JPH04280553A - ディジタル回線局内終端装置及びディジタル回線局内終端装置の折り返し試験方法 - Google Patents

ディジタル回線局内終端装置及びディジタル回線局内終端装置の折り返し試験方法

Info

Publication number
JPH04280553A
JPH04280553A JP6779591A JP6779591A JPH04280553A JP H04280553 A JPH04280553 A JP H04280553A JP 6779591 A JP6779591 A JP 6779591A JP 6779591 A JP6779591 A JP 6779591A JP H04280553 A JPH04280553 A JP H04280553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
loop
digital line
line
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6779591A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2931851B2 (ja
Inventor
Eiju Abe
阿部 英寿
Seiichi Yamano
誠一 山野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP6779591A priority Critical patent/JP2931851B2/ja
Publication of JPH04280553A publication Critical patent/JPH04280553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2931851B2 publication Critical patent/JP2931851B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタリック加入者線を
用いたディジタル伝送方式において信号伝送用のメタリ
ック線路上に直流電流を重畳して局から端末側への局給
電を行う通信システムにおけるディジタル回線局内終端
装置の故障診断に用いる試験装置およびその試験方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、この種のディジタル回線局内終
端装置(Office  Channel  Unit
、以下OCU)のブロック図である。同図において、O
CUは、回線終端回路1と、伝送路終端回路2と、ルー
プ折り返し回路3と、電力分離フィルタ4と、ループ電
流検出回路5と、2線加入者回線8に対しての遠方給電
用電源回路6と、起動スイッチ7とを備えている。なお
、遠方給電用電源回路6は必ずしもOCUの構成要素で
ある必要はないが(OCUの外部に配置されていても可
)、この例ではOCU内に配置された場合を示している
【0003】局内装置側9からの伝送ディジタル信号は
、回線終端回路1,伝送路終端回路2,ループ折り返し
回路3,電力分離フィルタ4,起動スイッチ回路7を経
由して2線の加入者線8へ出力される。逆に、2線加入
者線8からの伝送ディジタル信号は、上記の逆経路を辿
り局内装置側9へ出力される。端末側給電用の直流電流
は、遠方給電用電源回路6,2線加入者線8が直流的に
導通状態になったことを検出するためのループ電流検出
回路5,電力分離フィルタ4,起動スイッチ回路7を経
由して2線加入者線8へ出力される。起動スイッチ回路
7において、N1,N2,R1,R2はスイッチであり
、給電電圧の極性を反転するように機能する。すなわち
、NI=N2=オン,R1=R2=オフのときをノーマ
ル極性(L1:正極性,L2:負極性)、NI=N2=
オフ,R1=R2=オンのときをリバース極性(L1:
負極性,L2:正極性)と呼び、これらが2線加入者線
8に印加される。
【0004】ループ折り返し試験では、ループ折り返し
制御信号13により伝送ディジタル信号をループ折り返
し回路3で折り返すように動作させる。すなわち、局内
装置側9からの入力ディジタル信号を回線終端回路1,
伝送路終端回路2を経由してループ折り返し回路3で折
り返し、また、伝送路終端回路2,回線終端回路1を経
由して局内装置側9へ出力する。そして、局内装置側9
で折り返されたディジタル信号をOCUに入力したディ
ジタル信号と比較することにより、OCUの正常動作を
確認するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のループ折り返し
試験では、以上のような動作を行うため、図1のOCU
回路ブロックのうち、信号伝送系回路、すなわち回線終
端回路1,伝送路終端回路2,ループ折り返し回路3の
正常動作は確認できるが、OCU内の他の回路ブロック
、すなわち遠方給電用電源回路6,ループ電流検出回路
5,電力分離フィルタ4,起動スイッチ回路7から構成
される局給電系回路の正常動作が確認できないという欠
点があった。従って本発明の目的は、ループ折り返し試
験時に、局給電系回路の正常動作についても試験可能な
装置および方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
め本発明は、ループ折り返し制御信号により起動スイッ
チ回路の正常動作を確認した後に伝送ディジタル信号の
折り返しを開始するように構成し、起動スイッチ回路の
正常動作の確認はOCU内で直流ループを形成するよう
に起動スイッチ回路内の各スイッチを制御するとともに
、この直流ループの形成をループ電流検出回路の判定結
果で確認するようにしたものである。
【0007】
【作用】ループ折り返し制御信号を受信すると、自立的
に起動スイッチ回路を動作させ、起動スイッチ回路の各
スイッチがOCU内で直流ループが形成されるように開
閉されるとともに、この直流ループの形成がループ電流
検出回路により検出される。そしてこの検出結果に応じ
、起動スイッチ回路等の局給電系回路の正常動作が確認
された後で伝送ディジタル信号のループ折り返し試験が
行われる。この結果、OCU内の全ての回路ブロックの
正常動作が確認される。
【0008】
【実施例】表1は、本発明の試験制御内容を示す表であ
る。
【0009】
【表1】
【0010】同表において、各試験(試験1〜7)は、
回線終端回路1から起動スイッチ回路7へ発せられる起
動スイッチ制御信号11の内容とその試験が正常と判定
される試験結果(ループ電流検出回路9の検出結果判定
信号10)を示している。すなわち例えば、試験1では
R1=N1=オン,R2=N2=オフという起動スイッ
チ回路7への制御信号11に対してループ電流検出結果
判定信号10がオンであればこの試験は正常である。す
なわち、遠方給電用電源回路6から出力される直流局電
源用電流は、ループ電流検出回路5,電力分離フィルタ
4を経由し、さらに起動スイッチ回路7のR1,N1を
経由して直流ループを形成する。そしてこの結果をルー
プ電流検出回路5で検出し、ループ電流検出回路5の検
出結果判定信号10として回線終端回路1へ送出される
。以下、試験2〜7についても同様に行われる。
【0011】次に、図2は、本発明の実施例動作を説明
するフローチャートであり、表1に示した試験1〜6の
実施手順の動作を説明するものである。局内装置側9か
らのループ折り返し制御信号13を回線終端回路1にて
受信することにより、回線終端回路1が自立的に起動ス
イッチ回路7内の各スイッチを図2に示す手順で制御す
る。図2において、試験j(j=1〜6)は表1の試験
1〜6と対応する。図2において、試験1〜6において
いずれかが異常(NG:表1に示した動作正常と判定さ
れるループ電流検出結果判定信号10と一致しない場合
)と判定されたときにはAに手順が進む。Aでは回線終
端回路1からループ折り返し回路3へループ折り返し駆
動信号12を発せず、待ち続ける。この結果、伝送ディ
ジタル信号が折り返されないため、局内装置側9にルー
プ折り返し制御信号13を発する装置側においてループ
折り返し不良と判定し、ループ折り返し制御信号13を
解除するとともに、OCU不良と判定する。
【0012】次に、図2において、試験1〜6が正常(
OK:表1に示した動作正常と判定されるループ電流検
出結果判定信号10と一致する場合)と判定されたとき
にはBに手順が進む。Bでは、OCU内の局給電回路系
が正常と判定されており、次に回線終端回路1からルー
プ折り返し駆動信号12を発し、伝送ディジタル信号を
折り返す。この折り返されたディジタル信号を局内装置
側9で判定することによりOCU内の信号伝送回路の正
常動作が判定できる。
【0013】なお、リバース極性にて2線加入者線8を
介してディジタル回線宅内接続装置(DSU)へ電流を
供給し、ノーマル極性ではこれを供給しないように設計
された通信システムにおいては、図2のBへ遷移した時
点で、ループ折り返しを駆動する前に試験7を実行し、
判定結果が異常であれば、2線加入者線8区間における
短絡状態が確認できる。
【0014】このように本発明は、ループ折り返し制御
信号13を回線終端回路1が受信すると、回線終端回路
1が自立的に起動スイッチ回路7を動作させ、起動スイ
ッチ回路7のスイッチN1,N2,R1,R2をOCU
内で直流ループが形成されるように開閉し、かつ、直流
ループが形成されたことを確認することにより起動スイ
ッチ回路7および電力分離フィルタ4,ループ電流検出
回路5,遠方給電用電源回路6の正常動作を確認した後
で伝送ディジタル信号のループ折り返しを行うことによ
り、ループ折り返し試験でOCUの全ての回路ブロック
の正常動作を確認するようにしたものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディジタル
回線局内終端装置用折り返し試験装置および試験方法は
、ループ折り返し試験時に、ディジタル回線局内終端装
置内の局給電系回路を含めたこの装置全体の試験が可能
になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例動作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1    回線終端回路 2    伝送路終端回路 3    ループ折り返し回路 4    電力分離フィルタ 5    ループ電流検出回路 6    遠方給電用電源回路 7    起動スイッチ回路 8    2線加入者線 9    局内装置側 10    ループ電流検出結果判定信号11    
起動スイッチ制御信号 12    ループ折り返し駆動信号 13    ループ折り返し制御信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2線メタリック線路を介してディジタ
    ル回線宅内接続装置とディジタル回線局内終端装置とを
    対向させてディジタル通信を行うとともに、前記ディジ
    タル回線局内終端装置から前記2線メタリック線路を介
    して前記ディジタル回線宅内接続装置へ直流による局給
    電を行う通信システムにおいて、前記ディジタル回線局
    内終端装置は外部に配置された局内装置側からのループ
    折り返し制御信号により前記ディジタル回線宅内接続装
    置方向への伝送ディジタル信号を折り返すループ折り返
    し回路と、前記ディジタル回線宅内接続装置へ給電され
    前記2線メタリック線路上に流れる直流電流の有無を検
    出するループ電流検出回路と、局給電される直流電圧の
    極性を反転させることのできる起動スイッチ回路とを備
    えるとともに、前記ループ折り返し制御信号により前記
    起動スイッチ回路の正常動作を確認した後に前記伝送デ
    ィジタル信号の折り返しを開始する手段と、前記起動ス
    イッチ回路の正常動作を確認するためにこのディジタル
    回線局内終端装置内で直流ループを形成するようにこの
    起動スイッチ回路を構成する各スイッチを制御する手段
    と、この直流ループの形成を前記ループ電流検出回路の
    判定結果で確認する手段とを備えたことを特徴とするデ
    ィジタル回線局内終端装置用折り返し試験装置。
  2. 【請求項2】  2線メタリック線路を介してディジタ
    ル回線宅内接続装置とディジタル回線局内終端装置とを
    対向させてディジタル通信を行うとともに、前記ディジ
    タル回線局内終端装置から前記2線メタリック線路を介
    して前記ディジタル回線宅内接続装置へ直流による局給
    電を行う通信システムにおいて、前記ディジタル回線局
    内終端装置は外部に配置された局内装置側からのループ
    折り返し制御信号により前記ディジタル回線宅内接続装
    置方向への伝送ディジタル信号を折り返すループ折り返
    し回路と、前記ディジタル回線宅内接続装置へ給電され
    前記2線メタリック線路上に流れる直流電流の有無を検
    出するループ電流検出回路と、局給電される直流電圧の
    極性を反転させることのできる起動スイッチ回路とを備
    えるとともに、前記ループ折り返し制御信号を受信して
    前記起動スイッチ回路の各スイッチを前記ディジタル回
    線局内終端装置内で直流ループが形成されるように開閉
    制御し、この直流ループの形成を前記ループ電流検出回
    路により検出し、この検出結果に応じ前記起動スイッチ
    回路の正常動作を確認した後に前記伝送ディジタル信号
    のループ折り返し試験を行うようにしたことを特徴とす
    るディジタル回線局内終端装置用折り返し試験方法。
JP6779591A 1991-03-08 1991-03-08 ディジタル回線局内終端装置及びディジタル回線局内終端装置の折り返し試験方法 Expired - Lifetime JP2931851B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6779591A JP2931851B2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 ディジタル回線局内終端装置及びディジタル回線局内終端装置の折り返し試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6779591A JP2931851B2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 ディジタル回線局内終端装置及びディジタル回線局内終端装置の折り返し試験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04280553A true JPH04280553A (ja) 1992-10-06
JP2931851B2 JP2931851B2 (ja) 1999-08-09

Family

ID=13355246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6779591A Expired - Lifetime JP2931851B2 (ja) 1991-03-08 1991-03-08 ディジタル回線局内終端装置及びディジタル回線局内終端装置の折り返し試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2931851B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2931851B2 (ja) 1999-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4623884A (en) Transmission line control system with by-pass control
US4549049A (en) Arrangement for testing a device provided with an echo canceller
EP0091267B1 (en) Telecommunication system loop-back unit
JPH04229739A (ja) データ通信システムにおいてスタンバイリンクの使用後にノーマルリンクに復帰するための方法及び装置
KR930001814B1 (ko) 디지탈 회선 종단장치
JPH04280553A (ja) ディジタル回線局内終端装置及びディジタル回線局内終端装置の折り返し試験方法
US3551610A (en) Devices for distant supervision of the working condition of telephone lines repeaters by means of local generators associated therewith
JPH06164718A (ja) ディジタル回線局内終端装置
US5103473A (en) Telephone system communication mechanism employing central office sleeve lead
JP3001786B2 (ja) 電話回線インタフェース回路
JP3306897B2 (ja) 網制御装置およびその接続先識別方法
JP3486147B2 (ja) 中継器用媒体試験補助装置及び媒体試験方法
JP3971828B2 (ja) 回線障害対策装置
KR100277476B1 (ko) 사설 교환기의 국선 보드 자기 진단장치 및 방법
JP3655546B2 (ja) 網終端装置
JPH06244893A (ja) 通信端末装置
JPH03217197A (ja) 加入者線装置の異常検出方式
JPH0882648A (ja) 接続ケーブルの断線検出装置
JP3010772B2 (ja) 伝送路の折り返し試験装置
KR940008116B1 (ko) 장치 상호간 통화를 위한 오더와이어(order wire)회로
US2040288A (en) Alternating current control system
JPH0316351A (ja) ディジタル回線終端装置
JPS5819068A (ja) 加入者線路の保護試験方式
JPS6337729A (ja) 伝送路の折返し試験制御方式
JPH0846728A (ja) 回線終端装置の給電制御スイッチ回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090528

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090528

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528

Year of fee payment: 12