JPH04279822A - 記録紙切れ検知装置 - Google Patents

記録紙切れ検知装置

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JPH04279822A
JPH04279822A JP4210191A JP4210191A JPH04279822A JP H04279822 A JPH04279822 A JP H04279822A JP 4210191 A JP4210191 A JP 4210191A JP 4210191 A JP4210191 A JP 4210191A JP H04279822 A JPH04279822 A JP H04279822A
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Hiroshi Sasaki
弘 佐々木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録計に装填された
折畳み方式の記録紙が切れる間近であることを検知する
記録紙切れ検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録計に装填された折畳み方式の
記録紙が切れる(無くなる)間近であることを知らせる
ために、たとえば記録紙に「間もなく記録紙が切れます
」とのメッセージを記載する方法がとられている。この
方法は、頻繁に記録計を監視ないし保守する人が存在す
ることを前提としているものである。最近の傾向のよう
に、頻繁な監視ないし保守がおこなわれない場合には、
前記のメッセージ記載と併せて一つには反射形の光セン
サを記録紙を装填する箇所に設置する方式、もう一つに
は透過形の光センサを、その光軸が記録紙を厚さ方向に
、または前後方向にそれぞれ貫通するように設置する方
式がとられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】反射形光センサを用い
る方式では、記録紙の固有色や付着した汚れ等による表
面状態によって反射光が影響を受け、検知の確度が低下
するおそれがある。また、透過形光センサを用いる方式
では、その光軸が記録紙を厚さ方向に、または前後方向
にそれぞれ貫通するように設置されるため、発光部,受
光部間の距離が長くなり検知確度が低下する、または低
下を防止するためにコスト増大をまねく等の欠点がある
【0004】この発明の課題は、従来の技術がもつ以上
の問題点を解消し、記録計に装填された折畳み方式の記
録紙が切れる間近であることを、確実にかつ簡単な構造
によって検知する記録紙切れ検知装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1に係る記録紙切れ検知装置は、記録計に装
填された折畳み方式の記録紙が切れる間近であることを
検知する装置において、前記記録紙装填用枠の底面と、
これに直角で前記記録紙の折り目からなる側面に係る受
面との間を斜めに貫通する形で光軸が位置決めされ、前
記枠の外側近傍に設けられる透過形光センサを備える。 請求項2に係る記録紙切れ検知装置は、請求項1に記載
の装置において、光センサが、L字状取付具の各端部に
設けられる発光部,受光部から構成される。請求項3に
係る記録紙切れ検知装置は、請求項1または2に記載の
装置において、透過形光センサの光軸が、記録紙装填用
枠の底面と受面とにそれぞれ直交する面に含まれる。
【0006】
【作用】請求項1ないし3のいずれかに係る記録紙切れ
検知装置では共通に、折畳み方式の記録紙最終の折れ目
部、または端部が透過形光センサの光軸から離脱したと
き、記録紙切れに係る検知信号が出力される。とくに請
求項2に係る記録紙切れ検知装置では、光センサが、発
光部,受光部およびこれらを各端部にもつ取付具からな
るユニットとして構成される。とくに請求項3に係る記
録紙切れ検知装置では、発光部,受光部間が、記録紙切
れを検知するに必要な最短距離をとる。
【0007】
【実施例】本発明に係る記録紙切れ検知装置の実施例に
ついて、以下に図を参照しながら説明する。図1は実施
例とその周辺部の側面図である。図1において、1はロ
ーラ枠で、軸2のまわりに反時計方向にほぼ45°の範
囲で回動可能である。このローラ枠1に、繰出ローラ3
と、案内ローラ7と、記録紙装填用の枠4と、光センサ
ユニット10とが取り付けられる。記録紙9の関連部材
として、上部に案内板5と、押さえバネ6とが、下部に
記録済みの記録紙9用の収納枠8が設置される。繰出ロ
ーラ3の上方に記録ヘッド22と、これを保持し紙面に
直角に走行可能な走行台21とが設置される。
【0008】さて枠4はU字の板状部材で、その底面に
記録紙9が載置され装填される。光センサユニット10
は主として、ほぼL字状に折り曲げた取付金具11と、
その垂直部の上端部に設けられる発光部12と、同じく
その水平部の左端部に設けられる受光部13とからなり
、取付金具11の下面でローラ枠1に着脱可能に固定さ
れる。発光部12と受光部13との光軸が、紙面に平行
に枠4の右隅部を斜めに貫通するように位置決めされる
。なお、この光軸が貫通するために、枠4には中空部が
あけられる。なお、光センサユニット10が着脱可能な
のは、清掃や交換などの保守を容易にするためである。
【0009】記録紙9を枠4に装填するには、図示して
ないロックを外し、ローラ枠1を反時計方向に、つまり
手前側に倒す形に回転させる。また、このとき同時に記
録ヘッド22の保守,交換なども可能である。この状態
での枠4への記録紙9の装填は、なんら邪魔な部材が存
在しないから容易にできる。この装填が終了すると、そ
の始端部を引き出し繰出ローラ3の外周面に沿って移動
させ、案内ローラ7との間隙を通して下方に導く。これ
が終わると、ワーク枠1を時計方向に回転して原状に復
帰させる。復帰させた状態では、記録紙9は、その立ち
上がり部分が、案内板5の左側の折曲部の外側に沿って
案内される形をとり、同時に押さえバネ6の先端部で繰
出ローラ3の外周面に対して軽く押圧され、浮き上がり
が防止される。次に、記録紙9の始端部を収納枠8の底
面に収納するようにセットして記録紙装填を終了する。
【0010】記録紙9が切れる間近であることの検知は
次のようになされる。図2は実施例の検知動作に関し、
(a) ,(b) ,(c) は要部の各動作段階の側
面図である。 図2(a) は記録紙9がまだ十分に残っている状態で
、この状態では発光部12からの光が記録紙9の右端部
によって遮光されて受光部13に達せず、このことに基
づいて検知信号は出力されない。図2(b) は記録紙
9が切れる間近になり、その終端部に近い折れ目の部分
、つまり記録紙9の終端の一つ前の折れ目の部分が光軸
から左上方向に離脱したときを表し、このとき発光部1
2からの光が受光部13に達したことに基づいて検知信
号が出力される。さて図2(b) では、記録紙9の終
端が左側に位置する場合を表しているが、次の図2(c
) では、記録紙9の終端が右側に位置する場合を表し
ている。この場合には、記録紙9の終端が光軸から左方
向に離脱したとき検知信号が出力されることになる。以
上のように、記録紙9の終端が左側に位置するか、右側
に位置するかは、それによって検知信号が出力されると
きの記録紙9の残量に多少の差異があるものの、実際問
題としては同じである。ここで、検知信号に基づいて記
録を停止させたり、または検知信号が出力された後にも
、若干の記録可能な期間が余裕としてとれるから、その
間に記録紙9の補充をおこなうこともできる。なお、検
知信号に基づき、その旨が記録装置の前面表示板に表示
されたり、または管理室に遠隔送信される。
【0011】
【発明の効果】請求項1ないし3のいずれかに係る記録
紙切れ検知装置では共通に、折畳み方式の記録紙最終の
折れ目部、または端部が透過形光センサの光軸から離脱
したとき、記録紙切れに係る検知信号が出力される。し
たがって、■反射形光センサを用いた方式と異なり、記
録紙の固有色や汚れなどに影響されず検知が確実である
、■透過形光センサの発光部,受光部間の距離が短くて
すむから、検知動作が確実になり、しかもコスト低減が
図れる、■検知信号に基づいて記録を停止させたり、ま
たは記録紙切れ検知信号が出力されてから実際に記録紙
切れに至るまでに若干の時間的余裕があるから、その間
に記録紙の補充をおこなうこともでき、保守上便利であ
る、■記録紙の装填が検知装置によって妨げられること
がなく装填の操作性が良好である──などの効果がある
。とくに請求項2に係る記録紙切れ検知装置では、光セ
ンサが、発光部,受光部およびこれらを各端部にもつ取
付具からなるユニットとして構成されるから、構成がコ
ンパクトになり、発光面,受光面の清掃や光センサ全体
の交換などの保守が容易にできる。とくに請求項3に係
る記録紙切れ検知装置では、発光部,受光部間が、記録
紙切れを検知するに必要な最短距離をとるから、確実な
検知動作が支援される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例とその周辺部の側面図
【図
2】実施例の検知動作に関し、(a) ,(b) ,(
c) は要部の各動作段階の側面図
【符号の説明】
1    ローラ枠 2    軸 3    繰出ローラ 4    枠 5    案内板 6    押さえバネ 7    案内ローラ 8    収納枠 9    記録紙 10    光センサユニット 11    取付金具 12    発光部 13    受光部 21    走行台 22    記録ヘッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録計に装填された折畳み方式の記録紙が
    切れる間近であることを検知する装置において、前記記
    録紙装填用枠の底面と、これに直角で前記記録紙の折り
    目からなる側面に係る受面との間を斜めに貫通する形で
    光軸が位置決めされ、前記枠の外側近傍に設けられる透
    過形光センサを備えることを特徴とする記録紙切れ検知
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の装置において、光センサ
    は、L字状取付具の各端部に設けられる発光部,受光部
    から構成されることを特徴とする記録紙切れ検知装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の装置において、
    透過形光センサの光軸は、記録紙装填用枠の底面と受面
    とにそれぞれ直交する面に含まれることを特徴とする記
    録紙切れ検知装置。
JP4210191A 1991-03-08 1991-03-08 記録紙切れ検知装置 Expired - Fee Related JP2792248B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008185566A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 記録計

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JP2008185566A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Chugoku Electric Power Co Inc:The 記録計

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JP2792248B2 (ja) 1998-09-03

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