JPH04282189A - 直線縫いのミシンを使用して靴の甲皮の内周縁部に縁取りテープを縫着する方法および装置 - Google Patents

直線縫いのミシンを使用して靴の甲皮の内周縁部に縁取りテープを縫着する方法および装置

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JPH04282189A
JPH04282189A JP6886991A JP6886991A JPH04282189A JP H04282189 A JPH04282189 A JP H04282189A JP 6886991 A JP6886991 A JP 6886991A JP 6886991 A JP6886991 A JP 6886991A JP H04282189 A JPH04282189 A JP H04282189A
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sewing
sewn
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Kenjiro Kondo
近藤 健二郎
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Asahi Tsusho Co Ltd
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Asahi Corp
Asahi Tsusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシンにおける被縫製
物の進行方向制御装置に関するものである。更に詳しく
は、靴の製造工程において、甲被の周縁に縁取りテープ
を取りつけるにあたって、その取り付けを容易にした被
縫製物の進行方向制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】靴の製造工程において、甲被の内側周縁
部に縁取りテープを縫着するための作業がミシンを使用
して行なわれている。靴の甲被の構造および前記縫着作
業を図1を参照して説明する。甲被5は全体形状を略「
U」字形状に形成してある。甲被5の内側周縁部50は
、直線部51と曲線部52及び直線部51と曲線部52
の間に位置する変移部53を有している。この内側周縁
部50に縁取りテープ6が縫着される。この作業に使用
されるミシンは直線縫いのものである。内側周縁部50
のうち、直線部51に縁取りテープ6を縫着する場合に
ついては、直線縫いのミシンで特に問題はない。しかし
、変移部53から曲線部52にかけて縁取りテープ6を
逢着する場合は、直線縫いのミシンでは、手で甲被5を
「U」字形状に動かし、これにより内側周縁部50に沿
って縁取りテープ6を逢着することができる。甲被5へ
縁取りテープ6を逢着する作業は、時間をかければ十分
な経験がなくてもある程度は可能である。しかし、それ
では作業効率が悪いので、短時間で行なう必要があり、
この場合にはある程度の熟練が必要である。ところで、
近年は若年労働者の確保が困難になってきている。 その一方で、熟練労働者は定年退職などで減少する傾向
にある。従って、未熟練労働者でも十分な品質の縫製品
が得られるように上記縫製作業を機械化することが切望
されている。
【0003】
【発明の目的】そこで本発明の目的は、直線縫いのミシ
ンでも曲線部を有する被縫製物を直線部と同様に縫製で
きるようにした進行方向制御装置を提供することにある
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成するために
講じた本発明の構成は次のとおりである。第1の発明に
あっては、ミシンにおいて、ミシン本体に設けてある押
えローラの昇降手段と;該昇降手段によって昇降され、
下降時には被縫製物に押圧力を加え、上昇時には該押圧
力を解除する押えローラと;被縫製物との接触または非
接触を感知し、これにより前記昇降手段を作動させる感
知機構と;上下する縫い針の近傍に設けてあり、被縫製
物の端面を接触させ縫い代を決める縫い代ガイドゲージ
と;を有する、ミシンにおける被縫製物の進行方向制御
装置である。 第2の発明にあっては、ミシンにおいて、ミシン本体に
設けてある押えローラの昇降手段と;該昇降手段によっ
て昇降され、下降時には被縫製物に押圧力を加え、上昇
時には該押圧力を解除する押えローラと;被縫製物との
接触または非接触を感知し、これにより前記昇降手段を
作動させる感知機構と;上下する縫い針の近傍に設けて
あり、被縫製物の端面を接触させ縫い代を決める縫い代
ガイドゲージと;被縫製物の曲線部を縫製する際に被縫
製物の動きを制御する縫製補助器具と;を有する、ミシ
ンにおける被縫製物の進行方向制御装置である。前記押
えローラの昇降手段としては、例えばエアーシリンダの
ように流体を利用した装置、或はソレノイドのように電
気機器を使用した装置などをあげることができる。 作用・効果 直線部の縫製は、押え具と押えローラで被縫製物を押え
ながら行なう。被縫製物の縫製箇所が直線部から曲線部
にかかると、被縫製物の端面が感知機構と接触する。こ
れによって昇降手段を作動させ、押えローラが上昇し、
被縫製物は針を中心として自由に動けるようになる。そ
うして被縫製物の曲線部は縫い代ガイドゲージに当接し
、縫い代ガイドゲージに案内され縫い代を保って縫製さ
れる。被縫製物の曲線部を縫製する際に被縫製物は、縫
製を妨げるような複雑な動きをしようとするが縫製補助
器具によって制御される。縫製箇所が曲線部から直線部
に移ると被縫製物が感知機構から離れ、これによって押
えローラが下降し、押え具と押えローラで被縫製物を押
えながら直線部の縫製を行なう。
【0005】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は靴の甲被を縫製するのに好適な進
行方向制御装置を示した斜視図であり、直線部分の縫製
状態を表わしている。図1において、符号100は直線
縫いのミシン本体を示す。ミシン本体100は、テーブ
ルT、および縫製の際に昇降する昇降ロッド101を有
している。昇降ロッド101には、被縫製物である甲被
5と縁取りテープ6を逢着する縫い針102が取り付け
てある。また、ミシン本体100は被縫製物を押える押
え具103を有している。押え具103には内側に切欠
部104が形成してある。この切欠部104に臨ませて
縫い代ガイドゲージ3がテーブルTに立設してある。縫
い代ガイドゲージ3は甲被5の縫い代を設定する。10
5は縁取りテープ6が逃げないようにした逃げ防止板で
ある。ミシン本体100のヘッド先端には、押えローラ
の昇降手段1が設けてある。昇降手段1は、エアーシリ
ンダー10と、ピストンロッド11と、エアーシリンダ
ー10に圧縮空気を送るエアーホース12を備え、エア
ーシリンダー10はピストンロッド11が下側になるよ
うに配置されている。ピストンロッド11のロッドヘッ
ドには昇降体20が取り付けてある。この昇降体20の
下端部には、軸21によって押えローラ2が取り付けて
ある。押えローラ2はピストンロッド11によって昇降
され、下降時には被縫製物である甲被5に押圧力を加え
、上昇時には該押圧力を解除する。縫い代ガイドゲージ
3の更に内側には、甲被5との接触または非接触を感知
し、これにより前記昇降手段1を作動させる感知機構4
が配設してある。感知機構4は、リミットスイッチ40
と、リミットスイッチ40の近傍に立設してある固定軸
41と、固定軸41に揺動可能に取着してある帯板状の
揺動体42とを有している。揺動体42と固定軸41と
の間にはバネ(図示省略)が介在してあり、揺動体42
は、通常状態ではリミットスイッチ40から離れる方向
に付勢してある。更に感知機構4の内側には、縫製補助
器具7が配設してある。縫製補助器具7は、取着基板7
0と、取着基板70の一端部に立設してある円柱形状の
補助器具本体71と、補助器具本体71の先端から水平
方向に延設してあるストッパ72を有している。取着基
板70には長さ方向に調整溝73が形成してあり、調整
溝73にビス74を貫通してテーブルTに固着してある
。なお、106は被縫製物の有無を感知するセンサで、
光電管を使用しており、縫製作業が終了して被縫製物が
テーブルTに張設した反射板(図示省略)上から除かれ
ると、これを感知してミシンの動作を停止させるように
している。 作    用 図2および図3を参照して作用を説明する。図2は縫製
箇所が直線部から曲線部に移行して、曲線部の縫製状態
を表わした斜視図、図3は縫製箇所が曲線部から直線部
に移行し、直線部の縫製状態を表わした斜視図である。 図1に示すように、略「U」形状に形成された甲被5の
直線部分の縫製は、押え具103と押えローラ2で甲被
5を押えながら行なう。甲被5の縫製箇所が直線部51
から変移部53を経て曲線部52にかかると、甲被5の
内側周縁部50が揺動体42の先端部43と接触し、揺
動体42はリミットスイッチ40側に移動する。これに
よって制御用電磁弁(図示省略)に信号を送り、エアー
シリンダー10に空気を送ってピストンロッド11を上
昇させ、押えローラ2を上昇させる。これによって甲被
5は連続して昇降している縫い針102を中心として自
由に動けるようになる。そうして甲被5の曲線部52は
縫い代ガイドゲージ3に当接し、縫い代ガイドゲージ3
に案内されながら縫い代を保って縫製される。甲被5は
略「U」形状であり、ミシン本体100は直線縫いを行
なうように作動するが、甲被5の曲線部52を縫製する
ため、未だ縫製されていない部分が複雑な動きをして縫
製作業を妨げようとする。しかしながらテーブルTには
縫製補助器具7が固着してあるので縫製作業を妨げよう
とする動きを防止することができる。図3に示すように
曲線部52の縫製が終了し、縫製箇所が曲線部52から
直線部51に移ると、甲被5の内側周縁部50は揺動体
42の先端部43から離れる。これによって揺動体42
はリミットスイッチ40から離れる方向に移動し、制御
用電磁弁(図示省略)に信号を送り、エアーシリンダー
10に空気を送ってピストンロッド11を下降させ、押
えローラ2を下降させる。これによって甲被5の直線部
51の縫製は、押え具103と押えローラ2で甲被5を
押えながら行なわれる。なお、本発明は図示の実施例に
限定されるものではなく、被縫製物の縁かがり縫い等に
も使用することができ、特許請求の範囲の記載内におい
て数々の変形が可能である。
【0006】
【発明の効果】本発明は以上のような構成である為、直
線縫いのミシンでも曲線部を有する被縫製物を直線部と
同様に縫製できる。従って質と量において未熟練労働者
でも熟練労働者と変わらない作業が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】靴の甲被を縫製するのに好適な進行方向制御装
置を示した斜視図であり、直線部分の縫製状態を表わし
ている。
【図2】縫製箇所が直線部から曲線部に移行して、曲線
部の縫製状態を表わした斜視図である。
【図3】縫製箇所が曲線部から直線部に移行し、直線部
の縫製状態を表わした斜視図である。
【符号の説明】
1  昇降手段 2  押えローラ 3  縫い代ガイドゲージ 4  感知機構 7  縫製補助器具 100  ミシン本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ミシンにおいて、ミシン本体(100
    ) に設けてある押えローラの昇降手段(1) と;該
    昇降手段(1) によって昇降され、下降時には被縫製
    物に押圧力を加え、上昇時には該押圧力を解除する押え
    ローラ(2) と;被縫製物との接触または非接触を感
    知し、これにより前記昇降手段(1) を作動させる感
    知機構(4) と;上下する縫い針(102) の近傍
    に設けてあり、被縫製物の端面を接触させ縫い代を決め
    る縫い代ガイドゲージ(3) と;を有することを特徴
    とする、ミシンにおける被縫製物の進行方向制御装置。
  2. 【請求項2】  ミシンにおいて、ミシン本体(100
    ) に設けてある押えローラの昇降手段(1) と;該
    昇降手段(1) によって昇降され、下降時には被縫製
    物に押圧力を加え、上昇時には該押圧力を解除する押え
    ローラ(2) と;被縫製物との接触または非接触を感
    知し、これにより前記昇降手段(1) を作動させる感
    知機構(4) と;上下する縫い針(102) の近傍
    に設けてあり、被縫製物の端面を接触させ縫い代を決め
    る縫い代ガイドゲージ(3) と;被縫製物の曲線部を
    縫製する際に被縫製物の動きを制御する縫製補助器具(
    7)と;を有することを特徴とする、ミシンにおける被
    縫製物の進行方向制御装置。
JP3068869A 1991-03-08 1991-03-08 直線縫いのミシンを使用して靴の甲皮の内周縁部に縁取りテープを縫着する方法および装置 Expired - Lifetime JPH07114866B2 (ja)

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JPH07114866B2 JPH07114866B2 (ja) 1995-12-13

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JP2010099394A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Juki Corp ループ材供給装置

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