった1つの
端子に欠陥が生じても、コネクタ全体を交換しなければ
ならず、そのコストと共に、配線し直しのためのコスト
もかかる。
【0012】1990年9月25日にワタナベ氏等に与
えられた米国特許第4,959,023号には、TPA
部品をその前方嵌合端に受け入れる電気コネクタが開示
されている。より詳細には、該米国特許に開示されたコ
ネクタのハウジングは、ハウジングの前方嵌合面からT
PA部品を受け入れるハウジングの巾にわたってほぼ完
全に延びる横方向スロットを備えている。前方に取り付
けられるTPA部品は、ハウジングの前部に取り付けた
後に横方向にインデックスすることができる。第1位置
においては、TPA部品が端子をハウジングに挿入でき
るようにするが、第2位置においては、TPA部品が端
子をハウジングに確実にロックするようにする。米国特
許第4,959,023号に開示されたコネクタの一実
施例においては、TPA部品は、前方に配置された可撓
性保持アームのアレイと、後方に配置された端子保持部
分の第2のアレイとを備えている。前方に配置された可
撓性の保持アームは、端子をハウジングに完全に挿入し
たときに端子の前方位置にある型抜き及び成形された保
持舌状部に係合するようにハウジング内に配置される。 米国特許第4,959,023号に開示されたTPA部
品の横方向のインデックス動作は、後方に配置された端
子保持部分を、端子の後方に配置された窓に向かって部
分的に移動させる。前記したように、前方に取り付けら
れるTPA部品は、一般的に、コネクタの嵌合対に対す
る設計上の融通性を制限すると共に、前方に取り付けら
れるシールと干渉するという点で望ましからぬものであ
る。更に、米国特許第4,959,023号に開示され
たように、前方に取り付け可能で且つ横方向にインデッ
クス可能なTPA部品をもつ構成では、当然のことなが
ら、コネクタハウジングに大きなスロットを必要とし、
要求される自動車環境で使用するものとしてはハウジン
グの強度及び頑丈さを不充分なものにする。米国特許第
4,959,023号に開示されたコネクタに必要とさ
れる端子上の前方に配置される型抜き及び成形された保
持舌状部は、更に、端子の強度を弱め、端子を通して信
号を搬送するための断面積を小さくする。これに加えて
、米国特許第4,959,023号に開示されたTPA
部品の堅牢な端子保持部分は、端子の1つのエッジ領域
のみに係合するように配置され、これにより、下方の引
っ張り力を発生すると共に、ワイヤに作用する力に応じ
て端子を斜めにシフトできるようにする。
【0013】電気コネクタの前部シールは、典型的に、
U字型断面をしている。U字型シールのベースは、コネ
クタハウジングの一部分に安住される。又、U字型シー
ルのアームは前方に突出し、アーム間のスペースは嵌合
するコネクタにシール係合するような寸法にされる。多
くの場合、シールと嵌合コネクタとの間の摩擦により、
嵌合を解除する間にシールがずれることがある。他の状
態においては、U字型断面のアームが後方に突出する状
態で、シールが最初に間違って組み立てられることがあ
る。この不適切な組み立てにより、シールが役に立たな
いことになる。
【0014】以上のことから、本発明の目的は、端子を
挿入する前にコネクタハウジングに取り付けることので
きる横方向に延びたTPA部品を有する電気コネクタを
提供することである。
【0015】本発明の別の目的は、横方向に取り付けら
れるTPA部品を有していて、これが端子をハウジング
にしっかりと保持するための主たるロック機能を果たす
ような電気コネクタを提供することである。
【0016】本発明の更に別の目的は、交互に予めの装
填状態と最終ロック状態とでハウジングにロック可能に
係合することのできるTPA部品を有する電気コネクタ
を提供することである。
【0017】本発明の更に別の目的は、ハウジング及び
/又は端子と一体的な可撓性ロック手段を回避すること
のできる電気コネクタを提供することである。
【0018】本発明の更に別の目的は、横方向に取り付
けられるTPA手段と、目で見て検査することのできる
端子ロック手段とを備えた電気コネクタを提供すること
である。
【0019】本発明の別の目的は、ハウジングにしっか
りと係合されるシールを提供することである。
【0020】本発明の更に別の目的は、間違って挿入す
ることのできないシールを提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
つの導電性端子が収容されるハウジングを備えた電気コ
ネクタに係る。更に、コネクタは、各端子の正確な位置
設定を確保すると共に、コネクタハウジングに各端子を
確実にロックするための端子位置保証(TPA)部品を
備えている。このTPA部品は、コネクタの嵌合軸に対
して横方向に整列される。TPA部品は、更に、電気コ
ネクタのハウジングにおいて端子をハウジングに挿入す
ることのできる予めの装填位置に予めロックされるよう
に独特に構成される。端子は、TPA部品により、偶発
的な分離を防止するに充分な力でハウジング内に保持さ
れる。より詳細には、TPA部品は、予め光学的又は電
気的に回路をテストできるに充分な力で端子を保持する
。電気コネクタのハウジングから欠陥端子を切り離す場
合には、適当なツールを使用することによりTPA部品
をこの予めの装填状態にして容易に達成することができ
る。
【0022】TPA部品及び電気コネクタハウジングは
、更に、全ての端子をコネクタハウジングに挿入した後
にTPA部品を最終ロック位置へ進ませられるように構
成される。TPA部品を電気コネクタハウジングの最終
ロック位置へ移動することにより、TPA部品がその予
めの装填位置にあるときよりも実質的に大きな引っ張り
力でハウジングに端子が確実にロックされる。TPA部
品をコネクタハウジングの最終ロック位置へと横方向に
前進できないことは、1つ以上の端子が不適切に挿入さ
れたことを表わす。
【0023】TPA部品は、ドライバや他の細くとがっ
た器具のような適当なツールにより電気コネクタハウジ
ングにおいて最終ロック位置から予めの装填位置へ復帰
させることができる。このように予めの装填位置へTP
A部品を復帰させることにより、上記したように電気コ
ネクタハウジングから欠陥端子を取り外すことができる
【0024】TPA部品は、個々にハウジングにロック
することのできる2つのロック手段を備えているのが好
ましい。第1のロック手段は、TPA部品を予めの装填
位置に保持する。第2のロック手段は、TPA部品を最
終ロック位置に保持する。この構造では、操作者がTP
A部品を最終ロック位置から予めの装填位置へ復帰させ
ようとしたときには、第1のロック手段がTPA部品が
ハウジングから完全に分離するのを阻止する。
【0025】本発明のTPA部品には、複数の一次端子
ロック、即ち止め具を有する細長い部材が形成されてい
て、各端子をコネクタハウジングに予めロックし、偶発
的な分離を防止する。この一次端子ロック、即ち止め具
は、TPA部品がハウジングの予め装填位置に取り付け
られたときにコネクタハウジングの各端子受入空胴に向
かって延びるように配置された弾力で撓むラッチを備え
ている。各ラッチは、ハウジングの端子受入空胴に端子
を挿入する間に端子によって撓められるように配置及び
構成される。端子受入空胴に端子を完全に挿入すると、
TPA部品のラッチは、端子上のロックノッチと整列す
る。従って、ラッチは、非撓み状態に向かって弾力で復
帰し、ハウジング内に端子を初期保持させる。
【0026】TPA部品は、更に、各々の端子にしっか
りと係合すると共に、端子をハウジングに確実に保持す
るための複数の二次端子ロックを備えている。TPA部
品のこの二次端子ロックは、ラッチと一般的に整列され
る堅牢な非撓みブロックを画成し、これらブロックは、
TPA部品がハウジングの最終ロック位置へインデック
スされたとき及び各ラッチが各端子のロックノッチから
スライドして外れたときに、各端子のロックノッチへス
ライドして入れられるように配置され、且つそのような
寸法とされる。
【0027】複数の一次及び二次ロックは、TPA部品
の長さに沿って互いに交互の関係に離間される。一次ロ
ック間のスペースは、コネクタ内の隣接端子間のピッチ
にほぼ対応する。同様に、TPA部品の二次ロック間の
スペースも、端子間のピッチに等しい。
【0028】本発明のコネクタは、多数の非常に優れた
効果を奏する。まず第1に、TPA部品の横方向整列は
、TPA部品との干渉を招くような前方及び後方の両方
のシールを必要とするコネクタに非常に適している。 更に、TPA部品の横方向の整列は、非常に多数の端子
を有するコネクタであって、後方に取り付けられるTP
A部品がコネクタ後端から延びるワイヤと干渉するよう
なコネクタに良く適している。他の大部分の公知の横方
向取り付けTPA部品とは異なり、本発明のTPA部品
は、ハウジングの予め装填位置にしっかりとロックされ
、この位置では、端子を端子受入空胴に挿入することが
できる。従って、コネクタの製造者は、組み立てたハウ
ジング及びTPA部品を自動車の製造者又は他の部品組
み立て業者に納入し、終端されたリードをハウジングに
最終的に挿入することができる。これにより、在庫管理
の問題が完全に解消される。TPA部品の一次ロックは
、電気コネクタハウジングに端子が少なくとも一時的に
保持されるよう確保すると共に、次の端子が挿入されて
いる間に上記端子が完全安住位置から偶発的に分離しな
いようにするための効率的な手段を提供する。本発明の
コネクタは、更に、コネクタハウジング内に配置される
ロックラッチを回避し、これにより、上記した品質管理
検査の問題を回避する。更に、TPA部品の二次ロック
と一次ラッチを整列することにより、端子及びハウジン
グの設計が相当に簡単化され、その各々が強く丈夫なも
のになると共に、自動車環境に使用するのに適したもの
となる。又、TPA部品をハウジングに保持するための
ロック手段は、TPA部品を最終ロック位置から予めの
装填位置へ効率的に復帰できるようにする一方、TPA
部品がハウジングから完全に分離するのを防止すること
ができる。これにより、TPA部品を完全に取り外すこ
となく且つ他の端子がハウジングから分離するおそれな
く、選別された欠陥部品を交換することができる。更に
、コネクタの前方嵌合面又は後端に干渉することなく、
逆方向のインデックス動作を行なうことができる。
【0029】本発明のコネクタは、更に、エラストマ材
料から一体成形された前方嵌合シールを備えている。こ
のシールは、ハウジングに対する不適切な逆取り付けを
防ぐために対象的なH字型断面をしているのが好ましい
。又、シールは、ハウジングの連続チャンネルに取り付
けられたときに圧縮するような形状及び寸法の連続ルー
プを構成する。この圧縮により、ハウジングと、H字型
シールの後方を向いたアームとの間に吸引力が発生する
。この吸引力により、シールがハウジングに保持され、
嵌合解除の間に分離しないようにされる。
【0030】
【実施例】本発明の電気コネクタが図1に参照番号10
で全体的に示されている。このコネクタ10は、非導電
材で一体成形されたハウジング12を含む。ハウジング
12は嵌合前端14と後端16を含む。頂部18と底部
20は各々ハウジング12の前端14と後端16との間
に延び、対向面22と24は、前端14と後端16との
間、及び頂部18と底部20との間に延びる。
【0031】端子受入空胴26aと26bの上下のアレ
ーは各々ハウジング12内に画成され、ハウジング12
の前端14と後端16との間に延びる。より詳細には、
上部アレーの端子受入空胴26aはハウジングの上部1
8付近に配置され、一方、下部アレーの端子受入空胴2
6bは、一般にハウジングの下部20付近に配置される
。端子受入空胴26aの上部アレーは端子受入空胴26
bの下部アレーから横断壁によって分離される。頂部1
8と底部20から内部に更に別の壁が延びていて、端子
受入空胴26aと26bを互いに分離している。これら
の内壁は実質上ハウジング12の補強に役立つと共に、
コネクタ10を自動車環境で使用するに充分な強度にす
る。端子受入空胴26a,26bは、端子(図示せず)
を受け入れて、その端子に終端された別個のワイア28
ハウジングの後端16から延びるような寸法にされる。 端子受入空胴26a間の距離又は端子受入空胴26b間
の距離は図2に寸法“b”で示す。
【0032】シュラウド30はハウジング12の前端1
4と後端16の中間においてハウジング12から外側に
延びる。シュラウドは、嵌合コネクタ(図示せず)にシ
ール係合するエラストマシール(図示せず)を受け入れ
る前方に開いたチャンネル31を画成する。シールにつ
いては追って詳細に述べる。
【0033】ハウジング12の後端16は、更に、ワイ
ア28のそれぞれを包囲してシール係合するためのエラ
ストマワイアシールを含む。ハウジング12の後端16
上にはワイアシールカバー32がロック可能に装着され
、ワイアシールを圧縮すると共に保護する。
【0034】前部及び後部の両方にシールを設けると、
前方及び後方に取り付けられるTPA部品の設計上の融
通性に制約が生じる。その上、上記のように、嵌合電気
コネクタの構造上の要求により、前方に取り付けられる
TPA部品の設計上の融通性が更に制約される一方、コ
ネクタ10の後端16から延びるワイア28の本数が多
い場合には、後方に取付けられるTPA部品の取り扱い
が複雑になる。その結果として、コネクタ10のハウジ
ング12には、ハウジング12の第1側面22と第2側
面24との間で横方向のTPAキー溝34がハウジング
全体にわたって延びることになる。このキー溝34は、
端子受入空胴26a,26bの上部アレーと下部アレー
の中間に配置され、各端子受入空胴26a,26b及び
そこに挿入された各端子と連通している。
【0035】TPAキー溝34は、図4−12に詳細に
示されたTPA部品36をスライド及びロック可能に受
け入れる寸法にされる。TPA部品36は、長さ“a”
がハウジング12の巾に実質的に等しい細長い構造であ
る。図4及び9に最も明瞭に示されるように、TPA部
品36は、ハウジング12のキー溝34の断面形状に実
質的に一致する全断形状をしている。TPA部品36は
、その長さ方向に沿って複雑な断面形状をしており、可
撓性一次ラッチ38aと38bの離間対のアレーが静的
な二次ロック40aと40bの離間対のアレーと交互に
配置されている。可撓性一次ラッチ38a,38bの対
間のピッチ即ちスペースと、静的な二次ロック40a,
40bの対間のピッチは、互いに実質的に等しく、更に
、図2に明確に示されるように、上部アレーの端子受入
空胴26a又は下部アレーの端子受入空胴26bの隣接
対間のピッチ“b”に等しい。この構成では、以下に詳
細に示すように、TPA部品36は、可撓性一次ラッチ
38a及び38bの各々がそれに対応する端子受入空胴
26a及び26bへ延びるように、キー溝34の第1位
置に配置することができる。従って、TPA部品36は
、各静的な二次ロック40a及び40bをそれに対応す
る端子受入空胴26a又は26bに整列させるために、
隣接する端子受入空胴26a又は26b間のピッチ“b
”の半分に等しい距離が指示される。
【0036】TPA部品36の断面形状は、TPA部品
36をある斜めの方向でしかキー溝34に挿入できない
ようにするために前部から後部まで非対象にされる。従
って、可撓性の一次ラッチ38a,38bと、静的な二
次ロック40a,40bは、以下に詳細に述べるように
、端子受入空胴26a及び26bに挿入された各端子と
係合するように適切に位置設定されることが確保される
。TPA部品36は、可撓性の一次ラッチ38a及び3
8bがハウジング12において前方又は後方のいずれか
に片持梁支持されるように構成される。しかしながら、
以下で詳細に説明するように、可撓性一次ラッチ38a
及び38bをツールで意図的に解離し、損傷又は欠陥の
ある端子をハウジング12から容易に除去できるように
するためには、前方に片持梁支持された構成の可撓性一
次ラッチ38a及び38bの方が好ましい。
【0037】図10及び12に最も明確に示されたよう
に、各可撓性一次ラッチ38a,38bには、後方に向
いた傾斜面42a,42b及び前方に向いた面44a,
44bが設けられている。これらの傾斜面は、ハウジン
グ12の対応する端子受入空胴26a,26bに挿入さ
れる端子が接触したときに可撓性一次ラッチ38a,3
8bを互いに内方に向けて撓めるように働く。前方に向
いた面44a,44bは、端子を空胴26a,26bに
完全に挿入した際に、端子に形成されたノッチの肩部に
形成するように配置される。前方に向いた面44a,4
4bは、端子と確実にロックすることのない端子保持止
め具を形成するように嵌合軸に対して斜めに整列される
。或いは又、図10,12及び17に破線で示すように
、可撓性一次ラッチ38a及び38bの前面は、関連端
子と確実にロックするように嵌合軸に対して直交しても
よい。
【0038】静的な二次ロック40a,40bは、長さ
“c”を定め、前方に向いたロック面46a,46bを
含んでいる。これらの面は、可撓性一次ラッチ38a,
38b上の前方を向いた係合面44a,44bの最前部
と一般的に整列するように配置される。従って、静的な
二次ロック40a,40bのロック面46a,46bは
、関連端子のノッチによって定められた同じ肩部にロッ
ク係合するように配置される。端子のノッチの肩部に係
合する特定の面44a,44b又は46a,46bは、
以下で詳細に述べるように、ハウジング12のキー溝3
4におけるTPA部品36の特定の横方向部分によって
決まる。
【0039】図13ないし16を参照すれば、TPA部
品36は、ハウジング12において交互に第1位置と第
2位置にロック係合する。より詳細には、図14及び1
6に最も明確に示すように、ハウジング12には、弾力
で撓む第1及び第2のTPAロックラッチ48及び50
が設けられている。第1のTPAロックラッチ48は、
内方に向いた傾斜面52と、外方に向いたロック面54
とを備えており、これらはいずれもハウジング12のT
PAキー溝34に向かって延びるように配置される。同
様に、第2のTPAラッチ50は、内方に向いた傾斜面
56と、外方に向いたロック面58とを備えており、こ
れらもTPAキー溝34に向かって延びるように配置さ
れる。
【0040】TPA部品36は、傾斜又は面取りされた
先端60を含むように配置され、これは、各々、第1及
び第2のTPAラッチ48及び50の傾斜面52及び5
6に係合して、TPAラッチ48及び50を互いに離す
撓み力を発生する。TPAラッチ48及び50が撓むと
、キー溝34においてTPA部品36を更に進ませるこ
とができる。TPA部品36は、更に、一次ロック面6
2及び64と、端子受入空胴間のピッチ“b”の半分だ
け一次ロック面64から離間された二次ロック面66と
を備えている。一次ロック面64と下部の二次ロック面
66との間には二次傾斜面68が配置されている。TP
A部品は、それに接近した一次ロック面62に二次ロッ
ク面を含まないことに注意されたい。
【0041】TPA部品36がキー溝34に向かって充
分に進ませられると、その一次ロック面62及び64は
、各々、TPAラッチ48及び50のロック面54及び
58と整列する。この相対的な整列により、TPAラッ
チ48及び50は非撓み状態に向かって弾力で復帰する
ことができ、TPAラッチ48及び50のロック面54
及び58がTPA部品36の一次ロック面62及び64
と係合することができる。この係合により、TPA部品
36はハウジング12の予めの装填位置に固定され、こ
の位置では、可撓性一次ロック38a,38bが図13
に示すようにそれに関連した端子受入空胴26a,26
bと整列される。この予めの装填位置では、前記したよ
うに、端子を各端子受入空胴26a及び26bに挿入す
ることもできるし、或いは適当なツールでそこから除去
することもできる。
【0042】TPA部品をキー溝34に向かって更に進
ませ、即ちインデックスすると、TPA部品36の二次
傾斜面68がTPAラッチ50の傾斜面56に係合され
る。この係合により、TPAラッチ50の第2の撓みが
生じ、TPA部品36を進ませ続けることができる。充
分に進むと、TPAラッチ50のロック面58は、TP
A部品36の二次ロック面68と整列される。この場合
も、TPAラッチ50は非撓み状態に向かって弾力で復
帰することができ、そのロック面58がTPA部品36
の二次ロック面68に係合する。このロック位置におい
ては、静的な二次ロック40a,40bが、図15に示
すように、対応する端子受入空胴26a,26bと整列
されてそこに向かって延びる。
【0043】更に図14及び16を参照すれば、第2の
TPAラッチ50には、外方に向いた係合面70が設け
られていることに注意されたい。この面に、適当にとが
った又はテーパ付けされたツールを係合させて、TPA
ラッチ50をTPA部品36から離すように意図的に撓
め、TPA部品36を予めの装填位置へ逆インデックス
することができる。以下で詳細に述べるように、TPA
部品36の逆インデックスにより、TPA部品36を図
13の予めの装填位置へ移動して、損傷又は欠陥のある
端子をハウジング12から後で意図的に解離することが
できる。第2のラッチ50を意図的に撓ませても、第1
のラッチ48は非撓み状態にあり、予めの装填状態にあ
るTPA部品36の一次ロック面62に係合して、TP
A部品36がハウジング12から完全に分離されないよ
うにする。従って、端子はハウジング12から偶発的に
スライドすることがない。
【0044】可撓性一次ロック38a,38bと静的な
二次ロック40a,40bの相対的な位置が図17及び
18に示されている。より詳細には、図17は、図13
及び14に対応する第1のインデックスされた位置にお
いてTPA部品36を示している。この位置においては
、前方に片持梁支持された可撓性一次ラッチ38bが端
子受入空胴26bに向かって延びており、一方、仮想線
で示されたように非撓み状態にある可撓性一次ラッチ3
8aは、端子受入空胴26aに向かって延びている。
【0045】ロックノッチ76が形成された端子74は
、図17の端子受入空胴26aに配置される。端子74
を端子受入空胴26a,26bに後部から前部に挿入す
ると、端子74の嵌合端78が各可撓性一次ラッチ38
a,38bの後方を向いた傾斜面42a,42bに係合
し、それに関連した内方の撓みを生じさせる。端子74
を端子受入空胴26a,26bに充分進ませると、可撓
性一次ラッチ38a,38bの前方を向いた係合面44
a,44bが端子74のノッチ76と整列し、これによ
り、可撓性一次ラッチ38a,38bが非撓み状態に向
かって弾力で復帰し、その係合面44a,44bが、ノ
ッチ76を形成する端子74の部分に係合する。これに
より、他の端子を挿入する間に端子74がハウジングに
少なくとも一時的に保持されるよう確保される。可撓性
一次ラッチ38a,38bから得られる強度及び引っ張
り力は、コネクタ10の最終的な使用にとって充分なも
のではない。これは、前方に向いた係合面が嵌合軸に対
して斜めに整列された止め具を形成するような実施例に
ついて特にいえることである。それ故、全ての端子74
をハウジング12に完全に挿入すると、TPA部品36
は、図15,16及び18に示す最終ロック位置に向か
ってインデックスされる。図18に最も明確に示された
ように、TPA部品36をこのように横にインデックス
することにより、静的な二次ロック40a及び40bが
端子74の各ノッチ76へスライドし、ハウジング12
の各端子受入空胴26a,26b内で端子74の巾の中
央部分にわたって正確な位置設定及び確実なロック保持
が確保される。各ノッチ76は、静的な二次ロック40
a,40bの長さに実質的に等しい長さ“c”を定め、
ハウジング12に対する端子74の堅固な係合が確保さ
れる。静的な二次ロック40a,40bの内実構造によ
り、ハウジング12内の端子74に対して永久的な保持
力及び強い引っ張り力が与えられる。一次ラッチ38a
,38bと、二次ロック40a,40bとの相対的な巾
及び間隔は、各端子74における各ノッチ76の一部分
がインデックス動作中に一次ラッチ38a,38b及び
/又は二次ロック40a,40bの少なくとも一部分に
よって係合されるようなものである。従って、インデッ
クス動作中に端子が解離することはない。
【0046】図17を参照すれば、可撓性一次ラッチ3
8a,38bの係合面44a,44bが嵌合軸に対して
斜めに整列されて止め具として働く実施例においては、
TPA部品36が予めの装填位置にあるときに、後方の
引っ張り力をワイア28に与えるだけで、端子74をハ
ウジング12から取り外すことができる。係合面44a
及び44bが嵌合軸に対して直交してロックとして働く
ような実施例では、ハウジング12の前方嵌合面14に
定められた適当な大きさのチャンネル82へ細長い端子
除去プローブ80を挿入することにより、端子74を除
去することができる。このプローブ80を単にこじ動か
すだけで、一次ラッチ38a,38bを内方に撓めて、
一次ラッチ38a,38bを後で除去し、修理又は交換
を行なうことができる。TPA部品36が図17の予め
の装填位置にない場合で、修理又は交換の必要性が決定
されたときには、プローブ80又は同様のツールを上記
のように使用して、第2のTPAラッチ50を撓ませ、
予めの装填位置への逆方向インデックスを行なうことが
できる。この逆方向インデックスが完了すると、プロー
ブ80を用いて、適当な可撓性一次ラッチ38a,38
bを撓ませ、端子74を除去することができる。
【0047】使用中に、TPA部品は、ハウジング12
の側部20と22との間に延びるキー溝34へスライド
式に進められ、図13,14及び17に示す予めの装填
位置に最初にロック係合される。TPA部品36のこの
挿入は、端子74を挿入するかなり前に行なわれ、ハウ
ジング12及びTPA部品36より成る組立体を別の場
所へ搬送して、そこで端子を挿入するようにすることが
できる。これにより、在庫管理の問題及び不適当な最終
組み立ての問題が完全に解消される。端子74は、各々
の端子受入空胴26a,26bに単に挿入するだけでよ
い。各端子74は、そのノッチ76に係合するTPA部
品36の可撓性一次ラッチ38a,38bにより、その
完全安住位置に予め保持される。従って、他の端子が挿
入される間に端子74がその完全安住位置からずれるこ
とはない。全ての端子74を完全に挿入した後に、TP
A部品36は、図15,16及び18に示された最終ロ
ック位置ヘ横方向にインデックスされる。この整列にお
いて、静的な二次ロック40a及び40bは、可撓性一
次ラッチ38a,38bによって空にされている端子7
4のノッチ76へとスライド移動され、ハウジング12
から端子74が外れるのを確実に防止する。
【0048】図2,15及び18に最も明確に示された
ように、ハウジング12のシュラウド30は、前方に向
いた一般的に長方形のチャンネル31を画成し、これは
、図15及び18に番号90で一般的に示されたシール
を受け入れる。シュラウド30は、図2に示す内側の巾
“d”と、図2に示す内側の高さ“e”とを定める。 チャンネル31の最大巾は、図2に寸法“f”で示され
ている。
【0049】図19及び20にはシール90が詳細に示
されている。このシール90は、一般的に長方形であっ
て、ハウジング12のシュラウド30により定められた
チャンネル31の形状に実質的に合致する。より詳細に
は、シール90は、図19に示すような外側の巾“d1
”を定め、これはシュラウド30によって定められた内
側の巾“d”よりも大きなものである。同様に、シール
90は、高さ“e1”を定め、これはシュラウド30に
よって定められた内側の高さ“e”よりも大きなもので
ある。従って、シールは、ハウジング12の前方嵌合端
14を経て、シュラウド30により定められた前方に開
いたチャンネル31へ挿入された際に、内方に圧縮され
る。
【0050】シール90は、図20に示すように対象的
な一般的にH字型の断面をしている。より詳細には、シ
ール90は中央部分92を含み、連続的なリブ94がシ
ール90全体に内方に延びている。同様に、外方に延び
るリブ96がシール90の中央部分92からその外周に
連続的に延びている。内方及び外方に延びる連続的なリ
ブ94及び96は、図2に示すようにチャンネル31の
巾“f”より大きな断面寸法“f1”を定める。従って
、シール90の中央部分92は、チャンネル31への挿
入時に圧縮される。
【0051】更に、シール90は、中央部分から延びる
対向する内側アーム98及び100と、これら内側アー
ムに対して一般的に平行離間関係で中央部分92から延
びる対向する外側アーム102及び104とを備えてい
る。従って、内側アーム98と外側アーム102との間
にはスペース106が形成され、内側アーム100と外
側アーム104との間には同様のスペース108が形成
される。これらのスペース106及び108は、図18
に示すようにコネクタ10と嵌合するためにヘッダ11
2の先端110より小さな寸法にされる。
【0052】シール90をチャンネル31に挿入するた
めに必要とされる一般的に内方の圧縮力、並びに内側及
び外側のリブ94及び96により発生されるシール90
の中央部分92の内方圧縮力により、ハウジング12の
チャンネル31において後方を向いたスペース106に
よって吸引力が発生する。この吸引力は、シール90と
、ヘッダハウジング112の前端110との間に摩擦力
が存在しても、嵌合解除の間にチャンネル31にシール
90を保持するように働く。対象構造のシール90は、
チャンネル31へ挿入する前にシール90の方向を定め
る必要がないことを理解されたい。従って、ある向きで
は、スペース108がハウジングに対して後方を向いて
吸引力を形成し、一方、スペース106がヘッダハウジ
ング112の前端110と嵌合する。
【0053】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
により、端子を挿入する前にコネクタハウジングに取り
付けることのできる横方向に延びたTPA部品を有する
電気コネクタが提供され、横方向に取付けられるTPA
部品を有していてこれが端子をハウジングにしっかりと
保持するための主たるロック機能を果たすような電気コ
ネクタが提供され、交互に予めの装填状態と最終ロック
状態とでハウジングにロック可能に係合することのでき
るTPA部品を有する電気コネクタが提供され、ハウジ
ング及び/又は端子と一体的な可撓性ロック手段を回避
することのできる電気コネクタが提供され、横方向に取
り付けられるTPA手段と、目で見て検査することので
きる端子ロック手段とを備えた電気コネクタが提供され
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気コネクタの上面図である。
【図2】電気コネクタの前面図である。
【図3】電気コネクタの側面図である。
【図4】図1ないし3に示すコネクタのTPA部品の斜
視図である。
【図5】図4の5−5線に沿った断面図である。
【図6】TPA部品の前面図である。
【図7】図6のTPA部品の後面図である。
【図8】図6及び7のTPA部品の上面図である。
【図9】図6ないし8のTPA部品の端面図である。
【図10】図8の10−10線に沿った断面図である。
【図11】図8の11−11線に沿った断面図である。
【図12】図8の12−12線に沿った断面図である。
【図13】図3の13−13線に沿った断面図である。
【図14】図1の14−14線に沿った断面図である。
【図15】図13と同様であるが、第2のインデックス
された位置においてTPA部品を示す断面図である。
【図16】図14と同様であるが、第2のインデックス
された位置においてTPA部品を示す断面図である。
【図17】図2の17−17線に沿った断面図である。
【図18】図17と同様であるが、第2のインデックス
された位置においてTPA部品を示す断面図である。
【図19】本発明のコネクタのシールを示す斜視図であ
る。
【図20】図19の17−17線に沿った断面図である
【符号の説明】
10        電気コネクタ 12        ハウジング 14        嵌合前端 16        後端 18        上部 20        底部 22,24      側部 26a,26b      端子受入空胴28    
    ワイア 30        シュラウド 34        TPAキー溝 36        TPA部品

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の端子受入空胴26a,26b及
    びこれら端子受入空胴に対して横方向にこれに交差する
    ように延びる少なくとも1つのキー溝34を有するハウ
    ジング12と、上記ハウジングの横方向のキー溝にスラ
    イド挿入される寸法にされそしてハウジングに対して交
    互に予め装填位置と最終ロック位置とに選択的に係合さ
    れる少なくとも1つのTPA部品36とを具備する電気
    コネクタにおいて、上記TPA部品は、ハウジング内の
    予め装填位置にあるときにハウジングの各端子受入空胴
    に向かって延びるように配置された複数の弾力で撓む一
    次ラッチ38a,38bを備えており、この一次ラッチ
    は、各端子受入空胴に端子を挿入する間に撓むと共に、
    ハウジングに完全に挿入された後は各端子に係合するた
    めに非撓み状態に向かって弾力で復帰するように構成さ
    れており、更に、上記TPA部品は、ハウジングの最終
    的なロック位置にあるときにハウジングに挿入された各
    端子にしっかりと係合するために上記撓み一次ラッチと
    横方向に整列された複数の静的な二次ロック40a,4
    0bを備えていることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】  上記TPA部品の上記弾力で撓む一次
    ラッチの各々は、ハウジングの各端子受入空胴に端子を
    挿入する間に一次ラッチの撓みを発生するように整列さ
    れた傾斜面を含んでいる請求項1に記載の電気コネクタ
  3. 【請求項3】  上記ハウジングは、嵌合前端と後端と
    を具備していて、これらの間に端子受入空胴が延びるよ
    うにされ、TPA部品の弾力で撓む一次ラッチは、電気
    コネクタのハウジングに対して前方に片持梁支持される
    請求項1に記載の電気コネクタ。
  4. 【請求項4】  上記TPA部品の上記各々の一次ラッ
    チは、ハウジングの端子受入空胴と鋭角に整列された係
    合面であって、端子に係合するように配置された係合面
    を備えており、端子にかかる引っ張り力によってこの係
    合面に傾斜力が発生して上記一次ラッチを撓めると共に
    、それに関連した端子をハウジングから除去できるよう
    にする請求項1に記載の電気コネクタ。
  5. 【請求項5】  上記TPA部品をハウジングの予め装
    填位置又はその最終的なロック位置に交互に選択的にロ
    ックするためのロック手段を更に備えた請求項1に記載
    の電気コネクタ。
  6. 【請求項6】  上記ロック手段は少なくとも1つの弾
    力で撓むTPAラッチを備え、上記TPA部品は、該T
    PA部品の予め装填の第1位置にTPAラッチを係合す
    るための第1ロック面と、該TPA部品の最終ロック位
    置にラッチを係合するための第2ロック面とを備えてい
    る請求項5に記載の電気コネクタ。
  7. 【請求項7】  上記TPA部品は、該部品をハウジン
    グの予め装填位置から最終ロック位置へ移動できるよう
    にするラッチの撓みを発生するための傾斜面をその第1
    ロック面と第2ロック面との中間に備えている請求項6
    に記載の電気コネクタ。
  8. 【請求項8】  上記ハウジングは、そのTPAラッチ
    を選択的にアクセスするためのアクセス手段を備えてい
    て、TPA部品をハウジングの最終ロック位置から予め
    の装填位置へ移動できるようにTPAラッチを撓められ
    るようにする請求項7に記載の電気コネクタ。
  9. 【請求項9】  上記ロック手段は第1及び第2のTP
    Aラッチを備えており、第1のTPAラッチは、TPA
    部品の第1ロック面に係合するが、その第2ロック面に
    は係合しないように配置され、第2のTPAラッチは、
    TPA部品の第2ロック面に係合するように配置され、
    これにより第2TPAラッチはTPA部品をハウジング
    の最終ロック位置にロック可能に保持し、そして第1T
    PAラッチはTPA部品をハウジングの予め装填位置に
    ロック可能に保持する請求項6に記載の電気コネクタ。
  10. 【請求項10】  ハウジング12を具備し、このハウ
    ジングは嵌合前端14と、後端16と、それらの間に延
    びていて導電性端子74を受け入れるための複数の一般
    的に平行な端子受入空胴26a,26bとを有しており
    、上記ハウジングは、更に、上記ハウジング上で前端と
    後端の中間に離間された位置において上記端子受入空胴
    に対して一般的に横方向にそれに交差するように延びる
    キー溝34を画成するように形成され、更に、上記ハウ
    ジングのキー溝において予めの装填位置にロック可能に
    係合できそしてその最終ロック位置へインデックスする
    ことのできるTPA部品36を具備し、該TPA部品は
    、これが上記予めの装填位置にあるときに上記端子受入
    空胴に端子を挿入できるように構成されると共に、該T
    PA部品が上記最終ロック位置へインデックスされたと
    きに端子にロック可能に係合するように構成され、上記
    ハウジングは、更に、TPA部品にロック可能に係合す
    るための第1及び第2のTPAラッチ48,50を備え
    ており、上記TPA部品は、上記ハウジングの両TPA
    ラッチを上記ハウジングのTPA部品の予めの装填位置
    にロック可能に係合すると共に、第2のTPAラッチの
    みを上記ハウジングのTPA部品の最終ロック位置に係
    合するように構成され、これにより、第1のTPAラッ
    チは、第2のTPAラッチが撓んだ後にハウジングにT
    PA部品を確実に保持し、TPA部品を最終ロック位置
    から予めの装填位置へ逆インデックスできるようにする
    ことを特徴とする電気コネクタ。
  11. 【請求項11】  上記TPA部品は、これが予めの装
    填位置にあるときに各々の上記端子に係合するための複
    数の可撓性の一次ラッチを備えており、上記TPA部品
    は、更に、これが最終ロック位置にあるときに各々の上
    記端子にロック可能に係合するための複数の静的な第2
    のロックを備えている請求項10に記載の電気コネクタ
  12. 【請求項12】  各々の上記可撓性の一次ラッチは、
    対応する端子を上記ハウジングに挿入する間に上記一次
    ラッチの撓みを発生するための傾斜面を含んでおり、各
    々の上記可撓性の一次ラッチは、更に、上記端子をハウ
    ジングに完全に挿入した際にその端子に係合するための
    対向する傾斜した係合面を備えており、上記可撓性の一
    次ラッチは、端子に作用する引っ張り力に応じて撓み、
    上記係合面に傾斜力を発生して、端子をハウジングから
    除去できるようにする請求項11に記載の電気コネクタ
  13. 【請求項13】  上記ハウジングは、更に、ハウジン
    グ上の外部位置からキー溝へと延びている複数のアクセ
    スポートを備え、上記TPA部品の各々の上記可撓性の
    一次ラッチは、TPA部品が予めの装填位置にあるとき
    に上記アクセスポートと整列状態になるように配置され
    たアクセス面を備えており、これにより、上記アクセス
    ポートは、上記TPA部品が予めの装填位置にあるとき
    に可撓性の一次ラッチを関連端子から選択的に解離する
    ように可撓性の一次ラッチにアクセスできるようにする
    請求項11に記載の電気コネクタ。
  14. 【請求項14】  上記ハウジングの嵌合前端の付近に
    ある端子受入空胴の部分は、ハウジングに対して充分な
    強度を確保するためにハウジングの外壁へと堅牢に延び
    る壁によって互いに分離されている請求項10に記載の
    電気コネクタ。
  15. 【請求項15】  前方嵌合端14及び後端16と、ハ
    ウジング12に画成されてその前方へと開いているシー
    ル係合チャンネル31と、上記ハウジングのチャンネル
    に係合される一体成形のエラストマシール90とを有し
    、該シールは、その断面において、中央の支持部分92
    と、前方に開いたスペース108を画成する一対の離間
    された前方に突出するアーム100,104と、後方に
    開いたスペース106を画成する一対の離間された後方
    に突出するアーム98,102とを定めるものであり、
    上記の前方に突出するアーム及び後方に突出するアーム
    は、上記シールがバイアスされない状態において実質的
    に同一であり、上記シールは、上記チャンネルに挿入さ
    れる際に圧縮される大きさとなっていて、上記シールの
    後方に突出するアーム間にある上記後方に開いたスペー
    ス106がハウジングとの吸引力を形成して上記シール
    をチャンネル内に保持するようになった請求項15に記
    載の電気コネクタ。
  16. 【請求項16】  上記チャンネルは巾を定め、上記シ
    ールは、その周りに連続的に延びる内方に突出したリブ
    と、その周りに連続的に延びる外方に突出したリブとを
    備えており、これらの内方及び外方に突出したリブは、
    チャンネルの巾より大きい上記シールの断面寸法を定め
    る請求項15に記載の電気コネクタ。
  17. 【請求項17】  電気コネクタのための一体成形され
    たエラストマシールにおいて、このシールは、その断面
    において、中央の支持部分と、該中央部分から第1の方
    向に突出する一対の離間されたアームと、上記第1の方
    向とは逆の方向に上記中央支持部分から突出する第2の
    一対の離間されたアームと、上記シールのアームに実質
    的に直交する方向に上記中央部分から突出する第1のリ
    ブと、該第1のリブとは実質的に逆の方向に上記中央部
    分から突出する第2のリブとを定め、上記シールは上記
    リブの各側に対して実質的に対象的であることを特徴と
    するエラストマシール。
  18. 【請求項18】  電気コネクタの周りで連続的に延び
    るシール係合チャンネルに係合するためのものであって
    、このチャンネルは巾を定め、上記シールは、そのチャ
    ンネルの形状に合致する連続ループを定め、上記シール
    のリブは、上記チャンネルの巾を上回る断面寸法を定め
    、上記シールがチャンネルへの挿入時に圧縮されるよう
    になった請求項17に記載のシール。
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