JPH04281873A - 噴水型ノズル装置とそれを組込んでなるスプレードライヤー装置 - Google Patents

噴水型ノズル装置とそれを組込んでなるスプレードライヤー装置

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JPH04281873A
JPH04281873A JP7235491A JP7235491A JPH04281873A JP H04281873 A JPH04281873 A JP H04281873A JP 7235491 A JP7235491 A JP 7235491A JP 7235491 A JP7235491 A JP 7235491A JP H04281873 A JPH04281873 A JP H04281873A
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崇 伊藤
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静夫 相嶋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、噴水型ノズル装置と、
その噴水型ノズル装置を組み込んだスプレードライヤー
装置、さらには乾燥用熱風及び/又は高速ガス吹出し用
のガスに使用済みの排気を使用するクローズドシステム
を備えたスプレードライヤー装置に関する。 【0002】 【従来の技術】通常、スプレードライヤー装置において
は、その乾燥室の上部にノズル装置を下向きに配置して
、液を下方に吹き出させて噴霧し、上部からの熱風に接
触させて乾燥固化させている。液の吹き出しは、下向き
に重力に従った方が乱れが少なく、効果的と考えられて
いたからである。また、乾燥に使用する熱風および高速
ガス吹出し用のガスとしては、所期の物性値を有するも
のを新しく供給して使用するオープンシステムを採用し
ているのが通常である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、平均粒
子径の大きな粉粒製品や比重の大きい物質の乾燥製品を
得たい場合、たとえば平均粒子径150μmのセラミッ
クスの大粒子の造粒や、比重の大きい鉛化合物を含むP
ZTセラミックス等の造粒では乾燥時間を長くして乾燥
を充分に行う必要があり、下向きタイプではこれを確保
することができない。また、原液に可燃性溶媒を使用し
た場合、火災や爆発の危険があり、空気中で乾燥すると
酸化しやすい物質は酸化防止の必要があり、排気に臭気
が含まれる場合は公害予防の見地から悪臭の発散を防止
する必要があり、そして高価、有毒の溶媒の場合は回収
を行う必要がある。 【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、乾燥しにくい原液:重い原液や大きな液粒子の
場合であっても、乾燥室内滞留時間を長くすることによ
り液滴が微粒化されて完全に乾燥され、さらに噴霧ノズ
ルの外側のエアブローが行われてさらに配管が冷やされ
原液の詰まりが防止できる噴水型ノズル装置とそれを備
えたスプレードライヤー装置を提供しようとするもので
ある。さらに、火災・爆発防止、液の酸化防止、公害防
止、資源回収の見地からクローズドシステムにより吹出
し用高速ガス及び/又は乾燥用熱風を循環供給するスプ
レードライヤー装置を提供しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、原液吹出しのための圧力旋回ノズルと、
該圧力旋回ノズルの周りに設けた高速ガス吹出し用筒状
体とからなる加圧二流体ノズルであって、該加圧二流体
ノズルの先端部を先細り構造とし、かつ高速ガス吹出し
筒状体先端部の側面(ノズルコーン)にエアーパージ用
孔を設けたことを特徴とする噴水型ノズル装置を提供す
るものである。 【0006】また本発明によれば、原液吹出しのための
圧力旋回ノズルと、該圧力旋回ノズルの周りに設けた高
速ガス吹出し用筒状体とからなり、その先端部を先細り
構造とした加圧二流体ノズル装置を、乾燥室の下部に上
向きに配置するとともに、該乾燥室内への熱風吹込み口
及び該乾燥室からの排気口を備えたことを特徴とするス
プレードライヤー装置が提供される。この場合、ノズル
装置としては、ノズル先端部に落下してくる粉体の付着
を防ぐために高速ガス吹出し筒状体先端部の側面(ノズ
ルコーン)にエアーパージ用孔を設けたものを用いるこ
とが好ましい。さらに本発明は、乾燥室内への熱風及び
/又は高速ガス吹出し用のガスを、噴霧乾燥に使用済み
の排気の全部又は一部を循環使用するクローズドシステ
ムにより供給するスプレードライヤー装置を提供するも
のである。 【0007】 【作用】噴水型ノズル装置(又は加圧二流体ノズル装置
)から上方に吹き出された液は、放物線状の軌跡を描い
て上昇落下するから、単なる上部から下部への落下に比
し、約2倍の滞留時間をとることができ、乾燥時間も約
2倍となる。噴水型ノズル装置(又は加圧二流体ノズル
装置)が乾燥室下部に上向きに配置されることから、落
下してくる乾燥粉が付着したり液滴がノズル装置上端部
で乾燥し固化する花咲き現象が生じ得るため、この場合
には、好ましくは高速ガス吹出し筒状体先端部の側面(
ノズルコーン)にエアーパージ用孔を設け、エアーパー
ジにより除去する。また、原液に可燃性溶媒を使用した
場合などにおいては、乾燥用熱風及び/又は高速吹出し
ガス用のガスはクローズドシステムにより使用済みのガ
スを再利用する。 【0008】 【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて更に
詳細に説明するが、本発明がこれらの実施例に限定され
ないことは明らかであろう。図1は本発明のノズル装置
を組込んでなるスプレードライヤー装置の一実施例を示
す断面説明図であり、図2は図1のノズル装置の先端部
を示す部分断面図、図3は本発明のスプレードライヤー
装置のクローズドシステムの一例を示す概要図、図4は
スプレードライヤー装置のセミクローズドシステムの一
例を示す概要図である。 【0009】図1〜図2において、1はスプレードライ
ヤー装置、2はノズル装置、3はジャケットパイプ、4
はエアーノズル、5は原液(又は水)パイプ、6は原液
(又は水)吹出し用圧力旋回ノズル、7は乾燥室、8は
エアーパージ用孔をそれぞれ示している。即ち、本発明
のノズル装置2は原液または水の吹出しのための原液パ
イプ5の周りにジャケットパイプ3を設け、その吹出し
先端部である圧力旋回ノズル6とエアーノズル4が、図
1に示すように、先端にいくに従って径が小さくなる、
いわゆる先細り構造を有し、かつジャケットパイプ3の
側面にエアーパージ用孔8を設けている。 【0010】そしてこのノズル装置2をスプレードライ
ヤー装置1の乾燥室7下部に上向きに配置する。このた
め、液は下から上方へ放物線を描いて吹き上げられて落
下する。従って、下方吹出しに比し約2倍の乾燥時間を
得ることができる。ここで、圧力旋回ノズル6における
原液または水の噴霧圧力は、次に示す圧力ノズルの流出
特性を表す一般式■、および使用する圧力ノズル(この
場合はスプレイング社、SXノズル)の液滴径に関する
■式に従って、適宜決定される。     W(kg/h)=K1 ・D2(mm) ・P
0.5(kg/cm2) …■(W:処理量、K1 :
係数、D:オリフィス径、P:圧力)  DP(μm)
=K2 ・W−0.44(kg/h) ・μ0.16(
cp)・D1.52(mm)…■(W:処理量、DP 
:液滴径、K2 :係数、μ:液粘度)  【0011
】また、圧力旋回ノズル6の周りに設けられるエアーノ
ズル4においては、水噴霧時には空気の吹出し速度は8
0m/s 以上、好ましくは100m/s 以上であり
、空気圧は一般に0.1kg/cm2以上、好ましくは
0.2kg/cm2以上で用いられ、原液噴霧時には吹
出速度は2分の1から数十分の1にしぼって運転される
が、これに限られるものではなく、ノズル構造の如何に
より上記数値範囲外で用いてもよい。次に、本発明のノ
ズル装置を組込んだスプレードライヤー装置のクローズ
ドシステムの一例を示す図3に基づいて、スプレードラ
イヤー装置の操作を説明する。まず、運転立上がり時に
おいて、加圧タンク31により水又は溶剤を原液パイプ
5を介して圧力旋回ノズル6により水噴霧を行なう。こ
の場合、相当な低圧力噴霧となるが、圧力旋回ノズル6
の周りから空気が高速で上方に向かって吹出される。そ
うすると、水滴が所望の液滴径まで微粒化されるのであ
る。 【0012】このように水滴が所望径まで微粒化される
と、下方吹出しに比し滞空時間が約2倍となるため、ス
プレードライヤー装置1の乾燥室7内に吹き込まれる熱
風Aによって水滴が完全に乾燥されることとなる。そう
すると、乾燥室7には未乾燥水分が残存することなく、
乾燥室7内における温度分布が殆どなくなり、即ち、乾
燥室7内における温度を一定とすることができる。次い
で、スプレードライヤー装置1の乾燥室7内には、所定
目的に対応する原液Lが上記ノズル装置の圧力旋回ノズ
ル2を経て乾燥室7下部から上方に向かって吹き込まれ
、圧力旋回ノズル6の周りの空気量をしぼって少量の空
気で運転すると、液滴径が大きくなり、所定の粉体製品
が得られることとなる。この場合、ノズル装置2が上向
きのため、ノズル装置2の頭部付近に製品の粉粒が付着
するおそれがあるが、ジャケットパイプ3の側面に設け
たエアーパージ用孔8からのエアーパージにより除去す
ることができる。 【0013】なお、このノズル装置2により原液Lを噴
霧する場合において、圧力旋回ノズル2の周りに小量の
空気をエアーノズル4を介して流すことは、ノズル装置
2を冷却して原液の詰まりを防止できることから好まし
いことである。次に、スプレードライヤー装置のクロー
ズドサイクルについて説明する。加圧タンク31から供
給された原液Lは、スプレードライヤー装置1の乾燥室
7内においてノズル装置2から上方に向かって吹き出さ
れ、放物線を描いて落下する間に、上方から送られる熱
風Aによって乾燥し、下方に造粒製品33として集めら
れる。一方、熱風Aは造粒製品33と熱交換して冷却さ
れ、スプレードライヤー装置1の側面に設けられた開口
部から配管を通じてサイクロン34に送られ、気体と固
体が分離される。更に、バグフィルター35により不純
物を濾過し、次に間接式凝縮器36で液化され、循環ブ
ロワー38によって加熱器39に送られ、必要な温度ま
で加熱されて再使用される。 【0014】続いて、スプレードライヤー装置のセミク
ローズドサイクルについて、図4に基づいて説明する。 燃焼ブロワー41から送られた空気は直火炉45で燃料
42を燃焼させ、得られた加熱排ガスからなる熱風はス
プレードライヤー装置1の乾燥室47の下部に送られる
。そして、スプレードライヤー装置1の頂部から排気管
56へ導かれる。その間、スプレードライヤー装置1の
上部に下方に向かって配置された加圧二流体ノズル2か
ら吹き出されて形成された液噴霧を乾燥固化させる。 乾燥固化した製品48は下方に集められ、乾燥固化作業
を終了した熱風は排気として排気管56へ導かれる。そ
して、サイクロン49で排気中の固体を気体から分離し
、次いで、バグフィルター51で微粉を除去し、循環ブ
ロワー53でスクラバー54に送られる。スクラバー5
4では排気を液体に通すことにより不純物を除去し、ル
ーツブロワー43および希釈ファン44に送られる。 ルーツブロワー43に送られた排気は、ノズル装置2と
して加圧二流体ノズルを使用した場合の高速ガス吹出し
用として再使用される。 【0015】また、希釈ファン44に送られた排気は、
直火炉45で再加熱されて、乾燥用熱風として再使用さ
れる。クローズドシステムおよびセミクローズドシステ
ムの系内において使用する気体として、火災、爆発、酸
化防止のためにはクローズドシステムが好ましく、N2
 、Ar、CO2 などの不活性ガスが最適である。燃
焼排ガスのCO2 リッチなガスはセミクローズドシス
テムが好ましい。同じく火災、爆発、酸化防止を図るこ
とができる。空気使用の場合のクローズドシステムでは
、臭気発散防止に有効である。 【0016】以下、具体的な実施例を説明する。 (実施例1)超硬合金(WC+Co)粉末をエタノール
に分散させたスラリーの造粒用として、超硬合金の酸化
防止およびエタノールによる火災、爆発防止のため、乾
燥用にN2 ガスを使用し、全循環によるクローズドシ
ステムの噴霧乾燥を行なった。噴霧方式は図2に示す加
圧二流体ノズルを採用し、立ち上げ、立ち下げ時の溶媒
(エタノール)のみの噴霧の際の微粒化ガスとして、ま
た、ノズル上部への製品粉粒付着・堆積防止の目的でガ
ス量を2分の1にしぼって系内循環ガスを使用した。使
用ノズルは、スプレーイングシステム社製SXノズル(
オリフィス径1.06mm、コア型式425)である。 【0017】運転条件を以下に示す。 原液名                超硬合金・エ
タノールスラリー同固形分             
   80%同粘度                
300 cps乾燥室  直径           
   3m〃    直胴部高さ        3.
5m〃    円錐部高さ        2.6m熱
風                  N2 ガス同
O2 濃度            1 vol.%熱
風温度              180℃排気温度
                70℃原液噴霧時液
流量      150 kg/h溶媒噴霧時液流量 
       30 kg/h熱風流量       
     1100 Nm3/h原液噴霧時のノズル部
へのガス流量    10 Nm3/h溶媒噴霧時のノ
ズル部へのガス流量    20 Nm3/h原液噴霧
時液圧力                    1
0 kg/cm2溶媒噴霧時液圧力         
             5 kg/cm2製品平均
粒子径                    14
5  μm【0018】上記運転条件では、溶媒のみの
噴霧の場合でも液は微粒化されるので乾燥室壁面が濡れ
ることはなく、また、原液噴霧終了後に溶媒を噴霧させ
るため配管での詰まりもなかった。さらに、ノズルの微
粒化用ガスとして系内N2 ガスを循環させたので、系
内のO2 濃度の上昇も防止できた。このように、本実
施例ではノズル部に系内ガスを循環使用したので、新N
2 ガスを使用した場合と比較して、原液噴霧時10N
m3/h 、溶媒のみ噴霧時には20Nm3/h 、新
N2 ガスを節約できた。 【0019】(実施例2)農薬の乾燥において、乾燥室
での焦げ、火災防止の目的で、灯油直火方式による熱源
を使用し、排ガスのセミクローズドシステムによるCO
2,N2ガスリッチな熱風により噴霧乾燥を行なった。 噴霧方式として、図2の構造のうちエアーパージ用孔を
形成しないタイプの加圧二流体ノズルを採用し、その微
粒化用ガスとして系内循環ガスを使用した。下から熱風
が上昇してくるのでノズルは乾燥室の上部に配置し、下
向きに噴霧した。即ち、噴水型と同様に熱風と噴霧方向
とが向流となる様に配置した。 【0020】運転条件を以下に示す。     原液名                農薬
(主成分+水+界面活性剤)    同固形分    
            50%    同粘度   
             3000 cps    
乾燥室  直径              2.2m
       〃    直胴部高さ        
6m       〃    円錐部高さ      
  2m     系内O2 濃度         
   3%以下    熱風温度          
    200℃    排気温度         
       85℃    原液噴霧時液流量   
   250 kg/h     水噴霧時液流量  
      120 kg/h     熱風流量  
          2400 Nm3/h     
 原液噴霧時のノズル部へのガス流量 200 Nm3
/h;ガス圧力  0.25 kg/cm2     
水噴霧時のノズル部へのガス流量  200 Nm3/
h ;ガス圧力  0.25 kg/cm2     
原液噴霧時液圧力                2
0 kg/cm2     水噴霧時液圧力     
             5 kg/cm2    
 使用ノズル  SX型(スフ゜レーインク゛システム
 社製)オリフィス径  1.7mm        
 〃        〃            〃 
         コア型式      425   
 製品平均粒子径                 
     70  μm  【0021】上記運転条件
により、水のみの噴霧時でも安定に微粒化されるので乾
燥室壁面が濡れることはなく、運転開始してすぐに安定
した運転条件となるので、製品の熱劣化もなかった。仮
りに、ノズル部に系内のガスを循環使用せず、外気を使
用した場合には、系内のO2 濃度は熱風からのO2 
濃度は     熱風からのO2 ガス量  2400×0.0
4=96  Nm3/h     微粒化用空気からの
O2 ガス量  200×0.2=40  Nm3/h
 で、平均が(96+40)/(2400+200)=
5.2%となり、系内のO2 濃度の上昇につながるの
で望ましくない。 【0022】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の噴水型ノ
ズル装置は、液を乾燥室下部から上方に向って吹出させ
るため、液の乾燥室中の滞留時間が長くなり、従って乾
燥時間も長くなり、乾燥を充分に行なうことができる。 また、ノズル装置への製品付着エアーパージ用孔を設け
ることにより除去することができる。そして下部から熱
風が導入される場合には、ノズルを下向きに設置しても
有効である。更に本発明によるクローズドシステムのス
プレードライヤー装置は、使用溶媒の種類による火災・
爆発・もしくは原液の溶質酸化防止、臭気発散防止、ま
たは高価あるいは有害な溶媒の回収のために有効である
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノズル装置を組込んでなるスプレード
ライヤー装置の一実施例を示す断面説明図である。
【図2】図1のノズル装置の先端部を示す部分断面説明
図である。
【図3】本発明のスプレードライヤー装置のクローズド
システムの一例を示す概要図である。
【図4】スプレードライヤー装置のセミクローズドシス
テムの一例を示す概要図である。
【符号の説明】
1  スプレードライヤー装置 2  ノズル装置(加圧二流体ノズル)3  ジャケッ
トパイプ 4  エアーノズル 5  原液(又は水)パイプ 6  圧力旋回ノズル 7  乾燥室 8  エアーパージ用孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原液吹出しのための圧力旋回ノズルと
    、該圧力旋回ノズルの周りに設けた高速ガス吹出し用筒
    状体とからなる加圧二流体ノズルであって、該加圧二流
    体ノズルの先端部を先細り構造とし、かつ高速ガス吹出
    し筒状体先端部の側面にエアーパージ用孔を設けたこと
    を特徴とする噴水型ノズル装置。
  2. 【請求項2】  原液吹出しのための圧力旋回ノズルと
    、該圧力旋回ノズルの周りに設けた高速ガス吹出し用筒
    状体とからなり、その先端部を先細り構造とした加圧二
    流体ノズル装置を、乾燥室の下部に上向きに配置すると
    ともに、上部に該乾燥室内への熱風吹込み口及び下部に
    該乾燥室からの排気口を備えたことを特徴とするスプレ
    ードライヤー装置。
  3. 【請求項3】  加圧二流体ノズル装置における高速ガ
    ス吹出し筒状体先端部の側面にエアーパージ用孔を設け
    た請求項2記載のスプレードライヤー装置。
  4. 【請求項4】  乾燥室内への熱風を、噴霧乾燥に使用
    済みの排気の全部又は一部を循環使用するクローズドシ
    ステムにより供給する請求項2または3に記載のスプレ
    ードライヤー装置。
  5. 【請求項5】  高速ガス吹出し用のガスを、噴霧乾燥
    に使用済みの排気の全部又は一部を循環使用するクロー
    ズドシステムにより供給する請求項2または3に記載の
    スプレードライヤー装置。
  6. 【請求項6】  原液吹出しのための圧力旋回ノズルと
    、該圧力旋回ノズルの周りに設けた高速ガス吹出し用筒
    状体とからなり、その先端部を先細り構造とした加圧二
    流体ノズル装置を乾燥室の上部に配置するとともに、下
    部に該乾燥室内への熱風吹込み口及び上部に該乾燥室か
    らの排気口を備え、乾燥室内への熱風及び/又は高速ガ
    ス吹出し用のガスを、噴霧乾燥に使用済みの排気の全部
    又は一部を循環使用するクローズドシステムにより供給
    することを特徴とするスプレードライヤー装置。
JP03072354A 1991-03-12 1991-03-12 噴水型ノズル装置とそれを組込んでなるスプレードライヤー装置 Expired - Lifetime JP3078588B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003001088A (ja) * 2001-06-22 2003-01-07 Pauretsuku:Kk コーティング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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