JPH0427864Y2 - - Google Patents

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JPH0427864Y2
JPH0427864Y2 JP1984181668U JP18166884U JPH0427864Y2 JP H0427864 Y2 JPH0427864 Y2 JP H0427864Y2 JP 1984181668 U JP1984181668 U JP 1984181668U JP 18166884 U JP18166884 U JP 18166884U JP H0427864 Y2 JPH0427864 Y2 JP H0427864Y2
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tray
movement
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ミカンや桃等の球状物や馬鈴薯や
きゆうりや豆類等の長物を一個の載皿で安定良く
載せて移動可能な載皿を有する選果機に関する。
〔従来の技術〕
このような果実・そ菜類を載せて移動する選果
機として、球状物や長物専用のものがあつたり、
あるいは一選果機の載皿を、球状物を選別する場
合は球状用に、また、長物を選別する場合には長
物用に交換する方法が考えられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前者の構成では被選別物によつ
て2種類の選果機を必要とするので、選果場を大
きくしたり、あるいは高価なものとなる。また、
後者の構成では、被選別物が変わる毎に交換しな
ければならないので、非常に多くの手間と労力を
要する。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記の技術的課題を解決しようと
するもので、次のような技術的手段を講じた。
即ち、載皿23が移動方向に対して横方向に転
倒して被選別物を排出するべく構成した選果機に
おいて、該載皿23上面を平面視方形乃至円形状
で移動方向の端縁32及び横方向の端縁31部か
ら夫々中央部に向けて下り傾斜の案内面B乃至傾
斜面Cを形成すると共に、移動方向の端縁32よ
りも横方向の端縁31が下位となり、かつ該横方
向の両端縁31を側面視略同高さに設け、もつて
球状物と長物とを共通の載皿にて支持しうる構成
としてなる選果機における果実・そ菜類等の載皿
の構成とする。
〔作用〕
載皿は適宜移送装置(例えば、無端チエン)に
牽引されて移動するが、この移動途時において移
動方向に対して横方向に転倒して上面に載せてい
る被選別物を排出する。そして、この被選別物の
球状物の場合には、中央部から端縁に向かつて上
がつている四方の傾斜面で支持され、長物の場合
は横方向の載皿23上面で支持される。
〔効果〕
球状物は、載皿1の中央部で四方の傾斜面乃至
案内面より支持されるので安定良く、従つて載皿
23上での移動による外皮のこすれを防止して品
質の低下を防止できる。また、長物の場合には、
移動方向における載皿23端縁よりも低い横方向
の左右両端部で、両端側が一部載皿外に突出状態
にして支持されるので、移動方向前後側へのずれ
を防止できながら、排出に際しては載皿の横方向
の転倒によつてその長手方向に沿つて排出され載
皿外での転動を少なくし排出性能の向上がはかれ
る。更に1個の載皿でもつて、球状物及び長物用
載皿を共用できて取替え等の煩雑さがなくなる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面に基づき説明する。
1は前後方向に無端状に回動するチエンであ
る。2はチエン1の案内レールである。チエン1
は案内レール2の上面を摺動する。チエン1は所
定の間隔を置いて平行に一対設けられており、そ
の内側に前後方向に一定の間隔をおいて取付金具
3がそれぞれ固定される。取付金具3は前後方向
よりみるとL型であり、上面に固定アーム4を載
置してネジ5で止める。固定アーム4は上方に延
長されて、そおの上端6には前方に水平に突出す
る水平突起7が設けられる。
しかして、固定アーム4から前方に向けて平行
リンク8,8が設けられる。平行リンク8,8の
後端9,9は軸10,10により固定アーム4に
軸着されて、先端11には軸12,12により、
上下動枠13が設けられる。上下動枠13の任意
の位置には、前進すると案内溝の作用で上下動枠
13を下方に平行移動させる摺動ピン14が設け
られる。上下動枠13の上部には移動方向に対し
て、左右方向の挿入筒15をそれぞれ設ける。1
6は挿入筒15に形成される挿入溝であり、前後
方向に長い角穴状を呈する。挿入筒15,15は
上下動枠13の左右側の上部に所定の間隔を置い
て固定されており、挿入筒15,15のすぐ内側
には上方から切込溝17,17を形成する。18
は切替体で、挿入溝16,16に挿入されて、左
右方向に摺動する。切替体18の左右両側には断
面がL型の係合溝19,19を形成する。前記切
替体18は挿入溝16より外側に突出る長さを有
し、その端部は前方に至る程幅が狭くなるテーパ
ー状の接合面31に形成する。
20は切替体18の摺動を案内する案内板で、
案内板20の下面には位置決め溝21a,21b
を設ける。22は切替体18から突出する位置決
め突起である。即ち、切替体18は第6図のよう
に、左側に摺動させると位置決め突起22と位置
決め溝21aとが係合し、右側の切込溝17と右
側の係合溝19が合致し、また、第9図のように
切替体18を右側に摺動させると、その反対とな
る。
載皿23は平面視方形状で、移動方向前後両端
縁32部上面に平面部Aを形成すると共に、この
平面内側端縁から中央部に向つて下り傾斜の案内
面Bを形成している。そして、移動方向に対して
横方向における載皿23横端縁31を前記前後両
端縁32よりも下方に位置で略同高さに位置させ
て、この横端縁31から中央部に向けて緩やかな
傾斜面Cを形成している。また、該載皿23の中
央部は小判型とくぼみDを形成していると共に、
前記平面部Aと横端縁31と傾斜面Eで接続して
いる。さらに、この載皿23の上面には、載皿2
3上面と略同形状に形成した可撓性の平板33
(例えば、ゴム、スポンジ、ウレタン等)を取付
けている。なお、この取付け手段としては、接
着・着脱何れでもよい。
また、該実施例では傾斜面であるが、湾曲面に
形成してもよい。載皿23には左右両側に脚部2
4を形成し、脚部24の下端に前後方向に長い載
皿ピン25をそれぞれ取付ける。載皿ピン25は
左右の切込溝17を上方から係合し、続いて左右
両側の係合溝19に上方から係合する間隔に形成
されている。26は載皿23の中央に形成されて
いるカム面で、載皿23が下動すると水平突起7
に衝突して載皿23は傾斜させる。
しかして、前記案内レール2の左右側には第4
図に示すように前記切替体18に接触して、切替
体18を左右に自動的に切替える押圧体27を設
ける。該押圧体27は案内レール2の左右側に交
互に所望の間隔を置いて取付けられる。該押圧体
27は好適には案内レール2側に固定した支持体
28と該支持体28の先端側に設けたローラー2
9とにより構成するが、ソレノイド等のように電
気的に作動して、切替体18を左右に摺動させる
ものでもよい。
前記押圧体27は、切替体の移動経路に臨むよ
うに設けられ、又場合によつては、移動経路内と
移動経路外に変位するように設ける。
前記摺動ピン14の移動経路近傍には、前記摺
動ピン14が摺接する計量機構30を設ける。該
計量機構30は後方に至るに従い順次その弾力が
弱くなるように調節しておく。
(作用) 次に作用を述べる。
挿入溝16,16に切替体18を挿入し、載皿
23の載皿ピン25,25を切込溝17,17に
上方から挿入する。しかして、前記載皿23を第
8図のように左側に傾斜させたいときには、切替
体18を左側に摺動させて、位置決め突起22を
位置決め溝21aと係合させると、載皿23の左
側の載皿ピン25aはL型の係合溝19の奥に嵌
合するが、載皿23の右側の載皿ピン25bは係
合溝19の上面が開放しているところに上方から
嵌合するため、摺動ピン14を下動させ、上下動
枠13を平行リンク8,8により平行下動させる
と、載皿23のカム面26が固定アーム4の水平
突起7に当接し、載皿23は持ち上げることにな
るが、この場合、左側の載皿ピン25aは係合溝
19の奥に係合して上動しないから、載皿23は
左側の載皿ピン25aを中心に第8図のように傾
斜し、果実を左側に排出する。
しかして、載皿23が果実を乗せたまま、チエ
ーン1に誘導されて前進すると、切替体18の移
動経路内にはその左右両側に交互に押圧体27が
設けられているので、切替体18は押圧体27と
接触して、切替体18を作動させることになる。
すなわち、押圧体27がローラー29のとき
は、ローラー29に切替体18の接合面31が接
合し、この接合押圧により切替体18は右側に自
動的に切替えられて、摺動ピン14が計量機構3
0上を摺動する。このとき載皿23上の果実が選
別したい果実の重量よりも重いときには摺動ピン
14が計量機構30とともに下動して、前記の如
く、載皿23が傾動して果実が右側に排出され
る。このように、順次切替体18は押圧体27に
より左右に切替えられ、その都度計量機構30に
より重量別に選別される。
このような選別作業において、果実が球状物で
ある場合には、底面を案内面Bや傾斜面Cで受け
られるので、載置時の姿勢を安定させることがで
きる。又、長物の場合には、略同高さに設けた横
方向の端縁31部や案内面Bや傾斜面Cで受けら
れるので、球状物と同様に載置姿勢の安定がよい
上、傾斜面Eで載皿23移動方向への移動が規制
され果実の外皮損傷防止を図れる。さらに、載皿
23の上面に設けた平板33で被選別物の衝撃を
緩和し、供給時、排出時何れの場合においても損
傷防止が可能である。しかも、載皿23の中央部
にはくぼみDを設けているので、柿のようなヘタ
がある場合でも安定良く載せることができる。ま
た、1種類の載皿23で、球状物・長物何れの場
合でも安定した姿勢で移送できるので、被選別物
によつて載皿を交換する手間を必要とせず、選別
作業能率の向上を図れると共に、2種類の選果機
も必要とせずコストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
図は、この考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図は載皿の平面図、第2図は第1図のY
−Y断面図、第3図は選果機の側面図、第4図は
その背面図、第5図は挿入溝部の断面図、第6図
は切替体の断面図、第7図は挿入溝と切替体の係
合状態を示す斜視図、第8図は左側排出説明図、
第9図右側排出説明図、第10図は上下動枠の側
面図、第11図はその背面図、第12図は押圧体
の配置図である。 23は載皿、31と32は端縁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 載皿23が移動方向に対して横方向に転倒して
    被選別物を排出するべく構成した選果機におい
    て、該載皿23上面を平面視方形乃至円形状で移
    動方向の端縁32及び横方向の端縁31部から
    夫々中央部に向けて下り傾斜の案内面B乃至傾斜
    面Cを形成すると共に、移動方向の端縁32より
    も横方向の端縁31が下位となり、かつ該横方向
    の両端縁31を側面視略同高さに設け、もつて球
    状物と長物とを共通の載皿にて支持しうる構成と
    してなる選果機における果実・そ菜類等の載皿。
JP1984181668U 1984-11-29 1984-11-29 Expired JPH0427864Y2 (ja)

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JP1984181668U JPH0427864Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

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JP1984181668U JPH0427864Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

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JPS6195712U JPS6195712U (ja) 1986-06-20
JPH0427864Y2 true JPH0427864Y2 (ja) 1992-07-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936020A (ja) * 1982-08-20 1984-02-28 Maki Seisakusho:Kk 選別機用コンベア装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936020A (ja) * 1982-08-20 1984-02-28 Maki Seisakusho:Kk 選別機用コンベア装置

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JPS6195712U (ja) 1986-06-20

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