JPH04282262A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH04282262A
JPH04282262A JP7049591A JP7049591A JPH04282262A JP H04282262 A JPH04282262 A JP H04282262A JP 7049591 A JP7049591 A JP 7049591A JP 7049591 A JP7049591 A JP 7049591A JP H04282262 A JPH04282262 A JP H04282262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
common electrode
pattern
thermal head
heat generating
electrode pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP7049591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Sugihara
杉原 広久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7049591A priority Critical patent/JPH04282262A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリやプリン
タの印字デバイスとして用いられるサーマルヘッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】サーマルヘッドは、一般に、絶縁基板上
に形成された発熱抵抗体に通電することによりこの発熱
抵抗体を発熱させて、感熱記録紙に数字、文字、記号等
を記録したり、あるいは発熱抵抗体を発色させ、これを
インクフィルムに押し付けることによって熱溶解させて
受像紙上に数字、文字、記号等を転写するデバイスであ
る。
【0003】このようなサーマルヘッドとしては、例え
ば、図4〜図7に示すものが知られている。図4及び図
5に示すサーマルヘッドは、例えば、特開平1−113
261号公報に記載のように、セラミック等からなる絶
縁基板11と、絶縁基板11の端縁の表面に金ペースト
によって形成された共通電極パターン12と、共通電極
パターン12を被覆するように形成された、金と同等あ
るいは金よりも小さいシート抵抗の銀等の金属ペースト
からなる共通電極強化パターン13と、これらの共通電
極パターン12及び共通電極強化パターン13に対して
並設された、金等の導電性材料からなるリードパターン
14と、このリードパターン14を横切る帯状に形成さ
れた発熱抵抗体15と、この発熱抵抗体15等を被覆し
耐湿性及び耐摩耗性を付与する保護膜16とを有する発
熱基板10を備えて構成されている。そして、上記共通
電極パターン12は、絶縁基板11の端縁に沿って形成
され、その内側がリード部12Aが櫛状に形成されてい
る。また、上記リードパターン14は、上記共通電極パ
ターン12の各リード部12Aの間から内側へ延びるよ
うに形成されている。また、このように構成された従来
のサーマルヘッドは、図6に示す発熱基板10の共通電
極パターン12が、例えば、特開昭56−42669号
公報に記載のように、ボンディングワイヤーによって他
の基板(図示せず)に形成された導体パターン(図示せ
ず)に対して接続されている。尚、Rはプラテンローラ
ーである。
【0004】また、図7に示すサーマルヘッドは、特開
昭63−151466号公報に記載されたもので、発熱
抵抗体11、保護膜16等を有する発熱基板10と、こ
の発熱基板10に隣接し、外部信号とのインターフェイ
スとして用いられるFPC配線板20とを備え、発熱基
板10のリードパターン14とFPC配線板20の導体
パターン21とを互いに重ね、丸ゴムによって加圧する
ことによりこれら両者14、21がそれぞれ接続され、
更に、取付螺子30によってその加圧力を確実なものに
して構成されている。
【0005】上述したサーマルヘッドが作動する際には
、他の基板(配線板)の導体パターンを介してその発熱
基板10の共通電極パターン12とリードパターン14
とに電力が供給されてその発熱抵抗体15が発熱し、こ
の際の熱が保護膜16を通してプラテンローラーRと保
護膜16との間に挟まれた感熱記録紙Pまたはインクフ
ィルム(図示せず)に伝熱し、この熱がインクを熱溶解
させて受像紙(図示せず)に印字するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発熱基
板10と他の配線板とがボンディングワイヤーによって
接続された従来のサーマルヘッドは、銀等の金属ペース
トによって形成された共通電極強化パターン13が腐蝕
しやすいため、ワイヤーボンドが困難であるという課題
があった。
【0007】また、メタルオーガニック金ペーストによ
って形成された共通電極パターン12上にワイヤーボン
ドする場合には共通電極パターン12の膜厚が薄いため
、ワイヤーボンド部に電力が集中しやすいため、ボンデ
ィングワイヤーに断線を生じやすいという課題があった
【0008】一方、発熱基板10と他の配線板とが丸ゴ
ムの圧接作用によって接続された従来のサーマルヘッド
は、多くの取付螺子30が必要であり、接続作業に多く
の時間が必要になるという課題があった。
【0009】従って、本発明は、上記課題を解決するた
めになされたもので、発熱基板と他の基板との接続にそ
れほど取付螺子を必要とせず、組み立て時間を短縮する
と共に、ワイヤーボンドの信頼性を向上させることがで
きるサーマルヘッドを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルヘッド
は、発熱基板の電極が金ペーストによって形成された共
通電極パターンとこれを被覆する銀ペーストによって形
成された共通電極強化パターンとからなり、且つこの電
極がボンディングワイヤーによって他の基板の導体パタ
ーンに接続されて構成されたものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、発熱基板と他の基板とをボン
ディングワイヤーによって接続することにより取付螺子
を減少させて組み立て作業を短縮することができ、また
、ワイヤーボンドを電極に接続することによりワイヤー
ボンドの信頼性を向上させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図3に示す実施例に基づいて本
発明を説明する。尚、各図中、図1は本発明のサーマル
ヘッドの一実施例の要部のみを示す平面図、図2は本発
明のサーマルヘッドを製造する際のフローを説明するフ
ロー図、図3は本発明のサーマルヘッドの他の実施例を
示す図1相当図である。
【0013】本実施例のサーマルヘッドは、図1に示す
ように、発熱基板10とこの発熱基板10に隣接するP
CB配線板20とを備えて構成されている。本実施例に
おける発熱基板10の電極は、その共通電極パターン1
2が金ペーストによって形成され、また、これを被覆す
る共通電極強化パターン13が銀ペーストによって形成
されている。この共通電極強化パターン13は、絶縁基
板11の前縁では共通電極パターン12の前端縁及び絶
縁基板11を被い、絶縁基板11の側縁では共通電極パ
ターン12の幅方向の略中央を被い、この側縁における
端部が他の部分よりも幅が狭く形成されている。
【0014】また、上記発熱基板10に隣接する配線板
20は、PCB配線板からなり、これの隣接端縁を除く
端縁に沿って導体パターン21が形成されている。そし
て、この配線板20の導体パターン21は、発熱基板1
0の共通電極パターン12及び共通電極強化パターン1
3に対して複数の金ワイヤー40によって接続されてい
る。また、この発熱基板10は、図1には図示してない
が、リードパターン、発熱抵抗体を従来同様備えている
【0015】次に、上記発熱基板10を作製する工程に
ついて図2を参照しながら説明する。この発熱基板10
を作製する場合には、まず、絶縁基板11上に金ペース
トを印刷、焼成して共通電極パターン12、リードパタ
ーン14を形成し(ST1)、次いで抵抗用のペースト
を印刷、焼成して発熱抵抗体15を形成する(ST2)
。然る後、銀ペーストを印刷、焼成して共通電極強化パ
ターン13を形成した後(ST3)、保護膜16を印刷
、焼成して各パターンを被覆する(ST4)。更に、パ
ルストリミングによって抵抗値をある設定値で一定にす
る(ST5)ことによって発熱基板10を作製する。こ
の際、発熱基板10が長期間に亘って保存されると、発
熱基板10の共通電極強化パターン13の表面に酸化膜
が発生するため、この発熱基板10を600〜700℃
で焼成することよって酸化膜を除去する(ST6)。焼
成温度が600℃未満では酸化膜を十分に除去すること
ができない虞があり、また、700℃を超えると、発熱
抵抗体15の抵抗値が変化し所定の設定値を得られなく
なる虞がある。このように酸化膜を除去することによっ
て、発熱基板10とPCB配線板20とを接続する際に
、金ワイヤー40と共通電極パターン12、共通電極強
化パターン13及び導体パターン21とをワイヤーボン
ドすることができる。尚、酸化膜の除去としては、焼成
法以外に2000番のサンドペーパーによって研磨する
方法を用いてもよい。
【0016】而して、本実施例のサーマルヘッドの共通
電極パターン12及びリードパターン14に対して電力
を供給すると、発熱抵抗体15が発熱して従来と同様に
プラテンローラーと発熱基板10との間に挟まれた感熱
記録紙Pまたはインクフィルム(図示せず)に伝熱し、
この熱がインクを熱溶解させて受像紙(図示せず)に印
字することができる。
【0017】従って、本実施例のサーマルヘッドによれ
ば、発熱基板10とPCB配線板20とを金ワイヤー4
0によって接続したため、用いられる取付螺子30の数
を減少させることができ、これによってサーマルヘッド
の組み立て時間を短縮することができる。また、発熱基
板10の共通電極パターン12及び共通電極強化パター
ン13それぞれにワイヤーボンドすることによって冗長
性をもたせてサーマルヘッドの信頼性を向上させること
ができる。
【0018】また、図3は本発明の他の実施例を示すも
ので、本実施例のサーマルヘッドは、同図に示すように
、その共通電極強化パターン13のPCB配線板20に
近い端部を他の部分よりも部分的に幅広に形成すると共
に、共通電極パターン12の端部において金ワイヤー4
0を最適な間隔でもたせてワイヤーボンドした以外は全
て上記実施例に準じて構成されている。本実施例のサー
マルヘッドによれば、ワイヤーボンド部に電力集中を防
止することができ、電力集中による金ワイヤー40の断
線を防止することができる。
【0019】尚、本発明のサーマルヘッドは、上記各実
施例に何等制限されるものではなく、絶縁基板上に少な
くとも発熱抵抗体、これを駆動する電極及びこれらを保
護する保護膜を備えた発熱基板と、この発熱基板の電極
と接続された導体パターンが形成されたPCB配線板と
を備えたサーマルヘッドであって、上記電極は、金ペー
ストによって形成された共通電極パターンとこれを被覆
する銀ペーストによって形成された共通電極強化パター
ンとからなり、且つこの電極は、ボンディングワイヤー
によって上記導体パターンに接続されたものであれば、
全て本発明に包含される。
【0020】
【発明の効果】以上本発明によれば、発熱基板と他の基
板との接続にそれほど取付螺子を必要とせず、組み立て
時間を短縮すると共に、ワイヤーボンドの信頼性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のサーマルヘッドの一実施例の要
部のみを示す平面図である。
【図2】図2は本発明のサーマルヘッドを製造する際の
フローを説明するフロー図である。
【図3】図3は本発明のサーマルヘッドの他の実施例を
示す図1相当図である。
【図4】図4は従来のサーマルヘッドの発熱基板を示す
平面図である。
【図5】図5は図4に示すサーマルヘッドを用いて記録
紙に印字する際の要部を示す断面図である。
【図6】図6は従来の他のサーマルヘッドを示す図4相
当図である。
【図7】図7は従来の更に他のサーマルヘッドを示す図
5相当図である。
【符号の説明】
10  発熱基板 11  絶縁基板 12  共通電極パターン 13  共通電極強化パターン 15  発熱抵抗体 16  保護膜 20  PCB配線板(他の基板) 21  導体パターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  絶縁基板上に少なくとも発熱抵抗体、
    これを駆動する電極及びこれらを保護する保護膜を備え
    た発熱基板と、この発熱基板の電極と接続された導体パ
    ターンが形成されたPCB配線板とを備えたサーマルヘ
    ッドであって、上記電極は、金ペーストによって形成さ
    れた共通電極パターンとこれを被覆する銀ペーストによ
    って形成された共通電極強化パターンとからなり、且つ
    この電極は、ボンディングワイヤーによって上記導体パ
    ターンに接続されていることを特徴とするサーマルヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】  上記ボンディングワイヤーが上記共通
    電極パターン及び共通電極強化パターンにおいて接続さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のサーマルヘッ
    ド。
JP7049591A 1991-03-11 1991-03-11 サーマルヘッド Pending JPH04282262A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996010490A1 (en) * 1994-10-03 1996-04-11 Rohm Co., Ltd. Thermal printing head, and clip type terminal lead and cover used for the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996010490A1 (en) * 1994-10-03 1996-04-11 Rohm Co., Ltd. Thermal printing head, and clip type terminal lead and cover used for the same
US5739837A (en) * 1994-10-03 1998-04-14 Rohm Co. Ltd. Thermal printhead, and clip-type terminal lead and cover member used therefor

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