JPH04275657A - 分散型エディタにおけるテキスト表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、分散型エディタにおけ
るテキスト表示方式に関し、特にホストコンピュータの
テキストファイルと、端末装置のテキスト表示機能を有
するＣＲＴ端末装置とを用いるエディタの機能を、ホス
トコンピュータと端末装置とに分散させた分散型エディ
タにおいて、テキストをホストコンピュータから端末装
置に送信した際のテキスト表示方式に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の分散型エディタにおける
テキスト表示方式では、端末装置で先に受信したテキス
トをＣＲＴ端末装置に表示してから、次のテキストをホ
ストコンピュータに要求し、そのテキストを受信し表示
を行うというように、送受信と表示の同期をとりながら
テキストの表示を行っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の分散型
エディタにおけるテキスト表示方式では、受信したテキ
ストをＣＲＴ端末装置に表示してから、次のテキストを
ホストコンピュータに要求して同期をとりながら、テキ
ストの受信及び表示を行っていたので、表示するテキス
トが多くなるに従ってテキストの受信及び表示に時間が
多くかかり、結果としてホストコンピュータから端末装
置へのテキストの送信に時間が多くかかるという欠点を
有していた。

【０００４】本発明の目的は、大量のテキストをホスト
コンピュータから端末装置に送信するときに、テキスト
の受信及びＣＲＴ端末装置への表示に要する時間を短縮
させることができ、結果としてホストコンピュータから
端末装置へのテキストの送信時間を短縮することができ
る分散型エディタにおけるテキスト表示方式を提供する
ことにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の分散型エディタ
におけるテキスト表示方式は、ホストコンピュータのテ
キストファイルと、端末装置のテキスト表示機能を有す
るＣＲＴ端末装置とを用いるエディタの機能を、前記ホ
ストコンピュータと端末装置とに分散させ、前記ホスト
コンピュータ側にホスト側エディタを有し、前記端末装
置側に端末側エディタを有した分散型エディタにおける
テキスト表示方式において、前記ホスト側エディタが、
（Ａ）前記ホストコンピュータのオペレーティングシス
テムで用意され、前記テキストファイルの複数のテキス
トを前記端末装置へ送信するホスト側非同期通信入出力
手段、（Ｂ）前記ホスト側非同期通信入出力手段を制御
し、前記ホスト側非同期通信入出力手段に前記テキスト
を連続的に出力するテキスト管理手段、を備え、前記テ
キストファイルの複数のテキストを前記ホストコンピュ
ータから前記端末装置へ連続的に送信するとき、前記ホ
スト側非同期通信入出力手段が、前記ホストコンピュー
タから端末装置へのテキストの送信完了通知を待たない
で制御を前記テキスト管理手段に戻し、前記端末側エデ
ィタが、（Ｃ）前記端末装置のオペレーティングシステ
ムで用意され、前記テキストを前記ホストコンピュータ
から連続的に受信する端末側非同期通信入出力手段、（
Ｄ）前記ホストコンピュータから送信されたテキストを
、前記端末側非同期通信入出力手段から交互に受信する
第１及び第２の受信バッファ、（Ｅ）前記端末側非同期
通信入出力手段を制御し、前記ホスト側エディタから送
信されてきたテキストを、前記第１及び第２の受信バッ
ファから交互に読み出し出力するテキスト受信手段、（
Ｆ）前記送信されてきたテキストを表示するＣＲＴ端末
装置、（Ｇ）前記端末装置のオペレーティングシステム
で用意され、前記テキストを受信して前記ＣＲＴ端末装
置に表示させる非同期ＣＲＴ表示手段、（Ｈ）前記非同
期ＣＲＴ表示手段を制御し、前記テキスト受信手段から
出力された前記テキストを受信し、前記テキストの前記
ＣＲＴ端末装置での表示を前記非同期ＣＲＴ表示手段に
要求するテキスト表示手段、を備え、前記端末側非同期
通信入出力手段が、前記テキストを前記ホストコンピュ
ータから受信するとき、前記テキストの受信完了通知を
待たないで制御を前記テキスト受信手段に戻し、前記非
同期ＣＲＴ表示手段が、前記テキストの表示完了通知を
待たないで制御を前記テキスト表示手段に戻すように構
成されている。

【０００６】

【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。

【０００７】図１は、本発明の分散型エディタにおける
テキスト表示方式の一実施例を示すブロック図である。

【０００８】本実施例の分散型エディタにおけるテキス
ト表示方式は、図１に示すように、ホストコンピュータ
のホスト側エディタ１、端末装置の端末側エディタ２か
ら構成されている。

【０００９】また、ホスト側エディタ１は、テキストフ
ァイル１２、ホストコンピュータのオペレーティングシ
ステム（図示せず）で用意され、テキストファイル１２
の複数のテキストを端末装置へ送信するホスト側非同期
通信入出力手段３、ホスト側非同期通信入出力手段３を
制御し、ホスト側非同期通信入出力手段３にテキストを
連続的に出力するテキスト管理手段１１から構成されて
いる。

【００１０】また、端末側エディタ２は、端末装置のオ
ペレーティングシステム（図示せず）で用意され、テキ
ストをホストコンピュータから連続的に受信する端末側
非同期通信入出力手段４、受信されたテキストを、端末
側非同期通信入出力手段４から交互に受信する第１及び
第２の受信バッファ２３，２４、端末側非同期通信入出
力手段４を制御し、ホスト側エディタ２から送信されて
きたテキストを、第１及び第２の受信バッファ２３，２
４から交互に読み出し出力するテキスト受信手段２２、
送信されてきたテキストを表示するＣＲＴ端末装置５、
端末装置のオペレーティングシステムで用意され、テキ
ストを受信してＣＲＴ端末装置５に表示させる非同期Ｃ
ＲＴ表示手段６、非同期ＣＲＴ表示手段６を制御し、テ
キスト受信手段２２から出力されたテキストを受信し、
テキストのＣＲＴ端末装置５での表示を非同期ＣＲＴ表
示手段６に要求するテキスト表示手段２１から構成され
ている。

【００１１】次に、動作を説明する。

【００１２】図１において、ホスト側エディタ１では、
テキスト管理手段１１がテキストファイル１２からテキ
ストを読み出し、ホスト側非同期通信入出力手段３にテ
キストの端末装置への送信を要求する。

【００１３】ホスト側非同期通信入出力手段３は、テキ
スト管理手段１１からテキストの送信要求を受けると、
テキストの端末装置への送信処理を開始するとともに、
テキストの送信完了通知を待たないでテキスト管理手段
１１に制御を戻す。

【００１４】これにより、テキスト管理手段１１による
テキストファイル１２からのテキスト読み出し処理と、
ホスト側非同期通信入出力手段３によるテキスト送信処
理とは非同期に並行して行われることになり、ホスト側
エディタ１は、テキストファイル１２の複数のテキスト
を連続して端末装置に送信することができる。

【００１５】端末側エディタ２では、テキスト受信手段
２２がホストコンピュータから送信されてくるテキスト
を、端末側非同期通信入出力手段４を用いて第１の受信
バッファ２３と、第２の受信バッファ２４とに交互に受
信する。テキスト受信手段２２による受信が開始された
ら、端末側非同期通信入出力手段４は、テキストの受信
完了通知を待たないで、テキスト受信手段２２に制御を
戻してしまう。制御を戻されたテキスト受信手段２２は
、受信したテキストをテキスト表示手段２１に送出する
。

【００１６】テキスト表示手段２１は、テキスト受信手
段２２から受信したテキストのＣＲＴ端末装置５への表
示を、非同期ＣＲＴ端末装置６に要求する。テキスト表
示手段２１から、テキストのＣＲＴ端末装置５への表示
要求を受けた非同期ＣＲＴ表示手段６は、テキストのＣ
ＲＴ端末装置５への表示処理を開始するとともに、表示
処理が開始されたら、テキストの表示完了通知を待たな
いでテキスト表示手段２１に制御を戻す。

【００１７】これにより、端末側非同期通信入出力手段
４により、第１の受信バッファ２３，第２の受信バッフ
ァ２４のいずれか一方の受信バッファに受信テキストが
書き込まれているときには、テキスト受信手段２２とテ
キスト表示手段２１とを介して非同期ＣＲＴ表示手段６
により、他方の受信バッファからは、既に書き込まれた
前のテキストが読み出され、ＣＲＴ端末装置５への表示
が行われるので、受信されたテキストの一方の受信バッ
ファへの書き込みと、他方の受信バッファに既に書き込
まれた前のテキストの読み出しとが非同期に並行して行
われることになり、ホストコンピュータから連続して送
信されてきた複数のテキストをＣＲＴ端末装置５に連続
して出力することができる。

【００１８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の分散型エ
ディタにおけるテキスト表示方式は、ホストコンピュー
タのテキストファイル上の複数のテキストを、端末装置
に連続して送信して端末側エディタで受信するときに、
ホストコンピュータからのテキストを、受信完了通知を
待たないで制御を戻す機能を有する端末側非同期通信入
出力手段を用いて、二つの受信バッファに交互に受信す
るとともに、二つの受信バッファに受信されたテキスト
を、テキストの表示完了通知を待たないで制御を戻す機
能を有する非同期ＣＲＴ表示手段を用いて、ＣＲＴ端末
装置に表示することにより、受信したテキストをＣＲＴ
端末装置に表示しながら並行してテキストを受信するこ
とができ、大量のテキストをホストコンピュータから端
末装置に送信する際のテキストの受信及びＣＲＴ端末装
置への表示に要する時間を短縮させることができ、結果
としてホストコンピュータから端末装置へのテキストの
送信時間を短縮することができるという効果を有してい
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の分散型エディタにおけるテキスト表示
方式の一実施例を示すブロック図である。

【符号の説明】

１　　　　ホスト側エディタ ２　　　　端末側エディタ ３　　　　ホスト側非同期通信入出力手段４　　　　端
末側非同期通信入出力手段５　　　　ＣＲＴ端末装置 ６　　　　非同期ＣＲＴ表示手段 １１　　　　テキスト管理手段、 １２　　　　テキストファイル ２１　　　　テキスト表示手段 ２２　　　　テキスト受信手段 ２３　　　　第１の受信バッファ ２４　　　　第２の受信バッファ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ホストコンピュータのテキストファイ
   ルと、端末装置のテキスト表示機能を有するＣＲＴ端末
   装置とを用いるエディタの機能を、前記ホストコンピュ
   ータと端末装置とに分散させ、前記ホストコンピュータ
   側にホスト側エディタを有し、前記端末装置側に端末側
   エディタを有した分散型エディタにおけるテキスト表示
   方式において、前記ホスト側エディタが、（Ａ）前記ホ
   ストコンピュータのオペレーティングシステムで用意さ
   れ、前記テキストファイルの複数のテキストを前記端末
   装置へ送信するホスト側非同期通信入出力手段、（Ｂ）
   前記ホスト側非同期通信入出力手段を制御し、前記ホス
   ト側非同期通信入出力手段に前記テキストを連続的に出
   力するテキスト管理手段、を備え、前記テキストファイ
   ルの複数のテキストを前記ホストコンピュータから前記
   端末装置へ連続的に送信するとき、前記ホスト側非同期
   通信入出力手段が、前記ホストコンピュータから端末装
   置へのテキストの送信完了通知を待たないで制御を前記
   テキスト管理手段に戻し、前記端末側エディタが、（Ｃ
   ）前記端末装置のオペレーティングシステムで用意され
   、前記テキストを前記ホストコンピュータから連続的に
   受信する端末側非同期通信入出力手段、（Ｄ）前記ホス
   トコンピュータから送信されたテキストを、前記端末側
   非同期通信入出力手段から交互に受信する第１及び第２
   の受信バッファ、（Ｅ）前記端末側非同期通信入出力手
   段を制御し、前記ホスト側エディタから送信されてきた
   テキストを、前記第１及び第２の受信バッファから交互
   に読み出し出力するテキスト受信手段、（Ｆ）前記送信
   されてきたテキストを表示するＣＲＴ端末装置、（Ｇ）
   前記端末装置のオペレーティングシステムで用意され、
   前記テキストを受信して前記ＣＲＴ端末装置に表示させ
   る非同期ＣＲＴ表示手段、（Ｈ）前記非同期ＣＲＴ表示
   手段を制御し、前記テキスト受信手段から出力された前
   記テキストを受信し、前記テキストの前記ＣＲＴ端末装
   置での表示を前記非同期ＣＲＴ表示手段に要求するテキ
   スト表示手段、を備え、前記端末側非同期通信入出力手
   段が、前記テキストを前記ホストコンピュータから受信
   するとき、前記テキストの受信完了通知を待たないで制
   御を前記テキスト受信手段に戻し、前記非同期ＣＲＴ表
   示手段が、前記テキストの表示完了通知を待たないで制
   御を前記テキスト表示手段に戻すように構成されたこと
   を特徴とする分散型エディタにおけるテキスト表示方式
   。