JPH04275948A - キャナサイトガラスセラミック製品 - Google Patents

キャナサイトガラスセラミック製品

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Publication number
JPH04275948A
JPH04275948A JP3276017A JP27601791A JPH04275948A JP H04275948 A JPH04275948 A JP H04275948A JP 3276017 A JP3276017 A JP 3276017A JP 27601791 A JP27601791 A JP 27601791A JP H04275948 A JPH04275948 A JP H04275948A
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JP
Japan
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glass
na2o
ceramic article
ceramic
cao
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Withdrawn
Application number
JP3276017A
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English (en)
Inventor
Linda R Pinckney
ルース ピンクニー リンダ
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Corning Inc
Original Assignee
Corning Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04275948A publication Critical patent/JPH04275948A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C4/00Compositions for glass with special properties
    • C03C4/02Compositions for glass with special properties for coloured glass
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C10/00Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
    • C03C10/16Halogen containing crystalline phase

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は着色された不透明結晶化
ガラスセラミックに関し、さらに詳しくは、明るくあざ
やかな色のキャナサイト(canasite)ガラスセ
ラミック製品に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスセラミック製品、すなわち結晶化
を行なうために制御された熱処理がなされた前駆ガラス
体は、従来から良く知られている。主結晶相としてキャ
ナサイトの結晶相を有するガラスセラミックは米国特許
第4,386,162号に開示されている。前記キャナ
サイトの特許は酸化物基準の重量%で、約45〜75%
のSiO2 、約8〜30%のCaO、約2.5〜12
%のF、約3〜15%のNa2 O、約0〜20%のK
2 O、約5〜25%のNa2 O+K2 O、約0〜
6%のB2 O3 、約0〜7%のAl2 O3 およ
び約0〜12%のZrO2 から実質的に成る組成の半
透明から不透明ガラスセラミック品を開示している。最
も好ましい組成は約50〜65%のSiO2 、約0〜
3%のB2 O3 、約0〜3%のAl2 O3 、約
15〜24%のCaO、約3〜13%のNa2 O、約
3〜15%のK2 O、約11〜22%のNa2 O+
K2 O、および約0〜8%のZrO2 の分析組成を
有すると記載されていた。
【0003】一般的に、着色剤の添加のない場合、上述
キャナサイトのような不透明ガラスセラミック品は白色
の様相を呈す。コーニングウェア(「CORNING 
 WEAR」)の商標でニューヨーク州コーニングにあ
るコーニング社により販売されているコーニングコード
9608ガラスセラミックは、着色されていない状態に
おいて不透明でクリーミーホワイトを呈するガラスセラ
ミックの1つの例である。
【0004】ガラスセラミックの着色剤は従来からよく
知られ多くの特許の課題とされている。ガラス技術で知
られている典型的な着色剤は、基礎前駆ガラス組成物に
取り込まれ、そして結晶化し、現場で着色ガラスセラミ
ック品を形成する。しかしながら、不透明ガラスセラミ
ックの製造に用いられる色の範囲とあざやかさには限度
がある。例えば、米国特許第4,192,688号は、
異なった色の結晶化基礎ガラスから形成され、主結晶種
としてリチウム含有結晶を有する着色不透明および/ま
たは着色透明、低膨張、結晶化ガラスセラミックを開示
している。前記基礎ガラス組成は、ガラス組成の合計に
基づき、後述重量%の制限において少なくとも後述基礎
成分より成っている: SiO2         :  50〜75Al2 
O3       :  16〜35Li2 O   
     :  3〜5.5着色剤         
 :  0.005〜2核剤            
:  一定しないLi2 O+核剤  :  5.5以
上本文献に記載された不透明ガラスセラミックで得られ
る色は、典型的なやさしいパステル調とペールアース(
pale  earth)調、例えば、ライトブルー、
グリーン、グレーおよびイエロー、に限られる。それゆ
え、やや明るい色が得られる透明なガラスセラミックを
製造するため、本文献は核剤の使用により結晶化の厳密
で注意深い制御を教示している。
【0005】米国特許第4,007,048号は、結晶
相として多くとも50重量%の濃度のβ−石英(クオー
ツ)固溶体および/またはβ−スポジュメンを有するダ
ークレッド透明ガラスセラミックを提供している。前記
ガラスセラミックは酸化物基準の重量%で計算された後
述組成を有する基礎ガラスから形成される:64%のS
iO2 、21.3%のAl2 O3 、3.5%のL
i2 O、0.6%のNa2 O、0.5%のK2 O
、2.5%のBaO、0.2%のCaO、0.1%のM
gO、1.5%のZnO、2.3%のTiO2 、1.
6%のZrO2 、0.65%のMnO2 、0.23
%のFe2 O3 、0.37%のCoO、0.06%
のNiOおよび0.85%のSb2 O3 。この基礎
ガラスは800°〜900℃の温度範囲で熱処理され、
前記ガラスセラミックを形成する。しかしながら、そこ
には本発明による強くあざやかな色彩を有する不透明ガ
ラスセラミック製品について記載されていない。
【0006】米国特許第4,009,042号および第
4,018,612号のような他の特許は、透明ガラス
セラミックの着色剤として遷移金属酸化物の使用を記載
しているが、得られた色を特定しておらず、またそれら
の色を調整する方法も記載していない。さらに、そこに
は強くあざやかな色のガラスセラミックについての記載
もされていない。
【0007】米国特許第4,084,974号は、光吸
収TiO2 ガラスセラミック品の製造方法を記載して
いる。これらの光吸収ガラスセラミック品はβ−スポジ
ュメンおよび/またβ−石英の主結晶相から成る。前記
ガラスセラミックのブルー−ブラックの色彩は、基礎ガ
ラスであるチタン含有リチウムアルミノシリケートガラ
スにガラス還元剤を加えることにより提供される。本発
明は完全に異なる結晶相を有し、色彩を作るために、T
iO2 核剤や加えたTi+4を還元するために必要な
還元剤のいずれの添加も必要としない。
【0008】米国特許第4,211,820号は、光の
透過率を約20〜60%に減少させると十分に断定され
ている透明ガラスセラミックへレッドブラウンの色彩を
与える方法を教示している。前記製品は、一般的にTi
O2 で有核となったLi2 O−Al2 O3 −S
iO2 界の基礎組成を有する。望まれる色彩は最初の
バッチ中にV2 O5 を含有することにより発生させ
られる。しかしながら、この発明は、本発明に開示した
ような明るくあざやかな色彩を呈する不透明ガラスセラ
ミックの記載を何も含んでいない。
【0009】米国特許第4,461,839号は、主結
晶相としてβ−石英またはβ−スポジュメンを含む着色
された、透明、半透明あるいは不透明の各ガラスセラミ
ック製品の製品を教示している。これらの着色ガラスセ
ラミック製品は、実質的にMgOを含まず、重量%で、
63.5〜69%のSiO2 、15〜25%のAl2
 O3 、2.5〜4%のLi2 O、0〜5%のBa
O、0.1〜0.6%のNa2 O、0.1〜0.6%
のK2 O、0〜2%のZnO、0〜5%のBaO、2
〜3%のTiO2 、0.5〜2.5%のZrO2 、
0.4〜0.8%のAs2 O3 および0.05〜0
.1%のFe2O3 から実質的に成る基礎ガラス組成
を有する前駆ガラス品より成形される。望まれる色であ
る、ブラック−ブラウン−レッドおよびグレー−アーモ
ンド−ベージュ−イエローは、約0.5〜3%のTiO
2 ;および0.15%以下のFe2 O3 ;さらに
0.3%以下のV2 O5 、3%以下のCeO2 、
2%以下のCaO、1%以下のWO3 および1.5%
以下のSnO2 から成る群より選択された少なくとも
2つの酸化物の合計0.3〜3%;を含む“カラーパッ
ケージ”の使用により得られる。TiO2 含有量の合
計は2.5%〜6%より大きい範囲にわたり、Fe2 
O3 の含有量の合計は0.05〜0.2%の範囲とな
る。この文献は、本発明では要求されてない反応である
、CaO,CeO2 ,NiO,SnO2 ,V2 O
5 およびWO3 より成る群からの少なくとも2つの
酸化物とともにTiO2 とFe2 O3 間の反応が
必要であることを記載している。さらに、本発明におい
ては明るい色のガラスセラミック製品が色の補力剤(i
ntensifiers)を必要とすることなく得られ
るが、前記文献は発した色の純度を増すためにAs2O
3 の添加を必要とする。
【0010】米国特許第4,526,872号は、製造
方法と同様ライトブラウン色の透明ガラスセラミックを
教示している。これらの着色ガラスセラミック品は、該
ガラスセラミックの基礎ガラス組成において、0.00
1〜0.01%のCoOと0.001〜0.01%のC
r2 O3 から成る0.0025〜0.02%のCo
O+Cr2 O3 を含有することにより、ライトブラ
ウン色を呈する。米国特許第4,786,617号は、
実質的にLi3 Oを含まず、重量%で、約62〜70
%のSiO2 、約2.75〜7%のAl2 O3 、
約11〜16%のMgO、約4.75〜9%のCaO、
約0.5〜3%のNa2 O、約2.5〜5.5%のK
2 O、6.8%より小さいNa2 O+K2 O、約
2〜3.25%のF、約0〜3.5%のBaOおよび約
0〜2.5%のP2 O5 から実質的に成る前駆ガラ
ス組成から成り、主結晶相として、カリウムフルオルリ
ヒテライト(fluorrichterite)および
/またはフルオルマイカ(fluormica)を含有
する不透明ガラスセラミック品の製造を記載している。 この特許はまた、Fe2 O3 ,CeO2 ,CaO
,Cr2 O3 ,CuO,MnO2 ,Na2 Oお
よびV2 O5 のような従来のガラス着色剤の使用を
教示し、特にFe2 O3 のみが前記ガラスセラミッ
クにイエロー色を与えると記載している。これらの着色
剤は、基礎前駆ガラス組成に、典型的に1%より小さく
または1%の量を添加される。しかしながら、これらの
特許のいずれも、本発明の課題事項である強くあざやか
な色を呈するガラスセラミックの開示には至っていない
【0011】米国特許第4,977,110号は、主結
晶相としてβ−スポジュメン固溶体を含むベージュ色ガ
ラスセラミック品を記載している。このガラスセラミッ
クの組成は、酸化物基準の重量%で表わして、66〜7
0%のSiO2 、16.5〜19.5%のAl2 O
3 、2〜4%のLi2 O、1〜5%のMgO、0.
5〜2%のZnO、0〜1%のNa2 O、3.5〜5
.5%のTiO2 、1.5〜2.75%のCeO2 
、0〜1.5%のAs2 O3 、0〜1.2%のFお
よび0〜2.5%のZrO2 から実質的に成る。そこ
には明るい色のガラスセラミックについて言及も教示も
されていない。
【0012】
【発明の目的】建築家や設計家にマーブルのような深味
があると認められているベーシックホワイト色の不透明
キャナサイトガラスセラミックのやわらかな半透明性は
、他の多くの建築材料を超えたこの材料の長所となって
いる。しかしながら、どのような建築用途においても、
ホワイトに加え利用できる強くあざやかな色の広い範囲
を有することは強く望まれる。最も多く販売されている
フロアータイルに行なわれるように、キャナサイトの半
透明性に不透明着色上薬でマスキングをすると、この材
料の特徴を打ち消してしまう。しかしながら、ボディ中
に色をつけ、必要であれば透明な上薬を施すと、あざや
かな色の範囲の条件を満たし、深味の幻影のほとんどを
保持できる。加えて、この方法のもう1つの長所は、タ
イルのような着色ボディへの透明上薬が上薬の厚さの種
々雑多にもかかわらず、またタイルのかき傷やかけ傷に
もかかわらず、色の均一性を提供することである。
【0013】こうして、あざやかではっきりした色の不
透明ガラスセラミックを製造することが強く望まれる。 それゆえ、この特徴を有するガラスセラミックを開示す
ることが、本開示の主な目的の1つとなる。
【0014】
【発明の構成】主結晶相としてキャナサイトを含み、パ
ープル−ブルー−グリーンの範囲の強くあざやかな色を
呈する不透明ガラスセラミック製品は、酸化物基準の重
量%で表わして、約45〜75%のSiO2 、約8〜
30%のCaO、約3.5〜12%のF、約3〜15%
のNa2 O、約0〜20%のK2 O、約5〜25%
のNa2 O+K2 O、約0〜6%のB2 O3 、
約0〜7%のAl2 O3 および約0〜12%のZr
O2 から実質的に成る基礎組成を有する前駆ガラスか
ら調整される。望まれる色は、Cr2 O3 とCo3
 O4 から成る群より選択される成分の少なくとも1
つ以上の約0.02〜1.5%(各成分の最大量は約1
.0%)の添加により、さらに必要に応じてNiOとV
2 O5 から成る群より選択される成分の少なくとも
1つ以上の量が全体的にまたは個別に約0.01〜1.
5%の添加により得られる。
【0015】酸化還元条件が変化すると、色の濃淡や色
合いにおいて微妙な変化が生じる。特に、ガラスの溶融
中に還元が行なわれると、一般的に、酸化条件下で製造
されるキャナサイトガラスセラミックよりは光り輝いて
はいないブルー−グリーン−パープル色を呈するガラス
セラミックが作られる。条件によるこの変化は、バッチ
材料を不純物不含有材料から還元に敏感な不純物(特に
S)を含む材料に変えることにより達成される。酸化還
元条件は、選択的に還元剤もしくは酸化剤のどちらかの
添加により変化する。酸化還元条件の変化による効果は
、コバルト(ブルー)色においてよりもクロム(グリー
ン)色においてより現われる。
【0016】約0.1〜1.0%のNiO着色剤と任意
に約0.001〜0.05%のCr2 O3 を添加し
、同じ基礎前駆ガラス組成を用いることにより、上記に
類似した不透明ガラスセラミック品が作られる。しかし
ながらこれは、強くあざやかなブラック色彩を呈する。
【0017】さらに、溶融中の酸化還元条件はバッチ材
料の不純物の水準により制御され、成りうる色を制御す
る。酸化剤の添加または不純物不含有のバッチを保持す
ることいづれかにより成される酸化条件は、ライトグレ
ーガラスセラミックを作る方法となる。一方、適切な還
元条件、すなわちバッチ材料の不純物または還元剤の添
加は適当な割合でNiO着色剤と結合し、ブラック色ま
たはチャコール色を呈するキャナサイトガラスセラミッ
クを作る。
【0018】イエロー−オレンジ−レッド−ブラウンの
範囲の明るい色を呈する上述ガラスセラミック品に類似
した不透明ガラスセラミック品は上述前駆ガラス組成物
より調整される。望まれる色は穏やかな還元条件下にて
、CaS,SeおよびCdOから成る群より選択される
成分の少なくとも1つ以上を約0.1〜2.5%(各成
分の最大量は約2.0%)添加することにより得られる
。Fe2 O3 もまた、色を微少に変化させるため加
えられる。
【0019】Co−Cr−Niシステムと比較されるよ
うな、これらのガラスセラミックの色の広い範囲は、コ
ロイドスルホセレナイド(sulfoselenide
)結晶の錯体形成、すなわちCdSとCdSeの結晶に
よる。この結晶は熱いガラスが冷却するのを早める。 これらの結晶の割合と酸化状態によりガラスとガラスセ
ラミックの色が決定される。
【0020】前記コロイド材料の3成分全てがガラス溶
融温度にてとても気化しやすいので、Cd−S−Seガ
ラスは酸化によりスルホセレナイド結晶が燃え尽きてし
まわないように注意深く制御した状況下で溶融されなけ
ればならない。キャナサイトガラスセラミックは次の2
つの理由により、この微妙な着色剤システムにとても適
している:(1)酸化状態を作る清澄剤が必要ない、(
2)キャナサイトガラスは低い融点の温度を有する。 Cd−S−Se原子と結合する不純物がないと仮定する
と、とてもゆるやかな還元状態のみが明るい色を作るの
に要求される、すなわち従来必要であった還元剤は必要
としない。しかしながら、還元剤を添加すると、より濃
い色が作られる。不純物の効果および酸化還元状態の変
化は、Cd−S−Se割合の微妙なバランスと酸化状態
のために、Co−Cr−Niシステムにおいてよりも、
この着色剤システムにおいての方がよりはっきりしてい
る。
【0021】
【実施例】本発明を以下の実施例に基づきさらに詳細に
説明する。
【0022】後の表I〜Vは、バッチから計算した酸化
物基準の重量部で表わされ、現場で結晶化されてガラス
セラミック品を作る、いくつかの前駆ガラス組成を列記
している。これらの組成は本発明の組成パラメーターを
説明する。各成分の合計がほぼ100に近いので、便宜
上、記録された値は重量%を示すと考えてよい。
【0023】ガラスを形成するバッチの調整に用いられ
る実際の成分要素は、酸化物または他材料いずれかのど
んな材料も含み、これらの材料はともに溶融されると、
適当な割合で望まれる酸化物に変わる。しかしながら、
原材料においてある酸化物の変化により酸化還元状態は
変えられたり、制御されることに着目しなければならな
い。例えば、この研究に用いられるアラレ石と石灰石の
2つの石灰(CaO)バッチ材料は、純度の水準が異な
る;前記アラレ石は重大な水準の有機油と硫黄を含んで
おり(石灰石には含まれていない)、溶融中に容易に還
元される。それゆえ、還元状態下で溶融するためには、
石灰のバッチ材料はアラレ石であるし;酸化状態または
中性状態下においては、石灰のバッチ材料は石灰石とな
る。また、溶融状態は酸化剤または還元剤のどちらかの
添加により変わる。
【0024】例えば、酸化溶融条件あるいは穏やかな還
元溶融条件を仮定した時に、糖やスターチのような周知
の還元剤を加えると還元条件に変わる。反対の効果、す
なわち酸化条件は、NaNO3 のような周知の酸化剤
を加えることにより、なされる。酸化還元条件における
このような変化は、現在使用されている着色剤システム
に関係なく、最後に呈する色に効果がある。このことは
後に記載する。
【0025】適切なバッチ成分をボールミル粉粋し、5
00ccのプラチナ製あるいはシリカ製のるつぼを用い
て電気炉で溶融した。シリカ製のるつぼのみ、硫化カド
ミウムあるいはセレンを含む組成を有した。ガラスを3
〜4時間、1300°〜1325℃にて溶融し、その溶
融中前記ガラスをかくはんし、均一色を確保した。各る
つぼから溶融したガラスをステンレス鋼のプレートに注
ぎ、3インチ×3インチ(7.6cm×7.6cm)の
パテ(patty)を作り、その後475〜500℃で
アニールした。これらのパテを後述のスケジュールに従
ってセラミック化した;(1)300℃/時間の速度で
870℃に昇温し、(2)870℃で1〜2時間保持し
、(3)炉の冷却する速度で冷却した。上記熱処理にお
いて重要ではない変更を行なったが、最終の色において
の効果はなにも観察されなかった。
【0026】上記ガラス溶融および形成工程は実験規模
のみに行なわれることが理解されよう。別の言い方をす
ると、上記ガラスを、商業的大規模なガラス溶融および
形成設備を用いて、溶融し、形成することができ、研究
所の活動に制限されない。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】表Iは、接着剤組成の機能としてCdS−
Se−CdO着色剤システムを用いて得られた広い範囲
の明るいガラスセラミック色を示す。サンプル1〜18
は全て還元条件下、すなわちアラレ石の石灰源を有する
が酸化剤は皆無の状態で溶融したものであり、これらの
適切で穏やかな還元状態下で作られ、得られる色範囲、
イエロー−レッド−オレンジ−ブラウン、を説明する。
【0030】
【表3】
【0031】表IIは、酸化還元条件において穏やかな
還元条件から酸化条件に変化させた時にガラスセラミッ
クにおよぼす「顕著な」効果を示す。酸化還元の変化は
酸化剤NaNO3 の添加、あるいはアラレ石の石灰源
のような還元に対し敏感なバッチ材料の添加によって成
し遂げられる。表IIよると、2つのサンプル19と2
4は、NaNO3 の添加によって作られた望まれない
酸化条件下で溶融したものだが、ペールベージュ色を呈
している。
【0032】
【表4】
【0033】表III は、Co3 O4 −Cr2O
3 着色剤システムを用いて得られる色の範囲を示す。 そこにはまた、次の事項が含まれている:(1)酸化剤
、NaNO3 のバッチへの添加の有無、および(2)
バッチ材料として加えられたCaO源はアラレ石か石灰
石のどちらのものか。サンプル25と26は同じ基礎組
成と着色剤組成であるが、それぞれ酸化条件下と還元条
件下で溶融したものであり、それぞれパープリッシュブ
ルー色とネイビー色を呈した。言い換えると、この酸化
還元条件における変化の効果は、CdS−Se−CdO
システムにおけるほど厳密ではない。色の傾向/影が変
化するだけである。
【0034】
【表5】
【0035】表IVにおいて、サンプル33〜38は、
NiO着色剤システムを用いた時、バッチ源の不純物水
準が増大した結果としての一般的な色傾向を説明する。 これらのサンプルは、石灰石のCaO源を有しNaNO
3 を含まず、量が増大する不純物Sを含む。すなわち
、前駆ガラスを溶融する間に生じる還元の量において、
サンプルからサンプルへと不純物Sの量が増大する。こ
の増大を、過多のSを含む物質のバッチへの添加により
制御する。例えば、サンプル36はナトリウム源として
、硫化ナトリウムのSを含み、表IVが示すように他の
サンプルはそれに似た添加物を含む。サンプル38は最
も過多のSを含み/溶融中に最も著しい還元を生じ、理
想的な条件下で形成された。それゆえ強い、ブライトブ
ラック色のガラスセラミックが形成された。
【0036】サンプル39および40を、酸化条件下で
のガラスセラミックの製造の逆の結果を示すために表I
Vに加えた。両サンプルは、還元反応に敏感なアラレ石
のCaOとしての同一のCaO源と同様にNiO着色剤
も同じ割合含む。しかし、サンプル40は含まないが、
サンプル39は酸化剤NaNO3を含む。サンプル40
は、NiO着色剤を適当な割合含み、還元条件下で形成
されたものであり、強いビビドブラック色のガラスセラ
ミックとなる。
【0037】
【表6】
【0038】
【表7】
【0039】表Vは、ここに開示されたキャナサイトガ
ラスセラミックが、同じ着色剤システムを用た他の異な
るガラスセラミックを超えた色の特色を有することを説
明する。サンプル41,44および46はK−リヒテラ
イトガラスセラミックであり、米国特許第4,608,
348号にて開示された前駆ガラス組成を有し、一方サ
ンプル42,45および47は周知でありNY.コーニ
ングにあるコーニング社のコーニングウェア(「COR
NING  WARE」)にて販売され、米国特許3,
157,522号に開示されている前駆ガラスを有する
。 これらのガラスセラミックの比較サンプルは、それぞれ
の特許の概要に述べられた説明に従って調整された。
【0040】サンプル27,41および42の比較にお
いて、全てが0.05%のCo3 O4 −0.05%
のCr2 O3 着色剤システムを含んでいるが、サン
プル27のキャナサイトが明るく鮮明な色(ライトパー
プル−ダスティーブルーに対しティール)を呈した唯一
のガラスセラミックである。同様な結果は、0.35%
のCdS−0.50%のSe(サンプル21,46およ
び47)着色剤システムおよび0.01%のCr2O3
 −0.05%のNiO(サンプル43,44および4
5)着色剤システムにおいて、それぞれミディアムレッ
ドに対しライトピンク−ホワイトおよびチャコールに対
しホワイト−ホワイトと明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】  穏やかに還元された状態で、イエロー
    −オレンジ−レッド−ブラウンの範囲の強くあざやかな
    色彩を呈し、主結晶相としてキャナサイト結晶を含む不
    透明ガラスセラミック品において、該ガラスセラミック
    品が酸化物基準の重量%で表わして、約45〜75%の
    SiO2 、約8〜30%のCaO、約3.5〜12%
    のF、約3〜15%のNa2 O、約0〜20%のK2
     O、約5〜25%のNa2 O+K2 O、約0〜6
    %のB2 O3 、約0〜7%のAl2 O3 、約0
    〜12%のZrO2 および合計約0.1〜2.5%の
    、各成分の最大量が約2.0%であるCdS,Se,C
    dOから成る群より選択される成分の少なくとも1つ以
    上から実質的に成ることを特徴とするガラスセラミック
    製品。 【請求項2】  パープル−ブルー−グリーンの範囲の
    強くあざやかな色彩を呈し、主結晶相としてキャナサイ
    ト結晶を含む不透明ガラスセラミック品において、該ガ
    ラスセラミック品が酸化物基準の重量%で表わして、約
    45〜75%のSiO2 、約8〜30%のCaO、約
    3.5〜12%のF、約3〜15%のNa2 O、約0
    〜20%のK2 O、約5〜25%のNa2 O+K2
     O、約0〜6%のB2 O3 、約0〜7%のAl2
     O3 、約0〜12%のZrO2 、さらに合計約0
    .02〜15%の、各成分の最大量が約1.0%である
    Cr2 O3 とCo3 O4 から成る群より選択さ
    れる成分の少なくとも1つ以上から実質的に成ることを
    特徴とするガラスセラミック製品。 【請求項3】  還元された状態で、強くあざやかなブ
    ラックの色彩を呈し、主結晶相としてキャナサイト結晶
    を含む不透明ガラスセラミック品において、該ガラスセ
    ラミック品が酸化物基準の重量%で表わして、約45〜
    75%のSiO2 、約8〜30%のCaO、約3.5
    〜12%のF、約3〜15%のNa2 O、約0〜20
    %のK2 O、約5〜25%のNa2O+K2 O、約
    0〜6%のB2 O3 、約0〜7%のAl2 O3 
    、約0〜12%のZrO2 および、必要に応じて約0
    .001〜0.05%のCr2 O3 とともに、約0
    .01〜10%のNiOから実質的に成ることを特徴と
    するガラスセラミック製品。 【請求項4】  前記組成が約50〜65%のSiO2
     、約15〜24%のCaO、約5〜9%のF、約3〜
    13%のNa2 O、約3〜15%のK2 O、約11
    〜22%のNa2 O+K2 O、約1〜3%のB2 
    O3 、約0〜3%のAl2 O3 および約0〜8%
    のZrO2 から実質的に成ることを特徴とする請求項
    1記載の不透明ガラスセラミック製品。 【請求項5】  前記組成が合計約0.01〜1.5%
    のNiOとV2 O5 から成る群より選択される成分
    の少なくとも1つ以上を必要に応じて含むことを特徴と
    する請求項2記載の不透明ガラスセラミック製品【請求
    項6】  前記組成が約50〜65%のSiO2 、約
    15〜24%のCaO、約5〜9%のF、約3〜13%
    のNa2 O、約3〜15%のK2 O、約11〜22
    %のNa2 O+K2 O、約1〜3%のB2 O3 
    、約0〜3%のAl2 O3 および約0〜8%のZr
    O2 から実質的に成ることを特徴とする請求項2記載
    の不透明ガラスセラミック製品。 【請求項7】  前記組成が約50〜65%のSiO2
     、約15〜24%のCaO、約5〜9%のF、約3〜
    13%のNa2 O、約3〜15%のK2 O、約11
    〜22%のNa2 O+K2 O、約1〜3%のB2 
    O3 、約0〜3%のAl2 O3 および約0〜8%
    のZrO2 から実質的に成ることを特徴とする請求項
    3記載の不透明ガラスセラミック製品。
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